JP3828317B2 - カーボンブラック及びそれを配合してなるptc組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂やゴムなどのポリマー成分に配合して、正の抵抗温度係数(PTC;Positive Temperature Coefficient)を付与することのできるオイルファーネスブラック、及びこのオイルファーネスブラックをポリマー成分に配合してなるPTC組成物に関する。なお、以下、オイルファーネスブラックを単にカーボンブラックと記す。
【0002】
【従来の技術】
PTC組成物は電気回路の過電流保護素子や自己温度制御型発熱体などに有用されており、例えばポリエチレンなどの結晶性樹脂にカーボンブラック、黒鉛粉末、金属粉末などの導電性粉末を分散、充填した組成物が一般的に用いられている。このうち、カーボンブラックは軽量性や価格面で他の導電性粉末に比べて有利であり、例えば特開昭63−265961号公報には1次粒子径が25 mμ以下で、かつDBP吸油量が40〜60ml/100g のカーボンブラックと、前記カーボンブラックの表面官能基と親和性のある変性基が導入された結晶性樹脂とを混練した自己温度制御発熱体組成物が提案されている。
【0003】
また、特開平3−252101号公報には融点が120℃以下で、極性基を有すると共にエポキシ基を有する結晶性ポリマー100重量部と、導電性付与材5〜150重量部とからなる低温型PTC材料が提案されており、実施例では導電性付与材としてアセチレンブラックが例示されている。
【0004】
更に、特表平4−500694号公報にはPTC挙動を示し、(1) 結晶度が少なくとも5%である有機ポリマー、(2) ポリマーを溶解するのに適した活性溶媒および (3)pHが4.0未満のカーボンブラックを含んでなるポリマー厚膜インキが、特開平5−345860号公報には (a)結晶性高分子と、(b) これに分散された、少なくとも約60ミリミクロンの平均粒子径を有し、少なくとも約80cc/100gのジブチルフタレート吸収を有するカーボンブラックとからなる、正の温度係数を有する導電性高分子組成物が開示されている。
【0005】
また、本出願人も、均一な高温発熱性とPTC機構を併有する導電性シートの製造方法として、繊維化性のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とカーボンブラックの混合物にシリコーン樹脂をグリセリンまたは2−メチル、4ペンタンジオールに溶解した混練助剤を加えて混練し、混練物をロール圧延によりシート化することを特徴とする導電性シートの製造方法(特開平4−39814 号公報)を開発提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電気回路における過電流を保護したり、発熱体の熱暴走を防ぐ自己温度制御型の発熱体などに好適に使用されるためには、より高性能のPTC組成物が要求されている。例えば、ショートや電圧サージなどの過剰な電流に対して効果的に保護機能を発揮するためには、定常状態においては電力損失を極力防ぐために低抵抗であることが好ましく、一方、ある範囲の温度上昇に対しては急激に抵抗値が増大するPTC特性を備えていることが好ましいことになる。
【0007】
本発明者らは、このような優れたPTC機能を備えたPTC組成物の開発を、主にカーボンブラックの特性面から研究を進めた結果、カーボンブラック粒子の凝集形態および表面性状などを特定することにより、優れた性能を有するPTC組成物が得られることを見出した。
【0008】
すなわち、本発明はこの知見に基づいて開発されたものであって、その目的は電気回路の過電流保護素子や自己温度制御型発熱体などとして好適に使用することのできる優れたPTC機能を付与することのできるカーボンブラック、及びこのカーボンブラックをポリマー成分に配合してなるPTC組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明に係るカーボンブラッックは、凝集体ストークス相当径分布のモード径(Dst)が150nm以上、トルエン着色透過度(LT)が60%以上、圧縮電気比抵抗(50kg/cm2加圧時)が0.4Ω・cm以下の特性を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明のPTC組成物は、ポリマー成分100重量部に、このカーボンブラックを5〜200重量部の割合で配合してなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明のカーボンブラックは凝集体ストークス相当径分布のモード径(Dst)の値が150nm以上であることが必要である。Dstはカーボンブラックの粒子径やストラクチャーなどを総合的に表すパラメータであり、この値が大きくなると樹脂やゴムなどのポリマー成分に同一の量比で配合し、分散させた場合に、ポリマー組成物中におけるカーボンブラック凝集体間の距離が短くなり、電気伝導性が高くなる。
【0012】
したがって、組成物に同一レベルの電気抵抗(あるいは電気伝導性)を付与するためにはカーボンブラックの配合量を相対的に少なくすることが可能となる。その結果、組成物の温度上昇に伴い、カーボンブラック凝集体間の距離が大きくなり易くなり、ある温度域に達すると急激な電気抵抗の上昇を招くことになる。すなわち、組成物に優れたPTC機能を付与するためには凝集体ストークス相当径分布のモード径(Dst)の値は大きいことが望ましく、本発明はこの値を150nm以上に設定するものである。
【0013】
トルエン着色透過度(LT)はカーボンブラック粒子表面に残留する未分解炭化水素量の程度を示すもので、残留する未分解炭化水素量が少ない程トルエン着色透過度(LT)の値は大きくなる。残留する未分解炭化水素はカーボンブラックの導電性を阻害する物質であり、本発明は導電性を阻害するこの未分解炭化水素量を規制するためにトルエン着色透過度(LT)の値を60%以上と設定するものである。その結果、ポリマー成分に配合して組成物とする際の分散加工性が良好で、また初期の低抵抗化を図ることができる。
【0014】
電気比抵抗はカーボンブラック自体の導電性を示す指標であり、この値が大きくなると導電性が低下し、ポリマー成分に配合して組成物とした場合に低抵抗化を図ることができなくなる。そこで、本発明においては、電気比抵抗として50kg/cm2の圧力で加圧した時の圧縮電気比抵抗の値を0.4Ω・cm以下に設定することにより組成物の初期電気抵抗の低位化を図っている。
【0015】
このように本発明のカーボンブラックは、カーボンブラック特性として凝集体ストークス相当径分布のモード径(Dst)、トルエン着色透過度(LT)および圧縮電気比抵抗(50kg/cm2加圧時)を選択し、その値を特定することにより、ポリマー成分に配合した組成物の電気抵抗レベルを同一レベルに保持するためのカーボンブラック配合量比を相対的に少なくすることが可能となる。その結果、温度上昇による組成物内におけるカーボンブラック−カーボンブラック間の距離が大きくなり易く、電気抵抗の増大、すなわち、組成物に優れたPTC機能を付与することが可能となる。
【0016】
上記の構成におけるカーボンブラックの各特性は、以下の測定方法によって得られる値が用いられる。
【0017】
▲1▼凝集体ストークス相当径分布のモード径(Dst)(nm):
JISK6221(1982) 5「乾燥試料の作り方」に基づいて乾燥したカーボンブラック試料を少量の界面活性剤を含む20容量%エタノール水溶液と混合してカーボンブラック濃度100mg/lの分散液を作成し、これを超音波で充分に分散させて試料とする。ディスク・セントリフュージ装置(英国Joyes Lobel 社製)を6000rpm の回転数に設定し、スピン液(2重量%グリセリン水溶液、25℃)を15ml加えた後、1mlのバッファー液(20容量%エタノール水溶液、25℃)を注入する。次いで、温度25℃のカーボンブラック分散液0.5mlを注射器で加えた後、遠心沈降を開始し、同時に記録計を作動させて図1に示す分布曲線(横軸;カーボンブラック分散液を注射器で加えてからの経過時間、縦軸;カーボンブラックの遠心沈降に伴い変化した特定点での吸光度)を作成する。この分布曲線より各時間Tを読み取り、次式(数1)に代入して各時間に対応するストークス相当径を算出する。
【0018】
【数1】
【0019】
数1において、ηはスピン液の粘度(0.935cp) 、Nはディスク回転スピード(6000rpm) 、r1 はカーボンブラック分散液注入点の半径(4.56cm)、r2 は吸光度測定点までの半径(4.82cm)、ρCBはカーボンブラックの密度(g/cm3) 、ρ1 はスピン液の密度(1.00178g/cm3)である。
【0020】
このようにして得られたストークス相当径と吸光度の分布曲線(図2)における最大頻度のストークス相当径をDstモード径(nm)とする。この測定方法によるASTMD-24 Standard Reference BlackC-3(N234)のDstは80nmである。
【0021】
▲2▼トルエン着色透過度(LT)(%):
JISK6221(1982)「ゴム用カーボンブラックの試験方法」 6.2.4項による。
【0022】
▲3▼圧縮電気比抵抗(50kg/cm2加圧時)(Ω・cm):
JISK1469(1984)「アセチレンブラック」 5.6項による。
【0023】
本発明のPTC組成物は、上記の特性を備えるカーボンブラックをポリマー成分100重量部に対して5〜200重量部の割合で配合してなるものである。カーボンブラックの配合量が5重量部未満では組成物の強度が充分でなく、一方200重量部を越えると組成物を作成する際の加工性が低下するとともに、PTC機能の低下を招くためである。なお、ポリマー成分としては各種の樹脂やゴムをはじめインキ用ビヒクルなどが適用され、さらに必要に応じ他のフィラーや薬品類を適宜添加することもできる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例を比較例と対比して具体的に説明する。
【0025】
実施例1〜5、比較例1〜5
特性の異なるカーボンブラック試料を用い、これらのカーボンブラック試料をEVA樹脂〔エチレン/酢酸ビニル共重合体、東洋曹達 (株) 製、ウルトラセン 633〕に量比を変えて配合し、東洋精機(株)製ラボプラストミルにより120℃の温度で10分間混練して、EVA樹脂組成物を調製した。このEVA樹脂組成物を140℃の温度でロール成形して、120×120×2mmのシートを作製した。
【0026】
得られた各シートについて、下記の方法により電気抵抗を測定した。
体積固有抵抗 LogVR(Ω・cm)の測定;
JIS K6723に準拠し、電極70φ、印加時間60sec 、印加電圧5V、測定温度 −10、30、50℃の各条件で測定。
【0027】
また、各シートについて、JIS K7210「熱可塑性プラスチックの流れ試験方法」に準じて、温度230℃、荷重12.5kgの条件で流動特性を測定し、加工性(MI)を評価した。なお、この値が大きいほど加工性が良好であることを示している。
【0028】
このようにして得られた結果を表1(実施例)、表2(比較例)に示した。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
表1、2の結果から、抵抗値が107 Ω・cm前後の導電性シートにおいて、本発明で選択、特定したカーボンブラック特性の全てを充足するカーボンブラックを配合した実施例のEVA樹脂組成物シートは、少なくとも1つの特性が外れるカーボンブラックを配合した比較例のEVA樹脂組成物シートに比べて、−10℃から50℃の温度変化に対応する体積固有抵抗値が増大し、その変化率が大きいことが判る。また、比較例においては体積固有抵抗値の変化率が小さいばかりでなく、比較例4では負の抵抗温度係数を示していることが認められる。
【0032】
更に、加工性の良否を判断するMIの値も、実施例は比較例に比べていずれも大きく、実施例のカーボンブラックを配合したEVA樹脂シートは比較例に比べて加工性においても優れていることが認められる。
【0033】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明で選択、特定した特性を備えるカーボンブラックによれば、このカーボンブラックをポリマー成分に配合することによりポリマー組成物に優れたPTC機能を付与することができ、更に、加工性も良好である。したがって、例えば、電気回路の過電流保護素子や自己温度制御型発熱体などとして好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Dstの測定時におけるカーボンブラック分散液を加えてからの経過時間とカーボンブラックの遠心沈降による吸光度の変化を示した分布曲線である。
【図2】Dstの測定時に得られるストークス相当径と吸光度の関係を示す分布曲線である。
Claims (2)
- 凝集体ストークス相当径分布のモード径(Dst)が150nm以上、トルエン着色透過度(LT)が60%以上、圧縮電気比抵抗(50kg/cm2加圧時)が0.4Ω・cm以下の特性を備えるオイルファーネスブラック。
- ポリマー成分100重量部に、請求項1記載のオイルファーネスブラック5〜200重量部を配合してなるPTC組成物。
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