JP3831060B2 - 車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置 - Google Patents

車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のドアアクチュエータを駆動制御する車両用エアコンアンプユニットの各種温度センサからの入力情報の処理をA/Cオートアンプで行うときに、アクチュエータの自己補正機能の開度のアンサーバックに適用するポテンシオバランス抵抗[Potentio Balance Registor 以下、単に『PBR』と言う]を備えたドア開閉用アクチュエータ動作制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用エアコンシステムの温度センサ入力制御装置は各種温度センサからの入力情報は常時マイクロコンピュータ等へ与え、そこでの制御演算に基づいて、各ドアの開度が調整される。
【0003】
その調整手順はこうである。
【0004】
先ず、外気温度によって室内の設定温度に快適性のデータから冬は温かめ、夏は涼し目に制御するために補正をかけ、次いで目標吹き出し口温度を算出するための各種定数を読込み、そして前記PBRにおける下部目盛り部では約5%以下をカットし、上部目盛り部では約95%以上を使用せずに、その間の5〜95%を0〜100%に置き換えて制御することとしており、それから各アクチュエータの開度(つまり、PBRの出力端子位置)の補正を実施している。
【0005】
その後は、ベント吹き出し温度変化の違和感の回避手段とか、ヒータ特性の読込、目標吹き出し口温度と実吹き出し口温度との偏差が許容可能な特定温度(例えば2℃以内)になるようなドア開度の制御を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般にこのようなシステムにおいては、アクチュエータをユニットに取り付けるときに、アクチュエータを全閉あるいは全開の状態で、ドアとアクチュエータとの間にリンクを取り付けてドアを動くようにしている。
【0007】
従って、前記PBRからの入力値を、そのまま制御上の帰還値として使用していたから、アクチュエータのレバーとPBRの値とのずれかが大きいため、アクチュエータを制御した時に、適正なドア開度とならない難点があった。
【0008】
すなわち、アクチュエータレバー角とPBR開度値とのずれのばらつきが、そのまま開度のばらつきとなっていた。
【0009】
ここにおいて、本発明は、アクチュエータレバー角とPBR開度値とのずれのばらつきが、そのままドア開度のばらつきとして容易に解消克服する手段を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)
上記課題の解決手段1は、図1(a) のクレーム対応図に示すように、モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、
内蔵しているマイクロコンピュータによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトに従って演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、
車両用イグニッション電源のオン/オフの初期に、電源がオンされて前記エアコンアンプユニットが稼働後、ヒーターの手前に設けられたエアミクッスドアを開閉するドアアクチュエータの位置を決定するときに、
1回目に該ドアの全開・全閉を行い、前記ドアアクチュエータの位置を決定するポテンシオ・バランス抵抗のストロークと全開閉度補正値を判断し、以後はその判断された補正値で前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とする。
【0011】
このようにして、安定したセンサ値が直線的に比例してドアアクチュエータの開度を駆動制御し、しかも電源オンの後に1回必ず全閉・全開し、PBRのストロークと、全閉角度から補正値を判断することから、ドアアクチュエータのレバー角とPBRの開度との間のばらつきが較正されるという、特段の効果を奏することができる。
【0012】
(解決手段2)上記課題の解決手段2は、車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置において、バッテリをオンしたときの1回のみ、前記ドアの全開・全閉を行い、前記ドアアクチュエータの位置を決定するポテンシオ・バランス抵抗のストロークと全開閉度補正値を判断し、以後はその判断された補正値で前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とする。
【0013】
これは、前記解決手段1の前記ドアアクチュエータの位置を決定する制御判断をバッテリ・オンのときの1回のみ実施し、以後はこの調整をを省略することで、余り変化のない環境条件の下での煩瑣な操作を省略し、かつ前記解決手段1の効果も充分に備えながら、運転効率を向上させる効果がある。
【0014】
(解決手段3)
上記課題の解決手段3は、図1(b) のクレーム対応図に示すように、モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、
内蔵しているマイクロコンピュータによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトに従って演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、
車両用イグニッション電源のオン/オフの初期に、電源がオンされて前記エアコンアンプユニットが稼働後、ヒーターの手前に設けられたエアミクッスドアを開閉するドアアクチュエータの位置を決定するときに、
前記ポテンシオ・バランス抵抗がドア全閉の際に、前記ポテンシオ・バランス抵抗の値を読込み、それを0%として、ドア開閉制御時特性曲線を平行にオフセットして、前記ドア開閉制御時特性曲線の較正値として前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とする。
【0015】
かくして、ドアアクチュエータのレバー角と、PBRの開度との間のばらつきが較正され、ドアアクチュエータの設計が簡潔的になり設計コストの大幅な削減という効果が発揮可能となる。
【0016】
(解決手段4)上記課題の解決手段4は、解決手段3に記載の車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置において、バッテリをオンしたときの1回のみ、前記ポテンシオ・バランス抵抗がドアの全閉の際に、前記ポテンシオ・バランス抵抗の値を読込み、それを0%として、ドア開閉制御時特性曲線を平行にオフセットして、前記ドア開閉制御時特性曲線の較正値として前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とする。
【0017】
これも前記解決手段2と同じ手法であり、前記解決手段3の前記ドアアクチュエータの位置を決定する制御判断をバッテリ・オンのときの1回のみ実施し、以後はこの調整をを省略することで、余り変化のない環境条件の下での煩瑣な操作を省略し、かつ前記解決手段3の効果も充分に備えながら、運転効率を向上に資することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
初めに本発明が適用される空調システムに設けられ、フアンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムについて、図2を用いて説明する。
【0019】
全ての図面において、同一符号は同一若しくは相当部材を示す。
【0020】
水温センサ226,冷媒センサ227,内気センサ228,外気センサ229,日射センサ230及び吸込温度センサ231等からの温度情報と、コントローラ232に備える操作部232bからのマニュアニュアル入力情報を基に、A/CAMPユニット225は、すべての制御演算を行い、各駆動部すなわちフアンコントロール回路220,インテークドアアクチュエータ221,バイレベルダアクチュエータ222,エアミックスダアクチュエータ223及びモードアクチュエータ224を一元的に駆動し、それらの現在情報を操作・表示・通信回路232cを介して表示部232aに表示し、常時最適環境温度の保持に努めている。なお、233は操作データ線(RXは操作データ),234はクロック信号線(CLKはクロック信号)及び235は表示通信データ線(TXは表示通信データ)である。
【0021】
そして、図5はエアミックスドアクチュエータの内部結線図とPBRにおける抵抗値とエアミックスドアの開度との特性図である。
【0022】
図5(a) において、223mは正転逆転を行うモータで、223rはその正逆転に対応するダイオード、223PBRはポテンシオバランス抵抗で223tはその出力端子であり、モータ223mの回転軸は出力端子223tをポテンシオバランス抵抗223PBR上を摺動させる。
【0023】
図5(b) の特性から分かるように、PBRの抵抗値とエアミックスドアの開度とは、一定の傾斜を持った直線的比例関係にあることが望ましい[図示特性は理想値を表す直線である]。
【0024】
(実施の形態1)
図1(a)は、実施の形態1のPBRにおける抵抗値とエアミックスドアの開度との特性図である。
【0025】
従来のPBRにおける抵抗値とエアミックスドアの開度との特性は太い点線の従来特性曲線9で表されるように、PBRの巻始め部分0%からa%位までは電気抵抗の基板部材等への固着に溶接手段等を採用するので電気抵抗部分の一部が溶着しており、電圧出力が発生しない。
【0026】
このことは、PBRの巻終り部分%から100%位迄でも同様である。
【0027】
従って、本発明は、位置a%から位置%迄を、アクチュエータのレバー開度0%〜100%に対応させて、ドアの開度の調整特性と決定するのである。
【0028】
この実施の形態1は、PBRを1個装備する度に、較正手段を講じるのである。それは、PBRの作成工程状の特性のばらつきを補修して、常に究極の目的とする車内温度の適正化に資するためである。
【0029】
つまり、アクチュエータを制御するときに、バッテリ(電源)・オンの後のA/C・AMPユニット225のオン後、1回目に必ずドアを全閉・全開し、PBR223のストロークと全閉開度補正値を判断し、以降はこの補正された値でアクチュエータのレバーを介してドアの開度を制御する。
【0030】
いま、調整特性直線9の傾きをαとし、0%〜a%=βとすると、
傾きα=100/(d−a) 切片β=−a であり、ゆえに
(PBRの値)=α(上のPBRの値)−a
となる。
【0031】
なお、5は設計理想特性直線であって、作成工程においてこのような特性のPBRを得ることは難しい。
【0032】
図3は、上述のPBR223の自己補正を電源オン時に1回のみ行う手順を示した流れ図である。図3(a) はその全体手順、図3(b) はその自己補正処理の詳細手順である。
【0033】
図4は、上述のPBR223の自己補正をF/COOL=FULL COLDとなった時に行う手順を示した流れ図である。図4(a) はその全体手順、図4(b) はその自己補正処理の詳細手順である。
【0034】
このようにして、本発明は、PBRの端子出力電圧の傾斜を変更することで、PBRの作成上から来る特性のばらつきの不具合が、補正可能となる。
【0035】
(実施の形態2)
この実施の形態2は、先の実施の形態1を車内に搭載のバッテリをオンにしたときに、只1回のみ調整を実施し、バッテリをオフにしない限り再度の調整制御は行わない方策である。
【0036】
このようにすれば、運転途中での調整制御は実施しないから、運転に専念でき、運転の効率の向上に役立つ。
【0037】
(実施の形態3)
図1(b)は、実施の形態2のPBRにおける抵抗値とエアミックスドアの開度との特性図である。
【0038】
通常は作成された儘のPBRを装置に設定した時、アクチュエータ駆動用レバーとPBR上に位置する出力電圧端子の対応のずれが大きく、アクチュエータを制御した時に適正なダ開度とならいので、本発明は、図3(a) に示すように摺動端子223tがFULL COLD(ドア全閉)の時に、PBRを読み込み、それを0%として、例えば調整特性直線2のようにオフセットするようにしてレバー角度をプロットして行き、PBRの出力の直線性が失われるPBRの端子位置e%のところで、先に説明したPBRドア特性の補正を機構的等の手段を介して行う。
【0039】
逆の出力特性の時は、調整特性直線3のように修正してから、補正を設定する。
【0040】
このうようにして、アクチュエータのレバー角に対するPBR(摺動回転端子)の角度のずれは、アクチュエータのレバーの溶着位置誤差が殆どで、基本的に平行移動したものが多く、全閉をオフセットすれば、全開も殆ど較正される。この手段は、カット・アンド・トライで究明された方策に外ならない。
【0041】
このことから、本発明は、アクチュエータのレバー角とPBR開度との間のばらつきが較正され、かつアクチュエータの設計も容易になり、設計コストも大幅に削減可能となり、経済的に甚だ有利になる。
【0042】
(実施の形態4)
この実施の形態4は、先の実施の形態3を車内に搭載のバッテリをオンにしたときに、只1回のみ調整を実施し、バッテリをオフにしない限り再度の調整制御は行わない方策である。
【0043】
このようにすれば、運転途中での調整制御は実施しないから、運転に専念でき、運転の効率の向上するという効果が認められる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1の発明にあっては、モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、内蔵しているマイクロコンピュータによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトに従って演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、車両用イグニッション電源のオン/オフの初期に、電源がオンされて前記エアコンアンプユニットが稼働後、ヒーターの手前に設けられたエアミクッスドアを開閉するドアアクチュエータの位置を決定するときに、1回目に該ドアの全開・全閉を行い、前記ドアアクチュエータの位置を決定するポテンシオ・バランス抵抗のストロークと全開閉度補正値を判断し、以後はその判断された補正値で前記ドアアクチュエータの位置を決定することから、
安定したセンサ値が直線的に比例してドアアクチュエータの開度を駆動制御し、しかも電源オンの後に1回必ず全閉・全開し、ポテンシオ・バランス抵抗のストロークと、全閉角度から補正値を判断するので、安定したセンサ値が直線的に比例してドアアクチュエータの開度を駆動制御し、ドアアクチュエータのレバー角と前記ポテンシオ・バランス抵抗の開度との間のばらつきが較正されるという、特段の効果を奏することができる。
【0045】
また、車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置において、バッテリをオンしたときの1回のみ、前記ドアの全開・全閉を行い、前記ドアアクチュエータの位置を決定するポテンシオ・バランス抵抗のストロークと全開閉度補正値を判断し、以後はその判断された補正値で前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とするので前記ドアアクチュエータの位置を決定する制御判断をバッテリ・オンのときの1回のみ実施し、以後はこの調整を省略しており、余り変化のない環境条件の下での煩瑣な操作を省略し、かつ前記請求項1の効果として説明した効果も充分に備えながら、運転効率を向上させる効果がある。
【0046】
請求項の発明にあっては、モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、内蔵しているマイクロコンピュータによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトに従って演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、車両用イグニッション電源のオン/オフの初期に、電源がオンされて前記エアコンアンプユニットが稼働後、ヒーターの手前に設けられたエアミクッスドアを開閉するドアアクチュエータの位置を決定するときに、前記ポテンシオ・バランス抵抗がドア全閉の際に、前記ポテンシオ・バランス抵抗の値を読込み、それを0%として、ドア開閉制御時特性曲線を平行にオフセットして、前記ドア開閉制御時特性曲線の較正値として前記ドアアクチュエータの位置を決定する手段を備えるので、ドアアクチュエータのレバー角と、前記ポテンシオ・バランス抵抗の開度との間のばらつきが較正され、ドアアクチュエータの設計が簡潔的になり設計コストの大幅な削減という効果が発揮可能となる。
【0047】
また、請求項2記載の車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置において、バッテリをオンしたときの1回のみ、前記ポテンシオ・バランス抵抗がドアの全閉の際に、前記ポテンシオ・バランス抵抗の値を読込み、それを0%として、ドア開閉制御時特性曲線を平行にオフセットして、前記ドア開閉制御時特性曲線の較正値として前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とすることから、これも請求項の前記ドアアクチュエータの位置を決定する制御判断をバッテリ・オンのときの1回のみ実施し、以後はこの調整をを省略することにより、余り変化のない環境条件の下での煩瑣な操作を省略し、かつ上記説明の請求項2の効果も充分に備えながら、運転効率を向上に資することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1,2の特性図を示し
(a)は実施の形態1の特性直線を従来例に対比しながら表す図、
(b)は実施の形態2の特性直線を従来例に対比しながら表す図である。
【図2】本発明が適用される空調システム全体の回路構成を示すブロック図である。
【図3】PBRの自己補正を電源オン時に1回のみ行う手順を示した流れ図で、
(a)はその全体手順、
(b)はその自己補正処理の詳細手順である。
【図4】PBRの自己補正をF/COOL=FULLCOLDとなった時に行う手順を示した流れ図で、
(a)はその全体手順、
(b)はその自己補正処理の詳細手順である。
【図5】本発明の実施の形態1,2に採用するPBRを示し
(a)はその内部結線図、
(b)はエアミックスドア開度とPBRの抵抗値(理想値)から示されるPBR抵抗特性図である。
【符号の説明】
1,2,3 調整特性直線
5 設計理想特性直線
7,8 オフセット量
9 PBR[ポテンシオ・バランス抵抗]の従来例の特性曲線
201 インテークユニットケース
202 外気側吸入口
203 室内側吸入口
204 ブロアフアン
205 ブロアフアンモータ
206 インテークドア
207 クリーニングユニットケース
208 エバポレータ
209 ヒータユニットケース
210 ベント吸出口
211 デフ吸出口
212 フット吸出口
213 ヒターコア
214 バイレベルドア
215 ミックスドア
216 ベントドア
217 デフドア
218 フットドア
220 フアンコントロール回路
221 インテークダアクチュエータ
222 バイレベルドアアクチュエータ
223 エアミックスドアアクチュエータ
223m モータ
223r ダイオード
223PBR ポテンシオ・バランス・抵抗
223t 摺動端子
224 モードドアアクチュエータ
225 A/CAMPユニット
226 水温センサ
227 冷媒センサ
228 内気センサ
229 外気センサ
230 日射センサ
231 吸込温度センサ
232 コントローラ
232a 表示部
232b 操作部
232c 操作・表示・通信回路
233 操作データ線(RXは操作データ)
234 クロック信号線(CLKはクロック信号)
235 表示通信データ線(TXは表示通信データ)

Claims (2)

  1. モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、
    内蔵しているマイクロコンピュータによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトに従って演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、
    車両用イグニッション電源のオン/オフの初期に、電源がオンされて前記エアコンアンプユニットが稼働後、ヒーターの手前に設けられたエアミクッスドアを開閉するドアアクチュエータの位置を決定するときに、バッテリをオンしたときの1回目のみ、前記ドアの全開・全閉を行い、ポテンシオ・バランス抵抗が下限で不感となる限界位置と、上限で不感となる限界位置を前記ドアの全開・全閉に割り当てる調整特性線を設定し、前記調整特性線により前記ドアアクチュエータの位置を決定するポテンシオ・バランス抵抗のストロークと全開閉度補正値を判断し、以後はその判断された補正値で前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とする車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置。
  2. モードスイッチや温度調整ダイヤル等のスイッチ類が設けられている操作部を有するコントローラと、
    内蔵しているマイクロコンピュータによってスイッチ類やセンサ類からの入力信号をプログラムソフトに従って演算処理し、空調システムに設けられているファンモータや複数のドアアクチュエータを駆動制御するエアコンアンプユニットを備えた車両用エアコンシステムにおいて、
    車両用イグニッション電源のオン/オフの初期に、電源がオンされて前記エアコンアンプユニットが稼働後、ヒーターの手前に設けられたエアミクッスドアを開閉するドアアクチュエータの位置を決定するときに、バッテリをオンしたときの1回目のみ、ポテンシオ・バランス抵抗がドアの全閉の際に、前記ポテンシオ・バランス抵抗が下限で不感となる限界位置の値を読込み、それを0%として、ドア開閉制御時特性曲線を平行にオフセットして、前記ドア開閉制御時特性曲線の較正値として前記ドアアクチュエータの位置を決定することを特徴とする車両用エアコンシステムのドア開閉用アクチュエータ動作制御装置。
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