JP2000003600A - 半導体記憶装置および半導体集積回路 - Google Patents

半導体記憶装置および半導体集積回路

Info

Publication number
JP2000003600A
JP2000003600A JP11060131A JP6013199A JP2000003600A JP 2000003600 A JP2000003600 A JP 2000003600A JP 11060131 A JP11060131 A JP 11060131A JP 6013199 A JP6013199 A JP 6013199A JP 2000003600 A JP2000003600 A JP 2000003600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
circuit
voltage
supply voltage
memory array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11060131A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Akamatsu
寛範 赤松
Hisakazu Kotani
久和 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11060131A priority Critical patent/JP2000003600A/ja
Publication of JP2000003600A publication Critical patent/JP2000003600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリアレイおよびデータ処理部を有する半
導体記憶装置としてデータ処理部の待機時電源電流不良
を確実に検出可能にする。 【解決手段】 同一の半導体チップ1に設けられたメモ
リアレイ122とデータ処理部3に対して、電源電圧V
DDを供給するための電源電圧パッド125および接地
電圧VSSを供給するための接地電圧パッド126が設
けられている。貫通電流遮断手段としてのスイッチ素子
129は、電源電圧パッド125から基準電圧発生回路
127を介して接地電圧パッド126に流れる貫通電流
を、データ処理部3の待機時電源電流の検査の際に、遮
断する。これにより、データ処理部3の待機時電源電流
不良がメモリアレイ122の待機時電源電流不良に隠れ
てしまうことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置お
よび半導体集積回路に関する技術に属するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路(LSI)の1つ
であるダイナミックRAM(DRAM)は、3年で4倍
のペースで大容量化の道を進んできている。この大容量
化に伴って、DRAMは各世代間(例えば1Mビットか
ら4Mビットへ)でチップ面積が1.5倍ずつ増加して
いる。このチップ面積の増加に伴いDRAM内のデータ
伝送のための信号線の配線が長くなり、配線容量の増大
を招いている。さらには、多ビット化による配線本数の
増大も配線容量の増大に輪をかけている。
【0003】DRAM内の消費電力の大部分は、その信
号線の充放電で費やされる。前記配線容量の増大は、充
放電電流の増大ひいてはDRAM全体の消費電力の増大
をもたらす。また、配線容量の増大は信号遅延の増大を
もたらす。
【0004】一方、DRAM中のMOSトランジスタ素
子の微細化に伴い、その酸化膜の耐圧が問題になってき
ている。
【0005】そこで、従来のDRAMにおいては、消費
電力及び信号遅延の低減に加えて酸化膜の信頼性向上の
面からも内部電源電圧を下げる努力がなされてきた。外
部電源電圧VCCに基づいてDRAMチップの内部で生
成した降圧電圧VINTを、該チップ上のMOSトラン
ジスタ回路へ供給するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】メモリアレイとデータ
処理部を混載したDRAMのような半導体記憶装置で
は、待機時電源電流を検査する際に、データ処理部の待
機時電源電流不良が、メモリアレイの待機時電源電流に
よって隠れてしまうという問題点がある。
【0007】また、DRAMのような複数の回路ブロッ
クを有する半導体集積回路では、一方の回路ブロックの
動作電流に起因した電源ノイズが、他方の回路ブロック
に影響を与えるおそれがある。
【0008】本発明は、メモリアレイおよびデータ処理
部を有する半導体記憶装置として、データ処理部の待機
時電源電流不良を確実に検出可能にすることを課題とす
る。
【0009】また、本発明は、複数の回路ブロックを有
する半導体集積回路として、回路ブロック間の電源ノイ
ズの伝播を抑制することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明が講じた解決手段は、半導体記憶
装置として、図3(a)及び(b)に示すように、同一
の半導体チップ1に設けられたメモリアレイ122とデ
ータ処理部3とを備え、前記半導体チップ1に設けられ
前記メモリアレイ122及びデータ処理部3に電源電圧
を供給するための電源電圧端子(電源電圧パッド)12
5と、前記半導体チップ1に設けられ前記メモリアレイ
122及びデータ処理部3に接地電圧を供給するための
接地電圧端子(接地電圧パッド)126と、前記半導体
チップ1に設けられ前記電源電圧端子125からの電源
電圧及び前記接地電圧端子126からの接地電圧を受け
取り前記メモリアレイ122に供給されるメモリアレイ
供給電圧を発生するメモリアレイ供給電圧発生回路(基
準電圧発生回路)127と、前記半導体チップ1に設け
られ前記電源電圧端子125からメモリアレイ供給電圧
発生回路127を通じて接地電圧端子126へ流れる貫
通電流を遮断する貫通電流遮断手段(スイッチ素子)1
29とをさらに備えている構成とするものである。
【0011】請求項1の発明により、データ処理部3の
待機時電源電流を検査する場合に、貫通電流遮断手段
(スイッチ素子)129によって電源電圧端子125か
らメモリアレイ供給電圧発生回路(基準電圧発生回路)
127を通じて接地電圧端子126へ流れる貫通電流を
遮断することができるため、データ処理部3の待機時電
源電流不良を検出できる。
【0012】また、請求項2の発明が講じた解決手段
は、半導体記憶装置として、図5(a)及び(b)に示
すように、同一の半導体チップ1に設けられたメモリア
レイ122とデータ処理部3とを備え、前記半導体チッ
プ1に設けられ前記メモリアレイ122に電源電圧を供
給するための第1の電源電圧端子(第1の電源電圧パッ
ド)125aと、前記半導体チップ1に設けられ前記デ
ータ処理部3に電源電圧を供給するための第2の電源電
圧端子(第2の電源電圧パッド)125bと、前記半導
体チップ1に設けられ前記第1の電源電圧端子125a
から電源電圧を受け取り前記メモリアレイ122に供給
されるメモリアレイ供給電圧を発生するメモリアレイ供
給電圧発生回路(基準電圧発生回路)127とをさらに
備えている構成とするものである。
【0013】請求項2の発明により、メモリアレイ12
2及びメモリアレイ供給電圧発生回路(基準電圧発生回
路)127に電源電圧を供給する第1の電源電圧端子1
25aとデータ処理部3に電源電圧を供給する第2の電
源電圧端子125bとが別々に設けられている。したが
って、貫通電流は第1の電源電圧端子125aからメモ
リアレイ供給電圧発生回路127内を流れ、第2の電源
電圧端子125bからデータ処理部3内を流れる電流に
は影響を与えない。これにより、待機時電源電流を検査
する場合には、メモリアレイ122の待機時電源電流の
測定とデータ処理部3の待機時電源電流の測定とを独立
して行なうことができるためデータ処理部3の待機時電
源電流不良も検出できる。さらに、請求項1の貫通電流
遮断手段(スイッチ素子)129を制御するための制御
信号が不要であるのでチップの制御を簡略化できる。
【0014】また、請求項3の発明が講じた解決手段
は、半導体集積回路として、図9に示すように、各々電
源線と接地線とを備えた主電源配線系56及び副電源配
線系57と、前記主電源配線系56に直接接続された第
1の回路ブロック51と、前記副電源配線系57に直接
接続された第2の回路ブロック52と、前記第1の回路
ブロック51から第2の回路ブロック52へのノイズ伝
播を抑制するように前記主電源配線系56と副電源配線
系57との間に介在した電源系結合回路70とを備えた
構成とするものである。
【0015】請求項3の発明により、半導体集積回路に
おいて、主電源配線系56と副電源配線系57との間に
介在した電源系結合回路70が第1の回路ブロック51
から第2の回路ブロック52へのノイズ伝播を抑制す
る。
【0016】請求項4の発明は、前記請求項3の発明の
構成に、前記第2の回路ブロックは、データ線対を差動
で駆動するように、第1の振幅を有する第1の差動信号
を該第1の振幅より小さい第2の振幅を有する第2の差
動信号に変換するデータ線駆動回路を備え、前記第1及
び第2の差動信号は各々ハイレベルとロウレベルとを有
する論理信号であって、各論理信号のロウレベルは前記
副電源配線系の接地線の電圧レベルと等しいという構成
を付加するものである。
【0017】請求項5の発明は、前記請求項3の発明の
構成に、図9に示すように、前記電源系結合回路70
は、互いに並列接続され且つ前記主電源配線系の接地線
56と前記副電源配線系の接地線57との間に介在した
第1及び第2のNMOSトランジスタQn71,Qn72を
備え、該第1のNMOSトランジスタQn71のゲートは
制御クロックの供給を受け、前記第2のNMOSトラン
ジスタQn72のゲートは前記副電源配線系の接地線57
に接続された構成を付加するものである。
【0018】請求項5の発明により、この電源系結合回
路70を構成する2つのNMOSトランジスタQn71,
Qn72のうち第1のNMOSトランジスタQn71は、制
御クロックに応じてオンすることにより、主電源配線系
の接地線56と副電源配線系の接地線57とを低インピ
ーダンスで接続する。また、第1のNMOSトランジス
タQn71がオフしている間は、第2のNMOSトランジ
スタQn72は、主電源配線系の接地線56から副電源配
線系の接地線57へのノイズ伝播を抑制するためのMO
Sダイオードとして機能する。したがって、第2の回路
ブロック52が前記小電圧振幅の差動信号を取り扱うド
ライバー回路を有する場合でも、その誤動作を防止でき
る。
【0019】請求項6の発明は、前記請求項5の発明の
構成に、前記第2のNMOSトランジスタのしきい値電
圧は0V以下であるという構成を付加するものである。
【0020】請求項7の発明は、前記請求項3の発明の
構成に、図9に示すように、降圧電圧を前記第2の回路
ブロック52へ供給するように、外部から与えられた電
源電圧に基づいて前記降圧電圧を生成する電源降圧回路
80をさらに備え、図10に示すように、前記電源降圧
回路80は、前記降圧電圧の基準となる電位を発生する
基準電位発生回路84を有し、該基準電位発生回路84
の接地線は、前記副電源配線系の接地線に直接接続され
た構成を付加するものである。
【0021】請求項8の発明は、前記請求項7の発明の
構成に、図10に示すように、前記電源降圧回路80
は、前記基準電位発生回路84により発生された基準電
位と前記降圧電圧とを比較する比較回路85をさらに有
し、該比較回路85は、並列カレントミラー型の電流源
を構成するように各々電源線に接続された一対のPMO
SトランジスタQp81,Qp82と、前記基準電位と降圧
電圧とを入力とした差動増幅器を構成するように、各々
前記一対のPMOSトランジスタQp81,Qp82の接地
側に接続された一対のNMOSトランジスタQn82,Q
n83と、該一対のNMOSトランジスタQn82,Qn83
の各々のソースと接地線との間に介在したスイッチ素子
(NMOSトランジスタ)Qn84とを備え、前記一対の
NMOSトランジスタQn82,Qn83は、駆動能力を高
めるように各々のしきい値電圧が低く設定されている構
成を付加するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の第1の実施形態について図面を参照しながら説明す
る。
【0023】図1は第1の実施形態に係るDRAMを示
す図である。図1において、8個のメモリ部2とデータ
処理部3とが同一の半導体チップ1に設けられており、
データ処理部3は半導体チップ1の中央部に配置され、
8個のメモリ部は半導体チップ1の周辺部にデータ処理
部3を囲むように配置されている。また、半導体チップ
1における中央部と周辺部との間の中間部には、外部信
号を入力する複数個の入力パッド4が配置されており、
当該中間部はメモリ部2とデータ処理部3と入力パッド
4とをそれぞれ接続する配線(一部を除き図示省略)が
設けられた配線領域ともなっている。
【0024】このようにメモリ部2、データ処理部3及
び入力パッド4が半導体チップ1に配置されたDRAM
において、まず、メモリ部2とデータ処理部3と間の動
作を考えた場合には、各メモリ部2とデータ処理部3と
の半導体チップ1上における距離が均等になるため、デ
ータ処理部3が特定のメモリ部2をアクセスするときに
動作速度が遅くなるというような欠点が生じることを防
止できる。また、メモリ部2又はデータ処理部3と半導
体チップ1の外部との間の動作を考えた場合には、入力
パッド4がメモリ部2とデータ処理部3との丁度中間に
配置されているため、入力パッド4とメモリ部2との間
の配線距離、及び、入力パッド4とデータ処理部3との
間の配線距離を短くすることが可能であり、その結果、
動作速度の遅れを防止することができる。さらに、配線
領域を小さくすることができるため、チップ面積の増大
も防止でき、半導体チップ1の外部からみた信号線端子
の入力容量も低減できるという効果も有する。
【0025】各々のメモリ部2は、メモリアレイやデコ
ーダ回路やコントロール回路等を含むメモリコア5とI
/Oブロック6と当該メモリ部2内部で用いる内部電源
電圧を発生させる電圧変換回路7とを備えており、I/
Oブロック6は当該メモリ部2とデータ処理部3との間
の双方向のデータ転送をデータバス10を通じて実行す
るためのデータ転送部6cを有している。データ転送部
6cは、データ処理部3に転送するためにデータをデー
タバス10に送出するドライバー回路6aと、データ処
理部3から送出されたデータをデータバス10から受け
取るレシーバー回路6bとから構成されている。
【0026】また、データ処理部3は、本来のデータ処
理を行なうデータ処理ブロック8とI/Oブロック9と
を備えており、I/Oブロック9は、メモリ部2と同様
に、ドライバー回路9aとレシーバー回路9bとから構
成されるデータ転送部9cを有している。
【0027】なお、本実施形態では、データ処理部3と
各メモリ部2との間でのみデータ転送が行なわれる構成
になっているが、メモリ部2同士間でデータのやり取り
を行なってもよい。また、パッド4は外部信号を入力す
るだけでなく、DRAM内部で発生した信号を外部へ出
力するものとしてもよい。
【0028】図2はDRAMの各構成要素のレイアウト
の他の例を示す図である。ここでは、図1と同様の構成
要素には同一の符号を付して説明を省略する。図2に示
すように、メモリ部2とデータ処理部3とを同一の半導
体チップ1に設け、メモリ部2を半導体チップ1上の一
方の側(図2における右側)に配置し、データ処理部3
を半導体チップ1上の他方の側(図2における左側)に
配置し、複数個の入力パッド4を半導体チップ1におけ
るメモリ部2が配置された部位とデータ処理部3が配置
された部位との間の部位すなわち中央部に一列に配置し
てもよい。なお、メモリ部2が複数個存在する場合に
は、複数個のメモリ部2を半導体チップ1上の一方の側
(例えば図2における右側)に一列に配置する。
【0029】図3(a)は図1に示す本実施形態のDR
AMの中から、1個のメモリ部2とデータ処理部3とこ
れらに所定の電圧を外部から供給するための回路とを抜
粋して示したものである。
【0030】図3(a)において、メモリ部2のメモリ
コアを構成するメモリアレイ122とデータ処理部3と
が同一の半導体チップ1に設けられており、さらに、半
導体チップ1には、電圧変換回路7と、メモリアレイ1
22及びデータ処理部3に電源電圧VDDを供給する電
源電圧パッド125と、メモリアレイ122及びデータ
処理部3に接地電圧VSSを供給する接地電圧パッド1
26とが設けられている。電圧変換回路7は、電源電圧
パッド125からの電源電圧VDD及び接地電圧パッド
126からの接地電圧VSSを受け取り、例えば、基準
電圧や2分の1電源電圧等を発生する。
【0031】図3(b)は電圧変換回路7の構成を示す
ブロック図であり、図3(b)に示すように、電圧変換
回路7は、メモリアレイ供給電圧発生回路としての基準
電圧発生回路127と駆動回路128とテスト制御信号
TCSを活性化することにより非導通状態となる貫通電
流遮断手段としてのスイッチ素子129とにより構成さ
れており、基準電圧発生回路127は、最も簡単な例と
して図4に示すように抵抗130により構成される。な
お、図4はスイッチ素子129が導通状態である通常の
場合の回路を示しており、この場合には、電源電圧パッ
ド125から基準電圧発生回路127の抵抗130を通
じて接地電圧パッド126に貫通電流が流れることよっ
て、電源電圧VDDが分圧され出力ノード131にVD
Dの2分の1の電圧が発生する。
【0032】メモリアレイとデータ処理部を混載したD
RAMには、待機時電源電流を検査する際に、電源電圧
パッド125から基準電圧発生回路127を通じて接地
電圧パッド126へ流れる貫通電流がデータ処理部3の
待機時電源電流に比較して2桁〜3桁大きいため、デー
タ処理部3の待機時電源電流不良がメモリアレイ122
の待機時電源電流によって隠れてしまうという問題点が
ある。
【0033】しかし、本実施形態においては、このよう
な問題点を解決するために、電源電圧パッド125と電
圧変換回路7の基準電圧発生回路127との間、及び、
接地電圧パッド126と電圧変換回路7の基準電圧発生
回路127との間にそれぞれスイッチ素子129が介設
されている。
【0034】メモリアレイ122の待機時電源電流を検
査する場合には、テスト制御信号TCSを非活性状態に
しスイッチ素子129を導通状態のままで電流測定を行
なう。一方、データ処理部3の待機時電源電流を検査す
る場合には、テスト制御信号TCSを活性化させスイッ
チ素子129を非導通状態にして電流測定を行なう。こ
れにより、貫通電流は流れなくなるためデータ処理部3
の待機時電源電流不良を検出できる。
【0035】なお、本実施形態においては、スイッチ素
子129が、電源電圧パッド125と電圧変換回路7の
基準電圧発生回路127との間、及び、接地電圧パッド
126と電圧変換回路7の基準電圧発生回路127との
間にそれぞれ設けられているが、何れか一方にだけ設け
るようにしても同様の効果を得ることができる。
【0036】図5(a)はメモリ部2のメモリアレイ1
22及びデータ処理部3に所定の電圧を供給するための
回路の他の例を示している。
【0037】図5(a)において、メモリ部2のメモリ
コアを構成するメモリアレイ122とデータ処理部3と
が同一の半導体チップ1に設けられており、さらに、半
導体チップ1には、電圧変換回路7aと、メモリアレイ
122に電源電圧VDDを供給する第1の電源電圧パッ
ド125aと、メモリアレイ122に接地電圧VSSを
供給する第1の接地電圧パッド126aと、データ処理
部3に電源電圧VDDを供給する第2の電源電圧パッド
125bと、データ処理部3に接地電圧VSSを供給す
る第2の接地電圧パッド126bとが設けられている。
電圧変換回路7aは、第1の電源電圧パッド125aか
らの電源電圧VDD及び第1の接地電圧パッド126a
からの接地電圧VSSを受け取り、例えば、基準電圧や
2分の1電源電圧等を発生する。
【0038】図5(b)は電圧変換回路7aの構成を示
すブロック図であり、図5(b)に示すように、電圧変
換回路7aは、メモリアレイ供給電圧発生回路としての
基準電圧発生回路127と駆動回路128とにより構成
されており、基準電圧発生回路127は、図4に示す基
準電圧発生回路と同様のものである。
【0039】本実施形態においては、メモリアレイ12
2及び電圧変換回路7aに接続される第1の電源電圧パ
ッド125aと、データ処理部3に接続される第2の電
源電圧パッド125bとが物理的に分離されていると共
に、メモリアレイ122及び電圧変換回路7aに接続さ
れる第1の接地電圧パッド126aと、データ処理部3
に接続される第2の接地電圧パッド126bとが物理的
に分離されている。このため、貫通電流は第1の電源電
圧パッド125aから基準電圧発生回路127を通じて
第1の接地電圧パッド126aへ流れ、第2の電源電圧
パッド125bからデータ処理部3を通じて第2の接地
電圧パッド126bへ流れる電流には影響を与えない。
これにより、待機時電源電流を検査する場合には、メモ
リアレイ122の待機時電源電流の測定とデータ処理部
3の待機時電源電流の測定とを独立して行なうことがで
きるためデータ処理部の待機時電源電流不良も検出でき
る。
【0040】なお、本実施形態によると、貫通電流遮断
手段としてのスイッチ素子を制御するためのテスト制御
信号が不要であるのでチップの制御を簡略化できる。
【0041】図6は図1に示す第1の実施形態のDRA
Mの中からデータ伝送回路を抜粋してその構成を示した
ものである。ここでは、データ伝送回路として、メモリ
部2内のドライバー回路6aと、データ処理部3内のレ
シーバー回路9bと、これらの回路間を接続する1組の
データ線対とから構成される単方向のデータ伝送回路に
ついて説明する。なお、データ処理部3内のドライバー
回路9aと、メモリ部2内のレシーバー回路6bと、こ
れらの回路間を接続する1組のデータ線対とから構成さ
れるデータ伝送回路も同様のものである。図1に示すデ
ータバス10は前記2組のデータ線対により構成されて
いる。
【0042】図6において、6aはメモリ部2のドライ
バー回路(データ線駆動回路)、20はデータ線対、3
0は増幅回路、40はラッチ回路であり、増幅回路30
とラッチ回路40とからデータ処理部3のレシーバー回
路9bが構成される。VINTは第1の降圧電圧、VI
NTLは第2の降圧電圧であり、後者は前者より低い。
VINT及びVINTLは、各々不図示の電源降圧回路
により外部電源電圧VCCから生成される。例えば、V
CC=3.3V、VINT=2.5V、VINTL=
0.6Vである。
【0043】ドライバー回路6aは、0VからVINT
までスイングする入力差動信号IN/XINを0Vから
VINTLまでスイングする小振幅の差動信号に変換す
ることによりデータ線対20を差動で駆動するための回
路であって、IN/XINを入力するための一対の差動
入力端子11,12と、第1の制御信号CONT1を入
力するための制御端子13と、データ線対20に接続さ
れた一対の差動出力端子14,15と、第1〜第6のN
MOSトランジスタQn11〜Qn16とを備えている。Q
n11は、ゲートが一対の差動入力端子11,12のうち
の一方の端子11に、ドレインが一対の差動出力端子1
4,15のうちの一方の端子14に、ソースがQn15を
介してVINTLに各々接続されている。Qn12は、ゲ
ートが一対の差動入力端子11,12のうちの他方の端
子12に、ドレインがQn11のドレインと同じく端子1
4に、ソースがQn16を介して接地線(接地レベル:0
V)に各々接続されている。Qn13は、ゲートがQn12
のゲートと同じく端子12に、ドレインが一対の差動出
力端子14,15のうちの他方の端子15に、ソースが
Qn11のソースと同じくQn15を介してVINTLに各
々接続されている。Qn14は、ゲートがQn11のゲート
と同じく端子11に、ドレインがQn13のドレインと同
じく端子15に、ソースがQn12のソースと同じくQn
16を介して接地線に各々接続されている。Qn15及びQ
n16の各々のゲートは、制御端子13に共通接続されて
いる。Qn11〜Qn14のしきい値電圧はいずれも、およ
そ0.5Vである。
【0044】ドライバー回路6aから出力された小振幅
の差動信号を増幅回路30へ伝送するためのデータ線対
20は、分布定数として抵抗成分RLと容量成分CLと
を有するものとする。
【0045】増幅回路30は、データ線対20を通じて
伝送されてきた0VからVINTLまでスイングする差
動信号OUT/XOUTを、0VからVINTまでスイ
ングする差動信号AOT/XAOTに増幅するための回
路であって、OUT/XOUTを入力するための一対の
差動入力端子31,32と、第2の制御信号CONT2
を入力するための制御端子33と、ラッチ回路40に接
続された一対の差動出力端子34,35と、第1〜第6
のPMOSトランジスタQp31〜Qp36と、第1〜第1
0のNMOSトランジスタQn31〜Qn3aとを備えてい
る。
【0046】ラッチ回路40は、増幅回路30からのA
OT/XAOTをラッチして0VからVINTまでスイ
ングする出力差動信号BOT/XBOTを得るための回
路であって、AOT/XAOTを入力するための一対の
差動入力端子41,42と、第3の制御信号CONT3
を入力するための制御端子43と、BOT/XBOTを
出力するための一対の差動出力端子44,45と、第1
及び第2のPMOSトランジスタQp41,Qp42と、第
1〜第6のNMOSトランジスタQn41〜Qn46とを備
えている。
【0047】図7(a)〜(g)は図6のデータ伝送回
路の動作タイミング図である。CONT1がハイレベル
に立ち上げられると、データ伝送サイクルが開始する。
各サイクルにおいて、振幅VINTを有するIN/XI
Nは、ドライバー回路6aで小振幅VINTLを有する
OUT/XOUTに変換された後、増幅回路30で振幅
VINTを有するAOT/XAOTに増幅される。この
時、CONT3がハイレベルに立ち上げられ、AOT/
XAOTがラッチ回路40でラッチされる結果、BOT
/XBOTが確定する。このようにしてBOT/XBO
Tが確定した後にCONT2がハイレベルに立ち上げら
れる結果、増幅回路30の動作はラッチ回路40による
AOT/XAOTのラッチに同期して停止させられる。
【0048】以上のとおり、本実施形態によれば、デー
タ線対20の電圧振幅がVINTLに制限されるので、
該データ線対20の充放電電流を低減できる。本実施形
態は、データ線対20の配線容量がデータ伝送回路全体
の容量に対して占める割合が大きい場合に特に効果が大
きい。
【0049】また、NMOSトランジスタのみで構成さ
れたドライバー回路6aにおいて、Qn11〜Qn14の各
々のゲートには0VからVINTまでスイングするIN
/XINが入力されるのに対し、その各々のソース・ド
レイン間の印加電圧はVINTLの大きさに制限される
ので、Qn11〜Qn14の各々において十分な大きさのゲ
ート・ソース間電圧を確保できるだけの差がVINTの
大きさとVINTLの大きさとの間にあれば、当該ドラ
イバー回路6aは高速に動作する。また、Qn11〜Qn
14の各々のしきい値電圧の下限を0.3V〜0.6Vに
制限してもデータ線対20を駆動する大きな能力が得ら
れるので、オフリーク電流の増加なしに1.5Vより小
さい電圧振幅で高速データ伝送を実現できる。
【0050】さて、本実施形態の増幅回路30では差動
入力端子31,32の信号OUT/XOUTをQp31〜
Qp34のゲートで受けているので、該信号が緩慢に遷移
しても支障は生じない。ただし、OUT/XOUTの振
幅がVINTLの大きさに制限されているので、VIN
TからQp31〜Qp34を通じて接地線へ抜ける貫通電流
が常に流れようとする。ところが、前記のとおりラッチ
回路40によるAOT/XAOTのラッチに同期して増
幅回路30の動作を停止させるようにCONT2を該増
幅回路30に与えているので、Qp35及びQp36により
貫通電流が抑制される。また、増幅回路30の後段にラ
ッチ回路40を設けているため前者の出力負荷が小さく
なり、該増幅回路30を構成する各MOSトランジスタ
のサイズを小さくしぼれるので、Qp35及びQp36がオ
ンしている間でも貫通電流を小さく抑えることができ
る。
【0051】なお、VCCから生成されたVINTの印
加箇所に、VCCをそのまま印加するようにしてもよ
い。IN/XIN、AOT/XAOT及びBOT/XB
OTのハイレベルは1V〜3.3Vの範囲が適当であ
り、OUT/XOUTのハイレベルは0.1V〜1.5
Vの範囲が適当である。
【0052】また、ドライバー回路6aにおいて、電源
側に位置するQn11及びQn13のしきい値電圧を、接地
側に位置するQn12及びQn14のしきい値電圧より低く
設定することも可能である。具体的には、Qn11及びQ
n13のしきい値電圧を0V〜0.3Vに、Qn12及びQ
n14のしきい値電圧を0.3V〜0.6Vに各々設定す
る。このようにQn11及びQn13のしきい値電圧を従来
下限とされている値(0.3V〜0.6V)より低く設
定しても、待機時に差動入力端子11,12の電位がい
ずれも0Vになるように制御すれば、Qn11及びQn13
のオフリーク電流はQn12及びQn14により阻止され
る。したがって、Qn11及びQn13のしきい値電圧をQ
n12及びQn14のしきい値電圧より低く設定することに
より、オフリーク電流の増加なしにQn11及びQn13の
駆動能力をさらに高めることができる。Qn11及びQn
13のゲート・ソース間電圧はQn12及びQn14に比べて
必然的に小さくなるので、Qn11及びQn13のしきい値
電圧を下げることはドライバー回路6aの駆動能力を上
げるのに有効である。
【0053】図8は第1の実施形態のDRAMにおける
接地線のノイズ対策を示す配線図である。このノイズ対
策は、ドライバー回路6aにおいて0VからVINTL
までスイングする小振幅の差動信号を取り扱うことに鑑
みたものである。
【0054】図8において、51は標準振幅VINTで
動作する第1の回路ブロックを示しており、レシーバー
回路9bの増幅回路30及びラッチ回路40に加えて当
該DRAM中のタイミングジェネレータ、デコーダ回路
等を含んでいる。52は小振幅VINTLで動作する第
2の回路ブロックを示しており、ドライバー回路6aが
これに該当する。第1の回路ブロック51は、接地線5
3を介して接地パッド55に接続されている。一方、第
2の回路ブロック52は、第1の回路ブロック51の接
地線53とは独立に設けられた接地線54を介して接地
パッド55に接続されている。ここで、第1の回路ブロ
ック51中の回路の動作により非常に大きな電流が接地
線53に流れたとすると、接地線53の抵抗成分RL1
によって電圧降下が生じ、第1の回路ブロック51の接
地レベルが大きく変動してしまう。ところが、接地線5
4が第1の回路ブロック51の接地線53とは独立に設
けられているため、第2の回路ブロック52中のドライ
バー回路6aは、第1の回路ブロック51の接地レベル
の変動の影響をあまり受けることなく正常な動作を続け
ることができる。なお、RL2は接地線54の抵抗成分
を示す。
【0055】このように、図8のような接地配線を採用
することにより、第1の回路ブロック51の動作電流に
起因した電源ノイズの第2の回路ブロック52への侵入
を、ある程度抑制することができる。
【0056】図9は接地線のノイズ対策の他の例を示す
配線図である。図9の接地線の配線も、図8の場合と同
様に、ドライバー回路6aにおいて小振幅の差動信号を
取り扱うことに鑑みてノイズ対策を施したものである。
図9において、第1及び第2の回路ブロック51,52
は、図8の場合と同様の回路ブロックである。接地線
は、第1の回路ブロック51のための第1の接地線(主
電源配線系の接地線)56と、第2の回路ブロック52
のためのローカルな第2の接地線(副電源配線系の接地
線)57とに区分されている。第1の接地線56は接地
パッド55に接続され、第2の接地線57は電源系結合
回路70を介して第1の接地線56に接続されている。
80は、第2の回路ブロック52にVINTLを供給す
るための電源降圧回路である。
【0057】電源系結合回路70は、第1の回路ブロッ
ク51から第2の回路ブロック52へのノイズ伝播を抑
制するように第1の接地線56と第2の接地線57とを
結合するための回路であって、互いに並列接続された第
1及び第2のNMOSトランジスタQn71,Qn72を備
えている。Qn71のゲートは、制御端子71を通じて制
御クロックの供給を受ける。一方、Qn72がMOSダイ
オードとして働くように、Qn72のゲートは第2の接地
線57に接続されている。
【0058】電源系結合回路70を構成する2つのNM
OSトランジスタのうちのQn71は、DRAMの待機時
に制御端子71を通じて供給される制御クロックに応じ
てオンすることにより、第1の接地線56と第2の接地
線57とを低インピーダンスで接続する。また、DRA
Mの動作時、すなわちQn71がオフしている間は、Qn
72は、第1の回路ブロック51の動作に伴う第1の接地
線56における接地電圧レベルの浮きを第2の接地線5
7に伝えないようにするためのMOSダイオードとして
機能する。
【0059】前記のとおり、ドライバー回路6aは、0
V(接地レベル)からVINTLまでスイングする小振
幅の差動信号を取り扱うものである。VINTLは、
0.6V程度の小さい電圧である。したがって、第2の
接地線57の電位がわずかでも浮き上がると、第2の回
路ブロック52中のドライバー回路6aに誤動作が生じ
る可能性がある。ところが、本実施形態によれば、第1
の回路ブロック51の動作電流に起因した電源ノイズの
第2の回路ブロック52への侵入を効果的に抑制するこ
とができるので、第2の回路ブロック52中のドライバ
ー回路6aの誤動作を防止できる。
【0060】なお、MOSダイオードとして働くQn72
のしきい値電圧は、小さければ小さいほど良く、0V以
下であるのが望ましい。
【0061】図10は図9に示す電源降圧回路80の内
部構成を示す回路図である。この電源降圧回路80は、
他の電源降圧回路(不図示)によりVCCから生成され
たVINTから、VINTLを生成するための回路であ
って、制御クロックを入力するための制御端子81と、
VINTLを出力するための出力端子82と、抵抗器8
3と、第1〜第3のPMOSトランジスタQp81〜Qp
83と、第1〜第4のNMOSトランジスタQn81〜Qn
84とを備えている。
【0062】互いに直列接続された抵抗器83とQn81
とは、VINTLの基準となる電位VREFを発生する
ための基準電位発生回路84を構成している。この基準
電位発生回路84は、Qn81のしきい値電圧を利用した
ものである。そして、少なくとも該基準電位発生回路8
4の接地電位は、図9に示すように第2の接地線57か
ら取られる。
【0063】Qp81,Qp82とQn82〜Qn84とは、V
INTLとVREFとを比較するための比較回路85を
構成している。Qp81及びQp82は、並列カレントミラ
ー型の電流源を構成するように、各々VINTに接続さ
れている。Qn82及びQn83は、Qp81及びQp82で構
成された電流源の接地側に接続され、差動増幅器を構成
するように、Qn82のゲートにはVREFが印加され、
Qn83のゲートにはVINTLがフィードバックされて
いる。そして、Qn82及びQn83の各々のソースは、ゲ
ートが制御端子81に接続された共通のスイッチ素子と
してのQn84を介して、接地線に接続されている。しか
も、Qn82及びQn83は、その駆動能力を高めるよう
に、前記ドライバー回路中のQn11及びQn13と同様
に、しきい値電圧が低く(0V〜0.3V)設定されて
いる。
【0064】Qp83は、出力端子82にVINTLを出
力するための出力回路86を構成しており、そのゲート
にはQp81とQn82との接続点の電位が印加されるよう
になっている。
【0065】図9及び図10の構成によれば、万一第2
の接地線57の電位が変動しても、この変動に応じて基
準電位発生回路84の出力VREFが変動するので、電
源降圧回路80の出力端子82と第2の接地線57との
間の電圧は一定値VINTLに保たれる。したがって、
第2の回路ブロック52中のドライバー回路の誤動作を
確実に防止できる効果がある。しかも、比較回路85中
のQn82及びQn83の駆動能力を高めるようにそのしき
い値電圧が低く設定されているから、VREF及びVI
NTLのレベルが低くても、比較回路85の正常動作及
び電源降圧回路80の良好な性能が保証される。
【0066】なお、図10の構成ではVINTからVI
NTLを生成したが、VINTLをVCCから直接生成
するようにしてもよい。
【0067】(第1の参考例)以下、第1の参考例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0068】図11は第1の参考例に係るDRAM中の
データ伝送回路の一部を示す回路図であり、第1の参考
例のデータ伝送回路は、第1の実施形態に係るDRAM
中のデータ伝送回路におけるドライバー回路6aとデー
タ線対20との間にさらにイコライズ回路60を付加し
たものである。
【0069】図11において、ドライバー回路6aの内
部構成は第1の実施形態(図6参照)と同様であるが、
第1の実施形態の場合のCONT1とは違って、本参考
例において制御端子13に印加される第1の制御信号C
ONT1aは各データ伝送サイクルの前半でのみハイレ
ベルに保持される。
【0070】イコライズ回路60は、データ線対20の
電位をイコライズするための回路であって、ドライバー
回路6aの差動出力端子14,15に接続された一対の
差動入力端子61,62と、イコライズ制御信号EQを
入力するための制御端子63と、データ線対20に接続
された一対の差動出力端子64,65と、1つのNMO
SトランジスタQn61とを備えている。Qn61は、デー
タ線対20の電位をイコライズするように差動出力端子
64,65の間に介在し、そのゲートにEQが印加され
るようになっている。
【0071】データ線対20の後段には第1の実施形態
の場合と同様の増幅回路とラッチ回路とが接続されて本
参考例のデータ伝送回路の全体が構成されるが、両回路
の図示は省略する。
【0072】図12(a)〜(h)は本参考例のデータ
伝送回路の動作タイミング図である。各データ伝送サイ
クルの前半において、CONT1a及びCONT3がハ
イレベルに立ち上げられる。これにより、振幅VINT
を有するIN/XINは、ドライバー回路6aで小振幅
VINTLを有するOUT/XOUTに変換された後、
増幅回路30で振幅VINTを有するAOT/XAOT
に増幅され、このAOT/XAOTがラッチ回路40で
ラッチされる結果、BOT/XBOTが確定する。この
ようにしてBOT/XBOTが確定した後、すなわちデ
ータ伝送サイクルの後半では、CONT2及びEQがハ
イレベルに立ち上げられる。この結果、増幅回路30の
動作がラッチ回路40によるAOT/XAOTのラッチ
に同期して停止させられると同時に、データ線対20の
電位OUT/XOUTがイコライズ回路60のQn61に
よりイコライズされる。
【0073】本参考例によれば、データ線対20のイコ
ライズによりその電位差が所定値に達するまでの時間が
短縮される結果、データ伝送がさらに高速化される。し
かも、イコライズ動作をデータ伝送サイクルの後半に行
なうことで、アクセス速度に対して悪影響が出ないよう
にしている。
【0074】なお、本実施形態ではドライバー回路6a
の差動出力端子14,15とデータ線対20との間にイ
コライズ用のNMOSトランジスタQn61を介在させて
いるが、該トランジスタは、データ線対20の電位をイ
コライズできる限りどこに設けても構わない。
【0075】ここで、従来のDRAM中のデータ伝送回
路と前記第1の実施形態及び第1の参考例に係るデータ
伝送回路との性能比較について説明する。
【0076】図13(a)は従来のデータ伝送回路中の
CMOS構成のドライバー回路のシミュレーション回路
(DT)を示している。図13(a)中の2つの制御信
号CONT/XCONTは、互いに相補な信号である。
図13(b)は前記第1の実施形態のデータ伝送回路中
のNMOS構成のドライバー回路に対応したシミュレー
ション回路(SHT1)を、図13(c)は前記第1の
参考例のデータ伝送回路中のイコライズ回路が付加され
たドライバー回路に対応したシミュレーション回路(S
HT2)を各々示している。
【0077】図14(a)〜(d)はDT,SHT1及
びSHT2のシミュレーション条件を示すタイミング図
である。本シミュレーションでは、16ビットのデータ
を20nsのサイクルタイムtC で伝送した。VINT
L=0.6V、RL=1.8kΩ、CL=4.5pFで
ある。
【0078】図15はDT,SHT1及びSHT2の各
々の消費電流に係るシミュレーション結果を示す図であ
る。DTに比べてSHT1では、VINT=2.5Vの
ところで15mAの消費電流の低減がなされている。ま
たSHT1に比べてSHT2では、消費電流がさらに低
減されている。
【0079】図16はDT,SHT1及びSHT2の各
々の遅延時間に係るシミュレーション結果を示す図であ
る。DTではCONT/XCONTが、SHT1ではC
ONT1が、SHT2ではCONT1aが各々VINT
の2分の1の電位まで変化した時点から0.1Vの電位
差がOUT/XOUTとして現れるまでの時間(遅延時
間tD )を比較したものである。DTに比べてSHT1
の方が、またSHT1に比べてSHT2の方が高速デー
タ伝送を達成できることが示されている。
【0080】(第2の参考例)以下、第2の参考例につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0081】図17は第2の参考例に係るDRAM中の
データ伝送回路に用いられる増幅回路30aの回路図で
あり、第2の参考例のデータ伝送回路は、第1の実施形
態に係るDRAM中のデータ伝送回路における増幅回路
30を増幅回路30aに置き換えたものである。図17
の増幅回路30aの前段には第1の実施形態の場合と同
様のドライバー回路とデータ線対とが接続され、且つ該
増幅回路30aの後段には第1の実施形態の場合と同様
のラッチ回路が接続されてデータ伝送回路の全体が構成
される。第1の参考例の場合と同様に、ドライバー回路
とデータ線対との間にイコライズ回路を介在させてもよ
い。
【0082】図17の増幅回路30aの構成は、第1の
実施形態(図6参照)の増幅回路30と同じ構成を有す
る増幅部36に、電源制御部37を付加したものであ
る。
【0083】電源制御部37は、差動出力端子34,3
5からの出力に基づいて増幅部36への電源供給を制御
するための回路部分であって、互いに直列接続された第
1及び第2のPMOSトランジスタQp37,Qp38を備
えている。Qp37及びQp38は、増幅部36の後半部分
への電源供給を制御するためのQp36とVINTとの間
に介在しており、Qp37のゲートは一対の差動出力端子
34,35のうちの一方の端子35に、Qp38のゲート
は他方の端子34に各々接続されている。
【0084】電源制御部37を構成するQp37及びQp
38のオン/オフは、増幅部36によって増幅された一対
の差動出力端子34,35における振幅VINTの差動
信号に基づいて制御される。増幅回路30aの出力及び
後段のラッチ回路の出力が確定した後に増幅回路30a
の動作を停止させるように制御端子33にハイレベルの
CONT2が入力される際には、差動出力端子34,3
5のうちのいずれか一方がVINTとほぼ同じ電位にな
るため、Qp37及びQp38のうちのいずれかが必ずオフ
することとなる。したがって、Qp36を流れる貫通電流
を完全に遮断することができ、増幅部36の動作が確実
に停止する。なお、増幅部36の動作中は、差動出力端
子34,35の電位のイコライズによりQp37及びQp
38の双方がオンする。
【0085】本参考例の増幅回路30aは、Qp36のオ
フが遅れるような場合でも、差動出力端子34,35に
おける出力がある程度確定すれば自動的に動作を停止す
るので、消費電流の低減に有効である。
【0086】なお、本参考例において増幅部36の前半
部分への電源供給を制御するためのQp35とVINTと
の間にQp37及びQp38と同様のフィードバック用のP
MOSトランジスタを介在させていないのは、増幅部3
6が差動入力端子31,32における電位変化に追従で
きなくなるおそれがあるからである。これは、差動入力
端子31,32に一時的に誤信号(誤データ)が入力さ
れる場合があることを考慮したものである。また、増幅
部36の前半部分の負荷は小さいため、Qp35を流れる
貫通電流はごくわずかである。ただし、入力データが変
動しないということが保証される場合には、Qp35とV
INTとの間にもフィードバック用のPMOSトランジ
スタを介在させる方が望ましい。
【0087】以上、データ伝送回路を備えたLSIの一
例としてDRAMについて説明した。ただし、本発明は
データ伝送回路を備えた任意のLSIに適用可能であ
る。また、複数のチップ間のデータ伝送にも適用可能で
ある。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体記憶装置によると、データ処理速度の高速化が可能で
簡素なデータ処理システムを構築することができ、且
つ、効率的な待機時電源電流の検査を実行することがで
きる。
【0089】また、本発明に係る半導体集積回路による
と、主電源配線系と副電源配線系との間に介在した電源
系結合回路が第1の回路ブロックから第2の回路ブロッ
クへのノイズ伝播を抑制するため、第2の回路ブロック
が小電圧振幅の差動信号を取り扱うドライバー回路を有
する場合でも、その誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るDRAMを示す
レイアウト図である。
【図2】DRAMの各構成要素の配置の他の例を示すレ
イアウト図である。
【図3】(a)は第1の実施形態のDRAMにおける、
メモリアレイ及びデータ処理部に所定の電圧を供給する
ための回路の一例を示すブロック図であり、(b)は
(a)の回路中の電圧変換回路の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3(b)の電圧変換回路中の基準電圧発生回
路の構成を示す回路図である。
【図5】(a)は第1の実施形態のDRAMにおける、
メモリアレイ及びデータ処理部に所定の電圧を供給する
ための回路の他の例を示すブロック図であり、(b)は
(a)の回路中の電圧変換回路の構成を示すブロック図
である。
【図6】第1の実施形態のDRAM中のデータ伝送回路
を構成を示す回路図である。
【図7】(a)〜(g)は第1の実施形態に係るデータ
伝送回路の動作を示すタイミング図である。
【図8】第1の実施形態のDRAM中の接地線の一例を
示す配線図である。
【図9】第1の実施形態のDRAM中の接地線の他の例
を示す配線図である。
【図10】図9中の電源降圧回路の構成を示す回路図で
ある。
【図11】第1の参考例に係るDRAM中のデータ伝送
回路の一部を示す回路図である。
【図12】(a)〜(h)は第1の参考例に係るデータ
伝送回路の動作を示すタイミング図である。
【図13】(a)は従来のDRAM中のデータ伝送回路
における、シミュレーションの対象となる回路を示す回
路図であり、(b)は第1の実施形態に係るDRAM中
のデータ伝送回路における、シミュレーションの対象と
なる回路を示す回路図であり、(c)は第1の参考例に
係るDRAM中のデータ伝送回路における、シミュレー
ションの対象となる回路を示す回路図である。
【図14】(a)〜(d)は図13(a)〜(c)の各
回路のシミュレーション条件を示すタイミング図であ
る。
【図15】図13(a)〜(c)の各回路の消費電流に
係るシミュレーション結果を示す図である。
【図16】図13(a)〜(c)の各回路の遅延時間に
係るシミュレーション結果を示す図である。
【図17】第2の参考例に係るDRAM中のデータ伝送
回路に用いられる増幅回路の構成を示す回路図である。
【図18】従来のデータ伝送回路のレシーバー回路の構
成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 メモリ部 3 データ処理部 4 入力パッド 6a メモリ部のドライバー回路(第1の回路) 6b メモリ部のレシーバー回路 7,7a 電圧変換回路 9a データ処理部のドライバー回路 9b データ処理部のレシーバー回路 10 データバス 11,12 ドライバー回路の差動入力端子 14,15 ドライバー回路の差動出力端子 20 データ線対(信号線対) 30,30a 増幅回路(第2の回路) 31,32 増幅回路の差動入力端子 34,35 増幅回路の差動出力端子 36 増幅部 37 電源制御部 40 ラッチ回路(第3の回路) 51 標準振幅で動作する回路ブロック(第1の回路ブ
ロック) 52 小振幅で動作する回路ブロック(第2の回路ブロ
ック) 56 第1の接地線(主電源配線系の接地線) 57 第2の接地線(副電源配線系の接地線) 60 イコライズ回路(第4の回路) 70 電源系結合回路 80 電源降圧回路 84 基準電位発生回路 85 比較回路 86 出力回路 122 メモリアレイ 125 電源電圧パッド(電源電圧端子) 125a 第1の電源電圧パッド(第1の電源電圧端
子) 125b 第2の電源電圧パッド(第2の電源電圧端
子) 126 接地電圧パッド(接地電圧端子) 126a 第1の接地電圧パッド(第1の接地電圧端
子) 126b 第2の接地電圧パッド(第2の接地電圧端
子) 127 基準電圧発生回路(メモリアレイ供給電圧発生
回路) 129 スイッチ素子(貫通電流遮断手段) CONT1,CONT1a 第1の制御信号 CONT2 第2の制御信号 CONT3 第3の制御信号 EQ イコライズ制御信号 Qn11 ドライバー回路の第1のNMOSトランジスタ Qn12 ドライバー回路の第2のNMOSトランジスタ Qn13 ドライバー回路の第3のNMOSトランジスタ Qn14 ドライバー回路の第4のNMOSトランジスタ Qn71 電源系結合回路の第1のNMOSトランジスタ Qn72 電源系結合回路の第2のNMOSトランジスタ Qp37 電源制御部の第1のPMOSトランジスタ Qp38 電源制御部の第2のPMOSトランジスタ VINT 第1の降圧電圧 VINTL 第2の降圧電圧 VREF 基準電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/10 471 G11C 11/34 371A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の半導体チップに設けられたメモリ
    アレイおよびデータ処理部と、 前記半導体チップに設けられ、前記メモリアレイ及びデ
    ータ処理部に電源電圧を供給するための電源電圧端子
    と、 前記半導体チップに設けられ、前記メモリアレイ及びデ
    ータ処理部に接地電圧を供給するための接地電圧端子
    と、 前記半導体チップに設けられ、前記電源電圧端子からの
    電源電圧及び前記接地電圧端子からの接地電圧を受け取
    り、前記メモリアレイに供給されるメモリアレイ供給電
    圧を発生するメモリアレイ供給電圧発生回路と、 前記半導体チップに設けられ、前記電源電圧端子からメ
    モリアレイ供給電圧発生回路を通じて接地電圧端子へ流
    れる貫通電流を、前記データ処理部の電源電流の検査の
    際に、遮断する貫通電流遮断手段とを備えた半導体記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 同一の半導体チップに設けられたメモリ
    アレイおよびデータ処理部と、 前記半導体チップに設けられ、前記メモリアレイに電源
    電圧を供給するための第1の電源電圧端子と、 前記半導体チップに、前記第1の電源電圧端子と別個に
    設けられ、前記データ処理部に電源電圧を供給するため
    の第2の電源電圧端子と、 前記半導体チップに設けられ、前記第1の電源電圧端子
    から電源電圧を受け取り、前記メモリアレイに供給され
    るメモリアレイ供給電圧を発生するメモリアレイ供給電
    圧発生回路とを備え、 前記第1の電源電圧端子からメモリアレイ供給電圧発生
    回路内に流れる貫通電流は、前記第2の電源電圧端子か
    らデータ処理部内に流れる電流に、影響を与えないこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 各々電源線と接地線とを備えた主電源配
    線系及び副電源配線系と、 前記主電源配線系に直接接続された第1の回路ブロック
    と、 前記副電源配線系に直接接続された第2の回路ブロック
    と、 前記第1の回路ブロックから第2の回路ブロックへのノ
    イズ伝播を抑制するように、前記主電源配線系と副電源
    配線系との間に介在した電源系結合回路とを備えた半導
    体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路におい
    て、 前記第2の回路ブロックは、データ線対を差動で駆動す
    るように、第1の振幅を有する第1の差動信号を該第1
    の振幅より小さい第2の振幅を有する第2の差動信号に
    変換するデータ線駆動回路を備え、 前記第1及び第2の差動信号は各々ハイレベルとロウレ
    ベルとを有する論理信号であって、各論理信号のロウレ
    ベルは前記副電源配線系の接地線の電圧レベルと等しい
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の半導体集積回路におい
    て、 前記電源系結合回路は、互いに並列接続され且つ前記主
    電源配線系の接地線と前記副電源配線系の接地線との間
    に介在した第1及び第2のNMOSトランジスタを備
    え、 前記第1のNMOSトランジスタのゲートは制御クロッ
    クの供給を受け、 前記第2のNMOSトランジスタのゲートは前記副電源
    配線系の接地線に接続されたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路におい
    て、 前記第2のNMOSトランジスタのしきい値電圧は、0
    V以下であることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の半導体集積回路におい
    て、 降圧電圧を前記第2の回路ブロックへ供給するように、
    外部から与えられた電源電圧に基づいて前記降圧電圧を
    生成する電源降圧回路をさらに備え、 前記電源降圧回路は、前記降圧電圧の基準となる電位を
    発生する基準電位発生回路を有し、 前記基準電位発生回路の接地線は、前記副電源配線系の
    接地線に直接接続されたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体集積回路におい
    て、 前記電源降圧回路は、前記基準電位発生回路により発生
    された基準電位と前記降圧電圧とを比較する比較回路を
    さらに有し、 前記比較回路は、 並列カレントミラー型の電流源を構成するように各々電
    源線に接続された一対のPMOSトランジスタと、 前記基準電位と降圧電圧とを入力とした差動増幅器を構
    成するように、各々前記一対のPMOSトランジスタの
    接地側に接続された一対のNMOSトランジスタと、 前記一対のNMOSトランジスタの各々のソースと接地
    線との間に介在したスイッチ素子とを備え、 前記一対のNMOSトランジスタは、駆動能力を高める
    ように各々のしきい値電圧が低く設定されていることを
    特徴とする半導体集積回路。
JP11060131A 1993-06-17 1999-03-08 半導体記憶装置および半導体集積回路 Pending JP2000003600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060131A JP2000003600A (ja) 1993-06-17 1999-03-08 半導体記憶装置および半導体集積回路

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14593893 1993-06-17
JP5-145938 1993-06-17
JP25807093 1993-10-15
JP5-258070 1993-10-15
JP11060131A JP2000003600A (ja) 1993-06-17 1999-03-08 半導体記憶装置および半導体集積回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6118193A Division JPH07161185A (ja) 1993-06-17 1994-05-31 データ伝送回路、データ線駆動回路、増幅回路、半導体集積回路及び半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000003600A true JP2000003600A (ja) 2000-01-07

Family

ID=27297103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11060131A Pending JP2000003600A (ja) 1993-06-17 1999-03-08 半導体記憶装置および半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000003600A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324393A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2003045975A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Rohm Co Ltd 半導体集積回路装置
US6985396B2 (en) 2002-07-16 2006-01-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit
JP2008059725A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Fujitsu Ltd 半導体装置
JP2012094909A (ja) * 2012-02-01 2012-05-17 Rohm Co Ltd 半導体集積回路装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324393A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2003045975A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Rohm Co Ltd 半導体集積回路装置
US6985396B2 (en) 2002-07-16 2006-01-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit
JP2008059725A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Fujitsu Ltd 半導体装置
JP2012094909A (ja) * 2012-02-01 2012-05-17 Rohm Co Ltd 半導体集積回路装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0137105B1 (ko) 데이터 전송회로, 데이터선 구동회로, 증폭회로, 반도체 집적회로 및 반도체 기억장치
US5544110A (en) Sense amplifier for semiconductor memory device having pull-up and pull-down driving circuits controlled by a power supply voltage detection circuitry
US6331791B1 (en) Charge-redistribution low-swing differential logic circuit
JP2011146102A (ja) 半導体装置及びデータ処理システム
US20120134439A1 (en) Semiconductor device having level shift circuit
US5627493A (en) Semiconductor device having supply voltage deboosting circuit
KR100311328B1 (ko) 메모리와 논리 회로를 혼재하고 내부 버스폭을 매우 크게 취한 반도체 집적 회로 장치
US5805505A (en) Circuit and method for converting a pair of input signals into a level-limited output signal
US7154295B2 (en) Semiconductor memory device with on-die termination circuit
JP2862744B2 (ja) 半導体メモリ装置のデータ出力バッファ
JPH11510944A (ja) 電荷転送センス増幅器
JPS63234623A (ja) 半導体集積回路
KR100829787B1 (ko) 온 다이 터미네이션 테스트에 적합한 반도체 메모리 장치,이를 구비한 메모리 테스트 시스템, 및 온 다이 터미네이션테스트 방법
KR100307637B1 (ko) 부스팅 커패시터를 구비하는 입력버퍼 회로
US6473349B1 (en) Cascode sense AMP and column select circuit and method of operation
KR950010567B1 (ko) 반도체장치의 출력단회로
JP2000003600A (ja) 半導体記憶装置および半導体集積回路
US8856577B2 (en) Semiconductor device having multiplexer
US20170148495A1 (en) Input receiver circuit
JPH07161185A (ja) データ伝送回路、データ線駆動回路、増幅回路、半導体集積回路及び半導体記憶装置
JPH10162584A (ja) 半導体記憶装置
JP3568115B2 (ja) 半導体集積回路装置および半導体集積回路装置内のレシーバ回路
US6917550B2 (en) Semiconductor memory device
US20090122621A1 (en) Circuit for controlling signal line transmitting data and method of controlling the same
JP3318430B2 (ja) 電源負荷回路及び半導体記憶装置