JP3854243B2 - 車室へのシートバック搬入装置 - Google Patents

車室へのシートバック搬入装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワーク移動支援装置の支援アームに連結される支持ベースに、後部用シートバックを上下から把持し得る左右各一対の上部把持アーム及び下部把持アームを取り付け、これら上部及び下部把持アームで把持したシートバックを、前記支援アームの動きにより、車体の乗降口から車室内に搬入するようにした、車室へのシートバック搬入装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる車室へのシートバック搬入装置は、例えば下記特許文献1に開示されているように、既に知られている。
【0003】
【特許文献1】
特許第2547232号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車室へのシートバック搬入装置では、上下一対の把持アームによりシートバックを把持する際、各把持アームでシートバックの柔軟なクッション材の部分を押さえるようにしていたので、両把持アームに対するシートバックの位置決めを一定にすることが困難であったり、またシートバックの把持が不安定であったりして、シートバックの車室への搬入作業性が良好であるとは言い難い。
【0005】
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、両把持アームに対するシートバックの位置決めを一定にすること、並びにシートバックの把持を安定させることを可能にして、シートバックの車室への搬入及びセット作業性の向上に寄与し得る、車室へのシートバック搬入装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ワーク移動支援装置の支援アームに連結される支持ベースに、後部用シートバックを上下から把持し得る左右各一対の上部把持アーム及び下部把持アームを取り付け、これら上部及び下部把持アームで把持したシートバックを、前記支援アームの動きにより、車体の乗降口から車室内に搬入するようにした、車室へのシートバック搬入装置において、チャイルドシート取り付け用テザーアンカを支持すべく前記シートバックの上縁部背面にその左右方向に互いに間隔をおいて埋設されて上面及び背面を各々開放した左右一対のテザーアンカボックスに係合可能な左右一対の係止爪が、前記左右一対の上部把持アームの先端にそれぞれ下向きに設けられ、その左右一対の上部把持アームの各中間には、前記シートバックの上端面に接し得るクッションパッドを取付けた支持軸が所定の摺動範囲内で摺動可能に支持されると共に、このクッションパッドをシートバック側に付勢するセットばねが装着されることを第1の特徴とする。
【0007】
この第1の特徴によれば、左右各一対の上部及び下部把持アームによりシートバックを把持したとき、シートバックと両把持アームとの相対位置関係は、左右一対の上部把持アームの係止爪がシートバックの左右一対のテザーアンカボックスにそれぞれ係合していることで、常に一定しており、しかも上部把持アームの先端の係止爪が係合するテザーアンカボックスは比較的高剛性であるからシートバックの把持を安定させることができ、その上、上部把持アームの中間部に設けたクッションパッドがセットばねの弾発力をもってシートバックの上端面に圧接するので、上,下部把持アームとシートバック間でのガタつきを防ぐことができ、以上により、シートバックの車室への搬入及びセット作業性の向上に寄与し得る。
【0008】
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記支持ベースに連結される第1フレームに前記左右一対の下部把持アームを取り付け、前記第1フレームに昇降可能に連結される第2フレームに前記左右一対の上部把持アームを取り付け、前記第1及び第2フレーム間に、第2フレームを昇降させる第1アクチュエータを設けたことを第2の特徴とする。
【0009】
この第2の特徴によれば、シートバックの把持に当たっては、第1アクチュエータの作動により第1及び第2フレーム相互を摺動させ、上部把持アームを、その直線移動により下部把持アームに近接させるので、係止爪のテザーアンカボックスへの位置合わせを容易に行うことができる。
【0010】
さらに本発明は、第2の特徴に加えて、前記第1フレームを前記支持ベースにピボット軸を介して前後揺動可能に取り付け、これら支持ベース及び第1フレーム間に、第1フレームを前記ピボット軸周りに揺動させる第2アクチュエータを連結したことを第3の特徴とする。
【0011】
この第3の特徴によれば、両把持アームにより把持したシートバックの傾斜角度を第2アクチュエータの作動に自由に制御し、シートバックの車室への搬入及びセットを容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施例に係る車室へのシートバック搬入装置の斜視図、図2は同装置を支持ベースの取り外し状態で示す斜視図、図3は同装置の正面図、図4は同装置の側面図、図5はシートバックを把持した状態で示す同装置の正面図、図6はシートバックを把持した状態で示す同装置の側面図、図7は図6の7矢視図、図8は同装置の作用説明図、図9は同装置により把持されるシートバックの正面図、図10は同シートバックの平面図である。
【0014】
先ず、図9及び図10により、本発明のシートバック搬入装置により把持されるシートバック1の構造から説明する。尚、以下の説明において、前後左右とは、シートバックが搬入される車体を基準していうものとする。
【0015】
図示例のシートバック1は、自動車車体Bの車室G(図8参照)後部に設置されるもので、左側シートバック1Lと右側シートバック1Rとをそれぞれ単独で前後傾動可能に連結して、左右分割型に構成されており、左側シートバック1L及び右側シートバック1Rの各上縁部背面には、チャイルドシート取り付け用のテザーアンカ2を支持する比較的高剛性のテザーアンカボックス3,3が埋設されている。各テザーアンカボックス3,3は、その上面及び背面が開放されており、図示はしないが、各テザーアンカボックス3,3には、不使用時、その開放面を閉鎖する化粧カバーが付設されている。
【0016】
さて、上記シートバック1を車室G後部に搬入するために使用するシートバック搬入装置5について、図1〜8により説明する。
【0017】
図1〜図4において、シートバック搬入装置5は、ワーク移動支援装置6に連結される支持ベース7と、この支持ベース7の上方に延びるブラケット7aに水平方向のピボット軸8を介して車両の前後方向に揺動可能に連結される第1フレーム10と、この第1フレーム10にガイドレール12,12及び摺動部材13,13を介して上下摺動可能に連結される第2フレーム11と、第1及び第2フレーム10,11間に設けられて第2フレーム11を昇降させる第1アクチュエータ14と、支持ベース7及び第1フレーム10間に設けられて第1フレーム10の前後方向の傾きを制御する第2アクチュエータ15とを備える。
【0018】
ワーク移動支援装置6は、自動車工場の天井レール9上を走行し得る駆動ユニット16と、この駆動ユニット16から垂下した多関節の支援アーム17とからなっており、その支援アーム17の先端に前記支持ベース7が首振り可能に連結される。
【0019】
第1フレーム10は、方形のフレーム主体18と、このフレーム主体18の下部に結合されて、フレーム主体18の左右両側方に突出する下部支持杆19とからなっており、その下部支持杆19の両端に、後方へ張り出して前記左側シートバック1L及び右側シートバック1Rの各下端部を支承し得る左右一対の下部把持アーム20,20が固設される。
【0020】
またフレーム主体18の左右両側には、搬入作業者が握る枠形の主ハンドル 22及び補助ハンドル22′が取り付けられる。
【0021】
第2フレーム11は、方形をなすフレーム主体24と、このフレーム主体24の上端に結合されて左右方向に延びる上部支持杆25とからなっており、フレーム主体24の前面に左右一対のガイドレール12,12が固着され、第1フレーム10のフレーム主体18の背面に固着された左右一対の摺動部材13,13が上記ガイドレール12,12に係合される。
【0022】
上部支持杆25の左右両端には、後方へ張り出して、前記左側シートバック1L及び右側シートバック1Rの上端面から、その背面上部を覆うように湾曲した補助アーム26,26が固定して設けられ、またこれら補助アーム26,26には、それぞれの中間部から左右外方に張り出した左右一対の上部把持アーム21,21が固定して設けられる。これら上部把持アーム21,21の先端には、前記左右のテザーアンカボックス3,3に上方から係合する合成樹脂又はゴム製の係止爪27,27が付設される。
【0023】
また上部把持アーム21,21の中間には、図7に示すように、ガイド孔28が設けられており、このガイド孔28に摺動可能に挿通される支持軸29に、シートバック1の上端面に接し得るクッションパッド30が取り付けられると共に、このクッションパッド30をシートバック1側に付勢するセットばね31が装着される。
【0024】
前記第1アクチュエータ14は、第1フレーム10に固定されるシリンダ本体14aと、このシリンダ本体14a内に嵌装されるピストン(図示せず)からなる復動型エアシリンダであり、そのピストンの上方に延びるピストンロッド14bは第2フレーム11に連結される。而して、ピストンロッド14bを伸縮させれば、第1フレーム10に対して第2フレーム11を昇降させ、上部及び下部把持アーム21,20を相互に開閉することができる。
【0025】
また前記第2アクチュエータ15は、第1フレーム10に固着されたブラケット33に下部支軸34を介して揺動可能に取り付けられるシリンダ本体15aと、このシリンダ本体15a内の嵌装されたピストン(図示せず)とからなる復動型エアシリンダであり、そのピストンの上方に延びるピストンロッド15bは支持ベース7に上部支軸35を介して揺動可能に連結される。而して、ピストンロッド15bを伸縮させれば、支持ベース7に対して第1フレーム10を前後に揺動させることができる。
【0026】
ハンドル22には、第1アクチュエータ14のピストンロッド14bを伸長させる把持解除用電磁弁37と、同ピストンロッド14bを収縮させる把持用電磁弁38と、第2アクチュエータ15のピストンロッド15bを伸縮させる傾動用制御弁39とが付設される。また第1フレーム10のフレーム主体18には第1及び第2アクチュエータ14,15の作動空気圧を低圧に調整する低圧調整弁40と、同作動空気圧を高圧に調整する高圧調整弁41とが付設される。
【0027】
シートバック搬入装置5がシートバック1を把持していない状態で、第1フレーム10を傾動させるときは(例えば点検整備のため)、低圧調整弁40を作動して作動空気圧を低圧に設定した上で、傾動用制御弁39を操作し、シートバック搬入装置5がシートバック1を把持した状態で、第1フレーム10を傾動させるときは、低圧調整弁40を作動してアクチュエータ14,15の作動空気圧を高圧に設定した上で、傾動用制御弁39を操作する。こうすることにより、負荷の有無に応じて第1アクチュエータ14のピストンロッド14bを伸縮させて第1フレーム10をバランスよく傾動させることができる。
【0028】
次に、この実施例の作用について説明する。
【0029】
シートバック1を車体B内に搬入するに当たっては、予め高圧調整弁41を前記のように作動してしておく。そして、先ず主ハンドル22を握り、ワーク移動支援装置6のアシスト力を借りてシートバック搬入装置5をシートバック置き場に移動させ、その場所の定位置に待機させたシートバック1の上下両端に上部及び下部把持アーム21,20を対向させ、特に、上部把持アーム21,21は、左右の係止爪27,27をシートバック1の左右のテザーアンカボックス3,3の開口部との対向位置に配置する。次いで、把持用電磁弁38を操作して第1アクチュエータ14のピストンロッド14bを収縮させ、第1フレーム10に対して第2フレーム11を下降させることにより、図5及び図6に示すように、両把持アーム21,20をもってシートバック1を上下から把持する。このとき、各上部把持アーム21,21がテザーアンカボックス3,3に係合することで、両把持アーム21,20とシートバック1との位置関係が一定に保持される。
【0030】
この場合、第1フレーム10に対する第2フレーム11の摺動により、上部把持アーム21,21を、その直線移動により下部把持アーム20,20に近接させので、係止爪27,27のテザーアンカボックス3,3への位置合わせが容易になり、したがって係止爪27,27のテザーアンカボックス3,3への係合を迅速、的確に行うことができる。しかも上部把持アーム21,21の係止爪27,27が係合するテザーアンカボックス3,3は比較的高剛性であるからシートバック1の把持を安定させることができる。
【0031】
また上部把持アーム21,21のクッションパッド30はセットばね31の弾発力をもってシートバック1の上端面に圧接するので、両把持アーム21,20とシートバック1間でのガタつきを防ぐことができる。
【0032】
両把持アーム21,20によりシートバック1を把持したなら、主ハンドル22を持ち、ワーク移動支援装置6のアシスト力を借りながら、図8に示すように、シートバック搬入装置5と共にシートバック1を車体Bの乗降口Gから車室Gに搬入する。その際、シートバック1と乗降口G周縁部との干渉を確実に回避すべく、傾動用制御弁39の操作により第2アクチュエータ15を作動して、図8の実線示のようにシートバック1に後方への傾斜姿勢を与える。
【0033】
車室Gへの搬入後は、傾動用制御弁39の操作により第2アクチュエータ15を作動して、図8の鎖線示のようにシートバック1を所定の角度に起立させて、後部シートの定位置にセットする。この場合、シートバック1と、これを把持した両把持アーム21,20との相対位置関係は、上部把持アーム21,21の係止爪27,27がシートバック1のテザーアンカボックス3,3に係合していることで、常に一定しており、したがって主ハンドル22の一定の操作により、シートバック1を定位置に容易にセットすることができ、搬入及びセット作業能率の向上に寄与し得る。
【0034】
シートバック1を定位置にセットしてからは、把持解除用電磁弁37を作動して、第1アクチュエータ14のピストンロッド14bを伸長させ、両把持アーム21,20間を開いてシートバック1を解放し、シートバック搬入装置5を乗降口Gから外部に引き出す。以後、同様の作業を繰り返えす。
【0035】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば、ワーク移動支援装置の支援アームに連結される支持ベースに、後部用シートバックを上下から把持し得る左右各一対の上部把持アーム及び下部把持アームを取り付け、これら上部及び下部把持アームで把持したシートバックを、支援アームの動きにより、車体の乗降口から車室内に搬入するようにした、車室へのシートバック搬入装置において、チャイルドシート取り付け用テザーアンカを支持すべくシートバックの上縁部背面にその左右方向に互いに間隔をおいて埋設されて上面及び背面を各々開放した左右一対のテザーアンカボックスに係合可能な左右一対の係止爪が、左右一対の上部把持アームの先端にそれぞれ下向きに設けられ、その左右一対の上部把持アームの各中間には、シートバックの上端面に接し得るクッションパッドを取付けた支持軸 が所定の摺動範囲内で摺動可能に支持されると共に、このクッションパッドをシートバック側に付勢するセットばねが装着されるので、左右各一対の上部及び下部把持アームによりシートバックを把持したとき、シートバックと両把持アームとの相対位置関係は、左右一対の上部把持アームの下向き係止爪がシートバックの左右一対のテザーアンカボックスにそれぞれ係合していることで、常に一定しており、しかも上部把持アームの先端の係止爪が係合するテザーアンカボックスは比較的高剛性であるからシートバックの把持を安定させることができ、その上、左右一対の上部把持アームの各中間部に設けたクッションパッドがセットばねの弾発力をもってシートバックの上端面に各々圧接するので、左右各一対の上,下部把持アームとシートバック間でのガタつきを効果的に防ぐことができ、以上により、シートバックの車室への搬入及びセット作業性の向上に寄与し得る。
【0037】
また本発明の第2の特徴によれば、第1の特徴に加えて、支持ベースに連結される第1フレームに左右一対の下部把持アームを取り付け、第1フレームに昇降可能に連結される第2フレームに左右一対の上部把持アームを取り付け、第1及び第2フレーム間に、第2フレームを昇降させる第1アクチュエータを設けたので、シートバックの把持に当たっては、第1アクチュエータの作動により第1及び第2フレーム相互を摺動させ、上部把持アームを、その直線移動により下部把持アームに近接させることで、係止爪のテザーアンカボックスへの位置合わせを容易に行うことができる。
【0038】
さらに本発明の第3の特徴によれば、第2の特徴に加えて、第1フレームを支持ベースにピボット軸を介して前後揺動可能に取り付け、これら支持ベース及び第1フレーム間に、第1フレームをピボット軸周りに揺動させる第2アクチュエータを連結したので、両把持アームにより把持したシートバックの傾斜角度を第2アクチュエータの作動に自由に制御し、シートバックの車室への搬入及びセットを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る車室へのシートバック搬入装置の斜視図
【図2】 同装置を支持ベースの取り外し状態で示す斜視図
【図3】 同装置の正面図
【図4】 同装置の側面図
【図5】 シートバックを把持した状態で示す同装置の正面図
【図6】 シートバックを把持した状態で示す同装置の側面図
【図7】 図6の7矢視図
【図8】 同装置の作用説明図
【図9】 同装置により把持されるシートバックの正面図
【図10】 図10は同シートバックの平面図
【符号の説明】
B・・・・・車体
G・・・・・乗降口
R・・・・・車室
1・・・・・シートバック
2・・・・・テザーアンカ
3・・・・・テザーアンカボックス
5・・・・・シートバック搬入装置
6・・・・・ワーク移動支援装置
7・・・・・支持ベース
8・・・・・ピボット軸
10・・・・第1フレーム
11・・・・第2フレーム
14・・・・第1アクチュエータ
15・・・・第2アクチュエータ
20・・・・下部把持アーム
21・・・・上部把持アーム
27・・・・係止爪
29・・・・支持軸
30・・・・クッションパッド
31・・・・セットばね

Claims (3)

  1. ワーク移動支援装置(6)の支援アーム(17)に連結される支持ベース(7)に、後部用シートバック(1)を上下から把持し得る左右各一対の上部把持アーム(21)及び下部把持アーム(20)を取り付け、これら上部及び下部把持アーム(21,20)で把持したシートバック(1)を、前記支援アーム(17)の動きにより、車体(B)の乗降口(G)から車室(R)内に搬入するようにした、車室へのシートバック搬入装置において、
    チャイルドシート取り付け用テザーアンカ(2)を支持すべく前記シートバック(1)の上縁部背面にその左右方向に互いに間隔をおいて埋設されて上面及び背面を各々開放した左右一対のテザーアンカボックス(3)に係合可能な左右一対の係止爪(27)が、前記左右一対の上部把持アーム(21)の先端にそれぞれ下向きに設けられ、
    その左右一対の上部把持アーム(21,21)の各中間には、前記シートバック(1)の上端面に接し得るクッションパッド(30)を取付けた支持軸(29)が所定の摺動範囲内で摺動可能に支持されると共に、このクッションパッド(30)をシートバック(1)側に付勢するセットばね(31)が装着されることを特徴とする、車室へのシートバック搬入装置。
  2. 請求項1記載の車室へのシートバック搬入装置において、
    前記支持ベース(7)に連結される第1フレーム(10)に前記左右一対の下部把持アーム(20)を取り付け、前記第1フレーム(10)に昇降可能に連結される第2フレーム(11)に前記左右一対の上部把持アーム(21)を取り付け、前記第1及び第2フレーム(10,11)間に、第2フレーム(11)を昇降させる第1アクチュエータ(14)を設けたことを特徴とする、車室へのシートバック搬入装置。
  3. 請求項2記載の車室へのシートバック搬入装置において、
    前記第1フレーム(10)を前記支持ベース(7)にピボット軸(8)を介して前後揺動可能に取り付け、これら支持ベース(7)及び第1フレーム(10)間に、第1フレーム(10)を前記ピボット軸(8)周りに揺動させる第2アクチュエータ(15)を連結したことを特徴とする、車室へのシートバック搬入装置。
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