JPH07212335A - 時分割多重複信方式の送受信機 - Google Patents
時分割多重複信方式の送受信機Info
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- JPH07212335A JPH07212335A JP6006482A JP648294A JPH07212335A JP H07212335 A JPH07212335 A JP H07212335A JP 6006482 A JP6006482 A JP 6006482A JP 648294 A JP648294 A JP 648294A JP H07212335 A JPH07212335 A JP H07212335A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力消費を極力抑え、スプリアス特性を良好
にし、ループフィルタ3の設計が容易なPLLを有する
時分割多重複信方式の送受信機を提供する。 【構成】 送信時に搬送波発振器として働き、受信時に
局部発振器として働く電圧制御発振器4及びループフィ
ルタ3を少なくとも含み、電圧制御発振器4の発振周波
数を制御する位相制御ループを有してなる時分割多重複
信方式の送受信機において、位相制御ループは、送信タ
イムスロット直前の1タイムスロット期間及び受信タイ
ムスロット直前の1タイムスロット期間にそれぞれルー
プが閉じられ、かつ、送信及び受信タイムスロット期間
にそれぞれループが開かれるように構成され、このルー
プが開かれたとき、ループフィルタ3の充電電圧によっ
て電圧制御発振器4の発振周波数が制御される。
にし、ループフィルタ3の設計が容易なPLLを有する
時分割多重複信方式の送受信機を提供する。 【構成】 送信時に搬送波発振器として働き、受信時に
局部発振器として働く電圧制御発振器4及びループフィ
ルタ3を少なくとも含み、電圧制御発振器4の発振周波
数を制御する位相制御ループを有してなる時分割多重複
信方式の送受信機において、位相制御ループは、送信タ
イムスロット直前の1タイムスロット期間及び受信タイ
ムスロット直前の1タイムスロット期間にそれぞれルー
プが閉じられ、かつ、送信及び受信タイムスロット期間
にそれぞれループが開かれるように構成され、このルー
プが開かれたとき、ループフィルタ3の充電電圧によっ
て電圧制御発振器4の発振周波数が制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重複信方式の
送受信機に係わり、特に、位相制御ループ(以下、これ
をPLLという)内の電圧制御発振器(以下、これをV
COという)が送信時に搬送波発振器として働き、受信
時に局部発振器として働く時分割多重複信方式の送受信
機に関する。
送受信機に係わり、特に、位相制御ループ(以下、これ
をPLLという)内の電圧制御発振器(以下、これをV
COという)が送信時に搬送波発振器として働き、受信
時に局部発振器として働く時分割多重複信方式の送受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時分割多重複信方式が採用され
ているコードレス電話システム、例えば、ヨーロッパに
おいて使用されているDECT方式のデジタルコードレ
ス電話システムでは、10ms(ミリ秒)の通話チャネ
ル用フレームを24個のタイムスロット(1タイムスロ
ットは約417μs)に分割し、これらタイムスロット
の中の2つのものを通話スロットとして使用している。
これらタイムスロットにおいては、その1つが親スロッ
トとして親電話機となる送受信機(以下、これを親機と
いう)から子電話機となる送受信機(以下、これを子機
という)への送信に使用され、他の1つが子スロットと
して子機から親機への送信に使用されて、親機と子機間
で所望の通話が行われるものである。この場合、親スロ
ットと子スロットは、12タイムスロット離れて配置さ
れるもので、例えば、第1番目のタイムスロットが親ス
ロットとして使用されたとき、第13番目のタイムスロ
ットが子スロットとして使用される。
ているコードレス電話システム、例えば、ヨーロッパに
おいて使用されているDECT方式のデジタルコードレ
ス電話システムでは、10ms(ミリ秒)の通話チャネ
ル用フレームを24個のタイムスロット(1タイムスロ
ットは約417μs)に分割し、これらタイムスロット
の中の2つのものを通話スロットとして使用している。
これらタイムスロットにおいては、その1つが親スロッ
トとして親電話機となる送受信機(以下、これを親機と
いう)から子電話機となる送受信機(以下、これを子機
という)への送信に使用され、他の1つが子スロットと
して子機から親機への送信に使用されて、親機と子機間
で所望の通話が行われるものである。この場合、親スロ
ットと子スロットは、12タイムスロット離れて配置さ
れるもので、例えば、第1番目のタイムスロットが親ス
ロットとして使用されたとき、第13番目のタイムスロ
ットが子スロットとして使用される。
【0003】また、親機と子機間で通話を行う場合、ど
のチャネルのどのタイムスロットを使用するかは、親機
がフレーム毎に決定しており、子機は、自機の通話スロ
ットに割り当てられた時間以外のとき、常時、全てのチ
ャネルの全てのタイムスロットを監視している。そし
て、通話信号は、送信側において、通話内容をデジタル
信号に変換した後、時間圧縮して送信され、受信側にお
いて、時間圧縮された信号を伸長した後、元の通話信号
にするアナログ変換が行われており、実質的に双方向同
時通信が行われるものである。
のチャネルのどのタイムスロットを使用するかは、親機
がフレーム毎に決定しており、子機は、自機の通話スロ
ットに割り当てられた時間以外のとき、常時、全てのチ
ャネルの全てのタイムスロットを監視している。そし
て、通話信号は、送信側において、通話内容をデジタル
信号に変換した後、時間圧縮して送信され、受信側にお
いて、時間圧縮された信号を伸長した後、元の通話信号
にするアナログ変換が行われており、実質的に双方向同
時通信が行われるものである。
【0004】かかるコードレス電話システムに用いられ
る送受信機(親機及び子機)においては、送信用及び受
信用の2つの発振器を設ける必要があるが、特に、子機
は、軽量化、低消費電力化、低コスト化が要求されてい
るため、1つのVCOを含んだ1つのPLLで構成され
る1つのPLL発振回路(PLLシンセサイザ発振回
路)を、受信用の局部発振器と送信用の搬送波発振器に
兼用させることが行われている。しかるに、1つのPL
L発振回路を送信用と受信用に兼用させると、VCOを
局部発振器から搬送波発振器に切換える際に、発振周波
数を変更する必要がある。そして、DECT方式のデジ
タルコードレス電話システムにおいては、この切換えの
ためのロックアップ時間として、送信及び受信タイムス
ロットの直前の1つのタイムスロットをそれぞれ割り当
てているため、各送受信機のPLL発振回路は、高速ロ
ックアップ型のPLL、即ち、ループフィルタのCR時
定数を小さくし、ロックアップ時定数を小さくしたPL
Lが使用される。
る送受信機(親機及び子機)においては、送信用及び受
信用の2つの発振器を設ける必要があるが、特に、子機
は、軽量化、低消費電力化、低コスト化が要求されてい
るため、1つのVCOを含んだ1つのPLLで構成され
る1つのPLL発振回路(PLLシンセサイザ発振回
路)を、受信用の局部発振器と送信用の搬送波発振器に
兼用させることが行われている。しかるに、1つのPL
L発振回路を送信用と受信用に兼用させると、VCOを
局部発振器から搬送波発振器に切換える際に、発振周波
数を変更する必要がある。そして、DECT方式のデジ
タルコードレス電話システムにおいては、この切換えの
ためのロックアップ時間として、送信及び受信タイムス
ロットの直前の1つのタイムスロットをそれぞれ割り当
てているため、各送受信機のPLL発振回路は、高速ロ
ックアップ型のPLL、即ち、ループフィルタのCR時
定数を小さくし、ロックアップ時定数を小さくしたPL
Lが使用される。
【0005】ところで、既知の送受信機においては、送
信状態のとき、VCOを搬送波発振器として機能させ、
送信すべきデジタル信号をPLL発振回路のVCOに供
給し、VCOの発振信号をデジタル信号でFSK変調
し、FSK変調搬送波信号を発生するようにしている。
この場合、PLL発振回路は、前述のように高速ロック
アップ型のPLLで構成されているため、比較的周波数
の低いデジタル信号がVCOに入力されたとき、VCO
のFSK変調がPLLの周波数制御信号によって打ち消
されてしまうという弊害が生じる。
信状態のとき、VCOを搬送波発振器として機能させ、
送信すべきデジタル信号をPLL発振回路のVCOに供
給し、VCOの発振信号をデジタル信号でFSK変調
し、FSK変調搬送波信号を発生するようにしている。
この場合、PLL発振回路は、前述のように高速ロック
アップ型のPLLで構成されているため、比較的周波数
の低いデジタル信号がVCOに入力されたとき、VCO
のFSK変調がPLLの周波数制御信号によって打ち消
されてしまうという弊害が生じる。
【0006】この弊害を除くため、既知の送受信機にお
いては、送信時に限って、VCOを搬送波発振器として
機能させるとき、PLLを待機状態に切換えることによ
ってVCOに供給される周波数制御信号が発生しないよ
うに構成し、送信タイムスロット期間は、ループフィル
タの蓄積充電電圧によってVCOの発振周波数の制御を
行うようにしている。
いては、送信時に限って、VCOを搬送波発振器として
機能させるとき、PLLを待機状態に切換えることによ
ってVCOに供給される周波数制御信号が発生しないよ
うに構成し、送信タイムスロット期間は、ループフィル
タの蓄積充電電圧によってVCOの発振周波数の制御を
行うようにしている。
【0007】図3は、前記既知のコードレス電話システ
ムにおいて、自機に割り当てられた送信及び受信タイム
スロットと、自機のPLLの動作状態及び待機状態を示
す説明図である。
ムにおいて、自機に割り当てられた送信及び受信タイム
スロットと、自機のPLLの動作状態及び待機状態を示
す説明図である。
【0008】図3に示すように、既知のコードレス電話
システムにおいては、自機の送信タイムスロット及び受
信タイムスロットの各直前の1タイムスロット期間にな
ると、それまで待機状態にあったPLLを動作状態に切
換える。その後、送信タイムスロット期間になったとき
は、再びPLLを動作状態から待機状態に切換えて前述
の弊害を取り除くようにし、一方、受信タイムスロット
に期間になったときは、PLLを動作状態に維持させ、
その受信タイムスロットに期間が終了した時点で始めて
PLLを動作状態から待機状態に切換えるようにしてい
る。
システムにおいては、自機の送信タイムスロット及び受
信タイムスロットの各直前の1タイムスロット期間にな
ると、それまで待機状態にあったPLLを動作状態に切
換える。その後、送信タイムスロット期間になったとき
は、再びPLLを動作状態から待機状態に切換えて前述
の弊害を取り除くようにし、一方、受信タイムスロット
に期間になったときは、PLLを動作状態に維持させ、
その受信タイムスロットに期間が終了した時点で始めて
PLLを動作状態から待機状態に切換えるようにしてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記既
知のコードレス電話システム(時分割多重複信方式)の
送受信機においては、受信タイムスロット期間に、VC
Oが局部発振器として機能しているとき、PLLが動作
状態にあるため、PLLによる電力消費が大きい。ま
た、PLLが動作状態にあるとき、VCOの発振信号と
比較される基準周波数信号の漏れ成分がループフィルタ
を介してVCOに印加され、VCOの発振周波数の近傍
にリファレンススプリアスが発生することがあるが、P
LLが高速ロックアップ型のものであるため、ループフ
ィルタのカットオフ周波数を低くすることができず、前
記PLLのスプリアス特性を改善できない。さらに、P
LLのスプリアス特性とPLLのロックアップ時定数特
性とは、二律背反のものであるため、それらの双方の特
性を良好にするPLLの設計には、多くの時間とコスト
を要するようになる等の問題がある。
知のコードレス電話システム(時分割多重複信方式)の
送受信機においては、受信タイムスロット期間に、VC
Oが局部発振器として機能しているとき、PLLが動作
状態にあるため、PLLによる電力消費が大きい。ま
た、PLLが動作状態にあるとき、VCOの発振信号と
比較される基準周波数信号の漏れ成分がループフィルタ
を介してVCOに印加され、VCOの発振周波数の近傍
にリファレンススプリアスが発生することがあるが、P
LLが高速ロックアップ型のものであるため、ループフ
ィルタのカットオフ周波数を低くすることができず、前
記PLLのスプリアス特性を改善できない。さらに、P
LLのスプリアス特性とPLLのロックアップ時定数特
性とは、二律背反のものであるため、それらの双方の特
性を良好にするPLLの設計には、多くの時間とコスト
を要するようになる等の問題がある。
【0010】本発明は、前記各問題点を除去するもので
あって、その目的は、電力消費を極力抑え、スプリアス
特性を良好にし、かつ、ループフィルタの設計が容易な
PLLを有する時分割多重複信方式の送受信機を提供す
ることにある。
あって、その目的は、電力消費を極力抑え、スプリアス
特性を良好にし、かつ、ループフィルタの設計が容易な
PLLを有する時分割多重複信方式の送受信機を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、送信時に搬送波発振器として働き、受信
時に局部発振器として働くVCO(電圧制御発振器)及
びループフィルタを少なくとも含み、前記VCO(電圧
制御発振器)の発振周波数を制御するPLL(位相制御
ループ)を有してなる時分割多重複信方式の送受信機に
おいて、前記PLL(位相制御ループ)は、送信タイム
スロット直前の1タイムスロット期間及び受信タイムス
ロット直前の1タイムスロット期間にそれぞれループが
閉じられ、かつ、送信及び受信タイムスロット期間にそ
れぞれループが開かれるように構成され、このループが
開かれたとき、前記ループフィルタの充電電圧によって
前記電圧制御発振器の発振周波数が制御される手段を備
える。
に、本発明は、送信時に搬送波発振器として働き、受信
時に局部発振器として働くVCO(電圧制御発振器)及
びループフィルタを少なくとも含み、前記VCO(電圧
制御発振器)の発振周波数を制御するPLL(位相制御
ループ)を有してなる時分割多重複信方式の送受信機に
おいて、前記PLL(位相制御ループ)は、送信タイム
スロット直前の1タイムスロット期間及び受信タイムス
ロット直前の1タイムスロット期間にそれぞれループが
閉じられ、かつ、送信及び受信タイムスロット期間にそ
れぞれループが開かれるように構成され、このループが
開かれたとき、前記ループフィルタの充電電圧によって
前記電圧制御発振器の発振周波数が制御される手段を備
える。
【0012】
【作用】前記手段によれば、送受信機のPLLは、自機
に割り当てられた送信及び受信タイムスロットの各直前
の1タイムスロット期間になると、それまで開いていた
ループが閉じるように制御され、PLLを動作状態にす
るとともに、送信及び受信タイムスロット期間になる
と、ループが開かれるように制御され、PLLを待機状
態にする。この場合、送信及び受信タイムスロットの各
直前の1タイムスロット期間に、PLLを動作状態にし
たとき、PLLは、その高速ロックアップ機能によって
ループフィルタの充電電圧(VCOの周波数制御電圧)
が短時間の内に安定化される。続いて、送信及び受信タ
イムスロット期間になると、PLLは待機状態になる
が、このとき、VCOは、前記安定化されたループフィ
ルタの充電電圧によって周波数制御されるので、安定な
発振周波数をもった発振信号を送出することができる。
に割り当てられた送信及び受信タイムスロットの各直前
の1タイムスロット期間になると、それまで開いていた
ループが閉じるように制御され、PLLを動作状態にす
るとともに、送信及び受信タイムスロット期間になる
と、ループが開かれるように制御され、PLLを待機状
態にする。この場合、送信及び受信タイムスロットの各
直前の1タイムスロット期間に、PLLを動作状態にし
たとき、PLLは、その高速ロックアップ機能によって
ループフィルタの充電電圧(VCOの周波数制御電圧)
が短時間の内に安定化される。続いて、送信及び受信タ
イムスロット期間になると、PLLは待機状態になる
が、このとき、VCOは、前記安定化されたループフィ
ルタの充電電圧によって周波数制御されるので、安定な
発振周波数をもった発振信号を送出することができる。
【0013】このように、前記手段によれば、送受信機
のPLLは、送信及び受信タイムスロットの各直前の1
タイムスロット期間のみ動作状態になり、受信タイムス
ロット期間に動作状態にならないので、その分、PLL
の電力消費が抑えられるとともに、受信時にVCOに基
準周波数信号の漏れ成分が供給されなくなって、VCO
からリファレンススプリアスが発生することがなくな
り、その上、VCOにおけるリファレンススプリアスが
発生ないことから、ロックアップ特性のみを重視したル
ープフィルタの設計が可能になり、ループフィルタの設
計が容易になる。
のPLLは、送信及び受信タイムスロットの各直前の1
タイムスロット期間のみ動作状態になり、受信タイムス
ロット期間に動作状態にならないので、その分、PLL
の電力消費が抑えられるとともに、受信時にVCOに基
準周波数信号の漏れ成分が供給されなくなって、VCO
からリファレンススプリアスが発生することがなくな
り、その上、VCOにおけるリファレンススプリアスが
発生ないことから、ロックアップ特性のみを重視したル
ープフィルタの設計が可能になり、ループフィルタの設
計が容易になる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
【0015】図1は、本発明に係わる時分割多重複信方
式の送受信機の一実施例の構成を示すブロック構成図で
ある。
式の送受信機の一実施例の構成を示すブロック構成図で
ある。
【0016】図1において、1はPLLIC(位相制御
ループ集積回路)、2はチャージポンプ回路、3はルー
プフィルタ、4はVCO(電圧制御発振器)、5はプリ
スケーラ、6はPLL制御回路、7は水晶発振器、8は
CPU(マイコン制御装置)、9は送受切換器、10は
RF受信増幅器、11は受信フィルタ、12は周波数コ
ンバータ、13は中間周波フィルタ、14は中間周波増
幅器、15は復調器、16は送信フィルタ、17は電力
増幅器、18はガウシャンフィルタ、19、20、21
は増幅器、22は信号出力端子、23は信号入力端子で
ある。
ループ集積回路)、2はチャージポンプ回路、3はルー
プフィルタ、4はVCO(電圧制御発振器)、5はプリ
スケーラ、6はPLL制御回路、7は水晶発振器、8は
CPU(マイコン制御装置)、9は送受切換器、10は
RF受信増幅器、11は受信フィルタ、12は周波数コ
ンバータ、13は中間周波フィルタ、14は中間周波増
幅器、15は復調器、16は送信フィルタ、17は電力
増幅器、18はガウシャンフィルタ、19、20、21
は増幅器、22は信号出力端子、23は信号入力端子で
ある。
【0017】そして、PLLIC1はプリスケーラ5と
PLL制御回路6を内蔵し、PLL制御回路6は可変分
周器(図示なし)と、水晶発振器7から供給される基準
周波数信号とプリスケーラ5及び可変分周器を介して供
給されるVCO4の発振信号とを位相比較し、誤差信号
φp、φrを発生する位相比較器(図示なし)を内蔵し
ている。PLLIC1、チャージポンプ回路2、ループ
フィルタ3、VCO4からなる回路部は、PLLであ
り、これら全体でPLLシンセサイザ発振回路を構成し
ている。また、送受切換器9、RF受信増幅器10、受
信フィルタ11、周波数コンバータ12、中間周波フィ
ルタ13、中間周波増幅器14、復調器15、信号出力
端子22からなる回路部は、受信回路を構成し、増幅器
21、送信フィルタ16、電力増幅器17からなる回路
部は、送信回路を構成している。受信信号は、アンテナ
から受信回路を経て信号出力端子22に供給され、送信
信号は、信号入力端子23からガウシャンフィルタ18
を介してVCO4の変調信号端子(図示なし)に供給さ
れる。CPU8は、パワーセーブ(PS)信号を含んだ
各種の制御信号をPLL制御回路6に供給するととも
に、送受切換え信号を送受切換器9に供給する。
PLL制御回路6を内蔵し、PLL制御回路6は可変分
周器(図示なし)と、水晶発振器7から供給される基準
周波数信号とプリスケーラ5及び可変分周器を介して供
給されるVCO4の発振信号とを位相比較し、誤差信号
φp、φrを発生する位相比較器(図示なし)を内蔵し
ている。PLLIC1、チャージポンプ回路2、ループ
フィルタ3、VCO4からなる回路部は、PLLであ
り、これら全体でPLLシンセサイザ発振回路を構成し
ている。また、送受切換器9、RF受信増幅器10、受
信フィルタ11、周波数コンバータ12、中間周波フィ
ルタ13、中間周波増幅器14、復調器15、信号出力
端子22からなる回路部は、受信回路を構成し、増幅器
21、送信フィルタ16、電力増幅器17からなる回路
部は、送信回路を構成している。受信信号は、アンテナ
から受信回路を経て信号出力端子22に供給され、送信
信号は、信号入力端子23からガウシャンフィルタ18
を介してVCO4の変調信号端子(図示なし)に供給さ
れる。CPU8は、パワーセーブ(PS)信号を含んだ
各種の制御信号をPLL制御回路6に供給するととも
に、送受切換え信号を送受切換器9に供給する。
【0018】前記構成による本実施例の送受信機は、次
のような動作をする。
のような動作をする。
【0019】始めに、PLLシンセサイザ発振回路にお
けるPLLの周波数制御動作について説明する。
けるPLLの周波数制御動作について説明する。
【0020】PLLIC1は、内蔵のPLL制御回路6
に、水晶発振器7から供給される基準周波数信号とプリ
スケーラ5及び可変分周器を経て供給されるVCO4の
発振周波数信号との位相比較を行い、それら2つの信号
の位相差の方向及び大きさに応じていずれかの誤差信号
φp、φrを発生させる。ここで、誤差信号φpが発生
されると、チャージポンプ回路2内のプルアップ回路
(図示なし)がオンになり、電源電圧がプルアップ回路
を通してループフィルタ3のコンデンサ(図示なし)に
供給され、そのコンデンサの端子電圧を上昇させる。こ
のため、ループフィルタ3の出力端の電圧も上昇し、そ
の上昇電圧がVCO4の電圧可変リアクタンス素子(図
示なし)に供給されるので、VCO4の発振周波数は一
方方向に変化する。一方、誤差信号φrが発生される
と、チャージポンプ回路2内のプルダウン回路(図示な
し)がオンになり、ループフィルタ3のコンデンサの充
電電圧がプルダウン回路を通して接地点に流れ、コンデ
ンサの端子電圧を減少させる。このため、ループフィル
タ3の出力端の電圧も減少し、その減少電圧がVCO4
の電圧可変リアクタンス素子に供給されるので、VCO
4の発振周波数は他方方向に変化する。そして、VCO
4の発振周波数信号は、VCO4の出力端からPLLI
C1に供給されるが、PLLの閉ループ時には、再び前
述のPLL周波数制御動作が行われるものである。
に、水晶発振器7から供給される基準周波数信号とプリ
スケーラ5及び可変分周器を経て供給されるVCO4の
発振周波数信号との位相比較を行い、それら2つの信号
の位相差の方向及び大きさに応じていずれかの誤差信号
φp、φrを発生させる。ここで、誤差信号φpが発生
されると、チャージポンプ回路2内のプルアップ回路
(図示なし)がオンになり、電源電圧がプルアップ回路
を通してループフィルタ3のコンデンサ(図示なし)に
供給され、そのコンデンサの端子電圧を上昇させる。こ
のため、ループフィルタ3の出力端の電圧も上昇し、そ
の上昇電圧がVCO4の電圧可変リアクタンス素子(図
示なし)に供給されるので、VCO4の発振周波数は一
方方向に変化する。一方、誤差信号φrが発生される
と、チャージポンプ回路2内のプルダウン回路(図示な
し)がオンになり、ループフィルタ3のコンデンサの充
電電圧がプルダウン回路を通して接地点に流れ、コンデ
ンサの端子電圧を減少させる。このため、ループフィル
タ3の出力端の電圧も減少し、その減少電圧がVCO4
の電圧可変リアクタンス素子に供給されるので、VCO
4の発振周波数は他方方向に変化する。そして、VCO
4の発振周波数信号は、VCO4の出力端からPLLI
C1に供給されるが、PLLの閉ループ時には、再び前
述のPLL周波数制御動作が行われるものである。
【0021】続いて、送受信機における信号送信及び信
号受信の動作について説明する。
号受信の動作について説明する。
【0022】送信タイムスロットの直前の1つのタイム
スロット期間においては、PLLシンセサイザ発振回路
のVCO4が搬送波発振器として動作するように、CP
U8からPLL制御回路内の可変分周器に分周信号(C
H)が与えられ、可変分周器の分周比が制御される。そ
して、PLLにおいては、その分周比に対応して、VC
O4の発振周波数信号が搬送波周波数に等しくなるよう
な前述の閉ループ制御が行われる。その結果、ループフ
ィルタ3のコンデンサには、搬送波周波数信号を発生さ
せるための第1の充電電圧が蓄積され、その第1の充電
電圧によりVCO4が周波数制御されて、VCO4から
搬送波周波数信号が発生される。
スロット期間においては、PLLシンセサイザ発振回路
のVCO4が搬送波発振器として動作するように、CP
U8からPLL制御回路内の可変分周器に分周信号(C
H)が与えられ、可変分周器の分周比が制御される。そ
して、PLLにおいては、その分周比に対応して、VC
O4の発振周波数信号が搬送波周波数に等しくなるよう
な前述の閉ループ制御が行われる。その結果、ループフ
ィルタ3のコンデンサには、搬送波周波数信号を発生さ
せるための第1の充電電圧が蓄積され、その第1の充電
電圧によりVCO4が周波数制御されて、VCO4から
搬送波周波数信号が発生される。
【0023】続く、送信タイムスロット期間において
は、PLLは、CPU8の制御により待機状態になる
が、VCO4は、依然として、ループフィルタ3のコン
デンサの第1の充電電圧で周波数制御されており、搬送
波周波数信号を引き続いて発生する。このとき、信号入
力端子23に送信信号、例えば、デジタルデータ信号が
供給されると、そのデジタルデータ信号は、ガウシャン
フィルタ48を介してVCO4に供給され、VCO4か
ら発生される搬送波周波数信号がデジタルデータ信号で
FSK変調される。そして、このFSK変調搬送波信号
は、増幅器19、21、送信フィルタ16、電力増幅器
17、CPU8からの切換え信号によって送信側に切換
えられている送受切換器9をそれぞれ経て、アンテナか
ら送信される。
は、PLLは、CPU8の制御により待機状態になる
が、VCO4は、依然として、ループフィルタ3のコン
デンサの第1の充電電圧で周波数制御されており、搬送
波周波数信号を引き続いて発生する。このとき、信号入
力端子23に送信信号、例えば、デジタルデータ信号が
供給されると、そのデジタルデータ信号は、ガウシャン
フィルタ48を介してVCO4に供給され、VCO4か
ら発生される搬送波周波数信号がデジタルデータ信号で
FSK変調される。そして、このFSK変調搬送波信号
は、増幅器19、21、送信フィルタ16、電力増幅器
17、CPU8からの切換え信号によって送信側に切換
えられている送受切換器9をそれぞれ経て、アンテナか
ら送信される。
【0024】次に、受信タイムスロットの直前の1つの
タイムスロット期間においては、PLLシンセサイザ発
振回路のVCO4が局部発振器として動作するように、
CPU8からPLL制御回路内の可変分周器に分周信号
(CH)が与えられ、可変分周器の分周比が制御され
る。そして、PLLにおいては、分周比に対応して、V
CO4の発振周波数信号が局部発振周波数に等しくなる
ような閉ループ制御が行われる。その結果、ループフィ
ルタ3のコンデンサに局部発振周波数信号を発生させる
ための第2の充電電圧が蓄積され、その第2の充電電圧
でVCO4が周波数制御されて、VCO4から局部発振
周波数信号が発生される。
タイムスロット期間においては、PLLシンセサイザ発
振回路のVCO4が局部発振器として動作するように、
CPU8からPLL制御回路内の可変分周器に分周信号
(CH)が与えられ、可変分周器の分周比が制御され
る。そして、PLLにおいては、分周比に対応して、V
CO4の発振周波数信号が局部発振周波数に等しくなる
ような閉ループ制御が行われる。その結果、ループフィ
ルタ3のコンデンサに局部発振周波数信号を発生させる
ための第2の充電電圧が蓄積され、その第2の充電電圧
でVCO4が周波数制御されて、VCO4から局部発振
周波数信号が発生される。
【0025】これに続く、受信タイムスロット期間にお
いては、PLLは、CPU8の制御により待機状態にな
るが、VCO4は、依然として、ループフィルタ3のコ
ンデンサの第2の充電電圧で周波数制御され、局部発振
周波数信号を引き続いて発生する。このとき、アンテナ
で受信されたRF受信信号は、CPU8からの切換え信
号によって受信側に切換えられている送受切換器9、R
F受信増幅器10、受信フィルタ11を経て周波数コン
バータ12に供給され、一方で、VCO4からの局部発
振周波数信号が増幅器19、20を経て同様に周波数コ
ンバータ12に供給される。このため、周波数コンバー
タ12からは、RF受信信号を局部発振周波数信号で周
波数変換した中間周波信号が得られ、この中間周波信号
は、中間周波フィルタ13、中間周波増幅器14を経て
復調器15に供給され、そこで復調された後、信号出力
端子22に供給される。
いては、PLLは、CPU8の制御により待機状態にな
るが、VCO4は、依然として、ループフィルタ3のコ
ンデンサの第2の充電電圧で周波数制御され、局部発振
周波数信号を引き続いて発生する。このとき、アンテナ
で受信されたRF受信信号は、CPU8からの切換え信
号によって受信側に切換えられている送受切換器9、R
F受信増幅器10、受信フィルタ11を経て周波数コン
バータ12に供給され、一方で、VCO4からの局部発
振周波数信号が増幅器19、20を経て同様に周波数コ
ンバータ12に供給される。このため、周波数コンバー
タ12からは、RF受信信号を局部発振周波数信号で周
波数変換した中間周波信号が得られ、この中間周波信号
は、中間周波フィルタ13、中間周波増幅器14を経て
復調器15に供給され、そこで復調された後、信号出力
端子22に供給される。
【0026】ここで、図2は、本実施例の送受信機にお
ける、自機に割り当てられた送信及び受信タイムスロッ
トと送受信機のPLLの動作状態及び待機状態を示す説
明図である。
ける、自機に割り当てられた送信及び受信タイムスロッ
トと送受信機のPLLの動作状態及び待機状態を示す説
明図である。
【0027】図2に示すように、自機の送信タイムスロ
ット及び受信タイムスロットの各直前の1タイムスロッ
ト期間になると、それまで待機状態にあったPLLを動
作状態に切換え、また、その後に送信タイムスロット期
間になったときは、再びPLLを動作状態から待機状態
に切換えるようにしている点は、図3に図示された既知
の送受信器と同じである。しかるに、本実施例において
は、受信タイムスロットに期間になったときは、PLL
を再びPLLを動作状態から待機状態に切換えるように
している点で、図3に図示された既知の送受信機の動作
と異なるものである。
ット及び受信タイムスロットの各直前の1タイムスロッ
ト期間になると、それまで待機状態にあったPLLを動
作状態に切換え、また、その後に送信タイムスロット期
間になったときは、再びPLLを動作状態から待機状態
に切換えるようにしている点は、図3に図示された既知
の送受信器と同じである。しかるに、本実施例において
は、受信タイムスロットに期間になったときは、PLL
を再びPLLを動作状態から待機状態に切換えるように
している点で、図3に図示された既知の送受信機の動作
と異なるものである。
【0028】また、本実施例において、PLLを待機状
態にする手段としては、例えば、基準周波数信号と発振
信号とを位相比較し、誤差信号φp、φrを発生するP
LL制御回路内の位相比較器の動作を停止させる手段が
簡便であるが、本発明は、そのような手段に限られるも
のではなく、その他にも、PLLのループ部分を直接開
く手段であれば、どのような手段であってもよい。
態にする手段としては、例えば、基準周波数信号と発振
信号とを位相比較し、誤差信号φp、φrを発生するP
LL制御回路内の位相比較器の動作を停止させる手段が
簡便であるが、本発明は、そのような手段に限られるも
のではなく、その他にも、PLLのループ部分を直接開
く手段であれば、どのような手段であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による時分
割多重複信方式の送受信機は、PLLが、送信及び受信
タイムスロットの各直前の1タイムスロット期間のみ動
作状態になり、受信タイムスロット期間には動作状態に
ならずに待機状態になる。
割多重複信方式の送受信機は、PLLが、送信及び受信
タイムスロットの各直前の1タイムスロット期間のみ動
作状態になり、受信タイムスロット期間には動作状態に
ならずに待機状態になる。
【0030】このように、本発明によれば、受信タイム
スロット期間が待機状態になった分だけ、PLLの電力
消費が抑えられ、送受信機の省電力化が計れるという効
果がある。
スロット期間が待機状態になった分だけ、PLLの電力
消費が抑えられ、送受信機の省電力化が計れるという効
果がある。
【0031】また、本発明によれば、受信タイムスロッ
ト期間に、PLLが待機状態になるので、VCO4に基
準周波数信号の漏れ成分が供給されることがなくなり、
受信時に、VCO4からのリファレンススプリアスの発
生をなくすことができるという効果がある。
ト期間に、PLLが待機状態になるので、VCO4に基
準周波数信号の漏れ成分が供給されることがなくなり、
受信時に、VCO4からのリファレンススプリアスの発
生をなくすことができるという効果がある。
【0032】さらに、本発明によれば、VCO4からの
リファレンススプリアスの発生がなくなることから、ル
ープフィルタ3について、ロックアップ特性のみを重視
した設計を行うことが可能になり、その設計が容易にな
るという効果もある。
リファレンススプリアスの発生がなくなることから、ル
ープフィルタ3について、ロックアップ特性のみを重視
した設計を行うことが可能になり、その設計が容易にな
るという効果もある。
【図1】本発明に係わる時分割多重複信方式の送受信機
の一実施例の構成を示すブロック構成図である。
の一実施例の構成を示すブロック構成図である。
【図2】図1に図示の実施例における送信及び受信タイ
ムスロットと送受信機のPLLの動作状態及び待機状態
を示す説明図である。
ムスロットと送受信機のPLLの動作状態及び待機状態
を示す説明図である。
【図3】既知のコードレス電話システムにおける送信及
び受信タイムスロットと送受信機のPLLの動作状態及
び待機状態を示す説明図である。
び受信タイムスロットと送受信機のPLLの動作状態及
び待機状態を示す説明図である。
1 PLLIC(位相制御ループ集積回路) 2 チャージポンプ回路 3 ループフィルタ 4 VCO(電圧制御発振器) 5 プリスケーラ 6 PLL制御回路 7 水晶発振器 8 CPU(マイコン制御装置) 12 周波数コンバータ 18 ガウシャンフィルタ 23 信号入力端子
Claims (2)
- 【請求項1】 送信時に搬送波発振器として働き、受信
時に局部発振器として働く電圧制御発振器及びループフ
ィルタを少なくとも含み、前記電圧制御発振器の発振周
波数を制御する位相制御ループを有してなる時分割多重
複信方式の送受信機において、前記位相制御ループは、
送信タイムスロット直前の1タイムスロット期間及び受
信タイムスロット直前の1タイムスロット期間にそれぞ
れループが閉じられ、かつ、送信及び受信タイムスロッ
ト期間にそれぞれループが開かれるように構成され、こ
のループが開かれたとき、前記ループフィルタの充電電
圧によって前記電圧制御発振器の発振周波数が制御され
ることを特徴とする時分割多重複信方式の送受信機。 - 【請求項2】 前記位相制御ループは、高速ロックアッ
プ型のものであることを特徴とする請求項1に記載の時
分割多重複信方式の送受信機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006482A JPH07212335A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 時分割多重複信方式の送受信機 |
US08/377,571 US5598405A (en) | 1994-01-25 | 1995-01-23 | Time division multiple access time division duplex type transmitter-receiver |
DE19502111A DE19502111C2 (de) | 1994-01-25 | 1995-01-24 | TDMA/TDD-Sendeempfänger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6006482A JPH07212335A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 時分割多重複信方式の送受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212335A true JPH07212335A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11639701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6006482A Pending JPH07212335A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | 時分割多重複信方式の送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07212335A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015516133A (ja) * | 2012-05-10 | 2015-06-04 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 位相固定ループの切替え及び位相雑音の向上技術を用いた送受信機 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP6006482A patent/JPH07212335A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015516133A (ja) * | 2012-05-10 | 2015-06-04 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 位相固定ループの切替え及び位相雑音の向上技術を用いた送受信機 |
US9935666B2 (en) | 2012-05-10 | 2018-04-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Transceiver using technique for improvement of phase noise and switching of phase lock loop (PLL) |
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