JP2005145289A - 格納式車両用シート装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両床面の前後に並べて形成したシート設置面と格納用凹部とに、単一のシートを選択移動可能に支持する格納式車両用シート装置であって、シート使用位置及び上記格納位置に位置するときには弛み、上記シート使用位置と上記格納位置の間の所定範囲を回動中は上記回転付勢手段の力によって伸張され該回転付勢手段の力に抗して該シートの姿勢を制御する姿勢制御ワイヤ;及び上記シート及び車両床面とは別部材として形成され、該車両床面に固定される床面固定部材;を有し、この床面固定部材に、上記回動アームの一端部と姿勢制御ワイヤの一端部とを支持し、上記シート、回動アーム、回転付勢手段、姿勢制ワイヤ及び床面固定部材を車両床面へ装着前の状態でユニット化した。
【選択図】図13
Description
図1から図3に示すように、格納式車両用シート装置SAが取り付けられる車両10の床面11には、シート設置面12と、シート設置面12の直後に位置する格納用凹部13とが設けられている。シート設置面12には、3個のストライカ14、15が突設されている。即ち、シート設置面12の後部に左右方向に並べて設けられた一対の後側ストライカ14と、シート設置面12の前部の左右方向の中央部に設けられた一つの前側ストライカ15である。
図4及び図5に示すように、シートクッション20の構成部材であるシートクッションフレーム22は、左右一対のサイドフレーム23と、左右のサイドフレーム23の前端同士を接続する前部連結部材24と、サイドフレーム23の後端同士を接続する棒状の連結パイプ25と、サイドフレーム23の前端部の上面間に架設された前部連結板26と、前部連結板26と連結パイプ25とを連結する左右一対の棒状補強材27とを具備している。
さらに、シートS内には、常時はロック状態にあり、図示を省略した開放スイッチを操作するとアンロック状態に切り替わる角度保持機構(図示略)が設けられている。この角度保持機構がロック状態のときはシートバック21の回動が規制され、アンロック状態になるとシートバック21の回動が許容される。シートバック21は、図3及び図1の実線に示す起立位置と図2及び図1の仮想線に示す折畳位置との間を回動可能であり、シートバック21を起立位置に移動させた状態で開放スイッチを操作しなければ、シートバック21は起立位置に保持される。一方、開放スイッチを操作すると、角度保持機構がアンロック状態となるので、シートバック21を折畳位置に向けて回転可能となる。
また、基部材28の後端部と補助部材30の対向面間には、左右方向を向く回転軸31が架設されており、該回転軸31には後側ストライカ14と係脱可能な係合溝32aと腕部32bを有するフック32が枢着されている。
そして、以上説明した、押圧部21a、ストライカ進入溝28a、30a、案内溝28b、回転軸31、フック32、連結ピン33、リンク部材34、回転軸35、回動片36、トーションばね37、及び連結ピン38により、後側ロック機構U1が構成されている。
そして、上記の取付板40、ロック用ブラケット41(ストライカ進入溝42)、回転軸44、45、フック46、ポール47、トーションばね48、49、牽引ワイヤW1、及びロック解除スイッチにより前側ロック機構U2が構成されている。
左右の固定用ブラケット52は、左右方向を向くとともに、その左端部にワイヤ取付部53aが突設された連結部材(床面固定部材)53の左右両端部に固定されている。この連結部材53の上面には左右一対の取付片53bが突設されており、左右の取付片53の間に左右方向を向く格納位置保持用ストライカ54が架設されている。
上記規制手段によって回動範囲を制限されている回動アーム50とシートクッション20の相対回動角度(開き角度)が最大となる(クッション材25bに当接部材50cが接触する)のは、格納位置からシート使用位置に回転移動したシートSが、シート使用位置に達する直前である。
まず、図2に示すように、シートバック21が折畳位置にあり、かつ格納位置に保持されているシートSを、シート使用位置まで移動させる場合の動作について説明する。
図2に示す状態では、フック46は格納位置保持用ストライカ54と係合しつつロック位置に保持されている。このため、先ず、ロック解除スイッチをロック解除位置側に操作して、牽引ワイヤW1を牽引する。すると、図11に示すように、ポール47が時計方向に回転し、被係合部47aと係合部46cの係合が解除されるので、フック46はトーションばね48の付勢力によりアンロック位置に向けて回転移動する。ロック解除スイッチをロック有効位置に戻して、フック46をアンロック位置に保持した後に、シートSを前方に向けて回転移動させれば、格納位置保持用ストライカ54がストライカ進入溝42から脱出する。
なお、このようにシートバック21が折畳位置にあると、図8に示すように、シートバックフレームの押圧部21aが、回動片36の被押圧部36aを反時計方向に押圧しているので、フック32は図8に示すアンロック位置に保持されている。
上述のように、シートバック21が折畳位置にあるとき、シートバックフレームの押圧部21aが、回動片36の被押圧部36aを押圧し、フック32は図8に示すアンロック位置に保持されているので、左右の後側ストライカ14は、左右の後側ロック機構U1のストライカ進入溝28a、30aの終端部まで進入する。
このように、前後のストライカ14、15と前後のロック機構U1、U2をそれぞれロックさせると、シートSはシート使用位置に保持される(図1の実線及び図3参照)。
この後に、ロック解除スイッチをロック有効位置に戻して、シートSを後方に向けて回転移動させれば、後側ストライカ14と前側ストライカ15がストライカ進入溝28a、30aとストライカ進入溝42からそれぞれ脱出し、フック46はアンロック位置に保持され、シートSが格納位置側に移動する。
また、格納式車両用シート装置SAを車両10の床面11に取り付ける前に、予め格納式車両用シート装置SAに格納位置保持用ストライカ54を、前側ロック機構U2が係合できるように位置調整を行いながら取り付けているので、格納位置保持用ストライカ54の位置調整はシートSの製造工程で完了する。そのため、格納式車両用シート装置SAの車両10の床面11への取付作業が、さらに容易となっている。
また、ガススプリング60のシリンダ61をサイドフレーム23に、ロッド62を回動アーム50に枢着したが、シリンダ61を回動アーム50に枢着して、ロッド62をサイドフレーム23に枢着してもよい。
11 床面
12 シート設置面
13 格納用凹部
13a 前壁
14 後側ストライカ
15 前側ストライカ
20 シートクッション
21 シートバック
21a 押圧部
22 シートクッションフレーム
23 サイドフレーム
24 前部連結部材
25 連結パイプ
25a ブラケット(規制手段)
25b クッション材(規制手段)
26 前部連結板
27 棒状補強材
28 基部材
28a ストライカ進入溝
28b 案内溝
29 切欠部
30 補助部材
30a ストライカ進入溝
31 回転軸
32 フック
32a 係合溝
32b 腕部
33 連結ピン
34 リンク部材
35 回転軸
36 回動片
36a 被押圧部
37 トーションばね
38 連結ピン
40 取付板
41 ロック用ブラケット
42 ストライカ進入溝
44 45 回転軸
46 フック
46a 係合溝
46b 腕部
46c 係合部
47 ポール
47a 被係合部
48 49 トーションばね
50 回動アーム
50a 挿通孔
50b 回転軸
50c 当接部材(規制手段)
51 回転軸
52 固定用ブラケット(床面固定部材)
53 連結部材(床面固定部材)
53a ワイヤ取付部
53b 取付片
54 格納位置保持用ストライカ
60 ガススプリング(回転付勢手段)
61 シリンダ
62 ロッド
70 ボルト
71 ナット
72 取付用ピン
SA 格納式車両用シート装置
S シート
U1 後側ロック機構
U2 前側ロック機構
W1 牽引ワイヤ
W2 姿勢制御ワイヤ
Claims (3)
- 車両床面の前後に並べて形成したシート設置面と格納用凹部とに、単一のシートを選択移動可能に支持する格納式車両用シート装置であって、
車両床面側とシート側にそれぞれ両端部が枢着され、その回動移動によってシートを上記シート設置面に載置されるシート使用位置と、上記格納用凹部に格納される格納位置との間に回転移動させる回動アーム;
この回動アームがシート格納位置とシート使用位置との間で回動移動するとき、該シートを回動アームに対する開き角が大きくなる方向に付勢する回転付勢手段;
上記シートが上記シート使用位置及び上記格納位置に位置するときには弛み、上記シート使用位置と上記格納位置の間の所定範囲を回動中は上記回転付勢手段の力によって伸張され該回転付勢手段の力に抗して該シートの姿勢を制御する姿勢制御ワイヤ;及び
上記シート及び車両床面とは別部材として形成され、該車両床面に固定される床面固定部材;
を有し、
この床面固定部材に、上記回動アームの一端部と姿勢制御ワイヤの一端部とを支持し、
上記シート、回動アーム、回転付勢手段、姿勢制ワイヤ及び床面固定部材を車両床面へ装着前の状態でユニット化したことを特徴とする格納式車両用シート装置。 - 請求項1記載の格納式車両用シート装置において、
さらに、上記回動アームと上記シートクッションの最大開き角を規制する規制手段が備えられ、上記回転付勢手段は、この最大開き角においてもシートを回動アームに対する開き角が大きくなる方向に付勢する格納式車両用シート装置。 - 請求項2記載の格納式車両用シート装置において、
上記回転付勢手段がガススプリングである格納式車両用シート装置。
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