JP2000355524A - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

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JP2000355524A
JP2000355524A JP11166441A JP16644199A JP2000355524A JP 2000355524 A JP2000355524 A JP 2000355524A JP 11166441 A JP11166441 A JP 11166441A JP 16644199 A JP16644199 A JP 16644199A JP 2000355524 A JP2000355524 A JP 2000355524A
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amino acid
long
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carbon atoms
group
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JP11166441A
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Hiroji Ishii
博治 石井
Ryosuke Yumioka
良輔 弓岡
Masako Koyama
匡子 小山
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】頭髪に対して使用時および乾燥後にべたつき感
がなく、乾燥後の櫛通り性等のコンディショニング効果
に優れ、また皮膚に対して、使用時および使用後のべた
つき感や閉塞感がないのに加えて、すべり、のび等の皮
膚に対する使用感に優れている化粧料組成物を提供す
る。 【解決手段】アルコール部位が炭素原子数1〜10の直
鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基であり、炭
素原子数6〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の
アシル基を有するN−長鎖アシル中性アミノ酸エステル
又は/及びアルコール部位が炭素原子数1〜10の直鎖
又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基であり、炭素
原子数6〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和のア
シル基を有するN−長鎖アシル酸性アミノ酸ジエステル
並びに水溶性高分子および/またはアルコール溶解性高
分子から選ばれる1種以上を有効成分として含有する化
粧料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料組成物、さ
らに詳しくは、N−長鎖アシル中性アミノ酸のエステル
又は/及びN−長鎖アシル酸性アミノ酸のジエステルの
1種以上と、水溶性高分子および/またはアルコール溶
解性高分子から選ばれる1種以上とを有効成分として含
有する化粧料組成物に関する。本発明の化粧料組成物
は、頭髪に用いた場合、使用時および乾燥後にべたつき
感がなく、櫛通りが良好であり、コンディショニング効
果に優れ、また皮膚に対して、使用時および使用後のべ
たつき感および閉塞感がないのに加えて、すべり、のび
等の皮膚に対する使用感の優れたものである。
【0002】
【従来の技術】洗髪においては、頭髪の油脂成分が必要
以上に除去され、洗浄後、頭髪のなめらかさが失われ、
ぱさぱさした硬い感触となり、櫛通りが悪くなり裂毛や
枝毛が生じやすくなるといったことがよく問題にされ
る。
【0003】このような問題を改善するために、化粧料
組成物にはコンディショニング作用を有する成分が配合
される。コンディショニング成分として、油性原料が汎
用されている。従来、化粧料組成物に用いられる油性原
料としては、流動パラフィン等の鉱物油やミチスチン酸
イソプロピルといった脂肪酸のエステル化物が広く用い
られてきたが、毛髪に対してべたつき感があることや櫛
通りが悪く、皮膚に対してはのび、すべりが悪く、べた
つき感や閉塞感を生じる問題点があった。
【0004】一方、頭髪用化粧料において、頭髪に対す
るコンディショニング性の付与のためにカチオン性高分
子あるいは両性高分子が良く用いられるが、これらの高
分子は十分なコンディショニング性を出すためには多量
に配合する必要があり、使用時および乾燥後の頭髪にご
わつき感を生じたり、櫛通りが悪い等使用感に劣るとい
う問題点があった。また、主に頭髪にスタイリング性を
付与する目的でアクリル樹脂アルカノールアミン液やポ
リビニルアルコールなどのアニオン性高分子あるいはノ
ニオン性高分子がよく用いられるが、これらの高分子は
スタイリング性は強いもののコンディショニング性とい
う観点では不十分なものであった。
【0005】また、各種化粧料の粘度を調整したり、剤
型を安定化したり、塗布時ののび(チキソトロピー性)
を付与する目的で、カルボキシビニルポリマー、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロース、グァーガム等のアニオン性高分子あるいはノニ
オン性高分子がよく用いられる。また、剤型の安定化や
保湿剤としてヒアルロン酸、加水分解タンパク等のアニ
オン性高分子あるいは両性高分子がよく使用される。こ
れらの高分子は各種の化粧料に対し上記のような優れた
機能を付与する一方で、皮膚に対してべたつき感や閉塞
感があることや、毛髪に対して櫛通りが悪く、コンディ
ショニング効果が十分なものと言えなかった。
【0006】さらに、上記の汎用される油性原料及び高
分子を併用して用いられることも行われるが、頭髪に用
いた場合のべたつきや、皮膚に用いた場合の閉塞感を有
する等、満足するものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、頭髪
に対して使用時および乾燥後にべたつき感がなく、乾燥
後の櫛通り性等のコンディショニング効果に優れ、また
皮膚に対して、使用時および使用後のべたつき感や閉塞
感がないのに加えて、すべり、のび等の皮膚に対する使
用感に優れている化粧料組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前項記載
の目的を達成すべく鋭意研究の結果、N−長鎖アシル中
性アミノ酸エステルおよび/またはN−長鎖アシル酸性
アミノ酸ジエステルから選ばれる1種以上と、水溶性高
分子および/またはアルコール溶解性高分子から選ばれ
る1種以上とを併用することにより上記目的が達成され
ることを見いだし、このような知見に基づいて本発明を
完成した。
【0009】即ち、本発明は、炭素原子数6〜22の直
鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和のアシル基を有するN−
長鎖アシル中性アミノ酸のエステルであって、そのアル
コール部位を構成する炭化水素基が炭素原子数1〜10
の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基である
N−長鎖アシル中性アミノ酸エステル(成分A)又は/
及び炭素原子数6〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不
飽和のアシル基を有するN−長鎖アシル酸性アミノ酸の
ジエステルであって、そのアルコール部位を構成する炭
化水素基が炭素原子数1〜10の直鎖又は分岐鎖の飽和
又は不飽和の炭化水素基であるN−長鎖アシル酸性アミ
ノ酸ジエステル(成分B)並びに水溶性高分子および/
またはアルコール溶解性高分子から選ばれる1種以上
(成分C)を有効成分として含有することを特徴とする
化粧料組成物に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】先ず、本発明の化粧料組成物の必須成分で
ある1つであるN−長鎖アシル中性アミノ酸エステル又
は酸性アミノ酸エステルについて説明する。
【0012】最初に、本発明に係わるN~長鎖アシル中性
アミノ酸エステル(成分A)について詳述する。
【0013】本発明に係わるN−長鎖アシル中性アミノ
酸エステルの長鎖アシル基としては、炭素原子数6〜2
2の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和のものであ
り、例えば、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、リノール
酸、リノレイン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、2
−エチルヘキサン酸、ヤシ油脂肪酸、牛脂脂肪酸、硬化
牛脂油脂肪酸、パーム核油脂肪酸等から誘導することの
できるアシル基を挙げることができる。好ましいアシル
基としては、カプロイル基酸、ラウロイル基、ミリスチ
ル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ベヘノイル
基、ココイル基、硬化牛脂油脂肪酸アシル基、パーム核
油脂肪酸アシル基等を挙げることができる。
【0014】また、中性アミノ酸部位を構成する中性ア
ミノ酸は、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イ
ソロイシン、セリン、スレオニン、プロリン、β−アラ
ニン、アミノ酪酸、ザルコシン、N−メチル−β−アラ
ニン等の中性アミノ酸を挙げることができる。好ましく
は、グリシン、アラニン、β−アラニン、α−アミノ酪
酸、γ−アミノ酪酸、ザルコシン及びN−メチル−β−
アラニンであり、更に好まくは、ザルコシン、アラニ
ン、グリシン、N−メチル−β−アラニンであり、特に
好ましくは、N−アルキル中性アミノ酸であるザルコシ
ンおよびN−メチル−β−アラニンである。なお、これ
らのアミノ酸は、光学活性体およびラセミ体のいずれで
もよい。
【0015】また、アルコール部位を構成する炭化水素
基は、炭素原子数が1〜10の分岐鎖又は直鎖のアルキ
ル基又はアルケニル基であるが、アルキル基のものが好
ましく、例えばエタノール、プロパノール、イソプロパ
ノール、ブタノール、t−ブタノール、イソブタノー
ル、3−メチル−1−ブタノール、2−メチル−1−ブ
タノール、フーゼル油、ペンタノール、ヘキサノール、
シクロヘキサノール、オクタノール、2−エチルヘキサ
ノール、デカノールなどから誘導することのできる炭化
水素基を挙げることができる。アルコール部位を構成す
る炭化水素基が炭素原子数1のメチルエステルは、原料
としてメタノールを用いることになり好ましくない。
【0016】更に、使用感等の観点から炭素原子数2〜
8の分岐鎖又は直鎖のアルキル基が好ましい。特に、べ
たつきがない感触に優れ、髪へのコンディショニング効
果等の本発明の効果がより十分に発揮される上で、炭素
原子数2〜5の分岐鎖又は直鎖のアルキル基である方が
より好ましい。また、使用感等に加え加水分解安定性の
面から、炭素原子数3〜5の分岐鎖のアルキル基が好ま
しく、例としては、イロプロピル基、t−ブチル基、イ
ソブチル基などが挙げられる。これらの炭化水素基の中
で、アルコール部位を構成する炭化水素基として最も好
ましいのはイソプロピル基である。
【0017】本発明におけるN−長鎖アシル中性アミノ
酸エステルの好ましい例を一般式で示すと、下記一般式
(1)で表されるものを挙げることができる。
【0018】
【化3】
【0019】(式中、Rは炭素原子数5〜21の直鎖
又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を、Rは水
素原子又は炭素原子数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキ
ル基を、Rは水素原子又は炭素原子数1〜4の直鎖又
は分岐鎖のアルキル基を、Rは炭素原子数1〜10の
分岐鎖又は直鎖のアルキル基又はアルケニル基を、そし
てmは0〜2の整数を示す。)
【0020】一般式(1)中、アシル基(R−CO
−)及びアルコール部位を構成する炭化水素基のR
してより好ましいものは前述した通りである。また、ア
ミノ酸部位としてより好ましいものも前述した通りであ
る。
【0021】本発明におけるN−長鎖アシル中性アミノ
酸エステルは、例えば、N−長鎖アシル中性アミノ酸と
アルコールとを常圧または減圧下で加熱脱水縮合エステ
ル化することにより得ることができる。また、トルエン
などの溶媒を用いた共沸脱水縮合反応やエステル交換反
応によることもできる。このようなN−長鎖アシル中性
アミノ酸エステルの合成に使用するN−長鎖アシル中性
アミノ酸やアルコールは、必ずしも単一化合物である必
要はなく、アシル基や中性アミノ酸の種類の異なるN−
長鎖アシル中性アミノ酸の混合物であってもよく、鎖長
等の異なるアルコールの混合物であってもよい。
【0022】得られたN−長鎖アシル中性アミノ酸エス
テルは当業者が通常用いる公知の方法により精製して用
いることができる。なお、製造原料となるN−長鎖アシ
ル中性アミノ酸及びその塩や、化粧料組成物に許容され
るアルコール等、更にはN−長鎖アシル中性アミノ酸及
びその塩に含まれることがある原料の中性アミノ酸等や
副生物の脂肪酸等は、化粧料組成物に通常用いられてい
るものであり、本発明の効果を阻害しない範囲で含まれ
ていても構わない。
【0023】因みに、N−長鎖アシル中性アミノ酸は、
例えば塩基性触媒下に長鎖脂肪酸ハライドとアミノ酸と
を反応させるいわゆるショッテン・バウマン反応(特公
昭51−38681など参照)等の公知の方法により製
造することができる。
【0024】次に、N~長鎖アシル酸性アミノ酸ジエステ
ル(成分B)について詳述する。
【0025】本発明におけるN−長鎖アシル酸性アミノ
酸ジエステルの長鎖アシル基は、上に説明したN~長鎖
アシル中性アミノ酸エステルの長鎖アシル基と同じであ
り、好ましいアシル基も同じである。
【0026】また、酸性アミノ酸部位を構成する酸性ア
ミノ酸は、グルタミン酸、アスパラギン酸等が挙げられ
る。特に好ましいのはグルタミン酸である。なお、これ
らのアミノ酸は、光学活性体でもラセミ体でもいずれで
もいい。
【0027】また、アルコール部位を構成する炭化水素
基は、先に説明したN~長鎖アシル中性アミノ酸エステ
ルの場合と同じであり、好ましいものも同じである。
【0028】本発明におけるN−長鎖アシル酸性アミノ
酸ジエステルの好ましい例を一般式で示すと、下記一般
式(2)で表されるものを挙げることができる。
【0029】
【化4】
【0030】(式中、Rは炭素原子数5〜21の分岐
鎖又は直鎖のアルキル基又はアルケニル基を、R及び
はそれぞれ独立に炭素原子数1〜10の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を、そしてnは0又
は1の整数を示す。)
【0031】本発明におけるN−長鎖アシル酸性アミノ
酸ジエステルは、例えば、N−長鎖アシル酸性アミノ酸
とアルコールとを常圧又は減圧下で加熱脱水縮合エステ
ル化することにより得ることができる。また、トルエン
などを溶媒として用いた共沸脱水縮合反応やエステル交
換反応によることもできる。このようなN−長鎖アシル
酸性アミノ酸ジエステルの合成に使用するN−長鎖アシ
ル酸性アミノ酸やアルコールは、必ずしも単一化合物で
ある必要はなく、アシル基や酸性アミノ酸の種類の異な
るN−長鎖アシル酸性アミノ酸の混合物であってもよ
く、鎖長等の異なるアルコールの混合物であってもよ
い。
【0032】因みに、N−長鎖アシル酸性アミノ酸は、
例えば塩基性触媒下に長鎖脂肪酸ハライドとアミノ酸と
を反応させるいわゆるショッテン・バウマン反応(特公
昭46−8685、特公昭48−35058、特公昭5
1−38681号公報など参照)等の公知の方法により
製造することができる。
【0033】これらのN−長鎖アシル酸性アミノ酸ジエ
ステルは、皮膚や粘膜に対する刺激性が低く、また皮
膚、毛髪へのなじみのよさ、なめらかさといった使用感
にも優れることから特に化粧品用の油性原料として用い
るのに優れたものである。とくに、N−長鎖アシル中性
アミノ酸エステルは、油性原料に特有の不快な油性感、
べたつき感がなく、なめらかさに優れており、化粧料に
用いる上でN−長鎖アシル酸性アミノ酸ジエステルより
も好ましい。
【0034】次に、本発明の化粧料組成物の成分Cであ
る、水溶性高分子およびアルコール溶解性高分子につい
て説明する。
【0035】ここで言う水溶性高分子およびアルコール
溶解性高分子とは、アニオン性、カチオン性、両性ある
いはノニオン性の水溶性高分子およびアルコール溶解性
高分子のことであって、具体例として以下のものを挙げ
ることができる。
【0036】アニオン性高分子の例としては、ポリアク
リル酸およびその塩(ナトリウム、カリウム、アンモニ
ウム、トリエタノールアミン、アルギニン、リジン塩
等)、アクリル樹脂、アクリル酸・アクリルアミド・ア
クリル酸エチル共重合体およびその塩等のアクリル酸誘
導体;ポリグルタミン酸およびその塩;ポリアスパラギ
ン酸およびその塩;ヒアルロン酸およびその塩;アルギ
ン酸およびその塩;アクリル酸アルキルエステル・メタ
クリル酸アルキルエステル・ジアセトン・アセトンアク
リルアミド・メタクリル酸共重合体およびその塩、ポリ
メタクリン酸およびその塩等のメタクリン酸誘導体;酢
酸ビニル・クロトン酸共重合体、クロトン酸・酢酸ビニ
ル・ネオデカン酸ビニル共重合体等のクロトン酸誘導
体;メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、イソブ
チレン・マレイン酸共重合体等のマレイン酸誘導体;カ
ルボキシメチルセルロース;カルボキシビニルポリマー
等が挙げられる。
【0037】カチオン性高分子の例としては、キトサ
ン、部分加水分解キチン、キトサン・dl−ピロリドン
カルボン酸塩、サクシニルキトサン、ヒドロキシプロピ
ルキトサン等のキチン誘導体;塩化ジメチルジアリルア
ンモニウム・アクリルアミド共重合体、ポリ塩化ジメチ
ルメチレンピペリジニウム等の塩化ジメチルジアリルア
ンモニウム誘導体;塩化O−[2−ヒドロキシ−3−
(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチル
セルロース、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(ラウリ
ルジメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセ
ルロース等のカチオン化セルロース;塩化O−[2−ヒ
ドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピルグァ
ーガム等のカチオン化グァーガム;メタクリロイルエチ
ルジメチルベタイン・塩化メタクリロイルエチルトリメ
チルアンモニウム・メタクリル酸メトキシポリエチレン
グリコール共重合体、メタクリロイルエチルジメチルベ
タイン・塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニ
ウム・メタクリル酸2−ヒドロキシエチル共重合体、ビ
ニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチルメタク
リル酸共重合体ジエチル硫酸塩等のメタクリル酸誘導
体;ビニルイミダゾリニウムメトクロライド・ビニルピ
ロリドン共重合体等が挙げられる。
【0038】ノニオン性高分子の例としては、メチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、エチ
ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルセルロース等のセルロース誘導体;ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルビチ
ラール、ビニルピロリドン・スチレン共重合体、ビニル
ピロリドン・ヘキサデセン共重合体、酢酸ビニル・ビニ
ルピロリドン共重合体、エイコセン・ビニルピロリドン
共重合体等のビニル誘導体;アクリル酸ヒドロキシエチ
ル・アクリル酸メトキシエチル共重合体、アクリル酸ヒ
ドロキシエチル・アクリル酸ブチル・アクリル酸メトキ
シエチル共重合体、アクリル酸アミド・スチレン共重合
体、アクリル酸アルキル・スチレン共重合体、アクリル
酸オクチルアミド・アクリル酸エステル共重合体、アク
リル酸アルキル共重合体、アクリル酸オクチルアミド・
アクリル酸ヒドロキシプロピル・メタクリル酸ブチルア
ミノエチル共重合体等のアクリル酸誘導体;ポリエチレ
ングリコール、高重合ポリエチレングリコール等のエチ
レングリコール誘導体;ビニルメチルエーテル・マレイ
ン酸エチル共重合体等のマレイン酸誘導体;アルギン酸
プロピレングリコール;ポリアミドエピクロルヒドリン
樹脂;グァーガム、ローカストビンガム、クインスシー
ド、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、トラガ
カントガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタ
ンガム、デキストラン、カードラン、サクシノグルカン
等の多糖類およびその誘導体;ポリオキシエチレン牛脂
アルキルヒドロキシミリスチレンエーテル等の牛脂誘導
体;トリイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン等のソルビタン誘導体;ポリオキシプロピレンメチル
グルコシド、ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグ
ルコシド等の糖誘導体等が挙げられる。
【0039】両性高分子の例としては、アクリルアミド
・アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重
合体、アクリル酸・塩化ジメチルジアリルアンモニウム
共重合体等の共重合体;水溶性コラーゲン、加水分解コ
ラーゲンおよびその誘導体(カチオン化等)、加水分解
ケラチンおよびその誘導体、加水分解シルクおよびその
誘導体、加水分解ゼラチンおよびその誘導体、カゼイン
およびその塩、加水分解カゼインおよびその誘導体、加
水分解コンキオリンおよびその誘導体、加水分解卵白お
よびその誘導体、大豆蛋白加水分解物およびその誘導
体、加水分解小麦およびその誘導体、加水分解エラスチ
ンおよびその誘導体、アルビミン等の蛋白あるいは加水
分解蛋白およびその誘導体;サクシニル化カルボキシメ
チルキトサン等が挙げられる。
【0040】これらの水溶性高分子およびアルコール溶
解性高分子は、これらから選ばれる1種を単独で又は2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0041】本発明の化粧料組成物における成分A又は
/及び成分Bの配合量は、目的とする製品によって適宜
決定され、特に制限されないが、好ましくは0.01〜
50重量%であり、特に好ましくは0.1〜10重量%
である。0.01重量%未満では本発明の効果が十分発
揮できない場合があり、50重量%を越えると皮膚ある
いは髪にべたつき感を残すことがある。
【0042】本発明の化粧料組成物における成分Cの配
合量は、目的とする製品によって適宜決定され、特に制
限されないが、通常は0.001〜50重量%の範囲で
用いられる。特に好ましくは0.01〜10重量%であ
る。0.001重量%未満では本発明の効果が十分発揮
できない場合があり、50重量%を越えると皮膚あるい
は髪にごわつき、のびが悪くなることがある。
【0043】化粧料組成物における成分A又は/及び成
分Bと成分Cの組成比は、重量比で99:0.1〜4
0:60が好ましく、さらに好ましくは95:5〜5
0:50、もっとも好ましくは90:10〜50:50
の範囲である。
【0044】本発明の化粧料組成物は、シャンプー、リ
ンス、リンスインシャンプー、コンディショニングシャ
ンプー、ヘアローション、ヘアコンディショナー、ヘア
トリートメント、ヘアクリーム、ヘアスプレー、ヘアリ
キッド、ヘアワックス、ヘアウォーター、ヘアスタイリ
ングジェル、パーマ液、ヘアカラー、ヘアマニキュア等
の各種頭髪用化粧料、および化粧水、乳液、洗顔料、メ
イク落とし、、クレンジングローション、エモリエント
ローション、エモリエントクリーム、マッサージクリー
ム、クレンジングクリーム、ボディーシャンプー、ハン
ドソープ、ひげ剃り用クリーム、日焼け化粧料、デオド
ラントパウダー、デオドラントローション、デオドラン
トスプレー、メーク落としジェル、モイスチャージェ
ル、保湿エッセンス、紫外線防止エッセンス、シェービ
ングフォーム、白粉、ファンデーション、口紅、頬紅、
アイライナー、アイシャドー、眉墨、浴剤等の各種皮膚
用化粧料等として広範に用いることができる。
【0045】本発明の化粧料組成物において、本発明の
効果を阻害しない範囲において他の界面活性剤を併用す
ることもできる。
【0046】アニオン界面活性剤の例としては、N−長
鎖アシル酸性アミノ酸塩やN−長鎖アシル中性アミノ酸
塩などのN−長鎖アシルアミノ酸塩、N−長鎖脂肪酸ア
シル−N−メチルタウリン塩、アルキルサルフェートお
よびそのアルキレンオキシド付加物、脂肪酸アミドエー
テルサルフェート、脂肪酸の金属塩および弱塩基塩、ス
ルホコハク酸系界面活性剤、アルキルフォスフェートお
よびそのアルキレンオキシド付加物、アルキルエーテル
カルボン酸、等が挙げられる。
【0047】ノニオン界面活性剤の例としては、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル、モノステアリン酸ソル
ビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、ジステアリ
ン酸ポリオキシエチレングルコシド、モノステアリン酸
エチレングリコール、ジステアリン酸エチレングリコー
ル、自己乳化型ステアリン酸プロピレングリコール、パ
ーム核油脂肪酸ジエタノールアミド、硬化牛脂油ジエタ
ノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ジエタ
ノールアミド、ラウロイルグルタミン酸ジポリオキシエ
チレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油ピログルタミン酸イソステアリン酸ジエステル、
ポリオキシエチレングリセリルピログルタミン酸イソス
テアリン酸ジエステル等が挙げられる。
【0048】両性活性剤の例としては、カルボベタイン
型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性剤、
スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスルホベ
タイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型両性
界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、イミダ
ゾリン型両性界面活性剤等の両性界面活性剤が挙げられ
る。
【0049】なお、上記の界面活性剤の他にも、本発明
の効果を阻害しない範囲で、化粧料組成物に通常使用さ
れる各種添加剤を添加することができる。例としては、
油脂、シリコーン化合物、脂肪酸、アルコール類、多価
アルコール、天然物からの抽出物、アミノ酸、核酸、ビ
タミン、酵素、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、抗酸化剤、
紫外線吸収剤、キレート剤、制汗剤、顔料、色素、酸化
染料、有機及び無機粉体、pH調整剤、パール化剤、湿
潤剤および化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、
医薬部外品原料規格、日本薬局方、食品添加物公定書記
載の原料等が挙げられる。
【0050】油脂としては、ミツロウ、サラシミツロ
ウ、キャンデリラロウ、カルナバロウ、イボタロウ、モ
クロウ、コメヌカロウ、サラシモンタロウ、ラノリン、
セレシン、スクワラン、流動パラフィン、軽質パラフィ
ン、重質パラフィン、揮発性パラフィン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス、オクタン酸イソセチル、
オクタン酸イソステアリル、モノイソステアリン酸ポリ
グリセリル、トリ(イソステアリン酸)グリセリル、ト
リ(イソステアリン酸)ジグリセリル、トリ(イソステ
アリン酸)トリメチロールプロパン、テトラ(イソステ
アリン酸)ポリグリセリル、テトラ(イソステアリン
酸)ポリグリセリル、ヒドロキシステアリン酸2エチル
ヘキシル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、ヘキ
サオキシステアリン酸ジペンタエリトリット、ジ(コレ
ステロール、ベヘニル、オクチルドデシルアルコール)
−N−ラウロイル−L−グルタミン酸エステル、ジ(ベ
ヘニル、オクチルドデシルアルコール)−N−ラウロイ
ル−L−グルタミン酸エステル、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸ジ(フィトステリル・2−オクチルドデシ
ル)等が挙げられる。
【0051】その他の成分の例としては、イソプロピル
ミリステート、ミリスチン酸オクチルドデシル等のエス
テル類;タルク、カオリン、雲母、セリサイト、白雲
母、金雲母、合成雲母、紅雲母、リチア雲母、バーミキ
ュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸
アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケ
イ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステ
ン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸
バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リ
ン酸カルシウム、フッ酸アパタイト、ヒドロキシアパタ
イト、セラミックパウダー、ミリスチン酸亜鉛、パルミ
チン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、窒化ホ
ウ素、二酸化チタン、酸化亜鉛、ベンガラ、チタン酸
鉄、γ−酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラッ
ク、マンゴバイオレット、バルトバイオレット、酸化ク
ロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、群青、紺青、
酸化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆マイカ、酸化チ
タン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、ア
ルミニウムパウダー、銅パウダー、赤色201号、赤色
202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401
号、青色404号、赤色3号、赤色104号、赤色10
6号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤
色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色
202号、黄色203号、緑色3号、青色1号、クロロ
フィル、βカロチン等の粉体;美白用薬剤としてアルブ
チン、コウジ酸、ビタミンC及びその誘導体;血管拡張
剤としてセンブリエキス、セファランチン、ビタミンE
及びその誘導体、ハイドロキノンおよびその誘導体;γ
−オリザノール;局所刺激剤としてトウガラシチンキ、
ショウキョウチンキ、ニコチン酸ベンジルエステル;栄
養剤としてビタミンA、B1、B2、B6、E及びその誘
導体;シスチン、システイン、アセチルシステイン、メ
チオニン、セリン、ロイシン、トリプトファン、グリシ
ン、アルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、イソ
ロイシン、アラニン、ヒスチジン、リジン、プロリン、
オキシプロリン、フェニルアラニン、スレオニン、チロ
シン、バリン、等アミノ酸及びその誘導体;アミノ酸エ
キス及びその誘導体;女性ホルモン剤として、エストラ
ジオール、エチニルエストラジオール;毛根賦活剤とし
てパントテン酸およびその誘導体、プラセンタエキス、
アラントイン、感光素301等;抗炎症剤としてβ−グ
リチルレチン酸、グリチルリチン酸誘導体、アラントイ
ン、アズレン、ε−アミノカプロン酸、ヒドロコルチゾ
ン、ヒノキチオール等;抗プラスミン剤としてトラネキ
サム酸;収れん剤として酸化亜鉛、硫酸亜鉛、アラント
インヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、硫酸
アルミニウム、スルホ石炭酸亜鉛、タンニン酸、クエン
酸、乳酸等;天然物由来として、ハマメリス、オドリコ
草、白樺、ダイオウ等;清涼化剤としてメントール、カ
ンフル、ホルモンとしてエストラジオールおよびそのエ
ステル誘導体;エストロン、エチニルエストラジオー
ル、コルチゾンおよびそのエステル誘導体;ヒドロコル
チゾンおよびそのエステル誘導体、プレドニゾン、プレ
ドニゾロン等;抗ヒスタミン剤として塩酸ジフェンヒド
ラミン、マレイン酸クロルフェラミン;角質剥離・溶解
剤として、イオウ、サルチル酸、レゾルシン;殺菌剤と
して塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ハロ
カルバン、2,4,4~トリクロロ~2~ヒドロキシフェノー
ル、トリクロサン;天然物由来としてカミツレエキス、
ユーカリ油エキス;新陳代謝促進、血行促進、創傷治癒
等として、ニンジンエキス、アロエ、シコン、リリー、
ヘチマ、マロニエ、オオバク、ベニハナ等;紫外線吸収
剤として、ベンゾフェノンフェノン誘導体、パラアミノ
安息香酸誘導体、メトキシ桂皮酸誘導体、サルチル酸誘
導体、ウロカニン酸及びその誘導体、4~tert~ブチル~4'
~メトキシジベンゾイルメタン、2~(2'~ヒドロキシ~5'~
メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、アントラニル酸
メチル;天然物由来としてマロニエ、β−カロチン等;
保湿剤としてピロリドンカルボン酸およびその塩、ヒア
ルロン酸およびその塩、グリセリン、1,3−ブチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、イソプレングリコール、乳酸塩、トリメチルグ
リシン、ソルビトール;吸血性昆虫(蚊、シラミ、ノ
ミ、ダニなど)の忌避成分として、ジメチルフタレー
ト、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ビスブチ
レンテトラヒドロフルフラール、N,N−ジエチル−m
−トルアミド等;防腐剤としてパラベン誘導体、安息香
酸誘導体、サリチル酸誘導体等が挙げられる。
【0052】上に説明した種々の成分を配合して本発明
の化粧料組成物を作成するには、成分Aおよび/または
成分Bならびに成分Cを先に説明した配合量で必須成分
として使用することを除いては、特別の制限はなく、従
来公知の常法に準ずることができる。
【0053】
【実施例】以下、比較例および実施例により本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではない。
【0054】試験例1(実施例1〜2および比較例
1):後記第1表に示す組成(成分は重量%表示、総量
100%。以下においても同じ)のヘアシャンプーを常
法により調製し、専門パネラー5名に使用させ、(a)
乾燥後の櫛通りのよさ、および(b)乾燥後のべたつき
のなさについて官能評価を行った。
【0055】なお、評価は、以下に示す基準により算出
し、平均値が4.5以上の場合を非常に良好(◎)、
3.5〜4.4の場合を良好(○)、2.5〜3.4の
場合を普通(△)、そして2.4以下の場合を不良
(×)として行った。
【0056】<評価基準> (a)乾燥後の櫛通りのよさ 5:櫛通りがよい 4:やや櫛通りがよい 3:どちらでもない 2:やや櫛通りがわるい 1:櫛通りがわるい
【0057】(b)乾燥後のべたつき感のなさ 5:べたつき感がない 4:ややべたつき感がない 3:どちらでもない 2:ややべたつき感がある 1:べたつき感がある
【0058】
【表1】
【0059】試験例2(実施例3〜5および比較例2〜
4):下記第2表に示す組成の乳液を常法により調製
し、専門パネラー5名に各化粧料組成物を手の甲に塗布
し、(a)使用時ののび(チキソトロピー性のあるの
び)のよさ、(b)使用時のすべりのよさ、(c)使用
後の閉塞感のなさ、および(d)使用後のべたつきのな
さついて官能評価を行った。官能評価においては、下記
の基準による平均値を算出し、平均値が4以上の場合を
(○)、3〜3.9の場合を普通(△)、そして2.9
以下の場合を不良(×)、とした。評価結果も第2表に
示す。
【0060】<評価基準> (a)使用時ののびのよさ 5:のびる 4:ややのびる 3:どちらでもない 2:ややのびない 1:のびない
【0061】(b)使用時のすべりのよさ 5:すべる 4:ややすべる 3:どちらでものない 2:ややすべらない 1:すべらない
【0062】(c)使用後の閉塞感のなさ 5:閉塞感がない 4:やや閉塞感がない 3:どちらでもない 2:やや閉塞感がある 1:閉塞感がある
【0063】(d)使用後のべたつき感のなさ 5:べたつき感がない 4:ややべたつき感がない 3:どちらでもない 2:ややべたつき感がある 1:べたつき感がある
【0064】
【表2】
【0065】実施例6〜8(ヘアシャンプー) 下記第3表にヘアシャンプーの配合例を3例掲げる。
【0066】
【表3】
【0067】実施例9〜16(ヘアシャンプー) 下記第4表にヘアシャンプーの配合例を8例掲げる。
【0068】
【表4】
【0069】実施例17〜19(ヘアスタイリングジェ
ル) 下記第5表にヘアスタイリングジェルの配合例を3例掲
げる。
【0070】
【表5】
【0071】実施例20〜23(化粧水) 下記第6表に化粧水の配合例を4例掲げる。
【0072】
【表6】
【0073】実施例24〜26(美容液) 下記第7表に美容液の配合例を3例掲げる。
【0074】
【表7】
【0075】実施例27(ヘアマニキュア) 下記第8表にヘアマニキュアの配合例を掲げる。
【0076】
【表8】
【0077】実施例28(パック) 下記第9表にパックの配合例を掲げる。
【0078】
【表9】
【0079】実施例29〜30(ヘアスプレー) 下記第10表にヘアスプレーの配合例を2例掲げる。
【0080】
【表10】
【0081】実施例31〜34(セットローション) 下記第11表にセットローションの配合例を4例掲げ
る。
【0082】
【表11】
【0083】
【発明の効果】本発明の化粧料組成物は、頭髪に用いた
場合、使用時および乾燥後にべたつき感がなく、櫛通り
が良好であり、また皮膚に対して、使用時および使用後
のべたつき感、閉塞感がないのに加えて、すべり、のび
等の皮膚に対する使用感に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 匡子 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社アミノサイエンス研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB052 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC172 AC182 AC242 AC352 AC392 AC402 AC422 AC442 AC482 AC542 AC582 AC642 AC661 AC782 AC792 AD072 AD092 AD112 AD132 AD282 AD332 AD352 AD432 AD492 AD512 BB36 CC01 CC05 CC07 CC32 CC38 DD08 DD41 EE06 EE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素原子数6〜22の直鎖又は分岐鎖の飽
    和又は不飽和のアシル基を有するN−長鎖アシル中性ア
    ミノ酸のエステルであって、そのアルコール部位を構成
    する炭化水素基が炭素原子数1〜10の直鎖又は分岐鎖
    の飽和又は不飽和の炭化水素基であるN−長鎖アシル中
    性アミノ酸エステル(成分A)又は/及び炭素原子数6
    〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和のアシル基を
    有するN−長鎖アシル酸性アミノ酸のジエステルであっ
    て、そのアルコール部位を構成する炭化水素基が炭素原
    子数1〜10の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化
    水素基であるN−長鎖アシル酸性アミノ酸ジエステル
    (成分B)並びに水溶性高分子および/またはアルコー
    ル溶解性高分子から選ばれる1種以上(成分C)を有効
    成分として含有することを特徴とする化粧料組成物。
  2. 【請求項2】N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルが下
    記一般式(1)で表されるものであることを特徴とする
    請求項1記載の化粧料組成物。 【化1】 (式中、Rは炭素原子数5〜21の直鎖又は分岐鎖の
    アルキル基又はアルケニル基を、Rは水素原子又は炭
    素原子数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を、R
    は水素原子又は炭素原子数1〜4の直鎖又は分岐鎖のア
    ルキル基を、Rは炭素原子数1〜10の分岐鎖又は直
    鎖のアルキル基又はアルケニル基を、そしてmは0〜2
    の整数を示す。)
  3. 【請求項3】N−長鎖アシル酸性アミノ酸ジエステルが
    下記一般式(2)で表されるものであることを特徴とす
    る請求項1または2記載の化粧料組成物。 【化2】 (式中、Rは炭素原子数5〜21の分岐鎖又は直鎖の
    アルキル基又はアルケニル基を、R及びRはそれぞ
    れ独立に炭素原子数1〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキ
    ル基又はアルケニル基を、そしてnは0又は1の整数を
    示す。)
  4. 【請求項4】N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルを構
    成する中性アミノ酸がザルコシン、アラニン、グリシン
    またはN−メチル−β−アラニンから選ばれる中性アミ
    ノ酸であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の化粧料組成物。
  5. 【請求項5】N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルのア
    ルコール部位がイソプロピル基であることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の化粧料組成物。
  6. 【請求項6】N−長鎖アシル中性アミノ酸エステルのア
    シル基がラウロイル基であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれかに記載の化粧料組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004074235A1 (en) * 2003-02-24 2004-09-02 UNIVERZITA KARLOVA V PRAZE Farmaceuticka Fakulta V Hradci Kralové Transdermal penetration enhancers
JP2004323435A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Kawaken Fine Chem Co Ltd コンディショニングシャンプー組成物
JP2005154353A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Pola Chem Ind Inc 毛髪用の化粧料
JP2011157346A (ja) * 2010-01-06 2011-08-18 Sanyo Chem Ind Ltd 外用組成物
JP2015533161A (ja) * 2012-10-16 2015-11-19 ローム アンド ハース カンパニーRohm And Haas Company エモリエント含有水性ゲル

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