JP3267130B2 - Ｐｗｍ制御自励式整流装置 - Google Patents
Ｐｗｍ制御自励式整流装置Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用電源の交流
電力を自励式整流器により直流電力に変換して負荷に給
電する自励式整流装置に関する。
電力を自励式整流器により直流電力に変換して負荷に給
電する自励式整流装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は、この種のＰＷＭ制御自励式整流
装置の従来例を示すブロック構成図である。図７におい
て、１は商用電源、１０はＰＷＭ制御自励式整流装置、
２はＰＷＭ制御自励式整流装置１０の出力に接続される
インバータなどの負荷である。
装置の従来例を示すブロック構成図である。図７におい
て、１は商用電源、１０はＰＷＭ制御自励式整流装置、
２はＰＷＭ制御自励式整流装置１０の出力に接続される
インバータなどの負荷である。
【０００３】ＰＷＭ制御自励式整流装置１０は、ＩＧＢ
Ｔなどの自己消弧形半導体素子とダイオードとを逆並列
し、これをブリッジ接続した自励式整流器の主回路１
１、自励式整流器の交流リアクトル１２、自励式整流器
の出力の平滑用のコンデンサ１３、商用電源１の相電圧
を検出する相電圧検出器１４、商用電源１のＲ相の相電
圧を絶縁変換する絶縁変換器１５、絶縁変換器１５を介
した商用電源１のＲ相の相電圧の位相に同期した角度信
号（θ，θ＝０°〜３６０°）を発生する角度信号発生
手段１６、該角度信号（θ）に基づいた正弦波を発生す
る正弦波発生器１７、該角度信号に１２０°を加算した
値（θ1 ）に基づいた正弦波を発生する正弦波発生器１
８、電圧設定器１９の電圧設定値とコンデンサ１３の両
端の直流電圧を絶縁変換器２０を介して検出した電圧検
出値との偏差により電圧調節動作をする電圧調節器２
１、電圧調節器２１の出力と正弦波発生器１７の出力と
を乗算器２２で乗算して得られるＲ相電流設定値（ｉR
* ）と電圧調節器２１の出力と正弦波発生器１８の出力
とを乗算器２３で乗算して得られるＴ相電流設定値（ｉ
T * ）とからＳ相電流設定値（ｉS * ）を求め、このｉ
R * ，ｉS * ，ｉT * と電流検出器２４で得られたＲ相
電流検出値（ｉR ），Ｓ相電流検出値（ｉS ），Ｔ相電
流設定値（ｉT ）とのそれぞれの偏差を電流調節器２
５，２６，２７で調節演算をし、電流調節器２５，２
６，２７それぞれの出力からキャリア信号発生器２８と
比較器２９とによりＰＷＭ制御を行い、比較器２９の出
力をゲート駆動回路３０により自励式整流器の主回路１
１のそれぞれの自己消弧形半導体素子にゲート信号を与
える構成である。
Ｔなどの自己消弧形半導体素子とダイオードとを逆並列
し、これをブリッジ接続した自励式整流器の主回路１
１、自励式整流器の交流リアクトル１２、自励式整流器
の出力の平滑用のコンデンサ１３、商用電源１の相電圧
を検出する相電圧検出器１４、商用電源１のＲ相の相電
圧を絶縁変換する絶縁変換器１５、絶縁変換器１５を介
した商用電源１のＲ相の相電圧の位相に同期した角度信
号（θ，θ＝０°〜３６０°）を発生する角度信号発生
手段１６、該角度信号（θ）に基づいた正弦波を発生す
る正弦波発生器１７、該角度信号に１２０°を加算した
値（θ1 ）に基づいた正弦波を発生する正弦波発生器１
８、電圧設定器１９の電圧設定値とコンデンサ１３の両
端の直流電圧を絶縁変換器２０を介して検出した電圧検
出値との偏差により電圧調節動作をする電圧調節器２
１、電圧調節器２１の出力と正弦波発生器１７の出力と
を乗算器２２で乗算して得られるＲ相電流設定値（ｉR
* ）と電圧調節器２１の出力と正弦波発生器１８の出力
とを乗算器２３で乗算して得られるＴ相電流設定値（ｉ
T * ）とからＳ相電流設定値（ｉS * ）を求め、このｉ
R * ，ｉS * ，ｉT * と電流検出器２４で得られたＲ相
電流検出値（ｉR ），Ｓ相電流検出値（ｉS ），Ｔ相電
流設定値（ｉT ）とのそれぞれの偏差を電流調節器２
５，２６，２７で調節演算をし、電流調節器２５，２
６，２７それぞれの出力からキャリア信号発生器２８と
比較器２９とによりＰＷＭ制御を行い、比較器２９の出
力をゲート駆動回路３０により自励式整流器の主回路１
１のそれぞれの自己消弧形半導体素子にゲート信号を与
える構成である。
【０００４】図７に示した従来のＰＷＭ制御自励式整流
装置１０において、商用電源１に瞬時停電または欠相が
発生したときには、図示しない交流不足電圧継電器など
によりこれを検知し、ＰＷＭ制御自励式整流装置１０の
運転を停止させている。上述のＰＷＭ制御自励式整流装
置１０は周知の技術を用いたものであり、ここでは詳細
動作の説明を省略する。
装置１０において、商用電源１に瞬時停電または欠相が
発生したときには、図示しない交流不足電圧継電器など
によりこれを検知し、ＰＷＭ制御自励式整流装置１０の
運転を停止させている。上述のＰＷＭ制御自励式整流装
置１０は周知の技術を用いたものであり、ここでは詳細
動作の説明を省略する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のＰＷＭ制御
自励式整流装置によると、該ＰＷＭ制御自励式整流装置
の運転中には前記自励式整流器の動作に基づく交流電圧
が該自励式整流器の入力側端子に発生しているために、
商用電源に瞬時停電または欠相が発生してもこの交流電
圧により前記交流不足電圧継電器ではこれを検知しない
恐れがあった。
自励式整流装置によると、該ＰＷＭ制御自励式整流装置
の運転中には前記自励式整流器の動作に基づく交流電圧
が該自励式整流器の入力側端子に発生しているために、
商用電源に瞬時停電または欠相が発生してもこの交流電
圧により前記交流不足電圧継電器ではこれを検知しない
恐れがあった。
【０００６】この発明の目的は、上記問題点を解決する
ＰＷＭ制御自励式整流装置を提供することにある。
ＰＷＭ制御自励式整流装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この第１の発明は、商用
電源の交流電力を自励式整流器により直流電力に変換し
て負荷に給電する自励式整流装置であって、前記自励式
整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流電圧を所定
の値になるように電圧の調節演算をし、この電圧の調節
演算により得られた電流指令値（直流量）と前記商用電
源の位相に同期した角度信号とにより各相電流指令値
（交流量）を演算し、この各相電流指令値に追従するよ
うに前記商用電源の各相電流を検出して電流の調節演算
をし、この各相の電流の調節演算をした出力とキャリア
信号とによりＰＷＭ制御された各相ゲート信号を発生
し、この各相ゲート信号により前記自励式整流器の自己
消弧形半導体素子を制御するＰＷＭ制御自励式整流装置
において、前記商用電源の瞬時停電または欠相を検出し
て前記ＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止させるた
めに、前記各相電流指令値と、各相電流検出値との偏差
を全波整流して平滑した値が所定の判定値を超えたこと
を検知する電源異常検出回路を備える。
電源の交流電力を自励式整流器により直流電力に変換し
て負荷に給電する自励式整流装置であって、前記自励式
整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流電圧を所定
の値になるように電圧の調節演算をし、この電圧の調節
演算により得られた電流指令値（直流量）と前記商用電
源の位相に同期した角度信号とにより各相電流指令値
（交流量）を演算し、この各相電流指令値に追従するよ
うに前記商用電源の各相電流を検出して電流の調節演算
をし、この各相の電流の調節演算をした出力とキャリア
信号とによりＰＷＭ制御された各相ゲート信号を発生
し、この各相ゲート信号により前記自励式整流器の自己
消弧形半導体素子を制御するＰＷＭ制御自励式整流装置
において、前記商用電源の瞬時停電または欠相を検出し
て前記ＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止させるた
めに、前記各相電流指令値と、各相電流検出値との偏差
を全波整流して平滑した値が所定の判定値を超えたこと
を検知する電源異常検出回路を備える。
【０００８】この第２の発明は、前記ＰＷＭ制御自励式
整流装置において、前記商用電源の瞬時停電または欠相
を検出して前記ＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止
させるために、前記電流指令値（直流量）と、各相電流
検出値の３相／２相変換したベクトルの絶対値との偏差
が所定の判定値を超えたことを検知する電源異常検出回
路を備える。
整流装置において、前記商用電源の瞬時停電または欠相
を検出して前記ＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止
させるために、前記電流指令値（直流量）と、各相電流
検出値の３相／２相変換したベクトルの絶対値との偏差
が所定の判定値を超えたことを検知する電源異常検出回
路を備える。
【０００９】この第３の発明は、前記ＰＷＭ制御自励式
整流装置において、前記商用電源の瞬時停電または欠相
を検出して前記ＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止
させるために、前記各相電流指令値およびこれと直交す
る成分のベクトルの絶対値と、各相電流検出値の３相／
２相変換したベクトルの絶対値との偏差が所定の判定値
を超えたことを検知する電源異常検出回路を備える。
整流装置において、前記商用電源の瞬時停電または欠相
を検出して前記ＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止
させるために、前記各相電流指令値およびこれと直交す
る成分のベクトルの絶対値と、各相電流検出値の３相／
２相変換したベクトルの絶対値との偏差が所定の判定値
を超えたことを検知する電源異常検出回路を備える。
【００１０】この第４の発明は、前記第１乃至第３の発
明において、前記ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中に
は、前記電源異常検出回路を不動作にする。この第５の
発明は、前記第１乃至第３の発明において、前記ＰＷＭ
制御自励式整流装置が停止中には、前記電源異常検出回
路の所定の判定値を該ＰＷＭ制御自励式整流装置が動作
中の判定値より高くする。
明において、前記ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中に
は、前記電源異常検出回路を不動作にする。この第５の
発明は、前記第１乃至第３の発明において、前記ＰＷＭ
制御自励式整流装置が停止中には、前記電源異常検出回
路の所定の判定値を該ＰＷＭ制御自励式整流装置が動作
中の判定値より高くする。
【００１１】この発明によれば、ＰＷＭ制御自励式整流
装置が運転中に、商用電源に瞬時停電または欠相が発生
すると、例えば前記角度信号に乱れが生じ、この乱れに
よる電流指令値と電流検出値とが一致しなくなるのでこ
の電流指令値と電流検出値とに基づく偏差値を監視する
ことで該商用電源の瞬時停電または欠相を検知する。
装置が運転中に、商用電源に瞬時停電または欠相が発生
すると、例えば前記角度信号に乱れが生じ、この乱れに
よる電流指令値と電流検出値とが一致しなくなるのでこ
の電流指令値と電流検出値とに基づく偏差値を監視する
ことで該商用電源の瞬時停電または欠相を検知する。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の実施の形態を
示すＰＷＭ制御自励式整流装置のブロック構成図であっ
て、図７の従来例と同一機能を有するものには同一符号
を付してその説明は省略する。図１において、ＰＷＭ制
御自励式整流装置４０，５０，６０，７０，８０にはそ
れぞれ電源異常検出回路４１，５１，６１，７１，８１
を備え、それぞれの電源異常検出回路が動作したときに
は、このＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止させる
ようにしている。
示すＰＷＭ制御自励式整流装置のブロック構成図であっ
て、図７の従来例と同一機能を有するものには同一符号
を付してその説明は省略する。図１において、ＰＷＭ制
御自励式整流装置４０，５０，６０，７０，８０にはそ
れぞれ電源異常検出回路４１，５１，６１，７１，８１
を備え、それぞれの電源異常検出回路が動作したときに
は、このＰＷＭ制御自励式整流装置の運転を停止させる
ようにしている。
【００１３】
【実施例】図２はこの発明の第１の実施例を示し、図１
に示したＰＷＭ制御自励式整流装置４０の電源異常検出
回路４１の詳細回路構成図である。電源異常検出回路４
１では、各相電流指令値ｉR * ，ｉS * ，ｉT * と、各
相電流検出値ｉR ，ｉS ，ｉT とのそれぞれの偏差を加
算演算器４１ａで求め、この偏差を全波整流回路４１ｂ
により整流し、この整流値をフィルタ４１ｃで平滑し、
フィルタ４１ｃの出力値が所定の判定値を超えたことき
には比較器４１ｄが動作して異常信号を出力する構成で
ある。
に示したＰＷＭ制御自励式整流装置４０の電源異常検出
回路４１の詳細回路構成図である。電源異常検出回路４
１では、各相電流指令値ｉR * ，ｉS * ，ｉT * と、各
相電流検出値ｉR ，ｉS ，ｉT とのそれぞれの偏差を加
算演算器４１ａで求め、この偏差を全波整流回路４１ｂ
により整流し、この整流値をフィルタ４１ｃで平滑し、
フィルタ４１ｃの出力値が所定の判定値を超えたことき
には比較器４１ｄが動作して異常信号を出力する構成で
ある。
【００１４】図２において、加算演算器４１ａの代わり
に電流調節器２５〜２７の入力を使用してもよい。図３
はこの発明の第２の実施例を示し、図１に示したＰＷＭ
制御自励式整流装置５０の電源異常検出回路５１の詳細
回路構成図である。電源異常検出回路５１では、各相電
流検出値ｉR ，ｉS ，ｉT の３相／２相変換を３相／２
相変換器５１ａで行い、２相に変換された電流検出値ｉ
a ，ｉb のベクトルの絶対値を絶対値演算回路５１ｂで
求め、この絶対値と電圧調節器２１の出力である電流指
令値（直流量）との偏差を加算演算器５１ｃで演算し、
この偏差が所定の判定値を超えたこときには比較器５１
ｄが動作して異常信号を出力する構成である。
に電流調節器２５〜２７の入力を使用してもよい。図３
はこの発明の第２の実施例を示し、図１に示したＰＷＭ
制御自励式整流装置５０の電源異常検出回路５１の詳細
回路構成図である。電源異常検出回路５１では、各相電
流検出値ｉR ，ｉS ，ｉT の３相／２相変換を３相／２
相変換器５１ａで行い、２相に変換された電流検出値ｉ
a ，ｉb のベクトルの絶対値を絶対値演算回路５１ｂで
求め、この絶対値と電圧調節器２１の出力である電流指
令値（直流量）との偏差を加算演算器５１ｃで演算し、
この偏差が所定の判定値を超えたこときには比較器５１
ｄが動作して異常信号を出力する構成である。
【００１５】図４はこの発明の第３の実施例を示し、図
１に示したＰＷＭ制御自励式整流装置６０の電源異常検
出回路６１の詳細回路構成図である。電源異常検出回路
６１では、各相電流指令値ｉR * ，ｉS * ，ｉT * の３
相／２相変換を３相／２相変換器６１ａで行い、２相に
変換された電流検出値ｉp ，ｉq のベクトルの絶対値を
絶対値演算回路６１ｂで求め、各相電流検出値ｉR ，ｉ
S ，ｉT の３相／２相変換を３相／２相変換器６１ｃで
行い、２相に変換された電流検出値ｉa ，ｉb のベクト
ルの絶対値を絶対値演算回路６１ｄで求め、絶対値演算
回路６１ｂの出力値と絶対値演算回路６１ｄの出力値と
の偏差を加算演算器６１ｅで演算し、この偏差が所定の
判定値を超えたこときには比較器６１ｆが動作して異常
信号を出力する構成である。
１に示したＰＷＭ制御自励式整流装置６０の電源異常検
出回路６１の詳細回路構成図である。電源異常検出回路
６１では、各相電流指令値ｉR * ，ｉS * ，ｉT * の３
相／２相変換を３相／２相変換器６１ａで行い、２相に
変換された電流検出値ｉp ，ｉq のベクトルの絶対値を
絶対値演算回路６１ｂで求め、各相電流検出値ｉR ，ｉ
S ，ｉT の３相／２相変換を３相／２相変換器６１ｃで
行い、２相に変換された電流検出値ｉa ，ｉb のベクト
ルの絶対値を絶対値演算回路６１ｄで求め、絶対値演算
回路６１ｂの出力値と絶対値演算回路６１ｄの出力値と
の偏差を加算演算器６１ｅで演算し、この偏差が所定の
判定値を超えたこときには比較器６１ｆが動作して異常
信号を出力する構成である。
【００１６】図５はこの発明の第４の実施例を示し、図
１に示したＰＷＭ制御自励式整流装置７０の電源異常検
出回路７１の詳細回路構成図である。電源異常検出回路
７１は、図４と同一機能の３相／２相変換器６１ａ，６
１ｃ、絶対値演算回路６１ｂ，６１ｄ、加算演算器６１
ｅ、比較器６１ｆとスイッチ７１ａとから構成され、ス
イッチ７１ａはＰＷＭ制御自励式整流装置７０が停止中
は開放され、該装置が停止中には異常信号を出力しない
ようにしている。
１に示したＰＷＭ制御自励式整流装置７０の電源異常検
出回路７１の詳細回路構成図である。電源異常検出回路
７１は、図４と同一機能の３相／２相変換器６１ａ，６
１ｃ、絶対値演算回路６１ｂ，６１ｄ、加算演算器６１
ｅ、比較器６１ｆとスイッチ７１ａとから構成され、ス
イッチ７１ａはＰＷＭ制御自励式整流装置７０が停止中
は開放され、該装置が停止中には異常信号を出力しない
ようにしている。
【００１７】なお、前記第１の実施例または第２の実施
例の電源異常検出回路においても、スイッチ７１ａを設
け、ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中には異常信号を
出力しないようにしてもよい。図６はこの発明の第５の
実施例を示し、図１に示したＰＷＭ制御自励式整流装置
８０の電源異常検出回路８１の詳細回路構成図である。
例の電源異常検出回路においても、スイッチ７１ａを設
け、ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中には異常信号を
出力しないようにしてもよい。図６はこの発明の第５の
実施例を示し、図１に示したＰＷＭ制御自励式整流装置
８０の電源異常検出回路８１の詳細回路構成図である。
【００１８】電源異常検出回路８１は、図４と同一機能
の３相／２相変換器６１ａ，６１ｃ、絶対値演算回路６
１ｂ，６１ｄ、加算演算器６１ｅ、比較器６１ｆと、比
較器６１ｆでの所定の判定値をＰＷＭ制御自励式整流装
置８０が運転中は第１判定値とし、停止中は第２判定値
とする切替器８１ａとを備え、第２判定値を第１判定値
より大きな値に設定することにより、停止中は異常信号
を極力出力しないようにしている。
の３相／２相変換器６１ａ，６１ｃ、絶対値演算回路６
１ｂ，６１ｄ、加算演算器６１ｅ、比較器６１ｆと、比
較器６１ｆでの所定の判定値をＰＷＭ制御自励式整流装
置８０が運転中は第１判定値とし、停止中は第２判定値
とする切替器８１ａとを備え、第２判定値を第１判定値
より大きな値に設定することにより、停止中は異常信号
を極力出力しないようにしている。
【００１９】なお、前記第１の実施例または第２の実施
例の電源異常検出回路においても、切替器８１ａを設
け、ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中には異常信号を
極力出力しないようにしてもよい。
例の電源異常検出回路においても、切替器８１ａを設
け、ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中には異常信号を
極力出力しないようにしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】この発明によれば、ＰＷＭ制御自励式整
流装置が運転中に前記電流指令値と電流検出値とに基づ
く偏差を監視することで、商用電源の瞬時停電または欠
相を確実に検知することが可能となり、動作信頼性の高
いＰＷＭ制御自励式整流装置を提供できる。
流装置が運転中に前記電流指令値と電流検出値とに基づ
く偏差を監視することで、商用電源の瞬時停電または欠
相を確実に検知することが可能となり、動作信頼性の高
いＰＷＭ制御自励式整流装置を提供できる。
【図１】この発明の実施の形態を示すＰＷＭ制御自励式
整流装置のブロック構成図
整流装置のブロック構成図
【図２】この発明の第１の実施例を示す電源異常検出回
路の詳細回路構成図
路の詳細回路構成図
【図３】この発明の第２の実施例を示す電源異常検出回
路の詳細回路構成図
路の詳細回路構成図
【図４】この発明の第３の実施例を示す電源異常検出回
路の詳細回路構成図
路の詳細回路構成図
【図５】この発明の第４の実施例を示す電源異常検出回
路の詳細回路構成図
路の詳細回路構成図
【図６】この発明の第５の実施例を示す電源異常検出回
路の詳細回路構成図
路の詳細回路構成図
【図７】従来例を示すＰＷＭ制御自励式整流装置のブロ
ック構成図
ック構成図
１…商用電源、２…負荷、１０，４０，５０，６０，７
０，８０…ＰＷＭ制御自励式整流装置、１１…自励式整
流器の主回路、１２…交流リアクトル、１３…コンデン
サ、１４…相電圧検出器、１５，２０…絶縁変換器、１
６…角度信号発生手段、１７，１８…正弦波発生器、１
９…電圧設定器、２１…電圧調節器、２２，２３…乗算
器、２４…電流検出器、２５〜２７…電流調節器、２８
…キャリア信号発生器、２９…比較器、３０…ゲート駆
動回路、４１，５１，６１，７１，８１…電源異常検出
回路。
０，８０…ＰＷＭ制御自励式整流装置、１１…自励式整
流器の主回路、１２…交流リアクトル、１３…コンデン
サ、１４…相電圧検出器、１５，２０…絶縁変換器、１
６…角度信号発生手段、１７，１８…正弦波発生器、１
９…電圧設定器、２１…電圧調節器、２２，２３…乗算
器、２４…電流検出器、２５〜２７…電流調節器、２８
…キャリア信号発生器、２９…比較器、３０…ゲート駆
動回路、４１，５１，６１，７１，８１…電源異常検出
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０２Ｍ 7/21 Ｈ０２Ｍ 7/21 Ｚ // Ｈ０２Ｍ 7/48 7/48 Ｆ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02M 7/219 G05F 1/10 H02H 3/24 H02H 3/247 H02H 3/253 H02M 7/21 H02M 7/48
Claims (5)
- 【請求項１】商用電源の交流電力を自励式整流器により
直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
電圧の調節演算により得られた電流指令値（直流量）と
前記商用電源の位相に同期した角度信号とにより各相電
流指令値（交流量）を演算し、この各相電流指令値に追
従するように前記商用電源の各相電流を検出して電流の
調節演算をし、この各相の電流の調節演算をした出力と
キャリア信号とによりＰＷＭ制御された各相ゲート信号
を発生し、この各相ゲート信号により前記自励式整流器
の自己消弧形半導体素子を制御するＰＷＭ制御自励式整
流装置において、 前記商用電源の瞬時停電または欠相を検出して前記ＰＷ
Ｍ制御自励式整流装置の運転を停止させるために、 前記各相電流指令値と、各相電流検出値との偏差を全波
整流して平滑した値が所定の判定値を超えたことを検知
する電源異常検出回路を備えたことを特徴とするＰＷＭ
制御自励式整流装置。 - 【請求項２】商用電源の交流電力を自励式整流器により
直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
電圧の調節演算により得られた電流指令値（直流量）と
前記商用電源の位相に同期した角度信号とにより各相電
流指令値（交流量）を演算し、この各相電流指令値に追
従するように前記商用電源の各相電流を検出して電流の
調節演算をし、この各相の電流の調節演算をした出力と
キャリア信号とによりＰＷＭ制御された各相ゲート信号
を発生し、この各相ゲート信号により前記自励式整流器
の自己消弧形半導体素子を制御するＰＷＭ制御自励式整
流装置において、 前記商用電源の瞬時停電または欠相を検出して前記ＰＷ
Ｍ制御自励式整流装置の運転を停止させるために、 前記電流指令値（直流量）と、各相電流検出値の３相／
２相変換したベクトルの絶対値との偏差が所定の判定値
を超えたことを検知する電源異常検出回路を備えたこと
を特徴とするＰＷＭ制御自励式整流装置。 - 【請求項３】商用電源の交流電力を自励式整流器により
直流電力に変換して負荷に給電する自励式整流装置であ
って、 前記自励式整流器の出力の直流電圧を検出し、この直流
電圧が所定の値になるように電圧の調節演算をし、この
電圧の調節演算により得られた電流指令値（直流量）と
前記商用電源の位相に同期した角度信号とにより各相電
流指令値（交流量）を演算し、この各相電流指令値に追
従するように前記商用電源の各相電流を検出して電流の
調節演算をし、この各相の電流の調節演算をした出力と
キャリア信号とによりＰＷＭ制御された各相ゲート信号
を発生し、この各相ゲート信号により前記自励式整流器
の自己消弧形半導体素子を制御するＰＷＭ制御自励式整
流装置において、 前記商用電源の瞬時停電または欠相を検出して前記ＰＷ
Ｍ制御自励式整流装置の運転を停止させるために、 前記各相電流指令値およびこれと直交する成分のベクト
ルの絶対値と、各相電流検出値の３相／２相変換したベ
クトルの絶対値との偏差が所定の判定値を超えたことを
検知する電源異常検出回路を備えたことを特徴とするＰ
ＷＭ制御自励式整流装置。 - 【請求項４】請求項１乃至請求項３に記載のＰＷＭ制御
自励式整流装置において、 前記ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中には、前記電源
異常検出回路を不動作にすることを特徴とするＰＷＭ制
御自励式整流装置。 - 【請求項５】請求項１乃至請求項３に記載のＰＷＭ制御
自励式整流装置において、 前記ＰＷＭ制御自励式整流装置が停止中には、前記電源
異常検出回路の所定の判定値を該ＰＷＭ制御自励式整流
装置が動作中の判定値より高くしたことを特徴とするＰ
ＷＭ制御自励式整流装置。
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|---|---|---|---|
| JP32145395A JP3267130B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | Ｐｗｍ制御自励式整流装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32145395A JP3267130B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | Ｐｗｍ制御自励式整流装置 |
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|---|---|
| JPH09163752A JPH09163752A (ja) | 1997-06-20 |
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ID=18132737
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|---|---|---|---|
| JP32145395A Expired - Fee Related JP3267130B2 (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | Ｐｗｍ制御自励式整流装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3267130B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7771518B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-08-10 | Ube Industries, Ltd. | Asymmetric hollow fiber gas separation membrane and gas separation method |
| US7803214B2 (en) | 2006-07-21 | 2010-09-28 | Ube Industries, Ltd. | Asymmetric hollow-fiber gas separation membrane, gas separation method and gas separation membrane module |
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-
1995
- 1995-12-11 JP JP32145395A patent/JP3267130B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US7771518B2 (en) | 2005-01-24 | 2010-08-10 | Ube Industries, Ltd. | Asymmetric hollow fiber gas separation membrane and gas separation method |
| US7803214B2 (en) | 2006-07-21 | 2010-09-28 | Ube Industries, Ltd. | Asymmetric hollow-fiber gas separation membrane, gas separation method and gas separation membrane module |
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