JP3835982B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ装置に係り、特に、電話機のフックスイッチなどに使用されるレバー操作タイプのスイッチ装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレバー操作タイプのスイッチ装置の構造を図11乃至図13に示す。図11はスイッチ装置の分解斜視図、図12、図13は同じく側断面図である。
この従来のレバー操作タイプのスイッチ装置は、収納部11aを有する箱形からなる合成樹脂製のハウジング11と、このハウジング11の収納部11aの内底面に配設された導電性の金属板からなる複数の共通接点12及び個別接点13と、この共通接点12に常時弾接する支持舌片14aを有し、前記共通接点12の先端側に揺動可能に軸支されると共に、この揺動に伴って、前記支持舌片14aの両端側に設けられた一対の弾接舌片14bが前記個別接点13と接離される同じく導電性の金属材からなる可動接片14と、前記ハウジング11に回動可能に軸支されて前記可動接片14を揺動させる合成樹脂製の操作レバー16と、この操作レバー16と前記ハウジング11の間に介在され、操作レバー16を復帰させる復帰ばね15とから構成されている。
【0003】
この従来のレバー操作タイプのスイッチ装置の構造としては、導電性の金属板をプレス加工して複数の前記共通接点12及び個別接点13を形成して、この共通接点12及び個別接点13を前記ハウジング11の収納部11aの内底面にプレス治具などでかしめて固定するか、接着するなどして固定されるものとなっている。
【0004】
また、前記可動接片14は、上面中央に設けられた軸穴14cが前記共通接点12の先端側に設けられた突部12aに係合され、この突部12aを支点として揺動するように形成されている。そして、前記操作レバー16が回動されるのに伴って、操作レバー16の内面に設けられた作動突起16aによって前記可動接片14の上面側が押圧されて、前記突部12aを支点として揺動され、前記一対の弾接舌片14bと前記個別接点13とが接離されるものとなっている。
【0005】
この場合、前記支持舌片14aは前記共通接点12に常時弾接されており、一対の前記弾接舌片14bのどちらか一方が前記個別接点13と接続(オン)されている時には、他方の前記弾接舌片14bは他方の前記個別接点13とは離間(オフ)された状態となっており、上記操作レバー16の回動操作によって前記可動接片14が揺動されることにより、前記個別接点13に弾接(オン)された前記弾接舌片14bの弾接挟持部が前記個別接点13から離脱して個別接点13の上端から上方へ退避した位置に移動することにより、オフとなり接点の切り換えが行われるものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のスイッチ装置の構成においては、前記可動接片14は平板状の金属板からなる前記共通接点12の先端側の一部を突出させた前記突部12aに、前記可動接片14の上面中央に設けられた前記軸穴14cを係合させて揺動可能に支持する構造となっていることから、前記共通接点12に直接支持させるため平板状の金属板を使用しなければならず材料歩留まりなどに無駄が生じてしまうという問題があった。
【0007】
また、前記共通接点12と前記個別接点13を共通にすることができず、部品点数を削減することができないという問題があった。
【0008】
したがって、本発明では上述した問題点を解決し、可動接片を安定して揺動支持することができ、共通接点及び個別接点の形状を簡単な構造とし材料費を安く抑えると共に、共通接点と個別接点との部品の共通化が図れるスイッチ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では第1の手段として、収納部を有するハウジングと、前記収納部の内底面に一端側が配設されると共に、他端側が前記ハウジングの底部から突出された共通接点及び個別接点と、前記共通接点に常時弾接する支持舌片及び前記個別接点と接離可能な弾接舌片とを有し、前記収納部内に揺動可能に支持された可動接片と、前記ハウジングに回動可能に軸支されて前記可動接片を揺動させる操作レバーとを備え、前記共通接点及び個別接点は、棒状の丸線材で形成されると共に、前記ハウジングに圧入保持されており、前記共通接点及び個別接点の側面には、前記ハウジングの圧入保持部の内面に対応する凹凸部を形成し、前記共通接点及び個別接点を、同一長さの丸線材で形成すると共に、それぞれの丸線材に形成された前記凹凸部からそれぞれの端面までの長さを略同一長さに形成し、前記凹凸部の一部を前記ハウジングの底部から表出した状態で前記ハウジングに圧入保持したことを特徴とする。
【0012】
また、第の手段として、丸線材からなる前記共通接点及び個別接点の一端側を、前記ハウジングの収納部の内底面に突出させると共に、この一端側の側面を前記可動接片の支持舌片と弾性舌片とで挟持したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1乃至図10に示す。図1はレバー操作タイプのスイッチ装置を示す分解斜視図、図2は同じく全体斜視図、図3は操作レバーの初期状態を示す側断面図、図4は同じく操作レバーの操作時を示す側断面図、図5はハウジングの平面図、図6は同じく側断面図、図7は可動接片と個別接点とのオン状態を示す説明図、図8は同じくオフ状態を示す説明図、図9は同じくオフ状態の他の実施例を示す説明図、図10は同じくオン状態の他の実施例を示す説明図である。
【0014】
図において、ハウジング1は合成樹脂などの絶縁材で収納部1aを有する上面開口状の箱形に形成されている。このハウジング1の収納部1a中央には、後述する復帰ばね5を収容する凹状の丸穴からなるばね収容部1bが設けられており、このばね収容部1bを挟んで対向する両側面部中央には、後述する可動接片4を回動可能に支持する突出部からなる一対の回動支持部1cが設けられている。この回動支持部1cの中央には、後述する共通接点2が圧入されて保持される接点挿入孔1dが設けられており、この接点挿入孔1dを挟んで両側には、一対の円弧面からなる回動面1eが形成されている。この回動面1eに後述する可動接片4の支持舌片4a先端の円弧状の支持突部4cが係合されて回動可能に支持されるものとなっている。
【0015】
また、前記収納部1aの両側面部には、前記回動支持部1cを挟んで両端部に、突出部からなる複数の絶縁壁部1fが設けられている。この絶縁壁部1fの略中央には、後述する個別接点3が圧入されて保持される接点挿入孔1gが設けられており、この接点挿入孔1gから一定距離離れた一端側近傍の前記絶縁壁部1fには、後述する個別接点3から離反する可動接片4の弾接舌片4bを拡開させる先細状の案内部1hが個別接点3の突出方向へ突出されて一体的に形成されている。この案内部1hの個別接点に対応する突出方向の高さを変更することにより、スイッチのオン/オフの切り換え時のオン/オフする時間的なタイミングを変更することが可能となっている。
【0016】
また、前記ハウジング1の一対の側面部中央には、後述する操作レバー6を回動可能に軸支する突出部からなる一対の支軸部1iが形成されており、また、これと直交する他の一対の側面部中央には、前記ハウジング1の底面側へ突出して電話機などの機器側の回路基板などの取付孔に係合される一対の脚部1jが形成されたものとなっている。
【0017】
共通接点2、及び個別接点3は、導電性の金属材からなる棒状の丸線材を一定長さに切断して形成されており、全て同一の長さとなるように形成されている。この共通接点2、及び個別接点3の丸棒状の側面中央には、前記ハウジング1の圧入保持部である前記接点挿入孔1d、1gの内面に対応する複数の凹凸部2a、3aが、プレス加工などの方法によって偏肉形成されている。また、この凹凸部2a、3aは、それぞれの丸線材に形成された前記凹凸部2a、3aの端縁部からそれぞれの先端面までの長さが、略同一長さとなるように形成されており、前記接点挿入孔1d、1gに挿入する際の方向性の識別が不要となって簡単に圧入できるようになっている。
【0018】
前記共通接点2、及び個別接点3を、前記ハウジング1の接点挿入孔1d、1gに圧入して保持する時には、偏肉された前記凹凸部2a、3aが前記圧入保持部に強嵌合されると共に、スイッチの回路基板への実装時の半田付け時の熱によって圧入部分の内面の樹脂が軟化して前記凹凸部2a、3aに入り込み凝固することにより、前記ハウジング1に前記共通接点2、及び個別接点3を強固に取り付けることができるものとなっている。
【0019】
また、図6に示すように前記共通接点2、及び個別接点3は、前記凹凸部2a、3aの一部を前記ハウジング1の底部から表出した状態で前記ハウジング1に圧入保持されるように形成されており、この凹凸部2a、3aによってフラックスの侵行する延面距離を延長できると共に、凹凸部の溝部をフラックス溜まり部とすることができることから、半田付け時のフラックス上がりを抑えることができるものとなっている。
【0020】
可動接片4は、弾性を有する導電性の薄板状の金属板を折り曲げ、クリップ状に形成されている。この可動接片4の中央には、前記共通接点2と常時弾接する支持舌片4aが形成されており、この支持舌片4aを挟んで両側には、前記個別接点3と接離される一対の弾接舌片4bが形成されている。また、前記支持舌片4aには、前記共通接点2との弾接位置から自由端側に延出する支持突部4cが形成されており、この支持突部4cは、前記支持舌片4aと前記共通接点2との弾接位置に対して、前記ハウジング1の内底面側に延出して形成されている。また、前記支持突部4cの自由端側の端面は円弧状に形成されており、この円弧状の前記支持突部4cが、前記ハウジング1に形成された円弧状の前記回動支持部1cの回動面1eに回動可能に支持されるものとなっている。
【0021】
前記可動接片4は、前記支持突部4cが前記回動支持部1cに回動可能に支持されて、前記支持舌片4aが前記共通接点2と常時弾接されており、後述する操作レバー6の回動操作に伴って、前記弾接舌片4bが前記個別接点3と前記絶縁壁部1fの案内部1hとの間を摺接することにより、前記共通接点2と個別接点3との間で接離されて接点のオン/オフが行われるものとなっている。
【0022】
復帰ばね5は、巻線状のコイルばねからなり、一端側が前記ハウジング1のばね収容部1bに係止され、他端側が後述する操作レバー6の図示しないばね係止部に係止されて操作レバー6を初期位置へ復帰させるものとなっている。
【0023】
操作レバー6は、合成樹脂などの絶縁材で形成されており、下面が開口された略方形の箱形からなるカバー部6aと、このカバー部6aの一端側に長尺状に突出して形成された操作部6bから形成されている。また、前記カバー部6aの両側面部には、前記ハウジング1に形成された一対の支軸部1iに軸支される一対の軸孔部6cが形成されている。そして、前記カバー部6aの内底面が前記可動接片4の上面部と当接することにより、前記可動接片4が、前記操作レバー6の回動に伴って、前記ハウジング1の前記回動支持部1cを回動支点として回動されるものとなっている。
【0024】
次に、上記実施例のレバー操作タイプのスイッチ装置の動作について図3、4及び図7、8に基づいて説明する。
まず、図3に示す初期の状態では、前記操作レバー6は前記復帰ばね5の付勢力により図示反時計方向へ回動付勢されている。この時、前記可動接片4は、前記支持舌片4aが、常時前記共通接点2と接触されており、また、一対の前記弾接舌片4bのうち右側が、一対の前記個別接点3のうち右側の個別接点3と接触された状態となっている(図7に示す)。一方、左側の前記弾接舌片4bは、前記絶縁壁部1fによって拡開された状態となっており、左側の前記個別接点3とは離間された状態となっている(図8に示す)。
この状態では、前記共通接点2と右側の前記個別接点3が接続されオン状態となっており、左側の前記個別接点3はオフ状態となっている。
【0025】
この状態から、図4に示すように前記操作レバー6の操作部6bが受話器などで押圧されると、前記操作レバー6が前記ハウジング1の支軸部1iを中心に回動されると共に、前記可動接片4が回動されて図示時計方向へ回動する。この回動に伴って、前記可動接片4は、オン状態だった右側の前記弾接舌片4bが、前記絶縁壁部1fによって拡開されて右側の前記個別接点3から離間されてオフ状態となり、反対に、オフ状態だった左側の前記弾接舌片4bが、前記絶縁壁部1fから外れて前記個別接点3に接触することでオン状態となる。
この状態では、前記共通接点2と左側の前記個別接点3が接続されてオン状態となり、右側の前記個別接点3は前記共通接点2から離間されてオフ状態となることから接点の切り換えが行われるものとなっている。
【0026】
この状態から、前記操作部6bへの押圧を解除すれば、前記操作レバー6は前記復帰ばね5の付勢力によって図3に示す初期状態へ復帰するものとなっている。
【0027】
上記構成によれば、前記可動接片4の支持舌片4aには、前記共通接点2との弾接位置から自由端側に延出する、前記支持突部4cが形成されており、この支持突部4cの先端を前記ハウジング1の収納部1aの内底面に形成した前記回動支持部1cに支持させて、前記支持舌片4aを前記共通接点2に常時弾接させながら、前記可動接片4を回動可能に支持させるようにしたことから、従来の構造のように共通接点に直接可動接片を軸支させる必要がないため、前記共通接点2や個別接点3を幅の狭い丸線材に変えても、前記可動接片4を安定して揺動支持することができ、接点形状を単純な棒状の丸線材で形成できるので、材料費や加工費が安価となり、前記共通接点2と個別接点3との部品の共通化が図れるものとなっている。
【0028】
また、前記支持舌片4aに形成された前記支持突部4cは、前記支持舌片4aが前記共通接点2を挟持して摺接する弾接位置に対して、前記ハウジング1の収納部1aの内底面側に延出して形成されていることから、回動時に、前記支持突部4cと前記ハウジング1の回動支持部1cとの摺動によって削れによる摩耗粉が発生したとしても、前記共通接点2との弾接位置よりも下側で発生するため、前記共通接点2との弾接位置への付着を防止することができ、安定した接触が得られるものとなっている。
【0029】
また、前記支持突部4cの自由端側の端面は円弧状に形成されており、この円弧状に形成された前記支持突部4cの先端が、前記ハウジング1の前記回動支持部1cに円弧状に形成された前記回動面1eに回動可能に支持されるようになっていることから、簡単な構造で回動のための支持部を形成することができ、安定した回動動作が得られるものとなっている。
【0030】
上記構成では、スイッチの接点部をオン/オフさせる構造として、前記収納部1aの内底面に、前記個別接点3の突出方向に向けて突出させた前記絶縁壁部1fを形成し、この絶縁壁部1fに前記可動接片4の弾接舌片4bを挟持させて拡開させることにより前記個別接点3から離反させて接点部をオフさせるようにしたことから、前記絶縁壁部1fの形状を変更することにより、スイッチのオン/オフの切り換え時のオン/オフする時間的なタイミングを変更することが可能となっている。
【0031】
また、前記絶縁壁部1fは、前記ハウジング1と一体に成形された突出部から形成されており、この突出部に前記個別接点3から離反する前記可動接片4の弾接舌片4bを拡開させる先細状の前記案内部1hが形成されていることから、前記案内部1hを適宜変更するだけで容易にバラエティーの変更対応が可能となる。
【0032】
また、前記案内部1hは、前記収納部1aの内底面に突出して形成された前記絶縁壁部1f上で、前記個別接点3が突出された位置の近傍に、この個別接点3とは一定距離だけ離間して形成されていることから、スイッチの切り換え時に発生するアークにより前記絶縁壁部1fの樹脂壁が劣化するのを防止することができ、接点部の切り換えを確実に行うことができるものとなる。
【0033】
また、前記ハウジング1の収納部1aに、前記共通接点2及び個別接点3を複数組配設して、それぞれの前記個別接点3に対応する前記絶縁壁部1fの案内部1hの突出方向の高さを、それぞれ異ならせて形成することにより、スイッチの切り換え時のタイミングを同一スイッチの中でそれぞれ変更することが可能となり、多種にわたるバラエティー対応が可能となる。
【0034】
図9及び図10は絶縁壁部1fの他の実施例の構成を示し、この場合、絶縁壁部1fに形成され、前記個別接点2から離反する前記可動接片4の弾接舌片4bを拡開させる先細状の案内部1hは、前記個別接点3の突出方向とは反対の方向(前記収納部1aの内底面側)に向けて、前記個別接点3の先端側に位置するように前記絶縁壁部1fに一体的に形成されており、かつ、前記絶縁壁部1fは、前記ハウジング1の内側面から張り出させて一体的に形成されている。
【0035】
この場合、前記可動接片4が、前記ハウジング1の内底面から離れる方向(図示上方向)に回動した時には、前記案内部1hによって前記弾接舌片4bが拡開し、その反対に、前記ハウジング1の内底面に近づく方向(図示下方向)に回動した時には、前記案内部1hから、乗り上げていた前記弾接舌片4bが離れて、前記個別接点3との接触を許容するように形成されている。
【0036】
尚、上記構成では、図3及び図4で示したスイッチの切り換え時のオン/オフの切り換えが、左右の前記個別接点3間で逆転することとなり、例えば、図3の初期状態においては、前記可動接片4は、前記共通接点2と左側の前記個別接点3とが接続(オン)された状態となり、反対に右側の前記個別接点3とは離間(オフ)された状態となっている。
【0037】
この場合においても、前記案内部1hの前記個別接点3に対応する突出方向の高さを変更することにより、スイッチのオン/オフの切り換え時のオン/オフする時間的なタイミングを変更することが可能となっており、上述した図7及び図8の構成と同様の効果が得られるものとなる。
また、図7及び図8の構成と組み合わせることにより種々の切り換え時のタイミングのバラエティーに対応することが可能となっている。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスイッチ装置は、ハウジングに揺動可能に支持された可動接片と弾接する一端側が、収納部の内底面に配設されると共に、他端側がハウジングの底部から突出された共通接点及び個別接点を、棒状の丸線材で形成すると共に、ハウジングに圧入保持して、共通接点及び個別接点の側面に、ハウジングの圧入保持部の内面に対応する凹凸部を形成したことから、偏肉された凹凸部が圧入保持部に強嵌合されると共に、スイッチの回路基板への実装時の半田付け時の熱によって圧入部分の内面の樹脂が軟化して凹凸部に入り込み凝固することにより、ハウジングへの共通接点及び個別接点の取り付けを強固に行うことができる。
【0039】
また、共通接点及び個別接点を、同一長さの丸線材で形成すると共に、それぞれの丸線材に形成された凹凸部からそれぞれの端面までの長さを略同一長さに形成したことから、共通接点及び個別接点を接点挿入孔に挿入する際の方向性の識別が不要となって簡単に圧入でき、組立性が向上される。
【0040】
また、共通接点及び個別接点は、凹凸部の一部をハウジングの底部から表出した状態でハウジングに圧入保持したことから、この凹凸部によってフラックスの侵行する延面距離を延長できると共に、凹凸部の溝部をフラックス溜まり部とすることができるため、半田付け時のフラックス上がりを抑えることができる。
【0041】
また、丸線材からなる共通接点及び個別接点の一端側を、ハウジングの収納部の内底面に突出させると共に、この一端側の側面を可動接片の支持舌片と弾性舌片とで挟持したことから、接点部の構造が簡易となり、安価対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例であるレバー操作タイプのスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の同じくレバー操作タイプのスイッチ装置を示す全体斜視図である。
【図3】本発明の同じく操作レバーの初期状態を示す側断面図である。
【図4】本発明の同じく操作レバーの操作時を示す側断面図である。
【図5】本発明の同じくハウジングを示す平面図である。
【図6】本発明の同じくハウジングを示す側断面図である。
【図7】本発明の同じく可動接片と個別接点とのオン状態を示す説明図である。
【図8】本発明の同じく可動接片と個別接点とのオフ状態を示す説明図である。
【図9】本発明の同じく可動接片と個別接点とのオフ状態の他の実施例を示す説明図である。
【図10】本発明の同じく可動接片と個別接点とのオン状態の他の実施例を示す説明図である。
【図11】従来のレバー操作タイプのスイッチ装置を示す分解斜視図である。
【図12】従来のレバー操作タイプのスイッチ装置を示す側断面図である。
【図13】従来のレバー操作タイプのスイッチ装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
1a 収納部
1b ばね収容部
1c 回動支持部
1d,g 接点挿入孔(圧入保持部)
1e 回動面
1f 絶縁壁部
1h 案内部
1i 支軸部
1j 脚部
2 共通接点
2a 凹凸部
3 個別接点
3a 凹凸部
4 可動接片
4a 支持舌片
4b 弾接舌片
4c 支持突部
5 復帰ばね
6 操作レバー
6a カバー部
6b 操作部
6c 軸孔部

Claims (2)

  1. 収納部を有するハウジングと、前記収納部の内底面に一端側が配設されると共に、他端側が前記ハウジングの底部から突出された共通接点及び個別接点と、前記共通接点に常時弾接する支持舌片及び前記個別接点と接離可能な弾接舌片とを有し、前記収納部内に揺動可能に支持された可動接片と、前記ハウジングに回動可能に軸支されて前記可動接片を揺動させる操作レバーとを備え、前記共通接点及び個別接点は、棒状の丸線材で形成されると共に、前記ハウジングに圧入保持されており、前記共通接点及び個別接点の側面には、前記ハウジングの圧入保持部の内面に対応する凹凸部を形成し、前記共通接点及び個別接点を、同一長さの丸線材で形成すると共に、それぞれの丸線材に形成された前記凹凸部からそれぞれの端面までの長さを略同一長さに形成し、前記凹凸部の一部を前記ハウジングの底部から表出した状態で前記ハウジングに圧入保持したことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 丸線材からなる前記共通接点及び個別接点の一端側を、前記ハウジングの収納部の内底面に突出させると共に、この一端側の側面を前記可動接片の支持舌片と弾性舌片とで挟持したことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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