JP3834873B2 - 沸騰冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱サイフォン式の沸騰冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子部品等の発熱体を密閉化されたハウジングに収容して使用する場合がある。この場合、発熱体を冷却する方法として、ハウジング内部に直接外気を取り入れて換気することができないため、ハウジング内部の空気とハウジング外部の空気との間で熱交換を行なう方法が行われている。そして、構成部品が少なく、熱移動量が大きいものとして、図9に示す様な、ハウジングを構成する隔離板100を貫通して配置されたヒートパイプ200を使用する方法が知られている。ヒートパイプ200は、例えば筒状部材の内部に作動流体が封入されたものであり、高温流体側で吸熱して高温になった作動流体が、対流によって上部に移動し、低温流体側に放熱するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、ヒートパイプ200を使用する方法は、ヒートパイプ200の外壁に取付けられる伝熱フィン210との間の熱抵抗が大きい。つまり、ヒートパイプ200では、管内部に作動流体が封入された状態で伝熱フィン210を取付けている。従って、ろう付け等の高温状態での接合不可能であり、かしめ等の機械的な方法によって伝熱フィン210の取付けが行われる。このため、伝熱フィン210のろう付けによって接合した場合と比較して、熱抵抗が大きくなる。この結果、伝熱フィン210自体が大きくなって、あるいは使用するヒートパイプ200の本数が多くなることで、体格の大型化を招いている。
【0004】
本願出願人は、上記課題を解決するために、先に特願平7−332145号として新規な構成の沸騰冷却装置を提案している。
本発明は、特願平7−332145号の沸騰冷却装置において、更に組付け性を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明においては、媒体隔離板よりも高温媒体側に配設されて高温媒体から受熱して沸騰気化する冷媒が内部に封入される冷媒槽と、一方が冷媒槽と気密に連通され、他方が媒体隔離板を通り抜けて低温媒体側に延設された連通管と、連通管の他方に気密に連通され、媒体隔離板よりも低温媒体側に配設されて冷媒槽で沸騰気化した冷媒の熱を前記低温媒体に放出して前記冷媒を凝縮液化させる凝縮部とを有している。また、受熱フィン及び放熱フィンが夫々冷媒槽及び凝縮部と融合した状態で接合されている。これにより、から、受熱フィン及び放熱フィンを機械的に夫々冷媒槽及び凝縮部へ接続させた場合に比較して、各フィンと冷媒槽及び凝縮部との間の熱抵抗を小さくできる。
【0006】
そして連通管は、冷媒槽、凝縮部の少なくとも一方と、締結部材により着脱可能で気密に締結されている。このため、例えば冷媒槽及び凝縮部を夫々形成し、連通管を媒体隔離板に取付けた後に凝縮部をこの連通管に接続させて、沸騰冷却装置を構成できる。従って、媒体隔離板への組付け性の低下を防止できる。また、連通管と凝縮部との接続部は、締結部材により着脱可能で気密に締結される締結接続部で構成されているため、冷媒槽若しくは凝縮部の一方のみを交換したい場合においても、容易に交換ができる。特に、連通管は、冷媒槽で沸騰気化した冷媒を凝縮部に送出する高温側連通管と、凝縮部で凝縮液化された冷媒を前記冷媒槽に戻す低温側連通管とを備え、高温側連通管は凝縮部との接続部である凝縮部高温側接続部を有し、低温側連通管は凝縮部との接続部である凝縮部低温側接続部を有する。そして、凝縮部高温側接続部及び凝縮部低温側接続部が、共に媒体隔離板よりも低温媒体側に配置される。このため、例えば冷媒槽及び凝縮部を夫々形成し、連通管を冷媒槽側に先に接続しておき、連通管を媒体隔離板に取付けた後に、凝縮部を連通管に締結することもできる。このため、媒体隔離板への組付け性の低下を防止できる。
【0007】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の構成に更に、冷媒槽若しくは凝縮部の少なくとも一方に一体接続された管状部材を有し、締結接続部は、連通管を管状部材の先端に付勢して締結させるものであるため、気密性を保ちつつ容易に接続できる。請求項3記載の発明によれば、高温側連通管は冷媒槽との接続部である冷媒槽高温側接続部を有し、低温側連通管は冷媒槽との接続部である冷媒槽低温側接続部を有する。そして、冷媒槽高温側接続部及び冷媒槽低温側接続部が、共に媒体隔離板よりも高温媒体側に配置される。このため、例えば冷媒槽及び凝縮部を夫々形成し、連通管を凝縮部側に先に接続しておき、連通管を媒体隔離板に取付けた後に、冷媒槽を連通管に締結することもできる。このため、媒体隔離板への組付け性の低下を防止できる。
【0009】
請求項記載の発明によれば、冷媒槽は、略平行に配列された複数の吸熱管と、複数の吸熱管の下部に配設されて複数の吸熱管を夫々連通させる吸熱側下部連通部と、複数の吸熱管の上部に配設されて複数の吸熱管を夫々連通させる吸熱側上部連通部とから成る。また凝縮部は、略平行に配列された複数の放熱管と、複数の放熱管の下部に配設され、複数の放熱管を夫々連通させる放熱側下部連通部と、複数の放熱管の上部に配設され、複数の放熱管を夫々連通させる放熱側上部連通部とから成る。高温側連通管は、吸熱側上部連通部と放熱側上部連通部とを連通するものであり、低温側連通管は、吸熱側下部連通部と放熱側下部連通部とを連通するものであるが、高温側連通管及び低温側連通管は、夫々締結部材により着脱可能で気密に締結される締結接続部を有しているため、冷媒槽若しくは凝縮部の一方のみを交換したい場合においても、容易に交換ができる。
【0010】
請求項記載の発明によれば、高温媒体は高温流体からなり、低温媒体は低温流体からなるが、冷媒槽に受熱フィンを接合し、凝縮部放熱フィンを接合しているため、効率良く高温流体側の熱を低温流体側に移動させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の沸騰冷却装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の沸騰冷却装置を電子機器装置に組み込んだ例である。
本実施の形態は、例えば携帯電話や自動車電話等の移動無線電話の無線基地局装置であって、内部に送受信器、パワーアンプ等の電子部品7(発熱体)を気密的に収容するハウジング80、およびこのハウジング80内に組み込まれ、電子部品7を冷却する沸騰冷却装置1等から構成されている。
【0012】
電子部品7は、電気が流れると所定の作動を行うと共に、発熱する発熱体(例えば送受信器に組み込まれる高周波スイッチング回路を構成する半導体スイッチング素子等)、電気が流れると所定の作動を行うと共に、発熱する発熱体(例えばパワーアンプに組み込まれるパワートランジスタ等の半導体増幅素子等)である。
【0013】
ハウジング80は、内部を外部から気密化する筐体であって、内部には密閉空間9が形成されている。この密閉空間9は、電子部品7に塵、埃や水分等の異物が付着することにより電子部品7の性能が低下することを防止するために、沸騰冷却装置1の流体隔離板(媒体隔離板)等により外部と完全に気密的に区画されている。
【0014】
そして、密閉空間9は、沸騰冷却装置1の流体隔離板2および沸騰冷却装置1のケーシングによって、電子部品7を収容する電子部品収容空間と筐体内通路としての高温側伝熱空間11とに区画されている。この高温側伝熱空間11は、風上側が沸騰冷却装置1の奥行き寸法をできるだけ小さくするために流路面積が狭く、風下側が風上側よりも流路面積が広くなっている。さらに、ハウジング80は、流体隔離板によって高温側伝熱空間11と気密的に区画された筐体外通路としての低温側伝熱空間12を形成している。
【0015】
沸騰冷却装置1は、ハウジング80に一体的に設けられたケーシング81、低温空気(外部流体、低温流体)の空気流を発生させる2個の上部側遠心式送風機18、高温空気(内部流体、高温流体)の空気流を発生させる2個の下部側遠心式送風機15、密閉空間9内の空気温度を下限温度(例えば0℃)以上にするための電気ヒータ19、これらの沸騰冷却装置1の電気機器を通電制御するコントローラ82を更に備えている。
【0016】
ケーシング81は、ハウジング80の最も外側に配される外壁板83、および高温側伝熱空間11を囲む背面側区画板22等からなり、これらの外壁板83と背面側区画板22はスポット溶接等の手段による接合、あるいはねじやボルト等の締結具による締結によりハウジング80に固定されている。
2個の上部側遠心式送風機18は、本発明の筐体外流体循環手段であって、低温側伝熱空間12内に空気流を発生させる遠心式ファン、この遠心式ファンを回転させる電動モータ、および遠心式ファンを回転自在に収容するスクロールケーシングをそれぞれ有している。
【0017】
2個の下部側遠心式送風機15は、本発明の筐体内流体循環手段であって、高温側伝熱空間11内に空気流を発生させる遠心式ファン、この遠心式ファンを回転させる電動モータ、および遠心式ファンを回転自在に収容するスクロールケーシングをそれぞれ有している。
電気ヒータ19は、密閉空間9内の温度が下限温度(例えば0℃)よりも低温のときに電子部品(例えば半導体素子)7の性能が低下するため、密閉空間9内の温度を下限温度以上となるように、高温側伝熱空間11を流れる空気を加熱する内部流体加熱手段である。この実施例の電気ヒータ19は、例えば1.2kWの発熱量を持つものである。
【0018】
コントローラ82は、例えばサーミスタ等の感温素子よりなる温度センサ84により検出した密閉空間9内の検出温度に基づいて、2個の上部側遠心式送風機18の電動モータ、2個の下部側遠心式送風機15の電動モータおよび電気ヒータ19等の電気機器を制御する制御手段である。
コントローラ82は、密閉空間9内の温度が下限温度(例えば0℃)以上の時に、2個の上部側遠心式送風機18および2個の下部側遠心式送風機15をHi運転(強風量)またはLo運転(弱風量)し、電気ヒータ19をOFF(オフ)する。また、コントローラ82は、密閉空間9内の温度が下限温度(例えば0℃)以下の時に、2個の上部側遠心式送風機18の電動モータをOFF(オフ)し、2個の下部側遠心式送風機15の電動モータをHi運転(強風量)またはLo運転(弱風量)し、電気ヒータ19をON(オン)する。
【0019】
以下に、沸騰冷却装置1を説明する。
図2は沸騰冷却装置1の正面図であり、図3はその側面図であり、図4は図2に示した沸騰冷却装置1の一部を下方から見た下視図である。本実施の形態の沸騰冷却装置1は、高温側伝熱空間11に存在する高温流体(高温媒体に相当。例えば高温の空気)から熱を吸収し、流体隔離板2(媒体隔離板に相当)によって高温流体と隔離された、低温側伝熱空間12に存在する低温流体(低温媒体に相当。例えば低温の空気)へ上記熱を放熱する。
【0020】
図2に示すように沸騰冷却装置1は、流体隔離板2よりも高温流体側に配設された複数本の吸熱管31aからなる冷媒槽3a、吸熱管31aの内部に封入され、高温流体から熱を受けて沸騰気化するフロロカーボン系の冷媒8(図示せず)、一方が冷媒槽3aに気密に連通され、他方が流体隔離板2を通り抜けて低温流体側に延設された低温側連通管34a及び高温側連通管34b、この低温側連通管34a及び高温側連通管34bの他方に気密に連通され、流体隔離板2よりも低温流体側に配設され複数本の放熱管31bからなる凝縮部3b、冷媒槽3aの各吸熱管31aの相互間に融合した状態(例えば、ろう付けされた状態)で接合された受熱フィン6a、凝縮部3bの各放熱管31bの相互間に融合した状態(例えば、ろう付けされた状態)で接合された放熱フィン6bから構成される。
【0021】
本実施の形態では、図3に示すように、上記沸騰冷却装置1を複数(実施の形態中では3つ。但し2つでも、4つ以上でも良い)積層して構成されている。
流体隔離板2は、例えば内部が高温となる密閉空間の一壁面を構成するもので、アルミニウム等の金属材料から成り、低温側連通管34a,高温側連通管34bと一体的に接合(例えばろう付け)されている。この流体隔離板2には、低温側連通管34a,高温側連通管34bを通すための挿通穴が複数開けられている。そして、本形態においては図4に示すように、低温側連通管34aが互い違いにずらして配置されている。また図示しないが、高温側連通管34bも同様に互い違いにずらして配置されている。
【0022】
図2において、冷媒槽3aは、略平行に配列された複数本の吸熱管31aと、吸熱管31aの下部に配設されて、これら吸熱管31aを下方で連通する吸熱側下部連通部41、及び吸熱管31aの上部に配設されて、これら吸熱管31aを上方で連通する吸熱側上部連通部42とから成る。吸熱管31aは、伝熱性に優れた金属材(例えばアルミニウムや銅)を断面形状が細長い長方形(または長円形状)を成す偏平管に形成したものである。
【0023】
凝縮部3bは、略平行に配列された複数本の放熱管31bと、放熱管31bの下部に配設されて、これら放熱管31bを下方で連通する放熱側下部連通部43、及び放熱管31bの上部に配設されて、これら放熱管31bを上方で連通する放熱側上部連通部44とから成る。放熱管31bも、伝熱性に優れた金属材(例えばアルミニウムや銅)を断面形状が細長い長方形(または長円形状)を成す偏平管に形成したものである。
【0024】
低温側連通管34aは、一方が冷媒槽3aの吸熱側下部連通部41に連通され、他方が凝縮部3bで冷却液化された冷媒8を冷媒槽3aに戻すように、凝縮部3bの放熱側下部連通部43に連通されている。この低温側連通管34aと吸熱側下部連通部41との接続部分はユニオン71とナット70からなる。より詳しくは、図5に示すように吸熱側下部連通部41に連通して一体に接合された管状部材からなるユニオン71を有し、このユニオン71内に低温側連通管34aが嵌合されている。ユニオン71と低温側連通管34aとの間には気密性を向上させるOリング72が嵌入され、締結手段であるナット70によりユニオン71と低温側連通管34aとが気密に連通されている。また、この低温側連通管34aと放熱側下部連通部43との接続部分も同様にユニオン71とナット70からなるが、低温側連通管34aと吸熱側下部連通部41との接続部分と同一であるのでその説明は省略する。
【0025】
更に、低温側連通管34aは、冷媒封入パイプ60及び冷媒封入口61を夫々有しており(図3参照)、この冷媒封入口61を介して外部から冷媒8を封入する。図6は、冷媒封入口61の詳細図である。冷媒封入口61は、冷媒封入パイプ60を嵌入した管状部材からなるユニオン73、ユニオン73内に配設されたバルブ74、バルブ74と冷媒封入パイプ60との間の気密性を向上させるパッキン75、バルブ74と反冷媒封入パイプ側との気密性を向上させるOリング76、バルブ74に嵌合され気密に封止するキャップ77、及びキャップ77内に配設されキャップの気密性を向上させるOリング78からなる。
【0026】
高温側連通管34bは、一方が冷媒槽3aの吸熱側上部連通部42に連通され、他方が冷媒槽3aで沸騰気化された冷媒8を凝縮部3bに送出するように、凝縮部3bの放熱側上部連通部44に連通されている。この高温側連通管34bと吸熱側上部連通部42との接続部分、及び高温側連通管34bと放熱側上部連通部44との接続部分も同様にユニオン71とナット70からなるが、低温側連通管34aと吸熱側下部連通部41との接続部分と同一であるのでその説明は省略する。
【0027】
冷媒8は、その液面が冷媒槽3aの吸熱側上部連通部42より僅かに下まで封入されている。但し、冷媒8の封入は、吸熱管31a及び放熱管31bに夫々吸熱フィン6a及び放熱フィン6bをろう付け接合した後に行なわれる。
受熱フィン6aは、各吸熱管31a相互間に配設され、放熱フィン6bは、各放熱管31b相互間に配設されている。受熱フィン6a及び放熱フィン6bは、伝熱性に優れる金属(例えばアルミニウム)の薄い板(板厚0.02〜0.5mm程度)を交互に押し返して波状に形成したコルゲートフィンであり、吸熱管31a、放熱管31bの平坦な外壁面にろう付けされている(即ち、融合した状態で接合されている)。この受熱フィン6aは、高温流体側の熱を冷媒8に伝えやすくするものであり、同時に吸熱管31aの強度を向上させている。また放熱フィン6bは、冷媒8の熱を低温流体側に伝えやすくするものであり、同時に放熱管31bの強度を向上させている。
【0028】
次に、沸騰冷却装置1を流体隔離板2に取付ける手順について説明する。
先ず、冷媒槽3a及び凝縮部3bを夫々形成する。そして冷媒槽3aの吸熱側上部連通部42に連通されたユニオン71に、高温側連通管34bを結合させ、また吸熱側下部連通部41に連通されたユニオン71に、低温側連通管34aを結合させる。次に高温側連通管34b及び低温側連通管34aを流体隔離板2に形成された挿通穴に挿入し、挿通穴部分をろう付け等により固定する。次に、凝縮部3bの放熱側上部連通部44に連通されたユニオン71に、高温側連通管34bを結合させ、また放熱側下部連通部43に連通されたユニオン71に、低温側連通管34aを結合させる。なお、高温側連通管34b及び低温側連通管34aを凝縮部3b側に先に接合し、その後流体隔離板2に形成された挿通穴に挿入し、冷媒槽3aに結合させても良い。しかしながら、冷媒封入口が挿通穴を通過しにくいため、低温側連通管34aに冷媒封入口が取付けられている場合は、前者の方が簡便に取付けが可能となる。また、初めに凝縮部3bと高温側連通管34bとを結合させ、同時に冷媒槽3aと低温側連通管34とaを結合させておき、夫々を流体隔離板2に形成された挿通穴に挿入させた後、凝縮部3bと低温側連通管34aとを結合させ、冷媒槽3aと高温側連通管34bとを結合させようにしても良い。
【0029】
次に、本実施の形態の作動を説明する。
ケーシング81中の密閉空間15内の温度が下限温度(例えば0℃)以上の時に、2個の上部側遠心式送風機18の電動モータおよび2個の下部側遠心式送風機15の電動モータの通電を開始することにより、遠心式ファンが作動を始める。これにより、ケーシング81内の密閉空間9中に高温空気(埃、塵または水分等の異物を含まない清浄な内気、内部流体)の循環流が発生する。また、ケーシング81外の低温側伝熱空間12中に低温空気(埃、塵または水分等の異物を含む外気、外部流体)の循環流が発生する。
【0030】
そして、ケーシング81の流体隔離板2を貫通した状態で取り付けられた多段式の沸騰冷却装置1は、冷媒槽3aに封入された冷媒が、受熱フィン6aを介して高温空気より伝達された熱を受けて沸騰気化する。気化した冷媒蒸気は、低温空気に晒されて低温となっている凝縮部3bで内壁面に凝縮液化し、その凝縮潜熱が放熱フィン6bを介して低温空気に伝達される。
【0031】
凝縮部3bで凝縮液化した冷媒は、自重により各低温側連通管34aの内壁面を伝って冷媒槽3aへ滴下する。以上のように、冷媒槽3aの各吸熱管31a内に封入された冷媒8が沸騰気化・凝縮液化を交互に繰り返すことにより、高温空気の熱を低温空気へ移動することにより、電子部品7で発生した熱を多段の沸騰冷却器3で放熱できる。
【0032】
それによって、密閉空間9の高温側伝熱空間11内を循環する高温空気(ケーシング81内のきれいな空気)と低温側伝熱空間12内を循環する低温空気(ケーシング81外の汚れた空気)とが混合することなく、電子部品7を冷却することができる。
次に、本実施の形態の効果を説明する。
【0033】
本実施の形態では冷媒槽3a、凝縮部3b、低温側連通管34a、及び高温側連通管34bを上記ユニオン71及びナット70を用いて容易に機械的に気密接続できる。つまり、組付け工数が大幅に小さくできる。従って、流体隔離板2への組付け性の低下を防止できる。
また、冷媒槽3a、凝縮部3b、低温側連通管34a、及び高温側連通管34bを容易に機械的に接続しているため、冷媒槽3a若しくは凝縮部3bの一方のみを交換したい場合においても、容易に交換ができる。すなわち、複数の沸騰冷却装置を組付け後、気密チェックを行い、その結果所定の気密性を達成できない沸騰冷却装置がある場合も、容易にその交換・補修が可能となる。
【0034】
更に、本実施の形態には、以下のような効果がある。
(1)冷媒槽3a及び凝縮部3bと、低温側連通管34a及び高温側連通管34bとの結合時に加熱工程を削除することができるため、熱歪みによる製品寸法の変化や、残存応力による耐久性低下を防止できる。
(2)この流体隔離板2には、低温側連通管34a,高温側連通管34bを通すための挿通穴が複数開けられているため、流体隔離板2と低温側連通管34bとの気密性・防水性を向上させることができる。本実施の形態においては、沸騰冷却装置1を3つ積層して構成されているため、低温側連通管34a,高温側連通管34bは夫々3本づつ必要である。本形態においては図4に示すように、低温側連通管34aが互い違いにずらして配置されている。また図示しないが、高温側連通管34bも同様に互い違いにずらして配置されている。これにより、後述するナット70を形成した場合においても、ナット70同士が干渉せず、従って積層方向の寸法を最小限に抑えることができ、小型化が可能となる。
【0035】
(3)また、冷媒槽3aは、略平行に配列された複数の吸熱管31aと、複数の吸熱管31aの下部に配設され、複数の吸熱管31aを夫々連通させる吸熱側下部連通部41と、複数の吸熱管31aの上部に配設され、複数の吸熱管31aを夫々連通させる吸熱側上部連通部42とから成り、連通管は、吸熱管31aに略平行に配設されて吸熱側下部連通部41に連通するものであるため、小型化が可能となる。
【0036】
(4)受熱フィン6aおよび放熱フィン6bが夫々冷媒槽3a、凝縮部3bと融合した状態で接合されていることから、受熱フィン6aおよび放熱フィン6bを冷媒槽3a、凝縮部3bに対して機械的に取り付けた場合と比較して、各フィンと沸騰冷却管との間の熱抵抗を小さくできる。これにより、受熱フィン6aおよび放熱フィン6bを冷媒槽3a、凝縮部3bに対して機械的に取り付けた場合より、更に沸騰冷却装置全体の小型化が可能となる。
【0037】
(5)また、発熱体7の熱で高温になった気体が通気口13から送風路23内へ導入されてスムーズに冷媒槽3aへ導かれるため、密閉空間9内の温度を均一に保つことができる。即ち、発熱体7から発生する熱で高温となった気体が対流によって密閉空間9内を上昇するため、密閉空間9内の上部に通気口13を設けた方が密閉空間9内の冷却効率が良いと言える。言い換えれば、通気口13が流体隔離板2より低い位置にあると、密閉空間9内の比較的低温の気体が通気口13から送風路23内に導入されて冷媒槽3aへ導かれるため、密閉空間9内の冷却効率が悪いと言える。
【0038】
(6)さらに本実施の形態では、高温側および低温側の各伝熱空間7、12内で、冷媒槽3aおよび凝縮部3bを通過する気体が、それぞれ吸入側の通気口13、16から排出側の通気口14、17へ向かってスムーズに流れる様に、沸騰冷却装置1全体が前後方向(図6の左右方向)に傾斜した状態で配置されている。これにより、冷媒槽3aおよび凝縮部3bを通過する気体の流れ方向の変化を緩やかにできるため、狭いスペース内での送風経路損失を低減できる。その結果、密閉空間9内にあるファン15を小型化できる上に、ファン15の発熱量を低減できるため、その分、発熱体7の発熱量を増やすことができる(即ち、冷却能力を上げようとしてファン15を大型化すると、ファン15の発熱量が増加するため、結果的に発熱体7の発熱量を増やせなくなる)。
【0039】
(第2の実施の形態)
以下に本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態における沸騰冷却装置は、低温側連通管34a若しくは高温側連通管34bと冷媒槽3a若しくは凝縮部3bとの接続部分が、第1の実施の形態と異なるだけであり、残りの構成については同一である。従って、以下に本実施の形態の接続部分について説明する。
【0040】
また、本実施の形態において低温側連通管34aと吸熱側下部連通部41との接続部分、低温側連通管34aと放熱側下部連通部43との接続部分、高温側連通管34bと吸熱側上部連通部42との接続部分、及び高温側連通管34bと放熱側上部連通部44との接続部分の各接続部分は実質的に同一構成であるので、代表して低温側連通管34aと吸熱側下部連通部41との接続部分のみ説明する。
【0041】
図7は、本実施の形態における接合部分の断面図である。
この低温側連通管34aと吸熱側下部連通部41との接続部分はユニオン71とナット70からなる。より詳しくは、ユニオン71は、吸熱側下部連通部41に連通して一体に接合された管状部材からなり、ナット70を締結する部分が細く、先端部分がテーパ形状をしている。低温側連通管34aは、ユニオン71との接触部分で末広がり形状をしており、上記先端部分と当接している。ナット70は、ユニオン71の細くなった部分に嵌められ、低温側連通管34aをユニオン71の先端部分側に付勢して気密接続させている。
【0042】
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、冷媒槽3a、凝縮部3b、低温側連通管34a、及び高温側連通管34bを上記ユニオン71及びナット70を用いて容易に機械的に気密接続できる。つまり、組付け工数が大幅に小さくできる。従って、流体隔離板2への組付け性の低下を防止できる。
また、冷媒槽3a、凝縮部3b、低温側連通管34a、及び高温側連通管34bを容易に機械的に接続しているため、冷媒槽3a若しくは凝縮部3bの一方のみを交換したい場合においても、容易に交換ができる。すなわち、複数の沸騰冷却装置を組付け後、気密チェックを行い、その結果所定の気密性を達成できない沸騰冷却装置がある場合も、容易にその交換・補修が可能となる。
【0043】
なお、上記実施の形態においては、凝縮部3bが冷媒槽3aのほぼ真上に形成されているが、図8に示すように互いにずらすようにしても良い。
さらに、凝縮部3bと冷媒槽3aとが同一平面上に配置される必要はなく、例えば凝縮部3bを冷媒槽3aの上部に形成するとともに、凝縮部3bを冷媒槽3aに対して傾斜せる(例えば直交させる)ようにしても良く(図示せず)、配置されるハウジングの形状に応じてその位置関係を変更しても良い。本発明においては、低温側連通管34a若しくは高温側連通管34bと冷媒槽3a若しくは凝縮部3bとの接続部分が、締結部材(ユニオン71、ナット70等)を用いて接続されているため、容易にその配置形状を変更できる。さらに、予め一体的に冷媒槽3a若しくは凝縮部3bと各連通管が接続されているものに対し、保管場所も少なくなる。
【0044】
また、低温側連通管34aは、冷媒槽3aと凝縮部3bとの接続部分が、両方とも本発明によって接続される必要はなく、少なくとも一方あれば良く、同様に高温側連通管34bも、冷媒槽3a、凝縮部3bの少なくとも一方の接続が本発明によって接続されれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の沸騰冷却装置を備えたハウジングの断面図である。
【図2】第1の実施の形態の沸騰冷却装置の正面図である。
【図3】第1の実施の形態の沸騰冷却装置の側面図である。
【図4】第1の実施の形態の沸騰冷却装置を下から見た図である。
【図5】第1の実施の形態の沸騰冷却装置の接続部分の詳細図である。
【図6】第1の実施の形態の沸騰冷却装置の冷媒封入口の詳細図である。
【図7】第2の実施の形態の沸騰冷却装置の接続部分の詳細図である。
【図8】その他の実施の形態の沸騰冷却装置の正面図である。
【図9】従来の熱交換器であるヒートパイプの断面図である。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置
11 高温側伝熱空間
12 低温側伝熱空間
14、16、17 通気口
15 下部側遠心式送風機
18 上部側遠心式送風機
19 電気ヒータ
2 流体隔離板
22 背面側区画板
23 送風路
3a 冷媒槽
3b 凝縮部
31a 吸熱管
31b 放熱管
34a 低温側連通管
34b 高温側連通管
41 吸熱側下部連通部
42 吸熱側上部連通部
43 放熱側下部連通部
44 放熱側上部連通部
60 冷媒封入パイプ
61 冷媒封入口
6a 受熱フィン
6b 放熱フィン
7 電子部品
70 ナット
71、73 ユニオン
72、76、78 Oリング
74 バルブ
75 パッキン
77 キャップ
8 冷媒
80 ハウジング
81 ケーシング
82 コントローラ
83 外壁板
84 温度センサ
9 密閉空間
9a 一側壁面

Claims (5)

  1. 媒体隔離板によって外部と区画された空間内を流れる高温媒体の熱を、前記外部を流れる低温媒体へ移動させる沸騰冷却装置であって、
    前記媒体隔離板よりも前記高温媒体側に配設され、前記高温媒体から受熱して沸騰気化する冷媒が内部に封入される冷媒槽と、
    前記冷媒槽に融合した状態で接合された受熱フィンと、
    一方が前記冷媒槽と気密に連通され、他方が前記媒体隔離板を通り抜けて前記低温媒体側に延設された連通管と、
    前記連通管の前記他方に気密に連通され、前記媒体隔離板よりも前記低温媒体側に配設され、前記冷媒槽で沸騰気化した冷媒の熱を前記低温媒体に放出して前記冷媒を凝縮液化させる凝縮部と、
    前記凝縮部に融合した状態で接合された放熱フィンとを備え、前記連通管は、前記凝縮部と締結部材により着脱可能で気密に締結されており、
    前記連通管は、前記冷媒槽で沸騰気化した前記冷媒を前記凝縮部に送出する高温側連通管と、前記凝縮部で凝縮液化された前記冷媒を前記冷媒槽に戻す低温側連通管とを備え、
    前記高温側連通管は前記凝縮部との接続部である凝縮部高温側接続部を有し、
    前記低温側連通管は前記凝縮部との接続部である凝縮部低温側接続部を有し、
    前記凝縮部高温側接続部及び前記凝縮部低温側接続部は、共に前記媒体隔離板よりも前記低温媒体側に配置されることを特徴とする沸騰冷却装置。
  2. 前記冷媒槽若しくは前記凝縮部の少なくとも一方に一体接続された管状部材を更に有し、
    前記連通管を前記管状部材に対し、前記締結部材により着脱可能で気密に締結されていることを特徴とする請求項1記載の沸騰冷却装置。
  3. 前記連通管は、前記冷媒槽と締結部材により着脱可能で気密に締結されており、
    前記高温側連通管は前記冷媒槽との接続部である冷媒槽高温側接続部を有し、
    前記低温側連通管は前記冷媒槽との接続部である冷媒槽低温側接続部を有し、
    前記冷媒槽高温側接続部及び前記冷媒槽低温側接続部は、共に前記媒体隔離板よりも前記高温媒体側に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の沸騰冷却装置。
  4. 前記冷媒槽は、略平行に配列された複数の吸熱管と、前記複数の吸熱管の下部に配設されて前記複数の吸熱管を夫々連通させる吸熱側下部連通部と、前記複数の吸熱管の上部に配設されて前記複数の吸熱管を夫々連通させる吸熱側上部連通部とから成り、
    前記凝縮部は、略平行に配列された複数の放熱管と、前記複数の放熱管の下部に配設され、前記複数の放熱管を夫々連通させる放熱側下部連通部と、前記複数の放熱管の上部に配設され、前記複数の放熱管を夫々連通させる放熱側上部連通部とから成り、
    前記高温側連通管は、前記吸熱側上部連通部と前記放熱側上部連通部とを連通するものであり、
    前記低温側連通管は、前記吸熱側下部連通部と前記放熱側下部連通部とを連通するものである請求項1ないし請求項3のうちいずれか1つに記載の沸騰冷却装置。
  5. 前記高温媒体は高温流体からなり、前記低温媒体は低温流体からなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1つに記載の沸騰冷却装置。
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