JP3835498B2 - 化粧料組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は化粧料組成物に関し、更に詳しくは、頭髪のまとまり、しっとり感に優れ、また肌に対するなじみのよさ、つっぱり感のなさ、しっとり感に優れた化粧料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧料組成物において、主に洗浄成分としてアニオンおよび両性界面活性剤が使用されるが、これらは使用時に肌につっぱり感が生じるという問題点があった。
【0003】
また、主に頭髪のコンディショニング剤としてカチオン界面活性剤が使用されるが、頭髪のまとまり、しっとり感等のコンディショニング効果が不充分であった。
【0004】
また、主にクリーム等に非イオン界面活性剤が使用されるが、使用時の肌へのなじみが悪い、しっとり感が不充分であるという問題点があった。
【0005】
これらの諸問題を解決するために、界面活性剤にNε-ラウロイル-L-リジン等の粉体を配合することがよく行われる。Nε-ラウロイル-L-リジンは化粧料のなじみの改善効果に優れるものであるが、肌のつっぱり感やしっとり感、頭髪のまとまりやしっとり感の点で必ずしも満足のいくものではなかった。塩基性アミノ酸のアシル化物は従来から知られているものであるが、化粧料組成物の基材としてNε-ラウロイル-L-リジンについてはよく検討されてきたが、Nα-長鎖アシルアルギニンに関してはあまり検討されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、頭髪のまとまり、しっとり感等のコンディショニング効果に優れ、また肌に対するなじみのよさ、つっぱり感のなさ、しっとり感に優れる化粧料組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、かかる現状に鑑み鋭意研究した結果、化粧料組成物において、(A)Nα-長鎖アシルアルギニンから選ばれる1種以上および/またはNα-長鎖アシルアルギニンで表面処理を行った化粧料用粉体から選ばれる1種以上と(B)界面活性剤から選ばれる1種以上とを併用することにより、上記目的が達成されることを見出し、本発明を完成した
【0008】
即ち、本発明は(A)長鎖アシル基が炭素原子数8〜22の脂肪族アシル基であるNα-長鎖アシルアルギニンから選ばれる1種以上および/または該Nα-長鎖アシルアルギニンで表面処理を行った化粧料用粉体から選ばれる1種以上と(B)界面活性剤から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする化粧料組成物に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】
本発明で使用できるNα-長鎖アシルアルギニンは特開昭48-23729号公報記載の製法、あるいは特開昭49−1513号公報記載の製法により得ることができる。
【0011】
本発明で使用するNα-長鎖アシルアルギニンは炭素数8〜22の直鎖または分岐の飽和または不飽和の脂肪族アシル基を有するものであり下記一般式(1)で表されるものである。
【0012】
【化1】
【0013】
[上記式中、Rは炭素原子数7〜21の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルケニル基を示す。]
【0014】
例示すればNα-オレイルアルギニン、Nα-ラウロイルアルギニン、Nα-ミリストイルアルギニン、Nα-パルミトイルアルギニン、Nα-ステアロイルアルギニン、Nα-オクチルドデシルアルギニン、Nα-ベヘニルアルギニン、Nα-ヤシ油脂肪酸アルギニン、Nα-パーム核油脂肪酸アルギニン、Nα-牛脂脂肪酸アシルアルギニン等が挙げられるが、Nα-ラウロイルアルギニン、Nα-ミリストイルアルギニン、Nα-パルミトイルアルギニン、Nα-ステアロイルアルギニンが好ましく、より好ましくはNα-ラウロイルアルギニン、Nα-ミリストイルアルギニン、Nα-パルミトイルアルギニンである。また、D体、L体、DL体のいずれも使用できるが、工業的に入手しやすい点でL体が好ましい。
【0015】
さらに、Nα-長鎖アシルアルギニンで化粧料用粉体を表面処理することにより、化粧料用粉体の特性を生かし、更にしっとり感、塗布時のなじみ等に優れた化粧料用粉体を得ることができる。表面処理の方法は、湿式、乾式のいずれでも良い。
【0016】
本発明で使用できる化粧料用粉体としては化粧料に用いることができるものであればよく、特に制限されないが、例示すればナイロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレン・アクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ4フッ化エチレン粉末、セルロース粉末などの有機粉末、トリメチルシルセスキオキサン粉末、シリコーン樹脂粉末、タルク、カオリン、雲母、セリサイト、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸カルシウム、フッ酸アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、窒化ホウ素、二酸化チタン、酸化亜鉛、ベンガラ、チタン酸鉄、微粒子酸化チタン、針状酸化チタン、紡錘状酸化チタン、棒状酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、薄片状酸化亜鉛等の紫外線遮断粉体、γ−酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンゴバイオレット、バルトバイオレット、酸化クロム、酸化セリウム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、群青、紺青、酸化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、アルミニウムパウダー、銅パウダー、赤色201号等の顔料、クロロフィル、β−カロチン等が挙げられる。
【0017】
化粧料用粉体を表面処理する際のNα-長鎖アシルアルギニンの使用量は処理する化粧料用粉体の0.01〜30重量%使用することが好ましく、より好ましくは0.1〜15重量%、さらに好ましくは0.5〜5重量%である。使用量が0.01重量%未満だと、しっとり感等の改善が不充分な場合があり、30重量%以上だと化粧料用粉体本来の特性が失われる可能性がある。
【0018】
本発明で使用されるNα-長鎖アシルアルギニンおよび/またはNα-長鎖アシルアルギニンで表面処理を行った化粧料用粉体の配合量は目的とする製品により適宜決定され、特に制限されないが、通常0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜10重量%で、さらにに好ましくは0.5〜5重量%である。Nα-長鎖アシルアルギニンとNα-長鎖アシルアルギニンで表面処理した化粧料用粉体はそれぞれ単独で用いてもよく、併用してもよい。
【0019】
本発明で使用される界面活性剤は特に制限されないが、例示すればアルキル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸およびその誘導体の塩、アルキルザルコシンおよびその誘導体の塩、N-アルキル-N-メチル-β-アラニン塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、長鎖脂肪酸エチルエステルスルホン酸塩、N-ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸塩、 N-ラウロイルグルタミン酸塩、 N-ミリストイルグルタミン酸塩、 N-ヤシ油脂肪酸アシルアスパラギン酸塩、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシン塩、N-ヤシ油脂肪酸アシルアラニン塩等のN-アシルアミノ酸塩、高級脂肪酸塩等のアニオン界面活性剤;カルボベタイン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤;レシチン誘導体、プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンステロールおよびその誘導体、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンおよびその誘導体、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、アルカノールアミド、シュガーエステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸エステル、ポリオキシエチレングリセリルピログルタミン酸エステルのノニオン界面活性剤;4級アンモニウム塩、アミドアミン類、N-アシルアルギニンエステル塩、N-[3-アルキルオキシ-2-ヒドロキシプロピル]-L-アルギニン塩等のカチオン界面活性剤が挙げられる。なお、アニオン界面活性剤の塩としてはナトリウム、マグネシウム、カリウム、アンモニウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アルギニン、リジン塩等が挙げられる。
【0020】
本発明の化粧料組成物における界面活性剤の配合量は目的とする製品により適宜決定され、特に制限されないが、通常0.01〜99重量%、好ましくは0.1〜95重量である。
【0021】
本発明の化粧料組成物は、シャンプー、リンス、リンスインシャンプー、コンディショニングシャンプー、ヘアローション、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアクリーム、ヘアスプレー、ヘアリキッド、ヘアワックス、ヘアウォーター、ヘアスタイリング剤、パーマ液、ヘアカラー、酸性ヘアカラー、ヘアマニキュア等の各種頭髪用化粧料、および化粧水、乳液、洗顔料、メイク落とし、クレンジングローション、エモリエントローション、ナリッシングクレーム、エモリエントクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、ボディーシャンプー、ハンドソープ、固形石鹸、ひげ剃り用クリーム、日焼け化粧料、デオドラントパウダー、デオドラントローション、デオドラントスプレー、メーク落としジェル、モイスチャージェル、保湿エッセンス、紫外線防止エッセンス、シェービングフォーム、白粉、ファンデーション、口紅、頬紅、アイライナー、アイシャドー、眉墨、浴剤等の各種皮膚用化粧料、歯磨き等として用いることができる。
【0022】
なお上記の界面活性剤の他にも、本発明の効果を阻害しない範囲で通常使用される各種添加剤を添加することができる。例としては蝋類、植物油、動物系油脂、天然系油脂誘導体、鉱物系油脂、低級および高級脂肪酸エステル、N-アシルグルタミン酸エステル等の合成系油脂、シリコーン化合物、高分子物質、アルコール類、多価アルコール、抽出物、アミノ酸、核酸、ビタミン、酵素、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、キレート剤、制汗剤、酸化染料、pH調整剤、パール化剤、湿潤剤等の化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、医薬部外品原料規格、日本薬局方、食品添加物公定書記載の原料等が挙げられる。
【0023】
【実施例】
次に、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0024】
製造例1 Nα-ラウロイル-L-アルギニンの製造
特開昭48-23729号の実施例1の方法に従い製造を行った。
L-アルギニン35.0gにアセトン118.7g及び水200gを加え、pH11.5〜12.0、反応温度15〜25℃を保持しながら、ラウリン酸クロライド(日本油脂(株)製)36.5gと8N-NaOH水溶液45mlを攪拌しながら2時間かけて同時に滴下した。2時間熟成後、冷却下に6N硫酸でpH5.0に調整し、さらに約300mlの氷水中に反応液を投入してNα-ラウロイル-L-アルギニンの粗結晶を析出、濾過後乾燥した(収量55g)。粗結晶を石油ベンジン300mlで撹拌、洗浄後濾過し、減圧乾燥してNα-ラウロイル-L-アルギニン51gを得た(収率85%)。
【0025】
製造例1と同様にして、Nα-ミリストイル-L-アルギニン、Nα-パルミトイル-L-アルギニン、Nα-硬化牛脂脂肪酸-L-アルギニンを製造した。
【0026】
製造例2 タルクの表面処理
タルク5.0gと製造例1の化合物0.05gを混合し、家庭用ミキサーを用いて1分×2回撹拌混合して表面処理を行った。
【0027】
製造例3 タルクの表面処理
製造例2と同様にして、Nε-L-ラウロイルリジン(味の素(株)「アミホープLL」)を用いてタルクの表面処理を行った。
【0028】
試験例1
後記表1に示す組成(重量%表示、総量100%)のハンドソープを調製し、専門パネラー5名によりこれらハンドソープを用いて手の洗浄を行い、(a)使用時のつっぱり感の無さ、(b)使用時のなじみの良さ(c)使用後のしっとり感について官能評価を行った。評価は表1の比較例1を基準とした相対評価とし、以下に示す基準による平均値を算出し、平均値が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通(△)、そして2.4以下の場合を不良(×)として行った。評価結果も表1に示す。
【0029】
<評価基準>
【0030】
(a)使用時のつっぱり感の無さ
5:標準品よりつっぱり感が無い
4:標準品よりややつっぱり感が無い
3:標準品と同等
2:標準品よりややつっぱり感がある
1:標準品よりつっぱり感がある
【0031】
(b)使用時のなじみの良さ
5:標準品よりなじみが良い
4:標準品よりややなじみが良い
3:標準品と同等
2:標準品よりややなじみが悪い
1:標準品よりなじみが悪い
【0032】
(c)使用後のしっとり感
5:標準品よりしっとり感がある
4:標準品よりややしっとり感がある
3:標準品と同等
2:標準品よりややしっとり感がない
1:標準品よりしっとり感がない
【0033】
【表1】
【0034】
試験例2
後記表2に示す組成(重量%表示、総量100%)のリンスを調製し、1%ラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した毛束にこれらリンスを塗布後、充分に水洗し、乾燥後の(a)頭髪のまとまり、(b)頭髪のしっとり感について官能評価を行った。評価は表2の比較例3を基準とした相対評価とし、以下に示す基準による平均値を算出し、平均値が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通(△)、そして2.4以下の場合を不良(×)として行った。評価結果も表2に示す。
【0035】
<評価基準>
【0036】
(a)頭髪のまとまり
5:標準品よりまとまりが良い
4:標準品よりややまとまりが良い
3:標準品と同等
2:標準品よりややまとまりが悪い
1:標準品よりまとまりが悪い
【0037】
(b)頭髪のしっとり感
5:標準品よりしっとり感がある
4:標準品よりややしっとり感がある
3:標準品と同等
2:標準品よりややしっとり感がない
1:標準品よりしっとり感がない
【0038】
【表2】
【0039】
試験例3
後記表3に示す組成(重量%表示、総量100%)のリンスを調製し、1%ラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した中国人毛の毛束にこれらリンスを塗布後、充分に水洗し、乾燥後の(b)頭髪のしっとり感について官能評価を行った。評価は表3の比較例5を基準とした相対評価とし、試験例2と同様の評価基準により行った。評価結果も表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】
試験例4
後記表4に示す組成(重量%表示、総量100%)のクリームを調製し、専門パネラー5名により、各クリームを手の甲に塗布し、(a)塗布時の肌へのなじみ(b)使用後のしっとり感について官能評価を行った。評価は表4の比較例6を基準とした相対評価とし、以下に示す基準による平均値を算出し、平均値が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の場合を普通(△)、そして2.4以下の場合を不良(×)として行った。評価結果も表4に示す。
【0042】
<評価基準>
【0043】
(a)塗布時の肌へのなじみ
5:標準品よりなじみが良い
4:標準品よりややなじみが良い
3:標準品と同等
2:標準品よりややなじみが悪い
1:標準品よりなじみが悪い
【0044】
(b)使用後のしっとり感
5:標準品よりしっとり感がある
4:標準品よりややしっとり感がある
3:標準品と同等
2:標準品よりややしっとり感がない
1:標準品よりしっとり感がない
【0045】
【表4】
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、頭髪のしっとり感、頭髪のまとまりといったコンディショニング効果に優れ、また肌に対するなじみのよさ、つっぱり感のなさ、しっとり感に優れた化粧料組成物を得ることが出来る。
Claims (3)
- (A)Nα-ラウロイルアルギニン、Nα-ミリストイルアルギニン、及びNα-パルミトイルアルギニンよりなる群から選択される少なくとも1種のNα-長鎖アシルアルギニン、および/または該Nα-長鎖アシルアルギニンで表面処理を行った化粧料粉体から選ばれる1種以上、及び
(B)界面活性剤から選ばれる1種以上
を含有することを特徴とする化粧料組成物。 - (A)成分を0.01〜50重量%、及び(B)成分を0.01〜99重量%の割合で含有する、請求項1に記載の化粧料組成物。
- (A)成分が、Nα - ラウロイルアルギニンおよび/または該Nα - 長鎖アシルアルギニンで表面処理を行った化粧料粉体である、請求項1又は2に記載の化粧料組成物。
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