JP3830225B2 - IrDA変復調IC - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話に使用される赤外線通信用のIrDA変復調IC(Integrated Circuit)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のIrDA変復調ICについて図5を用いて説明する。携帯電話50には電話全体を制御する電話CPU(Central Processing Unit)52やベースバンド信号を処理するために用いられているベースバンドIC55等が搭載されている。
【0003】
さらに外部のパーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という)60等とIrDA(Infrared Data Association)方式で赤外線通信を行うために、携帯電話50にはIrDA変復調IC58が搭載されている。例えば、パソコン60に記録されているファクシミリのデータを赤外線で携帯電話50に送り、さらにその送られたデータを携帯電話50から無線によって別の場所に伝送する場合にIrDA変復調IC58は利用される。
【0004】
IrDA変復調IC58は赤外線で送信しようとする信号を変調し、アナログフロントエンド4に送る。アナログフロントエンド4は発光ダイオード等で赤外線の放射を行い、矢印Aに示すようにパソコン60等に信号を送る。逆に、パソコン60より矢印Bに示すように赤外線で送られてくる信号をアナログフロントエンド4のホトダイオード等で受けると、アナログフロントエンド4は波形の整形を行ってからIrDA変復調IC58に信号を送る。IrDA変復調IC58はこの信号を復調することにより通信が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、CPU52、IC55及びIC58ではそれぞれクロック周波数が独自のものとなっているために、それぞれ別個に水晶発振子51、54、57を設ける必要があった。尚、CPU52、IC55及びIC58のそれぞれに発振回路53、56、59が設けられている。図示していないが、携帯電話50に搭載される他のICにおいても同様に発振子が設けられているものもある。
【0006】
発振子54によるクロックの周波数は、例えば12.6MHz、12.8MHzや14.4MHzである。このクロックはベースバンドIC55の内部に設けられているCPU(図示せず)等に使用される。一方、IrDA変復調IC58で用いられるクロック周波数は、例えば153.6kHz、3.6864MHz、7.3728MHzである。これらの値は、IrDA方式の基準ボーレートが9.6kbpsであることに基づいており、分周により簡単に9.6kHzのクロックを生成することができるように9.6kHzの整数倍となっている。
【0007】
このようにCPU52、IC55及びIC58にはそれぞれ独自のクロックが必要であるために別個に発振子51、54、57が必要であった。IrDA変復調IC58が携帯電話50に搭載される際に、搭載される発振子の個数も増大していたため、上記従来の携帯電話50ではコストが上昇し、また、その発振子を設置するために基板の面積が大きくなっていた。
【0008】
本発明は上記課題を解決するものであり、携帯電話に搭載される発振子の個数を減少させることにより、低コスト化を図り、また、基板面積を縮小することのできるIrDA変復調ICを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の構成では、携帯電話に搭載されるIrDA変復調ICにおいて、ベースバンド信号の処理を行うベースバンドICで使用されているクロックを入力し、該クロックの周波数を変換してIrDA変復調IC用のクロックとするPLL回路を備えている。
【0010】
このような構成によると、IrDA変復調ICはベースバンドICで使用されているクロック(例えば12.6MHz)を取り込み、PLL回路で例えば7.3728MHzに変換する。この変換後のクロックを使用してIrDA変復調ICは信号の変調や復調を行う。
【0011】
また、本発明の第2の構成では、上記第1の構成において、前記PLL回路は、前記ベースバンドICで使用されているクロックの周波数を1/n倍(ただし、nは整数)する第1の分周回路と、前記第1の分周回路の出力と第2の分周回路の出力の位相差を比較する位相比較器と、前記位相比較器の出力から高周波成分を除去する低域フィルタと、前記低域フィルタの出力により発振周波数が制御される電圧制御発振器を備えており、前記電圧制御発振器の出力を前記第2の分周回路で周波数を1/m倍(ただし、mは整数)し、少なくとも1つ以上のn及びmの各値からそれぞれ特定の値を選択することのできる制御手段を設けている。
【0012】
このような構成では、ベースバンドICのクロックの周波数が異なっていてもn及びmの値を制御手段で切り換えることによりPLL回路で生成されるクロックの周波数を等しくすることができる。制御手段は例えばコントロールレジスタでセレクタ(選択器)を制御するものである。ベースバンドのクロック周波数によって上記セレクタで経路を切り換え、この経路に違いによって第1の分周回路でnの値が変わるようにしておく。第2の分周回路の入力側でも同様にセレクタを設け、mの値が変わるようにしておく。
【0013】
また、本発明の第3の構成では、上記第2の構成において、前記ベースバンド信号のクロックが12.6MHzのとき前記制御手段で、m/n=8×k/875(kは整数)の関係を満たすnとmの値を選択し、前記ベースバンド信号のクロックが12.8MHzのとき前記制御手段で、m/n=9×k/1000の関係を満たすnとmの値を選択し、前記ベースバンド信号のクロックが14.4MHzのとき前記制御手段で、m/n=k/125の関係を満たすnとmの値を選択している。
【0014】
このような構成では、ベースバンドICのクロック周波数が12.6MHz、12.8MHz又は14.4MHzのどれであっても、上記関係を満たすmとnの設定によりPLL回路より例えば7.3728MHzのように115.2kHzのk倍のクロックが生成される。
【0015】
また、本発明の第4の構成では、上記第2の構成又は上記第3の構成において、赤外線の受光及び発光を行うアナログフロントエンドが接続されており、該IrDA変復調ICは、前記アナログフロントエンドで前記赤外線を受光したときに内部に設けられている起動回路により起動している。
【0016】
このような構成によると、パソコン等が携帯電話と赤外線通信を行おうとするときには、まずディスカバリ(discovery)の通信過程で通信相手を探す信号が一定周期で出力される。アナログフロントエンドがこの信号を受け取ると、IrDA変復調ICに信号を出力する。この信号は回路的に参照することができるので、起動回路によってIrDA変復調IC全体が起動される。これにより、携帯電話はパソコン等と通信を行う。
【0017】
また、本発明の第5の構成では、携帯電話に搭載されるIrDA変復調ICにおいて、ベースバンド信号を処理するベースバンドICで使用されているクロックを入力することにより前記クロックの周波数を変換するPLL回路と、前記PLL回路より出力されるクロックを分周する分周回路と、前記分周回路より出力されるクロックを使用して外部より赤外線で送られてくるIrDA方式の信号を復調する受信回路と、前記受信回路で前記IrDA方式の信号を復調するのに失敗したときに前記PLL回路に設けられている分周回路の分周比を変更するコントロールレジスタとを備えている。
【0018】
このような構成によると、IC全体が起動した後にPLL回路で生成されるクロックを分周回路で分周し受信回路に送る。受信回路がそのクロックの周波数では通信を行うことができない場合、受信が失敗であったことをコントロールレジスタに伝える。コントロールレジスタはPLL回路の分周回路の分周比を設定するためのレジスタであり、受信に失敗した場合にはコントロールレジスタはPLL回路での分周比を変更してクロック周波数を変更する。もし受信に成功すればコントロールレジスタの設定を固定してPLL回路より出力されるクロックの周波数を一定に保つ。さらに、受信に失敗すれば再度クロック周波数を変更する。
【0019】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について図1及び図2を用いて説明する。図1は携帯電話に搭載されているベースバンドIC2と、IrDA変復調IC3と、それらの周辺部の主要部を示すブロック図である。尚、携帯電話には電話CPU52等(図5参照)も搭載されている。アナログフロントエンド4は赤外線の受光及び発光を行うもので、赤外線を受光したときには信号の波形整形を行ってから出力する。アナログフロントエンド4はIrDA変復調IC3とデジタルで信号の入出力を行う。
【0020】
ベースバンドIC2は音声の符号化/復号化や時分割多重方式の処理等のベースバンド信号の処理を行う。ベースバンドIC2及び水晶発振子1は携帯電話50(図5参照)に搭載されているベースバンドIC55及び発振子54とそれぞれ同一である。
【0021】
ベースバンドIC2で発振子1(図1参照)を用いて生成されるクロックの周波数は、ベースバンド信号の処理に使用されるクロックであるため、種類がある程度限定されている。
【0022】
IrDA変復調IC3には、CPU12と、ソフトウェア等を格納するROM(Read Only Memory)11と、データの一時的な記憶等に使用されるRAM(Random Access Memory)10と、論理素子から成るロジック部8と、信号の変調や復調等を行う送受信回路6と、IrDA変復調IC3がオフのときに送受信回路6にアナログフロントエンド4から信号が送られてきた時にIC3全体を起動するバッファ7と、クロック信号を生成するPLL(Phase Locked Loop)回路5が設けられている。
【0023】
ROM11に格納されているソフトウェアはIrDA方式の通信において通信の設定や信号の変換等の処理を行うものである。このソフトウェアによってCPU12が処理を実行する。このとき、一時的なデータの記憶等にはRAM10が使用される。例えば、パラレル信号がIrDA方式の信号に変換される。
【0024】
IrDA変復調IC3はベースバンドIC2からクロック信号を取り込む。このクロックをIrDA変復調IC3はPLL回路5で周波数を変換し、例えば7.3728MHzのクロック(CL)を生成する。ロジック部8にはコントロールレジスタ9が設けられており、PLL回路5での分周の設定を行ってクロック(CL)の周波数を制御している。
【0025】
IrDA方式では通信の最大ボーレートは115.2kbpsであるので、PLL回路5より出力されるクロック(CL)の周波数が115.2kHzの整数倍であれば、クロック(CL)を分周することによりIrDA変復調IC3は簡単にボーレートに同期した信号を得ることができる。
【0026】
次に、PLL回路5のさらに詳しいブロック図を図2に示す。ベースバンドIC2(図1参照)で用いられるクロックはPLL回路5において、まずセレクタ20の端子40に入力される。セレクタ20ではコントロールレジスタ9により3個の端子41〜43のいずれかに選択されてクロックが送られる。
【0027】
例えば、クロックの周波数が12.6MHzであるとき端子41にクロックが送られ、クロックの周波数が12.8MHzであるとき端子42にクロックに送られ、クロックの周波数が14.4MHzであるとき端子43にクロックに送られる。端子41〜43より送り出されるクロックの各周波数はf1=12.6MHz、f2=12.8MHz、f3=14.4MHzとなる。また、コントロールレジスタ9はセレクタ20を切り換えるときには、セレクタ27も同時に切り換え、クロック周波数により信号経路が異なるようにする。
【0028】
セレクタ20の次段の分周回路21はクロックの周波数を1/n倍する。分周回路21では3種類のクロック周波数f1〜f3のそれぞれにnの値が設定されている。分周した信号を位相比較器22に出力する。位相比較器22は分周回路21、25より出力される両信号の位相差を比較する。そして、位相比較器22の出力から低域フィルタ23で高周波成分を除去し、電圧制御発振器26に送る。
【0029】
電圧制御発振器26は上記位相差が小さくなるように周波数foを変更してクロック(CL)を出力する。また、クロック(CL)はセレクタ27で経路が切り換えられて分周回路25に送られる。分周回路25でセレクタ27が経路ごとに設定されている値m(整数)で周波数が(1/m)倍され位相比較器22に送られる。
【0030】
セレクタ20、27の切り換えはコントロールレジスタ9で制御される。例えば、ベースバンドIC2のクロック周波数が12.6MHzの場合、コントロールレジスタ9でm/n=512/875の関係を満たす整数nとmを選択する。クロック周波数が12.8MHzの場合、m/n=72/125の関係を満たす整数mとnを選択する。クロック周波数が14.4MHzの場合、m/n=64/125の関係を満たす整数mとnを選択する。
【0031】
ベースバンドIC2ではクロック周波数の種類が限定されているため、図2に示すようにセレクタ20、27を用いて分周比を選択するような構成とすることにより多数のベースバンドIC2に対応できる。ところが、例えば電話CPU52(図5参照)のようにその他のIC等では使用されるクロック周波数は統一されていない。そのため、セレクタ20、27では多くの電話CPU52等に対処できない。また、CPU52等では性能の向上等のためクロック周波数が変更される可能性もある。
【0032】
ベースバンドIC2ではクロック周波数の種類がある程度限定されているので、セレクタ20で3種類の周波数に対応しているだけでも多数のベースバンドIC2に対応できる。また、ベースバンドIC2ではベースバンド信号を処理するのでクロック周波数の変更もあまり行われないと考えられる。
【0033】
再び説明を図1に戻すと、アナログフロントエンド4では、赤外線の受光及び発光を行い、矢印A、Bに示すように例えばパソコン60と相互に通信を行う。また、低消費電力とするため、赤外線通信を行わないときにはIrDA変復調IC3をオフしておく。携帯電話からパソコン60と赤外線通信を行うときは電話CPU52(図5参照)によってIrDA変復調IC3を起動して通信を行えばよい。
【0034】
一方、パソコン60から携帯電話に通信を求めるときには、IrDA方式ではディスカバリの通信過程においてパソコン60より接続相手をさがす信号が出力される。この信号がアナログフロントエンド4で受け取られるとIrDA変復調IC3の送受信回路6に送られる。IC3がオフ状態であっても回路的に信号を見ることができるので、バッファ7でIrDA変復調IC3全体を起動することができる。
【0035】
これにより、PLL回路5よりクロック(CL)が生成されるので、パソコン60から次の呼び出し信号が送られてくればIrDA変復調IC3は応答することができる。これにより、携帯電話とパソコン60は通信を行うことができる。パソコン60はディスカバリの通信過程において、応答がなければ次の過程に進むことができないので、パソコン60からの信号に対して携帯電話の応答が少しばかり遅れることとなっても殆ど問題がない。IrDA変復調IC3が起動した後、ネゴシエーション(negotiation)等の通信過程を経て互いにデータを送受信する。その後、通信が終了すればIrDA変復調IC3は再びオフする。
【0036】
以上説明したように本実施形態によれば、IrDA変復調IC3ではクロック信号をベースバンドIC2から読み込み、PLL回路5を用いてクロックの周波数を変換することができるので、IrDA変復調IC3に専用の発振子を設ける必要がない。そのため、携帯電話では搭載される発振子の個数を減らすることができる。これにより、携帯電話のコストを低下させることができる。また、発振子の個数が減っているため基板面積を縮小させることができるので携帯電話の小型化にも寄与する。さらに、赤外線通信を行うときに自動的にIrDA変復調IC3が起動し、通信を行わないときにはオフしているので、携帯電話の消費電力が増大しないようになっている。
【0037】
セレクタ20、27はコントロールレジスタ9で制御されているが、ベースバンドIC2のクロック周波数によってダイオード等を使ってセレクタ20、27の部分で直接結線して経路を決めてもよい。また、分周回路21、25では各入力経路に対して回路的にn、mが特定されているが、ソフトウェアでn、mを設定するような構成とすることも可能である。
【0038】
クロック(CL)の周波数は7.3728MHzだけでなく他の値でもよい。IrDA方式では最大ボーレートが115.2kbpsであるので、クロック(CL)の周波数を115.2kHzの整数倍とすることにより、分周を行えばIrDA方式のあらゆるボーレートに同期したクロックを簡単に生成することができる。このとき、分周回路21、25のそれぞれにm/n=8×k/875、m/n=9×k/1000、m/n=k/125(ただし、kは整数)の関係をそれぞれ満たすnとmを設定し、コントロールレジスタ9で選択する。
【0039】
当然、セレクタ20、27で選択できる経路を増やせばIrDA変復調IC3に入力可能なベースバンドIC2のクロック周波数の種類を増やすことができる。IrDA変復調IC3はIrDA方式の変復調の機能だけでなく、携帯電話における他の機能を兼ね備えたものでもよい。
【0040】
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について図3を用いて説明する。本実施形態のIrDA変復調IC3aは上記第1の実施形態のIrDA変復調IC3(図1参照)にさらに自動的にコントロールレジスタ33でセレクタ20、27(図2参照)の選択を切り換える機能を備えたものである。図3において図1と同一部分については同一符号を付し、説明を省略する。
【0041】
前述したように、パソコン60(図1参照)等から携帯電話にIrDA方式で赤外線通信を行おうとするときには、まずパソコン60はディスカバリの通信過程においてボーレート9.6kbpsで携帯電話を呼び出す信号を送る。携帯電話より応答がなければパソコン60は次の通信過程に進めない。
【0042】
図4に送受信回路回路32の一例のブロック図を示す。送受信回路32がオフしているときアナログフロントエンド4から送受信回路32に信号が入力された場合、その信号はダイオードDと抵抗Rを介してコンデンサCに送られ、コンデンサCに電荷を蓄積する。コンデンサCの一端は接地されており、コンデンサCの電位が電荷の蓄積によりあるレベルに達すると、バッファ7によりIC3a全体を起動する。また、送受信回路32の内部においてもスイッチ動作するトランジスタ等を用いて送信部35及び受信部36に電圧を印加して起動する。
【0043】
送信部35はロジック部8から信号を読み込み、変調を行ってアナログフロントエンド4に送る。受信部36はアナログフロントエンド4から送られてくる信号を復調し、信号をロジック部8に出力する。受信に失敗すれば受信部36はコントロールレジスタ33に失敗したことを伝える。
【0044】
図3において、アナログフロントエンド4でパソコン60から信号を受け取ると、送受信回路32から信号がバッファ7に送られ、バッファ7によりIrDA変復調IC3aが起動する。PLL回路5ではベースバンドIC2(図1参照)からクロックを取り込み、コントロールレジスタ33の初期設定に基づいて周波数を変換してクロック(CL)を出力する。
【0045】
コントロールレジスタ33での選択がベースバンドIC2のクロック周波数と整合している場合、PLL回路5から出力されるクロック(CL)は、例えば7.3728MHzとなる。このとき、クロック(CL)は分周回路31で分周され、9.6kHzのクロックとなる。この9.6kHzのクロックが受信回路32に入力される。
【0046】
この信号に基づいて送受信回路6ではアナログフロントエンド4からの信号の復調等を行う。ところが、コントロールレジスタ33の初期設定では必ずしもPLL回路5より正しく7.3728MHzのクロックが出力されているとは限らないので、送受信回路6より受信が成功したかどうかを示す信号がコントロールレジスタ33に送られる。
【0047】
受信に成功したときにはコントロールレジスタ33は、コントロールレジスタ33の設定を維持する。一方、受信が失敗したときにはコントロールレジスタ33よりセレクタ20、27に選択を切り換える制御を行う。これにより、PLL回路5では生成されるクロック(CL)の周波数が変更され、再び受信が試みられる。
【0048】
このようにクロック(CL)の周波数が7.3728MHzとなるまでコントロールレジスタ33で切り換えが行われる。そして、受信に成功すれば9.6kbpsでパソコン60に応答する。コントロールレジスタ33は図2に示すようにセレクタ20、27で3つの経路を切り換えるだけなので、パソコン60等からの呼び出しに対しても通信の開始が大きく遅れることはない。
【0049】
以上説明したように本実施形態により、IrDA変復調IC3aはベースバンドIC2(図1参照)のクロックの周波数が異なっていても自動的に調整できるので、携帯電話にIrDA変復調IC3aを搭載するときに例えばダイオード等を用いた結線による設定を不要としている。これにより、IrDA変復調IC3aはベースバンドIC2の種類に関わらず、自動的に7.3728MHzのクロックを生成することができる。クロック(CL)がその他の周波数であっても同様に自動的に生成される。
【0050】
【発明の効果】
<請求項1の効果>
上述のように本発明により、IrDA変復調ICは専用の発振子を備える必要がなくなるので、携帯電話に搭載される発振子の個数を減らすことができる。これにより、携帯電話の低コスト化を図ることができる。さらに、基板面積を縮小することができるので携帯電話の小型化にも寄与する。
【0051】
また、ベースバンドICのクロック周波数の種類はあまり多くないので、クロック周波数に応じて選択を行うことにより、PLL回路で生成されるクロックの周波数を一致させることができる。これにより、ベースバンドICのクロック周波数が異なっていても、それぞれ専用のIrDA変復調ICを準備する必要がなくなり、請求項2に記載のIrDA変復調ICで対処することができる。
【0052】
また、ベースバンドICのクロック周波数は多くの場合12.6MHz、12.8MHz又は14.4MHzのいずれかであり、一方、IrDA方式の最大ボーレートが115.2kbpsであるので、PLL回路で115.2kHzの整数倍のクロックを生成すれば、IrDA変復調ICで分周を行うことにより簡単にどのボーレートにも同期した作り出すことができる。115.2kHzのクロック信号を分周すれば他のボーレートに同期したクロック信号を全て生成可能である。
【0053】
<請求項2の効果>
通信開始時にIrDA変復調ICの起動が自動化される。通信を行わないときにIrDA変復調ICをオフすれば携帯電話にとって消費電力の低減にもなる。
【0054】
<請求項3の効果>
ベースバンドICのクロックに対応してコントロールレジスタにより自動的に分周比を切り換えて通信を行うことができるようになる。ベースバンドICの種類によって特別な設定を施すことなく、IrDA変復調ICを簡単に携帯電話に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態のブロック図。
【図2】 そのPLL回路のブロック図。
【図3】 その送受信回路のブロック図。
【図4】 本発明の第2の実施形態のブロック図。
【図5】 従来のIrDA変復調ICを用いた携帯電話のブロック図。
【符号の説明】
1 発振子
2 ベースバンドIC
3 IrDA変復調IC
4 アナログフロントエンド
5 PLL回路
6 受信回路
7 バッファ
8 ロジック部
9 コントロールレジスタ
10 RAM
11 ROM
12 CPU
19 発振回路
60 パソコン
Claims (3)
- 携帯電話に搭載されるIrDA変復調ICにおいて、
ベースバンド信号の処理を行うベースバンドICで使用されているクロックを入力し、該クロックの周波数を変換してIrDA変復調IC用のクロックとするPLL回路と、
該PLL回路を制御する制御部と、を備えているとともに、
前記PLL回路は、
前記ベースバンドICで使用されているクロックの周波数を1/n倍(ただし、nは整数)する第1の分周回路と、
前記第1の分周回路の出力と第2の分周回路の出力の位相差を比較する位相比較器と、
前記位相比較器の出力から高周波成分を除去する低域フィルタと、
前記低域フィルタの出力により発振周波数が制御される電圧制御発振器と、を備え、
前記制御部は、
前記電圧制御発振器の出力を前記第2の分周回路で周波数を1/m倍(ただし、mは整数)し、少なくとも1つ以上のn及びmの各値からそれぞれ特定の値を選択するものであり、
前記ベースバンド信号のクロックが12.6MHzのときは、m/n=8×k/875(kは整数)の関係を満たすnとmの値を選択し、
前記ベースバンド信号のクロックが12.8MHzのときは、m/n=9×k/1000の関係を満たすnとmの値を選択し、
前記ベースバンド信号のクロックが14.4MHzのときは、m/n=k/125の関係を満たすnとmの値を選択することを特徴とするIrDA変復調IC。 - 赤外線の受光及び発光を行うアナログフロントエンドが接続されており、
前記アナログフロントエンドで前記赤外線を受光したときに内部に設けられている起動回路により起動することを特徴とする請求項1に記載のIrDA変復調IC。 - 携帯電話に搭載されるIrDA変復調ICにおいて、ベースバンド信号を処理するベースバンドICで使用されているクロックを入力することにより前記クロックの周波数を変換するPLL回路と、前記PLL回路より出力されるクロックを分周する分周回路と、前記分周回路より出力されるクロックを使用して外部より赤外線で送られてくるIrDA方式の信号を復調する受信回路と、前記受信回路で前記IrDA方式の信号を復調するのに失敗したときに前記PLL回路に設けられている分周回路の分周比を変更するコントロールレジスタと、を備えたことを特徴とするIrDA変復調IC。
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