JP3837990B2 - コイン型電池の保持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばフィルムに日付けや時刻等の撮影データを写し込むカメラ用データ写込み装置等の小型電子機器に備えるコイン型電池の保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコイン型電池の保持機構として、例えば特開平9−292654号公報に記載のデータ写込み装置に備えたものが知られている。このデータ写込み装置では、表保護プレートと裏保護プレートとの間に、写込み用の各種の電子部品や回路基板をサンドイッチすると共に、表保護プレートの一部に形成した電池ホルダに写込み専用のコイン型電池を収容して、構成されている。表保護プレートの表側には、環状に突出させた円形壁により、円形浅溝状の電池ホルダが形成されている。一方、コイン型電池の両電極に接続される一方の接続端子は、電池ホルダを含む表保護プレートの表面全域を覆っており、コイン型電池に面する部分には、コイン型電池の表面中央(プラス電極)に3点で接触する接点部が形成されている。接点部には3方に延びるばね部が設けられており、このばね部がカメラ本体側に当接することで、接点部がコイン型電池の表面(電極)圧接されるようになっている。また、他方の接続端子は、コイン型電池の外周面(電極)の一部にばね性を持って圧接される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のコイン型電池の保持機構では、コイン型電池は、一方の接続端子により電池ホルダの底面に押圧され、他方の接続端子により電池ホルダの内周面に押圧されており、これら接続端子のばね性により落下衝撃などを吸収する。しかし、コイン型電池に加わる衝撃が、コイン型電池を電池ホルダの底面や内周面に衝突させる方向に加わると、コイン型電池がこれらの面に当たって弾み、この弾みに対し各接続端子の撓み(復元)が追従しきれなくなることがある。このため、瞬間的に接続端子がコイン型電池から離れてしまい、計時データ(写込みデータ)がリセットされてしまう問題があった。また、データ写込み装置をカメラ本体にセットしたときに、接続端子のばね部がカメラ本体側に当接する構造であるため、この反力を受け得るようにカメラ本体側の取付構造或いは取付工程が複雑になる問題があった。
【0004】
本発明は、接続端子をコイン型電池に自己完結的に圧接させることができると共に、衝撃によるコイン型電池の接触不良を回避することができるコイン型電池の保持装置を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のコイン型電池の保持装置は、回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、保護プレートに形成され、コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部は、コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、第2接続端子は、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つコイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着され、回路基板の第1接続端子が面する部分には、当該第1接続端子の揺動による不具合を回避するための逃げ開口が形成されていることを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、板ばねで構成された第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部により、コイン型電池が表裏両側から圧接挟持されるため、落下衝撃などに対し、一方の接続端子がこれを吸収しながら撓み、他方の接続端子がこれに追従して復元する動きとなるが、衝撃によるコイン型電池の移動速度は、一方の接続端子のばね力で極端に減速されるため、他方の接続端子の追従が遅れることがない。すなわち、コイン型電池の表裏に対峙する接続端子により、衝撃に対するコイン型電池の急激な動きが抑制されるため、接続端子がコイン型電池(の電極)から離れる(接続不良)のを確実に防止することができる。
また、保護プレートに形成した貫通開口により、コイン型電池を径方向に保持するようにしているため、有底の電池ホルダを省略することができる。
さらに、第2接続端子が、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つコイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび/または回路基板に装着されているため、コイン型電池の離脱を阻止できると共に、外力を必要とすることなく、第2接続端子をコイン型電池に圧接しておくことができる。
また、第1接続端子のばねストロークを犠牲にすることなく、コイン型電池を回路基板に近づけて設置することができ、保持機構廻りを薄手に構成することができる。
【0011】
本発明の他のコイン型電池の保持装置は、回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、保護プレートに形成され、コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部は、コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、第2接続端子は、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着され、回路基板のコイン型電池が面する部分には、貫通開口に合致すると共に、当該コイン型電池の一部を径方向に保持する開口が形成されていることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、板ばねで構成された第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部により、コイン型電池が表裏両側から圧接挟持されるため、落下衝撃などに対し、一方の接続端子がこれを吸収しながら撓み、他方の接続端子がこれに追従して復元する動きとなるが、衝撃によるコイン型電池の移動速度は、一方の接続端子のばね力で極端に減速されるため、他方の接続端子の追従が遅れることがない。すなわち、コイン型電池の表裏に対峙する接続端子により、衝撃に対するコイン型電池の急激な動きが抑制されるため、接続端子がコイン型電池(の電極)から離れる(接続不良)のを確実に防止することができる。
また、保護プレートに形成した貫通開口により、コイン型電池を径方向に保持するようにしているため、有底の電池ホルダを省略することができる。
さらに、第2接続端子が、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つコイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび/または回路基板に装着されているため、コイン型電池の離脱を阻止できると共に、外力を必要とすることなく、第2接続端子をコイン型電池に圧接しておくことができる。
また、保持機構廻りを薄手に構成することができる。
【0019】
本発明の他のコイン型電池の保持装置は、回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、保護プレートに形成され、コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部は、コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、第2接続端子は、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着され、保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方は、貫通開口の近傍に配置した複数の掛止受け部を有し、第2接続端子は、その外周部に複数の掛止受け部の対応する複数の掛止部を有し、第2接続端子は、各掛止部を各掛止受け部にスナップイン形式で掛け止めすることで、保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着されていることを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、板ばねで構成された第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部により、コイン型電池が表裏両側から圧接挟持されるため、落下衝撃などに対し、一方の接続端子がこれを吸収しながら撓み、他方の接続端子がこれに追従して復元する動きとなるが、衝撃によるコイン型電池の移動速度は、一方の接続端子のばね力で極端に減速されるため、他方の接続端子の追従が遅れることがない。すなわち、コイン型電池の表裏に対峙する接続端子により、衝撃に対するコイン型電池の急激な動きが抑制されるため、接続端子がコイン型電池(の電極)から離れる(接続不良)のを確実に防止することができる。
また、保護プレートに形成した貫通開口により、コイン型電池を径方向に保持するようにしているため、有底の電池ホルダを省略することができる。
さらに、第2接続端子が、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つコイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび/または回路基板に装着されているため、コイン型電池の離脱を阻止できると共に、外力を必要とすることなく、第2接続端子をコイン型電池に圧接しておくことができる。
また、保護プレートの貫通開口にコイン型電池を投入した後、第2接続端子をスナップイン形式で保護プレートおよび/または回路基板に装着することで、コイン型電池が離脱しないように且つ第2接続端子を適切にセットすることができる。
【0021】
本発明の他のコイン型電池の保持装置は、回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、保護プレートに形成され、コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、通電部で回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部でコイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部は、コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、第2接続端子は、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着され、第2接続端子の通電部は、それぞれがばね性を有し対応する電源用ランドに直接接続される複数の通電ばね部を有し、各通電ばね部は、第2接続端子を保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着した状態で電源用ランドに圧接されていることを特徴とする。
【0022】
この構成によれば、板ばねで構成された第1接続端子の接点部および第2接続端子の接点部により、コイン型電池が表裏両側から圧接挟持されるため、落下衝撃などに対し、一方の接続端子がこれを吸収しながら撓み、他方の接続端子がこれに追従して復元する動きとなるが、衝撃によるコイン型電池の移動速度は、一方の接続端子のばね力で極端に減速されるため、他方の接続端子の追従が遅れることがない。すなわち、コイン型電池の表裏に対峙する接続端子により、衝撃に対するコイン型電池の急激な動きが抑制されるため、接続端子がコイン型電池(の電極)から離れる(接続不良)のを確実に防止することができる。
また、保護プレートに形成した貫通開口により、コイン型電池を径方向に保持するようにしているため、有底の電池ホルダを省略することができる。
さらに、第2接続端子が、その接点部をコイン型電池に圧接可能であって且つコイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、保護プレートおよび/または回路基板に装着されているため、コイン型電池の離脱を阻止できると共に、外力を必要とすることなく、第2接続端子をコイン型電池に圧接しておくことができる。
また、第2接続端子を保護プレートおよび回路基板の少なくとも一方に装着することで、第2接続端子の通電部を自動的に電源用ランドに圧接することができる。また、第2接続端子はその複数の通電ばね部を、電源用ランドに直接接触させるようにしているため、通電部が電源用ランドから離れる確率を低く押さえることができる。これにより、電源用ランドに対する第2接続端子の安定な接続状態を維持することができる。
【0023】
同様に、第2接続端子の通電部は、それぞれがばね性を有し対応する電源用ランドに直接接続される複数の通電ばね部を有し、各通電ばね部は、各掛止部の近傍および先端のいずれか一方から延在し且つ第2接続端子を保護プレートおよび/または回路基板に装着した状態で電源用ランドに圧接されていることが、好ましい。
【0024】
この構成によれば、電源用ランドに対する第2接続端子の安定な接続状態を維持することができると共に、各通電ばね部が各掛止部の近傍および先端のいずれか一方から延在しているため、電源用ランドの反力を各掛止部を介して保護プレートや回路基板に逃がすことができ、第2接続端子が浮き上がるのを防止することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るコイン型電池の保持装置を備えたカメラ用データ写込み装置について説明する。このデータ写込み装置は、カメラ本体の裏蓋に組み込まれ、カメラ本体のフィルムに、日付け、時刻等(データ)を裏側から写し込むものである。図1はデータ写込み装置の外観図であり、図2はその分解斜視図である。両図に示すように、このデータ写込み装置1は、表保護プレート2aと裏保護プレート2bとから成るケース体2の内部に、回路基板3を挟んで構成されている。また、表保護プレート2aを貫通するようにして、写込み専用のコイン型電池4が搭載されている。
【0036】
表保護プレート2aと回路基板3との間には、写込み表示パネル5がこれらに挟持されるようにして配設され、また回路基板3の表面には、表保護プレート2aにより保護されるようにして、写込み光源となるランプ6、計時用の水晶発振子7および制御用のIC8などが実装されている。なお、図示していないが、回路基板3の表面には、構成部品間を接続する回路配線が形成されている。
【0037】
表保護プレート2aは、カメラ本体のフィルム側に配設されおり、回路基板3の各種の端子などが臨む切欠き部10を有して、略方形に形成されている。また、表保護プレート2aには、裏面側から上記の写込み表示パネル5が臨む写込み開口部11が突出形成されると共に、この写込み開口部11を逃げた位置に、上記のコイン型電池4を装着するための貫通開口12が形成されている。写込み開口部11は、裏蓋107に設けたフィルム押さえ板106を貫通し、微小間隔を存してフィルム103に面している(図4参照)。
【0038】
貫通開口12は、コイン型電池4の外周面と相補的形状の内周面を有して円形に形成され、装着したコイン型電池4を径方向に保持できるようになっている。貫通開口12の縁部には、後述するプラス接続端子31が掛け止めされる一対の掛止受け部13,13が形成されており、一対の掛止受け部13,13は相互に180°点対称位置に配設されている。(詳細は後述する)。一方、表保護プレート2aの内面側には、分散するようにして複数本(6本)のかしめピン14が一体に形成され、このかしめピン14に回路基板3および裏保護プレート2bを挿通して熱かしめを行うことにより、表保護プレート2a、回路基板3および裏保護プレート2bが一体的に組み立てられている。
【0039】
裏保護プレート2bは、カメラ本体の裏蓋側に配設されており、表保護プレート2aのかしめピン14に対応する複数の挿通孔16が形成されている。また、上記ランプ6の光路に面する部分には、フィルムにコヒーレントな光を照射すべく、断面三角形の複数の突起17が形成されている。図示では省略しているが、表保護プレート2aにもこの複数の突起17に対応して複数の突起が形成されており、ランプ6の光路に複数のスリット部を構成している。なお、図中の符号18は、ランプ6の光軸に対し45°の角度で配設されたミラーであり、このミラー18により、ランプ6の照射光(写込み光)は直角に屈曲し、写込み表示パネル5を通過してフィルムに照射される。
【0040】
写込み表示パネル5は、対面するフィルムに日付け、時刻等を写し込む際のマスクを構成するものであり、日付け、時刻等を透明部分で表示する透過型のものである。写込み表示パネル5は、写込み用LCD5aと、これを保持するLCDホルダ5bとで一体に形成されており、表保護プレート2aの写込み開口部11に内側から嵌合した状態で、回路基板3との間に介在させたコネクタゴム19で押圧固定され、且つ回路基板3側と電気的に接続されている。
【0041】
図2および図3に示すように、回路基板3の表面には、ランプ6、水晶発振子7およびモールドされた制御用のIC8が実装されると共に、制御用のIC8に付随する各種チップコンデンサ20、および外部入力用の各種接点21,22,23,24が実装されている(詳細は後述する)。また、2つのプラス電源用ランド25,25および2つのマイナス電源用ランド26,26が形成され、2つのプラス電源用ランド25,25にはプラス接続端子31が、2つのマイナス電源用ランド26,26にはマイナス接続端子32が、それぞれ接続されるようになっている(詳細は後述する)。
【0042】
ランプ6は、写込み用表示パネル5をマスクとして、これに表示した日付け、時刻等をフィルムに露光(写し込む)するものであり、タングステンランプやLEDランプ等で構成されている。また、外部入力用の各種接点には、写込みのためのトリガ信号を入力する写込み用接点21と、写込みのためのON信号を入力する写込みON用接点22と、写込みをキャンセルするためのキャンセル信号を入力する写込みキャンセル用接点23と、モード切替および日時合わせのためのデート信号を入力する日時合わせ用接点24とが設けられている。なお、これらの接点の一部または前部を回路基板3の裏面に設けるようにしてもよい。
【0043】
写込み用接点21は、例えば図4に示すカメラ本体100のレリーズ(ON)101から出力されるレリーズ信号を、写込み(ランプ点灯)のためのトリガ信号として入力する。この場合には、レリーズ101の押釦に同期してデータの写込みが行われる。写込みON用接点22は、例えば同図に示すように、カメラ本体100のレリーズ101とは別に写込みスイッチ102を設けた場合に、そのON信号を入力する。この場合のデータの写込みは、レリーズ101とは同期せず、写し込むか否かを含め、フィルム103を巻き上げるまでに適宜、ユーザーが写込みスイッチ102をONすることで、データの写込みが行われる。
【0044】
写込みキャンセル用接点23は、レリーズ101の押釦に同期してデータの写込みが行われる場合であって、例えば同図に示すように、カメラ本体100に設けたキャンセルスイッチ104或いはデータ写込み装置1自体に設けた発光キャンセルスイッチ(後述)110により、写込みをキャンセルするキャンセル信号をを入力する。日時合わせ用接点24は、例えば同図に示すのように、カメラ本体100が日付表示等のカウンター105がある場合に、そのデート信号を入力する。この場合には、カメラ本体100が持つ日時データと同一のデータにより写込みが行われる。
【0045】
なお、日時合わせ用接点24を利用したデート信号の入力は、例えば図5に示すような、日時設定装置130で行うようにしてもよい。日時設定装置130は、データ写込み装置1をセットするセットテーブル131と、セットしたデータ写込み装置1の日時合わせ用接点24に接続されるブローブ132と、ブローブ132を介してデート信号を出力する装置本体133とで構成されている。装置本体133には、セットボタンやセレクトボタン等のボタン群134が設けられ、ディスプレイ135を見ながら日付け、時刻等を入力設定ができるようになっている。なお、日時設定装置130は、出荷元に備える他、DPE等に備えることが望ましい。
【0046】
ところで、カメラ本体100のレリーズ101に同期させてデータの写込みを行う場合には、撮像対象により或いはデート信号の不具合により、データを写し込まないとする選択を行えることが好ましい。図6および図7は、このような要望に応える構造のデータ写込み装置(他の実施形態)1である。図6の実施形態では、写込み表示パネル5が臨む写込み開口部11に、ランプ6の写込み光を遮蔽するシャッター120を組み込んでいる。このシャッター120は、スライド式のシャッターであり、シャッター摘み121を左右に操作することで、シャッター本体122が開閉し、写込み開口部11の開放および閉塞が可能になる。この場合、シャッター120を閉位置に移動させておけば、レリーズ信号によりランプ6が点灯しても、写込み光を遮蔽されデータの写込みは行われない。そして、図4に示すように、このシャッター摘み121は、カメラ本体100のフィルム押さえ板106の表面に露出しており、裏蓋107を開放して操作できるようになっている。
【0047】
図7の実施形態では、表保護プレート2aを貫通して回路基板3上に、上記の写込みキャンセル用接点23に接続された発光キャンセルスイッチ110が設けられている。発光キャンセルスイッチ110をON(或いはOFF)しておくことで、レリーズ信号がキャンセルされ、レリーズ101を押釦してもランプ6は点灯せず、データの写込みは行われない。この場合も、発光キャンセルスイッチ110は、カメラ本体100の裏蓋107を開放して操作できるようになっている(図4参照)。なお、データ写込み装置1をレンズ付きフィルムなどの使捨て形式のカメラ本体に搭載する場合には、上記のシャッタ摘み121や発光キャンセルスイッチ110は、カメラ本体の外部に突出させ、外部から操作可能とすることが、好ましい。
【0048】
次に、図2、図3および図8を参照して、コイン型電池4廻りの構造について詳細に説明する。上述したように、コイン型電池4は、プラス電極4aをフィルム側(表側)に、マイナス電極4bを回路基板3側(裏側)に向けた姿勢で、表保護プレート2aの貫通開口12に挿入され、この状態で表側に配設したプラス接続端子31、および裏側に配接したマイナス接続端子32により、回路基板3から幾分浮いた状態に挟持されている。なお、コイン型電池4は、これが搭載されるカメラの耐用年数に合わせた容量のものとするが、これを充電可能な2次電池としてもよい。かかる場合には、小型のコイン型電池とする。
【0049】
マイナス接続端子32は、導電性を有する板ばねをプレス加工して形成され、上記のマイナス電源用ランド26に接続される導電部41と、コイン型電池4の裏面中央部(マイナス電極4b)に接続される接点部42とで、一体に形成されている。導電部41は、回路配線(図示せず)を跨ぐように「Ω」字状に屈曲形成され、2箇所の導電部位41a,41aで上記2つのマイナス電源用ランド26,26に半田付けされている。そして、この2箇所の半田付けにより、マイナス接続端子32およびマイナス電源用ランド26間における接続の信頼性を高めている。
【0050】
接点部42は、導電部41に連なる基部43と、基部43から二股に延びる2本の接触ばね部44,44とで構成され、各接触ばね部44の先端には、コイン型電池4の裏面に直接接触する接触部位44aが突出形成されている。すなわち、接触ばね部44のばね力により、接触部位44aが下側からコイン型電池4の裏面に圧接されている。この場合、導電部41はコイン型電池4の投影部の外側に位置しており、ばね性を有してコイン型電池4に圧接される接点部42の長さを十分に長く執れるようになっている。この場合も、2本の接触ばね部44,44により、マイナス接続端子32およびコイン型電池4のマイナス電極4b間における接続の信頼性を高めている。
【0051】
回路基板3における2本の接触ばね部44,44が面する部分には逃げ開口33が形成されており、先上がりに屈曲形成された2本の接触ばね部44,44は、この逃げ開口33に臨むように配設されている。これにより、コイン型電池4の揺れに追従して接触ばね部44が揺動しても、接触ばね部44が回路配線3に接触するなどの不具合を回避することができる。また、コイン型電池4を回路基板3に近づけて配置することができる。なお、コイン型電池4は、衝撃などで揺れても回路基板3に接触しない程度に近づけて配置するが、回路配線3への接触を確実に防止すべく、回路基板3上に複数(2〜3個)のストッパ突起を設けるようにしてもよい。或いは、回路基板3のコイン型電池4が面する部分には回路配線を行わない構造にしてもよい。
【0052】
図9は、コイン型電池4廻りの他の実施形態であり、この実施形態では、回路基板3のコイン型電池4が面する部分に円形開口34が形成されている。すなわち、円形開口34は、表保護プレート2aに形成した上記の貫通開口12に連なり、且つほぼ同一の大きさ(同一径)に形成されている。これにより、コイン型電池4は、その下部がわずかに円形開口34に挿入されるようにして、装着される。このような構成では、接触ばね部44の逃げ空間をとることができると共に、コイン型電池4を円形開口34に挿入した分、データ写込み装置1全体を薄型化することができる。
【0053】
プラス接続端子31は表保護プレート2aに掛け止めされて、コイン型電池4を押さえており、表保護プレート2aの貫通開口12を電池ケースと見立てた場合の蓋体的な形態を有している。プラス接続端子31もマイナス接続端子32と同様に、導電性を有する板ばねをプレス加工して形成されており、蓋体的な形態を有する端子本体51と、端子本体51から延在する導電部52、接点部53および一対の掛止部54,54とで、一体に形成されている。
【0054】
端子本体51は、略菱形平板状に形成され、コイン型電池4を径方向に跨ぐように配設されている。一対の掛止部54,54は、端子本体51の両端部の延長部分を折り曲げ、この部分に方形の切欠き孔54aを形成したものであり、上記の表保護プレート2aに形成した各掛止受け部13のフック部13aにこの切欠き孔54aがそれそれ掛け止めされるようになっている。すなわち、表保護プレート2aの両掛止受け部13,13に両掛止部54,54を位置合わせした後、プラス接続端子31を押し込むと、両掛止部54,54が押し開かれ、いわゆるスナップイン形式で両掛止受け部13,13に係止される。これにより、マイナス接続端子32を受けとして、貫通開口12に投入されたコイン型電池4を押さえるようにプラス接続端子31が、表保護プレート2aに装着される。
【0055】
導電部52は、一対の導電ばね部56,56から成り、各導電ばね部56は掛止部54の近傍から延在し、斜め下方に向かって延びている。各導電ばね部56の先端部は反るように屈曲しており、この部分で上記のプラス電源用ランド25にそれぞれ接続されている。すなわち、プラス接続端子31を表保護プレート2aに装着した状態で、一対の導電ばね部56,56は回路基板3上の2つのプラス電源用ランド25,25に圧接されるようになっている。この場合も、一対の導電ばね部56,56により、プラス接続端子31およびプラス電源用ランド25間における接続の信頼性を高めている。
【0056】
図10は、プラス接続端子31の他の実施形態を表している。この実施形態では、プラス接続端子31が略三角形の平面形状を有し、3つの角部に設けた掛止部54,54,54により、表保護プレート2aに形成した3つの掛止受け部13,13,13に掛け止めされている。そして、手前の1つの掛止部54の基部から、左右に導電部52,52が延在している。このような構成では、プラス接続端子31を表保護プレート2aに安定に保持することができると共に、一対の導電ばね部56,56の2つのプラス電源用ランド25,25への圧接をより安定なものとすることができる。
【0057】
なお、図11に示すように(他の実施形態)、導電ばね部56は掛止部54の近傍ではなく、掛止部54の先端に延設するようにしてもよい。すなわち、掛止部54の先端を延長し、反るように屈曲させて導電ばね部56を形成する。この実施形態では、スナップイン形式で掛止部54を掛止受け部13に係止した状態で、導電ばね部56がプラス電源用ランド25に圧接状態となる。もちろん、同図に示すように、一対の導電ばね部56,56のうち一方のみ、上記の構造としてもよい。
【0058】
接点部53は、一対の接触ばね部57,57から成り、コイン型電池4の表面中央部(プラス電極4a)にそれぞれ接続されている。一対の接触ばね部57,57、端子本体51の中央部分を略「S」字状に切り抜き、その残余部分の2片を斜め下方に折り曲げて形成されている。これにより、一対の接触ばね部57,57は、相互に隣接し且つ相互に反転した配置となっている。また、各接触ばね部57の先端には、マイナス接続端子32の場合と同様に、コイン型電池4の表面に直接接触する接触部位57aが突出形成されている。すなわち、接触ばね部57のばね力と端子本体51のばね力により、接触部位57aが上側からコイン型電池4の表面に圧接されている。
【0059】
この場合も、2本の接触ばね部57,57により、プラス接続端子31およびコイン型電池4のプラス電極4a間における接続の信頼性を高めている。特に、一対の接触ばね部57,57を相互に反転した配置としているため、圧接力のバランスが良好になると共に、相互の接触部位57a,57aを対角位置に配設することができるため、より一層、接続の信頼性を高めることができる。また、「S」字状の切抜きにより、端子本体51の剛性の低下を最小限に押さえることができる。
【0060】
さらに、図3に示すように、コイン型電池4を挟持するように配設した、プラス接続端子31の接触部位57a,57aとマイナス接続端子32の接触部位44a,44aとは、平面視略十字状に配設されている。より具体的には、一方の2つの接触部位57a,57aを結んだ線と、他方の2つの接触部位44a,44aを結んだ線とが、略十字状に交わっている。このため、コイン型電池4の揺動が偏ることなく、軸線方向に規制される。したがって、この点でも、両接触部位57a,44aの接続の信頼性を高めることができる。
【0061】
以上の構成では、コイン型電池4は、軸方向において、回路基板3に固定したマイナス接続端子32と表保護プレート2aに装着したプラス接続端子31とにより、挟持されるようにして支持され、径方向において、表保護プレート2aに形成した貫通開口12により、囲繞されるようにして保持される。すなわち、プラス接続端子31、マイナス接続端子32および貫通開口12により、コイン型電池4の保持機構が構成されている。なお、この実施形態では、プラス接続端子31を表保護プレート2aに掛止め(装着)しているが、これを回路基板3に掛止め(装着)するようにしてもよい。かかる場合には、コイン型電池4に対するプラス接続端子31とマイナス接続端子32の挟持力が、表保護プレート2aや回路基板3との接続部分等に逃げてしまうのを極力防止することができる。
【0062】
以上のように本実施形態によれば、貫通開口12で囲繞したコイン型電池4を、プラス接続端子31とマイナス接続端子32とで、表裏方向から圧接支持するようにしているため、衝撃を受けてコイン型電池4が揺動しても、両接続端子31,32が追従遅れを生ずることなく揺動し、両接続端子31,32がコイン型電池4の両電極4a,4bから離れるのを確実に防止することができる。したがって、衝撃により日時データがリセットしてしまうのを、防止することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明のコイン型電池の保持装置によれば、コイン型電池の表裏に対峙する接続端子により、衝撃に対し接続端子がコイン型電池(の電極)から離れる(接続不良)のを確実に防止することができる。また、有底の電池ホルダを必要としない。更に、コイン型電池の離脱を阻止できると共に、外力を必要とすることなく、第2接続端子をコイン型電池に圧接しておくことができる。したがって、単純な構造で、衝撃によるコイン型電池の接触不良を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデータ写込み装置の外観斜視図である。
【図2】実施形態に係るデータ写込み装置の分解斜視図である。
【図3】実施形態に係るデータ写込み装置の回路基板の平面図である。
【図4】実施形態に係るデータ写込み装置が搭載されたカメラの外観斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る日時設定装置の外観斜視図である。
【図6】他の実施形態に係るデータ写込み装置の外観斜視図である。
【図7】更に他の実施形態に係るデータ写込み装置の外観斜視図である。
【図8】実施形態に係るデータ写込み装置のコイン型電池廻りの分解斜視図である。
【図9】他の実施形態に係るコイン型電池廻りの分解斜視図である。
【図10】他の実施形態に係るコイン型電池廻りの平面図である。
【図11】他の実施形態に係るデータ写込み装置のコイン型電池廻りの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 データ写込み装置 2a 表保護プレート
2b 裏保護プレート 3 回路基板
4 コイン型電池 4a プラス電極
4b マイナス電極 12 貫通開口
13 掛止受け部 25 プラス電源用ランド
26 マイナス電源用ランド 31 プラス接続端子
32 マイナス接続端子 33 逃げ開口
41 導電部 42 接点部
44 接触ばね部 44a 接触部位
51 端子本体 52 導電部
53 接点部 54 掛止部
56 導電ばね部 57 接触ばね部
57a 接触部位 100 カメラ本体
107 裏蓋

Claims (4)

  1. 回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、前記回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、
    前記保護プレートに形成され、前記コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、
    前記第1接続端子の接点部および前記第2接続端子の接点部は、前記コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、
    前記第2接続端子は、その接点部を前記コイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方に装着され、
    前記回路基板の前記第1接続端子が面する部分には、当該第1接続端子の揺動による不具合を回避するための逃げ開口が形成されていることを特徴とするコイン型電池の保持装置。
  2. 回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、前記回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、
    前記保護プレートに形成され、前記コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、
    前記第1接続端子の接点部および前記第2接続端子の接点部は、前記コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、
    前記第2接続端子は、その接点部を前記コイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方に装着され、
    前記回路基板の前記コイン型電池が面する部分には、前記貫通開口に合致すると共に、当該コイン型電池の一部を径方向に保持する開口が形成されていることを特徴とするコイン型電池の保持装置。
  3. 回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、前記回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、
    前記保護プレートに形成され、前記コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、
    前記第1接続端子の接点部および前記第2接続端子の接点部は、前記コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、
    前記第2接続端子は、その接点部を前記コイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方に装着され、
    前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方は、前記貫通開口の近傍に配置した複数の掛止受け部を有し、
    前記第2接続端子は、その外周部に前記複数の掛止受け部の対応する複数の掛止部を有し、
    前記第2接続端子は、前記各掛止部を前記各掛止受け部にスナップイン形式で掛け止めすることで、前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方に装着されていることを特徴とするコイン型電池の保持装置。
  4. 回路基板上の実装部品を保護する保護プレートを貫通して、前記回路基板上にコイン型電池の装着するコイン型電池の保持装置において、
    前記保護プレートに形成され、前記コイン型電池を径方向に保持する貫通開口と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の裏面に接触する第1接続端子と、
    通電部で前記回路基板上に形成した電源用ランドに接続され、接点部で前記コイン型電池の表面に接触する第2接続端子とを備え、
    前記第1接続端子の接点部および前記第2接続端子の接点部は、前記コイン型電池を相互に圧接挟持する板ばねでそれぞれ構成され、
    前記第2接続端子は、その接点部を前記コイン型電池に圧接可能であって且つ当該コイン型電池の離脱を阻止可能な状態で、前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方に装着され、
    前記第2接続端子の通電部は、それぞれがばね性を有し対応する前記電源用ランドに直接接続される複数の通電ばね部を有し、
    前記各通電ばね部は、前記第2接続端子を前記保護プレートおよび前記回路基板の少なくとも一方に装着した状態で前記電源用ランドに圧接されていることを特徴とするコイン型電池の保持装置。
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