JPS6321770Y2 - - Google Patents

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JPS6321770Y2
JPS6321770Y2 JP1983142707U JP14270783U JPS6321770Y2 JP S6321770 Y2 JPS6321770 Y2 JP S6321770Y2 JP 1983142707 U JP1983142707 U JP 1983142707U JP 14270783 U JP14270783 U JP 14270783U JP S6321770 Y2 JPS6321770 Y2 JP S6321770Y2
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female
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fixing device
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、トリムを被固定部材に固定する装
置に関し、特に自動車において、車室の後端部分
を隠すためのフイニツシヤをリヤパネルに取り付
けられたブラケツトに固定するために使用すると
最も好適なものである。
(従来の技術) 従来、トリム固定装置としては、例えば、実公
昭57−36819号公報に記載されているようなもの
が知られている。
この従来装置は、雌、雄両部材から成り、第
1、第2の結合目的部材を解離自在にするフアス
ナであつて、 第1、第2の主面を有し、該両主面を貫通する
正多角形状の開口を含む基部と、該開口の辺部に
沿つて上記第1の主面から軸方向に独立的に起き
上つた可撓性幹部と、幹部の先端に備えられ、そ
の先端内方縁が上記開口辺部に沿う可撓性先端部
と、をすくなくとも含んで成り、該先端部は上記
幹部の外側面に対して顎面を画する一方で該顎面
の外縁から先細り状になつたテーパ面を有し、も
つて第一の結合目的部材に開けた透孔内に上記先
端部の方から挿入することにより、透孔の壁面に
て上記テーパ面を撓せながら上記顎面をして該透
孔内を通過させ、該透孔出口縁を越えたところで
復元させることにより、当該顎面と上記第一の主
面との間で第一の結合目的部材を挟持する雌部材
と、 底面を有する頭と、上記雌部材の開口の正多角
形状と少なくとも相似形状で該開口内に嵌入する
ことのできる正多角形台部と、正多角形台部から
少なくともその頂点付近を残して軸方向に伸出
し、軸方向いずれの部位においても軸直角方向断
面形状が該正多角形台部からはみ出ることのない
幹部と、幹部に連続するテーパ面画成部と、テー
パ面画成部の先端に備えられ、上記正多角形台部
と実質的に合同形状であつて同軸、平行に位置し
ながらも位相差を置いて配された正多角形辺部
と、を少なくとも軸方向に配して成り、正多角形
台部にはその各頂点を画する二辺に跨がつて軸方
向先端に向かうテーパ面が備えられ、一方、テー
パ面画成部には正多角形辺部の各頂点を画する二
辺に跨がる位置から軸方向後端に向かい、上記幹
部に接する所で終つているテーパ面が設けられて
いる雄部材と、を備えたものであつた。
従つて、雄部材の僅かな回転により雌部材との
堅固確実な固定が成され、間に保持する両結合目
的部材を良く支持すると共に解離も簡単であり、
かつ解離時には雄部材がそれの臨む結合目的部材
から浮き、爪等を入れる〓間を生んで雄部材引き
抜きを容易にし、修理点検の作業性をも向上する
ことができるものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来装置にあつて
は、結合目的部材と固定装置との位置のズレを吸
収する手段を有していなかつたために、例えば、
第1の結合目的部材の組付透孔位置と、第2の結
合目的部材の透孔位置とが製造上の誤差によりズ
レた場合、雄部材を雌部材に挿入できず、両者を
結合させることができないという問題点が生じて
いた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような従来の問題点を解決
し、トリムまたは被固定部材に製造上の誤差が生
じても雄型、雌型両固定具を係止させることが可
能なトリム固定装置を提供することを目的として
いる。
この目的達成のため、本考案では、トリムを固
定する縦壁である被固定板と、該被固定板に形成
された穴と、該穴に装着され、本体部にはこの装
着状態で被固定板を貫通する方向に固定具挿入孔
が形成された雌型固定具と、前記トリムに形成さ
れたトリム挿入孔にピン部を挿入した状態で前記
固定具挿入孔に沿つてピン部を挿入して係止され
る雄型固定具とを具備し、前記穴の上部分には、
前記雌型固定具の本体部を挿通自在とする大きさ
の雌型固定具挿入部が形成され、前記雌型固定具
には案内溝が形成され、前記穴の下部分には前記
案内溝と嵌合し、前記雌型固定具を上下方向に摺
動自在とする摺動用端部が形成され、前記穴の雌
型固定具挿入部と摺動用端部との間には、係合溝
が形成され、前記本体部には、前記雌型固定具の
上方向の摺動限において、前記係合溝と係合して
雌型固定具の上方への摺動を規制する爪部が形成
され、前記穴の下端には、前記雌型固定具と当接
して、雌型固定具の下方向への摺動を規制する当
接端部が形成され、前記雌型固定具の前記ピン部
の挿入方向と反対側の端部には、前記トリム挿入
孔より大径のヘツド部が形成され、前記雌型固定
具の固定具挿入孔は前記上下方向に短径で、前記
上下方向と直交する左右方向に長径の孔に形成さ
れ、この固定具挿入孔の内部には、左右方向に連
続して係止用段部が突設され、前記ピン部には、
前記係止用段部に係止可能な係止用突部が形成さ
れ、前記雌型固定具の本体部の前記トリム側の端
部には、前記ピン部の係止用突部を係止用段部に
係止させた状態において、前記トリムを前記ヘツ
ド部側へ押圧する弾性舌片が形成されている手段
とした。
尚、この明細書において、縦壁(被固定板)と
は、短にピン部の挿入方向に直交する面を指すも
ので、この縦壁は鉛直方向に立設されていなくて
も、水平であつたり、傾斜していてもよい。
また、上下方向及び左右方向とは、この縦壁上
の90゜異なる2方向を指すもので、上下とは鉛直
方向に限らず縦壁上の一方向であり、左右とはこ
の方向に直交する方向である。
(作用) 本考案のトリム固定装置によるトリムの固定手
順を説明すると、まず、雌型固定具を被固定板に
形成された穴の雌型固定具挿入部に挿入し、その
位置から下方に摺動させ、雌型固定具の案内溝と
穴の摺動用端部とを嵌合させると共に、さらにこ
の雌型固定具が当接端部に当接して摺動規制され
るまで下方に摺動させる。また、この摺動時に、
雌型固定具の爪部が穴の係合溝に係合され、この
下方への摺動規制された位置からの上方への摺動
量が所定量に規制される。
このような案内溝と摺動用端部との嵌合によ
り、雌型固定具は、上下方向以外の方向への移動
が規制され、さらに、当接端部への当接及び爪部
と係合溝との係合により、雌型固定具の上下方向
への摺動量が所定量に制限される。
次に、トリムに形成されたトリム挿入穴に雄型
固定具のピン部を挿通させ、この状態で、ピン部
を雌型固定具の固定具挿入孔に挿入する。
すると、ピン部に形成された係止用突部が固定
具挿入孔に形成された係止用段部を乗り越えて、
両者は係止状態となる。この係止状態で、固定具
挿入孔は左右方向に長径であり、かつ、係止用段
部も左右に連続して突設されているため、ピン部
(雄型固定具)は固定具挿入孔(雌型固定具)に
対して、左右方向に移動可能であり、挿入方向と
は反対方向に移動を規制される状態となる。
また同時に、このようにピン部を固定具挿入孔
に挿入した状態では、トリムも雄型固定具のヘツ
ド部と共に雌型固定具側へ移動され、これによ
り、雌型固定具の弾性舌片がトリムに押されて弾
性変形し、その反力でトリム及び雄型固定具を反
挿入方向に押圧する。
よつて、トリムはこの弾性力により弾性舌片と
ヘツド部とに挟持され、これによつて、トリムは
被固定板に支持される。また、この弾性力によ
り、雄型固定具は雌型固定具に対して挿入方向と
は反対の方向に付勢され、これによつて、ピン部
の係止用突部が固定具挿入孔の係止用段部に対し
係止方向に押し付けられることとなつて、両者が
係止状態に保持され、雄型固定具が挿入方向へ移
動しないものである。
このように、本考案では、被固定板と雌型固定
具との間では上下方向に所定量だけ摺動自在であ
り、また、雄型固定具と雌型固定具との間では、
左右方向に移動可能となつているために、トリム
に形成された挿入孔と被固定板に形成された穴と
の位置に製造上の誤差が生じても、その上下方向
の誤差は被固定板−雌型固定具間の上下移動で吸
収され、また、左右方向の誤差はトリム(雄型固
定具)−雌型固定具間の左右移動により吸収され
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図において、被固定板1は、例えば自動車
のリアパネル2の上部に取り付けられたブラケツ
トであり、前記リアパネル2の上端にはウエザー
ストリツプ3を介してバツクドア4が当接してい
る。
また、トリム5は、例えば自動車の車室又はト
ランクルーム6の後端部分を隠すためのフイニツ
シヤであり、該トリム5の下端は、リアパネル2
とフロアパネル7との接合部分に設けられた固定
溝8に嵌合し、該トリム5の上端付近が下記する
トリム固定装置9を介して前記被固定板1に固定
されている。
第2図乃至第4図において、この考案に係るト
リム固定装置9の一実施例が詳しく示され、トリ
ム固定装置9は、雌型固定具10と雄型固定具1
1とを具備している。
雌型固定具10は、例えばナイロン等の合成樹
脂を素材とし、左右方向が上下方向よりも長い方
形状を成し、固定具挿入孔10aが形成された筐
体たる本体部12を有する。この本体部12は、
被固定板1に形成された穴13に装着される。
尚、前記固定具固定具挿入孔10aは左右方向に
長径で上下方向に短径の長方形断面形状に形成さ
れている。
この穴13は、前記本体部12を挿通自在とす
る雌型固定具挿入部14と、この雌型固定具挿入
部14に続く規制突起15,15と、該規制突起
15,15に続く係合溝16,16と、該係合溝
16,16に続く摺動用端部17,17と、該係
合端部17,17の下端に位置され、雌型固定具
10に当接して雌型固定具10の下方への摺動を
規制する当接端部13aとから構成されている。
また、前記雌型固定具10の本体部12の左右
の両外面には、案内突起18,18がそれぞれ平
行に形成され、該案内突起18,18間に案内溝
19,19が構成されているとともに、一方の案
内突起18から上方へ伸びる爪部20,20が設
けられており、該爪部20,20は弾性を有する
ように形成されている。
そして、第4図に示すように、案内溝19,1
9が前記穴13の摺動用端部17,17に嵌合し
て、雌型固定具10を被固定板1の上下方向で摺
動自在とするスライド機構21が構成されてお
り、雌型固定具10の被固定板1に対する装着方
向(後記挿入方向及び反挿入方向)の移動及び回
転が阻止されるようになつている。
また、第3図に示すように、爪部20,20が
前記穴13の係合溝16,16に係合しており、
スライド機構21による雌型固定具10の上下方
向の摺動を、本体部12の下方の外面が穴13の
下端面に当接してから爪部20,20が穴13の
規制突起15,15に当接するまでの距離αに規
制している。
尚、規制突起15,15の上部は斜めに形成さ
れて爪部20,20が規制突起15,15を乗り
越えやすいようにしてあると共に、前記一方の案
内突起18は下方に伸びて穴13の下端面に係合
している。
一方、前記雄型固定具11は、POM等の合成
樹脂を素材とし、前記トリム5に形成されたトリ
ム挿入孔22及び前記雌型固定具10の本体部1
2に形成された固定具挿入孔10aに挿入される
ピン部23と、このピン部23の反挿入端側に設
けられたヘツド部24とから構成されている。ピ
ン部23は、ヘツド部24部の中心に位置し、該
ピン部23の先端が尖つていると共に、先端やや
手前には係止用突部25,25が半径方向に突出
して設けられている。
また、ヘツド部24は円形で、このヘツド部2
4に対応してトリム5のトリム挿入孔22周囲に
形成されたエンボス部26に回動自在に嵌合して
いると共に、該ヘツド部24の反ピン部側の面に
は摘まみ部27が形成され、この摘まみ部27を
介して回動できるようにしてある。
このピン部23の係止用突部25,25に対応
して、前記雌型固定具10の固定具挿入孔10a
の上下の内面と該内部から左右方向に連続して突
出して被係止用突部28,28との間には係止用
段部29,29が形成されていると共に、本体部
12の左右の面には、切欠き部30,30が本体
部12の被固定板側端からトリム側へ向つて切欠
かれて形成され、該切欠き部30,30により係
止用段部29,29が形成された本体部12の上
下の面には弾性がもたされている。
そして、ピン部23の係止用突部25,25が
前記係止用段部29,29とに係止し、係止用突
部25,25の突端面が、前記本体部12の上下
の内面に当接するように、雄型固定具11を90゜
回転することによりなされ、ピン部23が雌型固
定具10の左右方向での移動を許し、且つ雌型固
定具10の反挿入側の移動を阻止する係止機構3
1が構成されており、雄型固定具11の雌型固定
具10に対する左右の移動は、第4図に示すよう
に、ピン部23と本体部12の左右の内面との間
のクリアランスβ,γの合計β+γによつて規制
される。
さらに、前記雌型固定具10の本体部12の手
前側端には、弾性舌片32,32がトリム側へ向
かつて斜めに広がるように設けられており、該弾
性舌片32,32と前記雄型固定具のヘツド部2
4との間トリム5のエンボス部26が弾性舌片3
2,32の弾性をもつて挟持されている。
上記構成において、トリム5を被固定板1に固
定するには、先ず雌型固定具10を被固定板1の
穴13の雌型固定具挿入部14に挿入し、雌型固
定具10の案内溝19,19を穴13の規制突起
15,15に徐々に挿入していく。
これにより雌型固定具10の爪部20,20が
穴13の規制突起15,15に当接し、さらに押
付けると爪部20,20が該爪部20,20の弾
性に抗して押し上げられ、ついには穴13の係合
溝16,16に係合し、併せて雌型固定具10の
案内溝19,19が穴13の摺動用端部17,1
7に嵌合してスライド機構21を構成し、このス
ライド機構21を介して雌型固定具10が被固定
板1に装着されることになる。
従つて、この実施例によれば、雌型固定具10
を被固定板1にワンタツチで装着することがで
き、その装着が容易で且つ確実である。
次に雌型固定具11のピン部23を該ピン部2
3の係止用突部25,25を左右方向に向けなが
らトリム5のトリム挿入孔22、雌型固定具10
の本体部12の固定具挿入孔10aに順次挿入
し、雄型固定具11のヘツド部24をトリム5の
エンボス部26に嵌合する。
そして、雌型固定具11を介してトリム5を雌
型固定具10に押し付けていくと、雌型固定具1
0の弾性舌片32,32が該弾性舌片32,32
の弾性によりたわみ、雄型固定具11の係止用突
部25,25が雌型固定具10の係止用段部2
9,29を越えるようになる。
このとき、雄型固定具11の摘まみ部27をも
つて雄型固定具11を回転させていくと、係止用
突部25,25の角部分から雌型固定具10の上
下の面に押圧力が加わつて該上下の面がその弾性
に抗して上下方向へ広がり、雄型固定具11を
90゜回転したならば雌型固定具10の上下の面が
元の形に戻つて該上下の面に係止用突部25,2
5の突端部が該当する用になる。
しかる後に雄型固定具11への押圧力を解除す
ると、弾性舌片32,32の弾性力により雄型固
定具11の係止用突部25,25が雌型固定具1
0の係止用段部29,29に係止され、固定作業
が完了するものである。
したがつて、この実施例においては、雄型固定
具11を押し付けながら回転すれば雄型固定具1
1を雌型固定具10に装着できるので、その装着
が容易で且つ確実である。
また、雌型固定具10と穴13との間にスライ
ド機構21が設けられていて、被固定板1に対し
て雌型固定具10は上下方向に摺動自在であり、
かつ、雄型固定具11と雌型固定具10との間に
設けられている係止機構31は、左右方向には係
合されず、左右方向に移動可能となつているため
に、トリム5に形成されたトリム挿入孔22と被
固定板1に形成された穴13との位置に製造上の
誤差が生じても、その上下方向の誤差は被固定板
1−雌型固定具10間の上下移動で吸収され、ま
た、左右方向の誤差はトリム5(雄型固定具1
1)−雌型固定具10間の左右移動により吸収さ
れる。
尚、この明細書において、上下方向及び左右方
向とは90゜異なる2方向をいい、それぞれ逆に用
いてもよいものである。以下、本発明の実施例を
図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの
実施例に限られるものではなく本発明の要旨を逸
脱しない範囲の設計変更等があつても本発明に含
まれる。
(考案の効果) 上述のように本考案によれば、被固定板と雌型
固定具との間では上下方向に所定量だけ摺動自在
であり、また、雄型固定具と雌型固定具との間で
は、左右方向に移動可能となつているために、ト
リムに形成された挿入孔と被固定板に形成された
穴との位置に製造上の誤差が生じても、その上下
方向の誤差は被固定板−雌型固定具間の上下移動
で吸収され、また、左右方向の誤差はトリム(雄
型固定具)−雌型固定具間の左右移動により吸収
することができるという効果が得られる。
また、この弾性舌片の弾性力により、ピン部の
係止用段部が固定具挿入孔の係止用突部に対し係
止方向に押し付けられて、両者が係止状態に保持
され、雄型固定具が挿入方向へ移動しないため、
ガタが生じ難いという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のリア部分の断面図、第2図は
この考案の一実施例を示す分解斜視図、第3図は
同上における固定状態を示す横断面図、第4図は
第3図のA−A線断面図である。 1……被固定板、2……リアパネル、5……ト
リム、9……トリム固定装置、10……雌型固定
具、10a……固定具挿入孔、11……雄型固定
具、12……本体部、13……穴、13a……当
接端部、14……雌型固定具挿入部、16……係
合溝、17……摺動用端部、19……案内溝、2
0……爪部、22……トリム挿入孔、23……ピ
ン部、25……係止用突部、29……係止用段
部、30……切欠部、32……弾性舌片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トリムを固定する縦壁である被固定板と、該被
    固定板に形成された穴と、該穴に装着され、本体
    部にはこの装着状態で被固定板を貫通する方向に
    固定具挿入孔が形成された雌型固定具と、前記ト
    リムに形成されたトリム挿入孔にピン部を挿入し
    た状態で前記固定具挿入孔に沿つてピン部を挿入
    して係止される雄型固定具とを具備し、 前記穴の上部分には、前記雌型固定具の本体部
    を挿通自在とする大きさの雌型固定具挿入部が形
    成され、 前記雌型固定具には案内溝が形成され、 前記穴の下部分には前記案内溝と嵌合し、前記
    雌型固定具を上下方向に摺動自在とする摺動用端
    部が形成され、 前記穴の雌型固定具挿入部と摺動用端部との間
    には、係合溝が形成され、 前記本体部には、前記雌型固定具の上方向の摺
    動限において、前記係合溝と係合して雌型固定具
    の上方への摺動を規制する爪部が形成され、 前記穴の下端には、前記雌型固定具と当接し
    て、雌型固定具の下方向への摺動を規制する当接
    端部が形成され、 前記雄型固定具の前記ピン部の挿入方向と反対
    側の端部には、前記トリム挿入孔より大径のヘツ
    ド部が形成され、 前記雌型固定具の固定具挿入孔は前記上下方向
    に短径で、前記上下方向と直交する左右方向に長
    径の孔に形成され、 この固定具挿入孔の内部には、左右方向に連続
    して係止用段部が突設され、 前記ピン部には、前記係止用段部に係止可能な
    係止用突部が形成され、 前記雌型固定具の本体部の前記トリム側の端部
    には、前記ピン部の係止用突部を係止用段部に係
    止させた状態において、前記トリムを前記ヘツド
    部側へ押圧する弾性舌片が形成されていることを
    特徴とするトリム固定装置。
JP14270783U 1983-09-14 1983-09-14 トリム固定装置 Granted JPS6049321U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736819U (ja) * 1980-08-09 1982-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5736819U (ja) * 1980-08-09 1982-02-26

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