JP3380055B2 - 流体圧シリンダのロック装置 - Google Patents

流体圧シリンダのロック装置

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JP3380055B2
JP3380055B2 JP19903794A JP19903794A JP3380055B2 JP 3380055 B2 JP3380055 B2 JP 3380055B2 JP 19903794 A JP19903794 A JP 19903794A JP 19903794 A JP19903794 A JP 19903794A JP 3380055 B2 JP3380055 B2 JP 3380055B2
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    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/26Locking mechanisms
    • F15B15/262Locking mechanisms using friction, e.g. brake pads

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧シリンダのロッ
ク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体圧シリンダは、停電や事故等によっ
て流体圧が低下したり喪失したりした場合に、負荷の自
重等によってロッドが移動すると、作業者にとって危険
なばかりでなく作業機器を破損する恐れがあるので、こ
れらの場合にロッドをロックするロック装置が取付けら
れている。上記流体圧シリンダのロック装置として偏心
カムを使用したものが、特開平3−66905号公報に
おいて提案されている。このロック装置は、ロッドの両
側に設けた複数の偏心カムと、ブレーキばねで付勢され
たブレーキピストンを有するブレーキシリンダとを備
え、ブレーキシリンダに供給された流体圧の排出により
ブレーキピストンをロッドの軸方向に駆動し、これによ
りこれらの偏心カムを回転させてロッドを把持するもの
である。
【0003】上記既提案のロック装置は、流体圧の排出
によってブレーキピストンが作動するので、流体圧が低
下または喪失した場合にロッドを把持することができる
という利点を有するが、ロッドの軸方向に往復動するブ
レーキピストンによってロック装置の軸方向長さが長く
なって大形になるという問題がある。特に、ロッドを駆
動及び復帰の両方向においてロックする場合には、上記
ロック装置の2組を軸方向に直列に設置する必要がある
ので、ロック装置が一層大形になる。また、ブレーキピ
ストンや偏心カムの製作誤差等により、複数の偏心カム
によるロッドの把持力が各カム毎に異なることがあり、
これを調整することが難しいという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、小形コンパクトでしかも大きな制動
力が得られる流体圧シリンダのロック装置を提供するこ
とにある。また、本発明が解決しようとする第2の課題
は、制動力の調整が容易な流体圧シリンダのロック装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るため、本発明は、流体圧シリンダのロッドを把持して
停止させる流体圧シリンダのロック装置において、上記
ロック装置が、ボディの凹部に挿入されたシューホルダ
と、該シューホルダに装着された上記ロッドを把持する
ためのブレーキシューと、シューホルダを押圧して縮径
させる押圧部材とを備え、上記シューホルダが、軸方向
のスリットを有するシュー装着孔と、上記スリットの両
側から延出する支点片、及びこれよりも長さが長い作用
片とを備え、上記ブレーキシューが、軸方向のスリット
を有し上記シュー装着孔に拡縮径可能に装着されてお
り、上記押圧部材が、回転により上記作用片を押圧して
シューホルダ及びブレーキシューを縮径させる偏心カム
と、該偏心カムを回転させるための揺動可能なブレーキ
アームとを備え、該ブレーキアームの先端を、上記凹部
の放射方向に設けた開口からボディ外に突出させたこと
を特徴としている。
【0006】また、同様の課題を解決するため、上記ロ
ック装置におけるボディのブレーキアームの突出面に、
該ブレーキアームの揺動方向とほぼ平行にブレーキシリ
ンダを取付け、上記ブレーキシリンダが、上記ブレーキ
アームを偏心カムによる作用片の押圧方向に揺動させる
ための、ブレーキばねによって付勢されたブレーキピス
トンを備えていること;または、これらのロック装置に
おける偏心カムのカム面に、作用片を押圧するための転
がり軸受を設けたことを特徴としている。
【0007】さらに、第2の課題を解決するため、上記
各流体圧シリンダのロック装置におけるボディが、シュ
ーホルダの支点片に対して進退可能な位置調整ねじを備
え、該位置調整ねじの進退により作用片と偏心カムとの
間隙を調整可能としたことを特徴としている。
【0008】
【作用】ブレーキアームを所定の方向に揺動して押圧部
材を回転すると、該押圧部材の偏心カムがシューホルダ
の作用片を押圧するので、該シューホルダのシュー装着
孔及びこれに挿入したブレーキシューが、スリットによ
り縮径してロッドを把持する。ブレーキアームを上記方
向と反対方向に揺動して、押圧部材の偏心カムを反対の
方向に回転させると、偏心カムによる作用片の押圧が解
除されるので、シュー装着孔及びブレーキシューが元の
状態に復帰してロッドの把持が解除される。
【0009】上記押圧部材、シューホルダ及びブレーキ
シューは、その位置において回転または拡縮径して軸方
向に移動しないこと、及びロッドの駆動及び復帰の両方
向においてロッドをロックできることとによって、ロッ
ク装置の軸方向長さが短くなるので、ロック装置を小形
コンパクトなものにすることができる。また、支点片に
比べて作用片の長さが長く、かつ偏心カムの偏心率に比
べてブレーキアームの長さが長いので、小形でありなが
らロッドの把持力を大きくすることができる。
【0010】ボディにブレーキシリンダを取付けた場合
は、ブレーキシリンダに供給した圧力流体を排出すると
ブレーキばねの付勢力によってブレーキピストンが復帰
し、これによりブレーキアームが所定の方向に回転して
偏心カムをシューホルダの作用片に圧接させる。また、
ブレーキシリンダに圧力流体を供給すると、ブレーキピ
ストンが駆動して偏心カムを上記方向と反対の方向に回
転させるので、偏心カムによる作用片の押圧が解除され
る。したがって、流体圧が低下または喪失すると、ロッ
ク装置が作動してロッドを把持することができる。この
場合、ブレーキシリンダを、ボディのブレーキアームの
突出面に、ブレーキアームの揺動方向とほぼ平行に取付
けたので、ブレーキシリンダによってロック装置の軸方
向長さが長くなることはない。
【0011】また、偏心カムのカム面に転がり軸受ベア
リングを設けたために、偏心カムと作用片との間の滑り
による力の損失がないので、これによってもロッドの把
持力を大きくすることができる。さらに、位置調整ねじ
の進退によってシューホルダの作用片と偏心カムとの間
隙を調整できるので、ロック装置の構成部品の製作誤差
に基づく把持力のばらつきを、きわめて容易に調整する
ことができる。また、各部の摩耗等によってロッドの把
持力が低下したときは、位置調整ねじを突出する方向に
回転させて把持力を復元することができる。
【0012】
【実施例】図は本発明の実施例を示し、このロック装置
は、ボディ1と、カバー2と、これらの一側面に取付け
られたブレーキシリンダ3とを備え、ボディ1は、カバ
ー2側が開口するほぼ円形の凹部5と、該凹部5の底部
中心部分に開設した軸方向の開口6(図2参照)、及び
放射方向に開設した開口7とを有し、凹部5及び開口7
を覆う上記カバー2には、凹部5とほぼ同径、同心の軸
方向の開口8(図2参照)が形成されている。
【0013】上記凹部5内には、ボディ1、及びボディ
1とカバー2との間に設けたスラストワッシャ9,9
(図2参照)によって、シューホルダ10が回転可能に
挿入されている。図5に詳細を示す上記シューホルダ1
0は、ブレーキシュー11を装着するためのほぼ円形の
シュー装着孔12と、軸方向のスリット13と、スリッ
ト13両側のシュー装着孔10の直径とほぼ平行に延び
る支点片14、及びこれより長さが長い作用片15とを
備え、シュー装着孔12はスリット13によって拡縮径
可能とされている。円筒状の上記ブレーキシュー11
は、軸方向のスリット17と、交互に反対方向から形成
された軸方向の割溝18,・・とを備えている(図5参
照)。そして、シューホルダ10とブレーキシュー11
は、押圧片15が押圧されるとスリット13と17及び
割溝18,・・とによって縮径し、押圧力が解除される
と弾性により拡径して、元の状態に復帰するものとして
構成されている。
【0014】ボディ1における開口7の一側とカバー2
のこれと対向する箇所には、ローラベアリング20,2
0が設けられており、これらのベアリングに、押圧部材
を構成する偏心カム21のシャフト22,22が回転自
在に挿入されている。上記偏心カム21は、シャフトに
対して偏心しているカム面21aと、該カム面21aの
外周に嵌着したローラベアリング23と、拡径部21b
に取付けた放射方向のブレーキアーム24とを備え、所
定方向への回転によりローラベアリング23が作用片1
5を押圧してシュー装着孔12を縮径させるもので、ブ
レーキアーム24の先端部21aは開口7からボディ1
外に突出している。ボディ1における支点片14に対向
する箇所には、位置調整ねじ25が螺着されている。こ
の位置調整ねじ25は、回転によりボディ1に対して進
退させて、作用片15とローラベアリング23間の間隙
を調整するもので、その位置はロックナット26によっ
て固定される。
【0015】ブレーキシリンダ3は、ボディ1における
開口7の開口面に、ブレーキアーム24の揺動方向と平
行な方向に取付けられている。このブレーキシリンダ3
は、圧縮空気の供給によってブレーキピストン28をブ
レーキばね29の付勢力に抗して駆動させ、圧縮空気の
排出によってブレーキばね29がブレーキピストン28
を復帰させる単動シリンダとして構成され、ブレーキピ
ストン28に設けた溝30に、ブレーキアーム24の先
端部24aが挿入されている。上記先端部24aにおけ
るブレーキピストン28の移動方向両側面は、円弧状と
してブレーキアーム24を揺動可能としているが(図1
参照)、これと直交する両面は平面として(図3参照)
溝30の側壁に当接させ、これによってブレーキピスト
ン28の回転を防止している。また、ブレーキシリンダ
3のシリンダ31には、ブレーキアーム24を揺動させ
るための開口31aと、ブレーキピストン28の位置を
外部から目視するための点検窓31bとが開設されてお
り、点検窓31bは透明または半透明のカバー32によ
って閉鎖されている。
【0016】図1中の符号34は、流体圧シリンダへの
取付け時にブレーキピストン28を固定するための固定
ボルト、図4中の符号36,36は、ブレーキピストン
28に設けた磁石35の近接によって信号を出力する近
接スイッチで、シリンダ31の一側面に形成した取付溝
31c,・・に、移動可能でかつ任意の位置に固定可能
に取付けられている。
【0017】上記実施例は、ボディ1及びカバー2に、
ブレーキシュー11をシュー装着孔12に装着したシュ
ーホルダ10と、偏心カム21とを組み込み、カバー2
を通して取付ねじ(図示省略)をボディ1のねじ孔1
a,1aに螺着してこれらを組み付け、次いで、開口7
から突出するブレーキアーム24の先端部24aをブレ
ーキピストン28の溝30に挿入して、ブレーキシリン
ダ3を取付ねじ(図示省略)によってボディ1とカバー
2とに取付けることにより組み立てられる(図1参
照)。この場合、位置調整ねじ25をボディ1に対して
進退させて、シューホルダ10の凹部5に対する設置姿
勢を変えることにより、作用片15とローラベアリング
23間の間隙を調整することができる。したがって、シ
ューホルダ10及び偏心カム21等に製作誤差があって
も、この誤差を吸収することができる。
【0018】上記ロック装置は、図2に示すように、開
口8と6及びブレーキシュー11に流体圧シリンダ40
のロッド41を遊嵌し、ボディ1とカバー2をこれらに
設けた取付孔を通る取付ボルト44,・・(図4参照)
によって流体圧シリンダ40のロッドカバー42に取付
けて使用される。したがって、ロック装置のない既存の
流体圧シリンダに取付けることができる。しかしなが
ら、上記ロック装置は、取付ボルト以外の他の周知の手
段によって取付けることができる。
【0019】ロック装置を流体圧シリンダ40に取付け
るときに、ブレーキピストン28にブレーキばね29の
付勢力が作用していると、ロック装置がロッド41をロ
ックする状態になるために作業性が悪くなるが、上記ロ
ック装置は、固定ボルト34でブレーキピストン28が
固定されてロック状態にならないので、取付け作業が容
易である。ロック装置の流体圧シリンダ40への取付け
完了後は、固定ボルト34を外してブレーキピストン2
8を往復動可能とすることは勿論である。
【0020】ポート37からブレーキシリンダ3に圧縮
空気を供給すると、ブレーキピストン28が図1におい
て右動するので、偏心カム21に取付けたローラベアリ
ング23は作用片15に当接している。したがって、シ
ューホルダ10には押圧力が作用しないので、流体圧シ
リンダ40のロッド41は自由に往復動することができ
る。ブレーキシリンダ3の圧縮空気を排出すると、ブレ
ーキばね29の付勢力によりブレーキピストン28が図
において左動してブレーキアーム24を時計方向に揺動
させるので、偏心カム21に取付けたローラベアリング
23が作用片15を押圧し、これによってシュー装着孔
12及びブレーキシュー11が押圧されて、ブレーキシ
ュー11がロッド41を圧接して把持する。したがっ
て、ロッド41を駆動及び復帰の両方向の任意の位置に
おいて把持することができる。また、ローラベアリング
23が回転しながら作用片15を押圧するので、カム面
の滑りによる作用片の押圧と異なり、偏心カム21によ
る押圧力の損失を小さくすることができる。
【0021】何らかの原因によって空気圧が低下または
喪失すると、負荷(図示省略)の重量等によってロッド
41が移動しようとするが、空気圧の低下または喪失に
よりブレーキピストン28がブレーキばね29の付勢力
で復帰して、ブレーキアーム24を所定の方向(図示の
例では時計方向)に揺動させることにより、偏心カム2
1のローラベアリング23が作動片15を押圧するの
で、ブレーキシュー11によってロッド37が把持され
る。したがって、空気圧が低下または喪失した場合にロ
ッド41を把持することができる。また、ブレーキシリ
ンダ3のシリンダ31に、ブレーキピストン28の位置
を目視するための点検窓31bを設けたので、ブレーキ
シリンダ3の運転状況を外部において知ることができ
る。しかしながら、ブレーキシリンダ3は省略すること
ができ、この場合は、開口7から突出するブレーキアー
ム24を手等によって揺動させて、作用片15を押圧す
る。
【0022】上記実施例は、偏心カム21、シューホル
ダ10及びブレーキシュー11がその位置において回転
または拡縮径して軸方向に移動しないこと、及びブレー
キピストン28が軸方向と直交する方向に移動すること
とによって、ロック装置の軸方向長さが短くなるので、
小型でコンパクトのものとすることができる。また、シ
ューホルダ10の作用片15の長さが支点片14より長
いこと、偏心カム21の偏心量に比べてブレーキアーム
24の長さが長いこと、及び偏心カム21がローラベア
リング23によって転がりながら作用片15を押圧する
こととにによって、小形でコンパクトなものでありなが
ら、大きな力でロッド41を把持することができる。さ
らに、位置調整ねじ25によって、シューホルダ10や
偏心カム21の製作誤差等による把持力のばらつきをき
わめて容易に調整することができる。また、各部の摩耗
等によってロッド41の把持力が低下したときは、該ね
じ25を突出する方向に回転させることにより、把持力
を復元させることができる。
【0023】図6は上記偏心カムの変形例を示し、この
偏心カム50におけるローラベアリング51は、外輪が
軸方向中間が僅かに高い円弧面とされている。この偏心
カム50は、ローラベアリング51の外輪を円弧面とし
たことによって、該カム50と作用片15の被押圧面と
の平行度のばらつきを吸収することができる。したがっ
て、ローラベアリング50の偏荷重が吸収されてその寿
命を長くすることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明における流体圧シリンダのロック
装置は、ブレーキアームの所定方向への揺動により回転
する偏心カムが、支点片より長さが長い作用片を押圧し
てシューホルダのシュー装着孔及びこれに装着したブレ
ーキシューを縮径させるので、ロッドの駆動及び復帰の
両方向への移動を任意の位置において該ロッドをロック
することができ、しかも軸方向に移動する部材がないの
で、全体を小形でコンパクトなものとすることができ
る。また、転がり軸受を介して作用片を押圧するので、
カム面の滑り摩擦による押圧に比べて、力の損失を小さ
くすることができる。
【0025】さらに、位置調整ねじの進退によりシュー
ホルダの姿勢を変更して、作用片と偏心カム間の間隙を
調整できるので、構成部品の製作誤差による把持力のば
らつきをきわめて容易に調整することができ、また、組
み付け時にはシューホルダがボディに固定されていない
から、流体圧シリンダへの組付けが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部を示す平面図である。
【図2】流体圧シリンダに取付けた状態を示す縦断正面
図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】偏心カムの側面図である。
【図5】シューホルダとブレーキシューの分解斜視図で
ある。
【図6】偏心カムの変形例の側面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 3 ブレーキシリンダ 10 シューホルダ 11 ブレーキシュー 12 シュー装着孔 13,17 スリット 14 支点片 15 作用片 21,50 偏心カム 23,51 ローラベアリング 24 ブレーキアーム 25 位置調整ねじ 40 流体圧シリンダ 41 ロッド
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 49/10 - 49/12 F15B 15/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体圧シリンダのロッドを把持して停止さ
    せる流体圧シリンダのロック装置において、 上記ロック装置が、ボディの凹部に挿入されたシューホ
    ルダと、該シューホルダに装着された上記ロッドを把持
    するためのブレーキシューと、シューホルダを押圧して
    縮径させる押圧部材とを備え、 上記シューホルダが、軸方向のスリットを有するシュー
    装着孔と、上記スリットの両側から延出する支点片、及
    びこれよりも長さが長い作用片とを備え、 上記ブレーキシューが、軸方向のスリットを有し上記シ
    ュー装着孔に拡縮径可能に装着されており、 上記押圧部材が、回転により上記作用片を押圧してシュ
    ーホルダ及びブレーキシューを縮径させる偏心カムと、
    該偏心カムを回転させるための揺動可能なブレーキアー
    ムとを備え、該ブレーキアームの先端を、上記凹部の放
    射方向に設けた開口からボディ外に突出させた、ことを
    特徴とする流体圧シリンダのロック装置。
  2. 【請求項2】ボディのブレーキアームの突出面に、該ブ
    レーキアームの揺動方向とほぼ平行にブレーキシリンダ
    を取付け、 上記ブレーキシリンダが、上記ブレーキアームを偏心カ
    ムによる作用片の押圧方向に揺動させるための、ブレー
    キばねによって付勢されたブレーキピストンを備えてい
    る、ことを特徴とする請求項1に記載した流体圧シリン
    ダのロック装置。
  3. 【請求項3】偏心カムのカム面に、作用片を押圧するた
    めの転がり軸受を設けた、ことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載した流体圧シリンダのロック装置。
  4. 【請求項4】ボディが、シューホルダの支点片に対して
    進退可能な位置調整ねじを備え、該位置調整ねじの進退
    により作用片と偏心カムとの間隙を調整可能とした、こ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載した流体圧シリンダのロック装置。
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