JP2002076120A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002076120A
JP2002076120A JP2000254441A JP2000254441A JP2002076120A JP 2002076120 A JP2002076120 A JP 2002076120A JP 2000254441 A JP2000254441 A JP 2000254441A JP 2000254441 A JP2000254441 A JP 2000254441A JP 2002076120 A JP2002076120 A JP 2002076120A
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texture
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Mutsuhiro Omori
睦弘 大森
Etsuro Yamauchi
悦朗 山内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体チップのまわりを囲むパッドの外周によ
りチップ全体の大きさが決まってしまうような場合、一
枚のウェハからチップを何枚とれるのかの理論的収率
(理収)を増加させることができる半導体装置を提供す
ることにある。 【解決手段】一つの半導体チップ100内に同一機能の
回路ブロック101〜104を複数配置し、それぞれの
回路ブロック101〜104からの信号線を選択するセ
レクタ201〜204を設ける。これにより、チップ1
00内の少なくとも一つの回路ブロックが動作すれば他
の回路ブロックは不良であってもそのチップとしては良
品とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に係
り、特に、一つの半導体チップ内に複数の回路ブロック
を複数配置し、半導体の製造工程における理論収率向上
を図るための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、LSIの見かけ上
の歩留を向上させるために、DRAMのような場合に
は、冗長性を持たせた構成が採用されている。具体的に
は、もともとが同一の動作を行うメモリセルブロックを
複数配置し、全体の制御ブロックが一つあり、メモリセ
ルブロックに関しては冗長性をもたせて、必要な容量よ
りも多くのメモリセルブロックを配置しておいて、不良
メモリセルブロックに関してヒューズ等を用いて、切り
捨て処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した冗
長性を持たせDRAMにおいても、制御ブロック回路が
不良であると、そのチップ全体は不良となってしまう。
また、ほとんどがロジック回路であるようなチップに関
しては、DRAMにおける冗長性をもたせるようなこと
は行われていなかった。
【0004】ところで、近年の微細加工の進歩により、
半導体装置のロジック部分は18ケ月で1/2倍の割合
でその面積が小さくなっている傾向にある。しかしなが
ら、チップのロジック回路からの信号を外部に入出力す
るためのパッドの大きさに関しては、ワイヤーボンディ
ングの関係から半導体のロジック部分の微細化に比例で
きない傾向にある。現在のところパッドの幅は、だいた
い80μm程度が限界となっている。
【0005】そのため、実際に動作するロジック回路は
どんどん小さくなるにもかかわらず、チップの周りに配
置されるパッドの大きさはあまりかわらないということ
になり、いくらチップ自体を小さくしようとしても小さ
くできなくなる傾向にある。そのため、一枚のウエハか
ら切り出すことのできるチップ数は、ロジック回路が小
さくなったとしても増加できないということになる。
【0006】歩留に関して言えば、有効な面積が小さい
にもかかわらず、不良となった場合はそのパッドが取り
囲む面積分の領域がすべてつかえなくなることになるた
め、ロジック回路が小さくなったとしても、歩留は向上
しないことになる。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、半導体チップのまわりを囲むパ
ッドの外周によりチップ全体の大きさが決まってしまう
ような場合、一枚のウェハからチップを何枚とれるのか
の理論的収率(理収)を増加させることができる半導体
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体装置は、一つの半導体チップ内に同
一機能を有する回路ブロックを複数配置し、それぞれの
回路ブロックからの信号線を選択する手段を有する。
【0009】また、本発明では、複数の同一機能を有す
る回路ブロックからの信号を選択する手段を有する。
【0010】また、本発明では、複数の同一機能を有す
るの回路ブロックから良品となっている回路ブロックを
パッドに選択信号により選択的に接続するマルチプレク
サと、当該選択信号を固定可能な手段とを有する。
【0011】また、本発明では、不良となった回路ブロ
ックの電源ラインを切断可能な手段を有する。
【0012】また、本発明では、上記信号線の選択は、
チップの検査段階で各回路ブロック毎に実施するスキャ
ンテストにより有効な回路ブロックの判定に基づいて行
う。
【0013】また、本発明の半導体装置は、一つの半導
体チップ内に同一機能を有する回路ブロックを複数配置
し、それぞれの回路ブロックからの信号線を選択する手
段を有し、上記回路ブロックは、論理回路ブロックと、
表示しようとする表示データを十分保持できるだけのメ
モリブロックを同一チップに内蔵し、上記論理回路ブロ
ックへの入力部に、3次元グラフィックス描画プリミテ
ィブの1頂点分以上の大きさの入力バッファを有するレ
ンダリング処理を行うグラフィックス描画装置を含む。
【0014】また、本発明の半導体装置は、一つの半導
体チップ内に同一機能を有する回路ブロックを複数配置
し、それぞれの回路ブロックからの信号線を選択する手
段を有し、上記回路ブロックは、単位図形の頂点につい
て、3次元座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),
B(青)データ、テクスチャの同次座標(s,t)およ
び同次項qを含むポリゴンレンダリングデータを受けて
レンダリング処理を行うグラフィックス描画装置であっ
て、表示デ−タと少なくとも一つの図形要素が必要とす
るテクスチャデ−タをメモリブロックと、上記単位図形
の頂点のポリゴンレンダリングデータを補間して、上記
単位図形内に位置する画素の補間データを生成する補間
処理回路ブロックと、上記補間データに含まれるテクス
チャの同次座標(s,t)を同次項qで除算して「s/
q」および「t/q」を生成し、上記「s/q」および
「t/q」に応じたテクスチャアドレスを用いて、上記
メモリブロックからテクスチャデータを読み出し、表示
データの図形要素の表面へのテクスチャデータの張り付
け処理を行うテクスチャ処理回路ブロックとを少なくと
も備えた論理回路ブロックと、上記論理回路ブロックの
補間処理回路ブロックへのポリゴンレンダリングデータ
の入力部に、3次元グラフィックス描画プリミティブの
1頂点分以上の大きさの入力バッファとを有し、上記メ
モリブロック、論理回路ブロック、および入力バッファ
が一つの半導体チップ内に混載されているグラフィック
ス描画装置を含む。
【0015】本発明によれば、一つの半導体チップ内に
まったく同一の回路ブロックを複数配置し、それぞれの
回路ブロックから信号線を選択する手段を設けること
で、そのチップ内の少なくとも一つの回路ブロックが動
作すれば他の回路ブロックは不良であってもそのチップ
としては良品とすることができる。複数の同一の回路ブ
ロックから良品となっている回路ブロックをパッドに選
択的に接続するマルチプレクサを設置し、その選択信号
をテスト時に固定することで、あたかも一つの良品チッ
プのようにすることができる。また、不良となった回路
ブロックの電源を切断することで、消費電力、および、
不良となった悪影響を取り除くことが可能となる。した
がって、パッドリミットとなって、半導体チップのまわ
りを囲むパッドの外周によりチップ全体の大きさが決ま
ってしまうような場合、一枚のウェハからの理収(何枚
とれるのかの理論的収率)が増加する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る半導体装置
の一実施形態の基本構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、100は半導体チップ、1
01〜104は同一機能を有する回路ブロック、105
はパッドをそれぞれ示している。
【0018】図1は、同一の機能の回路ブロック101
〜104を4つ一つの半導体チップ100の中央部に実
装し、その中から良品となった回路ブロックを検査工程
において選択して、理論収率を向上させようとしている
典型的な機能ブロックの配置の例を示している。そし
て、方形状の半導体チップ100の4つの周辺部に8個
ずつパッド105が配置されている。
【0019】もしも、一つの回路ブロックのみを入れて
いたとしても、必要な入出力のためのパッド105の配
置のために、半導体チップ100全体の大きさとして
は、同じになってしまうということになる。したがっ
て、この本実施形態においては、同じ理論収率(一枚の
シリコンのウェハから切り出すことのできるチップの
数)でありながら、不良により歩留まりが減少すること
を少なくすることが可能となっている。
【0020】そこで、本実施形態においては、各同一機
能の回路ブロック101〜104における、それぞれの
入出力信号を選択してパッド105に接続する例につい
て示す。
【0021】図2は、回路ブロック101〜104にお
ける信号の出力端子に関して処理する構成例を示してい
る。図2において、201〜204はセレクタ、205
〜208はフューズ部をそれぞれ示している。
【0022】図1に示すように、半導体チップ100に
同一の機能を有する回路ブロックが4つ実装されている
場合、回路ブロックからのそれぞれの出力信号を固定的
に選択できる構成があればよい。そこで、図2に示す回
路では、NANDゲートを2段構成としたセレクタ20
1〜204の各データ入力に対して、各回路ブロック1
01〜104からの同一種類の信号を入力し、その選択
をヒューズの切断により行う。
【0023】図2の例では、セレクタ201には回路ブ
ロック101〜104からの同一機能の4本の出力信号
線SL101−1〜SL104−1が接続され、セレク
タ202には回路ブロック101〜104からの同一機
能の4本の出力信号線SL101−2〜SL104−2
が接続され、セレクタ203には回路ブロック101〜
104からの同一機能の4本の出力信号線SL101−
3〜SL104−3が接続され、セレクタ204には回
路ブロック101〜104からの同一機能の4本の出力
信号線SL101−4〜SL104−4が接続されてい
る。
【0024】なお、セレクタ201〜204は同一の構
成を有することから、図2においては、セレクタ201
のみ具体的な回路構成を示している。図2に示すよう
に、セレクタ201〜204は、2入力NANDゲート
NA1〜NA4、および4入力NANDゲートNA5を
有している。
【0025】セレクタ201においては、NANDゲー
トNA1の第1入力端子が信号線SL101−1に接続
され、第2入力端子がフューズ部205に接続されてい
る。NANDゲートNA2の第1入力端子が信号線SL
102−1に接続され、第2入力端子がフューズ部20
6に接続されている。NANDゲートNA3の第1入力
端子が信号線SL103−1に接続され、第2入力端子
がフューズ部207に接続されている。NANDゲート
NA4の第1入力端子が信号線SL104−1に接続さ
れ、第2入力端子がフューズ部208に接続されてい
る。そして、NANDゲートNA1〜NA4の出力端子
が、NANDゲートNA5の第1〜第4入力端子にそれ
ぞれ接続され、NANDゲートNA5の出力端子がパッ
ド105−1に接続されている。
【0026】セレクタ202においては、NANDゲー
トNA1の第1入力端子が信号線SL101−2に接続
され、第2入力端子がフューズ部205に接続されてい
る。NANDゲートNA2の第1入力端子が信号線SL
102−2に接続され、第2入力端子がフューズ部20
6に接続されている。NANDゲートNA3の第1入力
端子が信号線SL103−2に接続され、第2入力端子
がフューズ部207に接続されている。NANDゲート
NA4の第1入力端子が信号線SL104−2に接続さ
れ、第2入力端子がフューズ部208に接続されてい
る。そして、NANDゲートNA1〜NA4の出力端子
が、NANDゲートNA5の第1〜第4入力端子にそれ
ぞれ接続され、NANDゲートNA5の出力端子がパッ
ド105−2に接続されている。
【0027】図示しないセレクタ203においては、N
ANDゲートNA1の第1入力端子が信号線SL101
−3に接続され、第2入力端子がフューズ部205に接
続されている。NANDゲートNA2の第1入力端子が
信号線SL102−3に接続され、第2入力端子がフュ
ーズ部206に接続されている。NANDゲートNA3
の第1入力端子が信号線SL103−3に接続され、第
2入力端子がフューズ部207に接続されている。NA
NDゲートNA4の第1入力端子が信号線SL104−
3に接続され、第2入力端子がフューズ部208に接続
されている。そして、NANDゲートNA1〜NA4の
出力端子が、NANDゲートNA5の第1〜第4入力端
子にそれぞれ接続され、NANDゲートNA5の出力端
子が図示しないパッド105−3に接続されている。
【0028】セレクタ204においては、NANDゲー
トNA1の第1入力端子が信号線SL101−4に接続
され、第2入力端子がフューズ部205に接続されてい
る。NANDゲートNA2の第1入力端子が信号線SL
102−4に接続され、第2入力端子がフューズ部20
6に接続されている。NANDゲートNA3の第1入力
端子が信号線SL103−4に接続され、第2入力端子
がフューズ部207に接続されている。NANDゲート
NA4の第1入力端子が信号線SL104−4に接続さ
れ、第2入力端子がフューズ部208に接続されてい
る。そして、NANDゲートNA1〜NA4の出力端子
が、NANDゲートNA5の第1〜第4入力端子にそれ
ぞれ接続され、NANDゲートNA5の出力端子がパッ
ド105−4に接続されている。
【0029】フューズ部205は、接地電位GNDとN
ANDゲートNA1の第2入力端子間を接続する第1フ
ューズ2051、および電源電位VccとNANDゲー
トNA1の第2入力端子間を接続する第2フューズ20
52を有する。
【0030】フューズ部206は、接地電位GNDとN
ANDゲートNA2の第2入力端子間を接続する第1フ
ューズ2061、および電源電位VccとNANDゲー
トNA2の第2入力端子間を接続する第2フューズ20
62を有する。
【0031】フューズ部207は、接地電位GNDとN
ANDゲートNA3の第2入力端子間を接続する第1フ
ューズ2071、および電源電位VccとNANDゲー
トNA3の第2入力端子間を接続する第2フューズ20
72を有する。
【0032】フューズ部208は、接地電位GNDとN
ANDゲートNA4の第2入力端子間を接続する第1フ
ューズ2081、および電源電位VccとNANDゲー
トNA4の第2入力端子間を接続する第2フューズ20
82を有する。
【0033】図2の構成においては、上述したように、
ヒューズは接地電位GND、または、電源電位Vccに
選択信号を接続するかしないかというものである。各第
1フューズ2051〜2081、第2フューズ2052
〜2082の切断処理は、チップの検査段階において、
各回路ブロック101〜104毎のスキャンテストの結
果を見て、合格した回路ブロックによる信号がパッド1
05−1〜105−4に出力されるように、選択したい
回路ブロックを選択する端子に対して接地電位GNDの
ヒューズのみを切断し、他の回路ブロックに関する選択
端子に対しては電源電位Vccのヒューズのみを切断す
る処理を行う。
【0034】たとえば、スキャンテストの結果、回路ブ
ロック101による信号がパッド105−1〜105−
4に出力されるようにする場合、フューズ部205の第
2フューズ2052がレーザ光により溶断され、各セレ
クタ201〜204のNANDゲートNA1の第2入力
端子が接地電位GNDに固定的に接続される。そして、
他のフューズ部206〜208においては、第1フュー
ズ2061〜2081がレーザ光により溶断され、各セ
レクタ201〜204のNANDゲートNA2〜NA4
の第2入力端子が電源電位Vccに固定的に接続され
る。
【0035】次に、回路ブロックにおける信号の入出力
端子に関して処理する構成例について説明する。
【0036】図3は、本発明に係る回路ブロックにおけ
る信号の入出力端子に関して処理する構成例を示す図で
ある。
【0037】なお、図3においては、各回路ブロック1
01〜104は、同一の構成を有することから、図3に
おいては、回路ブロック101のみ具体的な回路構成を
示しており、ここでは、回路ブロック101の構成につ
いてのみ説明する。図3において、各回路ブロック10
1〜104は、制御ゲート301〜302、インバータ
INV1、2入力NANDゲートNA6、およびフュー
ズ部303を有している。
【0038】図1に示すように、半導体チップ100に
同一の機能を有する回路ブロックが4つ実装されている
場合、回路ブロックからのそれぞれの出力制御信号CT
Lを固定的に選択できる構成があればよい。そこで、図
3に示す回路では、NANDゲートNA6によるゲート
機構を設けて、各回路ブロック101〜104からの同
一の出力制御信号CTLを入力し、その有効/非有効を
ヒューズ部303により行うように構成されている。
【0039】図3の例では、制御ゲート301の入力端
子が回路ブロックの入出力信号ラインに接続され、出力
端子が半導体チップ100の入出力端子としてのパッド
105に接続され、制御端子がNANDゲートNA6の
出力端子に接続されている。制御ゲート301は、制御
端子にローレベルの信号を受けると導通状態となり、回
路ブロックの入出力信号ラインの信号をパッド105に
出力させる。
【0040】制御ゲート302の入力端子が半導体チッ
プ100の入出力端子としてのパッド105に接続さ
れ、出力端子が回路ブロックの入出力信号ラインに接続
され、制御端子がインバータINV1を介してNAND
ゲートNA6の出力端子に接続されている。制御ゲート
301は、制御端子にローレベルの信号を受けると導通
状態となり、パッド105に入力された信号を回路ブロ
ックの入出力信号ラインに伝播させる。
【0041】NANDゲートNA6の第1入力端子が図
示しない制御系による出力制御信号CTLの供給ライン
に接続され、第2入力端子がフューズ部303に接続さ
れている。
【0042】フューズ部303は、接地電位GNDとN
ANDゲートNA6の第2入力端子間を接続する第1フ
ューズ3031、および電源電位VccとNANDゲー
トNA6の第2入力端子間を接続する第2フューズ30
32を有する。
【0043】図3の構成においても、上述したように、
ヒューズは接地電位GND、または、電源電位Vccに
選択信号を接続するかしないかというものである。各回
路ブロックにおける第1フューズ3031、第2フュー
ズ3032の切断処理は、チップの検査段階において、
各回路ブロック101〜104毎のスキャンテストの結
果を見て、合格した回路ブロックによる信号がパッド1
05に出力さるように、選択したい回路ブロックを選択
する端子に対して接地電位GNDのヒューズのみを切断
し、他の回路ブロックに関する選択端子に対しては電源
電位Vccのヒューズのみを切断する処理を行う。
【0044】たとえば、スキャンテストの結果、回路ブ
ロック101による信号がパッド105に出力されるよ
うにする場合、フューズ部303の第2フューズ303
2がレーザ光により溶断され、回路ブロック101のN
ANDゲートNA6の第2入力端子が接地電位GNDに
固定的に接続される。そして、他の回路ブロック102
〜104においては、第1フューズ3031がレーザ光
により溶断され、NANDゲートNA6の第2入力端子
が電源電位Vccに固定的に接続される。
【0045】この場合、回路ブロック101において、
出力制御信号CTLがハイレベルに設定されると、NA
NDゲートNA6の出力信号がローレベルとなり、制御
ゲート301が導通状態となり、制御ゲート302が非
導通状態となる。
【0046】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、一つの半導体チップ100内に同一機能の回路ブロ
ック101〜104を複数配置し、それぞれの回路ブロ
ック101〜104からの信号線を選択するセレクタ2
01〜204を設けたので、そのチップ100内の少な
くとも一つの回路ブロックが動作すれば他の回路ブロッ
クは不良であってもそのチップとしては良品とすること
ができる。よって、パッド105によって囲まれた大き
な部分の中に小さなロジック回路ブロックが不良となる
だけで、そのパッド105によって囲まれた大きな部分
全部を捨てなければならなくなる確率を減少させること
がができるようになる。そのことは、すなわち見かけ上
の歩留が向上することを特徴とすることを意味する。し
かも、今後パッドリミット(パッドによってチップの大
きさが決まってしまって、その中身は隙間だらけの状態
となる)になりやすい傾向にあるため、このような対処
を行うことは、今後の超微細加工技術を使う半導体製造
においては、製造効率向上によるコスト削減のために非
常に重要になってくる。
【0047】また、複数の同一の回路ブロック101〜
104から良品となっている回路ブロックをパッドに選
択的に接続するマルチプレクサとしての機能を設け、そ
の選択信号をテスト時に固定することで、あたかも一つ
の良品チップのようにすることができる。この処理は、
ヒューズをレーザ光線で切断する等の非常に簡単な処理
であるため、歩留向上に比較して、その処理処理コスト
は低く押さえることができる。
【0048】また、不良となった回路ブロックの電源ラ
インを切断することで、消費電力、および、不良となっ
た悪影響を取り除くことが可能となるため、全体として
は、あたかも、もともとの良品が増加したかのように見
えるだけになるという利点がある。
【0049】なお、上記の説明では、回路ブロック10
1〜104を同一の機能を有する回路として、具体的な
構成については説明を行わなかったが、たとえば以下に
説明するように、パーソナルコンピュータなどに適用さ
れる、任意の3次元物体モデルに対する所望の3次元画
像をCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイ上に
高速に表示する高機能な3次元コンピュータグラフィッ
クス用レンダリング回路が回路ブロックとして採用さ
れ、本発明に係る構成がレンダリング回路の入出力部に
適用される。このような高性能な回路ブロックに関して
は、製造効率向上によるコスト削減のために非常に重要
になってくることから、本発明を適用することは特に効
果的である。
【0050】以下に、このレンダリング装置の具体的な
構成について図面に関連付けて説明する。
【0051】図4は、本発明に係る回路ブロックとして
のレンダリング回路が採用される3次元コンピュータグ
ラフィックスシステム400のシステム構成図である。
【0052】3次元コンピュータグラフィックスシステ
ム400は、立体モデルを単位図形である三角形(ポリ
ゴン)の組み合わせとして表現し、このポリゴンを描画
することで表示画面の各画素の色を決定し、ディスプレ
イに表示するポリゴンレンダリング処理を行うシステム
である。また、3次元コンピュータグラフィックスシス
テム400では、平面上の位置を表現する(x,y)座
標の他に、奥行きを表すz座標を用いて3次元物体を表
し、この(x,y,z)の3つの座標で3次元空間の任
意の一点を特定する。
【0053】図4に示すように、3次元コンピュータグ
ラフィックスシステム400は、メインプロセッサ40
1、メインメモリ402、I/Oインタフェース回路4
03、およびレンダリング回路404が、メインバス4
05を介して接続されている。以下、各構成要素の機能
について説明する。
【0054】メインプロセッサ401は、たとえば、ア
プリケーションの進行状況などに応じて、メインメモリ
402から必要なグラフィックデータを読み出し、この
グラフィックデータに対して、座標変換、クリッピング
(Clipping)処理、ライティング(Lighting)処理などのジ
オメトリ(Geometry)処理などを行い、ポリゴンレンダリ
ングデータを生成する。メインプロセッサ401は、ポ
リゴンレンダリングデータS401を、メインバス40
5を介してレンダリング回路404に出力する。
【0055】I/Oインタフェース回路403は、必要
に応じて、外部から動きの制御情報またはポリゴンレン
ダリングデータなどを入力し、これをメインバス405
を介してレンダリング回路404に出力する。
【0056】レンダリング回路404に入力されるポリ
ゴンレンダリングデータは、ポリゴンの各3頂点の
(x,y,z,R,G,B,s,t,q)のデータを含
んでいる。ここで、(x,y,z)データは、ポリンゴ
の頂点の3次元座標を示し、(R,G,B)データは、
それぞれ当該3次元座標における赤、緑、青の輝度値を
示している。(s,t,q)データのうち、(s,t)
は、対応するテクスチャの同次座標を示しており、qは
同次項を示している。ここで、「s/q」および「t/
q」に、それぞれテクスチャサイズUSIZEおよびV
SIZEを乗じて、実際のテクスチャ座標データ(u,
v)が得られる。レンダリング回路404のメモリブロ
ック(具体的には後記するテクスチャバッファ4049
a)に記憶されたテクスチャデータへのアクセスは、テ
クスチャ座標データ(u,v)を用いて行われる。すな
わち、ポリゴンレンダリングデータは、三角形の各頂点
の物理座標値と、それぞれの頂点の色とテクスチャデー
タである。
【0057】以下、レンダリング回路404について詳
細に説明する。図4に示すように、レンダリング回路4
04は、ホストインタフェース(I/F)回路404
1、入力バッファ4042、線形補間演算のための初期
設定演算ブロックとしてのDDA(Digital Differentia
l Anarizer) セットアップ回路4043、線形補間処理
ブロックとしてのトライアングルDDA回路4044、
テクスチャエンジン回路4045、メモリインタフェー
ス(I/F)回路4046、CRTコントロール回路4
047、RAMDAC回路4048、DRAM4049
およびSRAM(Static RAM)4050を有する。
【0058】レンダリング回路404は、一つの半導体
チップ内にロジック回路と少なくとも表示データとテク
スチャデータとを記憶するDRAM4049とが混載さ
れている。DRAM4049(およびSRAM405
0)は、表示しようとする表示データを十分保持できる
だけの大容量メモリブロックを構成し、図5に示すよう
に、この大容量メモリブロックは、たとえば2つのブロ
ックA,Bに分割されている。そして、レンダリング回
路404においては、分割メモリブロックA,Bの間
に、論理回路ブロックとしてのホストI/F4041、
入力バッファ4042、DDAセットアップ回路404
3、トライアングルDDA回路4044、テクスチャエ
ンジン回路4045、メモリI/F回路4046を含む
テクスチャ処理系等が配置されている。換言すれば、分
割メモリブロックA,Bは、論理回路ブロックの周辺部
に配置されている。
【0059】以下、レンダリング回路404の各ブロッ
クの構成および機能、並びに論理回路ブロックとメモリ
ブロックの配置関係等について、図面に関連付けて順を
追って説明する。
【0060】ホストI/F4041は、レンダリング回
路404の外部、すなわちメインプロセッサ401等と
のデータの受け渡しをメインバス405を介して行う。
ホストI/F4041は、たとえばメインプロセッサ4
01によるポリゴンレンダリングデータS11を、たと
えば複数(数ビット用)のパッド部1051を介して入
力し、入力バッファ4042に供給する。
【0061】このパッド部1051に対応する部分に
は、たとえば図3に示す入出力制御系に適用される。こ
の場合、たとえば制御ゲート301が非導通状態とな
り、制御ゲート302が導通状態となるように、制御信
号CTLのレベルおよびフューズ部303のフューズ切
断が行われる。たとえば第1フューズ3032を切断し
て、制御信号CTLをローレベルに設定することによ
り、制御ゲート301を非導通状態に制御し、制御ゲー
ト302を導通状態に制御できる。
【0062】入力バッファ4042は、たとえば入力さ
れるデータの処理が最適に行なわれるために、描画プリ
ミティブ(主に三角形)の1頂点分以上の大きさを有
し、ホストI/F4041により供給されるポリゴンレ
ンダリングデータを格納し、格納したデータをDDAセ
ットアップ回路4043に供給する。
【0063】ホストプロセッサ401からのポリゴンレ
ンダリングデータは、後述するように、物理座標系上の
三角形の内部の各画素の色と深さ情報を三角形の各頂点
の値を線形補間することにより求めるために用いられ
る。その補間演算のためのDDA演算を行うにあたり、
三角形の水平方向と垂直方向の等分等を求めるセットア
ップ演算を行うモジュールであるDDAセットアップ回
路4043に三角形の頂点データを、ホストI/F40
41、入力バッファ4042を通して順々に転送する。
このとき、ホストI/F4041を介して、入力バッフ
ァ4042において三角形の複数の頂点分のデータが格
納可能となっており、転送待ちをできるだけ隠すことで
処理の効率をアップしている。
【0064】DDAセットアップ回路4043は、後段
のトライアングルDDA回路4044において物理座標
系上の三角形の各頂点の値を線形補間して、三角形の内
部の各画素の色と深さ情報を求めるに先立ち、ポリゴン
レンダリングデータS401が示す(z,R,G,B,
s,t,q)データについて、三角形の辺と水平方向の
差分などを求めるセットアップ演算を行う。このセット
アップ演算は、具体的には、開始点の値と終点の値と、
開始点と終点との距離を用いて、単位長さ移動した場合
における、求めようとしている値の変分を算出する。D
DAセットアップ回路4043は、算出した変分データ
S4043をトライアングルDDA回路4044に出力
する。
【0065】なお、三角形の各頂点データは、たとえば
x,y座標が16ビット、z座標が24ビット、RGB
カラー値が各12ビット(=8+4)、s,t,qテク
スチャ座標は各32ビット浮動少数値(IEEEフォー
マット)等で構成される。
【0066】なお、このDDAセットアップ回路404
3は、たとえばDSP構造ではなく、ASIC手法によ
り実装される。
【0067】トライアングルDDA回路4044は、D
DAセットアップ回路4043から入力した変分データ
S4043を用いて、三角形内部の各画素における線形
補間された(z,R,G,B,s,t,q)データを算
出する。トライアングルDDA回路4044は、各画素
の(x,y)データと、当該(x,y)座標における
(z,R,G,B,s,t,q)データとを、DDAデ
ータ(補間データ)S4044としてテクスチャエンジ
ン回路4045に出力する。たとえば、トライアングル
DDA回路4044は、並行して処理を行う矩形内に位
置する8(=2×4)画素分のDDAデータS4044
をテクスチャエンジン回路4045に出力する。
【0068】テクスチャエンジン回路4045は、「s
/q」および「t/q」の算出処理、テクスチャ座標デ
ータ(u,v)の算出処理、テクスチャバッファ404
9aからの(R,G,B)データの読み出し処理等をパ
イプライン方式で行う。なお、テクスチャエンジン回路
4045は、たとえば所定の矩形内に位置する8画素に
ついての処理を同時に並行して行う。
【0069】テクスチャエンジン回路4045は、DD
AデータS4044が示す(s,t,q)データについ
て、sデータをqデータで除算する演算と、tデータを
qデータで除算する演算とを行う。テクスチャエンジン
回路4045には、たとえば図示しない除算回路が8個
設けられており、8画素についての除算「s/q」およ
び「t/q」が同時に行われる。また、8画素のうち代
表点からの補間演算処理を行うように実装することも可
能である。
【0070】また、テクスチャエンジン回路4045
は、除算結果である「s/q」および「t/q」に、そ
れぞれテクスチャサイズUSIZEおよびVSIZEを
乗じて、テクスチャ座標データ(u,v)を生成する。
また、テクスチャエンジン回路4045は、メモリI/
F回路4046を介して、SRAM4050あるいはD
RAM4049に、生成したテクスチャ座標データ
(u,v)を含む読み出し要求を出力し、メモリI/F
回路4046を介して、SRAM4050あるいはDR
AM4049に含まれるテクスチャバッファ4049a
に記憶されているテクスチャデータを読み出すことで、
(s,t)データに対応したテクスチャアドレスに記憶
された(R,G,B)データS4050を得る。ここ
で、SRAM4050には、前述したようにテクスチャ
バッファ4049aに格納されているテクスチャデータ
が記憶される。テクスチャエンジン回路4045は、読
み出した(R,G,B)データS4050の(R,G,
B)データと、前段のトライアングルDDA回路404
4からのDDAデータS4044に含まれる(R,G,
B)データとを、それぞれ掛け合わせるなどして、画素
データS4045を生成する。テクスチャエンジン回路
4045は、この画素データS4045を最終的に画素
のカラー値としてメモリI/F回路4046に出力す
る。
【0071】なお、テクスチャバッファ4049aに
は、MIPMAP(複数解像度テクスチャ)などの複数
の縮小率に対応したテクスチャデータが記憶されてい
る。ここで、何れの縮小率のテクスチャデータを用いる
かは、所定のアルゴリズムを用いて、前記三角形単位で
決定される。
【0072】テクスチャエンジン回路4045は、フル
カラー方式の場合には、テクスチャバッファ4049a
から読み出した(R,G,B)データを直接用いる。一
方、テクスチャエンジン回路4045は、インデックス
カラー方式の場合には、あらかじめ作成しておいたカラ
ーインデックステーブルのデータを、テクスチャカラー
ルックアップテーブル(CLUT)バッファ4049d
より内蔵するSRAM等で構成した一時保管バッファに
転送しておいて、このカラールックアップテーブルを用
いて、テクスチャバッファ4049aから読み出したカ
ラーインデックスに対応する(R,G,B)データを得
る。たとえばカラールックアップテーブルがSRAMで
構成された場合、カラーインデックスをSRAMのアド
レスに入力すると、その出力には実際の(R,G,B)
データが出てくるといった使い方となる。
【0073】メモリI/F回路4046は、テクスチャ
エンジン回路4045から入力した画素データS404
5に対応するzデータと、DRAM4049に含まれる
zバッファ4049cに記憶されているzデータとの比
較を行い、入力した画素データS4045によって描画
される画像が、前回、ディスプレイバッファ4049b
に書き込まれた画像より、手前(視点側)に位置するか
否かを判断し、手前に位置する場合には、画像データS
4043に対応するzデータでzバッファ4049cに
記憶されたzデータを更新する。また、メモリI/F回
路4046は、(R,G,B)データをディスプレイバ
ッファ4047bに書き込む。
【0074】さらに、メモリI/F回路4046は、今
から描画しようとしている画素におけるテクスチャアド
レスに対応したテクスチャデータを格納しているメモリ
ブロックをそのテクスチャアドレスより算出し、そのメ
モリブロックにのみ読み出し要求を出すことにより、テ
クスチャデータを読み出す。この場合、該当するテクス
チャデータを保持していないメモリブロックにおいて
は、テクスチャデータの読み出しのためのアクセスが行
われないため、描画により多くのアクセス時間を提供す
ることが可能となっている。
【0075】メモリI/F回路4046は、描画におい
ても同様に、今から描画しようとしている画素アドレス
に対応する画素データを格納しているメモリブロックに
対して、該当アドレスから画素データをモディファイ書
き込みするために読み出し、モディファイ後同じアドレ
スへ書き戻す。隠れ面処理を行なう場合には、やはり同
じように今から描画しようとしている画素アドレスに対
応する奥行きデータを格納しているメモリブロックに対
して、該当アドレスから奥行きデータをモディファイ書
き込みするため読み出し、必要ならばモディファイ後同
じアドレスへ書き戻す。
【0076】また、メモリI/F回路4046は、テク
スチャエンジン回路4043からのSRAM4050
に、生成されたテクスチャ座標データ(u,v)を含む
読み出し要求を受けた場合には、SRAM4050に記
憶された(R,G,B)データS4050を読み出す。
また、メモリI/F回路4046は、CRTコントロー
ル回路4047から表示データを読み出す要求を受けた
場合には、この要求に応じて、ディスプレイバッファ4
049bから一定の固まり、たとえば8画素あるいは1
6画素単位で表示データを読み出す。
【0077】メモリI/F回路4046は、DRAM4
049およびSRAM4050へのアクセス(書き込み
または読み出し)を行うが、書き込み経路と読み出し経
路とが別経路として構成されている。すなわち、書き込
みの場合には書き込みアドレスADRWと書き込みデー
タDTWが書き込み系回路で処理されてDRAM404
9に書き込み、読み出しの場合には読み出し系回路で処
理されてDRAM4049またはSRAM4050から
読み出す。そして、メモリI/F回路4046は、所定
のインターリーブ方式のアドレッシングに基づいてDR
AM4049へのアクセスを、たとえば16画素単位で
行う。
【0078】このようなメモリとのデータのやりとりに
おいては、それまでの処理を複数並行処理することで、
描画性能を向上させることができる。特に、トライアン
グルDDA部分とテクスチャエンジン部分を並列実効形
式で、同じ回路を設ける(空間並列)か、または、パイ
プラインを細かく挿入する(時間並列)ことで、複数画
素の同時算出を行っている。メモリブロックは表示領域
において隣接した部分は、後述するように異なるメモリ
ブロックとなるように配置してあるので、三角形のよう
な平面を描画する場合には面で同時に処理できることに
なるため、それぞれのメモリブロックの動作確率は非常
に高くなっている。
【0079】CRTコントロール回路4047は、与え
られた水平および垂直同期信号に同期して、図示しない
CRTに表示する表示アドレスを発生し、DRAM40
49に含まれるディスプレイバッファ4049bから表
示データを読み出す要求をメモリI/F回路4044に
出力する。この要求に応じて、メモリI/F回路404
6は、ディスプレイバッファ4049bから一定の固ま
りで表示データを読み出す。CRTコントローラ回路4
047は、ディスプレイバッファ4049bから読み出
した表示データを記憶するたとえばFIFO回路を内蔵
し、一定の時間間隔で、RAMDAC回路4048に、
RGBのインデックス値を出力する。
【0080】RAMDAC回路4048は、各インデッ
クス値に対応するR,G,Bデータを記憶しており、C
RTコントローラ回路4047から入力したRGBのイ
ンデックス値に対応するデジタル形式のR,G,Bデー
タを、図示しないD/Aコンバータ(Digital/Analog Co
nverter)に転送し、アナログ形式のR,G,Bデータを
生成する。RAMDAC回路4048は、この生成され
たR,G,Bデータを、たとえば複数(数ビット分用)
のパッド部1052を介して図示しないCRTに出力す
る。
【0081】なお、このパッド部1052に対応する部
分には、たとえば図2に示す出力信号選択系が適用され
る。
【0082】DRAM4049は、テクスチャバッファ
4049a、ディスプレイバッファ4049b、zバッ
ファ4049cおよびテクスチャCLUT(Color Look
Up Table) バッファ4049dとして機能する。また、
DRAM4049は、後述するように、同一機能を有す
る複数(本実施形態では4個)のモジュールに分割され
ている。
【0083】また、DRAM4049には、より多くの
テクスチャデ−タを格納するために、インデックスカラ
−におけるインデックスと、そのためのカラ−ルックア
ップテ−ブル値が、テクスチャCLUTバッファ404
9dに格納されている。インデックスおよびカラ−ルッ
クアップテ−ブル値は、上述したように、テクスチャ処
理に使われる。すなわち、通常はR,G,Bそれぞれ8
ビットの合計24ビットでテクスチャ要素を表現する
が、それではデ−タ量が膨らむため、あらかじめ選んで
おいたたとえば256色等の中から一つの色を選んで、
そのデ−タをテクスチャ処理に使う。このことで256
色であればそれぞれのテクスチャ要素は8ビットで表現
できることになる。インデックスから実際のカラ−への
変換テ−ブルは必要になるが、テクスチャの解像度が高
くなるほど、よりコンパクトなテクスチャデ−タとする
ことが可能となる。これにより、テクスチャデ−タの圧
縮が可能となり、内蔵DRAMの効率良い利用が可能と
なる。
【0084】さらにDRAM4049には、描画と同時
並行的に隠れ面処理を行うため、描画しようとしている
物体の奥行き情報が格納されている。なお、表示データ
と奥行きデータおよびテクスチャデータの格納方法とし
ては、たとえばメモリブロックの所定の位置、たとえば
先頭から連続して表示データが格納され、次に奥行きデ
ータが格納され、残りの空いた領域に、テクスチャの種
類毎に連続したアドレス空間でテクスチャデータが格納
される。図面に関連付けて概念的に説明すると、図6
(A)〜(C)に示すように、いわゆるベースポインタ
(BP)で示された位置から図中FBで示す領域に、た
とえば24ビット幅で表示データと奥行きデータが格納
され、残りの空いた領域である8ビット幅の領域に図中
TBで示すようにテクスチャデータが格納される。これ
らは表示データとテクスチャデータのユニファイドメモ
リ(Unified Memory)化ということになる。これによ
り、テクスチャデータを効率よく格納できることにな
る。
【0085】以上のように、DDAセットアップ回路4
043、トライアングルDDA回路4044、テクスチ
ャエンジン回路4045、メモリI/F回路4046等
における所定を経て、最終的なメモリアクセスがピクセ
ル(Pixel;Picture Cell Element) という描画画素単位
になる。
【0086】以上のような処理を行うために、それぞれ
の論理的な機能に対応したブロックが構成され、それら
は図5のレイアウト図に示したような配置関係をもって
配置される。
【0087】外部とのデータ受け渡しのためのホストI
/F4041を論理回路ブロックの片側に配置してい
る。これにより、I/Fから処理ブロックまでの配線の
ばらつきと最大の長さの最小化が可能となる。このホス
トI/F4041に隣接して入力頂点データ等のための
入力バッファ4042を配置している。そして、入力バ
ッファ4042のすぐ隣に線形補間演算のための初期設
定演算ブロック、すなわちDDAセットアップ回路40
43を配置している。これにより、入力された頂点デー
タ取り出しのための配線ばらつきを極力減らし、半導体
性能限界のデータ転送を可能としている。
【0088】さらに、線形補間演算のための初期設定演
算ブロックであるDDAセットアップ回路4043のす
ぐ隣に線形補間処理ブロックとしてのトライアングルD
DA回路4044を配置している。また、3次元グラフ
ィックス描画において、図形に模様を張りつけるための
テクスチャー処理を行うが、その処理は線形補間演算処
理の直後に行われるため、その転送経路を最適にするた
めに、線形補間演算処理ブロックとしてのトライアング
ルDDA回路4044のすぐ隣にテクスチャ処理ブロッ
クであるテクスチャエンジン回路4045およびメモリ
I/F回路4046を配置している。
【0089】表示データを十分保持できるだけのメモリ
ブロック(A,B)はチップの半分以上等の面積とな
り、非常に大きくなる場合がほとんどなので、ディスプ
レイバッファとグラフィックス処理を行なうブロックの
間の配線の長さそのものが比較的長くなり、また、その
ばらつきも大きくなってしまう。そのため、図5に示す
ように、グラフィックス処理を行うブロックからは動き
を制御できないレジスタ4051,4052をディスプ
レイバッファへの入力または出力またはその両方に挿入
配置することができるシステム構成にしている。これに
より、長くて信号転換が遅くなる配線での遅延時間を一
定の範囲に固定することが可能となり、システム全体の
性能を向上させることができる。
【0090】また、表示データを十分保持できるだけの
メモリブロックが2ポート以上のポートを持つように構
成している。これにより、メモリブロックそのものは大
きさが大きくなるが、転送の性能を向上することが可能
となる。特に、3次元グラフィックス描画においては、
表示メモリへの書きこみと、物理的には表示メモリと同
一のテクスチャメモリからの読み出し、さらには、表示
のための表示メモリからの読み出しがそれぞれ同時進行
して行うことができることで全体の性能の向上が可能と
なる。本実施形態では、図5に示すように、データの入
出力ポートとしてメモリブロックA、Bそれぞれに第1
ポート4053,4054を設け、さらに、読み出し専
用ポートとしてメモリブロックA、Bそれぞれに第2ポ
ート4055,4056を設置している。
【0091】なお、図5の例では、読み出し専用ポート
のデータ出力側に動きを制御できないレジスタ405
1,4052が配置されているが、書きこみデータ線側
に配置することがより有効な場合もあるし、メモリブロ
ックへ入力される読み出しおよび書きこみアドレス線に
設置する方がよい場合もある。これは、メモリブロック
と論理ブロックの大きさとか、配線関係により左右され
る。
【0092】また、本実施形態では、物理的に分離され
ている回路ブロック間のバスの受け側にはFIFO(Fi
rst In First Out) バッファを設置し、FIFOの満杯
の手前を知らせる信号により受け側からデータの送出側
に対して転送停止を行うように構成されている。このよ
うな構成を採用することにより、回路ブロック間の制御
信号にパイプを挿入することが可能となり、全体の動作
周波数を向上することができる。
【0093】上述したような3次元グラフィックス処理
を行うにあたり、線形補間演算のための初期設定演算ブ
ロックおよび線形補間処理ブロック、すなわちDDAセ
ットアップ回路4043およびトライアングルDDA回
路4044のそれぞれが、テクスチャ処理系ブロックの
ブロックサイズより大きくならないようにするために、
初期設定演算ブロックおよび線形補間処理ブロックでの
処理の内容を厳選している。
【0094】このことについて、主な描画要素としては
三角形であるので、三角形の描画に注目して特に処理効
率を向上させた内容を説明する。
【0095】初期設定演算ブロックであるDDAセット
アップ回路4043においては、最初に三角形の頂点に
関してy軸方向の座標によるソートを行い、処理する場
合の形状の場合わけができるだけ少なくなるようにす
る。さらに、三角形内部の各種パラメータ(Z,R,
G,B,S,T,Q,α,F等)の面内におけるX軸お
よびY軸方向の傾きを数学的に算出する。
【0096】また、本実施形態のDDA処理において、
画素を一定のまとまった範囲(2×8)で処理を行い、
その処理の範囲は表示メモリがDRAMであった場合で
あってもそのページが境界には関係無く領域を設定す
る、いわゆる2×8移動打ち込み(Moving Stamp) を行
っている。
【0097】たとえば、まず、最初の内部画素を算出し
て、図7に示すように、2×8のスタンプを描画する。
このとき、画素内外判定で描画マスクを作成する。そし
て、x方向で最初の内部画素位置を記憶し、2×8のス
タンプ描画を終了辺まで続ける。また、y方向に1スタ
ンプ部分進めて記憶しておいたx位置からスタンプを開
始する。
【0098】この移動打ち込み処理を採用することによ
り、実際には描画されない無駄な画素の処理を減少させ
ることができ、目的の性能を達成するための回路規模を
小さくすることができる。
【0099】テクスチャ処理ブロックに至るまでのデー
タ処理において、上記のようなシンプルな処理を行うこ
とで、テクスチャ処理ブロックよりも小さな規模でのブ
ロックの構成が可能となる。そして、それぞれのブロッ
クの配線を無理無く行えるようにできるようになり、線
形補間演算のための初期設定演算ブロックおよび線形補
間処理ブロックの大きさがテクスチャ処理ブロックより
も大きくならないように全体のアーキテクチャを構成し
ている。すなわち、本実施形態においては、DDAセッ
トアップ回路4043およびトライアングルDDA回路
4044のブロックの大きさが、テクスチャエンジン回
路4045およびメモリI/F回路4046を含むテク
スチャ処理系よりも大きくならないように全体のアーキ
テクチャを構成している。
【0100】また、テクスチャ処理は、大容量のメモリ
を頻繁にアクセスすることになるので、その部分はでき
るだけチップの真中に配置できるようになっていること
が重要であり、テクスチャ処理に至るまでのデータ処理
をうまく配置して、しかもテクスチャ処理ブロックがチ
ップのほぼ真中あたりに配置できるためにも、テクスチ
ャ処理に至るまでのデータ処理ブロックをテクスチャ処
理ブロックよりも小さくなるようにしている。
【0101】以上説明した回路ブロックとして採用され
るレンダリング回路によれば、入力されるデータの処理
が最適に行なわれるために、描画プリミティブ(主に三
角形)の1頂点分以上の大きさの入力バッファ4042
を持つことから、ほとんどの処理は1頂点分のデータが
そろった時点で開始できるようになる。このため、次に
処理できるまでの間に次の頂点のデータを並行して蓄積
することが可能となり、処理の中断が減少する。
【0102】また、外部とのデータ受け渡しのホストI
/F4041、入力バッファ4042を論理回路ブロッ
クの片側に配置することで、I/Fから処理ブロックま
での配線のばらつきを最大の長さの最小化が可能とな
る。このことを守るために、システムの配線としてのホ
ストとのバス幅および転送速度さらには転送のプロトコ
ルを使おうとしている半導体のプロセス世代およびパッ
ケージに最適になるように設計することが目標として設
定できることになる。そういった意味で外部とのデータ
受け渡しのホストI/Fを論理回路ブロックの片側に配
置することを最初に設計の目標として設定することは重
要となっている。そして、データ受け渡しのホストI/
F、入力バッファ4042のすぐ隣に線形補間演算のた
めの初期設定演算回路ブロックとしてのDDAセットア
ップ回路4043を配置し、DDAセットアップ回路4
043のすぐ隣に線形補間処理回路ブロックとしてのト
ライアングルDDA回路4044を配置することで、ホ
ストとのデータ転送のバンド幅を使い切るために線形補
間演算のための初期設定演算に対してを最大限の効率で
データ転送が可能となる。この場所に線形補間演算のた
めのDDAセットアップ回路4043を配置すること
は、本発明における3次元グラフィックス描画処理の方
法におけるデータ処理のためのパイプライン構造におい
て、最適なデータ転送を実現するものとなる。一般的な
言い方をするとすれば、どのような3次元グラフィック
ス処理を行うかによって、処理するブロックの種類およ
びその最適な配置関係を特定することができる。そうい
った意味で、実際に配置可能なブロックサイズと機能を
どのように決めて設計するかが、システムの最終性能に
大きく左右することになる。
【0103】3次元グラフィックス描画においては、図
形に模様を張りつけるためのテクスチャ処理を行うが、
その処理は本実施形態では、線形補間演算処理の直後に
行われるため、線形補間演算処理回路ブロックのすぐ隣
にテクスチャ処理回路ブロック4045,4046を配
置して、その転送経路が最適化される。また、テクスチ
ャ処理回路ブロック4045,4046のサイズがその
前処理段階のブロックのサイズよりも大きくなるように
機能配分を行なうことで、大容量のメモリを最も頻繁に
アクセスするテクスチャ処理回路ブロックが、周辺に配
置した大容量のメモリへ最適にアクセスできるように配
置しやすくなる。
【0104】また、表示データ(含むテクスチャ)を十
分保持できるだけのメモリブロック4049,4050
はチップの半分以上等、非常に大きくなる場合がほとん
どなので、ディスプレイバッファとグラフィックス処理
を行うブロックの間の配線の長さそのものが比較的長く
なり、また、そのばらつきもおおきくなってしまう。そ
のため、グラフィックス処理を行なうブロックからは動
きを制御できないレジスタ4051,4052をディス
プレイバッファへの入力または出力またはその両方に挿
入配置することができるシステム構成にすることで、長
くて信号転送が遅くなる配線での遅延時間を一定の範囲
に固定することが可能となり、システム全体の性能を向
上することができる。また、動きを止めたりの制御がで
きないレジスターであることにより、その制御のための
信号の遅延等を考慮する必要がなく、性能の限界を高め
ることが可能となる。
【0105】また、表示データを十分保持できるだけの
メモリブロックが2ポート以上のポート4053〜40
56を持つように構成することで、メモリブロックその
ものは大きさが大きくなるが、転送の性能を向上するこ
とが可能となる。特に、3次元グラフィックス描画にお
いては、表示メモリへの書き込みと、物理的にはディス
プレイメモリと同一のテクスチャバッファ4049aか
らの読み出し、さらには、表示のためのディスプレイバ
ッファ4049bからの読み出しがそれぞれ同時進行し
て行うことができることで全体の性能の向上が可能とな
る。このように大域的に配線が長くなるアーキテクチャ
ではなく、多少サイズは大きくなったとしても、局所的
に配線が完結できるアーキテクチャが今後の微細加工の
進化していく半導体プロセスにとって、有利なものとな
る。
【0106】なお、本発明は上述した実施形態には限定
されない。また、上述した図4に示す3次元コンピュー
タグラフィックスシステム400では、SRAM404
8を用いる構成を例示したが、SRAM4048を設け
ない構成にしてもよい。
【0107】さらに、図4に示す3次元コンピュータグ
ラフィックスシステム400では、ポリゴンレンダリン
グデータを生成するジオメトリ処理を、メインプロセッ
サ401で行う場合を例示したが、レンダリング回路4
04で行うようにしてもよい。
【0108】
【発明の効果】本発明によれば、一つの半導体チップ内
に同一機能の回路ブロックを複数配置し、それぞれの回
路ブロックからの信号線を選択する手段を設けること
で、そのチップ内の少なくとも一つの回路ブロックが動
作すれば他の回路ブロックは不良であってもそのチップ
としては良品とすることができる。よって、パッドによ
って囲まれた大きな部分の中に小さなロジック回路ブロ
ックが不良となるだけで、そのパッドによって囲まれた
大きな部分全部を捨てなければならなくなる確率を減少
させることがができるようになる。そのことは、すなわ
ち見かけ上の歩留が向上することを特徴とすることを意
味する。しかも、今後パッドリミット(パッドによって
チップの大きさが決まってしまって、その中身は隙間だ
らけの状態となる)に成りやすい傾向にあるため、この
ような対処を行うことは、今後の超微細加工技術を使う
半導体製造においては、製造効率向上によるコスト削減
のために非常に重要になってくる。
【0109】また、本発明によれば、複数の同一の回路
ブロックから良品となっている回路ブロックをパッドに
選択的に接続するマルチプレクサを設け、その選択信号
をテスト時に固定することで、あたかも一つの良品チッ
プのようにすることができる。この処理は、ヒューズを
レーザ光線で切断する等の非常に簡単な処理であるた
め、歩留向上に比較して、その処理コストは低く押さえ
ることができる。
【0110】また、不良となった回路ブロックの電源ラ
インを切断することで、消費電力、および、不良となっ
た悪影響を取り除くことが可能となるため、全体として
は、あたかも、もともとの良品が増加したかのように見
えるだけになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の一実施形態の概略構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明に係る回路ブロックにおける信号の出力
端子に関して処理する構成例を示す図である。
【図3】本発明に係る回路ブロックにおける信号の入出
力端子に関して処理する構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る回路ブロックとしてのレンダリン
グ回路が採用される3次元コンピュータグラフィックス
システムのシステム構成図である。
【図5】図4のレンダンリグ回路の要部ブロックのレイ
アウトを示す図である。
【図6】図4のレンダンリグ回路のDRAMへの表示デ
ータと奥行きデータおよびテクスチャデータの格納方法
を概念的に説明するための図である。
【図7】2×8移動打ち込み(Moving Stamp) 処理を説
明するための図である。
【符号の説明】
100…半導体チップ、101〜104…回路ブロッ
ク、105,105−1〜105−4…パッド、201
〜205…セレクタ、205〜208…フューズ部、2
051〜2081…第1フューズ、2052〜2082
…第2フューズ、301,303…制御ゲート、303
…フューズ部、3031…第1フューズ、3032…第
2フューズ、NA1…NA6…NANDゲート、INV
1…インバータ、400…3次元コンピュータグラフィ
ックスシステム、401…メインプロセッサ、402…
メインメモリ、403…I/Oインタフェース回路、4
04…レンダリング回路、4043…DDAセットアッ
プ回路、4044…トライアングルDDA回路、404
5…テクスチャエンジン回路、4046…メモリI/F
回路、4047…CRTコントローラ回路、4048…
RAMDAC回路、4049…DRAM、4049a…
テクスチャバッファ、4049b…ディスプレイバッフ
ァ、4049c…zバッファ、4049d…テクスチャ
CLUTバッファ、4050…SRAM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/822 H01L 27/04 E Fターム(参考) 5B057 CA13 CA16 CB13 CB16 CE20 CH01 CH07 5B080 AA13 CA00 FA02 FA16 GA22 5F038 AV15 BE04 BE07 DF01 DF05 DF11 DF16 DT18 EZ20 5F064 DD13 EE27 FF02 FF27 FF36 HH10 HH12 HH14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの半導体チップ内に同一機能を有す
    る回路ブロックを複数配置し、 それぞれの回路ブロックからの信号線を選択する手段を
    有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 複数の同一機能を有する回路ブロックか
    らの信号を選択する手段を有する請求項1記載の半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 複数の同一機能を有するの回路ブロック
    から良品となっている回路ブロックをパッドに選択信号
    により選択的に接続するマルチプレクサと、当該選択信
    号を固定可能な手段とを有する請求項1記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 不良となった回路ブロックの電源ライン
    を切断可能な手段を有する請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 上記信号線の選択は、チップの検査段階
    で各回路ブロック毎に実施するスキャンテストにより有
    効な回路ブロックの判定に基づいて行う請求項1記載の
    半導体装置。
  6. 【請求項6】 一つの半導体チップ内に同一機能を有す
    る回路ブロックを複数配置し、 それぞれの回路ブロックからの信号線を選択する手段を
    有し、 上記回路ブロックは、論理回路ブロックと、表示しよう
    とする表示データを十分保持できるだけのメモリブロッ
    クを同一チップに内蔵し、上記論理回路ブロックへの入
    力部に、3次元グラフィックス描画プリミティブの1頂
    点分以上の大きさの入力バッファを有するレンダリング
    処理を行うグラフィックス描画装置を含む半導体装置。
  7. 【請求項7】 一つの半導体チップ内に同一機能を有す
    る回路ブロックを複数配置し、 それぞれの回路ブロックからの信号線を選択する手段を
    有し、 上記回路ブロックは、単位図形の頂点について、3次元
    座標(x,y,z)、R(赤),G(緑),B(青)デ
    ータ、テクスチャの同次座標(s,t)および同次項q
    を含むポリゴンレンダリングデータを受けてレンダリン
    グ処理を行うグラフィックス描画装置であって、 表示デ−タと少なくとも一つの図形要素が必要とするテ
    クスチャデ−タをメモリブロックと、 上記単位図形の頂点のポリゴンレンダリングデータを補
    間して、上記単位図形内に位置する画素の補間データを
    生成する補間処理回路ブロックと、上記補間データに含
    まれるテクスチャの同次座標(s,t)を同次項qで除
    算して「s/q」および「t/q」を生成し、上記「s
    /q」および「t/q」に応じたテクスチャアドレスを
    用いて、上記メモリブロックからテクスチャデータを読
    み出し、表示データの図形要素の表面へのテクスチャデ
    ータの張り付け処理を行うテクスチャ処理回路ブロック
    とを少なくとも備えた論理回路ブロックと、 上記論理回路ブロックの補間処理回路ブロックへのポリ
    ゴンレンダリングデータの入力部に、3次元グラフィッ
    クス描画プリミティブの1頂点分以上の大きさの入力バ
    ッファとを有し、 上記メモリブロック、論理回路ブロック、および入力バ
    ッファが一つの半導体チップ内に混載されているグラフ
    ィックス描画装置を含む半導体装置。
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