JP3856934B2 - ロック機構付き流体圧シリンダ - Google Patents

ロック機構付き流体圧シリンダ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体圧シリンダに対してピストンロッド掴持して該ロッドを任意停止状態に保持するためのロック機構を付設したロック機構付きの流体圧シリンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流体圧シリンダに内蔵してピストンロッドを任意の位置で停止させるロック機構として、従来から、内周面をテーパ面としたテーパリングによりボールを介してブレーキシューをピストンロッドに圧接する形式のものが既に知られている。このロック機構は、ブレーキスプリングにより上記テーパリングをブレーキ作動方向に付勢し、ボールを介してピストンロッドをロックし、ロック開放用の空気圧で駆動されるリリースピストンにより上記テーパリングをロック開放側に保持するものである。
【0003】
このようなロック機構付きの流体圧シリンダは、シリンダを空気圧で駆動するばかりでなく、上記ロック機構の開放を空気圧で行うため、バルブによって給排を制御される空気圧配管の複数をそれに接続する必要があり、その場合に、多数の流体圧シリンダをコントロールするバルブ群を一括配置してコントローラで制御するときは、流体圧シリンダに複数の空気圧配管を接続するだけでよいが、流体圧シリンダを単独で使用する場合や、どのバルブがどの流体圧シリンダを制御するのかを明確にしたい場合、あるいはロック機構等の応答性を高める必要があるなどには、流体圧シリンダ上にバルブを搭載するのが望ましい。
【0004】
しかしながら、上述したロック機構付きの流体圧シリンダでは、そのロック機構を内蔵するシリンダのロッド側のカバーに、ピストンを駆動するための空気圧を給排するロッド側のシリンダポートや、ピストンを緩衝停止させるためのクッションバルブを設ける必要があるばかりでなく、上記ロック機構によるピストンロッドのロックを開放するための空気圧を供給するロック開放ポート、当該ロック開放用の空気圧を供給することができなくなった場合に、手動でピストンロッドのロックを開放できるようにするための手動開放用操作子などを設ける必要があり、更にこのシリンダを任意の機械装置に取り付けるためのブラケットを固定する必要もあり、しかも、ロック機構をできるだけ小型化することも要求されるため、ロック機構を内蔵したシリンダのロッド側カバーに上記バルブの搭載領域を確保することが困難になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、上記ロック機構付き流体圧シリンダにおいて、ロック機構を内蔵したシリンダのロッド側カバーに上記バルブの搭載領域を確保可能にすることにある。
また、本発明の他の技術的課題は、ロック機構の応答性及びブレーキ力の安定性等においてすぐれたロック機構付き流体圧シリンダを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、シリンダポートを通してピストンの両側の圧力室に圧縮空気を給排することにより駆動されるシリンダに、ピストンロッドを掴持することにより該ロッドをロックするロック機構を付設したロック機構付き流体圧シリンダにおいて、次のような構成を採用したことを特徴としている。
【0007】
即ち、上記シリンダの一端に設けたロッドカバ−と、該ロッドカバ−と一体化したエンドカバーとによりロック機構用カバーを構成し、該ロック機構用カバー内に、ピストンロッドを掴持してそれを停止させるブレーキシューを内側に保持し、それにブレーキ力を作用させるシューホルダーを、ピストンロッドの軸線方向への移動を拘束して保持させ、上記ロック機構用カバー内にリリースピストンを摺動自在に嵌挿して、このリリースピストンにおける上記シリンダ側の面に、上記シューホルダーの周囲に位置するテーパリングの端面を当接させ、且つこのテーパリングの周囲において該リリースピストンにブレーキスプリングを作用させると共に、該リリースピストンの上記シリンダとは反対の側に圧力室を区画形成し、上記テーパリングには、その内側面にリリースピストン側が大径のテーパ面を形成し、シューホルダーの周囲とこのテーパ面との間に、リテーナにより保持させて多数のボールを配設し、該リテーナを、それに保持されたボールがテーパリングの内面に当接する方向に予圧用スプリングで付勢し、更に、上記ロック機構用カバーに、外側からの手動操作でリリースピストンを圧力室側から押圧する手動開放用操作子を設けることにより、上記ロック機構を構成している。
【0008】
更に、このロック機構を備えたロック機構付き流体圧シリンダにおいて、ロック機構用カバーにおけるシリンダ側に、ピストンを駆動するための圧縮空気を給排するシリンダポートを設け、該ロック機構用カバーにおけるそれとは反対の側に、上記圧力室に通じるロック開放ポートを開設すると共に、上記手動開放用操作子を設け、上記ロック機構用カバー上におけるシリンダポートの近辺及びロック開放ポートの周囲に、該ポートを通じて供給する圧縮空気を制御するためのバルブを搭載するための平面状の搭載領域を確保している。
【0009】
このような本発明のロック機構付き流体圧シリンダは、ロック開放ポートからリリースピストンの一側の圧力室に圧縮空気を供給すると、その駆動力によってリリースピストンがブレーキスプリングの付勢力に抗して駆動され、この状態では、テーパリングがボールに圧接しなくなるので、ブレーキシューによるピストンロッドの締付けは開放され、ロック機構によるピストンロッドのロックが解除される。ロック開放ポートから圧力室内の圧縮空気を排出すると、リリースピストンがブレーキスプリングの付勢力により圧力室側に復帰せしめられ、それに伴ってテーパリングのテーパ面がボールに圧接し、このボールからシューホルダーを介してブレーキシューをピストンロッドに押し付け、該ピストンロッドがロックされる。
【0010】
そして、リリースピストンをロック機構用カバーの外端側に設け、且つ、該リリースピストンを駆動する圧力室をその外端側に設けているので、ロック機構用カバー上においては、ピストンを駆動するための圧縮空気を給排するシリンダポートや、ピストンを緩衝停止させるためのクッションバルブはシリンダに近い位置に設置し、ピストンロッドのロックを開放するための圧縮空気を供給するロック開放ポート及び手動開放用操作子は上記カバーにおける外端側に設置することができ、そのためロック機構用カバー上に上記ポート等が分散配置できるので、上記ロック機構用カバー上におけるシリンダポートやロック開放ポートの周囲にシリンダやロック機構の動作を制御するバルブを搭載するための平面状の領域を確保し、それらのバルブを設置することが可能になる。その結果、流体圧シリンダを単独で使用する場合や、バルブと流体圧シリンダの対応関係を明確にしたい場合、あるいはロック機構等の応答性を高める必要がある場合などに有利なロック機構付きシリンダを得ることができる。
【0011】
また、上記ロック機構においては、ブレーキシューとシューホルダーを、ロック機構用カバー内においてラジアル方向にスライド可能に設けると共に、テーパリング及びリテーナもラジアル方向にフローティング状態にし、リテーナの周囲にはボールを収容する2列の多数の収容ポケットを設けて、リリースピストン側の収容ポケットに大径のボールを、反対側の収容ポケットに小径のボールをそれぞれ収容し、該リテーナにおける2列のボール収容ポケットの外周の一側に設けたV溝に弾性リングを巻着して、各ボールの脱落を防止すると共に、ボールをシューホルダーの外周に接触する方向に付勢させることができ、これにより、ピストンロッドの偏心に追従し、ピストンロッドに対してバランスのよいブレーキ力を作用させることができるばかりでなく、応答性及び安定性においてすぐれたブレーキ力を作用させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4は、本発明に係るロック機構付き流体圧シリンダの実施例を示している。このロック機構付き流体圧シリンダにおいて、シリンダ1は、シリンダチューブ2と、その両端に取り付けたロッドカバー3及びヘッドカバー4と、上記チューブ2内に摺動自在に嵌入されたピストン5と、このピストン5に連結され、ロッドカバー3を通して外部に導出したピストンロッド6とを備え、ロッドカバー3及びヘッドカバー4に設けたシリンダポート8,9を通して、ピストン5の両側の圧力室に対する圧縮空気の給排を行うものである。
【0013】
また、上記シリンダ1においては、ピストン5を緩衝的に停止させるエアクッション機構を備えている。即ち、上記ピストンロッド6上におけるピストン5の両側にクッションリング11,12を嵌着し、ロッドカバー3及びヘッドカバー4には、このクッションリング11,12がピストンロッド6と共に各ストロークエンドで嵌入する凹部13,14を形成し、それらの凹部の口縁部に、クッションリング11,12が該凹部13,14に嵌入したときに該クッションリング11,12との間をシールするクッションパッキン15,16を嵌着している。ピストン5の両側の圧力室に対して圧縮空気の給排を行うシリンダポート8,9は、上記凹部13,14を通じて各圧力室に連通するものであり、また、上記圧力室には、図2及び図3に示すクッションバルブ17,18を通してシリンダポート8,9に連通する図示しないクッション用流路を開設している。
【0014】
上記シリンダ1に付設するロック機構20は、上記ロッドカバー3と一体化してロック機構用カバー21を形成するエンドカバー22を備え、そのカバー21内の中心に、上記シリンダ1のピストンロッド6をシールを介して気密に貫通させ、それを外部に導出している。上記ロック機構用カバー21、即ち上記ロッドカバー3及びエンドカバー22は、ヘッドカバー4と共に、図3及び図4からわかるように、ほぼ四角筒状に形成したものであり、これにより周囲を平面状に形成し、後述するバルブの搭載を容易にするものである。
【0015】
ロッドカバー3とエンドカバー22との間においてピストンロッド6を掴持してそれを停止させるブレーキシュー24,24は、ピストンロッド6に被着する円筒状部材の一部に割りを設けることにより、縮径可能に構成したものであり、そのブレーキシュー24を内側に保持してそれにブレーキ力を作用させるシューホルダー25にも同様な割りを設けて縮径可能とし、その内周面において上記ブレーキシュー24,24を収容保持させている。このブレーキシュー24とシューホルダー25は、ピストンロッドの軸線方向(スラスト方向)の移動を拘束するために、ロッドカバー3の軸孔周辺部とエンドカバー22に保持させたピストンガイド26との間に収容したものであるが、ラジアル方向にはスライド可能に収容している。
【0016】
上記ピストンガイド26は、その周面をリリースピストン28がシールを介して気密に摺動する摺動面として、平滑に形成され、エンドカバー22の内周面と上記ピストンガイド26との間に、リリースピストン28を気密に、且つ摺動自在に嵌挿している。このリリースピストン28は、シリンダ1側(ロッドカバー3側)の面に、該シリンダ側に伸びて上記シューホルダーの周囲に位置する単一のテーパリング30の端面を当接させ、さらに、このテーパリング30の周囲において、該テーパリングに装着した止め輪とロッドカバー3側のばね受け部との間にブレーキスプリング31を縮設し、このブレーキスプリング31によりリリースピストン28をエンドカバー22側に、即ち、ブレーキ作動方向に付勢している。上記テーパリング30は、その内側面にリリースピストン28側が大径のテーパ面を形成したもので、このテーパリング30もラジアル方向には拘束せず、端面をテーパリング30に当接してフローティング状態にしている。
【0017】
また、リリースピストン28の上記シリンダ1とは反対の側、即ちリリースピストン28とエンドカバー22との間には、圧力室33を区画形成し、この圧力室33に圧縮空気を送入して、リリースピストン28を上記スプリング31の付勢力に抗してロッドカバー3側に付勢(ロックを開放)するため、上記エンドカバー22には、圧力室33に連通するロック開放ポート34(図2)を開設している。なお、リリースピストン28とロッドカバー3との間の空間は、ロッドカバー3に設けた図示しない呼吸ポートにより外部に開口させている。
【0018】
上記シューホルダー25の周囲にボール36a,36bを保持するリテーナ38は、その周囲にそれらのボール36a,36bを収容する2列の多数の収容ポケット38a,38bを設けて、リリースピストン28側の収容ポケット38aに大径のボール36aを、反対側の収容ポケット38bに小径のボール36bをそれぞれ収容し、各ポケット38a,38b内において、そこに収容したボール36a,36bをシューホルダー25の表面に接触させると共に、テーパリング30の内面に接離状態に対向させている。上記リテーナ38は、一体のものとして合成樹脂で成形することにより、ボール間ピッチを一定にして、ボールを正確に配列させることが可能になる。
【0019】
また、上記リテーナ38における2列のポケット38a,38bの外周の一側にはそれぞれV溝を設け、該溝の周囲に弾性リング40a,40bを巻着して、各ボールの脱落を防止すると共に、大小のボールを常にシューホルダー25の外周に接触する方向に付勢している。さらに、上記リテーナ38及びそれに保持されたボール36a,36bは、該リテーナとテーパリング30の内周溝に装着した止め輪との間に縮設している円錐コイル状の予圧用スプリング41で、テーパリング30の内面に押圧する方向に付勢している。
【0020】
停電その他の事故等により、圧縮空気源から圧縮空気が供給されない状態において、手動でピストンロッド6のロックを開放できるようにするため、図1及び図4に詳細に示すように、エンドカバー22の外側からの操作でリリースピストン28を圧力室33側から押圧する手動開放用操作子45を設けている。この手動開放用操作子45は、エンドカバー22の外部に気密に突出して市販の工具で回転できる操作頭45aと、圧力室33内において上記操作頭45aの回転によりリリースピストン28を押圧するカム45bとを備えたものであり、操作頭45aの回転によりカム45bでリリースピストン28を押圧している間はピストンロッド6のロックを開放するが、上記回転を停止した時には、ブレーキスプリング31の付勢力によってカム45bが原位置に復帰し、再びロック機構が作動するように構成している。
【0021】
上述したように、ロック機構用カバー21上には、図2に明瞭に示すところのピストン5を駆動するための圧縮空気を給排するロッド側のシリンダポート8、ピストン5を緩衝停止させるためのクッションバルブ17、ピストンロッド6のロックを開放するための圧縮空気を供給するロック開放ポート34、及び当該ロック開放用の圧縮空気を供給することができなくなった場合に操作する手動開放用操作子45などを設けるが、上記リリースピストン28をエンドカバー22側に設け、さらに該リリースピストン28を駆動するための圧縮空気が供給される圧力室33をロック機構用カバー21の外端側に設けているので、ロック開放ポート34及び手動開放用操作子45は必然的にエンドカバー22における外端側に設けることになり、シリンダポート8及びクッションバルブ17は、ロッドカバー3におけるシリンダチューブ2に近い位置に設けることになる。
【0022】
そのため、ロック機構用カバー21上に上記ポート等が分散配置されることになり、上記ロック機構用カバー21、即ち上記ロッドカバー3及びエンドカバー22をほぼ四角筒状に形成したことと関連し、ロック機構用カバー21上におけるシリンダポート8やロック開放ポート34の周囲に、シリンダ1やロック機構20の動作を制御するバルブを搭載するための平面状の領域47,48が確保され、そこにバルブを搭載することができる。その結果、流体圧シリンダを単独で使用する場合や、バルブと流体圧シリンダの対応関係を明確にしたい場合、あるいはロック機構等の応答性を高める必要がある場合などに有利になる。このような問題は、ヘッドカバー4についても同様である。なお、上記バルブの搭載領域を確保するに際し、このロック機構付き流体圧シリンダを任意の機械装置等に取り付けるためのブラケットの固定をも考慮すると、下面側や両端カバーの端面などは利用することが困難であり、また、ポート8,34から離れた位置は不適切である。
【0023】
図中、50はテーパリング30がリリースピストン28により押圧されたときに圧接するダンパー、51はシリンダチューブ2とロッドカバー3及びヘッドカバー4を結合するタイロッド、52は同タイロッドナット、53はロッドカバー3とエンドカバー22とを連結する締付けボルトを示している。
【0024】
次に、上記ロック機構付き流体圧シリンダの動作について説明する。
図1は、ロック開放ポート34を通じて圧力室33にロック開放用の圧縮空気を送入した状態を示している。この状態では、圧力室33に供給された圧縮空気がブレーキスプリング31の付勢力に抗してリリースピストン28を押圧し、ロッドカバー3側のストロークエンドまで駆動するので、テーパリング30がダンパー50に圧接され、リテーナ38もその端部がロッドカバー3に圧接される。この状態では、テーパリング30がリテーナ38に保持されたボール36a,36bに圧接しないので、ブレーキシュー24によるピストンロッド6の締付けは解除され、ロック機構20によるロッド6のロックは解除されている。
【0025】
この状態でロック開放ポート34から圧力室33内の圧縮空気を排出すると、リリースピストン28がブレーキスプリング31の付勢力により圧力室33側に復帰せしめられ、それに伴ってテーパリング30の内面がボール36a,36bに圧接し、これらのボールを介してブレーキシュー24がロッド6に押し付けられる。この場合に、リリースピストン28とテーパリング30を別体として、該テーパリング30をラジアル方向に拘束せず、フローティング状態に保ち、またブレーキシュー24とシューホルダー25もラジアル方向にスライド可能に設けているので、ピストンロッド6の偏心に追従し、ピストンロッド6に対してバランスのよいブレーキ力を作用させることができる。さらに、上記リテーナ38及びそれに保持されたボール36a,36bに対して予圧用スプリング41で予圧を掛けておくことにより、ピストンロッド6とブレーキシュー24並びにシューホルダー25とのクリアランスを極小にすると共に、ブレーキ時にシューホルダー25上を滑ることなく、確実な転動が得られ、瞬時にブレーキを作用させることが可能になる。
【0026】
上記ロック機構付き流体圧シリンダにおいては、その機構上、ピストンロッド6が突出する方向に対するブレーキ力が反対方向のブレーキ力よりも大きくなる傾向を示すが、図示したシリンダ1のように、ピストンロッド6が片側に突出したものでは、ピストン5両側の圧力室の面積差に基づいてピストンロッド6の突出側の駆動力が大きくなるので、上記ロック機構20は、このピストンの駆動力にも対応したものとなる。但し、本発明はピストンの片側にピストンロッドが突出しているものに限るものではない。
【0027】
なお、上記ロック機構付き流体圧シリンダにおいては、テーパリング30を単一の部材により構成してその加工精度をできるだけ高め、また、シューホルダー25の加工精度(表面粗さ、真円度、円筒度)を上げ、テーパリング30の傾斜角度は、摩擦角度以上に形成することが望まれる。
【0028】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明のロック機構付き流体圧シリンダによれば、ロック機構を内蔵したシリンダのロック機構用カバーに、シリンダ及びロック機構の動作を制御するためのバルブの搭載領域を確保することができ、流体圧シリンダを単独で使用する場合や、バルブと流体圧シリンダの対応関係を明確にしたい場合、あるいはロック機構等の応答性を高める必要がある場合などに有利になる。また、ロック機構の応答性及びブレーキ力の安定性等においてすぐれた流体圧シリンダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック機構付き流体圧シリンダの実施例を示す断面図である。
【図2】上記実施例の平面図である。
【図3】上記実施例の手動開放用操作子の構成を示す部分横断面図である。
【図4】上記実施例のクッションバルブの構成を示す部分横断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ
5 ピストン
6 ピストンロッド
8,9 シリンダポート
17,18 クッションバルブ
20 ロック機構
21 ロック機構用カバー
22 エンドカバー
24 ブレーキシュー
25 シューホルダー
28 リリースピストン
30 テーパリング
31 ブレーキスプリング
33 圧力室
34 ロック開放ポート
36a,36b ボール
38 リテーナ
40a,40b 弾性リング
41 予圧用スプリング
45 手動開放用操作子
47,48 バルブ搭載領域

Claims (2)

  1. シリンダポートを通してピストンの両側の圧力室に圧縮空気を給排することにより駆動されるシリンダに、ピストンロッドを掴持することにより該ロッドをロックするロック機構を付設したロック機構付き流体圧シリンダにおいて、
    上記シリンダの一端に設けたロッドカバ−と、該ロッドカバ−と一体化したエンドカバーとによりロック機構用カバーを構成し、
    ロック機構用カバー内に、ピストンロッドを掴持してそれを停止させるブレーキシューを内側に保持し、それにブレーキ力を作用させるシューホルダーを、ピストンロッドの軸線方向への移動を拘束して保持させ、上記ロック機構用カバー内にリリースピストンを摺動自在に嵌挿して、このリリースピストンにおける上記シリンダ側の面に、上記シューホルダーの周囲に位置するテーパリングの端面を当接させ、且つこのテーパリングの周囲において該リリースピストンにブレーキスプリングを作用させると共に、該リリースピストンの上記シリンダとは反対の側に圧力室を区画形成し、上記テーパリングには、その内側面にリリースピストン側が大径のテーパ面を形成し、シューホルダーの周囲とこのテーパ面との間に、リテーナにより保持させて多数のボールを配設し、該リテーナを、それに保持されたボールがテーパリングの内面に当接する方向に予圧用スプリングで付勢し、更に、上記ロック機構用カバーに、外側からの手動操作でリリースピストンを圧力室側から押圧する手動開放用操作子を設けることにより、上記ロック機構を構成し、
    上記ロック機構用カバーにおけるシリンダ側に、ピストンを駆動するための圧縮空気を給排するシリンダポートを設け、該ロック機構用カバーにおけるそれとは反対の側に、上記圧力室に通じるロック開放ポートを開設すると共に、上記手動開放用操作子を設け、
    上記ロック機構用カバー上におけるシリンダポートの近辺及びロック開放ポートの周囲に、該ポートを通じて供給する圧縮空気を制御するためのバルブを搭載するための平面状の搭載領域を確保した、
    ことを特徴とするロック機構付き流体圧シリンダ。
  2. 請求項1に記載のロック機構付き流体圧シリンダにおいて、
    ブレーキシューとシューホルダーを、ロック機構用カバー内においてラジアル方向にスライド可能に設けると共に、テーパリング及びリテーナもラジアル方向にフローティング状態にし、
    リテーナの周囲にはボールを収容する2列の多数の収容ポケットを設けて、リリースピストン側の収容ポケットに大径のボールを、反対側の収容ポケットに小径のボールをそれぞれ収容し、該リテーナにおける2列のボール収容ポケットの外周の一側に設けたV溝に弾性リングを巻着して、各ボールの脱落を防止すると共に、ボールをシューホルダーの外周に接触する方向に付勢させた、
    ことを特徴とするロック機構付き流体圧シリンダ。
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