JP2008210342A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】機内で生成された駆動音を効果的に消音することができる自動販売機を提供することを目的とする。
【解決手段】開閉扉3の冷却装置12に対向する部分に形成された吸気口19にスピーカ23を対向配置するとともに、開閉扉3の前面における吸気口19の上方にマイク24を設ける。マイク24には、吸気口19を介して機外に漏洩する冷却装置12の駆動音や、スピーカ23から吸気口19を介して機外に出力される音を入力させる。マイク24に入力されるスピーカ23からの音が、マイク24に入力される筐体2内で生成された駆動音に対して逆位相となるように音信号を生成することにより、スピーカ23からの音を駆動音と干渉させ、当該駆動音を消音することができるので、機内で生成された駆動音を効果的に消音することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動販売機に係り、さらに詳しくは、自動販売機から発生する駆動音を抑制するための構造の改良に関する。
通常、飲料などの商品が収容される自動販売機には、商品を冷却するための冷却装置が備えられている。この冷却装置は、一般的に、機内の空気を冷却するための冷却器、冷却器へ供給される冷媒を圧縮する圧縮機、圧縮された冷媒を液化させる凝縮器、及び、圧縮機や凝縮器を冷却するために回転駆動される送風機などが備えられている。
この種の自動販売機の筐体内には、例えば、その中央部から上部に商品を収容するための商品収容部が形成されており、上記冷却装置は筐体内の下部に配置されている。通常、筐体の下部には、前面に吸気口、背面に排気口が形成されており、送風機が駆動されることにより、機外の空気が吸気口から吸い込まれ、圧縮機や凝縮器の周囲を通って排気口から排出されるようになっている。
このような吸気口や排気口は、機外の空気を機内に循環させるために必要不可欠であるものの、上記のような筐体内に備えられた各種部品から発生する駆動音が、吸気口や排気口から漏洩するといった問題があった。そのため、このような自動販売機をホテルや病院などの静かな屋内に設置したときには、騒音の問題が深刻化する場合があった。
このような問題を解決するために、従来から、消音部材を設けることにより機内から駆動音が漏洩するのを防止するといった技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−281613号公報
しかしながら、消音部材を用いた場合には、周波数の高い音は良好に消音できるものの、周波数の低い音を消音するのが困難という問題があった。特に、圧縮機や送風機から発生する駆動音は、周波数が比較的低く、消音部材を用いても十分に消音できない場合があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、機内で生成された駆動音を効果的に消音することができる自動販売機を提供することを目的とする。
第1の本発明による自動販売機は、筐体内に商品が収容される自動販売機であって、上記筐体内で生成された駆動音が入力されるマイクと、上記マイクからの入力信号に基づいて音信号を生成する音信号生成手段と、生成された音信号に基づく音を出力するスピーカとを備え、上記音信号生成手段が、上記マイクに入力される上記スピーカからの音が、上記マイクに入力される上記駆動音に対して逆位相となるように音信号を生成するように構成される。
このような構成によれば、マイクに入力されるスピーカからの音が、マイクに入力される筐体内で生成された駆動音に対して逆位相となるように音信号を生成することにより、スピーカからの音を駆動音と干渉させ、当該駆動音を消音することができる。すなわち、消音部材などを用いて筐体内で生成された駆動音を受動的に消音するのではなく、駆動音に対応する位相の音を積極的に発生させて駆動音を消音することができる。このように、音波干渉を用いて駆動音を消音するような構成を採用することにより、消音部材を用いるような構成とは異なり、機内で生成された駆動音を効果的に消音することができる。
第2の本発明による自動販売機は、上記構成に加えて、上記筐体内の商品を冷却するための冷却装置を備え、上記筐体には、開口部が形成され、上記スピーカが、上記開口部の近傍に設けられて構成される。このような構成によれば、筐体に形成された開口部の近傍にスピーカを配置することにより、冷却装置から発生する駆動音を良好に消音することができる。これにより、周波数が低い圧縮機や送風機などの駆動音も効果的に消音することができる。
第3の本発明による自動販売機は、上記構成に加えて、上記開口部が、上記筐体の外部から上記冷却装置へ空気を送り込むための吸気口を形成するように構成される。このような構成によれば、吸気口から機外に漏洩する冷却装置の駆動音を効果的に消音することができる。
第4の本発明による自動販売機は、上記構成に加えて、上記開口部が、上記冷却装置から上記筐体の外部へ空気を送り出すための排気口を形成するように構成される。このような構成によれば、排気口から機外に漏洩する冷却装置の駆動音を効果的に消音することができる。
第5の本発明による自動販売機は、上記構成に加えて、上記開口部が、横長形状に形成され、その長手方向の両端部にそれぞれ上記スピーカが配置されて構成される。このような構成によれば、横長形状の開口部を介して、筐体の内外で空気を良好に通過させることができるとともに、その長手方向の両端部にスピーカを設けることにより、開口部における空気の流れがスピーカによって遮られるのを抑制できる。
第6の本発明による自動販売機は、上記構成に加えて、上記マイクが、上記筐体の側面に設けられ、上記筐体の外部から上記駆動音が入力されるように構成される。このような構成によれば、機外に漏洩する駆動音をマイクに入力させ、その駆動音に対応する位相の音をスピーカから出力させることにより、当該駆動音を消音することができる。このように、機外に漏洩する駆動音に基づいてスピーカから音を出力することにより、機外において聞こえる駆動音を効果的に消音することができる。
第7の本発明による自動販売機は、上記構成に加えて、上記筐体が、縦長形状に形成され、その側面における下部に上記開口部が形成されるとともに、上記側面における上記開口部の上方に上記マイクが設けられ、上記マイクには、上記筐体の外部から上記駆動音が入力されるように構成される。このような構成によれば、縦長形状の筐体の側面下部に形成された開口部に対して、当該側面における開口部の上方に開口部からできるだけ離してマイクを配置することができる。これにより、機外において聞こえる駆動音をより効果的に消音することができる。
本発明によれば、マイクに入力されるスピーカからの音が、マイクに入力される筐体内で生成された駆動音に対して逆位相となるように音信号を生成することにより、スピーカからの音を駆動音と干渉させ、当該駆動音を消音することができるので、機内で生成された駆動音を効果的に消音することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機1の一構成例を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。図2は、図1の自動販売機1の開閉扉3を開いた状態を示した正面図である。図3は、図1の自動販売機1の概略側断面図である。この自動販売機1は、缶に封入された飲料を商品として販売する自動販売機であり、縦長の直方体形状からなる筐体2内に多数の商品を収容している。以下では、図1(b)における左側を前方、右側を後方として説明することとする。
筐体2の前面には、当該前面全体を開放する前面開口2Aが形成されており、この前面開口2Aが筐体2に対して開閉可能に取り付けられた開閉扉3により覆われている。すなわち、開閉扉3は、閉じられた状態で筐体2の前面を形成している。筐体2の底面には、4つの角部にそれぞれ脚部4が取り付けられている。これらの脚部4は、筐体2の底面に上下方向へ進退可能にねじ込まれている。当該自動販売機1を設置する際には、筐体2に対する各脚部4のねじ込み量を調整し、各脚部4の底面を接地させることにより、地面に対する筐体2の高さを調整することができる。
開閉扉3の前面中央部には、商品を購入しようとする利用者が貨幣を投入する際に使用する貨幣投入領域5が形成されている。この貨幣投入領域5には、硬貨を投入するための硬貨投入口5Aと、紙幣を投入するための紙幣投入口5Bと、投入された貨幣の返却を指示するための返却レバー5Cと、投入された貨幣の合計金額を表示する投入金額表示部5Dとが備えられている。貨幣投入後に返却レバー5Cを操作した場合、紙幣は紙幣投入口5Bから返却され、硬貨は開閉扉3の下部に形成されている硬貨返却口6から返却される。
開閉扉3の前面上部には、この自動販売機1で販売可能な商品の見本が展示されたディスプレイ領域7が形成されている。このディスプレイ領域7には、展示されている各見本に対応付けられた購入ボタン7Aが設けられており、利用者は、硬貨投入口5A又は紙幣投入口5Bから貨幣を投入した後、いずれかの購入ボタン7Aを操作することにより、その購入ボタン7Aに対応する商品の購入を指示することができる。購入が指示された商品は、筐体2内の下部に送り出され、開閉扉3の下部に形成された横長形状の商品取出口8から取り出すことができる。なお、購入を指示した商品の金額が投入金額よりも低い場合には、その差額分の釣銭が硬貨返却口6から返却されるようになっている。
開閉扉3の背面中央部には、前面の貨幣投入領域5の裏側に対応する位置に、貨幣処理ユニット9が設けられている。この貨幣処理ユニット9は、硬貨投入口5A及び紙幣投入口5Bから投入される貨幣を貯留するとともに、必要に応じて硬貨返却口6又は紙幣投入口5Bから貨幣を返却する処理を行うための機構である。開閉扉3の背面中央部における貨幣処理ユニット9の側方には制御ユニット10が設けられ、この制御ユニット10に備えられているプロセッサによって、この自動販売機1の動作が制御されるようになっている。
筐体2内には、その中央部から上部にわたる領域に商品を収容するための商品収容部11が形成されており、商品収容部11内の商品を冷却するための冷却装置12が筐体2内の下部に配置されている。商品収容部11は、それぞれ縦長形状からなる冷却商品収容部11A及び加熱商品収容部11Bが左右に並べて配置されることにより形成されている。冷却商品収容部11Aの下方には、当該冷却商品収容部11A内の空気を冷却するための冷却器13が配置されている。一方、加熱商品収容部11Bの下方には、当該加熱商品収容部11B内の空気を加熱するための加熱器14が配置されている。筐体2内の前側には、商品収容部11から商品取出口8側へ商品を排出するための商品排出口15が形成されている。商品排出口15は複数形成されており、各商品排出口15が冷却商品収容部11A又は加熱商品収容部11Bに対応付けられている。
冷却装置12は、冷却商品収容部11A内に収容されている商品を冷却するためのものであり、上記冷却器13の他、冷却器13へ供給される冷媒を圧縮する圧縮機16、圧縮された冷媒を液化させる凝縮器17、及び、圧縮機16や凝縮器17を冷却するために回転駆動される送風機18などが備えられている。圧縮機16は、交流電圧が供給される交流モータによって回転駆動される。一方、送風機18は、直流電圧が供給される直流モータによって回転駆動される。
冷却器13、圧縮機16及び凝縮器17は、配管を介して互いに連通しており、これらの各部に冷媒を循環させることにより、冷却器13を介して冷却商品収容部11A内の空気を冷却することができる。より具体的には、冷却装置12が駆動されると、冷媒が圧縮機16で圧縮されて高圧ガスとなった後、凝縮器17で冷却されることにより液化される。そして、液化された冷媒が減圧され、冷却器13において蒸発することにより、いわゆる蒸発潜熱によって冷却器13が冷却される。液化した冷媒は、圧縮機16で再び圧縮され、凝縮器17、冷却器13へと循環される。
開閉扉3の底部には、その両端部が開閉扉3の左右両端部の近傍に位置する横長形状の吸気口19が形成されている。一方、筐体2の背面底部には、その少なくとも一部が吸気口19に対して前後方向に対向するように、横長形状の排気口20が形成されている。筐体2内における商品収容部11の下方には仕切板21が設けられており、この仕切板21の下方の領域が、吸気口19及び排気口20を開口部として有し、筐体2内を前後方向に貫通するダクト状空間22を形成している。
ダクト状空間22内には、冷却装置12の構成部品のうち、凝縮器17、送風機18及び圧縮機16が配置されている。より具体的には、凝縮器17、送風機18及び圧縮機16が、筐体2内の底部に前後方向に向かってこの順序で並べて配置されている。これにより、凝縮器17、送風機18及び圧縮機16が、それぞれ吸気口19及び排気口20に対して前後方向に対向している。一方、冷却器13は、ダクト状空間22の上方に配置されている。
冷却装置12が駆動されているときには、送風機18が回転駆動されることにより、機外の空気が吸気口19から機内に送り込まれる。そして、機内に送り込まれた空気が、ダクト状空間22内において凝縮器17及び圧縮機16の周囲を通り、排気口20から機外へ送り出されることにより、凝縮器17及び圧縮機16が冷却される。
筐体2内の底部における凝縮器17の左右両側方には、開閉扉3に形成されている吸気口19の近傍、より具体的には吸気口19の左右両端部に対向する位置に、それぞれスピーカ23が設けられている。これらの2つのスピーカ23は、筐体2内において左右対称に設けられ、それぞれ前方に向かって指向性を有するように配置されている。
開閉扉3の前面には、機内で生成された駆動音を入力するためのマイク24が設けられている。このマイク24は、開閉扉3の左右方向中央部を通って上下方向に延びる中心線上における吸気口19の上方、より具体的には商品取出口8の上方であって貨幣投入領域5の下方に配置されている。このように、マイク24を開閉扉3の左右方向中央部に配置するとともに、2つのスピーカ23を筐体2内において左右対称に配置することにより、各スピーカ23とマイク24の距離を同一にすることができる。筐体2内の冷却装置12から発生する駆動音やスピーカ23から出力される音などは、吸気口19から機外に漏洩し、筐体2の外部からマイク24に入力される。
本実施の形態の自動販売機1では、筐体2内で生成された駆動音に対応する音をスピーカ23から出力するとともに、そのスピーカ23からの出力音をマイク24からの入力信号に基づいてフィードバック制御することにより、いわゆるアクティブ消音によって、筐体2内で生成された駆動音を消音することができるようになっている。
図4は、この自動販売機1において行われるアクティブ消音の原理について説明するための模式図である。ダクト状空間22内に配置された圧縮機16や送風機18から発生した駆動音は、ダクト状空間22内を前後方向に向かって進行する。ダクト状空間22内を前方向に向かって進行する駆動音は、図中に矢印で示すように吸気口19から機外に向かい、機外の空間を介して吸気口19の上方に配置されているマイク24に入力される。
制御ユニット10には、マイク24からの入力信号に基づいて音信号を生成する音信号生成手段としての位相調整増幅回路10Aが備えられている。吸気口19に対向配置された2つのスピーカ23からは、位相調整増幅回路10Aで生成された音信号に基づく音がそれぞれ同じ音量で出力され、スピーカ23から出力された音が吸気口19を介して機外へ向かう。スピーカ23から吸気口19を介して機外へ出力された音は、機外の空間を介して吸気口19の上方に配置されているマイク24に入力される。
位相調整増幅回路10Aは、マイク24から入力された信号に基づいて、特定周波数の信号の位相をずらす処理を行うとともに、振幅を増大させる処理を行うことによって、フィードバック制御を行う。より具体的には、マイク24からの入力信号のうち、スピーカ23からの出力音に対応する入力信号が除去されることにより、駆動音に対応する入力信号が抽出される。そして、特定周波数の駆動音に対応する入力信号に対して、マイク24に入力されるスピーカ23からの音が逆位相となるように位相が調整されるとともに、マイク24に入力されるスピーカ23からの音が同程度の振幅となるように振幅が増大される。
自動販売機1は、横幅に比べて奥行きが小さく、前後方向に延びるダクト状空間22の長さを大きくすることが困難である。このような構成の場合には、マイク24と駆動音の発信源との距離を十分に確保することが難しいため、フィードフォアード制御によりアクティブ消音を行うことは困難であり、フィードバック制御が適している。ただし、フィードフォアード制御により筐体2内で生成された駆動音を消音するような構成を採用することも可能である。
ここで、ダクト状空間22内で音が発生した場合には、そのダクト状空間22内に一次元の音場が形成される。このような一次元の音場では、下記式(1)のような条件を満たす場合に、ダクト状空間22内を伝播する音波を平面波とみなすことができ、逆位相の平面波の重ね合わせによって良好に消音を行うことができる。
d<<λ/2 ・・・式(1)
d:ダクトの内径 λ:音の波長
圧縮機16は交流モータによって駆動されるため、圧縮機16の駆動音は、供給される交流商用電源の周波数により異なる周波数においてピークが発生する。より具体的には、圧縮機16の駆動音は、交流商用電源の周波数に対してn倍(nは自然数)の周波数においてピークが発生する。このような圧縮機16から発生する駆動音のうち、比較的低い周波数であるn=1及びn=2の周波数では、駆動音が特に耳障りに聞こえる傾向がある。つまり、圧縮機16は、50〜120Hz程度の範囲で耳障りな駆動音を発生する。
一方、送風機18は、直流モータによって駆動されるため、特定の周波数において駆動音のピークが発生する。具体的には、送風機18の駆動音は、送風機18に備えられた羽根の数と回転数に依存しており、本実施の形態では、140Hz程度でピークが発生するようになっている。このように、比較的低い周波数でピークが発生する送風機18からの駆動音は、圧縮機16以外の他の構成部品からの駆動音に比べて、特に耳障りに聞こえる傾向がある。また、本実施の形態のように、圧縮機16及び送風機18からそれぞれ発生する駆動音の周波数のピークが近接している場合には、駆動音がより一層耳障りに聞こえる傾向がある。
上記のように、圧縮機16及び送風機18から発生する耳障りな駆動音は、50〜140Hz程度の周波数帯に分布している。このような周波数帯に対応する音の波長λは、2.4〜6.8m程度である。一方、ダクト状空間22の内径dは、数十cmである。これらの数値は、上記式(1)の条件を満たしており、ダクト状空間22内を伝播する圧縮機16及び送風機18からの音波を平面波とみなすことができるので、逆位相の平面波の重ね合わせによって圧縮機16及び送風機18からの駆動音を良好に消音することができる。
図5は、逆位相の平面波の重ね合わせによって駆動音を消音する態様について説明するための波形図であり、(a)はマイク24に入力される圧縮機16又は送風機18からの駆動音の波形、(b)はマイク24に入力されるスピーカ23からの音の波形、(c)はこれらの音の合成波の波形を示している。圧縮機16又は送風機18から発生する駆動音は、吸気口19を介して機外に漏洩し、図5(a)に示すような波形でマイク24に入力される。
一方、スピーカ23から吸気口19を介して機外に出力される音は、図5(b)に示すように、マイク24に入力されるときに圧縮機16又は送風機18からの特定周波数の駆動音に対して逆位相となる。したがって、圧縮機16又は送風機18からの特定周波数の駆動音とスピーカ23から出力される音とは、図5(c)に示すようにマイク24に入力される際に互いに重ね合わせられて打ち消し合い、これにより当該周波数の駆動音が消音される。
本実施の形態では、マイク24に入力されるスピーカ23からの音が、マイク24に入力される筐体2内で生成された駆動音に対して逆位相となるように音信号を生成することにより、スピーカ23からの音を駆動音と干渉させ、当該駆動音を消音することができる。すなわち、消音部材などを用いて筐体2内で生成された駆動音を受動的に消音するのではなく、駆動音に対応する位相の音を積極的に発生させて駆動音を消音することができる。このように、音波干渉を用いて駆動音を消音するような構成を採用することにより、消音部材を用いるような構成とは異なり、機内で生成された駆動音を効果的に消音することができる。
また、開閉扉3における冷却装置12に対向する側面に形成された吸気口19にスピーカ23を対向配置することにより、吸気口19から機外に漏洩する冷却装置12の駆動音を良好に消音することができる。これにより、周波数が低い圧縮機16や送風機18などの駆動音も効果的に消音することができる。
さらに、横長形状の吸気口19の左右両端部に対向する位置にそれぞれスピーカ23が設けられているので、横長形状の吸気口19を介して、筐体2の内外で空気を良好に通過させることができるとともに、その長手方向の両端部にスピーカ23を設けることにより、吸気口19における空気の流れがスピーカ23によって遮られるのを抑制できる。
また、本実施の形態では、マイク24が開閉扉3の前面に設けられ、筐体2の外部からマイク24に駆動音が入力されるようになっているので、機外に漏洩する駆動音をマイク24に入力させ、その駆動音に対応する位相の音をスピーカ23から出力させることにより、当該駆動音を消音することができる。このように、機外に漏洩する駆動音に基づいてスピーカ23から音を出力することにより、機外において聞こえる駆動音を効果的に消音することができる。
特に、縦長形状に形成された筐体2に対して、その前面開口2Aを覆う開閉扉3の下部に吸気口19が形成されるとともに、開閉扉3における吸気口19の上方にマイク24が設けられているので、縦長形状の自動販売機1に対して、吸気口19の上方に吸気口19からできるだけ離してマイク24を配置することができる。これにより、機外において聞こえる駆動音をより効果的に消音することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、吸気口19の後方にスピーカ23が対向配置されるとともに、開閉扉3の前面にマイク24が設けられた構成について説明した。これに対して、実施の形態2では、実施の形態1の構成に加えて、筐体2の背面側にもスピーカ25及びマイク26が設けられている点が異なっている。
図6は、本発明の実施の形態2による自動販売機101の一構成例を示した概略側断面図である。本実施の形態では、筐体2の前面側に加えて背面側にもスピーカ25及びマイク26が設けられている点を除けば、実施の形態1と同様の構成を有しているので、同様の構成については図に同一符号を付して説明を省略することとする。
筐体2内の底部における圧縮機16の後側には、筐体2の背面に形成されている排気口20の左右両端部に対向する位置に、それぞれスピーカ25が設けられている。これらの2つのスピーカ25は、それぞれ後方に向かって指向性を有するように配置されている。また、筐体2の背面には、機内で生成された駆動音を入力するためのマイク26が設けられている。このマイク26は、排気口20の左右方向中央部を通って上下方向に延びる中心線上における排気口20の上方に配置されている。
このように、マイク26を排気口20の左右方向中央部を通る中心線上に配置するとともに、2つのスピーカ25を筐体2内において排気口20の左右両端部に配置することにより、各スピーカ25とマイク26の距離を同一にすることができる。筐体2内の冷却装置12から発生する駆動音は、吸気口19だけでなく排気口20からも機外に漏洩し、筐体2の外部からマイク26に入力される。また、スピーカ25から排気口20を介して機外に出力される音も、筐体2の外部からマイク26に入力される。
本実施の形態では、筐体2の前面側のスピーカ23及びマイク24だけでなく、背面側のスピーカ25及びマイク26にも、図4に示したような位相調整増幅回路10Aが対応付けて設けられている。これにより、マイク26からの入力信号に基づいて位相調整増幅回路10Aで音信号が生成され、その音信号に基づく音が排気口20に対向配置された2つのスピーカ25から同じ音量で出力されることによって、実施の形態1の場合と同様のフィードバック制御を用いた消音処理が行われる。
したがって、本実施の形態では、筐体2における冷却装置12に対向する背面に形成された排気口20にスピーカ25を対向配置することにより、排気口20から機外に漏洩する冷却装置12の駆動音を良好に消音することができる。また、横長形状の排気口20の左右両端部に対向する位置にそれぞれスピーカ25が設けられているので、横長形状の排気口20を介して、筐体2の内外で空気を良好に通過させることができるとともに、その長手方向の両端部にスピーカ25を設けることにより、排気口20における空気の流れがスピーカ25によって遮られるのを抑制できる。
また、本実施の形態では、縦長形状に形成された筐体2に対して、その背面の下部に排気口20が形成されるとともに、当該背面における排気口20の上方にマイク26が設けられているので、縦長形状の自動販売機101に対して、排気口20の上方に排気口20からできるだけ離してマイク26を配置することができる。これにより、機外において聞こえる駆動音をより効果的に消音することができる。
ただし、スピーカ及びマイクが、筐体2の前面側に加えて背面側にも設けられた構成に限らず、前面側のスピーカ23及びマイク24を省略し、背面側にのみスピーカ25及びマイク26が設けられた構成であってもよい。
実施の形態3.
実施の形態1では、吸気口19の後方にスピーカ23が対向配置された構成について説明した。これに対して、実施の形態3では、筐体2内の前面側において吸気口19に対向する位置とは異なる位置にスピーカ27が設けられている点が異なっている。
図7は、本発明の実施の形態3による自動販売機201の一構成例を示した正面図である。本実施の形態では、筐体2の前面側に設けられたスピーカ27の位置が異なる点を除けば、実施の形態1と同様の構成を有しているので、同様の構成については図に同一符号を付して説明を省略することとする。
筐体2の前面開口2Aを覆う開閉扉3の下部には、吸気口19の上方であって商品取出口8の下方となる位置に、2つの開口部28が左右対称に形成されている。これらの2つの開口部28は、開閉扉3において冷却装置12の前方に対向する部分に形成されている。各開口部28に対して後方に対向する位置には、それぞれスピーカ27が設けられ、各スピーカ27が前方に向かって指向性を有するように配置されている。
本実施の形態においても、実施の形態1の場合と同様に、開閉扉3の左右方向中央部を通って上下方向に延びる中心線上に設けられたマイク24からの入力信号に基づいて、位相調整増幅回路10Aで音信号が生成され、その音信号に基づく音が開口部28に対向配置された2つのスピーカ27から同じ音量で出力されることによって、実施の形態1の場合と同様のフィードバック制御を用いた消音処理が行われる。なお、筐体2の背面における排気口20の上方に2つの開口部を形成し、それらの2つの開口部にそれぞれ対向するようにスピーカを配置するような構成であってもよい。
本実施の形態のように、吸気口19や排気口20とは異なる開口部28にスピーカ27を対向配置すれば、吸気口19や排気口20における空気の流れがスピーカによって遮られるのを抑制できる。このように、スピーカ27は、吸気口19や排気口20とは異なる開口部28に対向配置することができるが、駆動音の消音をより効果的に行うためには、吸気口19又は排気口20の近傍に配置することが好ましい。
以上の実施の形態では、マイク24,26に対して筐体2の外部から冷却装置12の駆動音が入力されるような構成について説明した。これは、筐体2内では複数の構成部品から発生する駆動音が多重反射するため、筐体2内に設けたマイクへの入力信号が機外に漏洩する駆動音とは異なる周波数特性となり、良好に駆動音を抽出することができないといった理由や、駆動音の発信源に対してマイクをできるだけ遠くに配置した方が効果的に駆動音を消音することができるといった理由などに基づくものである。
しかし、上記のような構成に限らず、筐体2内にマイクを配置した構成であってもよい。この場合、マイクを筐体2内に配置したときのマイクからの入力信号と、マイクを筐体2外に配置したときのマイクからの入力信号との相関を予め求めておけば、マイクを筐体2内にのみ配置した場合であっても、筐体2内で生成された駆動音を効果的に消音することができる。
また、以上の実施の形態では、1つのマイク24,26に対応付けて2つのスピーカ23,25,27が設けられた構成について説明したが、このような構成に限らず、1つのマイクにスピーカが1つだけ対応付けられた構成であってもよいし、3つ以上のスピーカが対応付けられた構成であってもよい。
さらに、以上の実施の形態では、自動販売機の一例として、缶に封入された飲料を商品として販売する自動販売機1,101,201について説明したが、このような構成に限らず、本発明は、飲料以外の商品を収容している自動販売機にも適用可能である。
なお、自動販売機1,101,201に対する付加機能として下記のような機能を採用することも可能である。すなわち、自動販売機の周囲に人がいるかどうかを赤外線等で検出する人体検知センサと、ディスプレイ領域7を照明する光源からの光を検出する光センサとが自動販売機に設けられている場合に、これらの人体検出センサ及び光センサからの入力信号に基づいてスピーカ23,25,27から音を出力することができる。
例えば、人体検出センサからの入力信号により自動販売機の周囲に人がいると判断される場合に、光センサにより光源からの光を検出できないときには、光源に不具合が発生している旨の警報又は音声をスピーカ23,25,27から出力することができる。これにより、自動販売機から発生する駆動音を消音するためのスピーカ23,25,27を他の用途にも用いることができるので、搭載するスピーカの数を減らして、製造コストを低減することができる。その他にも、人体検出センサからの入力信号により自動販売機の周囲に人がいると判断される場合であって、貨幣処理ユニット9内に釣銭がないときに、その旨の警報又は音声をスピーカ23,25,27から出力することも可能である。
本発明の実施の形態1による自動販売機の一構成例を示した図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示している。 図1の自動販売機の開閉扉を開いた状態を示した正面図である。 図1の自動販売機の概略側断面図である。 この自動販売機において行われるアクティブ消音の原理について説明するための模式図である。 逆位相の平面波の重ね合わせによって駆動音を消音する態様について説明するための波形図であり、(a)はマイクに入力される圧縮機又は送風機からの駆動音の波形、(b)はマイクに入力されるスピーカからの音の波形、(c)はこれらの音の合成波の波形を示している。 本発明の実施の形態2による自動販売機の一構成例を示した概略側断面図である。 本発明の実施の形態3による自動販売機の一構成例を示した正面図である。
符号の説明
1,101,201 自動販売機
2 筐体
3 開閉扉
10 制御ユニット
10A 位相調整増幅回路
11 商品収容部
12 冷却装置
13 冷却器
14 加熱器
16 圧縮機
17 凝縮器
18 送風機
19 吸気口
20 排気口
22 ダクト状空間
23,25,27 スピーカ
24,26 マイク
28 開口部

Claims (7)

  1. 筐体内に商品が収容される自動販売機であって、
    上記筐体内で生成された駆動音が入力されるマイクと、
    上記マイクからの入力信号に基づいて音信号を生成する音信号生成手段と、
    生成された音信号に基づく音を出力するスピーカとを備え、
    上記音信号生成手段は、上記マイクに入力される上記スピーカからの音が、上記マイクに入力される上記駆動音に対して逆位相となるように音信号を生成することを特徴とする自動販売機。
  2. 上記筐体内の商品を冷却するための冷却装置を備え、
    上記筐体には、開口部が形成され、
    上記スピーカが、上記開口部の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 上記開口部は、上記筐体の外部から上記冷却装置へ空気を送り込むための吸気口を形成していることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 上記開口部は、上記冷却装置から上記筐体の外部へ空気を送り出すための排気口を形成していることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  5. 上記開口部は、横長形状に形成され、その長手方向の両端部にそれぞれ上記スピーカが配置されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の自動販売機。
  6. 上記マイクは、上記筐体の側面に設けられ、上記筐体の外部から上記駆動音が入力されることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  7. 上記筐体は、縦長形状に形成され、その側面における下部に上記開口部が形成されるとともに、上記側面における上記開口部の上方に上記マイクが設けられ、
    上記マイクには、上記筐体の外部から上記駆動音が入力されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の自動販売機。
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