JP2003055131A - 化粧料組成物 - Google Patents

化粧料組成物

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JP2003055131A JP2001329069A JP2001329069A JP2003055131A JP 2003055131 A JP2003055131 A JP 2003055131A JP 2001329069 A JP2001329069 A JP 2001329069A JP 2001329069 A JP2001329069 A JP 2001329069A JP 2003055131 A JP2003055131 A JP 2003055131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭髪(毛髪)に対しは、しっとり感とボリュー
ム感といったコンディショニング効果に優れ、また皮膚
に対しては、べたつき感および閉塞感がないのに加え
て、すべり性やしっとり感等の使用感の優れた化粧料組
成物を提供すること。 【解決手段】モノ−Nα−アシルアルギニンおよび/ま
たはモノ−Nα−アシルアルギニンで表面処理を行った
表面処理粉体から選ばれる1種以上と多価アルコールか
ら選ばれる1種以上とを含有することを特徴とする化粧
料組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料組成物、さ
らに詳しくは、モノ−Nα−アシルアルギニンから選ば
れる1種類以上および/またはモノ−Nα−アシルアル
ギニンで表面処理を行った化粧料用粉体の1種以上(成
分A)と、多価アルコールから選ばれる1種以上(成分
B)とを有効成分として含有する化粧料組成物に関す
る。
【0002】本発明の化粧料組成物は、頭髪に対しは、
しっとり感とボリューム感といったコンディショニング
効果に優れ、また皮膚に対しては、べたつき感および閉
塞感がないのに加えて、すべり性やしっとり感等の使用
感の優れたものである。
【0003】
【従来の技術】化粧料組成物(以下、単に“化粧料"と
云うことがある。)において、多価アルコールは、水分
を吸収し、皮膚や頭髪(毛髪)にうるおいと柔軟さ、な
めらかさを与える保湿剤として用いられている。また、
製品(化粧料)の乾燥を防いだり、乳化系化粧料におい
ては、その乳化物を安定化するという目的からも用いら
れる。
【0004】その他の保湿剤としては、角質中に存在す
るNMF(Natural Moisturing Factor: 天然保湿因
子)とよばれる親水性物質、糖類等が挙げられるが、親
水性物質は化粧料の粘度を極端に変化させたり、乳化系
の化粧料に対しては、その乳化を破壊するという問題点
があり、官能面においては、親水性物質と糖類は共に皮
膚や毛髪に対して強いべたつき感と閉塞感があり、使用
感に劣るという問題点があった。
【0005】頭髪用化粧料において、多価アルコール
は、洗髪後における毛髪(頭髪)の乾燥を防ぎ、毛髪に
しっとり感を与えるという目的から用いられているが、
これらの多価アルコールは十分なしっとり感を与えるた
めには多量に配合する必要があり、乾燥後、毛髪にべた
つき感を生じたり、ボリューム感を十分に得ることがで
きず、使用感に劣るという問題点があった。
【0006】また、皮膚化粧料の塗布後のしっとり感を
向上させることを目的とし、多価アルコールが配合され
るが、塗布時のすべり性を低下させたり、多量に配合し
た場合には、皮膚に対してべたつき感や閉塞感を生じる
など、十分に使用感に優れたものではなかった。
【0007】頭髪(毛髪)のしっとり感、まとまりとい
ったコンディショニング効果に優れ、また肌に対するつ
っぱり感のなさ等の感触に優れるものとして、特開平1
1−228,348号公報では、モノ−Nα−長鎖アシ
ルアルギニンから選ばれる1種以上および/またはモノ
−Nα−長鎖アシルアルギニンで表面処理を行った粉体
を含む、化粧料組成物が開示されている。しかしなが
ら、この発明に拠るのみでは、毛髪及び皮膚に満足のい
くしっとり感が得られず、十分に使用感に優れたもので
はなかった。
【0008】また、皮膚化粧料の塗布時ののびやすべり
感を向上させることを目的とし、N ε−ラウロイル−L
−リジンが配合されることがある。しかしながら、皮膚
に対して、満足のいくしっとり感が得られないなど、十
分に使用感に優れたものではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、頭髪
に対して、例えばこれを洗浄・乾燥した後のしっとり感
とボリューム感といったコンディショニング効果に優
れ、また皮膚に対しては、べたつき感および閉塞感がな
いのに加えて、すべり性やしっとり感等の使用感に優れ
た化粧料組成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前項記載
の目的を達成すべく鋭意研究の結果、モノ−Nα−アシ
ルアルギニンから選ばれる1種以上および/またはモノ
−Nα−アシルアルギニンで表面処理を行った粉体から
選ばれる1種以上と、多価アルコールから選ばれる1種
以上とを併用することにより上記目的が達成されること
を見いだし、このような知見に基づいて本発明を完成し
た。
【0011】即ち、本発明は、有効成分として、モノ−
α−アシルアルギニンから選ばれる1種以上および/
またはモノ−Nα−アシルアルギニンで表面処理を行っ
た化粧料用粉体から選ばれる1種以上(成分A)と多価
アルコールから選ばれる1種以上(成分B)を含むこと
を特徴とする化粧料組成物に関する。
【0012】また、本発明は、このような化粧料組成物
であって、該モノ−Nα−アシルアルギニンが下記一般
式(1)で表されるものであることを特徴とするものに
関する。
【0013】
【化3】
【0014】また、本発明は、モノ−Nα−アシルアル
ギニンを溶解した低級アルコール及び多価アルコールか
ら選ばれる1種以上並びに水よりなる混合溶媒の酸性ま
たは塩基性溶液を中和し、晶析させて得られる結晶であ
るモノ−Nα−アシルアルギニン結晶から選ばれる1種
以上および/または化粧料粉体を該結晶で表面処理した
化粧料用表面処理粉体から選ばれる1種以上(成分
A')と多価アルコールから選ばれる1種以上(成分
B)とを有効成分として含有することを特徴とする化粧
料組成物に関する。
【0015】また、本発明は、モノ−Nα−アシルアル
ギニンおよび/またはその結晶から選ばれる1種以上並
びにモノ−Nα−アシルアルギニンおよび/またはその
結晶で表面処理を行った化粧料用粉体から選ばれる1種
以上(成分A'')と多価アルコールから選ばれる1種以
上(成分B)とを有効成分として含有することを特徴と
する頭髪化粧料組成物、頭髪洗浄料組成物及び皮膚化粧
料組成物等の化粧料組成物に関する。
【0016】また、本発明は、有効成分として下記一般
式(2)で表されるものであることを特徴とするモノ−
α−アシルアルギニンおよび/またはその結晶から選
ばれる1種以上並びにそれにより表面処理を行った化粧
料用粉体から選ばれる1種以上(成分A''')と多価ア
ルコールから選ばれる1種以上(成分B)とを含有する
ことを特徴とする毛髪化粧料組成物、頭髪洗浄料組成
物、皮膚化粧料組成物等の化粧料組成物に関する。
【0017】
【化4】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0019】先ず、本発明の化粧料組成物の成分Aにつ
いて説明する。
【0020】本発明の化粧料組成物に配合すべきモノ−
α−アシルアルギニンは、特開昭48−23,729
号公報に記載されているようにアルギニンと長鎖脂肪酸
ハライドを親水性溶媒中でアルカリ条件下(pH12
位)で反応させる、あるいは特開昭49−1,513号
公報に記載されているようにアルギニンと脂肪酸の塩を
100〜250℃の温度で加熱脱水することにより得る
ことができる。また、特開平11−228,527に示
されている通り、アルギニンと長鎖脂肪酸ハライドをメ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イ
ソプロパノール、t−ブタノール等の低級アルコールお
よび/またはエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコー
ル、グリセリン等の多価アルコールと水との混合溶媒を
用いてアルカリ存在下(pH7〜13)で反応させた
後、反応生成物を酸もしくは塩基を用いて酸もしくは塩
基性水溶液とし、十分に溶解させ、その後pHを5〜7
に調整することでもモノ−Nα−アシルアルギニンの結
晶を得ることができる。このアシル化反応においては、
アシル化反応時のpHが7より低い場合もしくは13よ
り高い場合、急激に反応収率が低下する。
【0021】また、本発明の化粧料組成物に配合すべき
モノ−Nα−アシルアルギニンは、アモルファス状のも
のであってもその効果は発揮されるが、上記記載の方法
で得ることのできるモノ−Nα−アシルアルギニンの結
晶の方が、特に頭髪に対するしっとり感とボリューム感
といったコンディショニング性において好ましい。な
お、アモルファス状のモノ−Nα−アシルアルギニン
は、例えば前掲特開昭48−23,729号公報に記載
の方法で生成する(後掲合成例4参照)。
【0022】本発明の化粧料組成物に配合すべきモノ−
α−アシルアルギニンは、炭素原子数2〜22の直鎖
または分岐の飽和または不飽和の脂肪酸アシル基を有す
るものであり、例示すればモノ−Nα−アセチルアルギ
ニン、モノ−Nα−プロピオニルアルギニン、モノ−N
α−2−エチルヘキサノイルアルギニン、モノ−Nα
イソステアロイルアルギニン、モノ−Nα−オレイルア
ルギニン、モノ−Nα−オクタノイルアルギニン、モノ
−Nα−デカノイルアルギニン、モノ−Nα−ラウロイ
ルアルギニン、モノ−Nα−ミリストイルアルギニン、
モノ−Nα−パルミトイルアルギニン、モノ−Nα−ス
テアロイルアルギニン、モノ−Nα−オクチルドデシル
アルギニン、モノ−Nα−ベヘノイルアルギニン、モノ
−Nα−ヤシ油脂肪酸アシルアルギニン、モノ−Nα
パーム核油脂肪酸アシルアルギニン、モノ−Nα−牛脂
脂肪酸アシルアルギニン等を挙げることができるが、モ
ノ−Nα−デカノイルアルギニン、モノ−Nα−ラウロ
イルアルギニン、モノ−N α−ミリストイルアルギニ
ン、モノ−Nα−パルミトイルアルギニン、モノ−N α
−ステアロイルアルギニン、モノ−Nα−ヤシ油脂肪酸
アシルアルギニンが皮膚使用感で好ましく、一方、モノ
−Nα−ラウロイルアルギニン、モノ−Nα−ミリスト
イルアルギニン、モノ−Nα−パルミトイルアルギニ
ン、およびモノ−Nα−ステアロイルアルギニンが特に
頭髪に対し、しっとり感とボリューム感を付与するとい
う能力において優れ、これらのなかでも特に好ましく
は、モノ−N α−ラウロイルアルギニン、モノ−Nα
ミリストイルアルギニン、およびモノ−Nα−パルミト
イルアルギニンである。また、アルギニンはD体、L
体、およびDL体のいずれも使用できる。
【0023】また、本発明の化粧料組成物に、モノ−N
α−アシルアルギニンと組合せて、または単独で配合す
ることのできるモノ−Nα−アシルアルギニンで表面処
理を行った化粧料用粉体(以下、「表面処理粉体」とい
うことがある。)を調製するときの表面処理方法として
は、湿式処理および乾式処理のいずれでも良い。湿式処
理の場合は、強酸もしくは強アルカリの水溶液もしくは
低級アルコール等の有機溶媒を含む水溶液に、化粧料用
粉体を投入しまた併せてモノ−Nα−アシルアルギニン
を溶かした後、これを中和することにより得ることがで
きる。また、乾式処理の場合は、回転数数千から数万r.
p.m.の混合粉砕機に、被覆されるべき粉体とモノ−Nα
−アシルアルギニンを投入し、機械的にモノ−Nα−ア
シルアルギニンで粉体を被覆することにより得ることが
できる。
【0024】本発明の化粧料組成物に配合すべき表面処
理粉体の調製に用いることのできる原料粉体(化粧料用
粉体)は、これには特別の制限はなく、例示すればナイ
ロン粉末、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル
粉末、ポリスチレン粉末、スチレン・アクリル酸の共重
合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四フッ
化エチレン粉末、セルロース粉末、シリコーン樹脂粉末
などの有機粉末;タルク、カオリン、雲母、セリサイ
ト、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、リチア雲母、
バーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カル
シウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、
タングステン酸金属塩、シリカ、ゼオライト、硫酸バリ
ウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸
カルシウム、フッ酸アパタイト、ヒドロキシアパタイ
ト、セラミックパウダー、ミリスチン酸亜鉛、パルミチ
ン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、窒化ホウ
素などの体質顔料;二酸化チタン、酸化亜鉛、ベンガ
ラ、チタン酸鉄、微粒子酸化チタン、針状酸化チタン、
紡錘状酸化チタン、棒状酸化チタン、微粒子酸化亜鉛、
薄片状酸化亜鉛などの紫外線遮断粉体;γ−酸化鉄、黄
酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンゴバイオレ
ット、バルトバイオレット、酸化クロム、酸化セリウ
ム、水酸化クロム、チタン酸コバルト、群青、紺青、酸
化チタン被覆マイカ、酸化チタン被覆マイカ、酸化チタ
ン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビスマス、アル
ミニウムパウダー、銅パウダー、赤色201号などの白
色および着色顔料;クロロフィル、β−カロチンなどの
天然色素;等が挙げられる。
【0025】このような化粧料用粉体を表面処理する際
のモノ−Nα−アシルアルギニンの使用量は、無駄のな
い均一な表面処理を行うことができる点で、処理する粉
体100重量部に対し、0.01〜30重量部の割合で
使用することが好ましく、より好ましくは0.1〜20
重量部、さらに好ましくは0.5〜10重量部である。
【0026】モノ−Nα−アシルアルギニンおよび/ま
たはモノ−Nα−アシルアルギニンで表面処理を行った
化粧料用粉体の、本発明の化粧料組成物への配合量は、
目的とする製品により適宜決定され、特に制限されない
が、化粧料組成物全量に対して通常0.01〜50重量
部、好ましくは0.05〜10重量部、さらに好ましく
は0.05〜5重量部である。
【0027】これらのモノ−Nα−アシルアルギニンお
よび/またはモノ−Nα−アシルアルギニンで表面処理
を行った化粧料用粉体は、これらから選ばれる1種を単
独で用いることができ、また2種以上を組み合わせて用
いることもできる。
【0028】次に、本発明の化粧料組成物の成分Bであ
る多価アルコールについて説明する。
【0029】ここでいう多価アルコールとは、分子中に
2個以上の水酸基をもつアルコールのことをいい、具体
例としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、
テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグリセリ
ン、デカグリセリン、ソルビトール、エチレングリコー
ル、エリスリトール等を挙げることができる。
【0030】このような多価アルコールの、本発明の化
粧料組成物への配合量は、目的とする製品により適宜決
定され、特に制限されないが、通常は化粧料組成物全量
に対して0.001〜50重量%の範囲で用いられる。
特に好ましくは0.01〜10重量%である。0.00
1重量%未満では本発明の所期の効果が十分発揮できな
い場合があり、一方、50重量%を越えると皮膚あるい
は髪にべたつき感を与えることがあるのでともに好まし
くない。
【0031】これらの多価アルコールは、これらから選
ばれる1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いて
もよい。
【0032】本発明で使用される成分A(または成分
A'、A''もしくはA''')と成分Bの配合比(重量比)
は、目的とする製品により適宜決定され、特に制限はな
いが、通常は100:1〜1:100重量部(すなわ
ち、(成分A)/(成分B)の配合比100〜0.0
1)の範囲で用いることができ、特に好ましくは5:1
〜1:100(すなわち、配合比5〜0.01)であ
る。
【0033】このような成分A及び成分Bを含有するこ
とを特徴とする本発明の化粧料組成物は、シャンプー、
リンス、リンスインシャンプー、コンディショニングシ
ャンプーなどの頭髪洗浄料;さらにヘアローション、ヘ
アコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアクリー
ム、ヘアスプレー、ヘアリキッド、ヘアワックス、ヘア
ウォーター、ヘアスタイリング剤、パーマ液、ヘアカラ
ー、酸性ヘアカラー、ヘアマニキュアなども含む各種頭
髪化粧料;あるいは化粧水、乳液、洗顔料、メイク落と
し、クレンジングローション、エモリエントローショ
ン、ナリッシングクリーム、エモリエントクリーム、マ
ッサージクリーム、クレンジングクリーム、ボディーシ
ャンプー、ハンドソープ、固形石鹸、ひげ剃り用クリー
ム、日焼け化粧料、デオドラントパウダー、デオドラン
トローション、デオドラントスプレー、メーク落としジ
ェル、モイスチャージェル、保湿エッセンス、紫外線防
止エッセンス、シェービングフォーム、白粉、ファンデ
ーション、口紅、頬紅、アイライナー、アイシャドー、
眉墨、浴剤などの各種皮膚用化粧料;歯磨きなどの口腔
内洗浄料;等として用いることができる。
【0034】なお、本発明の化粧料組成物には前記成分
Aおよび成分Bのほかにも、本発明の効果を阻害しない
範囲で化粧料組成物に通常使用される各種添加剤を添加
することができることはもちろんである。例としては、
界面活性剤(アニオン界面活性剤、カチオン界面活性
剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤など)、蝋
類、植物油、動物系油脂、天然系油脂誘導体、鉱物系油
脂、低級および高級脂肪酸エステル、合成系油脂(N−
アシルグルタミン酸エステルなど)、高分子物質、アル
コール類、多価アルコール、抽出物(天然香料など)、
アミノ酸、核酸、ビタミン、加水分解タンパク質および
その誘導体、グリセリルオレート、酵素、抗炎症剤、殺
菌剤、防腐剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、キレート剤、
制汗剤、酸化染料、pH調整剤、パール化剤、湿潤剤等
の化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、医薬部外
品原料規格、日本薬局方、食品添加物公定書等記載の原
料等を挙げることができる。
【0035】
【実施例】次に、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
【0036】<合成例1>:モノ−Nα−ラウロイル−
L−アルギニン結晶の合成 L−アルギニン1,106gにイソプロピルアルコール
6,919g及び水2,964gを加え、pH10.5
〜11.5、そして反応温度10〜13℃を保持しなが
ら、ラウリン酸クロライド(日本油脂(株)製)1,5
22gと濃度27wt%のNaOH水溶液を攪拌しなが
ら2時間かけて同時に滴下した。1時間熟成後、反応液
を50℃まで昇温し、濃塩酸を添加してpHを3.8に
調整し、反応生成物を完全に溶解させた。その後、27
wt% NaOH水溶液を添加し、pHを6.0に調整
して結晶を析出させ、そのスラリーを攪拌しながら徐々
に10℃まで冷却した。10℃まで冷却後結晶を濾取
し、水10kgおよびイソプロピルアルコール4.4k
gで順次洗浄し、得られた洗浄結晶を減圧乾燥し、モノ
−Nα−ラウロイル−L−アルギニンの鱗片状結晶2,
081gを得た(収率92.3%)。
【0037】この結晶の物性値を下記第4表に示す。
【0038】
【表4】
【0039】この結晶の粉末X線回折パターンを図1
に、赤外線吸収スペクトル(KBr法)を図2に、そし
て粉末X線回折の主なピークを下記第5表に示す。
【0040】
【表5】
【0041】<合成例2>:モノ−Nα−ミリストイル
−L−アルギニン結晶の合成 実施例1と同様にして、L−アルギニン113gにイソ
プロピルアルコール706g及び水302gを加え、p
H10.5〜11.5、そして反応温度10〜13℃を
保持しながら、ミリスチン酸クロライド(日本油脂
(株)製)176gと濃度27wt%のNaOH水溶液
を攪拌しながら2時間かけて同時に滴下した。1時間熟
成後反応液を50℃まで昇温し、濃塩酸を添加してpH
を2.7以下に調整し、反応生成物を完全に溶解させ
た。その後、27wt% NaOH水溶液を添加してp
Hを6.0に調整して結晶を析出させ、そのスラリーを
攪拌しながら徐々に冷却した。液温が10℃に達したと
ころで結晶を濾取し、水1,500gおよびイソプロピ
ルアルコール492gで順次洗浄し、得られた洗浄結晶
を減圧乾燥し、モノ−Nα−ミリストイル−L−アルギ
ニンの鱗片状結晶230gを得た(収率92.2%)。
【0042】この結晶の物性値を下記第6表に示す。
【0043】
【表6】
【0044】この結晶の粉末X線回折パターンを図3
に、赤外線吸収スペクトル(KBr法)を図4に、そし
て下記第7表に粉末X線回折の主なピークを示す。
【0045】
【表7】
【0046】<合成例3>:モノ−Nα−パルミトイル
−L−アルギニン結晶の合成 実施例1と同様にして、L−アルギニン84.7gにイ
ソプロピルアルコール706g及び水302gを加え、
pH10.5〜11.5、そして反応温度27〜30℃
を保持しながら、パルミチン酸クロライド(アルドリッ
チ製)147gと濃度27wt%のNaOH水溶液を攪
拌しながら2時間かけて同時に滴下した。1時間熟成後
反応液を50℃まで昇温し、濃塩酸を添加してpHを
1.8以下に調整し、反応生成物を完全に溶解させた。
その後、27wt% NaOH水溶液を添加してpHを
6.0に調整して結晶を析出させ、そのスラリーを攪拌
しながら徐々に冷却した。液温が10℃に達したところ
で結晶を濾取し、水1,200g、およびイソプロピル
アルコール320gで順次洗浄し、得られた洗浄結晶を
減圧乾燥し、モノ−Nα−パルミトイル−L−アルギニ
ンの鱗片状結晶190gを得た(収率94.7%)。
【0047】この結晶の物性値を下記第8表に示す。
【0048】
【表8】
【0049】この結晶の粉末X線回折パターンを図5
に、赤外線吸収スペクトル(KBr法)を図6に、そし
て下記第9表に粉末X線回折の主なピークを示す。
【0050】
【表9】
【0051】<合成例4>:モノ−Nα−ラウロイル−
L−アルギニン(アモルファス状)の合成 前掲特開昭48−23,729号公報の実施例1の方法
に従ってモノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニンの合
成を行った。L−アルギニン35.0gにアセトン11
8.7g及び水200gを加え、pH11.5〜12.
0、そして反応温度15〜25℃を保持しながら、ラウ
リン酸クロライド(日本油脂(株)製「ラウリン酸クロ
ライド」)36.5gと濃度8NのNaOH水溶液45
mlを攪拌しながら2時間かけて同時に滴下した。2時
間熟成後、冷却下に6N硫酸でpH5.0に調整し、さ
らに約300mlの氷水中に反応液を投入してモノ−N
α−ラウロイル−L−アルギニンの粗結晶を析出させ、
これを濾取後乾燥した(収量55g)。この粗結晶を石
油ベンジン300ml中で撹拌して洗浄後濾過し、減圧
乾燥してモノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニン51
gを得た(収率85%)。
【0052】このものの物性値を下記第10表に示す。
【0053】
【表10】
【0054】このものの粉末X線回折パターンを図7
に、赤外線吸収スペクトル(KBr法)を図8に、そし
て第11表に粉末X線回折の主なピークを示す。
【0055】
【表11】
【0056】本合成例で得られたモノ−Nα−ラウロイ
ル−L−アルギニンは、粉末X線回折図で合成例1によ
るモノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニンのような特
徴的なピークが見られないので、この意味でアモルファ
ス状であると言うことができる。
【0057】なお、ほぼ同様な反応条件でモノ−Nα
デカノイルアルギニン、モノ−Nα−ステアロイルアル
ギニン、モノ−Nα−ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンを
も製造した。
【0058】<表面処理例1>:タルクのNα−ラウロ
イル−L−アルギニンによる表面処理 化粧料用粉体であるタルク(「ミクロエース P−3
0」、日本タルク社製)5.0gと合成例1で得られた
化合物0.25gを混合し、家庭用ミキサー(岩谷産業
製「IFM−150」)を用いて1分×2回撹拌混合し
て表面処理を行い、表面処理粉体を得た。
【0059】<試験例1>:シャンプー 後記第13表に示す組成(重量%表示、総量100%)
のシャンプーを常法により調製し(実施例4種類および
比較例2種類)、1%ラウリルエーテル硫酸ナトリウム
水溶液で洗浄した毛束にこれらシャンプーを塗布後、充
分に水洗し、乾燥後の(a)毛髪のしっとり感、および
(b)毛髪のボリューム感について、専門パネラー5名
により官能評価を行った。評価は下記第12表に示す評
価基準による平均値を算出し、平均値が4以上の場合を
非常に良好(◎)、3.5〜3.9の場合を良好
(○)、3〜3.5の場合を普通(△)、そして2.9
以下の場合を不良(×)として行った。評価結果も第1
3表に示す。
【0060】
【表12】
【0061】
【表13】
【0062】<試験例2>:乳液 後記第15表に示す組成(重量%表示、総量100%)
の乳液を調製し(実施例4種類および比較例2種類)、
各乳液を手の甲に適量塗布し、(a)使用時のすべりの
よさ、(b)使用後のしっとり感、(c)使用後のべた
つき感のなさ、(d)使用後の閉塞感のなさについて、
専門パネラー5名により、官能評価を行った。評価は下
記第14表に示す評価基準による平均値を算出し、平均
値が4以上の場合を非常に良好(◎)、3.5〜3.9
の場合を良好(○)、3〜3.5の場合を普通(△)、
そして2.9以下の場合を不良(×)として行った。評
価結果も第15表に示す。
【0063】
【表14】
【0064】
【表15】
【0065】<シャンプーの調製>下記第16表に示す
処方にて常法によりシャンプーを3種類調製した。
【表16】
【0066】調製したシャンプーは、いずれも、頭髪に
対して乾燥後のしっとり感とボリューム感といったコン
ディショニング効果に優れるものであった。
【0067】<ヘアトリートメントの調製>下記第17
表に示す処方にて常法によりヘアトリートメントを3種
類調製した。
【0068】
【表17】
【0069】調製したトリートメントは、いずれも、頭
髪に対して乾燥後のしっとり感とボリューム感といった
コンディショニング効果に優れるものであった。
【0070】<ヘアクリームの調製>下記第18表に示
す処方にて常法によりヘアスタイリングジェルを3種類
調製した。
【0071】
【表18】
【0072】調製したヘアスタイリングジェルは、いず
れも、頭髪に対して乾燥後のしっとり感とボリューム感
といったコンディショニング効果に優れるものであっ
た。
【0073】<化粧水の調製>下記第19表に示す処方
にて常法により化粧水を3種類調製した。
【0074】
【表19】
【0075】調製した化粧水は、いずれも、皮膚に対し
て、べたつき感および閉塞感がないのに加えて、すべり
性やしっとり感等の使用感の優れたものであった。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、毛髪化粧料では、しっ
とり感とボリューム感といったコンディショニング効果
に優れ、そして皮膚化粧料では、べたつき感および閉塞
感がないのに加えて、すべり性やしっとり感等の使用感
の優れた化粧料組成物を容易に提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】モノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニン結晶
(製造例1の化合物)の粉末X線回折パターンを示す。
【図2】モノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニン結晶
(製造例1の化合物)の赤外線吸収スペクトル(KBr
法)を示す。
【図3】モノ−Nα−ミリストイル−L−アルギニン結
晶(製造例2の化合物)の粉末X線回折パターンを示
す。
【図4】モノ−Nα−ミリストイル−L−アルギニン結
晶(製造例2の化合物)の赤外線吸収スペクトル(KB
r法)を示す。
【図5】モノ−Nα−パルミトイル−L−アルギニン結
晶(製造例3の化合物)の粉末X線回折パターンを示
す。
【図6】モノ−Nα−パルミトイル−L−アルギニン結
晶(製造例3の化合物)の赤外線吸収スペクトル(KB
r法)を示す。
【図7】モノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニン(製
造例4の化合物)の粉末X線回折パターンを示す。
【図8】モノ−Nα−ラウロイル−L−アルギニン(製
造例4の化合物)の赤外線吸収スペクトル(KBr法)
を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月15日(2002.5.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【表6】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年5月20日(2002.5.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】
【表6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/075 A61K 7/075 7/08 7/08 Fターム(参考) 4C083 AA082 AB032 AB432 AC012 AC022 AC072 AC111 AC112 AC122 AC132 AC302 AC422 AC432 AC442 AC482 AC662 AC712 AC741 AC742 AC782 AD092 AD132 AD152 AD282 AD352 BB25 CC02 CC04 CC31 CC38 CC39 DD23 DD27 DD41 EE06 EE07 EE11 EE28 FF05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有効成分として、モノ−Nα−アシルアル
    ギニンから選ばれる1種以上および/またはモノ−Nα
    −アシルアルギニンで表面処理を行った表面処理化粧料
    用粉体から選ばれる1種以上(成分A)と多価アルコー
    ルから選ばれる1種以上(成分B)とを含むことを特徴
    とする化粧料組成物。
  2. 【請求項2】該モノ−Nα−アシルアルギニンが下記一
    般式(1)で表されるものであることを特徴とする請求
    項1記載の化粧料組成物。 【化1】
  3. 【請求項3】該モノ−Nα−アシルアルギニンが、モノ
    −Nα−アシルアルギニンを溶解した低級アルコール及
    び多価アルコールから選ばれる1種以上並びに水よりな
    る混合溶媒の酸性または塩基性溶液を中和し、晶析させ
    て得られる結晶であることを特徴とする請求項1または
    2記載の化粧料組成物。
  4. 【請求項4】該モノ−Nα−アシルアルギニンが、下記
    第1表に示す物性を有するモノ−Nα−ラウロイル−L
    −アルギニン結晶であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の化粧料組成物。 【表1】
  5. 【請求項5】該モノ−Nα−アシルアルギニンが、下記
    第2表に示す物性を有するモノ−Nα−ミリストイル−
    L−アルギニン結晶であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の化粧料組成物。 【表2】
  6. 【請求項6】該モノ−Nα−アシルアルギニンが、下記
    第3表に示す物性を有するモノ−Nα−パルミトイル−
    L−アルギニン結晶であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の化粧料組成物。 【表3】
  7. 【請求項7】該化粧料組成物が頭髪化粧料組成物である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の化粧
    料組成物。
  8. 【請求項8】該化粧料組成物が頭髪洗浄料組成物である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の化粧
    料組成物。
  9. 【請求項9】該化粧料組成物が皮膚化粧料組成物である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の化粧
    料組成物。
  10. 【請求項10】該モノ−Nα−アシルアルギニンが下記
    一般式(2)で表されるものであることを特徴とする請
    求項1〜3および7〜9のいずれかに記載の化粧料組成
    物。 【化2】
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