JP3838425B2 - 発芽胚芽米の製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭などで簡易な手段で発芽胚芽米を製造する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平9-275786号公報には、温度制御されたヒータが取り付けられた発芽器に、洗った玄米を入れ、殺菌性のある食塩電解水に発芽器ごと沈め、食用発芽玄米をつくる製造方法及びその発芽器が提案されている。
【0003】
これにより、洗った玄米を、発芽に適した温度を維持する機能を持った発芽器に入れ、適当な蓋をして電源を入れると、18〜24時間静置するだけで食用発芽玄米を作ることができるものである。
【0004】
上記製造方法及びその発芽器であれば、台所の隅であっても栄養豊富な食用発芽玄米を作ることができるものであり、白米と同様に炊飯することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の発芽玄米の製造方法及びその装置にあっては、玄米の糠層が残存しており、炊飯性が若干悪くなると思われる。そして、この糠層には、食物繊維やビタミンが豊富に含まれるから、毎日食べ続けるとお腹を下すような症状が出現する可能性もある。さらに、白米と同様に炊飯することができても、白米と同様の旨みや粘りは得られないのが現状と思われる。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点にかんがみ、食感、消化性及び炊飯性を向上して、一般家庭などで簡易な手段で発芽胚芽米を製造する装置を提供することを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明は、米粒を収容する発芽用のかご、該かごを沈めて浸漬させるための注水可能な外容器、該外容器内の浸漬水を加熱するヒータ、及び前記外容器を密閉させる蓋を備えた発芽器と、精米用のかご、該かごを包囲する糠容器、前記精米用のかごの底部中央に立設した回転軸、該回転軸に着脱自在に装着した攪拌羽根、該攪拌羽根を回転させる駆動手段、及び前記精米用のかごと糠容器を密閉させる蓋を備えた攪拌式精米器と、をそれぞれ隣接させ、これら発芽器と攪拌式精米器とを断熱性のある本体ケース内に一体的に収容した発芽胚芽米の製造装置であって、前記精米用のかごは、前記回転 軸を立設するための軸受を底部中央に設けるとともに、前記回転軸を取り外し可能に形成する一方、前記回転軸を取り外したときに生じる前記軸受の先端開口部には、前記発芽用のかごとして機能させるために、米粒の漏出を防止するキャップを冠着する、という技術的手段を講じた。
【0008】
これにより糠層を除去して食感、消化性及び炊飯性が向上するとともに、一般家庭などで簡易に発芽胚芽米を製造することができる。そして、本装置では、本体ケースに発芽器と攪拌式精米器とを一体的に収容する構成により、発芽器のヒータの熱が放散しないという利点と、攪拌式精米器の駆動音が静粛になるという利点とがあり、さらに、この精米用のかごは、回転軸が簡単に取り外しが可能であり、該回転軸を取り外したときに生じる軸受の先端開口部にキャップを冠着すると、米粒が漏れ出るおそれがなくなり、発芽用のかごとして機能させることができる。つまり、前記精米用のかごと発芽用のかごとを共通化し、発芽器から攪拌式精米器へ又は攪拌式精米器から発芽器への米粒の移し替えを簡単に行うことができる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態をなす発芽胚芽米の製造方法の工程を示すフローチャートである。
【0014】
図1において、粒が大きめの発芽しやすい玄米を精選し(ステップ100)、精選した玄米を研削式、摩擦式又は攪拌式のいずれかの精米機により精米し(ステップ101)、胚芽部が残った胚芽米に仕上げる(ステップ102)。この精米工程においては、例えば、家庭において1合程度の少量であっても簡単に胚芽米を作ることができる、小型卓上型のいわゆる攪拌式精米器を利用するのが好ましい。そして、仕上がった胚芽米を流水などでよく水洗いした後、市販の発芽器に入れて発芽させるのである(ステップ103)。この発芽工程においては、殺菌性のある水に所定時間浸漬して発芽させる発芽器、例えば、特開平9-275786号公報に開示された発芽器を利用することができる。また、これに限定されることなく、シャーレ、ビーカ等の容器へ殺菌性のある水を注水し、これを収容するための所定温度に維持した孵(ふ)卵器又は恒温槽を利用してもよい。孵卵器又は恒温槽を利用する場合、例えば、水温30〜36℃の発芽に適した温度範囲に維持するとともに、およそ、15〜24時間その温度を維持して発芽胚芽米を作るように温度設定、時間設定を行なえばよい。
【0015】
なお、殺菌性のある水としては、特開平9-275786号公報に開示された食塩電解水の他、食塩電解水をさらに電気分解した電解殺菌水を用いることもできるし、電気石などの電荷を有する鉱石に通水させたソフト殺菌水を用いることもできる。食塩電解水を電気分解した電解殺菌水を用いた場合、水分子中にNaイオン又はClイオンが豊富に含まれた活性水となり、殺菌作用及び浸透作用の増強により胚芽米への吸水作用を増加させ、より発芽率を向上させるものとなる。さらに、電気石などの電荷を有する鉱石に通水させたソフト殺菌水を用いた場合、電気石の微細な結晶体が有する永久電極により、微弱電流による水の電気分解が施され、活性化された水のOHイオンが水分子と結合してヒドロキシルイオンHOHとなり、水に界面活性を与えるものとなる。そして、界面活性が増した水は、上記同様、殺菌作用及び浸透作用の増強により胚芽米への吸水作用を増加させ、より発芽率を向上させるものとなる。この電気石を利用したソフト殺菌水では、塩化物などの電解質の添加は全く不要であり、コスト安となり、また、食品衛生上安全でもある。
【0016】
図1のステップ103の発芽工程が終了すれば、胚芽部から1〜2mmの芽が出た状態になる。これを、発芽器、孵卵器又は恒温槽から取り出し、よく水洗いを行い、通常の白米と同じように炊飯することにより(ステップ104)、玄米の糠層が除去されて、白米と同様の旨みや粘りが得られ、しかも栄養豊かな発芽胚芽米を食することができる。
【0017】
図2は本発明の別の実施形態をなす発芽胚芽米の製造方法の工程を示すフローチャートである。
【0018】
図2において、図1と同様に粒が大きめの発芽しやすい玄米を精選し(ステップ200)、精選した玄米を市販の発芽器に入れて発芽させる(ステップ201)。この発芽工程においては、前述と同様の方法や手順により行うとよい。次に、発芽器、孵卵器又は恒温槽から取り出し、よく水洗いを行い、オートクレーブなどの小型乾燥器を用いて発芽玄米を約15%程度に乾燥する(ステップ202)。乾燥して硬くなった発芽玄米は、1〜2mm程度の発芽部を残しながら、玄米の糠層を除去する精米工程が行われる(ステップ204)。精米工程においては、上記同様の攪拌式精米器を利用するのが好ましい。そして、精米機から発芽胚芽米を取り出し、よく水洗いを行い、通常の白米と同じように炊飯する(ステップ205)。これにより、玄米の糠層が除去されているから、白米と同様の旨みや粘りが得られ、しかも栄養豊かな発芽胚芽米を食することができる。本実施形態では、糠層が残存した栄養価の高い状態で発芽工程を先行させるから、精米工程を先行させるよりも玄米の発芽率が向上するものである。
【0019】
図3は本発明の発芽胚芽米製造方法を実施するための装置を示す概略斜視図であり、本装置により一般家庭で容易に発芽胚芽米を製造することできる。
【0020】
図3を参照すると、発芽胚芽米製造装置1は、米粒を収容する発芽用のかご2A、該かご2Aを沈めて浸漬させるための注水可能な外容器3、該外容器3内の浸漬水を加熱するヒータ4、及び前記外容器3を密閉させる蓋5を備えた発芽器6と、精米用のかご2B、該かご2Bを包囲する糠容器7、前記精米用のかご2Bの底部中央に立設した回転軸8、該回転軸8に着脱自在に装着した攪拌羽根9、該攪拌羽根9を回転させる駆動手段10、及び前記精米用のかご2Bと糠容器7を密閉させる蓋11を備えた攪拌式精米器12と、をそれぞれ隣接させ、これら発芽器と攪拌式精米器とを断熱性のある本体ケース13内に一体的に収容したものである。
【0021】
図3において、駆動手段10は、モータ(図示せず)を回転させることで駆動ベルト14を介してプーリ15に回転力を伝達し、回転軸8とともに攪拌羽根9を回転させる構成である。精米用のかご2Bは、底面2Cから上面開口部に至る側面2Dの一部がホッパー状に形成されており、さらに、この側面2Dの一部を除糠用の多孔壁2Eに形成してある。多孔壁2Eは米粒が通過しない、1〜3mm程度の金網に形成されており、材質としては、食品関係に使用するステンレス、例えば、SUS304が選択でき、より好ましくは水に浸漬した場合でも耐腐食性が優れ、しかも、軽量性に優れたチタンを選択するのがよい。
【0022】
糠容器7は精米用のかご2Bを収容できる大きさの円筒形状に形成してあり、該糠容器7を本体ケース13から取り外して洗浄することができるよう、着脱自在の構成にするのがよい。図4は精米用のかご2Bに備えた攪拌羽根9及び回転軸8の分解組立図である。この精米用のかご2Bの底部中央に立設した攪拌羽根9及び回転軸8は、簡単に取り外しが可能となっており、攪拌羽根9及び回転軸8を取り外した際は、この精米用のかご2Bが洗米用のザルとしての機能や、発芽用のかご2Aとしての機能も備えるものである。攪拌羽根9は嵌め込み式であるから回転軸8から容易に手で外すことができ、回転軸8もプーリ15から容易に螺脱することができる。そして、回転軸8を取り外すと、回転軸8の軸受16の先端に開口17が生じるので、この開口17にキャップ18を冠着すると、米粒が精米用のかご2Bから漏れ出る虞(おそれ)はなくなる。符号19は精米用のかご2Bを持ち運ぶための、上面開口端縁に取り付けた把手である。
【0023】
図3に示す発芽器6では、精米用のかご2Bを攪拌式精米器12から発芽器6へ移動したり、発芽器6から攪拌式精米器12へ移動したりして(矢印参照)、発芽用のかご2Aと精米用のかご2Bとを兼用することができるものである。そして、発芽用のかご2Aを沈めて浸漬させるための注水可能な外容器3は、発芽用のかご2Aを収容できる大きさの円筒形状に形成してあり、該外容器の材質としては、銅、真鍮(ちゅう)、ステンレスなどの熱伝導性のよいものを使うのが好ましいが、これに限定されることはなく、合成樹脂性の容器であってもよい。また、外容器3底部に設けたヒータ4は、外容器3の側壁20外周を巻回するように設けてもよい。
【0024】
前記攪拌式精米器12及び発芽器6の上面開口部は、それぞれ蓋11及び蓋5により被覆されるが、該蓋11及び蓋5を断熱性の開閉蓋22に取り付け、開閉蓋22をヒンジ21を介して本体ケース13に取り付けると開閉操作が簡単になる。ところで、攪拌式精米器12及び発芽器6を一体的に収容する本体ケース13は、ヒータ4からの熱が放散しないように、また、精米器12の駆動音を静粛にさせるために、その内部を発泡樹脂などの断熱性のよい材質で形成するとよい。
【0025】
符号23は電源コード、符号24は電源プラグであり、適宜の制御装置に連絡して、発芽胚芽米製造装置1の制御電源及び駆動電源を供給する。また、符号25は発芽胚芽米製造装置1を持ち運ぶためのハンドルであり、符号26は本体ケースの前面部を傾斜させて設けた操作盤であり、図5に詳細な操作スイッチを示してある。
【0026】
図5に示す操作盤には、攪拌式精米器12を制御する側に、オン・オフの作動を切換える運転スイッチ27と、1合から5合までの精米量を設定できる量スイッチ28と、再搗精(3ぶ)から胚芽までの5段階の白度を設定する白度スイッチ29と、各スイッチで設定したときに点灯するLED30とが備えられ、また、発芽器6を制御する側に、オン・オフの作動を切換える運転スイッチ31と、温度を設定できる温度設定スイッチ32と、タイマー設定スイッチ33と、LED34とが備えられる。なお、攪拌式精米器12と発芽器6とは、同時に始動されないように、制御装置内にロック手段を組み込むのがよい。
【0027】
次に、上記発芽胚芽米製造装置1の作用について説明する。まず、粒が大きめな発芽しやすい玄米を精選し、これを計量カップなどで計量して攪拌式精米器12内の精米用のかご2B内に投入する。そして、開閉蓋22を閉めて操作盤26内の白度スイッチ29及び量スイッチ28を設定する。このとき、白度スイッチ29は胚芽モードになるように設定し、量スイッチ28は精米用のかご2B内に投入した玄米量を設定する。この設定により、制御装置内の記憶部から予め記憶した攪拌羽根9の回転数とその搗精時間が選択され、玄米の胚芽部を残しながら搗精され、胚芽米に仕上げられる。搗精時間及び回転数は、例えば、1合の場合、搗精時間180秒、回転数1700rpmが選択され、2合の場合、300秒、1700rpm、3合の場合、360秒、1800rpm、4合の場合、480秒、1800rpm、5合の場合、600秒、1800rpmが選択される。
【0028】
そして、運転スイッチ27をオンして搗精を開始し、所定時間経過すると、攪拌式精米器12が自動停止される。その後、開閉蓋22を開けて、攪拌羽根9及び回転軸8を取り外し、把手19を持ちながら発芽胚芽米製造装置1から精米用のかご2Bを取り出す。次に、軸受16の先端部開口17にキャップ18を冠着して、米粒の漏出を防止し、台所などの流水により仕上がった胚芽米をよく水洗いする。
【0029】
次に、精米用のかご2Bを発芽器6へ移動し、精米用のかご2B内の胚芽米を発芽させる。発芽器6の外容器3内には、前述の食塩電解水、電解殺菌水又はソフト殺菌水のいずれかを予め注水しておき、かご2(ここでは、発芽用のかご2Aとする)を沈めて殺菌水に浸漬させる。そして、開閉蓋22を閉めて操作盤26内の温度設定スイッチ32、タイマー設定スイッチ33を設定する。このとき、温度設定スイッチ32は30〜34℃の範囲内に設定し、タイマー設定スイッチ33は18〜24時間に設定するとよい。
【0030】
そして、運転スイッチ31をオンしてヒータ4を通電すると、外容器3内の殺菌水の温度が30〜34℃に保持され、この状態で18〜24時間静置される。そして、所定時間経過すると、発芽器6のヒータ4が自動停止して発芽工程が完了する。その後、開閉蓋22を開けてみると、胚芽部が1〜2mm伸びた発芽胚芽米に仕上がっているのが分かる。この発芽胚芽米は、発芽用のかご2Aの把手19を持って発芽胚芽米製造装置1から取り出し、台所などの流水により水洗いする。そして、通常の白米と同じように炊飯することにより、玄米の糠層が除去されて、白米と同様の旨みや粘りが得られ、しかも、γ−アミノ酪酸、フィチン酸、フェルラ酸及び食物繊維などの栄養が豊かに含まれた発芽胚芽米を食することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、米粒を収容する発芽用のかご、該かごを沈めて浸漬させるための注水可能な外容器、該外容器内の浸漬水を加熱するヒータ、及び前記外容器を密閉させる蓋を備えた発芽器と、精米用のかご、該かごを包囲する糠容器、前記精米用のかごの底部中央に立設した回転軸、該回転軸に着脱自在に装着した攪拌羽根、該攪拌羽根を回転させる駆動手段、及び前記精米用のかごと糠容器を密閉させる蓋を備えた攪拌式精米器と、をそれぞれ隣接させ、これら発芽器と攪拌式精米器とを断熱性のある本体ケース内に一体的に収容した発芽胚芽米の製造装置であって、前記精米用のかごは、前記回転軸を立設するための軸受を底部中央に設けるとともに、前記回転軸を取り外し可能に形成する一方、前記回転軸を取り外したときに生じる前記軸受の先端開口部には、前記発芽用のかごとして機能させるために、米粒の漏出を防止するキャップを冠着したので、糠層を除去して食感、消化性及び炊飯性が向上するとともに、一般家庭などで簡易に発芽胚芽米を製造することができる。そして、本装置では、本体ケースに発芽器と攪拌式精米器とを一体的に収容する構成により、発芽器のヒータの熱が放散しないという利点と、攪拌式精米器の駆動音が静粛になるという利点とがある。さらに、この精米用のかごは、回転軸が簡単に取り外しが可能であり、該回転軸を取り外したときに生じる軸受の先端開口部にキャップを冠着すると、米粒が漏れ出るおそれがなくなり、発芽用のかごとして機能させることができる。つまり、前記精米用のかごと発芽用のかごとを共通化し、発芽器から攪拌式精米器へ又は攪拌式精米器から発芽器への米粒の移し替えを簡単に行うことができる。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態をなす発芽胚芽米の製造方法の工程を示すフローチャートである。
【図2】 本発明の別の実施形態をなす発芽胚芽米の製造方法の工程を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の発芽胚芽米製造方法を実施するための装置を示す概略斜視図である。
【図4】 精米用のかごに備えた攪拌羽根及び回転軸の分解組立図である。
【図5】 操作盤に備える操作スイッチの詳細な配置図である。
【符号の説明】
1 発芽胚芽米製造装置
2 かご
3 外容器
4 ヒータ
5 蓋
6 発芽器
7 糠容器
8 回転軸
9 攪拌羽根
10 駆動手段
11 蓋
12 攪拌式精米器
13 本体ケース
14 駆動ベルト
15 プーリ
16 軸受
17 開口
18 キャップ
19 把手
20 側壁
21 ヒンジ
22 開閉蓋
23 電源コード
24 電源プラグ
25 ハンドル
26 操作盤
27 運転スイッチ
28 量スイッチ
29 白度スイッチ
30 LED
31 運転スイッチ
32 温度設定スイッチ
33 タイマー設定スイッチ
34 LED

Claims (1)

  1. 米粒を収容する発芽用のかご、該かごを沈めて浸漬させるための注水可能な外容器、該外容器内の浸漬水を加熱するヒータ、及び前記外容器を密閉させる蓋を備えた発芽器と、精米用のかご、該かごを包囲する糠容器、前記精米用のかごの底部中央に立設した回転軸、該回転軸に着脱自在に装着した攪拌羽根、該攪拌羽根を回転させる駆動手段、及び前記精米用のかごと糠容器を密閉させる蓋を備えた攪拌式精米器と、をそれぞれ隣接させ、これら発芽器と攪拌式精米器とを断熱性のある本体ケース内に一体的に収容した発芽胚芽米の製造装置であって、
    前記精米用のかごは、前記回転軸を立設するための軸受を底部中央に設けるとともに、前記回転軸を取り外し可能に形成する一方、前記回転軸を取り外したときに生じる前記軸受の先端開口部には、前記発芽用のかごとして機能させるために、米粒の漏出を防止するキャップを冠着することを特徴とする発芽胚芽米の製造装置。
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