JP2001308271A - 半導体集積回路および設計方法並びに製造方法 - Google Patents

半導体集積回路および設計方法並びに製造方法

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Masayuki Sato
正幸 佐藤
Kunio Uchiyama
邦男 内山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の半導体集積回路のテスト方式にあって
は、テスト時間が長かったり、テスタ価格が高いととも
に、テスト回路自身での不良発生により歩留まりが低下
するという課題があった。 【解決手段】 記憶素子(MC1〜MC4)を有し該記
憶素子の記憶情報によって入力に対応した任意の論理出
力を出力可能な複数の可変論理セル(LCL)を、半導
体チップ上の回路ブロック(CPU、ROM等)以外の
領域に隙間なく敷き詰め、この可変論理セルによってチ
ップ内の回路ブロックのテストを行なえるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理集積回路のよ
うな半導体集積回路の検査、設計並びに製造方法に利用
して有効な技術に関し、例えば、ワンチップマイクロコ
ンピュータにユーザが希望する機能を有するカスタム論
理回路を付加したいわゆるシステムLSI(大規模集積
回路)に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】論理LSIにおいては、内部回路の検査
に、内部順序回路を構成するフリップフロップをシリア
ルに接続してテストパターンを入力して内部回路の論理
が正常か否かを検査するいわゆるスキャンパス方式が採
用されている。また、近年、スキャンパス方式に代え
て、内部にテストパターンを発生するテスト回路を設け
たBIST(ビルトイン・セルフテスト)方式の論理L
SIも提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スキャンパス方式の検
査にあっては、テストパターンをシリアルに入力するた
めテスト時間が長くなるという欠点に加え、近年のよう
にLSIの論理規模が増大すると不良検出を高めるため
のテストパターンが指数関数的に増加するため、テスト
パターンを生成するテスタの負担が増大しテスタ価格の
大幅な上昇を招くとともに、かかる高価なテスタを使用
して1つのLSIをテストするのに必要な時間も長くな
るため1つのチップに対するコストも高くなるという問
題点がある。
【0004】一方、BIST方式の検査にあっては、テ
ストパターンの形成にランダムパターン発生器を使用し
ているため、充分な不良検出率が保証されているとは言
えないとともに、検査に際してはテスタと接続して指示
を与えたりするため、テスタにかける負担は少なくても
検査処理中高価なテスタを待たせることとなり、コスト
パフォーマンスを充分に下げることはできない。また、
BIST回路を搭載したLSIにおいては、BIST回
路の分だけチップサイズが増大しコストが高くなるとと
もに、BIST回路自身での不良発生により歩留まりが
低下するという問題もある。
【0005】この発明の目的は、チップサイズを増大さ
せることなく自己検査するテスト回路を構成可能な半導
体集積回路を提供することにある。
【0006】この発明の他の目的は、高価なテスタを使
用することなく内部回路の検査を行なうことができる半
導体集積回路の製造技術を提供することにある。
【0007】この発明のさらに他の目的は、回路自身で
の不良発生により歩留まりが低下することがない半導体
集積回路の設計技術を提供することにある。
【0008】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0010】すなわち、本発明に係る半導体集積回路
は、記憶素子を有し該記憶素子の記憶情報によって入力
に対応した任意の論理出力を出力可能な複数の可変論理
セルを、半導体チップ上の回路ブロック以外の領域に例
えば隙間なく敷き詰めるように配設、あるいは半導体チ
ップ上に配置された回路ブロックを挟むようにして、記
憶素子を有し該記憶素子の記憶情報によって入力に対応
した任意の論理出力を出力可能な複数の可変論理セルか
らなる第1可変論理部と第2可変論理部を配置し、前記
第1可変論理部と第2可変論理部は並行アクセス可能に
構成したものである。
【0011】従来より、CPUコアやRAMなどのマク
ロセルを並べてCBIC(セルベースIC)方式で構成
するシステムLSIのような論理LSIにおいては、各
回路ブロック間に空き領域が発生しており、その総量は
平均でもチップの5〜10%ワーストケースでは20%
近くなってしまうこともあり、論理ゲートに換算すると
4万〜10万個に近いゲートを作り込むことができる。
そのため、上記した手段によれば、そのような空領域に
設けられている可変論理セルを使用してチップ内の各回
路ブロックを検査するテスト回路を構成することができ
るので、チップサイズを増大させることなく自己検査す
るテスト回路を構成するできるともに、高価なテスタを
使用することなく良品判定を行なえる半導体集積回路を
実現することができる。しかも、上記テスト回路はチッ
プ内部にあるので、対象となる回路ブロックを他の回路
ブロックを介することなく直接テストしたり、回路ブロ
ック内部のローカルな回路に対しても直接テストするこ
とが可能になり、従来は充分なテストが困難であったオ
ンチップのCPUなどに対する充分なテストが可能にな
る。
【0012】また、望ましくは、上記半導体チップの周
縁部に、上記複数の可変論理セルのいずれかを選択可能
なデコーダ回路と、該デコーダ回路により選択された可
変論理セル内の上記記憶素子に対するデータの書込みお
よび読出しを行なう増幅回路とを配置する。これによ
り、各チップ単位で内部の可変論理セルを用いて後から
任意の論理回路を付加することができるようになる。
【0013】さらに、望ましくは、上記可変論理セルに
よって、上記回路ブロックの少なくともひとつを検査す
るテスト回路を構成する。これにより、各チップ単位で
内部の可変論理セルを用いてテスト回路を構築して上記
回路ブロックのテストを行なうことができるようにな
る。
【0014】また、上記可変論理セルによって、上記回
路ブロックのいずかによってアクセス可能な記憶回路を
構成するようにすると良い。これにより、回路のオーバ
ーヘッドを少なくし、チップサイズを小さくしたり、オ
ンチップシステム全体しての記憶容量を大きくすること
ができる。
【0015】上記可変論理セルによって、上記回路ブロ
ックのいずかに存在する欠陥部分を補修する補修回路を
構成するようにしても良い。これにより、チップの歩留
まりを向上させることができる。
【0016】さらに、上記可変論理セルは、各々が正相
と逆相のn組(nは正の整数)の信号の組合せに応じて
択一的に選択される2n個のメモリセルを備え選択され
たメモリセルの記憶データに応じて正相と逆相の信号を
出力するように構成されてなる複数の可変論理部と、他
の可変論理部との接続を可能にするための複数の信号線
および互いに交差する信号線間を接続または遮断可能な
スイッチ素子が形成された可変配線手段と、該可変配線
手段のスイッチ素子の状態を記憶する配線接続状態記憶
部とから構成する良い。可変論理回路の入出力が差動信
号とされることにより、回路が低電圧化された場合にも
ノイズに強い半導体集積回路を実現することができる。
【0017】また、本発明に係る半導体集積回路の設計
方法は、DA(デザインオートメイション)による設計
において、記憶素子を有し該記憶素子の記憶情報によっ
て入力に対応した任意の論理出力を出力可能な複数の可
変論理セルを半導体チップ全体に亘って敷き詰めるよう
に配置した後、所望の機能を有する回路ブロックのレイ
アウトを決定し、配置が決定されたチップ上の領域に上
記可変論理セルと差し替えて当該回路ブロックを配置さ
せるようにしたものである。
【0018】上記した手段によれば、予め配置されてい
る可変論理セルを意識することなく従来と全く同様に所
望の機能を有する回路ブロックのレイアウトを決定する
ことができるとともに、配置された回路ブロック間に残
っている可変論理セルを使用してチップ内の各回路ブロ
ックを検査するテスト回路を構成することができるの
で、チップサイズを増大させることなく自己検査するテ
スト回路を構成可能な半導体集積回路を得ることができ
る。
【0019】本発明に係る半導体集積回路の製造方法
は、記憶素子を有し該記憶素子の記憶情報によって入力
に対応した任意の論理出力を出力可能な複数の可変論理
セルを半導体チップ全体に亘って敷き詰めるように配置
した後、所望の機能を有する回路ブロックのレイアウト
を決定し、配置が決定されたチップ上の領域に上記可変
論理セルと差し替えて当該回路ブロックを配置させて半
導体集積回路を形成し、しかる後上記可変論理セルの検
査を行ない正常と判定されたセルを用いて上記回路ブロ
ックの少なくともひとつを検査するテスト回路を構成し
て検査を行なって不良品を除去するようにしたものであ
る。
【0020】上記した手段によれば、配置された回路ブ
ロック間に残っている可変論理セルを検査を行ない正常
と判定されたセルを用いて上記回路ブロックを検査する
テスト回路を構成して検査を行なうので、チップサイズ
を増大させることなく自己検査するテスト回路を構成可
能な半導体集積回路を実現することができるとともに、
テスト回路での不良発生により歩留まりが低下するよう
なこともない。
【0021】さらに、可変論理セルを用いて構成された
テスト回路による回路ブロックの検査が終了した後に、
該検査結果に基づいて不良と判定された半導体集積回路
を除去し、テスト回路を構成してした可変論理セルによ
りユーザが希望する機能を有するカスタム論理回路のよ
うな論理回路を構成するようにしてもよい。これによ
り、オーバーヘッドの少ない半導体集積回路を実現する
ことができる。また、テスト回路による回路ブロックの
検査が終了した後に、該検査により欠陥が検出された欠
陥部分を、上記テスト回路を構成してした可変論理セル
もしくはそれ以外の可変論理セルにより補修するように
してもよい。これにより、従来は不良品として除去され
ていたLSIを良品とすることができるため、LSIの
歩留まりを向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例が図
面に基づいて説明される。
【0023】図1は本発明に係る可変論理回路の第1の
実施例を示す回路図、図2はその概念図である。図1の
可変論理回路は、4個のメモリセルと1個の相補出力回
路とを有する2入力論理回路である。 図1において、
MC1,MC2,MC3,MC4は、各々公知のSRA
M(スタティック型ランダム・アクセス・メモリ)を構
成するメモリセルとほぼ同様の構成を有するメモリセ
ル、DOCは差動増幅回路からなるデータ出力回路、T
G1,TG2は上記メモリセルMC1〜MC4に書込み
データを供給するための入力用伝送ゲートであり、通常
のSRAMにおけるワード選択信号に相当する信号が差
動入力信号In0,/In0,In1,/In1として
上記4つのメモリセルMC1〜MC4からなる論理設定
用メモリアレイMCAに供給されるように構成されてい
る。
【0024】このように論理設定用メモリアレイMCA
への入力信号を差動信号とすることにより、半導体集積
回路の低電圧化により信号レベルが小さくなった場合に
もノイズに強い論理回路を実現することができるととも
に、メモリセルMC1〜MC4の中のひとつを選択する
ためのデコーダが不要となる。着目する可変論理回路が
外部端子から直接信号が入力される回路である場合に
は、図2のように入力信号In0,In1に応じて正相
と逆相の信号を出力するバッファBFF0,BFF1か
らの信号が供給される。一方、着目する可変論理回路が
他の可変論理回路からの信号が入力される回路である場
合には、図1と同様の構成を有する他の可変論理回路か
ら出力される差動信号がそのまま入力される。
【0025】本実施例の可変論理回路を構成するメモリ
セルMC1〜MC4が各々公知のSRAMを構成するメ
モリセルと異なる点は、SRAMメモリセルは一対の選
択用MOSFETを備えるのに対し、本実施例のメモリ
セルはそれぞれ2対の選択用MOSFETを有する点で
ある。すなわち、本実施例の可変論理回路を構成するメ
モリセルMC1〜MC4は、2つのインバータの入出力
端子を交差結合してなるフリップフロップ回路FFと、
該フリップフロップ回路FFの2つの入出力ノードn
1,n2にそれぞれ接続された直列形態の選択用MOS
FET Qs11,Qs12;Qs21,Qs22とか
ら構成されている。
【0026】上記フリップフロップ回路FFは、Pチャ
ネル型MOSFETとNチャネル型MOSFETとから
なる2つのCMOSインバータの入出力端子を交差結合
したものでもよい。あるいは、Nチャネル型MOSFE
Tの電源電圧Vcc側にデプレッション型MOSFET
あるいはポリシリコン抵抗などを負荷素子として設けた
2つのインバータの入出力端子を交差結合したものでも
よい。
【0027】本実施例の可変論理回路においては、上記
4つのメモリセルMC1〜MC4の選択用MOSFET
Qs11,Qs12;Qs21,Qs22のゲート端
子に、入力信号In0または/In0とIn1または/
In1との組合せ信号In0,In1;In0,/In
1;/In0,In1;/In0,/In1のいずれか
が印加されるように構成されている。そして、各メモリ
セルMC1〜MC4のフリップフロップ回路FFの入出
力ノードn1,n2は、それぞれ選択用MOSFET
Qs11,Qs12とQs21,Qs22を介して、終
端がデータ出力回路DOCの一対の入力ノードIN1,
IN2に結合された共通のデータ信号線CDL,/CD
Lに接続可能に構成されている。
【0028】また、この共通データ信号線CDL,/C
DLと上記データ出力回路DOCの出力ノードOUT
1,OUT2に結合されている入出力信号線IOL,/
IOLとの間には、共通の入力制御信号Cinがゲート
端子に印加されたMOSFETからなる入力用伝送ゲー
トTG1,TG2が接続されている。この入力用伝送ゲ
ートTG1,TG2はMOSFETに限定されるもので
なく、例えばANDゲートなどの論理ゲート回路により
構成することも可能である。データ出力回路DOCも図
1のような差動増幅回路に限定されるものではない。デ
ータ出力回路DOCが図1のような差動増幅回路で構成
されている場合には、定電流用MOSFET Qcは、
入力制御信号Cinによって入力用伝送ゲートTG1,
TG2が導通状態にされているデータ入力時に、例えば
ゲートバイアス電圧Vcを0Vに下げることなどの方法
によって電流が遮断されるように構成されるのが望まし
い。
【0029】図3は可変論理回路の他の実施例を示す。
【0030】この実施例は、可変論理回路を構成するメ
モリセルMC1〜MC4を、フラッシュメモリのような
不揮発性メモリに用いられる記憶素子を利用して構成し
たものである。
【0031】具体的には、メモリセルMC1,MC2
は、電源電圧Vccと接地点との間に通常のMOSFE
Tからなる負荷素子Qm1とフローティングゲートを有
するMOSFETからなる不揮発性記憶素子Qf1とが
直列接続された第1インバータと、電源電圧Vccと接
地点との間に通常のMOSFETからなる負荷素子Qm
2とフローティングゲートを有するMOSFETからな
る不揮発性記憶素子Qf2とが直列接続された第2イン
バータと、入力信号In0または/In0とIn1また
は/In1との組合せ信号In0,In1;In0,/
In1;/In0,In1;/In0,/In1のいず
れかを入力とするNANDゲートINGi(i=1,
2,3,4)とから構成されている。また、メモリセル
MC3とMC4は、メモリセルMC1,MC2のトラン
ジスタQm1,Qm2がそれぞれ共通の負荷素子となる
ように不揮発性記憶素子Qf1,Qf2のドレイン側に
接続された一対のインバータにより構成されている。こ
れによって、図3の可変論理回路は図1の可変論理回路
に比べて構成素子数が少なくて済むため、占有面積を小
さくできるという利点がある。
【0032】そして、上記各メモリセルMC1〜MC4
のトランジスタQm1とQf1の接続ノードn1が共通
データ信号線CDLに接続され、Qm2とQf2の接続
ノードn2が共通データ信号線/CDLに接続されてお
り、相補的に書込みを行なう、つまり不揮発性記憶素子
Qf1またはQf2のいずれか一方のしきい値を高くし
他方のしきい値を低く保つことで信頼性の高い書込みが
可能にされている。また、出力時にもQf1側のノード
N1とQf2側のノードN2から相補的な信号として出
力するため正確な読出しが保証される。なお、NAND
ゲートINGiは、その電源電圧端子に、データ読出し
時には通常の電源電圧Vccが印加され、データ書込み
時にはVccよりも高い電圧Vppが印加される。
【0033】データ出力回路DOCは2つのインバータ
INV1,INV2を用いて構成してある。この場合、
各出力インバータINV1,INV2は、入力制御信号
/Cinによって出力ハイインピーダンスをとり得るい
わゆるクロックド・インバータを用いるのが好ましい。
また、入力用伝送ゲートTG1,TG2としてMOSF
ETの代わりにANDゲートを用いている。
【0034】次に、本実施例の可変論理回路の動作およ
び使用方法について説明する。本実施例の可変論理回路
は、図2および表1に示されているように、4つのメモ
リセルMC1〜MC4が2組の差動信号In0,/In
0;In1,/In1のいずれかの組合わせを選択信号
とし、2つの信号が共にハイレベルにされているメモリ
セルが選択されるメモリアレイとみなすことができる。
【0035】
【表 1】
【0036】従って、各メモリセルMC1〜MC4に、
次の表2のように予めデータを書き込んでおくと、2つ
の入力信号In0,In1に応じて各メモリセルMC1
〜MC4から出力される信号は、それぞれ入力信号In
0とIn1のナンド論理(NAND)、アンド論理(A
ND)、オア論理(OR)、イクスクルーシブ・オア論
理(EOR)、ノア論理(NOR)またはイクスクルー
シブ・ノア論理(ENOR)をとった信号となる。
【0037】つまり、本実施例の可変論理回路は、4つ
のメモリセルMC1〜MC4への書込みデータを適当に
設定することによって、論理LSIの論理を構成するの
に必要な基本的な論理ゲート回路の機能を実現すること
ができる。従って、このような可変論理回路を半導体チ
ップ上に多数分散して配設しておくとともに、任意の可
変論理回路間を接続可能にする配線群および交差する信
号線のスイッチ素子とからなる可変配線回路をチップ上
に設けることにより、任意の論理を構成可能な可変論理
アレイ(以下、FPLAと称する)を実現することがで
きる。
【0038】
【表 2】
【0039】次に、上記実施例の可変論理回路を半導体
チップ上に複数個配設してFPLAを構成する場合に、
任意の可変論理回路間を接続可能にする可変配線回路の
具体例を図4および図5を用いて説明する。
【0040】図4に示すように、チップ上には格子状の
配線領域VLA,HLAが設けられ、これらの配線領域
VLA,HLAで囲まれた矩形領域の部分に上記実施例
の可変論理回路(メモリセルMC1〜MC4およびデー
タ出力回路DOC)VLCおよび配線接続情報記憶回路
CDMが配置されている。特に制限されないが、縦方向
の配線領域VLA1,VLA2にはそれぞれ4本ずつま
た横方向の配線領域HLA1,HLA2にはそれぞれ4
本と2本の信号線が配設されているとともに、縦方向の
配線領域VLAと横方向の配線領域HLAとの交差部分
には縦方向の信号線と横方向の信号線との間を電気的に
接続可能なスイッチ素子SWが設けられている。
【0041】さらに、可変論理回路VLCの入力信号線
Lin1〜Lin4と縦方向の信号線VLA1との交差
部分と、可変論理回路VLCの出力信号線Lo1,Lo
2と縦方向の信号線VLA2との交差部分にも、これら
の信号線間を電気的に接続可能なスイッチ素子SWが設
けられている。1つの可変論理回路に対応して設けられ
ているスイッチ素子SWの数は、特に制限されるもので
ないが、この実施例では34個である。以下、図4に示
されているような、可変論理回路VLCと配線接続情報
記憶回路CDMと配線領域HLA1,HLA2と縦方向
の信号線と横方向の信号線との間を電気的に接続可能な
スイッチ素子SWとにより構成される回路を可変論理セ
ルLCLと称する。
【0042】上記配線接続情報記憶回路CDMは、それ
ぞれがSRAMのメモリセルと同様な構成を有する18
個のメモリセルから構成され、上記スイッチ素子SWは
上記配線接続情報記憶回路CDM内の18個のメモリセ
ルのいずれかに対応されており、その対応するメモリセ
ルに記憶されている配線接続情報によってオン状態また
はオフ状態に設定されるように構成されている。
【0043】この実施例においては、各可変論理回路V
LCが正相と逆相の2つの入力信号(差動信号)を受け
て、同様に正相と逆相の2つの信号を出力するように構
成されているため、上記スイッチ素子SWのうち大部分
は上記配線接続情報記憶回路CDM内の1個のメモリセ
ルの記憶情報によって2つのスイッチ素子の状態が設定
されるようにされている。唯一の例外は、可変論理回路
VLCのメモリセルに設定するデータを供給するデータ
入力線DINと縦方向の配線領域VLAの信号線とを接
続可能にするスイッチ素子SW17,SW18であり、
これらのスイッチ素子SW17,SW18は、上記配線
接続情報記憶回路CDM内の1個のメモリセルと1:1
で対応されている。図4においては、上記配線接続情報
記憶回路CDM内に付記されている数字とスイッチ素子
に付記されている数字が同一のもの同士が、互いに対応
関係にある。
【0044】図5には、図4の実施例を素子レベルで表
わしたより具体的な回路構成が示されている。図におい
て、縦方向の信号線と横方向の信号線との交点のうち記
号(○で囲まれた×印)が付けられている個所がスイッ
チ素子のある個所を表わしている。配線接続情報記憶回
路CDM内のメモリセルM1〜M18と論理設定用メモ
リアレイ内のメモリセルMC1〜MC4とは、選択用M
OSFETの数が配線接続情報記憶回路CDM内のメモ
リセルM1〜M18の方が1組少ない点を除き、同一の
構成を有している。配線接続情報記憶回路CDM内のメ
モリセルM1〜M18の選択信号線SL1〜SL9は、
前記配線領域VLA,HLAの信号線とは別個に設けら
れている。
【0045】また、配線接続情報記憶回路CDM内の1
8個のメモリセルM1〜M18は、可変論理回路VLC
のメモリアレイMCA内の2列のメモリセルMC1〜M
C4に対応して2列に配設されており、左側列のメモリ
セルM1,M3,……の入出力端子は、それぞれ共通の
データ線DL1,/DL1に接続され、右側列のメモリ
セルM2,M4,……の入出力端子は、それぞれ共通の
データ線DL2,/DL2に接続されている。なお、図
5の実施例では、配線接続情報記憶回路CDM内のメモ
リセルM1〜M18の選択信号線SL1〜SL9を別々
に設けている。可変論理回路VLCのメモリアレイMC
AのメモリセルMC1〜MC4が図3のような不揮発性
記憶素子Qf1,Qf2を用いたメモリセルで構成され
ている場合、配線接続情報記憶回路CDMのメモリセル
M1〜M18も図3と同様な不揮発性記憶素子Qf1,
Qf2を用いたメモリセルで構成するのが望ましい。
【0046】図5より明らかなように、実施例の可変論
理セルLCLを用いたFPLAは、その大部分が公知の
SRAMメモリセルと同様な構成のメモリセルから成る
ため、既にSRAMで開発されている微細化技術やレイ
アウト設計上のノウハウなどを応用することができる。
従って、半導体チップ上の小さな空スペースにも比較的
多くの可変論理用セルを埋め込むことができる。なお、
図4および図5の実施例では、一つの可変論理セルにつ
き、接続用配線が縦方向に4対、横方向に3対設けたも
のを示したが、配線数はこれに限定されるものでない。
配線数および接続用スイッチをもっと増やすことで他の
可変論理セルとの接続がより容易となり、所望の論理を
構成するための配線接続情報の決定が容易となる。
【0047】図6には、実施例の可変論理セルLCLを
半導体チップ上にマトリックス状に配置してFPLAを
構成した場合における上記配線接続情報記憶回路CDM
内のメモリセルM1〜M18への配線接続情報の書込み
方式の一例を示す。同図に示されているように、この実
施例では、横方向に並んだ複数の可変論理セルLCLに
対して各回路内のメモリセルM1〜M18の選択信号を
供給する選択信号線SL1〜SL9が連続するように配
設されており、これらの選択信号線SL1〜SL9の一
端はデコーダDECに結合されている。ただし、図6で
は、スイッチ素子SWを示す記号は省略してある。
【0048】上記デコーダDECはチップ外部から入力
されるアドレス信号をデコードして選択信号線SL1〜
SL9の中のいずれか1本の信号線を選択レベルにする
ように構成されている。そして、複数の可変論理セルL
CL内のメモリセルM1〜M18のうち、選択レベルに
された信号線に接続されているメモリセルの入出力端子
がデータ線DL1,/DL1;DL2,/DL2……に
接続される。データ線DL1,/DL1;DL2,/D
L2……の一端には、SRAMなどで使用されているセ
ンスアンプと同様の構成のアンプ回路AMP1,AMP
2,……が接続されており、このアンプ回路AMP1,
AMP2,……に外部からライトデータを入力すること
により、そのとき選択されているメモリセルに配線接続
情報が書き込まれるように構成されている。
【0049】図示しないが、上記データ線DL1,/D
L1;DL2,/DL2……は、上記アンプ回路AMP
1,AMP2,……と反対側へ延設されており、この延
設されたデータ線DL1,/DL1;DL2,/DL2
……にチップ上に縦方向に並んで配設されている複数の
可変論理セルLCL内のメモリセルM1〜M18の入出
力端子が共通に接続されている。これとともに、上記デ
コーダDECは縦方向の複数の可変論理セルLCLにも
対応するように構成されており、デコーダDECによっ
て縦方向の複数の可変論理セルLCL中のいずれか1つ
の可変論理回路内の選択信号線SL1〜SL9の中の1
本が選択レベルに駆動されるように構成されている。
【0050】さらに、この実施例においては、外部端子
数を節約するため、上記デコーダDECに供給されるア
ドレス信号ADDが1つの入力端子からシリアルに入力
されるとともに、チップ内に設けられたシリアル−パラ
レル変換回路SPC1によってパラレル信号に変換され
てからデコーダDECに供給されるように構成されてい
る。同様に、可変論理セルLCL内のメモリセルM1〜
M18に書き込まれる配線接続情報DATAも1つの入
力端子からシリアルに入力されるとともに、チップ内に
設けられたシリアル−パラレル変換回路SPC2によっ
てパラレル信号に変換されてから、アンプ回路AMP
1,AMP2,……に供給されるように構成されてい
る。
【0051】図7には、実施例の可変論理セルLCLを
半導体チップ上にマトリックス状に配置してFPLAを
構成した場合における論理設定用のメモリセルMC1〜
MC4への論理設定情報の書込み方式の一例を示す。同
図に示されているように、この実施例では、格子状に配
設された横方向の配線領域HLAに設けられているそれ
ぞれの信号線のチップ周縁部側の端部に入力バッファI
BFと出力バッファOBFとが接続されている。
【0052】各入力バッファIBFはそれぞれ外部から
1つの入力信号を受けて正相と逆相の信号を形成して内
部回路へ供給し、出力バッファOBFはそれぞれ内部回
路から供給される正相と逆相の信号を受けて正相または
逆相のいずれかのシングル信号として出力するように構
成されている。チップ内部で正相と逆相の2つ信号で情
報を伝達するようにしているのは、近年においてはLS
Iの低電源電圧化が進められているので、チップの電源
電圧が3.0Vや1.8Vのような低電圧になっても、
回路を変更したりしなくてもノイズに影響されずに正し
い信号を伝達できるようにするためである。しかも、可
変論理セルLCLに供給される信号が正相と逆相の信号
であることにより、4つの論理設定用のメモリセルを含
む実施例の可変論理回路においては、入力された信号を
そのまま論理設定用のメモリセルMC1〜MC4の選択
信号として与えることで、直ちに通常の2入力論理ゲー
トを通したのと同様の出力信号を得ることができる。
【0053】特に制限されないが、この実施例では、同
一の信号線に接続されている入力バッファIBFと出力
バッファOBFは共通の外部端子I/Oに接続されてお
り、制御信号Cioによって入力バッファIBFと出力
バッファOBFのいずれか一方のみを活性化させること
で、信号の入力と出力に共通の端子を用いるようにして
端子数を節約できるように構成されている。制御信号C
ioは各外部端子I/Oごとに外部から与えても良い
が、各外部端子I/Oを幾つかのグループに分け、グル
ープ毎に共通の制御信号Cioを与えるようにしても良
い。また、この制御信号Cioは、配線領域VLA,H
LAの信号線によりチップの内部回路から供給できるよ
うにも構成しておくのが望ましい。なお、図には示され
ていないが、縦方向の配線領域VLAに設けられている
それぞれの信号線のチップ周縁部側の端部にも同様に入
力バッファIBFと出力バッファOBFとを接続するよ
うに構成しても良い。
【0054】上記のように構成されたFPLAにおいて
は、チップ上に設けられている可変論理セルLCL内の
論理設定用メモリセルMC1〜MC4に所定のデータを
書き込むとともに、配線接続情報記憶用メモリセルM1
〜M18に所定の配線接続情報を書き込むことによっ
て、配線領域VLAに設けられている各信号線の交点の
スイッチ素子SWの状態を適宜設定することができ、こ
れによってチップ上の任意の可変論理セルLCLを用い
て所望の論理を構成することができる。
【0055】図8は一例として、図7のような構成を有
するFPLAにおいて、2つの可変論理セルLCLを用
いて図9に示すような論理機能を有する半加算器を構成
し、外部端子I/O1,I/O2から入力信号B0,B
1を与え、外部端子I/O4,I/O6から桁上げ信号
Cと和信号Sを出力させるように構成する場合の各信号
線の接続方式と、論理設定用メモリアレイMCAへのデ
ータの設定方式を示している。
【0056】図8において、論理設定用メモリアレイM
CA内に書き込まれている“0”と“1”の符号は、そ
れぞれ4つのメモリセル(MC1〜MC4)に設定され
ているデータを表わしている。表2を参照すると、可変
論理セルLCL1によってANDゲート回路が、またL
CL2によってEORゲート回路がそれぞれ構成される
ことが分かる。
【0057】一方、配線接続情報記憶回路CDMのメモ
リセル(M1〜M18)に斜線が施されているのは、例
えばデータ“1”が書き込まれることにより対応するス
イッチSWがオン状態に設定されるものを、またメモリ
セルM1〜M18に斜線が施されていないのは、データ
“0”が書き込まれることにより対応するスイッチSW
がオン状態に設定されるものを示している。図8におい
ては、外部端子I/O1,I/O2より入力された信号
B0,B1は、横配線領域HLA1の信号線から縦配線
領域VLA2の信号線を経て可変論理セルLCL1、L
CL2にそれぞれ供給される。そして、可変論理セルL
CL1の出力信号は、縦配線領域VLA2の信号線から
横配線領域HLA2−縦配線領域VLA3の信号線−横
配線領域HLA3の信号線を経て外部端子I/O4より
出力される。また、可変論理セルLCL2の出力信号
は、縦配線領域VLA2の信号線(LCL1から出力さ
れる信号線とは異なる信号線)から横配線領域HLA4
の信号線を経て外部端子I/O6より出力される。
【0058】次に、本発明によるシステムLSIの設
計、検査並びに製造方法の手順を、図10および図11
のフローチャートを用いて説明する。
【0059】本発明によるシステムLSIの設計に際し
ては、先ずDAプログラムなどの設計支援ツールによ
り、前記実施例の可変論理セルLCLを半導体チップ上
に隙間なく敷き詰めるとともに、図12に示すように、
チップ100の各辺に沿って可変論理セル内のメモリセ
ルを選択するためのデコーダ回路111,112(図6
のDECに相当)と選択されたメモリセルのリード・ラ
イト用のセンスアンプ列121,122(図6のAMP
に相当)を配置した全面FPLAを構成する(ステップ
S1)。
【0060】次に、システムLSIを構成する中央処理
ユニットCPUやリードオンリメモリROM、スタティ
ック型メモリSRAM、ダイナミック型メモリDRA
M、メモリ管理ユニットMMU、デジタルシグナルプロ
セッサDSPなどのマクロセル、ユーザが希望する機能
を有するカスタム論理回路(ユーザロジック)CUST
OMなどの回路ブロックを準備する(ステップS2)。
そして、それらの回路ブロックの形状や大きさ、これら
の回路ブロック間を接続するバスBUSの配置等を考慮
して、例えば図12に示すように半導体チップ上でのレ
イアウトを決定する(ステップS3)。
【0061】次に、ステップS1で配置された全面FP
GAを構成する可変論理セルのうちステップS3で決定
された回路ブロックのレイアウト位置と重なる領域の可
変論理セルを削除する(ステップS4)。それから、削
除された領域に当該領域に配置されるべき回路ブロック
を配置し、回路ブロック間を接続する信号線や電源ライ
ンを設計する(ステップS5)。なお、このとき、可変
論理セルの境界でFPGAが切断されていればそのまま
で良いが、図13のように、可変論理セルの途中でFP
GAが切断されて有効に機能しない素子が生じている場
合には、そのような素子に接続される電源ラインやグラ
ンドラインとの接続を切るなどの終端処理を行なうよう
にするのが望ましい。かかる終端処理は、例えばレイア
ウト設計データから、不要な素子と電源ライン等とを接
続する配線データを除去することで行なうことができ
る。
【0062】その後、設計データに基づいてマスクを作
成し、作成されたマスクを使用して製造プロセスにてウ
ェハ上にシステムLSIを形成する(ステップS6)。
なお、図13では、セルの一部に回路ブロックが重なる
ことでセルの一部が欠けてしまった様子を示している
が、このような場合が生じたときは一部が欠けるセルに
ついてはそのセル全体を削除するようにすることも可能
である。
【0063】上記のようにしてシステムLSIが製造さ
れたならば、各回路ブロックが正常に動作するか否かの
テストが、図11のフローチャートに従って行なわれ
る。なお、このテストはウェハの状態でプローブ検査で
行なわれる。
【0064】先ず、ウェハテストでは、先ず各回路ブロ
ック間の隙間や周辺に残っているFPLA部を試験する
ためのテスト装置および論理合成&書込み装置を外部装
置にて構成する。ここで、テスト装置や論理合成&書込
み装置を構成するための外部装置としては、通常のパー
ソナルコンピュータなどを用いることができる。なお、
テスト装置と検査対象のFPLA部とは、図14に示さ
れているように、チップ100の任意の外部端子をテス
ト装置200の信号入出力端子に接続可能にするスイッ
チマトリックス300を介して接続するのが望ましい。
【0065】上記のような準備が終了したならば、テス
ト装置のプログラムを起動させて図11の処理をスター
トさせる。すると、テスト装置は、先ずスイッチマトリ
ックス300に対する制御信号を形成して所望の端子か
ら所望の信号を入出力できるように設定するとともにチ
ップ内のデコーダに可変論理セルを指定するアドレス信
号を入力して1つの可変論理セルを選択した状態とし、
当該セル内の配線接続情報記憶回路CDM内のメモリセ
ルに接続情報を書込んでFPGA内の1つの可変論理セ
ルの可変論理部が外部端子と接続された状態にする(ス
テップS11)。
【0066】次に、選択状態の可変論理セル内の論理設
定用メモリセルMC1〜MC4に対してテスト装置から
4ビットのテストデータを送って書き込み、それを読み
出して期待値と比較する動作を、テストデータのパター
ンを変えて繰返し行ない、正常か否か判定する(ステッ
プS12,S13)。そして、正常でなかった場合に
は、テスト結果から不良論理セルを特定し、その不良論
理セルをテスト装置内に記憶する(ステップS14,S
15)。このとき、図10のステップS4における領域
削除で存在しなくなった可変論理セルがあればそのセル
を知ることができるので、そのような不在論理セルも記
憶する。なお、上記可変論理セルのテストは、対象とな
るセルの数が多いだけでそれぞれのセルに関するテスト
パターンは小規模で済むため、テスト装置の負担は非常
に少なく高価なテスタを使用する必要はない。
【0067】なお、ステップS12,S13で検出され
る不良論理セルには、テストデータが書き込まれる論理
設定用メモリセルMC1〜MC4のみでなく、検査対象
の論理ユニットに信号を伝送できるようにする信号線交
点のスイッチ素子SWおよびそのオン/オフ状態を記憶
する配線接続情報記憶回路CDM内のメモリセルに欠陥
があるものも含まれる。論理設定用メモリセルMC1〜
MC4が正常でも、スイッチ素子が壊れていたり配線接
続情報記憶回路CDM内のメモリセルが不良であれば、
書き込んだデータが読み出せないので結果として不良が
存在していることを把握できるからである。テストパタ
ーンを工夫することにより、不良論理セル内のどの素子
または信号パスに不良があるのかも検出し、その不良素
子または不良パスを記憶するようにしても良い。
【0068】不良論理セルがなかった場合および不良論
理セルを記憶した後はステップS16へ進んで、残存F
PGA内のすべての可変論理セルに関して上記テストが
終了したか判定する。そして、終了していないときはス
テップS11へ戻って上記処理を繰り返す。
【0069】一方、ステップS16で全ての可変論理セ
ルのテストが終了したと判定されると、ステップS17
へ進んで、正常な可変論理セルをリストアップする。次
にリストアップされた可変論理セルのうちテスト回路を
構成するのに使用する可変論理セルを選択する(ステッ
プS18)。
【0070】次に、設定された領域に回路ブロック内の
可変論理セルを試験するテスト回路を構築する(ステッ
プS19)。具体的には、前記実施例の可変論理セル内
の論理設定用メモリアレイにそれぞれ所定のデータを書
き込むことでテスト回路を構成するのに必要な論理ゲー
トを構成するとともに、このようにして構成された所定
の論理機能を有する論理ゲート回路間を接続する配線間
接続情報を生成して論理ユニット内のメモリ回路CDM
に書き込むことでテスト回路を構築する。この際に、例
えば図9に示すような半加算器を構成する場合に、図1
4に示すようにLCL2に不良が検出されたときはこれ
を除いて代わりに例えばLCL3を用いてEORゲート
回路を構成するようにする。
【0071】FPLA部に構築されるテスト回路は、マ
イクロ命令方式の制御部と、データの演算部、および読
み出されたデータを判定して判定結果を出力するデータ
判定手段などからなり所定のアルゴリズムに従ってテス
トパターンを生成するとともに書き込んだデータの読出
しを行なうALPG(アルゴリズミック・メモリ・パタ
ーン・ジェネレータ)と呼ばれるテスト技術を応用する
ことで可能である。
【0072】上記のようにして既に検査済みのFPLA
にチップ内の回路ブロック用のテスト回路を構築したな
らば、当該テスト回路を用いてチップ上の各回路ブロッ
クの検査を行なう(ステップS20)。そして、全ての
回路ブロックについてテストが終了したか判定(ステッ
プS21)し、終了後にすべての正常に動作していれば
良品とし、ひとつでも正常に動作しない回路ブロックが
あれば不良品として記憶する(ステップS22)。な
お、上記テスト回路は、チップ内のすべて回路ブロック
に対して共通のテスト回路として構築することも可能で
あるが、各回路ブロック毎に最適なアルゴリズムのテス
ト回路をそれぞれ構築し直してテストを行なうようにし
ても良い。テスト回路から各回路ブロックへのテスト信
号の供給は、図4において可変論理セルを構成する配線
領域VLA1,VLA2,HLA1,HLA2の配線を
延長させたものを用いても良いし、配線領域VLA1,
VLA2,HLA1,HLA2の配線をシステムのバス
を構成する信号線に接続してバスを介して供給するよう
に構成しても良い。
【0073】さらに、上記テストの終了後は、テスト回
路をそのまま残しても良いし、テスト回路を構成する論
理記憶を各可変論理セル内の記憶素子から消去するよう
にしても良い。あるいは、テスト回路が構築されていた
FPGA部を、チップ上の回路ブロック(例えばCP
U)が作業領域や記憶領域として使用できるようSRA
Mに構成し直したり、ユーザ論理の一部を構成する論理
回路として使用することも可能である。また、上記テス
トによりいずれかの回路ブロックの一部に欠陥が見つか
ったならば、その欠陥をする補修する回路をFPGA部
に構成するようにしてもよい。この場合、テスト回路を
構成していた可変論理セルを用いてその論理記憶や接続
情報を書き換えて補修回路を構成しても良いし、テスト
回路の構成に用いられなかった可変論理セルを用いて補
修しても良い。いずれにしても、欠陥箇所に近い場所に
ある可変論理セルを用いるのが望ましい。
【0074】図15に、一例として回路ブロックを構成
するANDゲートを可変論理セルLCLに構成したAN
Dゲートで置き換えることで補修を行なう場合の概略を
示す。この場合、回路ブロックBLKにあるANDゲー
トに接続されている本来の信号線l1,l2,l3を図
の×印のような箇所をレーザで切断するとともに、可変
論理セル間の接続用に設けられている配線のうち太線で
示す部分を利用し、それと元の信号線との交点(図にお
いて◆印をつけた箇所)にレーザ等を照射して上下の配
線間を短絡して迂回経路を形成することで、回路の置き
換えが可能になる。
【0075】上記実施例の方法によれば、FPGA部に
おいて不良論理セルが検出されるとそれを除いた正常な
論理セルのみでテスト回路が構成されるため、BIST
のように専用のテスト回路を内蔵させる場合のようにテ
スト回路自身の不良に製品の歩留まりが低下するのを防
止するできる上、テストの終了後に、FPGA部をSR
AMとして使用できるように構成することによりオーバ
ーヘッドを少なくすることができる。特に、図5に示す
実施例においては、可変論理セルの配線接続情報記憶部
CDMがSRAMとほぼ同一の構成を有しているため、
SRAMへの変更が極めて容易である。さらに、回路ブ
ロックに欠陥が発見されたときの補修回路形成用として
FPGA部を利用するようにすれば、歩留まりが向上す
るという利点がある。
【0076】次に、本発明ないしは前記実施例を実施す
る際に有効となる周辺技術について説明する。
【0077】図16は、前記実施例のように可変論理セ
ルを差動形式で信号の入出力を行なうように構成し、差
動方式でなく1信号1信号線方式の一般的なバスを用い
た場合に、可変論理セルとチップ上の回路ブロックとの
間の信号の送受信を行なえるように構成する場合の可変
論理セルの信号線とバスの信号線との具体的な接続の仕
方の一例を示す。
【0078】図16に示すように、可変論理セルLCL
から延接される差動信号線L1,/L1やL2,/L2
のうち一方の信号線L1とL2はバスBUSを構成する
信号線のうち対応する信号線BL1,BL2に接続さ
れ、他方の信号線/L1,/L2はその端部に、電源電
圧Vccと接地点との間に直列接続された抵抗R1,R
2からなる抵抗分圧回路がそれぞれ接続され、信号線L
1,L2により伝達される信号のハイレベルとロウレベ
ルの中間の電位が印加されるように構成されている。回
路ブロック側からテスト回路側へ信号を伝達する際に、
差動信号の一方を中間レベルとすることで信号を受信す
る可変論理回路が正確にレベルを検知できるようにする
ためである。なお、抵抗分圧回路を構成する抵抗R1,
R2は、消費電流を抑えるため高抵抗とされる。また、
抵抗分圧回路は、信号線/L1,/L2で共通化させて
も良い。さらに、抵抗分割回路の代わりに差動アンプを
設け、一方の入力端子をバスの信号線に接続し、他方の
入力端子に比較電圧を供給するように構成してもよい。
【0079】図17および図18は、FPGA部に配設
される配線の具体例を示す。前述したように、FPGA
部を構成する可変論理セルはそれぞれ任意の信号線間を
接続可能な可変配線手段を備えており可変論理回路VL
Cに関してはチップ上のどの場所にある可変論理セルに
対しても外部から信号を入出力できるが、配線接続情報
記憶回路CDMを構成するメモリセルの選択信号線(図
5のSL1〜SL9)やデータ入出力線(図5のDL
1,/DL1;DL2,/DL2等)に関しては、チッ
プ上に回路ブロックを配置することにより配線が分断さ
れ、信号が届かなくなる可変論理セルが生じる。また、
半導体チップ上に例えば図12のように回路ブロックが
配置された場合に、左下隅の比較的広い余剰領域を利用
してチップ内回路ブロックのテスト回路を構成すると、
DSPなど隣接した回路ブロックへのテスト信号の供給
は容易であるが、DRAMやMMUなど離れた位置にあ
る回路ブロックへのテスト信号の供給は困難になる。同
様に、テスト終了後に余剰部分の可変論理セルを使用し
てユーザ論理の一部を構成するような場合にも、構成さ
れた回路と他の回路ブロックとの間の信号伝達が困難に
なることが考えられる。
【0080】そこで、この実施例では、複数の可変論理
セルLCLにまたがって配設される信号線に関しては、
回路ブロック用の信号線とは別個に追加した配線層を用
いて構成するようにした。具体的には、図12における
CPUやDSPなど回路ブロックの信号線や電源ライン
など配線が6層のメタル層によって構成されている場合
には、複数の可変論理セルLCLにまたがって配設され
る信号線は7層目と8層目のメタル層によって構成す
る。
【0081】なお、複数の可変論理セルLCLに配設さ
れる電源ラインに関しては、離れている可変論理セル同
士が回路ブロックによって分断されても電源ラインは可
変論理セルと回路ブロックとで互いに接続しても何ら問
題はないので、回路ブロックの電源ラインと同一のメタ
ル層によって形成することができる。また、可変論理セ
ルLCL内の信号線(図5におけるCDL,/CDL
等)に関してもセル外部の素子と直接接続されることが
ないので、回路ブロックを構成する論理ゲートやフリッ
プフロップなどの回路において素子間を接続する配線と
同一のメタル層(一般には1層目)によって形成するこ
とができる。
【0082】これによって、回路ブロック間に存在して
いる可変論理セルに対しても信号を伝達してテスト回路
やユーザ論理を構成するセルとして有効利用することが
できるようになる。また、テスト回路から離れた位置に
ある回路ブロックへのテスト信号の供給も容易となり、
チップへのテスト機能の組込みとスピードアップが可能
となる。さらに、例えば図18に示すように、回路ブロ
ックをまたがる可変論理セル間の配線に断線が生じたよ
うな場合、可変論理セルの可変配線手段を利用すること
で容易に迂回経路BPSを構成することができるため、
複数の可変論理セルLCLにまたがって配設される信号
線として例えばPIQ(ポリミイド絶縁膜)と呼ばれる
安価ではあるが比較的信頼性は低いプロセスを利用して
形成することによって、配線層の追加に伴うコストアッ
プを抑えることもできる。なお、迂回経路の形成は、可
変論理セル間を接続するための配線と断線のある配線下
および迂回径路の曲がり角の下にある可変論理セルのス
イッチおよびその配線接続情報を記憶するメモリセルと
を利用することによって可能となる。
【0083】図19は本発明の他の実施例を示す。前記
実施例においては、1つのLSIチップ上に敷き詰め配
設された可変論理セルのうち回路ブロックの領域を除い
た部分の可変論理セルを用いてテスト回路を構成し、チ
ップ内部の回路ブロックのテストを行なうようにしてい
るが、図19の実施例においては、ウェハ全体に可変論
理セルを敷き詰めている。すなわち、この実施例では、
各LSIの境界となるスクライブ領域SCAにも可変論
理セルが敷き詰められており、回路ブロックを配置した
箇所に存在していた可変論理セルを除いたセルを用いて
テスト回路を構成し、テストを行なうようにしたもので
ある。
【0084】また、前記実施例では各LSIに設けられ
たパッドよりテスト回路への信号の入出力を行なうよう
に構成したが、この実施例においては、特に制限されな
いが、ウェハ400のほぼ中央を通るスクライブ領域S
CAx,SCAyに、可変論理セルに接続されるパッド
列410を設けて可変論理セルにより構成されるテスト
回路に対する信号の入出力を行なえるように構成されて
いる。
【0085】これによって、各LSIにテスト回路への
信号の入出力を行なうパッドを設ける必要がなくなり、
各チップのパッド数を減らしチップサイズを小さくする
ことができるとともに、ウェハ状態でのバーンイン工程
で各LSIもしくはそれを構成する回路ブロックのテス
トを行なうことができ、加速度試験を含めたLSIの検
査、試験時間を大幅に短縮することができる。さらに、
チップ毎にテスト用のパッドを有するとウェハ状態でテ
ストしようとするとトータルのパッド数が膨大な数とな
り、テスタからのプローブをすべてのテスト用パッドに
接触させることが困難になるが、本実施例のように、ス
クライブラインに設けられた共通のパッドから各チップ
へテスト信号を供給するように構成ことにより、ウェハ
全体のテスト用パッドの数を大幅に減らすことができ、
ウェハ状態でのテストが容易となる。
【0086】なお、ウェハレベルでのテストを可能にす
る図19の実施例においては、各LSI毎に設けられて
いるデコーダ111,112やセンスアンプ列121,
122を、テスト用のパッドと同様にスクライブ領域S
CAx,SCAyに設けるようにすることができる。ま
た、図19の実施例において余剰領域にある可変論理セ
ルを用いて構成されるテスト回路は、各LSI毎であっ
ても良いし、ウェハ全体で一つのテスト回路としたり、
あるいは図19のようにスクライブ領域SCAx,SC
Ayで分割された扇形の領域にそれぞれテスト回路を構
成してテストを行なわせるように構成することも可能で
ある。さらに、ウェア上のある部分にはCPUのテスト
回路を、また他の部分にはDSPのテスト回路を、とい
うように、チップ上の全ての回路ブロックのテスト回路
をウェハ上に分散して構成して検査することも可能であ
る。
【0087】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上
記実施例では、回路ブロック以外の領域に敷き詰められ
た可変論理セルからなるFPGA部にチップ内の回路ブ
ロックを検査するテスト回路を構成するとしたが、それ
以外にFPGA部の一部に他のFPGA部の可変論理セ
ルを検査するテスト回路を構築して自ら検査を行なうよ
うに構成することも可能である。
【0088】また、LSIの空領域に設けたFPGA部
を利用するとチップの任意の箇所の信号をチップ外部へ
取り出したり、入れたりすることができるので、不良の
あったLSIにおいて不良個所を検出する不良解析や、
ユーザが開発したプログラムのデバッグを行なうための
エミュレーションに際して、テスト回路を構成していた
可変論理セルを使用してバス上の信号をサンプリングし
て保持するトレース回路や所望の内部信号を外部より監
視できるようにするモニタ回路などエミュレーションを
容易にするための機能を実現することも可能である。
【0089】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるシステ
ムLSIおよびその設計方法と製造方法に適用した場合
について説明したが、それに限定されるものでなく、論
理集積回路一般に利用することができる。本発明は、特
にCBIC方式で設計する半導体集積回路に利用すると
有効である。
【0090】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0091】すなわち、本発明に従うと、チップサイズ
を増大させることなく自己検査するテスト回路を構成す
ることができ、高価なテスタを使用することなく内部回
路の検査を行なうことができるとともに、テスト回路自
身での不良発生により歩留まりが低下するのを回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路に用いられる可変
論理回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の実施例の可変論理回路の概念図である。
【図3】本発明に係る半導体集積回路に用いられる可変
論理回路の第2の実施例を示す回路図である。
【図4】任意の可変論理回路間を接続可能にする信号線
とスイッチ素子とからなる可変配線回路の構成例を示す
概略構成図である。
【図5】FPLAを構成可能な基本論理セルの具体例を
示す回路図である。
【図6】実施例の基本論理セルを並べて構成したFPL
Aにおける論理設定用メモリセルおよび可変配線回路を
構成する配線接続情報記憶回路のメモリセルへの書込み
系の回路の構成例を示すブロック図である。
【図7】実施例の基本論理セルを並べて構成したFPL
A上に構築された論理回路に対する信号に入出力系の回
路の構成例を示す論理構成図である。
【図8】本発明を適用したFPLAにおいて具体的な回
路との一例として半加算器を構成した場合における信号
線の接続状態を示す説明図である。
【図9】図8に示されている接続状態で実現される回路
との一例として半加算器をゲート回路レベルで表わした
論理構成図である。
【図10】可変論理回路を敷き詰めたFPLAを有する
半導体集積回路の設計から製造に至るまでの手順を示す
フローチャートである。
【図11】FPLAを構成する可変論理回路および回路
ブロックのテスト方法を示すフローチャートである。
【図12】本発明をシステムLSIに適用した場合の各
回路ブロックの半導体チップ上でのレイアウトの一例を
示すレイアウト図である。
【図13】可変論理回路を敷き詰めたFPLA内に回路
ブロックを配置した様子を示すレイアウト図である。
【図14】実施例の可変論理回路を用いて構成したFP
LAのテストにより不良論理セルが検出された場合に図
8に対応する論理回路の再構成方法を示す説明図であ
る。
【図15】回路ブロックを構成するANDゲートを可変
論理セルLCLに構成したANDゲートで置き換えるこ
とで補修を行なう場合の概略を示す回路構成図である。
【図16】本発明をシステムLSIに適用した場合の可
変論理回路とバスとの接続の一例を示す回路図である。
【図17】本発明をシステムLSIに適用した場合の可
変論理回路間を接続する配線の形成方法の一例を示す回
路図である。
【図18】本発明を適用したシステムLSIにおける可
変論理回路からなるテスト回路と被テスト回路としての
回路ブロックとの接続の一例を示すレイアウト図であ
る。
【図19】本発明をウェハに適用した場合の実施例を示
すレイアウト図である。
【符号の説明】
MC1〜MC4 論理構成用メモリセル VLC 可変論理回路 CDM 配線接続情報記憶回路 SW1〜SW18 可変配線手段としてのスイッチ素子 LCL 可変論理セル CPU,ROM,MMU,DSP 回路ブロック 100 半導体チップ 111,112 デコーダ回路 121,122 センスアンプ列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/04 U Fターム(参考) 5F038 CA03 CA05 CA20 DF11 DT08 DT15 DT17 DT18 EZ08 5F064 AA04 AA08 BB12 BB27 BB28 BB31 BB33 DD07 DD14 DD20 DD22 DD25 DD39 EE12 EE45 FF02 FF14 FF36 FF52

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶素子を有し該記憶素子の記憶情報に
    よって入力に対応した任意の論理出力を出力可能な複数
    の可変論理セルが、半導体チップ上の回路ブロック以外
    の領域に配設されてなることを特徴とする半導体集積回
    路。
  2. 【請求項2】 半導体チップ上に配置された回路ブロッ
    クを挟むようにして、記憶素子を有し該記憶素子の記憶
    情報によって入力に対応した任意の論理出力を出力可能
    な複数の可変論理セルからなる第1可変論理部と第2可
    変論理部が配置され、前記第1可変論理部と第2可変論
    理部は並行してアクセスすることが可能であることを特
    徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記半導体チップの周縁部に、上記複数
    の可変論理セルのいずれかを選択可能なデコーダ回路
    と、該デコーダ回路により選択された可変論理セル内の
    上記記憶素子に対する情報の書込みおよび読出しを行な
    う増幅回路とが配置されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 上記可変論理セルによって、上記回路ブ
    ロックの少なくともひとつを検査するテスト回路が構成
    されていることを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 上記可変論理セルによって、上記回路ブ
    ロックのいずかによってアクセス可能な記憶回路が構成
    されていることを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 上記可変論理セルによって、上記回路ブ
    ロックのいずかに存在する欠陥部分を補修する補修回路
    が構成されていることを特徴とする請求項1、2または
    3に記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 上記可変論理セルは、各々が正相と逆相
    のn組(nは正の整数)の信号の組合せに応じて択一的
    に選択される2n個のメモリセルを備え選択されたメモ
    リセルの記憶データに応じて正相と逆相の信号を出力す
    るように構成されてなる複数の可変論理部と、他の可変
    論理部との接続を可能にするための複数の信号線および
    互いに交差する信号線間を接続または遮断可能なスイッ
    チ素子が形成された可変配線手段と、該可変配線手段の
    スイッチ素子の状態を記憶する配線接続状態記憶部とか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1ないし6に
    記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 記憶素子を有し該記憶素子の記憶情報に
    よって入力に対応した任意の論理出力を出力可能な複数
    の可変論理セルを半導体チップ全体に亘って敷き詰める
    ように配置した後、所望の機能を有する回路ブロックの
    レイアウトを決定し、配置が決定されたチップ上の領域
    に上記可変論理セルと差し替えて当該回路ブロックを配
    置させるようにしたことを特徴とする半導体集積回路の
    設計方法。
  9. 【請求項9】 記憶素子を有し該記憶素子の記憶情報に
    よって入力に対応した任意の論理出力を出力可能な複数
    の可変論理セル可変論理セルを半導体チップ全体に亘っ
    て敷き詰めるように配置した後、所望の機能を有する回
    路ブロックのレイアウトを決定し、配置が決定されたチ
    ップ上の領域に上記可変論理セルと差し替えて当該回路
    ブロックを配置させて半導体集積回路を形成し、しかる
    後上記可変論理セルの検査を行ない正常と判定された可
    変論理セルを用いて上記回路ブロックの少なくとも一つ
    を検査するテスト回路を構成して検査を行なって不良品
    を除去するようにしたことを特徴とする半導体集積回路
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 可変論理セルを用いて構成された上記
    テスト回路による回路ブロックの検査が終了した後に、
    該検査結果に基づいて不良と判定された半導体集積回路
    を除去し、上記テスト回路を構成していた可変論理セル
    により所望の機能を有する論理回路を構成するようにし
    たことを特徴とする請求項9に記載の半導体集積回路の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 可変論理セルを用いて構成された上記
    テスト回路による回路ブロックの検査が終了した後に、
    該検査により欠陥が検出された欠陥部分を、上記テスト
    回路を構成してした可変論理セルもしくはそれ以外の可
    変論理セルにより補修するようにしたことを特徴とする
    請求項9に記載の半導体集積回路の製造方法。
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