JP2003281613A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2003281613A
JP2003281613A JP2002077669A JP2002077669A JP2003281613A JP 2003281613 A JP2003281613 A JP 2003281613A JP 2002077669 A JP2002077669 A JP 2002077669A JP 2002077669 A JP2002077669 A JP 2002077669A JP 2003281613 A JP2003281613 A JP 2003281613A
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久保山  公道
Katsuyuki Osawa
克之 大澤
Toshihiko Gensui
敏彦 源水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動販売機の機械室に搭載されたコンデンシン
グユニットから発生する騒音が自動販売機の前方に漏洩
するのを低減する。 【構成】キャビネット1の底部側に機械室1b内に、空
冷式凝縮器7c,送風ファン7b,圧縮機7aからなる
冷凍機のコンデンシングユニット7が搭載され、外扉2
に形成された吸気口2bから取り込んだ冷却空気をコン
デンシングユニット7に送風するとともにキャビネット
1の背面に形成された排気口11から排気するようにし
た自動販売機において、前記コンデンシングユニット7
を挟んで機械室1bの前後面に吸気口2bおよび排気口
11に向けて直進する音を遮音するとともに冷却空気の
通過を許容する消音部材100を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前面扉付きの断熱
筐体としてなるキャビネットの底部側に機械室を画成
し、該機械室内にキャビネット庫内を保冷する冷凍機の
コンデンシングユニットを装備して缶,瓶,ペットボト
ル商品などをコールド商品として販売する自動販売機、
詳しくはキャビネットに搭載したコンデンシングユニッ
トに対する遮音構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機の従来における一般
的な構造を図9,図10に示す。各図において、1は自
動販売機のキャビネット、1aは断熱筐体で構成した商
品収納庫、1bはそのキャビネット1の底部側に風洞と
して画成した機械室、2はキャビネット1の前面開口に
開閉自在に配置された片開き式の外扉、2aは外扉2に
設けられた商品取出口、3は商品収納庫1aの前面開口
を閉塞する断熱内扉、4はキャビネット1の商品収納庫
1aに収設した商品収納ラック(サーペンタイン式商品
収納ラック)、5は商品収納ラック4から搬出した商品
を商品取出口2aに導く商品搬出シュータ、6は商品収
納庫1aの庫内底部に設置した冷却ユニット(冷凍機の
エバポレータと庫内ファンとの組立体)であり、前記機
械室1bには冷凍機のコンデンシングユット7を搭載
し、仕切壁1cの左側に画成した小室には電源ユニット
などを収設している。なお、前記商品収納庫1aは、薄
鋼板製になる内箱と外箱との間に、例えば発泡性樹脂を
発泡成形した断熱材を充填した断熱筐体になる。
【0003】かかる自動販売機の商品販売動作は周知の
通りであり、商品8は商品収納ラック4の各コラムに収
納され、冷却ユニット6で冷却した冷気を庫内に循環送
風して商品8を販売適温に保冷している。そして商品販
売時には、販売指令に基づくベンド機構4aの動作で商
品収納ラック4から払出した商品8が商品搬出シュータ
5を経て商品取出口2aに送出される。
【0004】一方、前記した冷凍機のコンデンシングユ
ニット7は、圧縮機7a,空冷式の凝縮器7b,送風フ
ァン7cを図示のように前後に並べてキャビネット1の
基台となるベース上に搭載されており、冷凍機の運転時
には外扉2の下部に丸穴ないしスリット状穴を左右に並
べて開口した吸気口2bを通じて機外前方より取り入れ
た冷却空気(外気)を図示矢印のように風洞としてなる
機械室1bの室内に送風して凝縮器7b,圧縮機7aを
冷却し、その排気を機械室1bの背面に開口した排気口
11を通じて排出するようにしている。
【0005】ところで、前記した従来構成では、冷凍機
のコンデンシングユニット7に対する騒音漏洩の面で次
記のような問題点がある。すなわち、コンデンシングユ
ニット7に通じる機械室1bの前端面を開放(通常、防
護用の金網が設けられており、この金網を介して開放)
し、外扉2には吸気口2bを開口した構成では、冷凍機
の運転に伴って圧縮機7a,送風ファン7cに発生する
振動音,風切り音などが騒音となり、機械室1bの前面
に放出された騒音が吸気口2bを通じてそのまま外方に
漏洩し、また、機械室1bの背面に放出された騒音が排
気口11を通じて自動販売機の背面の壁面に反射して自
動販売機の周囲から前方に漏洩する。このために自動販
売機の前方に伝播する騒音レベルが高くなる。これに対
して、昨今では自動販売機をオフィスビルなどの建屋内
に据付ける場合も多いことから、自動販売機から周囲に
伝播する騒音が一定レベル以下となるような静粛性が求
められている。
【0006】そこで、自動販売機の騒音レベルを低める
対策として、従来より、圧縮機,ファン自身の防振性を
高めるほか、コンデンシングユニット7を搭載した自動
販売機のキャビネット1についても、次のような騒音低
減対策が提案されている。すなわち、本発明と同一出願
人より先に提案した特開平8−315236号には、機
械室1bの前面を塞いでコンデンシングユニットから発
生する騒音が自動販売機の前方に漏出するのを抑制する
ようにした上で、機械室の背面側に吸気口,排気口を左
右に分けて開口し、機械室内にはコンデンシングユニッ
トを経由して吸気口と排気口の間にU字形の導風路を形
成したもの、さらには前記の吸気口,排気口に連ねてキ
ャビネットの背面に導風ダクトを設け、該導風ダクトを
通じてキャビネットの上方側から冷却空気の取入れた
り,排気を行うようにした構成が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記提案の
ように冷凍機のコンデンシングユニットを収容した機械
室の前面を閉塞した上で、その冷却空気をキャビネット
の背面側から取り入れるようにした方式では、自動販売
機の前方に伝播する騒音レベルの低減化には効果を発揮
する反面、次記のような問題点がある。
【0008】すなわち、オフィスビルのロビーなどに自
動販売機を設置する場合に、最近ではインテリア性を考
慮して自動販売機を通路に置かずに、建屋の壁側に形成
したポケット状の空所内に嵌め込んで設置する例が多
く、このような場所に設置された既設の自動販売機と入
替えを行うと、自動販売機のキャビネット背面に設けた
導風ダクトにより自動販売機の奥行寸法が大きくなるこ
とから、該導風ダクトが邪魔になってキャビネットの前
面が壁面から突出してしまい、インテリア性を損なうと
いう問題がある。また、屋外に設置される自動販売機の
ように、自動販売機の奥行寸法が問題とならない場合で
あっても、騒音レベルを低減するために従来の自動販売
機に対して大幅が改造を行わねばならないことから、既
設の自動販売機の騒音レベルを低減しようとすると、自
動販売機自体を入替えねばならないという問題がある。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その第1の目的は自動販売機に搭載した冷凍機のコ
ンデンシングユニットの騒音が自動販売機の外部に漏洩
するのを抑えて静粛性を高めることが可能な自動販売機
を提供することにあり、第2の目的は従来の自動販売機
を大幅に改造することなく自動販売機の背面から漏洩す
る騒音を低減することが可能な自動販売機を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明によれば、商品収納庫を内蔵するキャ
ビネットの底部側に機械室を画成し、該機械室内に庫内
保冷用冷凍機のコンデンシングユニットを搭載装備した
自動販売機であり、前記冷凍機のコンデンシングユニッ
トが空冷式凝縮器,送風ファン,圧縮機からなり、外扉
に形成された吸気口から取り込んだ冷却空気をコンデン
シングユニットに送風するとともにキャビネットの背面
に形成された排気口から排気するようにしたものにおい
て、前記吸気口または排気口の少なくとも一方に近接し
て該吸気口または排気口に向けて直進する音を遮音する
とともに冷却空気の通過を許容する消音部材を設けるよ
うに構成する(請求項1)。
【0011】上記の構成によれば、キャビネットの吸気
口または排気口に近接して消音部材を設けることによ
り、機械室内のコンデンシングユニットから発生し、吸
気口または排気口に向けて直進する騒音が消音部材によ
って遮音されるため、吸気口または排気口から自動販売
機の前方に漏洩する騒音が低減される。また、自動販売
機の外形寸法を変更することがないことから、例えば、
建屋の壁側に形成したポケット状の空所内に嵌め込んで
設置された既存の自動販売機との入替えが可能であり、
自動販売機の設置場所に制約されることがない。
【0012】また、本発明によれば、消音部材は吸音材
が貼着されるとともに該吸音材の面が吸気口または排気
口に向けて直進する音に対して傾斜するように配置され
たフラッパからなり、複数のフラッパを上下方向に並置
する(請求項2)。これによって、コンデンシングユニ
ットから発生し、吸気口や排気口に向けて直進する騒音
が吸音材に衝突して減衰されて消音する。
【0013】また、本発明によれば、前述した上下に並
置した複数のフラッパを一体化したフラッパユニットと
し、該フラッパユニットを機械室に着脱自在に取付ける
(請求項3)。これにより、フラッパユニットを既設の
自動販売機にも装着することが可能となり、自動販売機
自体を入替えなくても騒音の漏洩を低減することが可能
となる。
【0014】そして、前述した第2の目的を達成するた
め、本発明によれば、商品収納庫を内蔵するキャビネッ
トの底部側に機械室を画成し、該機械室内に庫内保冷用
冷凍機のコンデンシングユニットを搭載装備した自動販
売機であり、前記冷凍機のコンデンシングユニットが空
冷式凝縮器,送風ファン,圧縮機からなり、外扉に形成
された吸気口から取り込んだ冷却空気をコンデンシング
ユニットに送風するとともにキャビネットの背面に形成
された排気口から排気するようにしたものにおいて、前
記排気口が形成されたキャビネットの背面に消音部材を
配設する(請求項4)。
【0015】この構成によれば、キャビネットの排気口
から放出されるコンデンシングユニットの騒音は自動販
売機の背面と壁面とに衝突を繰り返しながらキャビネッ
トの周囲から前方に漏洩しようとするが、キャビネット
の背面に消音部材が配置されていることによって前記騒
音が消音部材に衝突した際に消音されるので、自動販売
機の周囲から前方に漏洩する騒音が低減する。
【0016】また、本発明によれば、前記消音部材をキ
ャビネットの背面に貼着された吸音材により構成する
(請求項5)。これによって、既設の自動販売機の背面
にも吸音材を貼着して取付けることができる。また、本
発明によれば、消音部材を折畳み可能な屏風状体に吸音
材を貼着した消音ユニットとすることができる(請求項
6)。これにより、自動販売機を設置する際に消音ユニ
ットがキャビネットの背面と壁面との間の間隔に応じて
押し広げられるとともに屏風状体に貼着された吸音材が
排気ダクトとなり、キャビネットの排気口から放出され
る排気を自動販売機の上面に導き、その際コンデンシン
グユニットの騒音が吸音材によって消音される。
【0017】また、本発明によれば、消音部材は板状部
材に吸音材が貼着され、その四隅にキャビネットに当接
する弾性体を取付けた消音ユニットとすることができる
(請求項7)。これによって、自動販売機を設置する際
に弾性体がキャビネットの背面と壁面との間の間隔に応
じて弾性変形して消音ユニットが固定され、従来、キャ
ビネット背面の対峙する壁面に衝突して前方に放出され
ていた騒音が消音ユニットの吸音材により消音される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で
図9,図10に対応する部材には同一の符号を付してそ
の詳細な説明は省略する。 〔実施例1〕図1は請求項1,2に対応する発明の実施
例を示すものである。図1において、100はキャビネ
ット1の底部側で商品収納庫1aとベース(四隅に支持
脚を備えて自動販売機の自重を支える基台)15との間
に画成した機械室1b内に配設された消音部材としての
フラッパユニットである。このフラッパユニット100
は機械室1b内に搭載装備された冷凍機のコンデンシン
グユニット7を挟むように機械室1bの前後面に配置さ
れており、前面側のフラッパユニット100は外扉2に
形成された吸気口2bに近接して配置され、また、後面
側(以下、背面側と称する)のフラッパユニット100
はキャビネット1の背面に形成された排気口11の位置
に配置されている。この実施例では、機械室1bの背面
側に配置されたフラッパユニット100が排気口11を
兼用している。
【0019】前記フラッパユニット100は、図2
(a),(b)に示すように、短冊状の薄板からなるフラッパ
101を四角枠状のガイド体103に上下方向4段に間
隔をおいて並設してなるものである。前記フラッパ10
1の両端は取付片として折り曲げられ、該取付片をガイ
ド体103にスポット溶接することにより取付けられて
いる。また、フラッパ101の表面には吸音材102が
接着剤により貼着されている。前記フラッパ101の傾
斜角度は、図2(b)に示すように、ガイド体103の開
口面に垂直な方向から見たとき、フラッパ103により
背後の景色が見えない状態、すなわち、隣接する上段に
位置するフラッパ101の下縁と下段に位置するフラッ
パ101の上縁とがオーバーラップするような傾斜角度
に定められている。そして、前記ガイド体103の左右
両端には取付片105が形成されており、この取付片1
05をキャビネット1に固着することによりフラッパユ
ニット100が機械室1bに取付けられる。この場合、
フラッパ101に貼着された吸音材102の表面が機械
室側を向くように設置される。そして、少なくとも機械
室1bの背面側に配置されるフラッパユニット100
は、機械室から排気される空気がフラッパ101により
自動販売機の上面方向に上昇するようにフラッパ101
の傾斜方向が定められている。なお、通常、機械室1b
の前後には防護用の金網がねじにより取付けられている
が、この金網に代えてフラッパユニット100を取付け
る際には、金網を取付けるねじを利用して取付けるのが
よい。
【0020】かかる構成において、冷凍機の運転時には
コンデンシングユニット7のファン7cの回転により、
図1に示す矢印のように、外扉2の吸気口12を通じて
取り込んだ冷却空気が機械室1bの前面側に配置したフ
ラッパユニット100(以下、これを前部フラッパユニ
ットと称する)を介して機械室1bに流入し、凝縮器7
b,圧縮機7aを冷却,通風した後、機械室背面側のフ
ラッパユニット100(以下、これを後部フラッパユニ
ットと称する)から外部に排出される。この時、機械室
1b内の圧縮機7a,ファン7cから発生する騒音は吸
気口2b,排気口11(後部フラッパユニット100)
から漏洩しようとする。しかしながら、吸気口2b,排
気口11(後部フラッパユニット100)に向けて直進
する騒音は前部フラッパユニット100,後部フラッパ
ユニット100に傾斜して取付けられたフラッパ101
の吸音材102に衝突し、吸音材102の減衰効果によ
って消音される。これにより、吸気口2b,排気口11
(後部フラッパユニット100)を介して外部に漏洩す
る騒音が低減され、冷凍機の運転時にも静粛性を保つこ
とができる。なお、前部フラッパユニット100を配置
したことにより、吸気口12から取り込まれた空気は下
降方向に向きを変えられるが、凝縮器7b,圧縮機7a
の冷却には支障がなく、また、後部フラッパユニット1
00により凝縮器7b,圧縮機7aを冷却した空気は上
昇方向に向きを変えられて上昇するので、後部フラッパ
ユニット100から排出された空気が自動販売機の底面
を通して吸気口2bに回り込むことがない。
【0021】〔実施例2〕図3は本発明の請求項3に対
応する実施例を示すものである。この実施例において
は、図1,2に示したフラッパユニット100に対して
外形寸法を小さくするとともにガイド体103の上面に
板ばね104を固着した点が相違する。すなわち、図
1,2に示したフラッパユニット100は機械室の前後
に設けた防護用の金網に変えて取付けるように構成され
ているのに対して、この実施例では風洞を形成する機械
室内に挿入して配置できるように小型に形成されるとと
もに弾性変形して機械室の天井面に圧接する板ばね10
4を設けてこの板ばね104が機械室1bの天井面に圧
接することによりフラッパユニット100を固定するよ
うにしたものである。この構成によれば、既設の自動販
売機にも防護用の金網を取外すのみでフラッパユニット
100を装着することができるので、現地対応、すなわ
ち、既設の自動販売機の設置場所においてフラッパユニ
ット100の装着を行うことが可能である。
【0022】〔実施例3〕図4は請求項4に対応する発
明の実施例を示すものである。この実施例においては、
キャビネット1の背面に形成された排気口11から放出
されるコンデンシングユニット7の騒音がキャビネット
1の背面と壁面111との間で反射して自動販売機の周
面から前方に漏洩するのを低減するため、キャビネット
1の背面に消音部材としての吸音材105を直接貼着し
ている。なお、90,91は機械室1bの前後面に配置
した防護用の金網である。
【0023】この構成によれば、排気口11から放出さ
れて壁面111とキャビネット1の背面との間で反射す
る騒音は、キャビネット1の背面に貼着された吸音材1
05に衝突することにより減衰される。これにより、排
気口11から放出されたコンデンシングユニット7の騒
音が自動販売機の前方に漏洩するのを低減することがで
きる。また、キャビネット1の背面に吸音材105を直
接貼着するために自動販売機を改造する必要がなく、さ
らに、既設の自動販売機にも取付けることが可能であ
る。なお、この実施例では、吸音材の特性を最大限に活
かすためにキャビネット背面の排気口11から上部の全
領域に吸音材105を貼着している場合について示して
いるが、コストや要求される静粛性の度合いにより吸音
材105を排気口11に近い領域のみに貼着することも
でき、また、高い静粛性が要求される場合には壁面11
1にも鎖線で示すように吸音材106を貼着すればよ
い。
【0024】〔実施例4〕図5は前記実施例3の応用実
施例を示すものであり、この実施例において、200は
消音部材としての消音ユニットであり、この消音ユニッ
ト200は、薄い鉄板からなり、上端が直角に折り曲げ
られた保持部材201と、この保持部材201の一方の
面に貼着された吸音材202および保持部材201の他
方の面に取付けられた磁石203からなる。前記保持部
材201の下端部は上端の折り曲げ部をキャビネット1
(図4参照)の天面に引っ掛けた際その下端部が排気口
11(図4参照)の上端に位置する長さとなるように定
められている。この消音ユニット200は、キャビネッ
ト1の天面に保持部材201の折り曲げ部を引っ掛け、
磁石203をキャビネット1の背面に吸着させることに
よって自動販売機に着脱自在に装着される。この消音ユ
ニット200による騒音の低減効果を図4に示した実施
例と同様であるので説明を省略するが、キャビネット1
への着脱が容易であることから既設の自動販売機への装
着を簡単に行うことができる。なお、吸音材202を横
断面がU字状となるように形成し、U字状脚部が背面を
向くように取付けることにより、排気口11から放出さ
れたコンデンシングユニットの騒音が自動販売機の側面
から漏洩するのを防止できるものである。
【0025】〔実施例5〕図6は本発明の請求項6に対
応した実施例を示すものである。前記実施例3,4では
吸音材を自動販売機に装着するようにしたものであるの
に対し、この実施例では自動販売機と別置してコンデン
シングユニットの騒音の漏洩を低減する消音ユニットを
示すものである。この実施例では消音ユニット300を
屏風状に形成したものである。図6において、消音ユニ
ット300は薄板からなる保持部材301に吸音材30
2が貼着されるとともに隣接する保持部材間を回転ヒン
ジ303で連結したものからなり、回転ヒンジ303に
よって消音ユニット300は左右に伸縮自在である。こ
のように構成された消音ユニット300は吸音材302
を手前にして自動販売機が設置される壁面に沿って配置
するとともに回転ヒンジ303を頂点とする山のなす角
度が鋭角となるように縮めて設置し、この消音ユニット
300の前方に自動販売機を据付ける。このとき、自動
販売機のキャビネット1の背面と壁面に挟まれた消音ユ
ニット400は回転ヒンジ403を中心に、回転ヒンジ
403を山の頂点とする角度が鈍角になるように開いて
左右に伸びる。かかる構成によれば、排気口11(図4
参照)から放出されたコンデンシングユニットからの騒
音は、消音ユニット300の吸音材302とキャビネッ
ト1の背面との間で反射するが、消音ユニット300の
吸音材302に衝突することにより減衰され、自動販売
機の前方に騒音が漏洩するのを低減できる。そして、こ
の実施例では消音ユニット300が、排気口から排出さ
れる空気の導風路としての導風ダクトとなるので自動販
売機の側面から前方に漏洩する騒音を確実に消音するこ
とが可能である。
【0026】〔実施例6〕図7は本発明の請求項7に対
応した実施例を示すもので、図7において、400は消
音ユニットであり、この消音ユニット400は薄板から
なる保持部材401に吸音材402が貼着されるととも
に保持部材401の四隅にゴムからなる弾性部材403
を取付けたものである。ここで、保持部材401は吸湿
しない材質であり、吸音材402の変形を補強する強度
を有するものであればよく、その大きさは四隅に配置さ
れた四角柱状の弾性部材403がキャビネット1(図4
参照)の背面に当接する大きさに定められている。この
消音ユニット400は自動販売機が設置される壁面に、
弾性部材403が手前になるように保持部材401を当
接させて配置し、この消音ユニット400の前方に自動
販売機を据付ける。このとき、自動販売機をキャビネッ
ト1の背面により押圧される弾性部材403が変形する
位置まで壁面に接近させて据付けると、弾性変形した弾
性部材403により消音ユニット400が固定される。
【0027】この構成によれば、排気口11(図4参
照)から放出されたコンデンシングユニットからの騒音
は、消音ユニット400の吸音材402とキャビネット
1の背面との間で反射するが、消音ユニット400の吸
音材402に衝突することにより減衰され、自動販売機
の前方に騒音が漏洩するのを低減できる。なお、この実
施例では吸音材402を自動販売機のキャビネット1に
対峙するように配置したものについて説明したが、吸音
材402を横断面U字状とし、排気口から排出される排
気の導風路としての導風ダクトとして形成することもで
きる。この際、吸音材402を補強する保持部材401
も断面U字状に形成されるが、その高さは弾性部材40
3の高さよりも短く形成され、自動販売機の据付けの際
に弾性部材403が変形するのを妨げないように形成さ
れることはいうまでもない。
【0028】〔実施例7〕図8は消音ユニットをダクト
として形成した実施例を示すものである。図8におい
て、500で消音ユニットを示し、この消音ユニット5
00は、横断面がU字状に形成され、その両脚部を外側
に折り曲げた取付片501aを有するとともに底面が閉
塞された保持部材501の内面に吸音材502を貼着し
たのものからなる。このように構成された消音ユニット
500は自動販売機のキャビネット1の背面に取付片5
01aをねじにより固着して装着される。この場合、消
音ユニット500における保持部材501の底面が排気
口より下部に位置するように取付けられる。かかる構成
によれば、排気口11(図4参照)から放出されたコン
デンシングユニットからの騒音は、消音ユニット500
の吸音材502とキャビネット1の背面との間で反射す
る際、消音ユニット500の吸音材502に衝突するこ
とにより減衰され、自動販売機の前方に騒音が漏洩する
のを低減できる。そして、この実施例では消音ユニット
500が、排気口から排出される空気の導風路としての
導風ダクトとなるので自動販売機の側面から前方に漏洩
する騒音を確実に消音することが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上に述べたように請求項1に記載した
本発明によれば、商品収納庫を内蔵するキャビネットの
底部側に機械室を画成し、該機械室内に庫内保冷用冷凍
機のコンデンシングユニットを搭載装備した自動販売機
であり、前記冷凍機のコンデンシングユニットが空冷式
凝縮器,送風ファン,圧縮機からなり、外扉に形成され
た吸気口から取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニ
ットに送風するとともにキャビネットの背面に形成され
た排気口から排気するようにしたものにおいて、前記吸
気口または排気口の少なくとも一方に近接して該吸気口
に向けて直進する音を消音するとともに冷却空気の通過
を許容する消音部材を設けたことにより、機械室内のコ
ンデンシングユニットから発生し、吸気口または排気口
に向けて直進する騒音が消音部材によって消音されるた
め、吸気口または排気口から自動販売機の前方に漏洩す
る騒音が低減されるので静粛性を高めることができる。
また、自動販売機の外形寸法を変更することがないこと
から設置場所に制約されること、すなわち、建屋の壁面
に形成したポケット状の空所内に嵌め込んで設置された
既設の自動販売機との入替えを行っても自動販売機の前
面が壁面から突出して通路にはみ出すことがなく、イン
テリア性を損なうことがないとともに通路はみ出しを防
止できる。
【0030】また、請求項4に記載した本発明によれ
ば、商品収納庫を内蔵するキャビネットの底部側に機械
室を画成し、該機械室内に庫内保冷用冷凍機のコンデン
シングユニットを搭載装備した自動販売機であり、前記
冷凍機のコンデンシングユニットが空冷式凝縮器,送風
ファン,圧縮機からなり、外扉に形成された吸気口から
取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニットに送風す
るとともにキャビネットの背面に形成された排気口から
排気するようにしたものにおいて、前記排気口が形成さ
れたキャビネットの背面に消音部材を配設したことによ
り、キャビネットの排気口から放出され、自動販売機の
背面と壁面とに衝突しながらキャビネットの周囲から前
方に漏洩する騒音は、キャビネットの背面に配置された
消音部材に衝突することより消音される。したがって、
自動販売機を大幅に改造することなく、キャビネットの
排気口から放出されて自動販売機の周囲から前方に漏洩
する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する自動販売機の内部
構成を示す側面図
【図2】図1の消音部材を示す構成図であり、(a)はそ
の斜視図、(b)は側面断面図
【図3】本発明の実施例2に対応する消音部材の斜視図
【図4】本発明の実施例3に対応する自動販売機の内部
構成を示す側面図
【図5】本発明の実施例4に対応する消音ユニットの構
成図であり、(a) はその斜視図、(b) はその側面図
【図6】本発明の実施例5に対応する消音ユニットの構
成図を示す斜視図
【図7】本発明の実施例6に対応する消音ユニットの構
成図を示す斜視図
【図8】本発明の実施例7に対応する消音ユニットの構
成図を示す斜視図
【図9】従来における自動販売機の全体構成を示す扉開
放状態の外観図
【図10】図9の内部構造を表す縦断側面図
【符号の説明】
1 キャビネット 1a 商品収納庫 1b 機械室 2 外扉 3 断熱内扉 7 冷凍機のコンデンシングユニット 7a 圧縮機 7b 凝縮器 7c 送風ファン 100 消音部材 101 フラッパ 102 吸音材 103 ガイド板 104 板ばね 105 吸音材 200 消音ユニット 201 保持部材 202 吸音財 300 消音ユニット 301 保持部材 302 吸音材 303 弾性部材 400 消音ユニット 401 保持部材 402 吸音材 403 回転ヒンジ 500 消音ユニット 501 保持部材 502 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 源水 敏彦 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 FB11 FB12 FB20 3L045 AA04 AA07 5D061 BB01 BB37 DD06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品収納庫を内蔵するキャビネットの底部
    側に機械室を画成し、該機械室内に庫内保冷用冷凍機の
    コンデンシングユニットを搭載装備した自動販売機であ
    り、前記冷凍機のコンデンシングユニットが空冷式凝縮
    器,送風ファン,圧縮機からなり、外扉に形成された吸
    気口から取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニット
    に送風するとともにキャビネットの背面に形成された排
    気口から排気するようにしたものにおいて、 前記吸気口または排気口の少なくとも一方に近接して該
    吸気口または排気口に向けて直進する音を遮音するとと
    もに冷却空気の通過を許容する消音部材を設けたことを
    特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動販売機において、消音
    部材は吸音材が貼着されるとともに該吸音材の面が吸気
    口または排気口に向けて直進する音に対して傾斜するよ
    うに配置されたフラッパからなり、複数のフラッパを上
    下方向に並置してなることを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自動販売機において、上下
    に並置した複数のフラッパを一体化したフラッパユニッ
    トとし、該フラッパユニットを機械室に着脱自在に取付
    けたことを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】商品収納庫を内蔵するキャビネットの底部
    側に機械室を画成し、該機械室内に庫内保冷用冷凍機の
    コンデンシングユニットを搭載装備した自動販売機であ
    り、前記冷凍機のコンデンシングユニットが空冷式凝縮
    器,送風ファン,圧縮機からなり、外扉に形成された吸
    気口から取り込んだ冷却空気をコンデンシングユニット
    に送風するとともにキャビネットの背面に形成された排
    気口から排気するようにしたものにおいて、 前記排気口が形成されたキャビネットの背面に消音部材
    を配設したことを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】請求項4記載の自動販売機において、消音
    部材はキャビネットの背面に貼着された吸音材であるこ
    とを特徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】請求項4記載の自動販売機において、消音
    部材は折畳み可能な屏風状体に吸音材を貼着した消音ユ
    ニットであることを特徴とする自動販売機。
  7. 【請求項7】請求項4記載の自動販売機において、消音
    部材は板状部材に吸音材が貼着され、その四隅にキャビ
    ネットに当接する弾性体を取付けた消音ユニットである
    ことを特徴とする自動販売機。
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