JPH08155870A - 産業用ロボットの作動方法 - Google Patents

産業用ロボットの作動方法

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Publication number
JPH08155870A
JPH08155870A JP30353894A JP30353894A JPH08155870A JP H08155870 A JPH08155870 A JP H08155870A JP 30353894 A JP30353894 A JP 30353894A JP 30353894 A JP30353894 A JP 30353894A JP H08155870 A JPH08155870 A JP H08155870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
industrial robot
robot
sensor
industrial
Prior art date
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Pending
Application number
JP30353894A
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English (en)
Inventor
Masaya Yamamoto
雅也 山本
Shinoki Mori
紫乃喜 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業対象ワークの表面状態や産業用ロボット
の移動速度やセンサの感度等により左右されることなく
作業対象ワークの存在を確認でき、産業用ロボットが誤
動作をする恐れのない産業用ロボットの作動方法を提供
する。 【構成】 作業対象ワーク4に対して相対的に移動する
産業用ロボット1、2にセンサ13、23を設け、セン
サ13、23により作業対象ワーク4の存在を確認する
ことにより産業用ロボット1、2を作動させる産業用ロ
ボットの作動方法において、複数台の産業用ロボット
1、2を使用し、各産業用ロボット1、2のセンサ1
3、23による情報を照合し作業対象ワーク4の存在を
確認して産業用ロボット1、2を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば溶接ロボットの
ような産業用ロボットの作動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平5−345285
号公報に記載されているように、作業対象ワークに対し
て相対的に移動する産業用ロボットにセンサが設けら
れ、センサにより作業対象ワークの存在を確認すること
により産業用ロボットを作動させる産業用ロボットの作
動方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平5−345285号公報記載の産業用ロボットの
作動方法においては、作業対象ワークの表面が汚れてい
たりすると反射式センサでは作業対象ワークの存在を確
認できないことがあり、又、産業用ロボットの移動速度
が過大であるとセンサによって作業対象ワークの存在を
確認できないことがあり、産業用ロボットの移動速度が
過小であるとセンサによって作業対象ワークの存在を確
認できても生産性が上がらない欠点があり、又、センサ
の感度が悪い場合にも作業対象ワークの存在を確認でき
ないことがある。このようにセンサによって作業対象ワ
ークの存在を確認できない場合には産業用ロボットが正
常に稼働しないことになる。
【0004】本発明は、従来の産業用ロボットの作動方
法における叙上のような問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記の問題を解決し、
作業対象ワークの表面状態や産業用ロボットの移動速度
やセンサの感度等により左右されることなく作業対象ワ
ークの存在を確認でき、産業用ロボットが誤動作をする
恐れのない産業用ロボットの作動方法を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明産業用ロボットの作動方法は、作業対象ワ
ークに対して相対的に移動する産業用ロボットにセンサ
を設け、センサにより作業対象ワークの存在を確認する
ことにより産業用ロボットを作動させる産業用ロボット
の作動方法において、複数台の産業用ロボットを使用
し、各産業用ロボットのセンサによる情報を照合し作業
対象ワークの存在を確認して産業用ロボットを作動させ
ることを特徴とするものである。
【0006】本発明において、産業用ロボットとして
は、特に限定されるものではなく、例えば、溶接ロボッ
ト、塗装ロボット、孔開けロボット等を上げることがで
きる。
【0007】本発明において、産業用ロボットに設けら
れるセンサとしては、作業対象ワークの存在を確認する
ことができるものであれはど特に限定されるものではな
く、例えば、反射式センサや磁気センサ等が使用でき
る。
【0008】
【作用】本発明産業用ロボットの作動方法においては、
複数台の産業用ロボットを使用し、各産業用ロボットの
センサによる情報を照合し作業対象ワークの存在を確認
して産業用ロボットを作動させるものであるから、セン
サによる作業対象ワークの存在検知の信頼性は大幅に向
上し、作業対象ワークの表面状態や産業用ロボットの移
動速度やセンサの感度等により左右されることなく作業
対象ワークの存在を確認でき、産業用ロボットが誤動作
をする恐れがない。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明産業用ロボットの作動方法の一実施態様を
示す斜視図である。図1において、1、2は溶接ロボッ
ト(産業用ロボット)であり、溶接ロボット1、2は2
条のレール3、3の上を走行する台車11、21により
往復移動できるようになっている。溶接ロボット1、2
のアーム12、22の先端部付近には反射式光電センサ
13、23が設けられ、アーム12、22の先端部には
溶接ユニット14、24が設けられている。
【0010】4は作業対象ワークであって具体的にはユ
ニット住宅の床フレームであり、床フレーム4は平行な
2本のC型鋼からなる梁41、41の間に複数本の小梁
42、42・・が架設されるものであり、各小梁42、
42・・の先端にはC型鋼からなる取付片43が取付け
られている。各小梁42、42・・はコンクリート基礎
の一定位置に150mm間隔を隔てて設置された溝形の
位置決め治具5に嵌合固定されており、取付片43に溶
接ロボット2により梁41を溶接しようとするものであ
る。尚、44は梁41の両端に設けられたジョイントピ
ースである。
【0011】2条のレール3、3は床フレーム4の梁4
1、41の側方に設けられ、先ず一方の溶接ロボット1
の台車11がレール3を上を走行し、そのセンサ13に
より小梁42の存在を検知確認すると、台車11は直ち
に停止し、その位置から最も近い150mmの倍数の位
置に移動し、小梁42のセンターの位置に停止し、そこ
で確認信号を図示しない制御装置に送信すると、他方の
溶接ロボット2の台車11がレール3を上を走行し、一
方の溶接ロボット1の対向位置に移動させ、他方の溶接
ロボット2のセンサ23が小梁42の存在を検知確認し
た場合には溶接作業を開始するようになっている。
【0012】もし、一方のセンサ13が小梁42の存在
を検知確認しても他方のセンサ23が小梁42の存在を
検知確認しない場合には、溶接作業は開始されず一方の
溶接ロボット1の台車11がレール3上を走行し、次の
小梁42を探索するようになっている。
【0013】叙上のような図1に示す装置により本発明
産業用ロボットの作動方法の一実施態様を図4について
順を追って以下説明する。図4は本発明産業用ロボット
の作動フロー図であり、図4に示すように、先ず一方の
溶接ロボット1のセンサ13を作動させ、センサ13が
小梁42を検知確認する迄レール3を移動させる。
【0014】そのセンサ13により小梁42の存在を検
知確認すると、台車11は直ちに停止し、その位置から
最も近い150mmの倍数の位置に移動し、小梁42の
センターの位置に停止させる。次いで、他方の溶接ロボ
ット2を一方の溶接ロボット1の対向位置に移動させ、
他方の溶接ロボット2のセンサ23を作動させ、他方の
溶接ロボット2のセンサ23も小梁42の存在を確認す
れば溶接作業を開始する。
【0015】もし、他方の溶接ロボット2のセンサ23
が小梁42の存在を確認しなければ溶接作業を開始する
ことなく、一方の溶接ロボット1は他の小梁42を探索
すべく移動する。その後、一方の溶接ロボット1のセン
サ13が他の小梁42の存在を検知確認すれば、同様に
他方の溶接ロボット2を移動させ、他方の溶接ロボット
2のセンサ23も小梁42の存在を確認すれば溶接作業
を開始する。
【0016】もし、他方の溶接ロボット2のセンサ23
が小梁42の存在を確認しなければ溶接作業を開始する
ことなく、一方の溶接ロボット1は他の小梁42を探索
すべく移動する。以下同様の作業を繰り返す。
【0017】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は図示の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更は本発明に含まれる。
【0018】例えば、図示の実施例においては、2個の
産業用ロボットを使用した例であるが、本発明において
は、3個以上の産業用ロボットを使用してもよい。又、
図示の実施例においては、2本の梁に複数本の小梁が梯
子状に取付けられる普通の床ユニット4の製造に本発明
方法を適用した例であるが、本発明方法においては、普
通の床ユニットのみならず、例えは、図5に示すよう
に、2本の梁41の間の小梁42の間に梁41と平行な
小梁43が設けられ、梁41と平行な小梁45が設けら
れ、一方の梁41と平行小梁45との間に短い小梁46
が設けられた玄関床ユニットや、図6に示すように、2
本の梁41と平行小梁45と間に短い小梁46が設けら
れたサニタリー床ユニットや、図7に示すように、2本
の梁41の間に長い平行小梁45が設けられ、長い平行
小梁45と一方の梁41との間に短い小梁46が設けら
れた階段床ユニットに適用してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明産業用ロボットの作動方法におい
ては、複数台の産業用ロボットを使用し、各産業用ロボ
ットのセンサによる情報を照合し作業対象ワークの存在
を確認して産業用ロボットを作動させるものであるか
ら、センサによる作業対象ワークの存在検知の信頼性は
大幅に向上し、作業対象ワークの表面状態や産業用ロボ
ットの移動速度やセンサの感度等により左右されること
なく作業対象ワークの存在を確認でき、産業用ロボット
が誤動作をする恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明産業用ロボットの作動方法の一実施態様
を示す斜視図。
【図2】図1に示す作業対象ワークの設置状態を示す斜
視図。
【図3】図1に示す作業対象ワークの平面図。
【図4】本発明産業用ロボットの作動方法の作業フロー
図。
【図5】作業対象ワークの他の例を示す平面図。
【図6】作業対象ワークの更に他の例を示す平面図。
【図7】作業対象ワークの更に他の例を示す平面図。
【符号の説明】
1 一方の作業ロボット(溶接ロボット) 11、21 走行台 12、22 アーム 13、23 センサ 14、24 溶接ユニット 2 他方の作業ロボット(溶接ロボット) 3 レール 4 作業対象ワーク(床フレーム) 41 梁 42 小梁 43 取付片 5 治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業対象ワークに対して相対的に移動す
    る産業用ロボットにセンサを設け、センサにより作業対
    象ワークの存在を確認することにより産業用ロボットを
    作動させる産業用ロボットの作動方法において、複数台
    の産業用ロボットを使用し、各産業用ロボットのセンサ
    による情報を照合し作業対象ワークの存在を確認して産
    業用ロボットを作動させることを特徴とする産業用ロボ
    ットの作動方法。
JP30353894A 1994-12-07 1994-12-07 産業用ロボットの作動方法 Pending JPH08155870A (ja)

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JP30353894A JPH08155870A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 産業用ロボットの作動方法

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JP30353894A JPH08155870A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 産業用ロボットの作動方法

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JPH08155870A true JPH08155870A (ja) 1996-06-18

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JP30353894A Pending JPH08155870A (ja) 1994-12-07 1994-12-07 産業用ロボットの作動方法

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