JP2003171238A - 毛髪処理方法 - Google Patents
毛髪処理方法Info
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Abstract
中に1以上のヒドロキシ基及び1以上のアミド基を有す
る両親媒性脂質を0.01〜30重量%含有する洗い流
し型もしくは洗い流さない型の毛髪化粧料を毛髪へ適用
し、該両親媒性脂質の融点より10℃低い温度以上の熱
を毛髪に加える毛髪処理方法、および毛髪のキューティ
クルを保護するための該毛髪化粧料の使用方法。 【効果】 毛髪のキューティクルが保護される。
Description
合した毛髪化粧料を用いて毛髪を処理する方法、および
毛髪のキューティクルを保護するための該毛髪化粧料の
使用方法に関する。
洗髪、ブラッシング、熱、化学処理等)により、ダメー
ジを受けている。更に、毛髪の手入れのための日常行為
(洗髪、洗髪後のドライヤー乾燥、ブラッシング等)が
ダメージを進行させ、そのため毛髪は本来の健康を失
い、最終的には枝毛・切れ毛等へ進行してしまう。これ
らの毛髪ダメージを防ぐため、種々の検討がなされてい
る。例えば、ブラッシングの摩擦による影響を低減させ
るため、シリコーン等を含有する毛髪化粧料を用いて滑
り性を向上させる方法、毛髪の構成成分であるアミノ酸
を補う等の方法が用いられてきた。一方、毛髪内部には
セラミドが存在し、毛髪の健康に寄与していることが知
られている。よって、セラミド類又はその類縁体(擬セ
ラミド)が毛髪化粧料に配合され、毛髪ケア効果を期待
した商品が市場に出ている。しかし、このセラミド類又
は類縁体は、一般に高融点で、結晶性が高く、他の化合
物との相溶性が低い等の特徴を有しているため、一般に
は配合量には限界があり、微量のため、その効果を充分
に引き出せるだけの量を配合することが困難である。こ
れに関連して、特開昭64−9913号の毛髪化粧料で
はアミド誘導体を毛髪化粧料中に可溶化もしくは乳化系
で安定させている。この毛髪化粧料を用いて、アミド誘
導体を毛髪へ浸透させ保護効果を高めることを記載して
いる。
開昭64−9913号記載の方法では高度の毛髪保護効
果を得るにはまだ不充分であった。本発明は、効果的に
毛髪に対するダメージを緩和し、キューティクル(表
皮)の剥がれを補修し、枝毛・切れ毛を予防する毛髪ケ
ア方法を提供することを目的とする。
5〜80μmであり、分子中に1以上のヒドロキシ基及
び1以上のアミド基を有する両親媒性脂質を0.01〜
30重量%含有する洗い流し型もしくは洗い流さない型
の毛髪化粧料を毛髪へ適用し、該両親媒性脂質の融点よ
り10℃低い温度以上の熱を毛髪に加える毛髪処理方法
である。また本発明は、平均粒径0.5〜80μmであ
り、分子中に1以上のヒドロキシ基及び1以上のアミド
基を有する両親媒性脂質を0.01〜30重量%含有す
る洗い流し型もしくは洗い流さない型の毛髪化粧料を毛
髪へ適用し、該両親媒性脂質の融点より10℃低い温度
以上の熱を毛髪に加える、毛髪のキューティクルを保護
するための該毛髪化粧料の使用方法である。
した後、毛髪への付着性を向上させる観点から、該毛髪
化粧料中に含有される両親媒性脂質の融点より10℃低
い温度以上、好ましくは融点より5℃低い温度以上、更
に好ましくは融点以上で、また、毛髪の熱による損傷を
防ぐ観点から好ましくは150℃以下の温度、更に好ま
しくは120℃以下の温度の熱を毛髪に加える。該毛髪
化粧料中に2種以上の両親媒性脂質が含まれる場合、毛
髪への付着性を向上させる観点から、最も融点の高い両
親媒性脂質の融点より10℃低い温度以上、好ましくは
該融点より8℃低い温度以上、更に好ましくは該融点以
上とするのが好ましい。
ロキシ基及び1以上のアミド基を有する両親媒性脂質と
は、天然セラミド類、合成セラミド類及び合成等により
得られるそれらの類縁体(擬セラミド)であって室温
(25℃)で固体状のものをいう。これら両親媒性脂質
として、Ceramide H03(登録商標、Sederma)、CeramideI
I(登録商標、Sederma)、Questamide H(登録商標、Ques
t)、Ceramide TIC-001(登録商標、高砂香料)、ソフケ
アセラミド SL-E(登録商標、花王)等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料が両親媒性脂質を分散した形態を有
するため、その安定性、及び熱による融解性を考慮する
と、両親媒性脂質の融点は50〜120℃であるものが
有用である。合成により得られるセラミド類縁体の特に
好ましい例としては、上記ソフケアセラミド SL-Eを含
む次の一般式(1)で表されるアミド誘導体(1)が挙
げられる。 一般式:
1以上のヒドロキシ基が置換していてもよい炭素数7〜
39の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を
示し、R3及びR4は同一又は異なって、水素原子、リン
酸塩残基、硫酸塩残基又は糖残基を示す。ただし、1分
子中に1以上のヒドロキシ基を有する。〕
としては、炭素数9〜25の直鎖又は分岐鎖の飽和もし
くは不飽和の炭化水素基が好ましく、R2の炭化水素基
としては、炭素数10〜26の直鎖又は分岐鎖の飽和も
しくは不飽和の炭化水素基が好ましく、R3及びR4とし
ては、水素原子が好ましい。上記アミド誘導体(1)の
製造法については特開昭62−228048号公報、特
開昭63−216852号公報等に詳述されている。本
発明の両親媒性脂質は分子中に1以上のヒドロキシ基及
び1以上のアミド基を有するものであれば、1種類もし
くは2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
5〜80μmに整えるために、その両親媒性脂質5〜4
0重量%、界面活性剤2〜55重量%及び水を、該両親
媒性脂質の融点以上に加熱し、融解させた後冷却し、両
親媒性脂質を晶析させる方法を用いることが出来る。こ
の方法で得た上記両親媒性脂質の分散液を配合して本発
明の毛髪化粧料を調製することが可能である。この分散
液調製方法を適用する場合は、両親媒性脂質の融点は5
0〜100℃であることが望ましい。ここでいう平均粒
径は、光学顕微鏡を用いて透過光下で写真撮影した後、
写真上で任意に粒子を30個選び、各粒子について、直
線距離で最長の部分を計測した際の算術平均値である。
上記両親媒性脂質を配合した洗い流し型の毛髪化粧料の
場合、洗い流し操作による両親媒性脂質の流出を最小限
に止め、毛髪保護効果を出せる量を毛髪に残留させなけ
ればならない。毛髪への残留量は、両親媒性脂質の粒径
とキューティクル間距離に関係があり、平均粒径が0.
5〜80μm、好ましくは0.5〜50μm、更に好ま
しくは1〜30μmの両親媒性脂質であれば効果的に毛
髪へ残留させることが可能である。
面活性剤としては、一般に化粧品用として用いられるも
の、例えば非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤及
び両性界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
このうち、非イオン界面活性剤としては、アルキルポリ
グリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル若しくはア
ルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂
肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
アルキレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシア
ルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル及び脂肪酸アルカノールアミド
等が挙げられる。また、陰イオン界面活性剤としては、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸又はその
塩、N−アシルアミノ酸塩、ポリオキシアルキレンアル
キルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテルリン酸塩、アルキルリン酸塩、N−アシルメチル
タウリン塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシア
ルキレンアルキルスルホコハク酸塩、脂肪酸塩等が挙げ
られる。両性界面活性剤としては、アルキルアミノ酢酸
ベタイン、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミド
プロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン
及びアミドアミノ酸(イミダゾリン系ベタイン)等が挙
げられる。
て、非イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル酢酸又はその塩が挙げられる。該非イオン界面
活性剤としては、アルキルポリグリコシド、ポリオキシ
アルキレンアルキル若しくはアルケニルエーテル、ポリ
オキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル及びソルビ
タン脂肪酸エステルから選ばれるものが好ましい。特に
好ましい上記非イオン界面活性剤としては、アルキルポ
リグリコシド、例えばアルキル基の炭素数8〜14で糖
(グルコース)の縮合度1〜2のもの;ポリオキシアル
キレンアルキル若しくはアルケニルエーテル、例えばア
ルキル基若しくはアルケニル基の炭素数が8〜18でエ
チレンオキシドの平均付加モル数が4〜25、好ましく
は4〜15のもの;ポリオキシアルキレンソルビタン脂
肪酸エステル、例えば脂肪酸の炭素数が8〜20でエチ
レンオキシドの平均付加モル数が5〜25のもの;ソル
ビタン脂肪酸エステル、例えば炭素数8〜20の脂肪酸
のモノエステル等、が特に好ましい。また、上記ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル酢酸又はその塩として
は、炭素数8〜20でエチレンオキシド平均付加モル数
が3〜15の酸そのもの若しくはそのアルカリ金属等の
塩が挙げられる。すなわち、該ポリオキシエチレンアル
キルエーテル酢酸は、中和せずそのまま用いてもよい
し、適宜中和して用いてもよい。またカチオン界面活性
剤を更に添加することにより、毛髪への両親媒性脂質の
吸着性を上げることができる。
面活性剤は、いずれかを単独で又は二種以上を組み合わ
せて使用することができ、該分散液中に2〜55重量
%、好ましくは5〜40重量%配合される。
(a)と界面活性剤(b)の配合比率は、重量比(a)
/(b)が90/10〜25/75、更に80/20〜
30/70、特に70/30〜40/60が好ましい。
尚、この分散液製造方法については特開2000−23
9151号公報または特開2000−122724号公
報に詳しく記載されている。
くとも、毛髪化粧料中に上記両親媒性脂質を0.01〜
30重量%となるよう配合し、融解、冷却の操作で平均
粒径0.5〜80μmの両親媒性脂質を晶析する方法を
取ることも出来る。この両親媒性脂質を毛髪化粧料中で
晶析する方法を適用する場合、両親媒性脂質の融点は5
0〜100℃であることが望ましい。また、上記両親媒
性脂質を粉砕等の操作で平均粒径0.5〜80μmとな
るよう調整し、これを毛髪化粧料中に0.01〜30重
量%となるよう配合してもよい。
は、シャンプー、コンディショナー(リンス)、トリー
トメント、パック、パーマ剤、染毛料等が挙げられる。
これら洗い流し型毛髪化粧料中に上記の両親媒性脂質を
0.01〜30重量%、特に0.1〜20重量%含有す
るのが好ましい。この洗い流し型の毛髪化粧料は、一般
に洗い流し型の毛髪化粧料に配合される成分を用いて作
ることが出来る。両親媒性脂質の他に本発明の効果を損
なわない範囲で、化粧品、医薬部外品等に配合される成
分、界面活性剤、油剤、コンディショニング成分、水溶
性高分子、粘度調整剤、溶解助剤、キレート剤、防腐
剤、栄養成分、動植物抽出物、ポリマー微粉体、消炎
剤、抗菌剤、抗フケ剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、pH
調整剤、着色料、香料、染料、浸透促進剤、還元剤、酸
化剤等を適宜配合することが出来る。
活性剤としては、陰イオン界面活性剤、両性イオン界面
活性剤、非イオン界面活性剤及び陽イオン界面活性剤が
挙げられる。該陰イオン界面活性剤としては、ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル硫酸塩:例えばアルキル
基の炭素数が12〜18でエチレンオキサイド平均付加
モル数が2〜4のもの、アルキル基の炭素数12〜18
のアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエー
テル酢酸塩、例えばアルキル基の炭素数が12〜18で
エチレンオキサイド平均付加モル数が3〜12のもの;
アシル化アミノ酸塩、例えばアシル基の炭素数が12〜
18で、アラニン、サルコシン、グリシン、グルタミン
酸の誘導体であるもの、アルキルスルホコハク酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、アシル基
の炭素数が12〜18のアシル化イセチオン酸塩、アシ
ル基の炭素数が12〜18のN−アシルメチルタウリン
塩、アルキル基の炭素数12〜18のα−スルホ脂肪酸
塩、アルキル基の炭素数12〜18のα−オレフィンス
ルホン酸塩、脂肪酸塩:例えば脂肪酸の炭素数が12〜
18のもの、アルキルリン酸塩:例えばアルキル基の炭
素数が12〜18のもの;ポリオキシアルキレンアルキ
ルエーテルリン酸塩:例えばアルキル基の炭素数が12
〜18でエチレンオキサイド平均付加モル数が1〜5の
ものが更に好ましい。塩としては、水溶液となる塩、す
なわちアルカリ金属塩やアルカノールアミン塩が好まし
い。該両性イオン界面活性剤としては、アルキルアミノ
酢酸ベタイン、アルキルアミンオキサイド、アルキルア
ミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタ
イン、アミドアミノ酸系界面活性剤(イミダゾリン系ベ
タイン)が好ましい。該非イオン界面活性剤としては、
アルキルポリグリコシド、脂肪酸アルカノールアミド、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、例えばアルキ
ル基の炭素数が12〜18でエチレンオキサイド平均付
加モル数が2〜30のもの、ショ糖脂肪酸エステル、脂
肪酸グリセリンモノエステルが好ましい。該陽イオン界
面活性剤としては、直鎖又は分岐鎖のモノ−又はジ−長
鎖アルキル第四級アンモニウム塩、アルキル鎖長にエー
テル基、エステル基、アミド基等の官能基を導入した直
鎖又は分岐鎖のモノ−又はジ−長鎖アルキル第四級アン
モニウム塩が好ましい。例えばこの洗い流し型の毛髪化
粧料に用いられる界面活性剤の配合量は、洗浄目的の洗
い流し型毛髪化粧料の5〜95重量%、好ましくは10
〜50重量%、より好ましくは10〜35重量%であ
る。柔軟、コンディショニング目的の洗い流し型毛髪化
粧料においては非イオン界面活性剤もしくは陽イオン界
面活性剤を毛髪化粧料の0.1〜50重量%、好ましく
は0.5〜20重量%の範囲で配合する。
活性剤以外の成分として、油剤:例えば高級アルコー
ル、高級3級アミン、高級脂肪酸、エステル油、炭化水
素、シリコーン類等、水溶性高分子:例えばメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニ
ルポリマー、多糖類(キサンタンガム等)等、コンディ
ショニング成分:例えばカチオン化セルロース、カチオ
ン化グアガム、マーコート550(メルク)等、粘度調
整剤や溶解助剤:例えばポリオキシアルキレンソルビタ
ンエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、エタ
ノール、グリセリン、ソルビトール等、キレート剤:例
えばエチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ホスホン酸塩類
等、防腐剤:例えばメチルパラベン、ブチルパラベン
等、栄養成分:例えばビタミン類又はその前駆体等、動
植物抽出物又はその誘導体:例えばレシチン、ゼラチン
等、ポリマー微粉体:例えばナイロン、ポリエチレン
等、消炎剤:例えばグリチルリチン酸ジカリウム、アラ
ントイン等、抗菌剤や抗フケ剤:例えば塩化ベンザルコ
ニウム、セチルリン酸ベンザルコニウム(花王,サニゾ
ールP)、トリクロサン、トリクロロカルバン、オクト
ピロックス、ジンクピリチオン等、酸化防止剤:例えば
ジブチルヒドロキシトルエン等、その他の成分を、目的
の洗い流し型毛髪化粧料を得るために適宜適量配合する
ことができる。
は、液状、ペースト状、ゲル状、クリーム状、ワックス
状、固形状あるいはエアゾール等任意の剤型にすること
が出来る。また、ミスト状、フォーム状等任意の形態で
も使用することが出来る。
一般にトリートメント剤、スタイリング剤、整髪剤、育
毛剤、養毛剤に分類される化粧料である。これら洗い流
さない型の毛髪化粧料中に上記の両親媒性脂質を0.0
1〜30重量%、特に0.1〜20重量%配合するのが
好ましい。この洗い流さない型の毛髪化粧料は、一般に
洗い流さない型の毛髪化粧料に配合される成分を用いて
作ることが出来る。本発明の両親媒性脂質の他に本発明
の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬部外品、医薬
品等に配合される成分、例えば油剤、界面活性剤、シリ
コーン類、粘度調整剤、薬効成分、pH調整剤、無機塩
類、ゲル化剤、水和剤、感触向上剤、緩和剤、着色料、
保存剤、香料、紫外線吸収剤、栄養成分、浸透促進剤等
を適宜配合することが出来る。
油剤として、炭化水素類:例えばワセリン、固体状若し
くは液体状パラフィン、クリスタルオイル、セレシン、
オゾケライト、モンタンロウ、スクワラン、スクワレン
等、エステル油:例えばオリーブ油、カルナウバロウ、
ラノリン、ホホバ油、グリセリンモノステアリン酸エス
テル、グリセリンモノオレイン酸エステル、イソプロピ
ルステアリン酸エステル、ジカプリン酸ネオペンチルグ
リコール等、高級脂肪酸:例えばステアリン酸、パルミ
チン酸等、高級アルコール:例えばセタノール、ステア
リルアルコール等、高級3級アミン:例えばアルキル鎖
長にエーテル、アミド基等の官能基を導入した直鎖又は
分岐鎖の3級アミンを用いることができる。これらの油
剤を配合する場合には、毛髪化粧料中に、0.01〜5
0重量%配合するのが好ましく、特に0.1〜30重量
%配合するのが好ましい。
油剤以外の成分として、界面活性剤:例えば非イオン界
面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸アル
カノールアミド、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、アルキルグリセリルエーテル、アル
キルポリグリセリド等)、陽イオン界面活性剤(直鎖又
は分岐鎖のモノ−又はジ−長鎖アルキル第四級アンモニ
ウム塩、アルキル鎖長にエーテル基、エステル基、アミ
ド基等の官能基を導入した直鎖又は分岐鎖のモノ−又は
ジ−長鎖アルキル第四級アンモニウム塩)、シリコーン
類:例えばメチルポリシロキサン、環状メチルポリシロ
キサン、トリメチルシロキシケイ酸、各種変性シリコー
ン、粘度調整剤:例えばポリビニルアルコール、カルボ
キシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ゼ
ラチン、トラガントガム、キサンタンガム、ヒアルロン
酸、アガロース、アルギン酸ナトリウム、エタノール、
ベンジルアルコール等、薬効成分:例えば抗消炎剤(グ
リチルリチン酸ジカリウム、アラントイン等)、殺菌・
抗フケ剤(塩化ベンザルコニウム、セチルリン酸ベンザ
ルコニウム(花王、サニゾールP)、トリクロサン、ト
リクロロカルバン、オクトピロックス、ジンクピリチオ
ン等)、養毛・育毛成分(ホルモン、動植物抽出物及び
誘導体等)、その他の成分を、目的の洗い流さない型の
毛髪化粧料を得るために適宜適量配合することができ
る。
料は、液状、ペースト状、ゲル状、クリーム状、ワック
ス状、固形状あるいはエアゾール等任意の剤型とするこ
とが出来る。これからミスト状、フォーム状等の任意の
形態で使用することも出来る。
具として、ヘアドライヤー、ヘアアイロン、ヘアカーラ
ー、ヘアスチーマー、遠赤外線ヒーター、遠赤外線ドラ
イヤー等、家庭用あるいは理美容業務用器具を用いるこ
とが可能である。これらの毛髪へ熱を加える器具として
は150℃程度の熱を加えられる能力であれば十分であ
る。この器具を用いて、毛髪が熱変性を起こさない程度
に加熱時間、熱源からの距離等を調整しながら、両親媒
性脂質の融点より10℃低い温度以上〜150℃、好ま
しくは両親媒性脂質の融点より10℃低い温度〜120
℃となるよう毛髪へ熱を加える。
髪化粧料を毛髪へ適用後、毛髪の乾燥、スタイリング等
を行うことは可能であり、また、その毛髪へのダメージ
緩和効果も認められる。しかし、より一層のキューティ
クル保護による毛髪ケア効果を得るには上記に列挙した
器具を用いて熱を加える必要がある。具体的には、毛髪
化粧料を毛髪へ適用後、手櫛、櫛、ブラシ等を用いなが
ら熱源となる器具、例えばドライヤー、ヒーター、スチ
ーマー等を近づけて使用し、乾燥またはブロー仕上げを
行う方法である。また、毛髪化粧料を毛髪へ適用後、毛
髪への癖付けを行うためのカーラー、ブラシ、櫛等の道
具で髪型を整えながら熱源となる器具、例えばドライヤ
ー、ヒーター、スチーマー等を近づけて使用する方法で
ある。毛髪化粧料を毛髪へ適用後、毛髪への癖付けを行
うために毛髪へ直接熱を加えることが出来る器具、例え
ば電気カーラー、ヘアアイロン、電気こて等を直接毛髪
へあてる方法である。更には、櫛、ブラシ等を使用し毛
髪を整えながら熱を毛髪に加えると、より効果的に両親
媒性脂質が毛髪をコーティングすることができる。
て、予め両親媒性脂質分散液を配合した毛髪化粧料を使
用する方法、毛髪へ施す直前に毛髪化粧料を両親媒性脂
質分散液またはその希釈液と混合する方法、直接毛髪へ
両親媒性脂質分散液またはその希釈液を塗布する方法等
が挙げられる。また、上記の両親媒性脂質分散液もしく
はその希釈液またはそれらを配合した毛髪化粧料を他の
毛髪化粧料の使用前後に使用することも可能である。
H33,R3=H,R4=Hで融点74〜76℃のもの〕15重量
部、マイドール10〔有効分40重量%,デシルグルコ
シド(縮合度1〜1.35);花王〕25重量部及び水
60重量部を80〜85℃に昇温した後、攪拌しながら
冷却して両親媒性脂質を晶析させ、更に攪拌しながら室
温まで冷却し、両親媒性脂質分散液を調製した。得られ
た分散液はパール様外観を有しており、この分散液中の
両親媒性脂質の粒子は、平均粒径15.1μmの針状結
晶であった。
を調製し、目的とするパール状の分散液を得た。
の調製) 表2に示すシャンプーを調製した。 調製方法: 調製例4、5:調製例1以外の原料を70℃で混合し、
均一溶解確認後、冷却する。40℃で調製例1の原料を
添加し、均一分散後、室温まで冷却し、操作を終了す
る。 比較調製例1:式(1)の化合物を含む全ての原料を7
0℃で混合し、均一溶解確認後、室温まで冷却し、操作
を終了する。
プー、コンディショナーの調製) 市販のシャンプーD(主成分:ポリオキシエチレン
(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸
アミドプロピルベタイン)、コンディショナーDT(主
成分:塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ステア
リルアルコール)をビーカーに取り、全体の5%となる
よう調製例1〜3の両親媒性脂質分散液を40℃にて添
加し、均一混合した。
ヘアスタイリング剤の調製) 下記表のジェルタイプヘアスタイリング剤を調製した。
型のヘアトリートメントの調製) 表5に示す洗い流さない型のヘアトリートメントを調製
した。 調製方法: 調製例11:調製例1の分散液と水以外の原料を50℃
で均一混合する。撹拌しながら水を徐々に加え、水を加
えた後40℃で調製例1の分散液を徐々に加えながら均
一混合し、室温まで冷却し終了とする。 比較調製例5:水以外の原料を50℃で均一混合する。
撹拌しながら水を徐々に加え、室温まで冷却し終了とす
る。
質の毛髪への収着) 20代女性の化学的未処理毛でトレスを作った。このト
レスに調製直後の調製例4、5のシャンプーを一定量用
い、洗髪、すすぎをした後、櫛通しを行いながらドライ
ヤー乾燥、ブローを行った。この時、ドライヤー温度
は、吹き出し口平均温度:105℃、吹き出し口から1
0cm離れた位置の平均温度:95℃に設定し、吹き出し
口から10cm離れた位置でトレスにあてた。この処理ト
レスをメタノールに浸し、40℃、30分間抽出した。
その後、抽出液を濃縮し、HPLCに供し、毛髪へ収着
した両親媒性脂質量を定量した。比較のため、調製直後
の比較調製例1のシャンプーで同様に洗髪、すすぎを行
い、ドライヤー乾燥、ブローを行ったもの、調製直後の
調製例5のシャンプーで洗髪、すすぎを行った後、自然
乾燥し、その後の櫛通しを行ったものについても、両親
媒性脂質の収着量を定量した。結果を表6に示す。
施すと、両親媒性脂質が毛髪へ効果的に収着することが
示された。毛髪化粧料を施した後、ドライヤーの熱を加
えると、一度毛髪へ収着した両親媒性脂質の脱落が抑え
られることが示された。
保護) 20代女性の化学的未処理毛髪をパーマ液浸透後、ブラ
ッシング処理し、損傷毛トレスを作った。損傷毛トレス
に調製例6及び7のシャンプー及びコンディショナーそ
れぞれを一定量用いて、洗髪、すすぎ、コンディショニ
ング処理を行い、ドライヤー乾燥、及びブローを行っ
た。この時、ドライヤー温度は、吹き出し口で平均10
5℃、吹き出し口から10cm離れた位置で平均95℃に
設定し、吹き出し口から10cm離れた位置で毛髪にあて
た。このトレスを枝毛発生装置(117r/minのブラッ
シング)に75分間かけ、枝毛及び切れ毛の本数をトレ
スの総本数に対する割合(%)で示した。比較のため、
比較調製例2及び3のシャンプー及びコンディショナー
を施した損傷毛トレスについて同様に試験をした。結果
を表7に示す。
化粧料処理後、熱を加えることにより枝毛・切れ毛発生
率が押さえられ、摩擦ダメージから毛髪を保護出来るこ
とがわかった。
2本用意し、1つには両親媒性脂質配合の毛髪化粧料を
施し、ドライヤー乾燥、ブロー後のトレスを専門パネラ
ー9名により下記の各表に示した項目について評価し
た。比較のため、両親媒性脂質を配合しない毛髪化粧料
を施したもう1本のトレスについても同様に評価を行っ
た。評価基準は以下の通りである: 3:「良い」が7人以上/9人中 2:「良い」が3〜6人以上/9人中 1:「良い」が2人以した/9人中 結果を表8〜11に示す。
理し、その後ドライヤーの熱を加え乾燥、ブローを行う
と、毛髪の滑り性、やわらかさ、まとまり、つや、スタ
イルのつけ易さ、しっとり感について効果感が高いこと
が示された。
ングフォース評価) 20代女性の化学的未処理毛髪で作ったトレスに、調製
例6と調製例7のシャンプー及びコンディショナーを施
し、シャンプー、すすぎ、コンディショナー、タオルド
ライ、ドライヤーブロー乾燥時のそれぞれのコーミング
フォースをダイナミックコーミングフォース法(鈴木
ら;毛髪のくし通り力に関する動的、質的評価J. Soc.
Cosmet. Chem. Japan. Vol. 27, No.1, P11-13 1993)
を用いて測定した。この時、ドライヤー温度は、吹き出
し口で平均105℃、吹き出し口から10cm離れた位置
で平均95℃に設定し、吹き出し口から10cm離れた位
置で毛髪にあてた(実施例8)。比較のため、シャンプー
及びコンディショナーとして比較調製例1及び2を用い
て同様に測定した(比較例8)。結果を図1に示す。す
すぎ時とドライヤーでの完全乾燥後に、調製例1の分散
液を配合したシャンプー、コンディショナーで処理し、
ドライヤーの熱を加えた毛髪の抵抗力が小さいことが示
された。特に、毛髪の完全乾燥後にはドライヤーによる
両親媒性脂質の融解、再結晶で毛髪表面のキューティク
ルのめくれが接着され(SEMにて確認、図2参照)、
これによって滑り性が向上した(図1参照)と考えられ
る(ヒートケア効果)。
リートメントを専門パネラー2名(頭髪の長さ:セミロ
ング1名、ショート1名)により下記の表に示した項目
について評価した。評価方法:市販のシャンプー、コン
ディショナーを施し、タオルドライ後の頭髪に調製例1
1又は比較調製例5の洗い流さない型のヘアトリートメ
ントを適量つけ、全体にむらなくなじませる。その後、
ヘアドライヤーを用いてヘアブラシで整えながら頭髪の
乾燥、スタイリングを行った。ヘアドライヤーの温度は
吹き出し口で平均105℃に設定したものを使用した。
評価結果を表12に示す。評価基準 4:よい 3:ややよい 2:ややよくない 1:よくない 2人の平均を表す。
料を施し、その後、ドライヤーの熱を加えると、髪のま
とまりが良く、滑らかな仕上がりを持つことが専門パネ
ラー2名のいずれにも確認され、両親媒性脂質の効果が
確認できることが分かった。
髪化粧料を毛髪へ適用後、両親媒性脂質の融点より10
℃低い温度以上の熱を毛髪に加えることで、両親媒性脂
質を融解し、その後の自然冷却による再結晶化させる。
これにより、キューティクルをコーティングし、キュー
ティクルのリフトアップ防止、キューティクルのリフト
アップ補修が行われる。結果として、毛髪保護効果が発
現される。この両親媒性脂質を配合することによって、
毛髪化粧料本来の特性は損なわれない。
グフォース抵抗力トレンドの測定チャートである。
後の毛髪表面のSEM写真である。
Claims (4)
- 【請求項1】 平均粒径0.5〜80μmであり、分子
中に1以上のヒドロキシ基及び1以上のアミド基を有す
る両親媒性脂質を0.01〜30重量%含有する洗い流
し型もしくは洗い流さない型の毛髪化粧料を毛髪へ適用
し、該両親媒性脂質の融点より10℃低い温度以上の熱
を毛髪に加える毛髪処理方法。 - 【請求項2】 上記両親媒性脂質が融点50〜120℃
である、請求項1記載の毛髪処理方法。 - 【請求項3】 上記両親媒性脂質がセラミド類縁体であ
る請求項1または2記載の毛髪処理方法。 - 【請求項4】 平均粒径0.5〜80μmであり、分子
中に1以上のヒドロキシ基及び1以上のアミド基を有す
る両親媒性脂質を0.01〜30重量%含有する洗い流
し型もしくは洗い流さない型の毛髪化粧料を毛髪へ適用
し、該両親媒性脂質の融点より10℃低い温度以上の熱
を毛髪に加える、毛髪のキューティクルを保護するため
の該毛髪化粧料の使用方法。
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JP3853644B2 JP3853644B2 (ja) | 2006-12-06 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8252272B2 (en) | 2007-05-31 | 2012-08-28 | Kao Corporation | Hair cosmetic composition |
US8603448B2 (en) | 2006-06-05 | 2013-12-10 | L'oreal | Use of a non-hydroxide base with heat for relaxing or straightening hair |
US10265551B2 (en) | 2008-03-19 | 2019-04-23 | L'oreal | Use of a composition and process involving the use of a non-hydroxide base and a protein denaturant with heat for relaxing or straightening hair |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001367141A patent/JP3853644B2/ja not_active Expired - Lifetime
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