JP3821270B2 - Pwm整流装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、この種のPWM整流装置の従来例を示す回路構成図であり、1はスター結線の三相交流電源、2はPWM整流装置、3はPWM整流装置2を直流電源とする負荷を示す。
【0003】
このPWM整流装置2は8組のスイッチングアームからなるPWM整流器11と、交流リアクトル12〜14と、直流コンデンサ15と、直流リアクトル16と、三相交流電源1のR相の相電圧(VR )を検出する交流電圧検出器17と、三相交流電源1のS相の相電圧(VS )を検出する交流電圧検出器18と、三相交流電源1のT相の相電圧(VT )を検出する交流電圧検出器19と、三相交流電源1のR相の相電流(IR )を検出する交流電流検出器20と、三相交流電源1のT相の相電流(IT )を検出する交流電流検出器21と、直流コンデンサ15の両端電圧(VC )を検出する直流電圧検出器22と、前記検出器17〜22それぞれの検出値に基づいてPWM整流器11を構成するそれぞれのIGBT(RU ,RX ,RV ,RY ,SU ,SX ,SV ,SY ,TU ,TX ,TV
,TY )をオン,オフ制御する制御回路30とから構成されている。
【0004】
図10は図9に示した制御回路30の詳細回路構成図であり、この制御回路30には電圧調節器31と、極性反転器32と、ベクトル演算器33と、2相/3相変換器34と、R相電流調節器35と、T相電流調節器36と、加算演算器37〜40と、キャリア比較器41と、ゲート駆動回路42とを備えている。
【0005】
図9に示した従来のPWM整流装置2の動作を、図10に示した制御回路30のいずれも周知の技術で形成された制御要素を参照しつつ、以下に説明する。
【0006】
このPWM整流装置2は三相交流電源1の各相の交流電圧から任意の値の直流電圧に変換して負荷3に供給し、その際に、三相交流電源1から見た基本波力率をほぼ「1.0」にすることができる可逆の整流装置である。
【0007】
すなわち、直流コンデンサ15の両端電圧に対する電圧指令値(VC *)と直流電圧検出器22で検出した直流コンデンサ15の両端電圧(VC )との偏差を零にする調節演算を電圧調節器31で行ない、電圧調節器31で得た調節演算値に極性反転器32を介することにより、有効電流指令値を得る。ここで、極性反転器32は、後述のR相電流調節器35およびT相電流調節器36での電流調節演算の際の極性を合わせるために設けられている。
【0008】
ベクトル演算器33では一方の入力である前記有効電流指令値と、他方の入力である無効電流指令値とのベクトル演算を行ない、2相(例えば、d−q軸)の電流指令値を得る。このとき、上述の如く、三相交流電源1から見た基本波力率を「1.0」にするために、前記無効電流指令値を「0」に設定している。
【0009】
2相/3相変換器34では前記2相の電流指令値から3相の電流指令値を得ているが、この制御回路30ではその内、R相の電流指令値(IR *)とT相の電流指令値(IT *)とを利用している。
【0010】
R相電流調節器35では前記R相の電流指令値(IR *)と、交流電流検出器20で検出されたR相の相電流(IR )との偏差を零にする調節演算を行ない、その演算結果をR相の電圧指令値(VR *)として出力する。同様に、T相電流調節器36では前記T相の電流指令値(IT *)と、交流電流検出器21で検出されたT相の相電流(IT )との偏差を零にする調節演算を行ない、その演算結果をT相の電圧指令値(VT *)として出力する。また、加算演算器37では電圧指令値(VR *)と電圧指令値(VT *)とからS相の電圧指令値(VS *)を得ている。
【0011】
加算演算器38では前記R相の電圧指令値(VR *)と交流電圧検出器17で検出されたR相の相電圧(VR )との加算演算からR相の通流率指令値(λR )を得ている。同様に、加算演算器39では前記S相の電圧指令値(VS *)と交流電圧検出器18で検出されたS相の相電圧(VS )との加算演算からS相の通流率指令値(λS )を得ている。また、加算演算器40では前記T相の電圧指令値(VT *)と交流電圧検出器19で検出されたT相の相電圧(VT )との加算演算からT相の通流率指令値(λT )を得ている。
【0012】
キャリア比較器41では前記通流率指令値(λR ),通流率指令値(λS ),通流率指令値(λT )と、例えば三角波状のキャリアとのPWM演算を行ない、これらの演算結果にゲート駆動回路42を介することによりPWM整流器11を構成するそれぞれのIGBT(RU ,RX ,RV ,RY ,SU ,SX ,SV
,SY ,TU ,TX ,TV ,TY )を前記通流率指令値に対応した通流率λ(λ=オン期間/(オン期間+オフ期間))でオン、又はオフさせている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示した従来のPWM整流装置2において、直流リアクトル16は、例えば負荷3に短絡が発生したときにこの短絡電流の電流変化率(di/dt)によるPWM整流装置2の破損を防止するためなどに設けられているが、上述の従来の制御回路30では、単に直流コンデンサ15の両端電圧を所望の値にする制御を行っていることから、負荷3の電流の変動に伴って、負荷3の両端電圧が直流リアクトル16に起因して、若干変動するという難点があった。
【0014】
この発明の目的は上記問題点を解消し、負荷の両端電圧の変動を抑制したPWM整流装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この第1の発明は、スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、前記調節演を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0016】
第2の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算を行って得られた値との加算演算を行ない、前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、前記第2の調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0017】
第3の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、前記調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0018】
第4の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算を行って得られた値との加算演算を行ない、前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、前記第2の調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0019】
第5の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、前記調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0020】
第6の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算値との加算演算を行ない、前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、前記第2の調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0021】
第7の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、前記調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0022】
第8の発明は前記PWM整流装置において、
前記制御回路では、前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算値との加算演算を行ない、前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、前記第2の調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、従来の制御回路に前記直流リアクトルの電圧降下分を補償する制御機能を付加することにより、前記負荷の電流の変動に伴う該負荷の両端電圧の変動を抑制している。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の第1の実施の形態を示すPWM整流装置の回路構成図であり、図9に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一符号を付している。
【0025】
すなわち、図1に示した回路構成が図9に示した回路構成と異なる点は、直流リアクトル16から負荷3への経路に負荷3の電流(IL )を検出する直流電流検出器23が挿設され、また、従来の制御回路30に代えて制御回路50,60,70のいずれかを備えていることである。
【0026】
図2は、この発明の第1の実施例としての図1に示した制御回路50の詳細回路構成図であり、図10に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここでは重複する説明を省略する。
【0027】
すなわち、図2に示した制御回路50が図10に示した制御回路30と異なる点は、電圧調節器31に代えて、電圧降下演算器51と、加算演算器52と、電圧調節器53とを備えていることである。
【0028】
先ず、電圧降下演算器51では直流電流検出器23で得られる検出値(IL
)を負荷3に流入する方向を正極性として、直流リアクトル16のインダクタンス分を「L」とし、抵抗分を「R」とすると、
直流リアクトル16の両端電圧=L・〔d(IL )/dt〕+R・IL
で表される電圧降下分を求めている。
【0029】
従って、加算演算器52では直流電圧検出器22で得られた検出値(VC )から前記電圧降下分を減算した負荷3の両端電圧の演算値を求めている。
【0030】
さらに、電圧調節器53は負荷3の電圧調節動作を行なうべく、負荷3の両端電圧の指令値(VL *)と前記演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、この調節演算結果に極性反転器32を介することにより、ベクトル演算器33への有効電流指令値を得ている。
【0031】
その結果、この制御回路50によれば、負荷3の電流(IL )の変動に伴い、直流リアクトル16に起因する負荷3の両端電圧の変動を、効果的に抑制することができる。
【0032】
図3は、この発明の第2の実施例としての図1に示した制御回路60の詳細回路構成図であり、図2に示した実施例回路と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここでは重複する説明を省略する。
【0033】
すなわち、図3に示した制御回路60が図2に示した制御回路50と異なる点は、負荷電力演算器61と、加算演算器62とが付加されていることである。
【0034】
負荷電力演算器61では直流電圧検出器22で得られた検出値(VC )と、直流電流検出器23で得られた検出値(IL )とを乗算演算することにより、PWM整流器11が出力電力の瞬時値を求めている。
【0035】
従って、前述の電圧調節器53の調節演算結果と前記出力電力の瞬時値とを加算演算器62で加算し、この加算値に極性反転器32を介することにより、ベクトル演算器33の有効電流指令値を得ている。
【0036】
その結果、この制御回路60によれば、負荷3の電流(IL )の変動に伴い、直流リアクトル16に起因する負荷3の両端電圧の変動を、よりダイナミックに抑制することができる。
【0037】
図4は、この発明の第3の実施例としての図1に示した制御回路70の詳細回路構成図であり、図2に示した実施例回路と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここでは重複する説明を省略する。
【0038】
すなわち、図4に示した制御回路70が図2に示した制御回路50と異なる点は、除算演算器71〜73が付加されていることである。
【0039】
除算演算器71では加算演算器38で得られるR相の通流率指令値(λR )を直流電圧検出器22で得られる検出値(VC )で除算演算し、この演算値をキャリア比較41への新たなR相の通流率指令値としている。同様に、除算演算器72では加算演算器39で得られるS相の通流率指令値(λS )を前記検出値(VC )で除算演算し、この演算値をキャリア比較41への新たなS相の通流率指令値としている。また、除算演算器73では加算演算器40で得られるT相の通流率指令値(λT )を前記検出値(VC )で除算演算し、この演算値をキャリア比較41への新たなT相の通流率指令値としている。
【0040】
その結果、この制御回路70によれば、コンデンサ15の両端電圧の変動をフイードフォワード的に補正しつつ、負荷3の電流(IL )の変動に伴い、直流リアクトル16に起因する負荷3の両端電圧の変動を、より高速に抑制することができる。
【0041】
図5はこの発明の第2の実施の形態を示すPWM整流装置の回路構成図であり、図9に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一符号を付している。
【0042】
すなわち、図5に示した回路構成が図9に示した回路構成と異なる点は、直流リアクトル16から負荷3への経路に負荷3の電流(IL )を検出する直流電流検出器23が挿設され、また、負荷3の両端電圧(VL )を検出する直流電圧検出器24が付加され、従来の制御回路30に代えて制御回路80を備えていることである。
【0043】
図6は、この発明の第4の実施例としての図5に示した制御回路80の詳細回路構成図であり、図2に示した実施例回路と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここでは重複する説明を省略する。
【0044】
すなわち、図6に示した制御回路80が図2に示した制御回路50と異なる点は、電圧調節器53に代えて、直流コンデンサ15の電圧調節動作を行う従来の電圧調節器31が用いられ、さらに、電圧調節器81と、加算演算器82とが付加されていることである。
【0045】
先述の電圧調節器53と同等の制御定数を有する電圧調節器81では負荷3への電圧指令値(VL *)と直流電圧検出器24で得られる検出値(VL )との偏差を零にする調節演算を行ない、この調節演算値と前記検出値(VL )との加算と、この加算値から電圧降下演算器51の演算値を減算する加算演算器82により、直流コンデンサ16の両端電圧の指令値(演算値)が得られる。
【0046】
従って、電圧調節器31では前記指令値(演算値)と直流電圧検出器22で得られる検出値(VC )との偏差を零にする調節演算を行っている。
【0047】
その結果、この制御回路80によれば、負荷3の電流(IL )の変動に伴い、直流リアクトル16に起因する負荷3の両端電圧の変動を効果的に抑制しつつ、電圧調節器81により定常的な負荷3の両端電圧を、ほぼ一定値に維持することができる。
【0048】
このとき、電圧調節器81の応答速度は電圧調節器31の応答速度に比して遅く設定することが、電圧調節器81と電圧調節器31との間の制御干渉を防ぐために有効である。
【0049】
図7はこの発明の第3の実施の形態を示すPWM整流装置の回路構成図であり、図9に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一符号を付している。
【0050】
すなわち、図7に示した回路構成が図9に示した回路構成と異なる点は、PWM整流器25として3組のスイッチングアームから構成され、直流リアクトル16から負荷3への経路に負荷3の電流(IL )を検出する直流電流検出器23が挿設され、また、従来の交流電圧検出器17〜19に代えて、R−S相間の線間電圧(VRS)を検出する交流電圧検出器26と、S−T相間の線間電圧(VST)を検出する交流電圧検出器27と、T−R相間の線間電圧(VTR)を検出する交流電圧検出器28と、制御回路30に代えて制御回路90を備えていることである。また、デルタ結線の三相交流電源6がこのPWM整流装置7への入力電源になっている。
【0051】
図8は、この発明の第5の実施例としての図7に示した制御回路90の詳細回路構成図であり、図2に示した実施例回路と同一機能を有するものには同一符号を付して、ここでは重複する説明を省略する。
【0052】
すなわち、図8に示した制御回路90が図2に示した制御回路50と異なる点は、三相交流電源6のそれぞれの線間電圧をそれぞれの相電圧に変換する相電圧演算器91が付加されていることである。
【0053】
なお、図示しないが図7に示した主回路構成においても、先述の制御回路60,70,80のいずれかの制御機能を付加することができる。
【0054】
【発明の効果】
この発明によれば、従来の制御回路に直流リアクトルの電圧降下分を補償する制御機能を付加することにより、負荷の電流の変動に伴う該負荷の両端電圧の変動を抑制し、負荷短絡などに伴うPWM整流装置の損傷を防止した動作信頼性の高いPWM整流装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示すPWM整流装置の回路構成図
【図2】この発明の第1の実施例を示す図1の部分詳細回路構成図
【図3】この発明の第2の実施例を示す図1の部分詳細回路構成図
【図4】この発明の第3の実施例を示す図1の部分詳細回路構成図
【図5】この発明の第2の実施の形態を示すPWM整流装置の回路構成図
【図6】この発明の第4の実施例を示す図5の部分詳細回路構成図
【図7】この発明の第3の実施の形態を示すPWM整流装置の回路構成図
【図8】この発明の第5の実施例を示す図7の部分詳細回路構成図
【図9】従来例を示すPWM整流装置の回路構成図
【図10】図9の部分詳細回路構成図
【符号の説明】
1…三相交流電源、2…PWM整流装置、3…負荷、4,5…PWM整流装置、6…三相交流電源、7…PWM整流装置、11…PWM整流器、12〜14…交流リアクトル、15…直流コンデンサ、16…直流リアクトル、17〜19…交流電圧検出器、20,21…交流電流検出器、22…直流電圧検出器、23…直流電流検出器、24…直流電圧検出器、25…PWM整流器、26〜28…交流電圧検出器、30…制御回路、31…電圧調節器、32…極性反転器、33…ベクトル演算器、34…2相/3相変換器、35…R相電流調節器、36…S相電流調節器、37〜40…加算演算器、41…キャリア比較器、42…ゲート駆動回路、50…制御回路、51…電圧降下演算器、52…加算演算器、53…電圧調節器、60…制御回路、61…乗算演算器、62…加算演算器、70…制御回路、71〜73…除算演算器、80…制御回路、81…電圧調節器、82…加算演算器、90…制御回路、91…相電圧演算器。

Claims (8)

  1. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、
    前記調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  2. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、
    前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算を行って得られた値との加算演算を行ない、
    前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、
    前記第2の調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  3. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、
    前記調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  4. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、
    前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算を行って得られた値との加算演算を行ない、
    前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、
    前記第2の調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  5. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、
    前記調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、
    この除算演算を行って得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  6. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、
    前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算値との加算演算を行ない、
    前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、
    前記第2の調節演算を行って得られた値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、
    この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  7. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、前記直流コンデンサの両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値との偏差を零にする調節演算を行ない、
    前記調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、
    この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
  8. スイッチングアーム複数組を並列接続してなるPWM整流器と、該PWM整流器の出力の両端に接続される直流コンデンサと、該直流コンデンサのいずれか一端に接続される直流リアクトルと、制御回路とから構成されたPWM整流装置において、 前記制御回路では、
    前記直流リアクトルの他端と前記直流コンデンサの他端との間に接続される負荷への電圧指令値と、該負荷の両端電圧との偏差を零にする第1の調節演算を行ない、
    前記負荷の両端電圧から前記直流リアクトルに流れる電流の検出値に基づいて求めたこの直流リアクトルの電圧降下分を減算した演算値と、前記第1の調節演算値との加算演算を行ない、
    前記加算演算を行って得られた値と前記直流コンデンサの両端電圧との偏差を零にする第2の調節演算を行ない、
    前記第2の調節演算を行って得られた値と、前記PWM整流器の出力電力値との加算値を有効電流指令値とした電流の調節演算により前記それぞれのスイッチングアームのスイッチング素子の通流率指令値を求め、該それぞれの通流率指令値を前記直流コンデンサの両端電圧で除算演算し、
    この除算演算をして得られた値を新たな通流率指令値として前記スイッチングアームのスイッチング素子をオン,オフ制御することを特徴とするPWM整流装置。
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