JP3826278B2 - 自動販売機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面扉付きの断熱筐体になるキャビネットの底部側に画成した機械室に庫内を保冷する冷凍機のコンデンシングユニットを搭載し、キャビネット庫内の商品収納ラックに収納した缶,瓶,ペットボトル商品などを保冷してコールド商品として販売する自動販売機に関し、詳しくは冷凍機のコンデンシングユニットの構成,配置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
まず、頭記した自動販売機の従来構造を図4,図5および図6(a),(b) に示す。図において、1は断熱筐体で構成したキャビネット、2はその前面に配した外扉、2aは商品取出口、3は断熱内扉、4はキャビネット1の庫内に収設した商品収納ラック(サーペンタイン式商品収納ラック)、5は商品収納ラック4から搬出した商品を商品取出口2aに導く商品搬出シュータ、6はキャビネット1の底部側に画成した機械室、7は機械室6に搭載した冷凍機のコンデンシングユニット、8(図6参照)はキャビネット1の庫内底部側に配した冷却ユニット(冷凍機の蒸発器と庫内ファンの組立体)である。
【0003】
かかる構成で、商品は商品収納ラック4に収納し、キャビネット1の庫内底部に配置した冷却ユニット8と熱交換した冷気を庫内に循環送風して商品を販売適温に保冷する。そして、商品販売時には商品収納ラック4から払出した商品を商品搬出シュータ5を経て商品取出口2aに送出することは周知の通りである。
一方、前記した冷凍機のコンデンシングユニット7は、図5で示すように空冷式の凝縮器(フィン・チューブ形)7a,送風ファン7b,および圧縮機7cを図示のように前後に並べて基台のベース7dに設置した上で、ベース上の空きスペースにアキュムレータ等の冷媒配管部品7eを分散配置した構成になる。また、圧縮機(横軸形)7cは、その本体の左右端に設けた脚部が防振ゴムを介してベース7dの上に据付け固定されている。なお、9はコンデンシングユニット7の側方に並置したドレーン蒸発皿、9aはコンデンシングユニット側から高温冷媒を流してドレーンを蒸発処理する加熱コイルである。
【0004】
上記構成のコンデンシングユニット7において、冷凍機の運転時にはファン送風により、外扉2(図4参照)の前面下部に開口した外気取入口(左右に並ぶ丸穴,スリット穴)を2bを通じて機外前方より取り入れた冷却空気(外気)を、機械室内に配置したコンデンシングユニット7に送風して凝縮器7a,圧縮機7cを風冷し、その排気を機械室6の背面に開口した排気口を通じて機外に排出するようにしている。なお、この冷却空気の流れを図6(a),(b) に矢印で表す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
昨今では自動販売機をオフイスビルのロビー等の建屋内に据付けて使用する場合も多いことから、自動販売機には低騒音性,静粛性が求められている。これに対して、前記のようにキャビネットの機械室内に風冷式のコンデンシングユニット7を搭載した自動販売機では、ファン7bが騒音発生源となってその振動音,風切り音が周囲に伝播する問題がある。
【0006】
この場合に、外扉2の前面下部に開口した外気取入口2bは、できるだけ目立たないようにする配慮から、その穴径,スリット幅を小さくしてしており、さらにコンデンシングユニット7は、図6に示すように凝縮器7aの前面を外扉2の背後に接近させて外気取入口2bと対峙するように機械室6の前部中央に配置していることから、外気取入口2bから取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニット7の凝縮器7aに導く導風路の断面積は、短距離の間に急激に縮小変化することになって、その導風経路の風損(圧力損失)が大きくなる。
【0007】
一方、冷凍機の運転時には、凝縮器7aの凝縮能力に見合った風量の冷却空気をコンデンシングユニット7に通風する必要がある。このために、従来では前記した導風経路の圧力損失分を補償するようにファン7bの回転数を高めて凝縮器7aに通風する冷却空気の風量を確保するようにしているが、ファン7bの回転数が高いほど風切り音が大きくなり、このままでは機外に伝播する騒音レベルが高くなって自動販売機の静粛性が損なわれる。
【0008】
さらに、前記した従来構造のコンデンシングユニット7では、その組立構造の細部についても次記のような問題点がある。すなわち、
(1) コンデンシングユニット7に付属するアキュムレータ等の配管部品7eは、図5,図6(b) で示すように圧縮機7cの周辺に分散して導風路に配置していることから、これら配管部品7eが冷却空気流に対する障害物となって通風路の風損が増加するほか、冷却空気流を乱して乱流騒音の発生要因になる。
【0009】
(2) 図4,図6に示すようにコンデンシングユニット7の凝縮器7aは外扉2の背後に接近して機械室6の最前部に配置されていることから、扉開放時に作業者の足などが凝縮器7aに当たってその放熱フィンが変形するのを防ぐために、凝縮器7aの前面には金網10などを設けて保護しているが、この金網10が通風抵抗となって導風路の風損を大きくしている。
【0010】
(3) 圧縮機(横軸形)7cは、図7で示すように本体の両端に設けた脚部7c-1が防振ゴム7fを介してベース7dの上に設置されているが、このままでは圧縮機7cの下面とベース7dの間に僅かな隙間gが残るだけで圧縮機の下面側には冷却空気の通り抜ける十分な通風路が確保されず、これが大きな通風抵抗となって風損を大きくしている。
【0011】
(4) また、送風ファン7bについても、従来構成では図8のようにファンモータ7b-1のケーシング背面に固定した板金製のファン取付台11は、そのモータ固定部11aの板面が冷却空気流を横切るかたちでファンモータ7b-1のケーシング外周にはみ出しており、さらに図9で示すようにファンモータ7b-1を前記取付台7b-2に固定するために、ファンモータ7b-1のケーシング後端面にはモータ本体よりも径大なフランジ7b-3を設け、このフランジ7b-3を介してファン取付台11に取付けるようにしているが、この径大なフランジ7b-3,およびモータ7b-1の外周側にはみ出した前記ファン取付台11のモータ固定部11aが冷却空気流の障害物となって通風路の風損が増加する。
【0012】
(5) さらに、コンデンシングユニット7に発生した振動音,風切り音などの騒音は、機械室6の内部では殆ど減衰されることなく、そのまま外扉2に開口した外気取入口2b,あるいは背面側の排気口より漏出して外部に伝播する。
本発明上記の点に鑑みなされたものであり、自動販売機の静粛性改善を目的に、機械室内に設置した冷凍機コンデンシングユニットについて、組立構造,およびその配置を見直して発生騒音の低減化が図れるように改良した自動販売機を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、外扉付きキャビネットの底部側に画成した機械室内に冷凍機のコンデンシングユニットを装備し、冷凍機の運転によりキャビネット庫内に収容した商品を保冷するようにした自動販売機であり、前記冷凍機のコンデンシングユニットは空冷式の凝縮器,送風ファン,圧縮機を前後に並べてベース上に配置した構成になり、前記機械室を風道として外扉の前面下部に開口した外気取入口より取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニットに送風するようにしたものにおいて、コンデンシングユニットの凝縮器を機械室の前面より奥まった位置に配置し、外扉に開口した外気取入口と凝縮器の前面との間に奥行き方向に延在する導風路を確保する。
【0014】
上記の構成により、外扉に開口した外気取入口とその背後の機械室内に配置した冷凍機コンデンシングユニットの空冷式凝縮器との間の距離(導風路)が従来構成(図6参照)と比べて長くなり、その風路断面積の急激な変化も小さくなって送風路の風損(圧力損失)が低減する。したがって、仮に送風ファンを従来と同じ回転数で運転すれば、コンデンシングユニットを通風する冷却空気の風量は風損の低減分だけ増加することになることから、実際の冷凍機運転では凝縮器に所定の凝縮能力を発揮させるに要する送風風量に合わせて送風ファンの回転数を従来よりも低く設定することにより、ファンの発生騒音(風切り音)が減少して自動販売機の静粛性が改善される。
【0015】
また、本発明によれば、前記構成を基本としてその騒音低減効果をより一層高めるために、コンデンシングユニットの組立構造を次記のような実施態様で構成することができる。
【0016】
(1) 送風ファンをコンデンシングユニットのベースに固定支持する板金製になるファン取付台は、そのモータ固定部の板面輪郭がファンモータのケーシング端面からはみ出さず、かつ支脚部はその板面が冷却空気の送風方向と平行となる形状で構成してその通風抵抗を低めるようにし(請求項1)、さらにファン羽根の有効断面積を増やして風量の増大化を図るために、ファンモータのケーシング端面には径大なフランジを介さずに、前記ファン取付台のモータ固定部の板面に直接重ね合わせて両者間をねじ締結するようにする(請求項2)。
【0017】
(2) 外扉の裏面側で、該扉に開口した外気取入口の周域に吸音材を配置し、この吸音材によりコンデンシングユニットの発生騒音を吸音,減衰させて自動販売機の前方に伝播する騒音を低めるようにする(請求項3)。
【0018】
前記した各項の組立構造を機械室内に設置した冷凍機のコンデンシングユニットに併用することにより、自動販売機の騒音レベルをより一層効果的に低減できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示の実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図6〜図9に対応する部材には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図1(a),(b) に示す自動販売機の実施例は、基本的に図6(a),(b) に示した従来の自動販売機と同様な構成であるが、キャビネット1の機械室6に装備した冷凍機のコンデンシングユニット7に関して、その組立構造および配置が次に記すように構成されている。
【0020】
先ず、コンデンシングユニット7の配置について、空冷式の凝縮器7aを機械室6の前面より距離dだけ後方へ後退させた位置に配置し、外扉2の下部前面に開口した外気取入口2bと凝縮器7aの前端面との間に機械室6の奥行き方向に延在してその左右両側を隔壁で仕切った導風路12を画成している。なお、図示例では左右の仕切隔壁を平行に配してその入口から凝縮器7aまで同幅の導風路12を画成しているが、この左右の仕切隔壁をV字状の斜め配置として凝縮器7aの前端面から前方の外気取入口2bに向けて導風路12の通路断面が拡大するように形成してもよい。
【0021】
上記のように、凝縮器7aを機械室6の前面より距離dだけ奥まった位置に配置することにより、外扉2に開口した外気取入口2bとその背後に配置した凝縮器との間の距離(導風路12を含めた距離)が従来構成(図6参照)と比べて長くなり、その風路断面積の急激な変化も小さくなってここに導風する冷却空気流に対する送風路の風損(圧力損失)が低減する。これにより、仮に送風ファン7bを従来と同じ回転数で運転すれば、コンデンシングユニット7を通風する冷却空気の風量は前記した風損の低減分だけ増加することになる。したがって、実際の冷凍機運転において、凝縮器7aに所定の凝縮能力を発揮させるに要する送風風量に合わせて送風ファン7bの回転数を従来よりも低く設定することにより、ファンの発生騒音(風切り音)が低減する。
【0022】
また、この実施例では、図1(b) で示すようにコンデンシングユニット7に付属するアキュムレータ等の配管部品7eをベース7d上の側方に寄せて配置し、コンデンシングユニット7を通風する冷却空気流に対して配管部品7eが障害物とならないように配慮している。これにより、風損の低減と併せて乱流騒音を低く抑えることができる。
【0023】
また、コンデンシングユニット7の圧縮機7cの支持構造に関して、この実施例では、図2(a),(b) で示すように左右に並べてベース7dの上にレール状の台座7gを設け、この台座7gの上に防振ゴム7fを介して圧縮機7cを搭載支持するようにしている。これにより、台座7gがスペーサの役目を果して圧縮機7cの下面とベース7dとの間に冷却空気が通り抜ける通風間隙G(G>g(図7参照))が確保され、図示矢印のように冷却空気は圧縮機7cの上下面に沿って抵抗を殆ど受けることなく流れるて風損を低減する。
【0024】
一方、送風ファン7b,およびファン取付台11についても、図示実施例では次記のような構造を採用している。すなわち、ファンモータ7b-1のケーシングに組付けた板金製になるファン取付台11は、図3(a),(b) で示すようにモータ固定部11aの板面輪郭がファンモータ7b-1のケーシング後端面から外側にはみ出さないような寸法に設定し、支脚部11bは全体を略逆V字形を呈するように曲げ加工してその板面が冷却空気の通風方向と平行となるような形状に作られている。また、ファンモータ7b-1は、そのケーシング後端面カバー7b-3の内側にねじ座を形成しておき、ファン取付台11に固定する際には、図9の従来構造のようにファンモータのケーシングよりも径大なフランジ7b-2を介在することなく、前記カバー7b-3をファン取付台11のモータ固定部11aに直接当てがい、前記ねじ座の間でねじ締結するようにしている。
【0025】
この構造によれば、ファン取付台11の支脚部11bは、その板面が冷却空気の送風方向と平行であるので通風抵抗が小さくなって風損が低減し、さらに従来構造のフランジ7b-2(図9参照)を省略したことでファン羽根の有効断面積を増やして風量の増大が図れる。
さらに、図示実施例では、コンデンシングユニット7の送風ファン7b,圧縮機7cの振動音,風切り音などを機内側で効果的に吸音,減衰させて外部への騒音漏洩を低減するために、次記のような手段を講じている。すなわち、前面の外扉2に対しては、図1(a) で示すように扉板の裏面側で外気取入口2bの周辺に吸音材13を布設している。また、圧縮機7cに対しては、図2(a),(b) で示すように圧縮機本体の背後に近接して吸音材14を配置し、かつこの吸音材14はその外形が圧縮機本体の投影面内に納まるように定めている。なお、吸音材13,14には、例えばスポンジ状に発泡させた高分子材料の発泡体を使用する。
【0026】
これにより、冷凍機の運転状態でコンデンシングユニット7から前方に伝播する騒音が吸音材13に吸音されて、自動販売機の前方に漏洩する騒音レベルが減衰する。しかも、この吸音材13は、外気取入口2bから外れた位置に布設しているので冷却空気の通風を阻害することはない。また、コンデンシングユニット7から機械室6の排気口側に伝播する騒音は、吸音材14により吸音,減衰される。しかも、この吸音材14は前記のような大きさとして圧縮機7cの背後に配置したので、冷却空気流を妨げるようなことなしに吸音効果を発揮できる。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の構成によれば、機械室内に配置した冷凍機のコンデンシングユニットに対し、キャビネットの前面外扉に開口した外気取入口を通じて取り込んだ冷却空気を整流化してその通風路の圧損を低減させることができ、かつこの圧損低減に合わせて送風ファンの回転数を低く設定することで、所定の凝縮能力を確保しつつファンの振動音,風切り音による騒音を低減して自動販売機の静粛性の改善が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による自動販売機の構成図で、(a) は側視断面図、(b) は(a) における機械室の横断平面図
【図2】図1における冷凍機コンデンシングユニットの組立構造を表す図で、(a) は側面図、(b) は背面図
【図3】図1における送風ファンおよびファン取付台の組立構造図で、(a) は側面図、(b) は背面図、(c) はファンモータの側面図
【図4】従来における自動販売機の扉開放状態の外観図
【図5】図4における冷凍機コンデンシングユニットの俯瞰図
【図6】図4に対応する自動販売機の内部構造を表す図で、(a) は側視断面図、(b) は(a) における機械室の横断平面図
【図7】図6における冷凍機コンデンシングユニットの組立構造を表す側面図
【図8】図6における送風ファンとファン取付台の組立構造図で、(a) は側面図、(b) は背面図
【図9】図8における送風ファンの外形図で、(a) は側面図、(b) は背面図
【符号の説明】
1 キャビネット
2 外扉
2b 外気取入口
4 商品収納ラック
6 機械室
7 冷凍機のコンデンシングユニット
7a 凝縮器
7b 送風ファン
7b-1 ファンモータ
7c 圧縮機
7d ベース
7e 配管部品
7f 防振ゴム
7g 台座
11 ファン取付台
11a モータ取付部
11b 支脚部
12 導風路
13 吸音材
14 吸音材
Claims (3)
- 外扉付きキャビネットの底部側に画成した機械室内に冷凍機のコンデンシングユニットを装備し、冷凍機の運転によりキャビネット庫内に収容した商品を保冷するようにした自動販売機であり、前記冷凍機のコンデンシングユニットは空冷式の凝縮器,送風ファン,圧縮機を前後に並べてベース上に配置した構成になり、前記機械室を風道として外扉の前面下部に開口した外気取入口より取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニットに送風するようにしたものであって、コンデンシングユニットの凝縮器を機械室の前面より奥まった位置に配置し、外扉に開口した外気取入口と凝縮器の前面との間に機械室の奥行き方向に延在する導風路を確保した自動販売機において、送風ファンをコンデンシングユニットのベースに固定するファン取付台は、そのモータ固定部の板面がファンモータのケーシング端面から外にはみ出さず、かつ支脚部はその板面が冷却空気の送風方向と平行となる形状で構成したことを特徴とする自動販売機。
- 請求項1記載の自動販売機において、ファンモータのケーシング端面にファン取付台のモータ固定部を直接重ね合わせて両者間をねじ締結したことを特徴とする自動販売機。
- 外扉付きキャビネットの底部側に画成した機械室内に冷凍機のコンデンシングユニットを装備し、冷凍機の運転によりキャビネット庫内に収容した商品を保冷するようにした自動販売機であり、前記冷凍機のコンデンシングユニットは空冷式の凝縮器,送風ファン,圧縮機を前後に並べてベース上に配置した構成になり、前記機械室を風道として外扉の前面下部に開口した外気取入口より取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニットに送風するようにしたものであって、コンデンシングユニットの凝縮器を機械室の前面より奥まった位置に配置し、外扉に開口した外気取入口と凝縮器の前面との間に機械室の奥行き方向に延在する導風路を確保した自動販売機において、圧縮機の背面側に吸音材を配置し、かつ該吸音材を圧縮機本体の投影面積よりも小に定めたことを特徴とする自動販売機。
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