JP3822490B2 - 引出しの接続用具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引出しの接続用具に関し、特に、キッチンの引出しにおける扉と後方板などを接続する引出しの接続用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、キッチンの引出しには、引出し内部を仕切るための仕切り部材が取り付けられている。
この仕切り部材は、引出し内部を移動できるように、引出しの扉と対向する後方板とを接続する二本の接続用具に取り付けてある。
また、上記引出しの接続用具に関連する技術として、様々な技術が開発され実用化されている。
【0003】
(従来例)
たとえば、登録実用新案第3027135号公報において、引出しの手すりを固定するための結合止め具の技術が開示されている。
図20は、従来例における結合止め具の構造を説明するための概略斜視図を示しており、(a)は分解背面図を、(b)は組付正面図を示している。
同図において、結合止め具100は、引出しの背壁109に引出しの手すり104を固定するための結合止め具であり、背壁109に固定されるプレート状の支持部材108と、手すり104に差し込まれた固定部材105とからなっている。
【0004】
支持部材108は、縁で開放されたスリット117が形成されており、このスリット117に固定部材105が懸架される。また、支持部材108には、開口123が形成してある。
また、固定部材105は、ばね弾性的なフック107を備えており、スリット117に懸架された状態で、フック107が、支持部材108の開口123に係止される構成としてある。
【0005】
上記構成の結合止め具100は、ばね弾性的なフック107が、支持部材108の開口123に容易に係止される構成としてあるため、背壁109と手すり104を迅速に接合することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、結合止め具100は、フック107が支持部材108の開口123に係止されると、フック107の係止を容易に解除できないため、結合止め具100を取り外して再調整を行う際、特殊な治工具を必要とするといった問題があった。
【0007】
また、図示してないが、従来の引出しの接続用具は、一般的に、引出しの扉に取り付ける接続部材が、だぼ方式により取り付けられるだぼ方式専用の接続部材であったり、あるいは、ねじ方式により取り付けられるねじ方式専用の接続部材であった。
このため、接続部材の取付方法に対応した接続部材及び扉を用意する必要があり、生産管理上、在庫品数の削減などといった改善を図ることができないといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題を解決すべく、組立や再調整を容易に行うことができ、さらに、接続部材の取付方式がねじ方式又はだぼ方式のいずれであっても、在庫品数量の削減を図ることの可能な引出しの接続用具の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の引出しの接続用具は、前方の扉に取り付けられる、環状凹部の形成された接続部材と、前記扉と対向する後方板に取り付けられる、嵌合部の形成された取付部材と、この取付部材の前記嵌合部に頭部が嵌合されるねじ部材,一方の端部に前記ねじ部材と螺合するねじが形成され、他方の端部に前記環状凹部に嵌合される環状凸部を備えた筒状部材,及び,この筒状部材を覆い前記環状凹部と前記環状凸部との接続状態を維持するスライドスリーブとからなる接続用具本体と、を具備した構成としてある。
このようにすると、接続用具本体と接続部材及び取付部材とを容易に組み立てることができる。
【0010】
また、本発明の引出しの接続用具は、前記接続部材が、ねじによって前記扉に取り付けられる構成としてある。また、本発明の引出しの接続用具は、前記接続部材が、だぼによって前記扉に取り付けられる構成としてある。さらに、本発明の引出しの接続用具は、前記接続部材が、ねじによってだぼを固定し、このだぼによって前記扉に取り付けられる構成としてある。
このようにすると、接続部材の取付方式がねじ方式又はだぼ方式のいずれであっても、容易に対応することができる。また、ユーザの要望に合わせて、接続部材をねじ方式からだぼ方式に変更した場合であっても、だぼを準備するだけですみ、その他の部品の共用化を図ることができる。
【0011】
また、本発明の引出しの接続用具は、前記取付部材の嵌合部に、前記ねじ部材の頭部が嵌合される嵌合溝と係止部を形成し、かつ、前記ねじ部材の頭部に、前記嵌合溝に嵌入される嵌合部と前記係止部に係止される係止片を形成した構成としてある。
このようにすると、ねじ部材と取付部材を容易に取り付けることができ、かつ、特殊な治工具を必要としなくても、容易にねじ部材を取付部材から取り外して再調整を行うことができる。
【0012】
また、本発明の引出しの接続用具は、前記環状凸部を、前記筒状部材に連結可能な凸部材に形成した構成としてある。
このように、環状凸部を凸部材に形成することにより、筒状部材の構造を単純化することができる。
【0013】
また、本発明の引出しの接続用具は、前記凸部材を、前記筒状部材に嵌入される嵌入部と、前記環状凸部が形成され、前記筒状部材から突出しかつ半径方向に開く開動部と、前記嵌入部と開動部を連結し前記筒状部材の内径より細い中央部と、で構成した構成としてある。また、本発明の引出しの接続用具は、前記凸部材の開動部及び中央部に切り込みを形成し、前記環状凸部を周方向に分割した構成としてある。
このようにすると、環状凹部に環状凸部を容易に嵌合させることができるので、接続用具本体と接続部材とを簡単かつ確実に組み立てることができる。
【0014】
また、本発明の引出しの接続用具は、前記取付部材を表裏同一形状とした構成としてある。
このようにすると、後方板に左右対称に取り付けられる取付部材を共用化することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の引出しの接続用具(適宜、接続用具と略称する。)における実施形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明における接続用具の使用状態を説明するための要部の概略斜視図を示している。
同図において、1は接続用具であり、キッチンの引出し10の扉11と後方板12との間に懸架され両者を接続している。
【0017】
ここで、接続用具1は、理解しやすいように、接続部材2などを省略して図示してある。
なお、引出し10の両側に配設された接続用具1には、引出し10を仕切るための仕切り部材(図示せず)が、前後方向に移動自在に取り付けられる。
【0018】
図2は、本実施形態における接続用具の要部の構造を説明するための概略斜視図を示している。
同図において、接続用具1は、扉11にあらかじめ取り付けられる接続部材2と、後方板12にあらかじめ取り付けられる取付部材4と、接続部材2および取付部材4と接続される接続用具本体5とからなっている。
また、接続用具本体5は、筒状部材6と、この筒状部材6の一方の端部に連結された凸部材7と、筒状部材6の他方の端部にねじ込まれたねじ部材8と、筒状部材6を覆うスライドスリーブ9とからなっている。
【0019】
<接続部材>
図3は、本実施形態の接続部材を説明するための概略図であり、(a)は後方側から見た斜視図を、(b)は扉側から見た斜視図を、(c)は取付図を示している。
同図において、接続部材2は、中央部に環状凹部21の形成されたほぼ円筒状の形状としてあり、この環状凹部21に、後述する凸部材7の環状凸部722を嵌合させることにより、接続用具本体5と接続する構成としてある。
【0020】
また、接続部材2は、ねじ用孔22が穿設してあり、ねじ23によって扉11の裏面に容易に取り付けることができる。なお、接続部材2は、ねじ23を皿ねじとしてあるので、ねじ用孔22に面取り加工を施してある。
また、接続部材2は、底部24の直径を先端部25の直径より大きくするとよく、このようにすると、取付面に対して安定するので、取付強度を向上させることができる。
【0021】
なお、接続部材2は、金属やプラスチックなどからなる剛体であればよく、材質については特に限定するものではない。
また、本実施形態では、接続部材2とねじ23を別個の部品としてあるが、これらを一体成形した構成としてもよいことは勿論である。
また、接続部材2の形状をほぼ円筒状の形状とすることにより、取付の際の上下方向や左右方向の方向性が制限されないので、取り付けるとき方向を間違わないように注意する必要がなく、取付を容易に行うことができる。
【0022】
また、接続部材2は、ねじ23による取付方法に限定するものではなく、様々な取付方法によっても取り付けることができる。
たとえば、扉11にねじ23を締め付ける代りに、だぼを嵌入させることにより取り付けることもできる。
次に、だぼを用いた例について、図面を参照して説明する。
【0023】
図4は、本実施形態におけるだぼを用いた例を説明するための概略図であり、(a)は後方側から見た斜視図を、(b)は扉側から見た斜視図を、(c)は取付図を示している。
同図において、だぼ3は、四段のテーパ付き段部31と縦溝32が設けてあり、だぼ用穴33に挿入しやすくかつ簡単に抜けたり廻ったりしない構造としてある。
【0024】
また、だぼ3は、ねじ孔34が穿設してあり、このねじ孔34に接続部材2に挿入されたねじ23が締め付けられる。そして、だぼ3は、接続部材2と容易に連結され、扉11の裏面に穿設されただぼ用穴33に埋設される。
なお、だぼ3は、金属やプラスチックなどからなる剛体であればよく、材質については特に限定するものではない。
【0025】
このように、本実施形態の接続用具1は、だぼ3を用いて接続部材2を扉11に取り付ける場合であっても、だぼ3を追加するだけで、すなわち、他の部品を変更したりしなくてもすむので、部品管理などを容易に行うことができ、生産性を向上させることができる。
【0026】
ここで、好ましくは、扉11にだぼ用穴33を穿設するとき、だぼ用穴33の直径を底部24の直径より小さくするとよく、このようにすると、接続部材2を取り付けることにより、だぼ用穴33を覆い隠すことができ、美観を損なうといった不具合を防止することができる。
【0027】
<筒状部材>
図5は、本実施形態の筒状部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は扉側から見た斜視図であり、(b)は後方側から見た斜視図を示している。
同図において、筒状部材6は、丸パイプの扉側端部の上下両方向に凸部材7のストッパ711が嵌合される矩形状の切り欠き61が穿設してあり、かつ、後方側の端部にねじ部材8のねじ部81がねじ締められる雌ねじ62を形成してある。
【0028】
筒状部材6は、中心軸に対して対象な構造としてあり、方向性を必要としないので、組立作業の作業性を改善することができる。つまり、筒状部材6は、たとえば、角パイプを採用し、特定の面を上に向けなければならないといった方向性の制約がないので、製造コストのコストダウンを図ることができる。
【0029】
また、筒状部材6は、後方側にのみ雌ねじ62を形成してあり、扉側に同様なねじを形成していないので、距離調整の具合によって目に付きやすい扉側にねじが露出するといった不具合を防止することができる。また、扉11と後方板12との距離を調節するための長さ調節機能を筒状部材6の後方側だけに設けてあるので、接続用具本体5の構造を単純化することができる。
なお、筒状部材6は、金属や樹脂などの材料からなり、材料については特に限定するものではなく、たとえば、複合材料としてもよい。
【0030】
<凸部材>
図6は、本実施形態における凸部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は上部凸部材の斜視図を、(b)は下部凸部材の斜視図を、(c)はピンを示している。
同図において、凸部材7は、上下方向に二つ割した上部凸部材7aと、下部凸部材7bと、上部凸部材7aと下部凸部材7bの間に嵌入されるピン74とからなっている。また、上部凸部材7aと下部凸部材7bは、分割面に対して対象な同一の形状としてある。
【0031】
凸部材7a,7bは、筒状部材6に嵌入される嵌入部71と、筒状部材6から突き出る開動部72と、嵌入部71と開動部72とを連結する中央部73とからなっている。
【0032】
ここで、嵌入部71は、筒状部材6の扉側端部に嵌入される構造としてあり、上面に筒状部材6の切り欠き61に嵌合されるストッパ711が突設してあり、また、内面にピン74が嵌入されるピン孔712,及び,ピン74の環状段部741が嵌入されるピン係止部713が形成された形状としてある。
【0033】
また、凸部材7は、上部凸部材7aと下部凸部材7bを面合わせしても一緒に筒状部材6に挿入できない構造とするとよい。このようにすると、いずれか一方を筒状部材6に挿入し、かつ、ストッパ711を切り欠き61に嵌入させてからでないと、残りの凸部材7a又は7bを挿入できないので、ストッパ711を確実に切り欠き61に嵌入させるといった品質上の信頼性を向上させることができる。
なお、嵌入されたストッパ711は、筒状部材6の表面より突出しない構造としてある。
【0034】
ピン74は、筒状部材6に挿入された凸部材7a,7bのピン孔712に挿入されると、凸部材7a,7bを半径方向に移動させ、両ストッパ711を切り欠き61に確実に嵌入させる。また、ピン74は、環状段部741がピン係止部713に係止されると、ピン74が抜けなくなり、凸部材7と筒状部材6を確実に連結することができる。
【0035】
また、開動部72は、外径が筒状部材6の外径とほぼ同じ大きさとしてあり、上面にスライドスリーブ9の凸部93を回転自在に係止する溝721が周方向に形成され、また、内面に接続部材2の環状凹部21に嵌合される環状凸部722および窪部723が形成された形状としてある。
【0036】
さらに、開動部72は、環状凹部21に環状凸部722を嵌合させるとき、半径方向に開く構成としてある。このようにすることにより、環状凸部722は、接続部材2の先端部25を乗り越えることができ、環状凸部722を環状凹部21に容易に嵌合することができる。
【0037】
ここで、開動部72及び中央部73を周方向に四分割するように、切り込み724を形成するとよく、このようにすると、四つに分割された開動部72が半径方向に開きやすくなり、接続部材2の環状凹部21に環状凸部722を嵌合させやすくすることができる。
【0038】
また、開動部72の扉側端面に、環状凹部21に環状凸部722を嵌合させるとき、接続部材2の先端部25の外周端面と当接すると、開動部72が開くように傾斜面725を形成するとよく、このようにすると、環状凹部21に環状凸部722をより容易に嵌合させることができる。
【0039】
また、中央部73は、外径が嵌入部71の外径より小さくしてあり、すなわち、一段くびれた構造としてある。このようにすることにより、この部分が撓みやすくなり開動部72を半径方向に開きやすくなるので、開動部72の環状凸部722を、接続部材2の環状凹部21に容易に嵌合することができる。
【0040】
なお、凸部材7は、樹脂や金属などの弾性を有する材料としてあり、好ましくは、弾力を有する樹脂からなる材料とするとよい。このようにすると、環状凸部722を環状凹部21に嵌合する際、樹脂の弾力により開動部72を半径方向に容易に開くことができる。
【0041】
<スライドスリーブ>
図7は、本実施形態におけるスライドスリーブの構造を説明するための概略図であり、(a)は、扉側から見た斜視図を、(b)は、一部を省略し内部構造を表した斜視図を示している。
同図において、スライドスリーブ9は、筒状部材6を覆う円筒状の形状としてあり、内面に、環状凹部21に嵌合された開動部72が開かないように押さえつけるカバー部91と、筒状部材6をスムースに摺動する摺動部92とを形成した構成としてある。
【0042】
スライドスリーブ9は、環状凸部722が環状凹部21に嵌合されると、扉側に移動され、カバー部91の内面が開動部72と当接し、開動部72が開いて環状凹部21から外れることを防止することができる。
【0043】
また、カバー91の軸心方向の距離を、扉11の表面から開動部72の後方側端面までの距離より長くするとよく、このようにすることにより、接続部材2や開動部72をスライドスリーブ9が覆い隠すことができるので、美観を損ねるといった不具合を防止することができる。
【0044】
また、スライドスリーブ9は、接続部材2や開動部72を覆い隠す位置まで移動されたとき、開動部72の溝721と係止する凸部93を等間隔で周方向の三箇所に配設してあり、このようにすることにより、スライドスリーブ9が、後方側に移動するといった不具合を防ぐことができる。
なお、スライドスリーブ9を後方側に引張ると、溝721と凸部93の係止が解除されることは勿論である。
【0045】
また、スライドスリーブ9や筒状部材6を回転させても、溝721には、少なくとも一つ以上の凸部93が係止されており、上記回転によって、係止状態が解除されてしまうといった不具合を防止することができる。
【0046】
また、スライドスリーブ9は、摺動部92の外面側にテーパ面94を形成するとよく、このようにすることにより、スライドスリーブ9を扉側に容易に移動させることができる。
なお、スライドスリーブ9は、扉側端面内側が面取りされており、扉方向に移動しやすい形状としてある。
また、スライドスリーブ9は、樹脂や金属などの材料としてあり、特に限定するものではない。
【0047】
<ねじ部材>
図8は、本実施形態におけるねじ部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は扉側から見た斜視図を、(b)は後方側から見た斜視図を示している。
同図において、ねじ部材8は、ねじ部81と頭部82とからなっている。
【0048】
ねじ部81は、筒状部材6の雌ねじ62と螺合する雄ねじ811が形成してある。
雄ねじ811は、筒状部材6の雌ねじ62にねじ込まれ、ねじ込まれる距離によって、接続用具本体5の長さを調節することができる。
なお、雄ねじ811は、対向する二平面上にねじを形成しない形状としてある。
【0049】
頭部82は、中央部に、取付部材4の嵌合部42の嵌合溝421に嵌入される断面矩形状の嵌合部821が形成してある。このように、嵌合部821の断面形状を矩形状とすることにより、嵌合溝421に嵌入されたねじ部材8は、回転することができなくなり、筒状部材6を回転させても一緒に回転するといった不具合を防止することができる。
【0050】
また、頭部82は、嵌合部821の扉側に、断面がほぼ正方形状のフランジ822が形成してあり、かつ、後方側に段付部823が形成してある。このようにすることにより、フランジ822の端面と段付部823は、嵌合溝421の端面と当接し、ねじ部材8が軸心方向に移動することを防止している。
【0051】
また、段付部823は、二つの係止片824が設けてある。この係止片824は、ねじ部材8の嵌入方向に対して先端が広がるように形成してあり、かつ、嵌入される際、係止片824は、広がり角度が狭まるように弾性変形する構成としてある。
【0052】
このようにすることにより、ねじ部材8は、嵌合部821が嵌合溝421に嵌入される途中は、弾性変形する係止片824が係止部424と当接しながら移動する。そして、嵌合部821の嵌入方向側の端面が嵌合溝421の端面と当接する位置まで嵌入されると、弾性変形していた係止片824の先端が広がり、係止片824が係止部424に係止される。したがって、ねじ部材8は、取付部材4に容易に取り付けることができる。
【0053】
また、ねじ部材8は、樹脂や金属などの弾性を有する材料であればよく、特に限定するものではない。
ここで、好ましくは、ねじ部材8を樹脂製とし、一体成形する構成とするとよく、このようにすると、ねじ部材8の製造コストのコストダウンを図ることができる。
【0054】
<取付部材>
図9は、本実施形態における取付部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は後方側から見た斜視図を、(b)は扉側から見た斜視図を、(c)は後方板に取り付けられた斜視図を示している。
同図において、取付部材4は、矩形平板状の取付部41と、ねじ部材8が嵌入される嵌合部42とからなっている。
【0055】
取付部41は、後方板12に取り付けるための取付用ねじ孔411が二箇所に穿設してあり、このようにすることにより、取付部41を後方板12に強固に取り付けることができる。
また、取付部41は、軽量化のための肉抜きとして凹部412を形成してある。なお、肉抜きとしては、特に、凹部412に限定するものではなく、たとえば、凹部の代りに切り欠きを形成してもよい。
【0056】
また、取付部41は、後方板12に取り付ける際、位置決めしやすいようにガイド413を設けた構造とするとよく、このようにすると、取付部材4を容易かつ精度良く後方板12に取り付けることができる。
【0057】
嵌合部42には、ねじ部材8の嵌合部821が嵌入される嵌合溝421が形成してある。
また、嵌合部821の入口側に、上下方向の傾斜面422と前後方向の傾斜面423が形成してあり、嵌合部821を容易に嵌入することができる。
【0058】
また、嵌合部42は、嵌合部821の入口側に、ねじ部材8の係止片824を係止する係止部424を突設してある。
係止部424は、四箇所に形成してあり、それぞれ嵌合部821の前後方向の上下位置に形成してある。このようにすることにより、取付部材4は、嵌入方向から見て左右対象な形状となり、後方板12の右側にも左側にも取り付けることができ、部品の共用化を図ることができる。
【0059】
つまり、接続用具1は、取付部材4を表裏同一形状とした構成としてあり、このようにすることにより、左右対称に取り付けられる取付部材4を共用化することができる。
なお、接続用具1は、扉11の左右両側にそれぞれ配設されるが、左側用又は右側用の区別はなく、共用可能な構造としてある。
【0060】
また、図示してないが、係止部424の前後方向の幅を、係止片824の前後方向の幅より短くし、係止された係止片824が、係止部424から突き出る構成とするとよい。このようにすることにより、突き出た係止片424を指で摘まんで係止状態を容易に解除することができ、特殊な治工具などを用いなくても、取り付けたねじ部材8を容易に取り外すことができる。
【0061】
取付部材4は、同図(c)に示すように、ねじ23により後方板12に後方側から取り付けられる。
また、取付部材4は、樹脂や金属などの材料としてあり、特に限定するものではない。
【0062】
次に、上記接続用具1の取付方法について、図面を参照して説明する。
図10は、本実施形態における接続用具本体の組立手順を説明するための概略斜視図を示している。
同図において、接続用具本体5は、筒状部材6の扉側端部に、下部凸部材7bを挿入し、ストッパ711を切り欠き61に嵌合させる。続いて、上部凸部材7aを筒状部材6の扉側端部に挿入し、ストッパ711を切り欠き61に嵌合させる。
【0063】
次に、ピン74を凸部材7a,7bのピン孔712に挿入し、環状段部741をピン係止部713に押し込んで係止する。
このようにすることにより、凸部材7a,7bの嵌入部71が筒状部材6の内面と当接し、かつ、ストッパ711が切り欠き61に嵌合されるので、凸部材7a,7bを筒状部材6に確実に固定することができる。
【0064】
続いて、筒状部材6の後方側からスライドスリーブ9を嵌入し、さらに、ねじ部材8のねじ部81を雌ねじ62にねじ込み、距離調整をしなくてもよい所定の設計寸法に、接続用具本体5の長さを合わせる。
ここで、ねじ部材8は、ねじ部81を完全にねじ込まず、ねじ部81をたとえば約5mm露出させておくとよく、このようにすることにより、扉11と後方板12の距離調整(適宜、あおり調整と略称する。)を、距離を長くしたり短くする方向にも調整することができる。
【0065】
次に、接続用具本体5と接続部材2の接続手順について、図面を参照して詳細に説明する。
図11は、本実施形態における接続用具本体と接続部材を接続する前の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、接続用具本体5は、凸部材7が接続部材2と近接する位置から、ほぼ接続部材2の中心軸方向に押しつけられる。
【0066】
次に、図12は、本実施形態における接続用具本体の凸部材を接続部材に係止させる直前の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、凸部材7は、四分割された開動部72が、傾斜面725にガイドされるように半径方向に開かれながら、扉11方向に移動している。
ここで、接続用具本体5は、開動部72が半径方向に開くので、図示してないが、接続部材2の中心軸に対して傾いたどの方向から押しつけられても、環状凹部21に環状凸部722を簡単に嵌合させることができ、接続用具本体5と接続部材2とを容易に組み立てることができる。
【0067】
次に、図13は、本実施形態における接続用具本体の凸部材を接続部材に係止させた状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、接続用具本体5は、凸部材7が接続部材2に押しつけられ、環状凸部722が接続部材2の環状凹部21と嵌合している。
ここで、図12において半径方向に開いていた開動部72は、復元力により環状凸部722が環状凹部21に嵌入する。
【0068】
次に、筒状部材6にねじ込まれたねじ部材8の頭部82を取付部材4の嵌合部42に取り付ける手順について、図面を参照して説明する。
図14は、本実施形態におけるねじ部材を取付部材に取り付ける手順を説明するための概略図であり、(a)は取付前の状態を説明する背面図を、(b)は取付開始直後の状態を説明する背面図を示している。
また、図15は、本実施形態におけるねじ部材を取付部材に取り付ける手順を説明するための概略図であり、(a)は取付中の状態を説明する背面図を、(b)は取付完了後の状態を説明する背面図を示している。
【0069】
ねじ部材8は、図14(a)に示すように、係止片824の先端部を嵌入方向の反対側に向けて、嵌入方向に移動される。
そして、ねじ部材8は、図14(b)に示すように、嵌合部821が嵌合溝421に嵌入される直前に、係止片824の付け根部分が係止部424と当接する。
【0070】
ねじ部材8は、図15(a)に示すように、嵌合部821が嵌合溝421に嵌入されると、係止片824が係止部424と当接し折り曲げられるように弾性変形する。
そして、ねじ部材8は、嵌合部821が嵌合溝421の端面と当接するまで嵌入されると、図15(b)に示すように、係止片824の先端が係止部424を通り過ぎ復元力により広がり、係止部424に係止される。これにより、ねじ部材8は、嵌入方向の反対方向に抜けることができなくなる。
また、ねじ部材8は、フランジ822と段付部823が、嵌合溝421より上下方向に突き出るので、前後方向に移動することを防止することができる。
【0071】
上記のように、接続用具本体5は、開動部72が半径方向に開くので、環状凹部21に環状凸部722を嵌合させる際、接続用具本体5を接続部材2の中心軸に対して傾けることができ、ねじ部材8を取付部材4に容易に取り付けることができる。
【0072】
なお、接続部材2は、接続部材2の中心軸が接続用具本体5の中心軸と一致する構成としてあるので、接続用具本体5は、環状凸部722が環状凹部21に嵌合した状態で、筒状部材6を回転させることができる。
したがって、ねじ部材8を利用した接続用具本体5は、筒状部材6を回転させて長さ調整を容易に行うことができる。
【0073】
なお、ねじ部材8は、嵌合溝421と嵌合部821の間に微小な隙間を設けて嵌め合わせる構成としてもよい。このようにすると、接続用具本体5は、環状凸部722を環状凹部21に嵌合する前に、ねじ部材8を取付部材4に取り付けてしまっても、嵌合溝421を支点として傾けることができるので、環状凸部722を環状凹部21に容易に嵌合することができる。
【0074】
次に、図16は、本実施形態における接続用具本体の凸部材を接続部材に接続させた状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、スライドスリーブ9が、扉11側に移動されると、スライドスリーブ9の凸部93が、凸部材7の溝721に係止される。
【0075】
このようにすると、凸部材7の開動部72は、スライドスリーブ9のカバー部91と当接し開かなくなるので、環状凸部722が環状凹部21から外れず確実に接続することができる。
【0076】
ここで、スライドスリーブ9は、凸部93が溝721に係止されると、スライドスリーブ9の先端部が扉11と当接し、かつ、切り欠き61を覆うので、接続部材2や切り欠き61を覆い隠すことができる。
【0077】
次に、扉11と後方板12のあおり調整について、図面を参照して詳細に説明する。
図17は、本実施形態における接続用具が正常に取り付けられ、あおり調整を行う必要がない状態を説明するための概略側面図を示している。
同図において、接続用具1は、扉11と後方板12を接続しており、筒状部材6を回転させて、接続用具本体5の長さを調節してあるので、扉11と後方板12をほぼ平行な状態で接続してある。
【0078】
また、図18は、本実施形態における接続用具が長い状態で取り付けられ、あおり調整を行う必要がある状態を説明するための概略側面図を示している。
この場合、筒状部材6を右廻り方向に回転させると、筒状部材6にねじ部材8がねじ込まれ、接続用具本体5の長さが短くなり、扉11と後方板12をほぼ平行な状態とすることができる。なお、筒状部材6は、特殊な治工具などを用いなくても、手で摘まんで容易に回転させることができる。
【0079】
また、図19は、本実施形態における接続用具が短い状態で取り付けられ、あおり調整を行う必要がある状態を説明するための概略側面図を示している。
この場合、筒状部材6を左廻り方向に回転させると、筒状部材6からねじ部材8が抜け出て、接続用具本体5の長さが長くなり、扉11と後方板12をほぼ平行な状態とすることができる。
【0080】
なお、上記取付方法において、接続部材2は、ねじ23により扉11にねじ止めされる構成としてあるが、上述しただぼ3を用いた場合であっても、同様に接続部材2と接続用具本体5を接続することができることは勿論である。
【0081】
上述したように、本実施形態の接続用具は、特殊な治工具を用いる必要がなく、かつ、組立や再調整を容易に行うことができる。
また、扉に取り付ける接続部材が、だぼ方式により取り付けられる場合であっても、だぼを用意するだけで、その他の部品を変更する必要がないので、生産管理上、在庫品数量の削減などといった改善を図ることができる。
【0082】
また、接続用具は、筒状部材の後方側だけに、長さ調整機能としてのねじを形成してあるので、構造を単純化することができるとともに、距離調整作業を精度良く行うことができる。
【0083】
なお、本発明の接続用具は、上記実施形態の接続用具に限定されるものではなく、様々な応用例を含むものである。
たとえば、凸部材を用いないで、接続部材の環状凹部と嵌合される凸部を筒状部材に一体成形する構成としてもよく、このようにすると、部品点数を削減し製造コストのコストダウンを図ることができる。
【0084】
また、接続部材の固定方式は、上述したねじ方式やだぼ方式に限定するものではなく、扉に溶接などにより固定したり、あるいは、扉と一体成形する構成としてもよく、このようにすると、接続部材の固定作業を改善することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明における接続用具によれば、扉に取り付ける接続部材が、ねじ方式により取り付けられる場合であっても、だぼ方式により取り付けられる場合であっても、特殊な治工具を用いなくとも、組立や再調整を容易かつ精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明における接続用具の使用状態を説明するための要部の概略斜視図を示している。
【図2】図2は、本実施形態における接続用具の要部の構造を説明するための概略斜視図を示している。
【図3】図3は、本実施形態の接続部材を説明するための概略図であり、(a)は後方側から見た斜視図を、(b)は扉側から見た斜視図を、(c)は取付図を示している。
【図4】図4は、本実施形態におけるだぼを用いた例を説明するための概略図であり、(a)は後方側から見た斜視図を、(b)は扉側から見た斜視図を、(c)は取付図を示している。
【図5】図5は、本実施形態の筒状部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は扉側から見た斜視図であり、(b)は後方側から見た斜視図を示している。
【図6】図6は、本実施形態における凸部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は上部凸部材の斜視図を、(b)は下部凸部材の斜視図を、(c)はピンを示している。
【図7】図7は、本実施形態におけるスライドスリーブの構造を説明するための概略図であり、(a)は扉側から見た斜視図を、(b)は一部を省略し内部構造を表した斜視図を示している。
【図8】図8は、本実施形態におけるねじ部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は扉側から見た斜視図を、(b)は後方側から見た斜視図を示している。
【図9】図9は、本実施形態における取付部材の構造を説明するための概略図であり、(a)は後方側から見た斜視図を、(b)は扉側から見た斜視図を、(c)は後方板に取り付けられた斜視図を示している。
【図10】図10は、本実施形態における接続用具本体の組立手順を説明するための概略斜視図を示している。
【図11】図11は、本実施形態における接続用具本体と接続部材を接続する前の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
【図12】図12は、本実施形態における接続用具本体の凸部材を接続部材に係止させる直前の状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
【図13】図13は、本実施形態における接続用具本体の凸部材を接続部材に係止させた状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
【図14】図14は、本実施形態におけるねじ部材を取付部材に取り付ける手順を説明するための概略図であり、(a)は取付前の状態を説明する背面図を、(b)は取付開始直後の状態を説明する背面図を示している。
【図15】図15は、本実施形態におけるねじ部材を取付部材に取り付ける手順を説明するための概略図であり、(a)は取付中の状態を説明する背面図を、(b)は取付完了後の状態を説明する背面図を示している。
【図16】図16は、本実施形態における接続用具本体の凸部材を接続部材に接続させた状態を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
【図17】図17は、本実施形態における接続用具が正常に取り付けられた状態を説明するための概略側面図を示している。
【図18】図18は、本実施形態における接続用具が長い状態で取り付けられ、あおり調整を行う必要がある状態を説明するための概略側面図を示している。
【図19】図19は、本実施形態における接続用具が短い状態で取り付けられ、あおり調整を行う必要がある状態を説明するための概略側面図を示している。
【図20】図20は、従来例における結合止め具の構造を説明するための概略斜視図を示しており、(a)は分解図を、(b)は組付図を示している。
【符号の説明】
1 接続用具
2 接続部材
3 だぼ
4 取付部材
5 接続用具本体
6 筒状部材
7 凸部材
7a 上部凸部材
7b 下部凸部材
8 ねじ部材
9 スライドスリーブ
10 引出し
11 扉
12 後方板
21 環状凹部
22 ねじ用孔
23 ねじ
24 底部
25 先端部
31 テーパ付き段部
32 縦溝
33 だぼ用穴
34 ねじ孔
41 取付部
42 嵌合部
61 切り欠き
62 雌ねじ
71 嵌入部
72 開動部
73 中央部
74 ピン
81 ねじ部
82 頭部
91 カバー部
92 摺動部
93 凸部
94 テーパ面
100 結合止め具
104 手すり
105 固定部材
107 フック
108 支持部材
109 背壁
117 スリット
123 開口
411 取付用ねじ孔
412 凹部
413 ガイド
421 嵌合溝
422 傾斜面
423 傾斜面
424 係止部
711 ストッパ
712 ピン孔
713 ピン係止部
721 溝
722 環状凸部
723 窪部
724 切り込み
725 傾斜面
741 環状段部
811 雄ねじ
821 嵌合部
822 フランジ
823 段付部
824 係止片
Claims (9)
- 前方の扉に取り付けられる、環状凹部の形成された接続部材と、
前記扉と対向する後方板に取り付けられる、嵌合部の形成された取付部材と、この取付部材の前記嵌合部に頭部が嵌合されるねじ部材,一方の端部に前記ねじ部材と螺合するねじが形成され、他方の端部に前記環状凹部に嵌合される環状凸部を備えた筒状部材,及び,この筒状部材を覆い前記環状凹部と前記環状凸部との接続状態を維持するスライドスリーブとからなる接続用具本体と、
を具備したことを特徴とする引出しの接続用具。 - 前記接続部材が、ねじによって前記扉に取り付けられる構成である請求項1記載の引出しの接続用具。
- 前記接続部材が、だぼによって前記扉に取り付けられる構成である請求項1記載の引出しの接続用具。
- 前記接続部材が、ねじによってだぼを固定し、このだぼによって前記扉に取り付けられる構成である請求項3記載の引出しの接続用具。
- 前記取付部材の嵌合部に、前記ねじ部材の頭部が嵌合される嵌合溝と係止部を形成し、かつ、前記ねじ部材の頭部に、前記嵌合溝に嵌入される嵌合部と前記係止部に係止される係止片を形成した請求項1〜4のいずれかに記載の引出しの接続用具。
- 前記環状凸部を、前記筒状部材に連結可能な凸部材に形成した請求項1〜5のいずれかに記載の引出しの接続用具。
- 前記凸部材を、前記筒状部材に嵌入される嵌入部と、前記環状凸部が形成され、前記筒状部材から突出しかつ半径方向に開く開動部と、前記嵌入部と開動部を連結し前記筒状部材の内径より細い中央部と、で構成した請求項6記載の引出しの接続用具。
- 前記凸部材の開動部及び中央部に切り込みを形成し、前記環状凸部を周方向に分割した請求項1〜7のいずれかに記載の引出しの接続用具。
- 前記取付部材を表裏同一形状とした請求項1〜8のいずれかに記載の引出しの接続用具。
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