JP3331495B2 - スライド式開閉ドア装置 - Google Patents

スライド式開閉ドア装置

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JP3331495B2 JP22025697A JP22025697A JP3331495B2 JP 3331495 B2 JP3331495 B2 JP 3331495B2 JP 22025697 A JP22025697 A JP 22025697A JP 22025697 A JP22025697 A JP 22025697A JP 3331495 B2 JP3331495 B2 JP 3331495B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1枚の大きなドアパネル
をスライドして開閉することが出来るドア装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】間口に取付けられるドアはその片側端に
設けている蝶番を介して開閉することが出来るが、該ド
アが大きくなるならばその開閉力がいるのみならず、ド
ア先端の回転半径が大きくなることで開閉操作が容易で
なくなる。特に車椅子に乗って体を自由に動かすことが
出来ない人にとっては大型の開閉ドアの操作は不便であ
る。
【0003】ところで大きな幅広の間口に装着する装置
として、2枚ないし3枚のパネルを連結して折り戸を構
成し、これらのパネルを折り畳むことで間口を開くこと
が出来るようにした折り戸装置が知られている。図3は
従来の一般的な折り戸を表しているが、2枚のパネル
(イ) 、(ロ) は継手(ハ) によって屈曲出来るように連結さ
れ、そして吊元側には吊元框(ニ)が、一方の戸先側には
引手框(ホ) がそれぞれ連結している。
【0004】同図の(a)は折り戸が引き伸ばされた状
態で間口は閉じられ、(b)は2枚のパネル(イ) と(ロ)
が屈曲して間口を一部開口した状態であり、又点線で示
している折り戸は完全に折り畳んだ場合を表している。
この型式の折り戸は吊元框(ニ)が吊元側に取り付けされ
るとともに、引手框(ホ) はレールにガイドされて移動す
ることが出来、引手框(ホ) がスライドすることによって
2枚のパネル(イ) 、(ロ) は折り畳まれたり伸長したりす
る。
【0005】そこで、この折り戸を開閉するには上記引
手框をスライドさせることになるが、(a)に示してい
るように完全に閉じられた状態からでは引手框(ホ) を吊
元側へ押すことが出来ず、その為に一旦パネル(イ) 、
(ロ) の継手(ハ) 付近を押圧して(b)のような半開きの
状態としたところで、引手框(ホ) をスライドさせて折り
畳むことが出来る。逆に、該折り戸を伸長する場合に
は、引手框(ホ) を引っ張って(b)のような半開き状態
としたところでパネル(イ) 、(ロ) の継手(ハ) 付近を押圧
して閉じなくてはならない。このような折り戸を使用す
ることで間口幅が更に大きくなってもパネル枚数を増や
すことで対処することが出来るが、開閉操作が楽ではな
く、特に車椅子に乗っての開閉操作は容易ではない。そ
れに、パネル下端がガイドされる為に床面にはガイドレ
ールを敷設しなくてならないが、床面に溝があることで
邪魔になる場合もある。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】このように間口に大
きなドアや折り戸を装着するには上記のごとき問題があ
る。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であっ
て、大きな1枚ドアを用いて、スムーズに開閉操作が出
来るようにしているスライド式開閉ドア装置を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスライド式開閉
ドア装置は1枚の大きなドアパネルを間口に装着して開
閉することが出来るように構成している。そして該間口
を開く際には、回転しながらスライドして間口片側にほ
ぼ垂直に寄せられる動きを行う。間口上部には上レール
が取付けられ、ドアパネル上端に設けているスライダー
はこの上レールに沿って移動するように拘束されてい
る。このスライダーはドアパネルが開閉する為のガイド
として機能し、ドアパネルを支えるものではない。
【0008】又間口片側には縦材と上下アームを有すコ
型枠体が旋回可能に取付けられ、上下アームの先端はド
アパネル上下端面に軸を介して回転可能に連結され、し
かもドアパネルは上アーム又は下アームにて支持され
る。ここで、ドアパネルは上記枠体の旋回と共にスライ
ダーを中心として回転し、更に枠体の縦材側へ移動して
間口を開口することが出来る。そこで、スライダーとア
ーム先端軸までの距離は該アームの旋回半径にほぼ等し
くなっている。枠体の旋回軸とスライダー間距離を底辺
とし、アーム旋回半径及びスライダーとアーム先端軸間
長さを両辺とした三角形を形成、スライダーは上レール
に沿って移動しながらドアパネルは回転し、枠体は旋回
することが出来る。以下、本発明に係る実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明のスライド式開閉ドア装置を表
している実施例であり、間口に取付けられて開閉するこ
とが出来る。同図の1はドアパネル、2は枠体、3は上
レール、4はスライダーを示しており、該上レール3は
下方を開放したコ型断面をなして間口上部に取付けら
れ、スライダー4はこの上レール3に遊嵌して移動する
ことが出来る。すなわちドアパネル1が上レールに沿っ
て移動出来るように拘束している。
【0010】そして上記スライダー4は上レール3に遊
嵌して転動可能なローラーで構成する場合、又は回転し
ない円柱体で構成する場合もあるが、本発明では具体的
な構造を限定するものではない。例えば、上レールにコ
型断面の遊嵌溝を形成することなく、下方に延びる垂下
片を形成し、スライダーの上部に垂下片が遊嵌する細幅
の溝を設けることでもよい。ただし、この場合にはスラ
イダーは回転出来るようにしなくてはならない。従って
ドアパネル1はスライダー4が上レール3に遊嵌するこ
とで上レール3に沿って移動することが出来ると共に、
スライダー4を中心として回転することも出来る。
【0011】一方、間口の片側にはコ型をなした枠体2
が取り付けられて旋回可能となっている。該枠体2の縦
材5の上下端には上アーム6と下アーム7が水平に延び
ていて、上アーム6及び下アーム7先端は軸8、8を介
してドアパネル1の上下端に連結し、ドアパネル1と上
下アーム6、7は軸8、8を介して互いに屈曲すること
が出来る。そして、ドアパネル1は上アーム6又は下ア
ーム7の何れかのアームによって支持され、ドアパネル
1が完全に閉じた状態では該ドアパネル1の一部が枠体
2に嵌り、図1のようにドアパネル1が回転することで
枠体2から外れて間口が開かれる。
【0012】ここで、ドアパネル1はスライダー4を中
心として回転し、一方の枠体2は縦材5に取着している
蝶番継手の軸を中心として旋回することが出来る。勿
論、該蝶番を用いることなく、縦材の上下端に設ける軸
を介して旋回可能に取り付けすることも出来る。そこで
ドアパネル1はスライダー4を中心として回転すると同
時に、枠体2は蝶番軸を中心として旋回し、更にスライ
ダー4は上レール3に沿って移動することが出来るよう
に上記上下アーム6、7の旋回半径及びアーム先端軸8
とスライダー4間の距離はほぼ等しくなっている。
【0013】すなわち、スライダー4が縦材5側へ移動
してドアパネル1が開いた際に、該ドアパネル1が間口
に対してほぼ垂直に位置するように、枠体2のアーム旋
回軸とスライダー4間の距離を底辺とし、アーム旋回半
径(枠体の旋回軸とアーム端の軸間距離)とアーム端軸
−スライダー間距離を両辺とする二等辺三角形を形成し
ている。勿論、上記両辺が等しくなくてもドアパネル1
の開閉操作に支障はないが、間口に対して傾斜した状態
で全開する。
【0014】図2はドア装置の縦断面を表しているが、
ドアパネル1は枠体2の上アーム6から垂下する軸8a
に吊設されている。勿論、下アーム7先端に設けている
軸8bと同一軸線上に位置しており、両軸8a、8bを
中心として屈曲することが出来る。上アーム6の一部が
切り欠かれ、この切り欠き部にはスラストベアリング1
0を介在して上記軸8aが取り付けられている。該軸8
aはドアパネル1の上補強材11に固定され、ドアパネ
ル1は該軸8aに吊設された状態にある。そして、軸8
aは上記スラストベアリング10を介して自由に回転す
ることが出来る為に、上アーム6とドアパネル1は該軸
8a中心に屈曲可能である。
【0015】同じく、下アーム7にも軸8bが取り付け
られ、該軸8bは上記軸8aと同一線上にあって、ドア
パネル1の下補強材12に固定されている。勿論、軸8
bも下アーム7に対して回転することが出来るようにな
っている。ただし、下アーム7はドアパネル1の重量を
支持する必要はない為に、その強度も小さく、あくまで
も、ドアパネル1の下端を位置決めするだけの役目をな
している。下アーム7にドアパネル1を載せた状態で支
持することも可能であるが、この場合には下アーム7の
曲げ強度を高くする為に太くしなくてはならず、その為
にドアパネル1と床面との隙間がその分だけ大きくな
る。従って外観的には実施例のように上アーム6によっ
てドアパネル1を吊設する支持形態の方が好ましい。
【0016】上記スライダー4はドアパネル1の上端に
取着した受け台13先端に設けられ、しかも該受け台1
3はドアパネル1の表面から突出し、受け台13に起立
した軸14にローラ15を回転自在に軸支して構成して
いる。このように構成したスライダー4は上レール3に
遊嵌し、ドアパネル1が回転して如何なる位置にあって
も、該スライダー4は上レール3に収まっている。
【0017】図2はドアパネル1が間口を閉じている場
合の縦断面図であるが、ドアパネル1の表面を押圧する
ならばスライダー4を中心として回転し、同時に枠体2
も旋回することになる。そして枠体2のアーム旋回動に
伴ってドアパネル1は片側に寄せられて間口は開口す
る。以上述べたように、本発明のスライド式開閉ドア装
置は間口の片側に取り付けした枠体の上下アームにてド
アパネルを支え、ドアパネル上端にはスライダーを取着
すると共に、該スライダーは上レールに遊嵌したもので
あり、次のような効果を得ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明のスライド式開閉ドア装置は、間
口の片側にコ型の枠体を旋回可能に取り付けすると共
に、該枠体の上下アームにてドアパネルを回転出来るよ
うに支え、そしてドアパネル上端にはスライダーを備え
て該スライダーを間口上部に設けている上レールに遊嵌
して構成したものであり、大きなドアパネルであっても
スムーズな開閉操作が行い得る。すなわち、ドアパネル
面を押圧するだけでドアパネルは回転して片側へ寄せら
れ、間口を大きく開口することが出来る。従って、車椅
子に乗った身体障害者であっても該ドアの開閉操作を行
うことに何ら支障がなく、又床面にはガイド溝がない為
に、ゴミがたまったり、障害になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスライド式ドア装置の概略図であって
ドアパネルの半開き状態。
【図2】本発明のスライド式ドア装置の縦断面図。
【図3】従来の折り戸装置の概略図。
【符号の説明】
1 ドアパネル 2 枠体 3 上レール 4 スライダー 5 縦材 6 上アーム 7 下アーム 8 軸 9 切り欠き部 10 スライドベアリング 11 上補強材 12 下補強材 13 受け台 14 軸 15 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 15/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間口にドアパネルを配置し、該ドアパネ
    ルが回転しながら移動して間口を開閉することが出来る
    ドア装置において、間口の片側にはコ型をした枠体を蝶
    番を介して旋回可能に取付けするとともに、枠体の上下
    アーム先端に設けた軸にはドアパネルを回転可能に支持
    し、又間口上部には上レールを設けると共にドアパネル
    上端に備えたスライダーを上レールに沿って移動可能と
    し、そして、上アームを下アームより太くすることで、
    ドアパネルを上アームに回転出来るように垂下した軸に
    吊設し、上記上レールを下方が開口しているコ型断面形
    状とし、ドアパネル上端にはパネル面から突出して設け
    た受け台先端部にスライダーを取付けし、該スライダー
    を上レールに遊嵌したことを特徴とするスライド式開閉
    ドア装置。
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CN103742038B (zh) * 2014-01-26 2015-10-28 广东名门锁业有限公司 平开侧翻门

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