JP3816034B2 - メモリ混載半導体集積回路 - Google Patents

メモリ混載半導体集積回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリ混載半導体集積回路に関するものであり、特に、メモリとデータ処理を行うロジック部とが混載されたメモリ混載半導体集積回路の技術に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)をマクロセル化し、マイクロプロセッサやASIC(Application Specific IC )などのデータ処理を行うロジック部とともに一つの半導体集積回路基板上に形成する混載化が盛んである。このようにメモリとロジック部とが混載化された半導体集積回路は、メモリ混載半導体集積回路あるいはシステムLSIと呼ばれている。
【0003】
システムLSIの利点として、次の2点が知られている。まず1つは、DRAMのピン数に起因する制約がなくなり、データ入出力のデータ幅を拡張することができ、DRAMとロジック部との間のデータ転送速度を飛躍的に向上させることができるという点である。そして、もう1つは、DRAMとロジック部との間の結線が短距離のメタル配線で済み、入出力配線における寄生容量を著しく低減させることができ、メモリ混載半導体集積回路の消費電力を低減することができるという点である。
【0004】
また、DRAMには、あらかじめ冗長メモリセルが準備されている。これにより、拡散工程で発生した不良メモリセルは、メモリの冗長救済工程において、予備の冗長メモリセルに置き換えることができる。これにより、DRAM製造に係る歩留りを確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
システムLSIは、特定用途向けに製造されることが多い。このような特定用途向けのメモリ混載半導体集積回路の製造には、個別の露光用マスクが必要である。また、特定用途向けのメモリ混載半導体集積回路は、それぞれ個別の製造工程を経て製造される必要がある。しかし、近年、メモリ混載半導体集積回路の製造プロセスにおいて微細化が進み、露光用マスクの製作には莫大なコストがかかるようになってきている。このため、システムLSIごとに個別の露光用マスクを製作することは、製造コストを増加させることになる。
【0006】
また、従来のシステムLSIには、DRAMについては置き換え用の冗長メモリセルが準備されていても、ロジック部については冗長ロジック部が搭載されていない。このため、拡散工程において発生した不良ロジック部は救済することができず、その不良ロジック部を有するメモリ混載半導体集積回路は不良品となってしまう。このような歩留りの低下もまた、メモリ混載半導体集積回路の製造コストを増加させることになる。
【0007】
上記諸問題に鑑み、本発明は、DRAMなどのメモリとマイクロプロセッサやASICなどのロジック部とを混載したメモリ混載半導体集積回路について、一の露光用マスクで開発から拡散工程までを行った後に、目的とする特定用途向けのシステムLSIに切り替えることを可能にし、生産性を向上することを課題とする。また、メモリ混載半導体集積回路の拡散工程において発生した不良ロジック部の救済を可能にし、歩留りを向上することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明が講じた手段は、メモリ混載半導体集積回路として、メモリと、前記メモリに接続可能にされており、データ処理をそれぞれ行う複数のロジック部と、前記複数のロジック部のうち少なくともいずれか1つを前記メモリに接続する一方、他のロジック部を前記メモリから切り離す切り離し部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項1の発明によると、切り離し部によって、メモリに接続可能にされた複数のロジック部のうち少なくともいずれか1つがメモリに接続される一方、他のロジック部はメモリから切り離される。これにより、複数のロジック部を含む一の露光用マスクで拡散工程を終えた後に、必要とするロジック部のみをメモリに接続して、最終製品としてのメモリ混載半導体集積回路(システムLSI)を得ることができる。したがって、メモリ混載半導体集積回路の生産性および歩留りを向上することができる。また、不要なロジック部がメモリから切り離されることにより、そのロジック部の端子や配線に寄生する寄生容量がメモリから切り離される。これにより、メモリ混載半導体集積回路において駆動すべき電気容量が減り、消費電力の低減および動作の高速化が可能となる。今後、システムLSIにおいてメモリの占める面積の割合はますます増加していくと予想されている。逆に、ロジックの占める割合は減少していく。そのため、複数のロジックを搭載し、そのうちのいずれかをメモリに接続し、他をメモリから切り離す構成とするため、予備のロジックを搭載したとしても、全体の面積に対して問題とならない。
【0010】
そして、請求項2の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記複数のロジック部は、互いに異なる機能を有するものであり、前記切り離し部は、前記複数のロジック部のうち当該メモリ混載半導体集積回路に必要とされる機能を有するものを、前記メモリに接続するものであることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明によると、互いに異なる機能を有する複数のロジック部のうち必要とされる機能を有するものがメモリに接続される。これにより、メモリ混載半導体集積回路を一の露光用マスクで製造した後に、目的に応じたシステムLSIに切り替えることが可能となり、メモリ混載半導体集積回路の生産性が向上する。
【0012】
また、請求項3の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記複数のロジック部は、同一の機能を有するものであり、前記切り離し部は、前記複数のロジック部のうち健全なものを、前記メモリに接続するものであることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明によると、同一の機能を有する複数のロジック部のうち健全なもの、つまり正常に動作するものがメモリに接続される。これにより、拡散工程において発生した不良ロジック部を他の健全なロジック部に置き換えるといったロジック部の救済が可能となり、メモリ混載半導体集積回路の歩留りが向上する。
【0014】
一方、請求項4の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記切り離し部は、前記メモリと前記複数のロジック部のそれぞれとの間に設けられた複数のフューズ回路を有するものであり、前記他のロジック部に係る前記フューズ回路のフューズは、切断されていることを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明では、請求項4記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記フューズ回路におけるフューズの切断は、当該メモリ混載半導体集積回路の製造工程におけるメモリの冗長救済工程においてなされたものであることを特徴とする。
【0016】
請求項6の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記切り離し部は、前記メモリと前記複数のロジック部のそれぞれとの間に設けられた複数のアンチフューズ回路を有するものであり、前記いずれか1つのロジック部に係る前記アンチフューズ回路のアンチフューズは、導通状態である一方、前記他のロジック部に係る前記アンチフューズ回路のアンチフューズは、非導通状態であることを特徴とする。
【0017】
請求項4または6の発明によると、不要とされるロジック部がメモリから物理的に切り離される。これにより、不要とされるロジック部の端子や配線などに寄生する寄生容量をメモリから物理的に切り離すことができ、メモリ混載半導体集積回路において駆動すべき電気容量が減り、消費電力の低減および動作の高速化が可能となる。
【0018】
一方、請求項7の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記切り離し部は、前記メモリと前記複数のロジック部との間に設けられたスイッチ手段を有するものであり、前記スイッチ手段は、前記各ロジック部について、与えられた制御信号に応じて、当該ロジック部と前記メモリとを接続する接続状態と、当該ロジック部と前記メモリとを切り離す切り離し状態とを、切替制御するものであることを特徴とする。
【0019】
請求項7の発明によると、スイッチ手段に与えられる制御信号に応じて、各ロジック部について、メモリとの接続状態および切り離し状態が切替制御される。これにより、スイッチ手段に与える制御信号によって、ロジック部とメモリとの接続/切り離しを制御することができる。
【0020】
請求項8の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記スイッチ手段は、前記メモリと前記複数のロジック部のそれぞれとの間に設けられ、前記制御信号に応じてそれぞれ開閉動作をする複数のトランジスタスイッチを有するものであり、前記各トランジスタスイッチは、閉じることによって前記接続状態を実現する一方、開くことによって前記切り離し状態を実現するものであることを特徴とする。
【0021】
請求項9の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記制御信号を、前記接続状態および切り離し状態のいずれかに固定する制御信号固定手段を備えたことを特徴とする。
【0022】
一方、請求項10の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記複数のロジック部のうち少なくとも1つは、当該ロジック部が前記メモリにアクセス中であるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、当該ロジック部について前記接続状態および切り離し状態のいずれかにするように、前記制御信号を出力する制御回路を有することを特徴とする。
【0023】
請求項10の発明によると、制御回路から、ロジック部がメモリにアクセス中であるか否かの判断に基づく制御信号が出力される。これにより、ロジック部が、自発的に、自己とメモリとの接続/切り離しを制御することが可能となる。
【0024】
請求項11の発明では、請求項10記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記制御回路は、自己の属するロジック部が当該メモリ混載半導体集積回路に不要なものであるとき、当該ロジック部について前記切り離し状態にするように、前記制御信号を出力することを特徴とする。
【0025】
請求項11の発明によると、不要なロジック部について、制御回路から、そのロジック部をメモリから切り離すように指示する制御信号が出力される。これにより、不要であることがあらかじめ判明しているロジック部について、自発的に、自己をメモリから切り離すように制御することができる。
【0026】
請求項12の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記複数のロジック部のうち少なくとも1つは、当該ロジック部以外のロジック部が非動作状態であると判断したとき、このロジック部について前記切り離し状態にするように、前記制御信号を出力する制御回路を有することを特徴とする。
【0027】
請求項12の発明によると、ロジック部の制御回路によって、他のロジック部が非動作状態であると判断されたとき、この非動作状態のロジック部をメモリから切り離すように指示する制御信号が出力される。これにより、動作しない故障ロジック部などを、自己以外のロジック部からの制御信号によって、メモリから切り離すことができる。
【0028】
請求項13の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部のうち少なくとも1つに要求信号を出力する要求信号発生回路を有するものであり、前記少なくとも1つのロジック部は、前記要求信号を受けたとき、当該ロジック部の動作状態を判断し、この判断結果に基づいて、当該ロジック部について前記接続状態および切り離し状態のいずれかにするように、前記制御信号を出力する制御回路を有するものであることを特徴とする。
【0029】
請求項13の発明によると、メモリの要求信号発生回路から要求信号が出力されると、制御回路によって、その制御回路の属するロジック部の動作状態が判断され、この判断結果に基づく制御信号が出力される。これにより、メモリからの要求により、正常に動作するロジック部をメモリに接続する一方、正常に動作しないロジック部をメモリから切り離すことができる。
【0030】
請求項14の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記各ロジック部の健全性を判定し、当該ロジック部に、この判定結果に基づいた判定信号を出力するテスト回路を備え、前記複数のロジック部のうち少なくとも1つは、前記判定信号を入力し、当該判定信号が、当該ロジック部が健全でないことを示すものであるとき、当該ロジック部について前記切り離し状態にするように前記制御信号を出力する制御回路を有するものであることを特徴とする。
【0031】
また、請求項15の発明では、請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記各ロジック部の健全性を判定し、健全でないと判定したロジック部について前記切り離し状態にするように、前記制御信号を出力するテスト回路を備えたことを特徴とする。
【0032】
請求項14または15の発明によると、テスト回路によって各ロジック部の健全性が判定され、健全でないと判定されたロジック部については、メモリからの切り離しを指示する制御信号が出力される。これにより、たとえば、メモリ混載半導体集積回路の電源投入時などテスト回路が動作するたびに、各ロジック部のテストが行われ、このテストの結果、健全でない、たとえば、誤動作をしていると判定されたロジック部をメモリから切り離すことができる。
【0033】
一方、請求項16の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記切り離し状態にあるロジック部を、当該ロジック部に供給されている電源から切り離す電源切り離し手段を備えたことを特徴とする。
【0034】
また、請求項17の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記切り離し状態にあるロジック部に供給されている電源電圧と当該ロジック部の基板電圧との差が小さくなるように、当該基板電圧を変更する基板電圧変更手段を備えたことを特徴とする。
【0035】
請求項16の発明によると、電源切り離し手段によって、メモリから切り離されたロジック部は電源から切り離される。また、請求項17の発明によると、基板電圧変更手段によって、メモリから切り離されたロジック部の電源電圧と基板電圧との差が小さくなるように、基板電圧が変更される。これにより、メモリから切り離されたロジック部を構成するMOSトランジスタのオフリーク電流を抑制することができ、さらなる消費電力の低減が可能となる。
【0036】
一方、請求項18の発明では、請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記切り離し部は、前記複数のロジック部のうち当該メモリ混載半導体集積回路において使用される使用ロジック部を、順次切り替えて、前記メモリに接続する一方、前記使用ロジック部以外である不使用ロジック部を前記メモリから切り離すものであることを特徴とする。
【0037】
請求項18の発明によると、使用ロジック部を切り替えながら動作するメモリ混載半導体集積回路において、切り離し部によって不使用ロジック部がメモリから切り離されることにより、不使用ロジック部の配線や端子などに寄生する不要な寄生容量をメモリから切り離すことができる。これにより、メモリ混載半導体集積回路の消費電力が低減されるとともに、回路動作が高速かつ安定したものとなる。
【0038】
請求項19の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記各ロジック部は、前記メモリ内の出力回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記出力回路と前記各ロジック部との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記出力回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記出力回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0039】
請求項20の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の出力回路を有するものであり、前記各ロジック部は、前記相応する出力回路を介して、前記メモリ内のアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記アンプ回路と前記相応する出力回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記アンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記アンプ回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0040】
請求項21の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の出力回路および複数のアンプ回路を有するものであり、前記各ロジック部は、前記相応する出力回路およびアンプ回路を介して、前記メモリ内のプリアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記プリアンプ回路と前記相応するアンプ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記プリアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記プリアンプ回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0041】
請求項22の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の出力回路、複数のアンプ回路および複数のプリアンプ回路を有するものであり、前記各ロジック部は、前記相応する出力回路、アンプ回路およびプリアンプ回路を介して、前記メモリ内のセンスアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記センスアンプ回路と前記相応するプリアンプ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記センスアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記センスアンプ回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0042】
請求項19から22までの各発明によると、切り離し部を設ける位置を、メモリ内のメモリセルにより近い位置にすることにより、メモリセルと切り離し部との間におけるデータの読み出し時間を短くすることができる。これにより、メモリからデータを読み出すときに、使用ロジック部の切り替えを高速に行うことができ、メモリアクセス動作を実効的に高速化することができる。
【0043】
請求項23の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記各ロジック部は、前記メモリ内の入力回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記入力回路と前記各ロジック部との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記入力回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記入力回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0044】
請求項24の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の入力回路を有するものであり、前記各ロジック部は、前記相応する入力回路を介して、前記メモリ内のライトアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記ライトアンプ回路と前記相応する入力回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記ライトアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記ライトアンプ回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0045】
請求項25の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の入力回路および複数のライトアンプ回路を有するものであり、前記各ロジック部は、前記相応する入力回路およびライトアンプ回路を介して、前記メモリ内のライトバッファ回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記ライトバッファ回路と前記相応するライトアンプ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記ライトバッファ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記ライトバッファ回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0046】
請求項26の発明では、請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の入力回路、複数のライトアンプ回路および複数のライトバッファ回路を有するものであり、前記各ロジック部は、前記相応する入力回路、ライトアンプ回路およびライトバッファ回路を介して、前記メモリ内のセンスアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、前記切り離し部は、前記センスアンプ回路と前記相応するライトバッファ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記センスアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記センスアンプ回路から切り離すものであることを特徴とする。
【0047】
請求項23から26までの各発明によると、切り離し部を設ける位置を、メモリ内のメモリセルにより近い位置にすることにより、切り離し部とメモリセルとの間におけるデータの書き込み時間を短くすることができる。これにより、メモリにデータを書き込むときに、使用ロジック部の切り替えを高速に行うことができ、メモリアクセス動作を実効的に高速化することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0049】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)、SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)、フラッシュメモリ、ROM(リード・オンリー・メモリ)、強誘電体メモリなどのメモリ11と、マイクロプロセッサやASIC(Application Specific IC )などのデータ処理を行うロジック部12A,12Bと、切り離し部13とを、一の基板上に混載したものである。
【0050】
図示していないが、メモリ11およびロジック部12A,12Bはそれぞれ、アドレス端子、データ入力端子、データ出力端子、データ入出力端子、クロック端子などを装備している。ロジック部12A,12Bのこれら端子は、配線W1,W2によってそれぞれ切り離し部13に接続されており、メモリ11における各種端子もまた、配線W3によりそれぞれ切り離し部13に接続されている。このように、ロジック部12A,12Bは、切り離し部13を介して、メモリ11に接続可能にされている。
【0051】
切り離し部13は、メモリ11とロジック部12A,12Bのそれぞれと間に設けられた複数(本実施形態では2個)のフューズ回路131またはアンチフューズ回路131を有する。フューズ回路131のフューズまたはアンチフューズ回路131のアンチフューズは、ロジック部12A,12Bの各種端子と、これら各種端子に相応するメモリ11の各種端子とを繋ぐ配線ごとにそれぞれ割り付けられている。なお、これらフューズやアンチフューズとして、たとえば、DRAMの冗長救済に用いられるものを利用することができる。
【0052】
本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路については、ロジック部12A,12Bの双方を備えた一の露光用マスクで、開発から拡散工程までが行われる。フューズ回路131の場合、拡散工程を終えたメモリ混載半導体集積回路においてフューズは接続状態にあるため、ロジック部12A,12Bの双方がメモリ11に接続された状態となっている。しかし、この状態で動作させると、ロジック部12A,12Bからの出力が、切り離し部13を介して衝突するため、動作不良の原因となる。また、メモリ11の出力は配線W1,W2の双方に寄生する寄生容量を駆動しなければならず、消費電力が必要以上に増加することになる。
【0053】
そこで、切り離し部13は、ロジック部12A,12Bのうち、必要とするいずれか1つをメモリ11に接続する一方、不要な他のロジック部をメモリ11から切り離す。たとえば、ロジック部12Aをメモリ11に接続し、ロジック部12Bをメモリ11から切り離す場合、切り離し部13は、ロジック部12Bに係るフューズをレーザートリミングなどによりすべて切断し、ロジック部12Bをメモリ11から切り離す。これにより、メモリ混載半導体集積回路は、ロジック部12Aのみがメモリ11に接続された状態となる。
【0054】
一方、アンチフューズ回路131の場合、拡散工程を終えたメモリ混載半導体集積回路においてアンチフューズは非導通状態となっているため、ロジック部12A,12Bの双方がメモリ11から切り離された状態となっている。したがって、切り離し部13は、ロジック部12Aに係るアンチフューズに電圧を印加してこれらアンチフューズを導通状態にし、ロジック部12Aをメモリ11に接続する。
【0055】
フューズ回路131のフューズの切断、またはアンチフューズ回路131のアンチフューズの導通化を行うために、新たな製造工程を追加する必要はない。これらは、たとえば、メモリの冗長救済工程(製造工程により不良となったメモリセルを予備の冗長メモリセルに置き換える工程)において行うことができる。
【0056】
ロジック部12A,12Bは、互いに異なる機能を有するものであっても、同一の機能を有するものであってもよい。互いに異なる機能を有するものである場合、一の露光用マスクでメモリ混載半導体集積回路の拡散を行った後に、たとえば、ロジック部12Aをメモリ11に接続することにより、最終製品として、ロジック部12Aの有する機能を実現するシステムLSIを得ることができる。逆に、ロジック部12Bをメモリ11に接続することにより、ロジック部12Bの有する機能を実現するシステムLSIを得ることができる。つまり、ロジック部12A,12Bを、互いに異なる機能を有するものにすることにより、拡散後のメモリ混載半導体集積回路を、目的とするシステムLSIに切り替えることができる。
【0057】
一方、ロジック部12A,12Bが同一の機能を有するものである場合、拡散後の検査工程で、たとえば、ロジック部12Aの不良が発見されたとき、ロジック部12Bをメモリ11に接続してロジック部12Aを救済することができる。つまり、ロジック部12A,12Bを、同一の機能を有するものにすることにより、ロジック部の冗長救済が可能となる。
【0058】
また、ロジック部12A,12Bのうち不要なものをメモリ11から切り離すことにより、この不要なロジック部の配線に寄生する寄生容量をメモリ11から物理的に切り離すことができる。これにより、メモリ混載半導体集積回路が駆動すべき電気容量が減り、消費電力の低減および動作の高速化が可能となる。さらに、ロジック部12A,12Bからの出力が衝突することもなくなり、メモリ11とロジック部12A(または12B)との間で、安定したデータ転送が可能となる。
【0059】
以上、本実施形態によると、ロジック部12A,12Bの双方を含む一の露光用マスクでメモリ混載半導体集積回路の拡散を行った後に、切り離し部13によって、ロジック部12A,12Bのうちいずれか1つがメモリ11に接続される一方、他のロジック部はメモリ11から切り離される。これにより、拡散後のメモリ混載半導体集積回路をさまざまなシステムLSIへと切り替えることが可能となり、メモリ混載半導体集積回路の生産性が向上する。また、ロジック部の冗長救済が可能となり、拡散工程における歩留りが向上する。さらに、不要なロジック部がメモリ11から物理的に切り離されることにより、メモリ混載半導体集積回路の消費電力の低減および動作の高速化が可能となる。
【0060】
なお、本実施形態では、1個のメモリ11と2個のロジック部12A,12Bとを備えたメモリ混載半導体集積回路について説明したが、本発明はこれらの個数に限定されるものではない。2個以上のメモリと3個以上のロジック部とを備えたメモリ混載半導体集積回路についても、本発明による同様の効果を得ることができる。
【0061】
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、第1の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路に、ロジック部12Aに供給されている電源14を切り離す電源切り離し手段15と、ロジック部12Bの基板電圧VSSを変更する基板電圧変更手段16を備えたものである。以下、第1の実施形態と異なる点について、特に、電源切り離し手段15および基板電圧変更手段16の動作について説明する。
【0062】
電源切り離し手段15は、電源14とロジック部12Aとの接続または切り離し行うものである。切り離し部13と同様に、フューズやアンチフューズ、またはMOSトランジスタなどのスイッチで構成することができる。
【0063】
基板電圧変更手段16は、メモリ11から切り離されたロジック部12Bに供給されている電源14の電圧VDDと、ロジック部12Bの基板電圧VSSとの差が小さくなるように、基板電圧VSSを変更するものである。ここで、ロジック部12Bに供給される電源14を、ロジック部12Bを構成するMOSトランジスタの基板電源とは別にしておく。基板電圧変更手段16は、切り離し部13と同様に、フューズやアンチフューズ、またはMOSトランジスタなどのスイッチで構成することができる。
【0064】
ロジック部12Aが不要なものとして切り離し部13によってメモリ11から切り離されていても、電源14の電圧VDDがロジック部12Aに供給されていると、ロジック部12Aを構成するMOSトランジスタにオフリーク電流などが流れる。このため、ロジック部12Aは、メモリ11から切り離されているもかかわらず、無駄な電力を消費してしまう。そこで、電源切り離し手段15は、メモリ11から切り離されたロジック部12Aに供給されている電源14を切り離し、ロジック部12Aによって無駄な電力が消費されないようにする。
【0065】
一方、基板電圧変更手段16は、ロジック部12Bに供給されている電源14の電圧VDDと基板電圧VSSとの差がちいさくなるように基板電圧VSSを変更することによって、ロジック部12Bを構成するMOSトランジスタに流れるオフリーク電流などを抑制し、ロジック部12Bによって無駄な電力が消費されないようにする。
【0066】
以上、本実施形態によると、電源切り離し手段15や基板電圧変更手段16によって、メモリ11から切り離されたロジック部12Aやロジック部12Bの内部で生ずるオフリーク電流を抑制し、さらなる消費電力の低減が可能となる。
【0067】
なお、本実施形態では、電源切り離し手段15および基板電圧変更手段16の双方を備えているが、これらを同時に備える必要はない。少なくとも電源切り離し手段15または基板電圧変更手段16を備えることにより、本発明による効果を得ることができる。
【0068】
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、メモリ11と、制御回路121Aを有するロジック部12Cと、制御回路121Bを有するロジック部12Dと、ロジック部12C,12Dとメモリ11との接続/切り離しを切替制御するスイッチ手段を有する切り離し部13Aとが、一の基板上に混載されたものである。
【0069】
切り離し部13Aはスイッチ手段として、メモリ11とロジック部12C,12Dのそれぞれと間に設けられた複数(本実施形態では2個)のトランジスタスイッチ132を有する。トランジスタスイッチ132は、ロジック部12C,12Dの各種端子と、これら各種端子に相応するメモリ11の各種端子とを繋ぐ配線ごとにそれぞれ割り付けられている。
【0070】
トランジスタスイッチ132の開閉動作は、ゲート電極に制御信号SG11,SG12を与えることによって制御される。たとえば、制御信号SG11が、ロジック部12Cをメモリ11に接続するように指示するものであるとき、トランジスタスイッチ132は閉じ、配線W1と配線W3を繋ぐ。一方、制御信号SG11が、ロジック部12Cをメモリ11から切り離すように指示するものであるとき、トランジスタスイッチ132は開き、配線W1と配線W3とを切り離す。
【0071】
なお、図示していないが、制御信号SG11,SG12は、制御信号固定手段によって、メモリ11とロジック部12C,12Dとの接続および切り離しのいずれかを指示するものに固定することができる。制御信号固定手段は、フューズやアンチフューズなどで構成することが可能であり、フューズの切断、またはアンチフューズの導通化により、制御信号SG11,SG12を固定する。
【0072】
一方、制御回路121A,121Bは、自己の属するロジック部12C,12Dがメモリ11にアクセス中であるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、制御信号SG11,SG12を出力する。たとえば、ロジック部12Cがメモリ11に対してデータ転送や制御を行っているとき、制御回路121Aは、ロジック部12Cからの内部信号により、ロジック部12Cがメモリ11にアクセス中であると判断する。そして、切り離し部13Aに、ロジック部12Cをメモリ11に接続するように指示する制御信号SG11を出力する。一方、ロジック部12Cがメモリ11に対してデータ転送や制御を行っていないとき、制御回路121Aは、ロジック部12Cがメモリ11にアクセスしていないと判断し、切り離し部13Aに、ロジック部12Cをメモリ11から切り離すように指示する制御信号SG11を出力する。
【0073】
また、上記とは逆に、制御回路121A,121Bについて、メモリ11にアクセス中のロジック部の制御回路から、アクセスしていない他のロジック部に係るトランジスタスイッチ132に切り離しを指示する制御信号を出力するようにしてもよい。たとえば、制御回路121Aが、自己の属するロジック部12Cがメモリ11にアクセス中であると判断したとき、他のロジック部であるロジック部12Dをメモリ11から切り離すように指示する制御信号SG11を、ロジック部12Dに係るトランジスタスイッチ132に出力する。これにより、メモリ11にアクセスしていないロジック部12Dをメモリ11から切り離すことができる。
【0074】
ところで、ロジック部12C,12Dについて、その要・不要があらかじめ明らかなことがある。たとえば、故障のため動作しないロジック部は不要である。このような不要ロジック部はメモリ11から切り離しておくことが好ましい。したがって、制御回路121A,121Bは、メモリ11から自己の属するロジック部12C,12Dの切り離しを指示する制御信号SG11,SG12を、定常的に出力するように設定可能となっている。具体的には、制御回路121A,121Bにフラッシュメモリやフューズなどを搭載しておき、このフラッシュメモリを設定したり、またはフューズを切断したりすることによって、メモリ11からのロジック部12C,12Dの切り離しを指示する制御信号SG11,SG12を定常的に出力することができる。
【0075】
以上、本実施形態によると、制御回路121A,121Bから出力される制御信号SG11,SG12によって、切り離し部13Aにおけるトランジスタスイッチ132を制御し、メモリ11にアクセス中であるロジック部をメモリ11に接続する一方、アクセスしていない他のロジック部をメモリ11から切り離すことができる。これにより、メモリ11にアクセスしていないロジック部の配線や端子に寄生する寄生容量をメモリ11から切り離し、メモリ11が駆動すべき電気容量を削減することができる。したがって、メモリ混載半導体集積回路の消費電力を低減することが可能となり、また、回路動作の高速化を図ることができる。
【0076】
なお、制御信号SG11,SG12は、制御回路121A,121Bから出力されるとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。制御回路121A,121B以外から、制御信号SG11,SG12を出力するようにしても、本発明による同様の効果を得ることができる。また、すべてのロジック部が制御回路を有する必要はなく、少なくとも1つのロジック部が有していればよい。
【0077】
また、切り離し部13Aにおけるスイッチ手段として、複数のトランジスタスイッチ132の代わりに、たとえば、1個のセレクタ回路などを設けてもよい。セレクタ回路は、ロジック部12C,12Dのいずれか1つをメモリ11に接続し、他のロジック部をメモリ11から切り離すことが可能であり、上記の効果を得ることができる。
【0078】
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、第3の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路における制御回路121A,121Bを、確認信号SG21,SG22および返答信号SG31,SG32の入出力が可能な制御回路121C,121Dに置き換えたものである。以下、第3の実施形態と異なる点について、特に、制御回路121C,121Dの動作について説明する。
【0079】
制御回路121Cは、自己の属するロジック部12C以外のロジック部12Dに対して、確認信号SG21を出力する。そして、ロジック部12Dから返答信号SG32を受けることによって、ロジック部12Dは動作していると判断する。一方、ロジック部12Dから返答信号SG32を受けなかったとき、制御回路121Cは、ロジック部12Dが非動作状態であると判断し、ロジック部12Dをメモリ11から切り離すように指示する制御信号SG13を出力する。また、制御回路121Cは、確認信号SG22を入力することにより、返答信号SG31を出力する。
【0080】
制御回路121Dも、制御回路121Cと同様に動作するものである。そして、これら制御回路121C,121Dが互いに相手のロジック部の動作状態を確認しあって、ロジック部12C,12Dとメモリ11との接続/切り離しを制御する。
【0081】
以上、本実施形態によると、制御回路121C(または121D)によって、他のロジック部12D(または12C)が非動作状態であると判断されたとき、ロジック部12D(または12C)をメモリ11から切り離すように指示する制御信号SG13(またはSG14)が出力される。これにより、故障などにより動作しないため、自らではメモリ11からの切り離しのための制御信号を出力することのできないロジック部について、他のロジック部の制御回路による制御によってメモリ11から切り離すことができる。
【0082】
(第5の実施形態)
図5は、本発明の第5の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、要求信号SG41を出力する要求信号発生回路111を有するメモリ11Aを備えたものである。以下、第3の実施形態と異なる点について、特に、要求信号発生回路111の動作について説明する。
【0083】
要求信号発生回路111は、各ロジック部12C,12Dに、メモリ11Aとの接続または切り離しを要求する要求信号SG41を出力する。
【0084】
ロジック部12C,12Dにおける制御回路121E,121Fは、メモリ11Aとの接続を要求する要求信号SG41が与えられることにより、自己の属するロジック部12C,12Dの動作状態を判断する。そして、正常に動作していると判断したとき、自己の属するロジック部12C,12Dをメモリ11Aに接続するように指示する制御信号SG11,SG12を出力する一方、正常に動作していないと判断したとき、メモリ11Aから切り離すように指示する制御信号SG11,SG12を出力する。
【0085】
一方、制御回路121E,121Fは、メモリ11Aとの切り離しを要求する要求信号SG41が与えられることにより、自己の属するロジック部12C,12Dをメモリ11Aから切り離すように指示する制御信号SG11,SG12を出力する。
【0086】
以上、本実施形態によると、メモリ11Aにおける要求信号発生回路111から出力される要求信号SG41に応じて、ロジック部12C,12Dとメモリ11Aとの接続/切り離しを制御することができる。これにより、正常に動作しないロジック部をメモリ11Aから切り離すようにすることができる。
【0087】
なお、すべてのロジック部が制御回路を有する必要はない。少なくとも1つのロジック部が有することにより、本発明による同様の効果を得ることができる。
【0088】
また、第4の実施形態における確認信号SG21,SG22の代わりに、要求信号発生回路111からの要求信号SG41を与えることにより、故障などにより動作しないため、自らではメモリ11Aからの切り離しのための制御信号を出力することのできないロジック部について、他のロジック部の制御回路による制御によってメモリ11Aから切り離すことができる。
【0089】
(第6の実施形態)
図6は、本発明の第6の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、第3の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路に、本発明のテスト回路に相当するBIST(ビルト・イン・セルフ・テスト)回路17を備えたものである。以下、第3の実施形態と異なる点について、特に、BIST回路17の動作について説明する。
【0090】
BIST回路17は、メモリ混載半導体集積回路の電源投入時に、自動的にロジック部12C,12Dの健全性をテストし、各ロジック部12C,12Dが正常動作しているか、または誤動作していて不良であるかを判定する。そして、この判定結果に基づいた判定信号SG51を各ロジック部12C,12Dに出力する。
【0091】
制御回路121G,121Hは、判定信号SG51を入力し、この判定信号SG51が示す内容に応じて制御信号SG11,SG12を出力する。具体的には、判定信号SG51が、ロジック部12Cが健全でないことを示すものであるとき、制御回路121Gは、自己の属するロジック部12Cをメモリ11から切り離すように指示する制御信号SG11を出力する。
【0092】
図7は、本実施形態の別の構成例である。同図に示すように、切り離し部13Aに与える制御信号SG11,SG12を、BIST回路17Aから出力することも可能である。
【0093】
以上、本実施形態によると、BIST回路17,17Aによって、メモリ混載半導体集積回路の電源投入時に、自動的にロジック部12C,12Dの健全性が検査され、健全でないと判定されたロジック部はメモリ11から切り離される。これにより、メモリ混載半導体集積回路の製造において不要なロジック部を切り離す工程を設ける必要がなくなり、メモリ混載半導体集積回路の使用時に、動的に不要な故障ロジック部などを切り離すことができる。
【0094】
なお、すべてのロジック部が制御回路を有する必要はない。少なくとも1つのロジック部が有することにより、本発明による同様の効果を得ることができる。
【0095】
(第7の実施形態)
図8は、本発明の第7の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、ロジック部12A,12Bを順次切り替えて交互に駆動することを前提としている。具体的には、ロジック部12Aをメモリ混載半導体集積回路において使用されるべき使用ロジック部としてメモリ11に接続する一方、ロジック部12Bを使用されない不使用ロジック部としてメモリ11から切り離す。次に、使用ロジック部を切り替えて、ロジック部12Bを使用ロジック部としてメモリ11に接続する一方、ロジック部12Aを不使用ロジック部としてメモリ11から切り離す。これを繰り返し行い、ロジック部12A,12Bを交互に駆動するものである。
【0096】
切り離し部13Aは、第3の実施形態で説明したようなスイッチ手段で構成される。なお、切り離し部13Aを制御する制御信号の図示は省略している。
【0097】
メモリ11は、出力回路210、アンプ回路220、プリアンプ回路230、メモリセルアレイ部240、入力回路260、ライトアンプ回路270、およびライトバッファ回路280を備えている。メモリセルアレイ部240は、センスアンプ回路250およびメモリセル251を備えている。
【0098】
切り離し部13Aは、出力回路210とロジック部12A,12Bとの間、および入力回路260とロジック部12A,12Bとの間に設けられている。そして、ロジック部12A,12Bは、切り離し部13Aを介して、出力回路210および入力回路260に共通に接続可能にされている。
【0099】
次に、メモリ11とロジック部12A,12Bとの間のデータ転送について説明する。まず、ロジック部12A,12Bからメモリ11へのデータの書き込みについて説明する。
【0100】
ロジック部12A(または12B)からメモリロジック接続配線W1(またはW2)を通じて入力回路260に書き込みデータが入力される。入力回路260は、インバータなどで構成することが可能である。入力回路260は、書き込みデータに基づいて、ライトアンプ回路270にライトデータ信号SG260を出力する。ライトアンプ回路270は、入力した信号を増幅する機能を有する。ライトアンプ回路270は、ライトデータ信号SG260に基づいて、メモリセルアレイ部240に隣接したライトバッファ回路280に内部ライト信号SG270を出力する。ライトバッファ回路280は、内部ライト信号SG270に基づいて、センスアンプ回路250にアレイデータ信号SG280を出力する。そして、センスアンプ回路250によって増幅されたデータが、ビット線SG250および反転ビット線SG251を介して、メモリセル251に書き込まれる。
【0101】
一方、メモリ11からロジック部12A,12Bへのデータの読み出し動作は次のようになる。まず、メモリセル251からビット線SG250および反転ビット線SG251にデータが読み出される。センスアンプ回路250は、ビット線SG250および反転ビット線SG251のデータを比較し、データ増幅を行い、アレイデータ信号SG230を出力する。メモリセルアレイ部240に隣接したプリアンプ回路230は、アレイデータ信号SG230を増幅し、プリアンプ信号SG220として出力する。アンプ回路220は、プリアンプ信号SG220を増幅し、アンプ信号SG210を出力する。そして、出力回路210は、アンプ信号SG210を、メモリ11からの出力データとして出力し、メモリロジック接続配線W1(またはW2)を通じて、ロジック部12A(または12B)に出力する。
【0102】
本実施形態によると、切り離し部13Aによって、ロジック部12A,12Bのうち、メモリ混載半導体集積回路において使用する使用ロジック部(たとえば、ロジック部12A)はメモリ11に接続される一方、使用しない不使用ロジック部(たとえば、ロジック部12B)はメモリ11から切り離される。このように不使用ロジック部をメモリ11から切り離すことにより、不使用ロジック部の端子や配線などに寄生する寄生容量がメモリ11から切り離され、メモリ混載半導体集積回路の消費電力の低減および動作の高速化が可能となる。
【0103】
また、切り離し部13Aをメモリ11の内部に設けることにより、メモリセル251から切り離し部13Aまでの距離を短くすることができ、切り離し部13Aとメモリセル251との間で、データの書き込み/読み出し時間を短縮することができる。したがって、ロジック部12A,12Bの切り替え周期をより短くすることができ、書き込み/読み出しのメモリアクセス動作を実効的に高速化することができる。
【0104】
なお、上記説明では、メモリ11としてデータの読み書きが可能なRAMであると想定しているが、データ書き込みのできないROMであっても、本発明による同様の効果を得ることができる。
【0105】
(第8の実施形態)
図9は、本発明の第8の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、第7の実施形態よりもさらにメモリセル251に近い位置に切り離し部13Aを設けたものである。
【0106】
メモリ11は、ロジック部12A,12Bにそれぞれ相応する出力回路210,211と、入力回路260,261とを備えている。ロジック部12A,12Bは、相応する出力回路210,211を介してアンプ回路220に共通に接続可能にされている。また、相応する入力回路260,261を介してライトアンプ回路270に共通に接続可能にされている。
【0107】
ロジック部12A(または12B)からメモリ11へのデータの書き込みは、入力回路260(または261)を介して行われる。一方、メモリ11からロジック部12A(または12B)へのデータの読み込みは、出力回路210(または211)を介して行われる。
【0108】
本実施形態によると、メモリセル251から切り離し部13Aまでの距離をより短くすることができるため、切り離し部13Aとメモリセル251との間で、データの書き込み/読み出し時間をより短縮することができる。したがって、ロジック部12A,12Bの切り替え周期をさらに短くすることができ、書き込み/読み出しのメモリアクセス動作を実効的により高速化することができる。
【0109】
(第9の実施形態)
図10は、本発明の第9の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、第8の実施形態よりもさらにメモリセル251に近い位置に切り離し部13Aを設けたものである。
【0110】
メモリ11は、ロジック部12A,12Bにそれぞれ相応する出力回路210,211と、アンプ回路220,221と、入力回路260,261と、ライトアンプ回路270,271とを備えている。ロジック部12A,12Bは、相応する出力回路210,211およびアンプ回路220,221を介してプリアンプ回路230に共通に接続可能にされている。また、相応する入力回路260,261およびライトアンプ回路270,271を介してライトバッファ回路280に共通に接続可能にされている。
【0111】
ロジック部12A(または12B)からメモリ11へのデータの書き込みは、入力回路260(または261)およびライトアンプ回路270(または271)を介して行われる。一方、メモリ11からロジック部12A(または12B)へのデータの読み込みは、出力回路210(または211)およびアンプ回路220(または221)を介して行われる。
【0112】
本実施形態によると、メモリセル251から切り離し部13Aまでの距離をさらに短くすることができるため、切り離し部13Aとメモリセル251との間で、データの書き込み/読み出し時間をさらに短縮することができる。したがって、ロジック部12A,12Bの切り替え周期をさらに短くすることができ、書き込み/読み出しのメモリアクセス動作を実効的により高速化することができる。
【0113】
(第10の実施形態)
図11は、本発明の第10の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成を示す。本実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路は、第9の実施形態よりもさらにメモリセル251に近い位置に切り離し部13Aを設けたものである。
【0114】
メモリ11は、ロジック部12A,12Bにそれぞれ相応する出力回路210,211と、アンプ回路220,221と、プリアンプ回路230,231と、入力回路260,261と、ライトアンプ回路270,271と、ライトバッファ回路280,281とを備えている。ロジック部12A,12Bは、相応する出力回路210,211、アンプ回路220,221およびプリアンプ回路230,231を介してセンスアンプ回路250に共通に接続可能にされている。また、相応する入力回路260,261、ライトアンプ回路270,271およびライトバッファ回路280,281を介してセンスアンプ回路250に共通に接続可能にされている。
【0115】
ロジック部12A(または12B)からメモリ11へのデータの書き込みは、入力回路260(または261)、ライトアンプ回路270(または271)およびライトバッファ回路280(または281)を介して行われる。一方、メモリ11からロジック部12A(または12B)へのデータの読み込みは、出力回路210(または211)、アンプ回路220(または221)およびプリアンプ回路230(または231)を介して行われる。
【0116】
本実施形態によると、メモリセル251から切り離し部13Aまでの距離をさらに短くすることができるため、切り離し部13Aとメモリセル251との間で、データの書き込み/読み出し時間をより一層短縮することができる。したがって、ロジック部12A,12Bの切り替え周期をより一層短くすることができ、書き込み/読み出しのメモリアクセス動作を実効的にさらに高速化することができる。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、一の露光用マスクで、DRAMなどのメモリとマイクロプロセッサやASICなどの複数のロジック部とを混載したメモリ混載半導体集積回路の拡散を行った後に、複数のロジック部のうち必要とするロジック部のみメモリに接続し、不要なロジック部をメモリから切り離すことにより、さまざまなシステムLSIへと切り替えることができる。これにより、メモリ混載半導体集積回路の生産性が向上する。
【0118】
また、複数のロジック部として同一の機能を有するものを備えることにより、不良ロジック部を他の健全なロジック部に置き換えるといったロジック部の救済が可能となる。これにより、メモリ混載半導体集積回路の歩留りが向上する。
【0119】
以上のことから、本発明により、メモリ混載半導体集積回路の製造に係るコストを大幅に削減にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図4】 本発明の第4の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図5】 本発明の第5の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図6】 本発明の第6の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図7】 本発明の第6の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図8】 本発明の第7の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図9】 本発明の第8の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図10】 本発明の第9の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【図11】 本発明の第10の実施形態に係るメモリ混載半導体集積回路の構成図である。
【符号の説明】
11,11A メモリ
12A,12B,12C,12D ロジック部
13,13A 切り離し部
14 電源
15 電源切り離し手段
16 基板電圧変更手段
17,17A BIST回路(テスト回路)
111 要求信号発生回路
121A〜121H 制御回路
131 フューズ回路、アンチフューズ回路
132 トランジスタスイッチ
210,211 出力回路
220,221 アンプ回路
230,231 プリアンプ回路
250 センスアンプ回路
260,261 入力回路
270,271 ライトアンプ回路
280,281 ライトバッファ回路
SG11〜SG14 制御信号
SG41 要求信号
SG51 判定信号
VDD 電源電圧
VSS 基板電圧

Claims (26)

  1. メモリと、
    前記メモリに接続可能にされており、データ処理をそれぞれ行う複数のロジック部と、
    前記複数のロジック部のうち少なくともいずれか1つを前記メモリに接続する一方、他のロジック部を前記メモリから切り離す切り離し部とを備えた
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  2. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記複数のロジック部は、互いに異なる機能を有するものであり、
    前記切り離し部は、前記複数のロジック部のうち当該メモリ混載半導体集積回路に必要とされる機能を有するものを、前記メモリに接続するものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  3. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記複数のロジック部は、同一の機能を有するものであり、
    前記切り離し部は、前記複数のロジック部のうち健全なものを、前記メモリに接続するものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  4. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記切り離し部は、前記メモリと前記複数のロジック部のそれぞれとの間に設けられた複数のフューズ回路を有するものであり、
    前記他のロジック部に係る前記フューズ回路のフューズは、切断されている
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  5. 請求項4記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記フューズ回路におけるフューズの切断は、当該メモリ混載半導体集積回路の製造工程におけるメモリの冗長救済工程においてなされたものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  6. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記切り離し部は、前記メモリと前記複数のロジック部のそれぞれとの間に設けられた複数のアンチフューズ回路を有するものであり、
    前記いずれか1つのロジック部に係る前記アンチフューズ回路のアンチフューズは、導通状態である一方、前記他のロジック部に係る前記アンチフューズ回路のアンチフューズは、非導通状態である
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  7. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記切り離し部は、前記メモリと前記複数のロジック部との間に設けられたスイッチ手段を有するものであり、
    前記スイッチ手段は、前記各ロジック部について、与えられた制御信号に応じて、当該ロジック部と前記メモリとを接続する接続状態と、当該ロジック部と前記メモリとを切り離す切り離し状態とを、切替制御するものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  8. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記スイッチ手段は、前記メモリと前記複数のロジック部のそれぞれとの間に設けられ、前記制御信号に応じてそれぞれ開閉動作をする複数のトランジスタスイッチを有するものであり、
    前記各トランジスタスイッチは、閉じることによって前記接続状態を実現する一方、開くことによって前記切り離し状態を実現するものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  9. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記制御信号を、前記接続状態および切り離し状態のいずれかに固定する制御信号固定手段を備えた
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  10. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記複数のロジック部のうち少なくとも1つは、
    当該ロジック部が前記メモリにアクセス中であるか否かを判断し、この判断結果に基づいて、当該ロジック部について前記接続状態および切り離し状態のいずれかにするように、前記制御信号を出力する制御回路を有する
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  11. 請求項10記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記制御回路は、自己の属するロジック部が当該メモリ混載半導体集積回路に不要なものであるとき、当該ロジック部について前記切り離し状態にするように、前記制御信号を出力する
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  12. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記複数のロジック部のうち少なくとも1つは、
    当該ロジック部以外のロジック部が非動作状態であると判断したとき、このロジック部について前記切り離し状態にするように、前記制御信号を出力する制御回路を有する
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  13. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部のうち少なくとも1つに要求信号を出力する要求信号発生回路を有するものであり、
    前記少なくとも1つのロジック部は、
    前記要求信号を受けたとき、当該ロジック部の動作状態を判断し、この判断結果に基づいて、当該ロジック部について前記接続状態および切り離し状態のいずれかにするように、前記制御信号を出力する制御回路を有するものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  14. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記各ロジック部の健全性を判定し、当該ロジック部に、この判定結果に基づいた判定信号を出力するテスト回路を備え、
    前記複数のロジック部のうち少なくとも1つは、
    前記判定信号を入力し、当該判定信号が、当該ロジック部が健全でないことを示すものであるとき、当該ロジック部について前記切り離し状態にするように前記制御信号を出力する制御回路を有するものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  15. 請求項7記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記各ロジック部の健全性を判定し、健全でないと判定したロジック部について前記切り離し状態にするように、前記制御信号を出力するテスト回路を備えた
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  16. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記切り離し状態にあるロジック部を、当該ロジック部に供給されている電源から切り離す電源切り離し手段を備えた
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  17. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記切り離し状態にあるロジック部に供給されている電源電圧と当該ロジック部の基板電圧との差が小さくなるように、当該基板電圧を変更する基板電圧変更手段を備えた
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  18. 請求項1記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記切り離し部は、前記複数のロジック部のうち当該メモリ混載半導体集積回路において使用される使用ロジック部を、順次切り替えて、前記メモリに接続する一方、前記使用ロジック部以外である不使用ロジック部を前記メモリから切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  19. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記各ロジック部は、前記メモリ内の出力回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記出力回路と前記各ロジック部との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記出力回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記出力回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  20. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の出力回路を有するものであり、
    前記各ロジック部は、前記相応する出力回路を介して、前記メモリ内のアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記アンプ回路と前記相応する出力回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記アンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記アンプ回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  21. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の出力回路および複数のアンプ回路を有するものであり、
    前記各ロジック部は、前記相応する出力回路およびアンプ回路を介して、前記メモリ内のプリアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記プリアンプ回路と前記相応するアンプ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記プリアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記プリアンプ回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  22. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の出力回路、複数のアンプ回路および複数のプリアンプ回路を有するものであり、
    前記各ロジック部は、前記相応する出力回路、アンプ回路およびプリアンプ回路を介して、前記メモリ内のセンスアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記センスアンプ回路と前記相応するプリアンプ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記センスアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記センスアンプ回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  23. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記各ロジック部は、前記メモリ内の入力回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記入力回路と前記各ロジック部との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記入力回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記入力回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  24. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の入力回路を有するものであり、
    前記各ロジック部は、前記相応する入力回路を介して、前記メモリ内のライトアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記ライトアンプ回路と前記相応する入力回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記ライトアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記ライトアンプ回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  25. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の入力回路および複数のライトアンプ回路を有するものであり、
    前記各ロジック部は、前記相応する入力回路およびライトアンプ回路を介して、前記メモリ内のライトバッファ回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記ライトバッファ回路と前記相応するライトアンプ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記ライトバッファ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記ライトバッファ回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
  26. 請求項18記載のメモリ混載半導体集積回路において、
    前記メモリは、前記複数のロジック部にそれぞれ相応する複数の入力回路、複数のライトアンプ回路および複数のライトバッファ回路を有するものであり、
    前記各ロジック部は、前記相応する入力回路、ライトアンプ回路およびライトバッファ回路を介して、前記メモリ内のセンスアンプ回路に共通に接続可能にされたものであり、
    前記切り離し部は、前記センスアンプ回路と前記相応するライトバッファ回路との間に設けられ、前記使用ロジック部を前記センスアンプ回路に接続する一方、前記不使用ロジック部を前記センスアンプ回路から切り離すものである
    ことを特徴とするメモリ混載半導体集積回路。
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