JP3834514B2 - 横引スクリーンの開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、横引プリーツスクリーン、アコーデオンカーテン等のスクリーンを開閉する開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特公昭59−21438号に記載された折畳ドアは垂直枠間に表面シートが伸縮可能に配設され、かつ垂直枠間に伸縮枠が配設されている。そして、一方の垂直枠をレールに沿って移動させることにより、表面シートの引き出しあるいは畳み込み可能となっている。
【0003】
一方の垂直枠には伸縮枠の開閉に際し、補助力を付与する定荷重バネが設けられている。そして、垂直枠を中間位置から表面シートの引き出し方向に移動させれば、その垂直枠に表面シートの引き出し方向への補助力が作用して、垂直枠を全閉位置まで移動させたとき、同垂直枠をその位置に保持する。
【0004】
また、垂直枠を中間位置から表面シートの畳み込み方向に移動させれば、その垂直枠に表面シートの畳み込み方向への補助力が作用して、垂直枠を全開位置まで移動させたとき、同垂直枠をその位置に保持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような開閉装置では、定荷重バネの付勢力が作用する摺動子を案内溝内で移動させることにより、補助力が作用する方向を変化させている。
【0006】
しかし、案内溝は伸縮枠の回動支点から一方の端部の間でのみ形成されているので、表面シートの畳み込み方向の補助力は引き出し方向の補助力に比して小さくなる。
【0007】
従って、表面シートの引き出し方向及び畳み込み方向に安定した補助力を確保することは困難である。
また、案内溝内で摺動子を円滑に移動させるために、摺動子と案内溝間にベアリングを介在させる必要があり、部品コストが上昇するという問題点がある。
【0008】
この発明の目的は、スクリーンを開閉する框に、開閉操作の補助力を安定して付与し得る横引スクリーンの開閉装置を簡便な構成で提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、一対の框をパンタグラフ形に複数の連接軸を連結して構成されるパンタグラフ装置で連結するとともに、該框間にスクリーンを配設し、該框に対して第一の連接軸の一方の端部を框の延びる方向に移動可能に支持し、該框に対して第二の連設軸の一方の端部を支持し、前記パンタグラフ装置を伸縮させることにより、前記スクリーンを伸縮して開閉可能とし、前記パンタグラフ装置には前記スクリーンの開閉操作の補助力を生成する開閉補助装置を備えた横引スクリーンにおいて、前記開閉補助装置は、前記パンタグラフ装置を構成する第一の連接軸の両端部を、第二の連接軸の一方の端部を経て連結する連結部材と、前記第一の連接軸の一方の端部を第二の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力と前記第一の連接軸の他方の端部を第二の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力を前記連結部材に付与する付勢手段とから構成した。
【0010】
請求項2では、前記連結部材をワイヤで構成し、前記付勢手段をコイルスプリングで構成した。
請求項3では、前記ワイヤの一端を前記第一の連接軸の一端に接続し、前記ワイヤを前記第二の連接軸の端部に掛装し、前記ワイヤの他端を前記コイルスプリングを介して前記第一の連接軸の他端に接続した。
【0011】
請求項4では、前記ワイヤの一端を前記第一の連接軸の他端に接続し、前記ワイヤを前記第二の連接軸の一端を経て前記第一の連接軸の一端に掛装し、前記ワイヤの他端を前記コイルスプリングを介して前記第二の連接軸の一端に接続した。
【0012】
請求項5では、前記框は、固定框と移動框とで構成し、前記パンタグラフ装置は、前記第一の連接軸と第二の連接軸からなる一組のパンタグラフ装置を固定框と移動框との間で複数組連結して構成し、前記開閉補助装置は、前記固定框に接続されるパンタグラフ装置に備えた。
請求項6では、前記第一の連接軸の他方の端部と前記第二の連接軸の他方の端部を連結する補助連結部材と、前記第一の連接軸の他方の端部を前記第二の連接軸の他方の端部に向けて付勢する付勢力と前記第二の連接軸の他方の端部を前記第一の連接軸の他方の端部に向けて付勢する付勢力とを前記補助連結部材に付与する補助付勢手段を備えた。
請求項7では、一対の框をパンタグラフ形に複数の連接軸を連結して構成されるパンタグラフ装置で連結するとともに、該框間にスクリーンを配設し、該框に対して第一の連接軸の一方の端部を框の延びる方向に移動可能に支持し、該框に対して第二の連設軸の一方の端部を支持し、前記パンタグラフ装置を伸縮させることにより、前記スクリーンを伸縮して開閉可能とし、前記パンタグラフ装置には前記スクリーンの開閉操作の補助力を生成する開閉補助装置を備えた横引スクリーンにおいて、前記開閉補助装置は、前記パンタグラフ装置を構成する第二の連接軸の両端部を、第一の連接軸の一方の端部を経て連結する連結部材と、前記第一の連接軸の一方の端部を第二の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力と前記第二の連接軸の他方の端部を第一の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力を前記連結部材に付与する付勢手段とから構成した。
請求項8では、前記連結部材の一端を前記第二の連接軸の他端に接続し、前記連結部材を前記第一の連接軸の一端を経て前記第二の連接軸の一端に掛装し、前記連結部材の他端を前記付勢手段を介して前記第一の連接軸の一端に接続した。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
図1及び図2に示す横引プリーツスクリーンは、固定框1と移動框2との間に2枚のスクリーン3a,3bが配設される。前記移動框2は、ハンガーレール4に沿って移動可能に支持され、前記スクリーン3a,3bはジグザグ状に伸縮可能に形成される。従って、移動框2を固定框1から遠ざかる方向に移動させると、スクリーン3a,3bが引き出され、移動框2を固定框1に近づく方向に移動させると、スクリーン3a,3bが両框1,2間に畳み込まれる。
【0014】
前記スクリーン3a,3b間には、互いの離間を防止する間隔保持部材5が所定間隔ごとに4箇所設けられている。また、移動框2の前後両側面には取手6が設けられている。
【0015】
前記スクリーン3a,3b間において、前記固定框1と移動框2との間には2組のパンタグラフ装置7a,7bが配設されている。
前記パンタグラフ装置7aは、2本の連接軸8a,8bがその中間部で回動可能に連結されている。
【0016】
前記連接軸8aの一端は、前記固定框1の上部に固定された軸受部材9に回動可能に支持されている。前記連接軸8bの一端は、固定框1の下部に上下方向に移動可能に支持された軸受部材10に回動可能に支持されている。
【0017】
前記パンタグラフ装置7bは、2本の連接軸11a,11bがその中間部で回動可能に連結されている。
前記連接軸11aの一端は、前記パンタグラフ装置7aの連接軸8bの他端に回動可能に連結され、前記連接軸11bの一端は、前記パンタグラフ装置7bの連接軸8aの他端に回動可能に連結されている。
【0018】
前記連接軸11bの他端は、前記移動框2の上部に固定された軸受部材12に回動可能に支持されている。前記連接軸11aの他端は、移動框2の下部に上下方向に移動可能に支持された軸受部材13に回動可能に支持されている。
【0019】
従って、移動框2を固定框1に向かって移動させれば、軸受部材10,13が固定框1及び移動框2に沿って下方へ移動して、図6に示すように、パンタグラフ装置7a,7bが畳まれる。
【0020】
また、移動框2を固定框1から離間する方向に移動させれば、軸受部材10,13が固定框1及び移動框2に沿って上方へ移動して、図7に示すように、パンタグラフ装置7a,7bが引き伸ばされる。
【0021】
前記パンタグラフ装置7aには、開閉補助装置が取着されている。前記開閉補助装置は、ワイヤ14とコイルスプリング15とから構成される。
前記ワイヤ14は、図3に示すように、その一端が前記連接軸8bと同11aとの連結部において、同連接軸8bの端部に固定される。また、ワイヤ14の他端部は、図4に示すように、前記軸受部材9に回転可能に支持されたプーリー9aに掛装されて固定框1に沿って下方へ案内され、前記コイルスプリング15の上端に接続されている。前記コイルスプリング15の下端は、図5に示すように、前記軸受部材10に接続されている。
【0022】
前記連接軸8a,8b,11a,11b及びワイヤ14は、前記間隔保持部材5に形成された挿通孔16にそれぞれ挿通されている。
次に、上記のように構成された横引プリーツスクリーンの動作を説明する。
【0023】
図1に示すように、移動框2を固定框1から所定距離離れた位置まで移動させて、パンタグラフ装置7a,7bの各連接軸8a,8b及び同11a,11bの挟角αが90°となったとき、コイルスプリング15は最も引き伸ばされた状態となる。
【0024】
このとき、コイルスプリング15の付勢力により、連接軸8bの上端部は固定框1に向かって矢印A方向に引っ張られ、連接軸8bの下端部は上方に向かって矢印B方向に引っ張られる。
【0025】
矢印A方向に作用する力と、矢印B方向に作用する力とは同一である。そして、矢印A方向に作用する力の分力aと矢印B方向に作用する力の分力bとが等しくなるため、連接軸8bに回転力は作用しない。従って、連接軸8a,8b,11a,11bはこの状態に維持される。
【0026】
この状態から、移動框2を固定框1に近づく方向に移動させると、図6に示すように、コイルスプリング15は徐々に収縮し、矢印A方向に作用する力と、矢印B方向に作用する力は徐々に減少する。
【0027】
しかし、各連接軸8a,8b及び同11a,11bの挟角αの減少により、矢印A方向に作用する力の分力aは、矢印B方向に作用する力の分力bより徐々に大きくなる。
【0028】
この結果、連接軸8bには分力a方向に回転力が作用し、移動框2には連接軸8a,8b,11a,11bを介して固定框1に近づく方向への補助力が作用する。従って、移動框2を固定框1に向かって軽微な操作力で移動させることが可能となり、移動框2を固定框1近傍まで移動させた後は、前記補助力により移動框2が固定框近傍に保持される。
【0029】
このとき、パンタグラフ装置7a,7b及びスクリーン3a,3bは、固定框1と移動框2との間に畳み込まれる。
図1に示す状態から、移動框2を固定框1から離れる方向に移動させると、図7に示すように、コイルスプリング15は徐々に収縮し、矢印A方向に作用する力と、矢印B方向に作用する力は徐々に減少する。
【0030】
しかし、各連接軸8a,8b及び同11a,11bの挟角αの増大により、矢印B方向に作用する力の分力bは、矢印A方向に作用する力の分力aより徐々に大きくなる。
【0031】
この結果、連接軸8bには分力b方向に回転力が作用し、移動框2には連接軸8a,8b,11a,11bを介して固定框1から離れる方向への補助力が作用する。従って、移動框2を固定框1から離れる方向に軽微な操作力で移動させることが可能となり、移動框2をプリーツスクリーンの全閉位置まで移動させた後は、前記補助力により移動框2が全閉位置に保持される。
【0032】
上記のように構成された横引プリーツスクリーンでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)パンタグラフ装置7a,7bの連接軸8a,8b,11a,11bの挟角αが90°となる転換点から、移動框2を固定框1に近づく方向に移動させるとき、開閉補助装置により移動框2を固定框1に向かって付勢する補助力を発生させることができる。従って、スクリーン3a,3bの畳み込み操作を軽微な操作力で行うことができる。
【0033】
(2)パンタグラフ装置7a,7bの連接軸8a,8b,11a,11bの挟角αが90°となる転換点から、移動框2を固定框1から離れる方向に移動させるとき、開閉補助装置により移動框2を固定框1から離れる方向に向かって付勢する補助力を発生させることができる。従って、スクリーン3a,3bの引き出し操作を軽微な操作力で行うことができる。
【0034】
(3)開閉補助装置をワイヤ14とコイルスプリング15のみの簡単な構成で実現することができる。
(第二の実施の形態)
図8は、この発明を具体化した横引プリーツスクリーンの第二の実施の形態を示す。
【0035】
この実施の形態は、前記第一の実施の形態とは開閉補助装置の構成のみ相違する。前記実施の形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
この実施の形態の開閉補助装置は、ワイヤ17と、コイルスプリング18及び補助コイルスプリング19とで構成される。ワイヤ17は、図9に示すように、その一端が前記連接軸8bと同11aとの連結部において、同連接軸8bの端部に固定される。
【0036】
ワイヤ17の他端部は、図10に示すように、前記軸受部材9のプーリー9aに掛装されて固定框1に沿って下方へ案内され、図11に示すように、軸受部材10のプーリー10aに掛装されて上方へ案内される。
【0037】
そして、コイルスプリング18の下端に接続され、そのコイルスプリング18の上端は、図10に示すように、ワイヤ18aを介して前記軸受部材9に接続されている。
【0038】
補助コイルスプリング19は、図9に示すように、その上端部がワイヤ20aを介して連接軸8b,11aの連結軸21に接続され、下端部はワイヤ20bを介して連接軸8a,11bの連結軸に接続されている。
【0039】
このような開閉補助装置では、ワイヤ17が掛装される軸受部材10のプーリー10aが動滑車として作用する。このため、コイルスプリング18の付勢力に基づいて、連接軸8bの下端部に対し矢印B方向に作用する力FBは、連接軸8bの上端部に対し矢印A方向に作用する力FAの2倍となる。
【0040】
連接軸8a,8bの挟角αと、上記の力FA,FBにより連接軸8bの両端部に作用する分力fa,fbとの関係を図12に示す。
上記構成により、分力fa,fbの転換点Cは連接軸8a,8bの挟角αが45°付近となる。従って、連接軸8a,8bの挟角αが90°前後で全閉状態となる横引プリーツスクリーンを構成可能となる。
【0041】
また、補助コイルスプリング19は移動框2を固定框1から離れる方向に付勢する補助力の不足を補うように動作する。
上記のように構成された横引プリーツスクリーンでは、次に示す作用効果を得ることができる。
【0042】
(1)パンタグラフ装置7a,7bの連接軸8a,8b,11a,11bの挟角αが45°となる転換点Cから、移動框2を固定框1に近づく方向に移動させるとき、移動框2を固定框1に向かって付勢する補助力を作用させることができる。従って、スクリーン3a,3bの畳み込み操作を軽微な操作力で行うことができる。
【0043】
(2)パンタグラフ装置7a,7bの連接軸8a,8b,11a,11bの挟角αが45°となる転換点Cから、移動框2を固定框1から離れる方向に移動させるとき、移動框2を固定框1から離れる方向に向かって付勢する補助力を作用させることができる。従って、スクリーン3a,3bの引き出し操作を軽微な操作力で行うことができる。
【0044】
(3)転換点Cから移動框2を固定框1から離れる方向に移動させるとき、分力fbが小さく、十分な補助力が得られなくても、補助コイルスプリング19により、補助力の不足を補うことができる。
【0045】
(4)開閉補助装置をワイヤ17とコイルスプリング18及び補助コイルスプリング19のみの簡単な構成で実現することができる。
(5)スクリーン3a,3bを全閉状態まで引き出しても、連接軸8a,8b及び同11a,11bの挟角αを90°前後とすることにより、移動框2に支持される軸受部材12,13の間隔を前記第一の実施の形態より大きくすることができる。従って、第一の実施の形態に比して、スクリーン3a,3bの全閉時に、移動框2を固定框1に対し並行に維持することが容易となる。
【0046】
上記実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・図13に示すように、前記第二の実施の形態のワイヤ17及びコイルスプリング18の引き回しを上下方向に逆方向としてもよい。
・図8に示すワイヤ17及びコイルスプリング18と図13に示すワイヤ17及びコイルスプリング18を両方設ける構成としてもよい。このような構成により大きな補助力を得ることができる。
・第二の実施の形態において、補助コイルスプリング19を省略してもよい。
・パンタグラフ装置は、2組以外の任意数を連結して構成してもよい。
・パンタグラフ装置は、框の上下方向に2段設けてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はスクリーンを開閉する框に、開閉操作の補助力を安定して付与し得る横引スクリーンの開閉装置を簡便な構成で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態を示す正面図である。
【図2】 第一の実施の形態を示す平面図である。
【図3】 連接軸の連結部を示す正面図である。
【図4】 軸受部材と連接軸の連結部を示す正面図である。
【図5】 軸受部材と連接軸の連結部を示す正面図である。
【図6】 開閉装置の動作を示す正面図である。
【図7】 開閉装置の動作を示す正面図である。
【図8】 第二の実施の形態を示す正面図である。
【図9】 連接軸の連結部を示す正面図である。
【図10】 軸受部材と連接軸の連結部を示す正面図である。
【図11】 軸受部材と連接軸の連結部を示す正面図である。
【図12】 挟角と分力の関係を示す説明図である。
【図13】 別例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 框(固定框)
2 框(移動框)
3 スクリーン
7a パンタグラフ装置
8a 第一の連接軸
8b 第二の連接軸
14,17 連結部材(ワイヤ)
15,18 付勢手段(コイルスプリング)
Claims (8)
- 一対の框をパンタグラフ形に複数の連接軸を連結して構成されるパンタグラフ装置で連結するとともに、該框間にスクリーンを配設し、該框に対して第一の連接軸の一方の端部を框の延びる方向に移動可能に支持し、該框に対して第二の連設軸の一方の端部を支持し、前記パンタグラフ装置を伸縮させることにより、前記スクリーンを伸縮して開閉可能とし、前記パンタグラフ装置には前記スクリーンの開閉操作の補助力を生成する開閉補助装置を備えた横引スクリーンにおいて、
前記開閉補助装置は、
前記パンタグラフ装置を構成する第一の連接軸の両端部を、第二の連接軸の一方の端部を経て連結する連結部材と、
前記第一の連接軸の一方の端部を第二の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力と前記第一の連接軸の他方の端部を第二の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力を前記連結部材に付与する付勢手段と
から構成したことを特徴とする横引スクリーンの開閉装置。 - 前記連結部材をワイヤで構成し、前記付勢手段をコイルスプリングで構成したことを特徴とする請求項1記載の横引スクリーンの開閉装置。
- 前記ワイヤの一端を前記第一の連接軸の一端に接続し、前記ワイヤを前記第二の連接軸の端部に掛装し、前記ワイヤの他端を前記コイルスプリングを介して前記第一の連接軸の他端に接続したことを特徴とする請求項2記載の横引スクリーンの開閉装置。
- 前記ワイヤの一端を前記第一の連接軸の他端に接続し、前記ワイヤを前記第二の連接軸の一端を経て前記第一の連接軸の一端に掛装し、前記ワイヤの他端を前記コイルスプリングを介して前記第二の連接軸の一端に接続したことを特徴とする請求項2記載の横引スクリーンの開閉装置。
- 前記框は、固定框と移動框とで構成し、前記パンタグラフ装置は、前記第一の連接軸と第二の連接軸からなる一組のパンタグラフ装置を固定框と移動框との間で複数組連結して構成し、前記開閉補助装置は、前記固定框に接続されるパンタグラフ装置に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の横引スクリーンの開閉装置。
- 前記第一の連接軸の他方の端部と前記第二の連接軸の他方の端部を連結する補助連結部材と、前記第一の連接軸の他方の端部を前記第二の連接軸の他方の端部に向けて付勢する付勢力と前記第二の連接軸の他方の端部を前記第一の連接軸の他方の端部に向けて付勢する付勢力とを前記補助連結部材に付与する補助付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の横引スクリーンの開閉装置。
- 一対の框をパンタグラフ形に複数の連接軸を連結して構成されるパンタグラフ装置で連結するとともに、該框間にスクリーンを配設し、該框に対して第一の連接軸の一方の端部を框の延びる方向に移動可能に支持し、該框に対して第二の連設軸の一方の端部を支持し、前記パンタグラフ装置を伸縮させることにより、前記スクリーンを伸縮して開閉可能とし、前記パンタグラフ装置には前記スクリーンの開閉操作の補助力を生成する開閉補助装置を備えた横引スクリーンにおいて、
前記開閉補助装置は、
前記パンタグラフ装置を構成する第二の連接軸の両端部を、第一の連接軸の一方の端部を経て連結する連結部材と、
前記第一の連接軸の一方の端部を第二の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力と前記第二の連接軸の他方の端部を第一の連接軸の一方の端部に向けて付勢する付勢力を前記連結部材に付与する付勢手段と
から構成したことを特徴とする横引スクリーンの開閉装置。 - 前記連結部材の一端を前記第二の連接軸の他端に接続し、前記連結部材を前記第一の連接軸の一端を経て前記第二の連接軸の一端に掛装し、前記連結部材の他端を前記付勢手段を介して前記第一の連接軸の一端に接続したことを特徴とする請求項7 記載の横引スクリーンの開閉装置。
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