JP3814260B2 - 自動餃子焼き機 - Google Patents

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JP3814260B2 JP2003121659A JP2003121659A JP3814260B2 JP 3814260 B2 JP3814260 B2 JP 3814260B2 JP 2003121659 A JP2003121659 A JP 2003121659A JP 2003121659 A JP2003121659 A JP 2003121659A JP 3814260 B2 JP3814260 B2 JP 3814260B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、餃子を自動的に焼き上げる自動餃子焼き機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、餃子を調理する場合、図9に示すように、丸形又は角形で底面が平面の焼き鍋1をガスコンロ2又はヒータで加熱しておいて、その焼き鍋1の平面部3に調理前の餃子4を並べ、餃子4の半分の高さ位が浸る量の水5又は湯を入れ、蓋6をして水5を沸騰させて餃子4を煮ることを2〜3分行う。この工程において、焼き鍋1の内部は、蓋6によって密閉されているため、沸騰蒸気が焼き鍋1内に満たされ、蒸気が餃子4の露出部を蒸すという作用も同時に進行する。次に、蓋6を開けて残っている湯を捨てて、再び蓋6をして焼き鍋1を加熱し、餃子4の底面に焼き目を付けるとともに餃子4の内部まで充分に熱を浸透させることを2〜3分行って調理を完了する。そして、蓋6を開けて焼きあがった餃子4を取り出して皿に盛り付けるものである。このような餃子4の調理方法は、冷凍餃子であっても生餃子であってもほとんど変わりなく行われるものである。
【0003】
このように、焼き鍋1に最初に入れる水5の量は、餃子4が半分浸る程度の量にすることが多いが、この水5の量を2〜3分で蒸発してしまう程度にきわめて少なくする調理方法もある。この場合には、途中で残った湯を捨てる必要はなく、焼き上げ工程まで連続して調理は進行するが、この方法では調理完了時の餃子4の耳は煮る場合に比べて固くなって食味が劣るとされる。そのため、途中で残った湯を捨てるという手間はかかるが、餃子を最初に煮るという前述のような調理方法が多く採用されている。
【0004】
業務用餃子焼き機の一例としては、特許文献1に記載されたものが知られている。その構造としては、焼き鍋と蓋の後端をそれぞれ別個に本体ケースに起伏自在にヒンジ結合し、蓋を開くとともに焼き鍋を規律させたときにその焼き鍋の後端から内部の湯が流れ出すようにしているものである。その調理方法としては、焼き鍋を水平に保った状態で餃子を並べ、水を半分くらい入れて煮ることを行い、残った湯は焼き鍋を持ち上げて傾斜させて本体ケースの背面に設けられた水受トヨに流して排水する。そして、焼き鍋を水平に戻して更に焼き上げて調理を完了させる。
【0005】
このような調理方法において、餃子焼き機は業務用であるため、焼き鍋に一定量の水を注水することや調理時間等は、タイマー制御によって制御されている。しかしながら、調理の中間過程で行う焼き鍋内の水を排水するための焼き鍋の持ち上げ作業は人手によって行っている。
【0006】
つぎに、焼き鍋を起伏させなくても調理することができる構造の餃子焼き機は、特許文献2に記載されたものがある。この構造は、餃子鍋の底部に排水用の開口を形成し、平面的な底部の表面を摺動することによって開口を開閉する水返し部材を設けたものである。そして、水返し部材で開口を閉止した状態で餃子を餃子鍋に並べ、水を入れて煮ることを行い、煮る工程が終了したら水返し部材を摺動させて開口を開いて水を排水する。これにより、水返し部材の水平動作のみで排水を行うことができるものである。
【0007】
さらに、従来の業務用の餃子焼き機の一例を特許文献3に示す。この構造は、焼き鍋の平面部に開口する排水管を設け、この排水管の開口部に手動で開閉するバルブを設けたものである。これにより、調理途中で焼き鍋の内部の水を排水する必要があるときには、バルブを開く。
【0008】
【特許文献1】
実用新案登録第3076022号公報
【特許文献2】
実開平7−20138号公報
【特許文献3】
実開平6−11639号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、業務用餃子焼き機の焼き鍋の平面部の厚さは、その平面部の温度の均一性を保つためと、熱の蓄熱性を高めることを目的として8〜12mmと厚いものであり、かなりの重量がある。特許文献1に記載されたものは、このように重い焼き鍋を人手で持ち上げるための労力が大変である。また、復帰時には、焼き鍋の重さのために急速に復帰する危険性があり、この危険性を防ぐために復帰用のバネダンパーを設けなければならないという構造を複雑にする問題もある。また、注水は自動的に行うことができるが、注水した水を所定温度の湯にまで温度を高めるための時間が必要であり、調理時間を短縮することができないという問題もある。さらに、熱源がガスバーナであった場合には、鍋を持ち上げたときにガスバーナが燃焼中であると熱くて火傷をする危険性があり、それを避けるためにはいちいち焼き鍋を持ち上げて排水するときだけガスを止め、つぎの工程のために、再び着火させるというやっかいな作業を伴うという課題もある。
【0010】
つぎに、特許文献2に記載されたものは、水返し部材による水密性が十分ではなく、隙間から水漏れが発生しやすいものであり、実際には製品化されていない。
【0011】
また、特許文献3に記載されたものは、バルブの開閉が手動であるため、操作性が悪く、また、バルブには水密性を高めるために、Oリングが用いられているが、そのOリングが設けられる場所は、250℃にもなる焼き鍋の平面部分であり、短時間に劣化してしまうものと思われる。そのため、湯のみならず高温で食物汚れ、油や塩分等の汚れを排出する場所に設けられるバルブの寿命が短いという問題がある。
【0012】
本発明は、餃子を調理中の排水作業を自動的に行うことを目的とするものであり、調理中の人手を省き、焼き鍋を傾斜させるように持ち上げるという危険を伴う作業をなくして安全な自動調理器を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、本体ケースと、この本体ケースにほぼ水平に固定された焼き鍋と、この焼き鍋の底面を加熱する発熱体と、前記焼き鍋の上面を開閉する鍋蓋と、前記焼き鍋の底面に形成された排水弁座と鍋蓋側に取り付けられた弁体とにより形成された排水弁と、この排水弁に連通した排水パイプと、前記排水弁を駆動する排水弁駆動手段と、前記焼き鍋の上面を開閉する鍋蓋と、この鍋蓋の閉止状態を検出して調理開始信号を発生させる検出手段と、前記焼き鍋の内部に給水する熱湯を生成するヒータを備えて95℃以上の温度の熱湯を蓄えた熱湯タンクと、この熱湯タンクの前記ヒータへの通電タイミングと前記焼き鍋の前記発熱体への通電タイミングと前記排水弁駆動手段への通電タイミングとを制御する電気制御部とよりなるものである。
【0014】
したがって、焼き鍋を動かすことなく調理することができ、これにより、人手を省くことができるとともに、焼き鍋を動かす従来の危険性を回避することができ、また、焼き鍋を動かすことなく煮る工程が終了したときの水を自動的に排水することができ、これにより、人手を省くことができるとともに、焼き鍋を動かす従来の危険性を回避することができ、調理開始時の注水してから煮る工程に移行する時間が短くてよく、調理時間をきわめて短縮することができ、調理人は、餃子を焼き鍋に並べて鍋蓋を閉じる操作のみを行えば自動的に調理が進行し、その操作性をきわめて高めることができ、さらに、調理開始直後の焼き鍋への注水で温度低下が少なく、調理時間をきわめて短縮することができ、特に、焼き鍋側には排水弁座しかないので、排水が円滑であり、また、焼き鍋の面が平面であるため、掃除が容易であり、さらに、排水弁電磁石も鍋蓋側に位置するので、水による故障の原因を解消することができる。
【0023】
請求項記載の発明は、請求項1記載の自動餃子焼き機において、鍋蓋をばねにより開放方向に付勢して回動自在に設け、鍋蓋に磁性体部分を形成し、閉止状態の前記鍋蓋の前記磁性体部分に対向させて本体ケースに蓋吸着電磁石を配設した。
【0024】
したがって、予め定めた調理終了時間が経過したときに、自動的に鍋蓋が開放されて調理の終了を報知することができるものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の態様を図1〜図5に基づいて説明する。まず、直方体状の本体ケース7が設けられ、この本体ケース7は四隅に設けられた支持脚8により支持されている。そして、この本体ケース7の手前側の内部には、電気制御部9が設けられ、中央部には密閉されて形成された熱湯タンク10が設けられている。この熱湯タンク10の内部には、サーモスタット付きのヒータ11が配設されており、また、下方側面には、給水電磁弁12を介して水道等の給水部に接続された給水管13が結合されている。さらに、前記熱湯タンク10の後部には、排水弁駆動手段としての排水弁電磁石14が配設されている。前記ヒータ11は、熱湯タンク10内の水を加熱する機能を有するものであれば良いので、側壁等に配設されていてもよく、必ずしも熱湯タンク10内に内蔵されている必要はない。
【0034】
前記電気制御部9は、自動的に調理するためには、二段階の温度制御回路と何段階かのタイマー回路を組み合わせたプログラム制御の機能を持たせているものであり、その主体は、マイコン制御装置ともいえるものである。
【0035】
前記本体ケース7の上部には、本体ケース甲板15が設けられ、この本体ケース甲板15の中央部には、底部が平面部16となった焼き鍋17が水平に固定的に取り付けられている。この焼き鍋17の下面には、発熱体となるシーズヒータ18が固定され、このシーズヒータ18の下方は、断熱材19により覆われている。前記シーズヒータ18の端部は、下方に突出し、図示しない電気的接続部に接続されている。前記焼き鍋17の平面部16の後方には、前記排水弁電磁石14の真上に位置させて直径40mmの排水弁座20が形成され、この排水弁座20は、斜め下方に傾斜して前記本体ケース7の外部に端部を突出させた排水パイプ21に接続されている。この排水パイプ21の端部開口は、前記本体ケース7の後方外部に配設された排水受槽22に連通している。前記排水パイプ21は、約45度の傾斜を持たせているものであるが、製造上の困難さを伴うにも拘わらず約45度の傾斜を持たせている理由は、排出する流体が餃子を煮た後の煮汁であり、餃子はそれぞれくっつかないように打ち粉を表面にまぶしてあり澱粉質のものが煮る過程で溶け出して薄い糊状になっていることから、このような流体を滞りなく排出させるためである。また、焼き鍋17の平面部16を調理後にスクレーパでこびり付いた焼け付き屑をはがした屑が押し込まれることも想定し、多少の固形物も一緒に排出できるように考慮したものである。また、排水弁座20の直径が排水パイプ21とともに40mmと大きく設定しているのも排水パイプ21を詰まりにくくしているとともに、詰まった場合の掃除を容易にするためである。
【0036】
ついで、前記排水電磁石14に連結された連結棒23の上端には、前記排水弁座20に接離する弁体24が設けられ、この弁体24と前記排水弁座20とにより排水弁25が構成されている。前記弁体24は、ばね26により前記連結棒23とともに上方に付勢され、前記排水電磁石14に通電されていない時には前記排水弁25を開放状態に維持している。
【0037】
ついで、前記本体ケース甲板15の後端に支軸27を介してヒンジ結合された鍋蓋28が回動自在に取り付けられている。この鍋蓋28は少なくとも一部が磁性体であり、その先端の突出部29は磁性体よりなり、この突出部29は、前記本体ケース7の内部に設けられた蓋吸着電磁石30に対向しており、この蓋吸着電磁石30に通電されているときには、前記焼き鍋17を密閉するように前記鍋蓋28を閉塞状態に維持している。そして、前記鍋蓋28は、開放ばね31により常時開放方向に付勢されており、前記蓋吸着電磁石30に通電されていない時には、突出部29への吸着力が解除されて前記鍋蓋28は自動的に開放されるようになっている。
【0038】
また、前記鍋蓋28の底面には、結合板32を介して前記焼き鍋17の上面を密閉する中蓋33が固定されている。この中蓋33を固定する前記結合板32の下方には、水噴出ノズル34が設けられている。そして、前記結合板32を回動自在に保持する軸部35は、さらに、パイプ35’で水路を形成しながら水の供給経路を兼ねるパイプ軸とされている。このパイプ軸は、前記鍋蓋28を支持する支軸27に結合されているものであり、この支軸27は、前記軸部35と同様に水の供給経路を兼ねるパイプ軸とされ、かつ、支軸27部分で回動できるように構成されている。このパイプ軸により形成された支軸27は、連結パイプ36を介して前記熱湯タンク10の最上部に連通している。
【0039】
前記鍋蓋28の後端には、磁石37が取り付けられており、前記本体ケース7には、閉じた状態の前記鍋蓋28の磁石37が対向する位置に前記電気制御部9に接続されて前記鍋蓋28の開閉状態の信号を送る磁気感応スイッチ38が固定されている。前記磁石37は、前記鍋蓋28の開閉状態を検出する検出手段となるものである。
【0040】
なお、39は餃子であり、40は調理用の水である。また、41は、鍋蓋28を閉止方向に手で動かすための把手である。
【0041】
しかして、図3に示すものは、焼き鍋17の全体の配置を示す平面図であり、本体ケース7には、左右に二つの焼き鍋17が配置されている。そして、図3の下方が調理者が位置する手前側であり、奥側に排水弁25が位置している。また、餃子39は、1つの焼き鍋17に対して、一列が12個で二列配置して置かれる。
【0042】
図4は、前記焼き鍋17の断面形状を示すものであり、平面部16は、実際には中央部が最も低くなるように緩やかな角度のV字形に形成されて排水速度を高めることができるように配慮されていてる。この形状は、調理途中で排水弁25から水40を排水させる場合にその排水速度を早くさせるためである。また、前面を2mmばかり持ち上げて傾斜をつけるようにしても良い。
【0043】
このような構成において、使い始めの状態として、まず、電源スイッチを投入すると、焼き鍋17を加熱するためのシーズヒータ18に通電が開始され、図示しない焼き鍋17のデジタル温度制御器は、予め150℃に設定されていることから、焼き鍋17は150℃の温度に加熱されて待機状態となっている。そして、熱湯タンク10には、給水電磁弁12を経由して水40が満たされているが、この水温は、サーモスタット付きのヒータ11により、常に、95℃程度を保っているように制御されている。
【0044】
調理の進行状態を図5に示すタイミングチャートを基本として以下に説明する。まず、調理の開始に当っては、図2に示すように、鍋蓋28が開放されている状態で、図3に示すように、焼き鍋17に餃子39を並べてから、図1に示すように、鍋蓋28を閉じる。これにより、支軸27の近くに設けられた磁石37が磁気感応スイッチ38に近接し、この磁気感応スイッチ38からの信号は、調理開始の信号を発生したことになる。
【0045】
このようにして調理開始の信号を受けた電気制御部9は、まず、蓋吸着電磁石30に通電することで突出部29を吸着して鍋蓋28が開かないように保持する。この保持時間は、調理完了までの時間Tであり、4分30秒に設定されている。また、鍋蓋28を閉じてから数秒後には、給水電磁弁12がTタイマーにより設定された設定時間の約10秒位開いて熱湯タンク10に蓄えられている95℃の熱湯を押し出し、水噴出ノズル34から焼き鍋17内に餃子39を煮るための熱湯を約600cc放出する。このときの焼き鍋17の温度は、150℃に保たれていたものであるが、注がれるのが低温の水ではなく、95℃の熱湯であるため、注がれた熱湯はすぐに沸騰状態になり、餃子39を煮ることになる。この煮る時間は、Tタイマーにより約2分に設定されている。
【0046】
タイマーで設定された約2分が経過すると、排水弁25が開いて焼き鍋17に残っていた沸騰水は、排水弁25を通じて排水パイプ21から排水受槽22に排出される。このときの時間は、約5秒位である。餃子29を煮ていた湯が排水されてなくなることによって焼き鍋17の温度は急速に上昇し、設定温度の210℃まで加熱され、焼き上げ調理工程に自動的に移行することになる。そして、全調理時間の4分30秒が経過すると、蓋吸着電磁石30への通電が遮断され、鍋蓋28が開放されてばね31の力で図2に示す位置まで開き、調理は完了する。同時に、シーズヒータ18への通電は、焼き鍋17の温度が150℃になるような制御状態となる。
【0047】
全調理時間Tは、鍋蓋28を閉じて調理をスタートさせ、餃子39を煮る調理時間であるTタイマー時間(T時間は排水弁25を閉じている時間でもある)と餃子39を焼き上げる時間とをプラスした時間となる。この全調理時間Tは、餃子39が標準の大きさ(1個当たり25g)の場合、約4分30秒に設定する。
【0048】
しかして、熱湯タンク10により煮るための給水温度を沸騰直前の95℃に設定していることは、全調理時間Tを短縮するためには非常に有用である。従来は、水を手で、又は、電磁弁のタイマー制御で一定量の水道水を注水していたものであるが、この方法では、例え、焼き鍋を予め200℃位に加熱しておいたとしても、大量の煮るための水(約600〜1000cc)を注いだ場合には、焼き鍋温度は急速に下がり、煮る作業までに1〜2分が経過してしまうことになり、全調理時間Tは6分を必要とする。そのため、沸騰直前の95℃に設定した湯を注水することは、全調理時間Tを有効に短縮することになる。
【0049】
また、調理前に焼き鍋17の温度を150℃に設定してあることは、前述の熱湯を供給することと相俟って全調理時間Tをきわめて短縮させているものである。餃子39の注文は、いつ入るか判らないし、注文が入った場合は、できるだけ早く調理して提供しなければならない。注文が入るまでの待機時間に焼き鍋17の温度が常温である場合には、これを150℃以上200℃位まで加熱するには、2〜3分かかってしまう。その反面、焼き鍋17の温度を注文が入るまでの待機時間に200℃に保つということは、加熱エネルギーを浪費することになり、作業環境に対しても良くないものである。
【0050】
このような理由により、本実施の形態においては、熱湯タンク10の湯を常に95℃に維持し、1000ccの量を蓄えて1回当たり600ccの湯を水噴出ノズル34から焼き鍋17に放出するように配慮している。また、焼き鍋17の温度を調理スタート時に150℃にしてあり、95℃の湯が放出されるのであるから、常温又は冷凍の餃子39が並べられていたとしても、殆ど即時に沸騰状態となって煮る作業がスタートすることになる。また、待機時の焼き鍋17の温度を150℃に保つ加熱エネルギーは、200℃に保つ場合の約半分で済み、省エネルギー効果は大きく、かつ、作業環境に対しても熱放散を半減させることで改善することができる。
【0051】
焼き鍋17の温度設定は、待機時(調理前)は、150℃に設定されているが、鍋蓋28を閉じて調理をスタートさせると同時に温度設定は、210℃に切り換えられる。この210℃の設定は、調理が完了するまで、すなわち、全調理時間Tが経過する時間中は続き、調理完了と同時に待機時の150℃の温度設定に戻るようにしてある。
【0052】
焼き鍋17の温度設定は、上述のように、調理中のT時間は210℃で、それ以外は150℃であるが、調理をスタートさせる、すなわち、鍋蓋28を閉じると、数秒後に約95℃の熱湯が焼き鍋17上に放出されるので、焼き鍋17の温度は、水の沸騰温度近くまで下がる。一方で、焼き鍋17の設定温度が210℃に変わったことにより、焼き鍋17のシーズヒータ18は通電されっぱなしになって加熱し、約600ccの水40が沸騰し、餃子39を煮るために熱を餃子39に伝え、さらに、余った熱は蒸発して蒸気となり、餃子39の露出部分を蒸すことが行われ、余った蒸気は、鍋蓋28との隙間部分から大気中に放出される。
【0053】
調理スタートから約2分間は排水弁25は閉じられているから、前述の餃子39を煮る工程が行われるのであるが、2分経過後に排水弁電磁石14への通電は遮断され、ばね26の力で排水弁25は開放されて排水されることになる。一方、焼き鍋17の温度設定は210℃であるため、シーズヒータ18には継続して通電され、焼き鍋17の温度は約2分で210℃に達することとなり、今まで煮られていた餃子39と焼き鍋17との接触面は100℃以上に加熱されながら上昇し、2分後に210℃に上昇し、さらに、30秒を経過して全調理時間Tを経過すると、自動的に鍋蓋28が開いて調理が完了する。
【0054】
このように、焼き鍋17の上に放出された熱湯は、排水されるまでの2分間は煮る作業を行い、排水後は焼き鍋17の温度設定は210℃と変わらないが、煮る水40が排水されたことにより、自動的に焼き上げ工程となり、程好い焼き上がりが行われて調理が完了する。
【0055】
つぎに、本実施の態様で使用される焼き鍋17と従来の焼き鍋とを対比する。一般に、焼き鍋の材質としては、油とのなじみが良いものとして鉄板が多用されている。板厚としては、温度の均等性を保つために、8〜12mmの厚い板が使われることが従来は多かった。すなわち、板を厚くすることによって、調理を始める前に焼き鍋をできるだけ高い温度(200〜250℃)に加熱しておけば、調理のスタートと同時に煮るための多量の水を注水しても70〜80℃になり、30秒〜1分後には沸騰状態となって餃子を煮るという目的を達することができる。
【0056】
しかしながら、特許文献1に示した構造の装置では、焼き鍋1を後方へ傾斜させて排水したときの焼き鍋1の温度は、100〜120℃に低下していることとなる。餃子4を煮た後、焼き上げをするためには、焼き鍋1の温度を再び200℃以上に急速に加熱する必要がある。この加熱する立ち上がりの温度上昇は、電気ヒータの容量を一定とした場合には、焼き鍋1の板厚が厚ければ厚い程、遅くなる。従って、焼き鍋1の板厚が厚い場合は、加熱する熱源の大きさを大きくする必要があった。
【0057】
本実施の形態においては、焼き鍋17の板厚は、製作し易く、ほどほどの温度分布の均一性を保つことができる2.9mmを採用した。このように板厚が薄いために、シーズヒータ18の容量は、厚板の場合に比べて、約半分の容量でも焼き鍋17の温度の急速な立ち上がりとなって餃子39を煮た後の焼き上げ工程の時間を短縮することができるものである。また、煮汁の排水後の焼き上げ時間を2.5分に設定しても、約2分間で100〜120℃から210℃にまで温度が上昇して、その後の30秒はシーズヒータ18のON・OFF制御で210℃を保って充分な焼き上げが行われるものである。特に、注水する湯の温度を95℃に保っておいて、焼き鍋17の温度を待機時には、150℃位に制御しておくという方法の組み合わせで、調理のスタートとほぼ同時に95℃の熱湯を150℃位の焼き鍋17に注水するのであるから、すぐに沸騰温度となって餃子39を煮る工程が調理スタートと同時に開始されることになる。
【0058】
さらに、本実施の態様においては、焼き鍋17が薄板であっても、シーズヒータ18を焼き鍋17の下面に密着して設け、かつ、その外側を断熱材19で覆っていることにより、温度分布の均一性を保っているものである。また、消費電力においても、従来の厚板の場合より小さくしても(実際には、3kWを2kWにダウン)焼き上げの立ち上がり温度上昇が早いという効果をもたらす。
【0059】
また、熱湯タンク10は約1000ccの容量を持たせ、0.8kWのヒータ11でサーモスタットで95℃にコントロールしておく。餃子39の全調理時間Tは、4分30秒であるから、1回当たりの注水量を600ccとした場合、例えば、10℃の水道水が入ってきたものを、4分30秒以内に95℃にまで加熱しておけばよいことになり、0.8kWの容量で充分に可能である。
【0060】
このように、本実施の形態においては、焼き鍋17を加熱するシーズヒータ18の容量は、従来の厚板の場合の3kWから2kWにまで小さくすることができた。しかしながら、前述のように、熱湯タンク10の加熱用に0.8kWのヒータ11を使うことになって、1つの焼き鍋17に対して合計2.8kWとなり、従来の厚板の場合の3kWとそれほど変わりがないようであるが、実際には、全調理時間Tが1分半短縮できたことと、待機時に焼き鍋17を従来は210℃に加熱しておかなければならなかったものを150℃にまで下げることができることとにより、待機時の消費電力は従来比で約半分近くなり、さらに、待機時の周囲への放熱を少なくすることを可能とし、省エネルギー化に貢献するとともに、環境負荷を減少する効果をもたらすものである。
【0061】
つぎに、焼き鍋17の製造上の利点を述べる。板厚が厚い従来のもの、すなわち、5mmを越えるものにおいては、3mm程度でよい側面部を5mm以上の底面部に一体化するには、溶接構造となり、手間と材料費とが高価であるという問題がある。これに対して、本実施の形態における焼き鍋17は、薄板でよいため、全体を折り曲げ構造で製造することができる。この場合、側面部の四隅だけは溶接する必要があるが、溶接長さが短くてよいため安価である。また、薄板の場合であって大量生産する必要がある場合には、プレス加工により溶接作業のない安価でしかも見栄えがよく耐久性にも優れた製品を得ることが可能であり、特に、排水を促進するために中央部を凹ませたV字形状としたとしても容易に製造することができるものである。
【0062】
なお、前述の説明で具体的に述べた待機時の焼き鍋の待機温度、調理開始後の焼き鍋の設定温度、煮る工程の時間、焼上げ工程の時間、熱湯タンク内の水温、焼き鍋の板厚等は、好ましい数値として示したものであり、実施に当ってはこれらの数値に限られるものではない。
【0063】
本発明の第二の実施の態様を図6〜8に基づいて説明する。第一の実施の態様と同一部分は同一符号を用い、説明も省略する。まず、焼き鍋17の平面部16の後方には、直径40mmの排水口42が形成されている。この排水口42の上縁は、排水弁座43とされており、この排水弁座43は、本体ケース7の外部に端部を突出させた排水パイプ44に接続されている。この排水パイプ44の形状に関しては、前述の第一の実施の態様と同様に、製造上の困難さを伴うが約45度の傾斜を持たせて外部に突出させても良い。これにより、排出する流体が餃子を煮た後の煮汁であり、餃子はそれぞれくっつかないように打ち粉を表面にまぶしてあり澱粉質のものが煮る過程で溶け出して薄い糊状になっていることから、このような流体を滞りなく排出させることができる。また、焼き鍋17の平面部16を調理後にスクレーパでこびり付いた焼け付き屑をはがした屑が押し込まれることも想定し、多少の固形物も一緒に排出できる。また、排水弁座43の直径が排水パイプ44とともに40mmと大きく設定しているのも排水パイプ44を詰まりにくくしているとともに、詰まった場合の掃除を容易にする。
【0064】
ついで、鍋蓋28の前記排水口42の中心軸上には、ソレノイドタイプの排水弁電磁石45が設けられ、この排水弁電磁石45の中心を貫通する連結棒46には、前記排水弁座43に接離する弁体47が設けられ、この弁体47と前記排水弁座43とにより排水弁48が構成されている。前記連結棒46は、電磁石の吸引磁性体の機能を有している。また、前記弁体47は、ばね49により前記連結棒46とともに下方に付勢され、前記鍋蓋28を閉じた状態で前記排水弁電磁石45に通電していない時には、前記排水弁25を閉止しており、前記排水弁電磁石45に通電した時には、前記排水弁25を開放するように動作する。
【0065】
このような構成において、餃子39を調理する準備と調理の進行とは、前述の第一の実施の態様と同様であるので、その説明を省略するが、本実施の形態においては、鍋蓋28を開放している状態では排水弁電磁石45に通電されていないことにより、鍋蓋28を閉じたときに、ばね49の押圧力により弁体47が排出弁座43を閉止する。
【0066】
この状態で熱湯タンク10に蓄えられている熱湯が供給されて餃子39は煮られ、Tタイマーで設定された約2分が経過すると排出弁電磁石45に通電される。これにより、図7に示すように、連結棒46及び弁体47は上昇して排出弁座43から離れ、排出口42を開放し、焼き鍋17に残っていた沸騰水を排出パイプ44を介して外部に排出する。その後は、焼き上げ調理工程に自動的に移行する。そして、焼き上げ調理工程が終了して全調理時間が経過すると、蓋吸着電磁石30への通電が遮断され、鍋蓋28が開放されてばね31の力で図8に示す位置まで開き、調理は完了する。同時に、シーズヒータ18への通電は、焼き鍋17の温度が150℃になるような制御状態になるとともに、排出弁電磁石45への通電も遮断され、ばね49に押されて弁体47は下方へ移動する。
【0067】
このようにして調理が行われるが、本実施の態様の場合には、排水弁座43に上方から弁体47が接離するため、高温になる焼き鍋17側に熱に弱いゴム製のOリングなどを設ける必要がなく、劣化による水漏れが発生するおそれがない。とくに、排水弁電磁石45が鍋蓋28側に位置しているため、水濡れに基づく故障が発生することがない。また、焼き鍋17内の沸騰水を排出する場合には、排水口42から排水パイプ44にわたって何らの障害物がなく、きわめて良好に排水される。また、鍋蓋28を開いた状態では、弁体47が鍋蓋28側に取り付けられているため、焼き鍋17の面は平坦であり、スクレパー等で掃除する際に障害物がなくて非常に楽に作業を行うことができる。すなわち、新たに餃子39を調理するために新たな油を鍋蓋28の平面部に敷く必要があるが、この鍋蓋28の平面部の掃除は、鍋蓋28の平面部の食べ物カスや油のこびり付きをスクレパーで前から後へ綺麗に除いてかなければならないものであり、その掃除が容易であることは、非常に重要な要素である。
【0068】
なお、第一及び第二の実施の態様に共通することであるが、ヒータ11が配設された熱湯タンク10を省略し、水道水を直接焼き鍋17に供給するようにしても良いものである。この場合には、調理時間が30秒〜1分長くなるが、使用者にとっては、ヒータ11への通電を省略したい場合もあり、熱湯タンク10で熱湯を作り出すことは必須の要件ではない。
【0069】
また、排水弁電磁弁14、45への通電制御は、タイマーによる時間設定或いは鍋蓋28の開閉に連動させているものであるが、このような通電制御を採用することなく、手動により制御するようにしてもよいものである。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、本体ケースと、この本体ケースにほぼ水平に固定された焼き鍋と、この焼き鍋の底面を加熱する発熱体と、前記焼き鍋の上面を開閉する鍋蓋と、前記焼き鍋の底面に形成された排水弁座と鍋蓋側に取り付けられた弁体とにより形成された排水弁と、この排水弁に連通した排水パイプと、前記排水弁を駆動する排水弁駆動手段と、前記焼き鍋の上面を開閉する鍋蓋と、この鍋蓋の閉止状態を検出して調理開始信号を発生させる検出手段と、前記焼き鍋の内部に給水する熱湯を生成するヒータを備えて95℃以上の温度の熱湯を蓄えた熱湯タンクと、この熱湯タンクの前記ヒータへの通電タイミングと前記焼き鍋の前記発熱体への通電タイミングと前記排水弁駆動手段への通電タイミングとを制御する電気制御部とよりなるので、焼き鍋を動かすことなく調理することができ、これにより、人手を省くことができるとともに、焼き鍋を動かす従来の危険性を回避することができ、また、焼き鍋を動かすことなく煮る工程が終了したときの水を自動的に排水することができ、これにより、人手を省くことができるとともに、焼き鍋を動かす従来の危険性を回避することができ、調理開始時の注水してから煮る工程に移行する時間が短くてよく、調理時間をきわめて短縮することができ、調理人は、餃子を焼き鍋に並べて鍋蓋を閉じる操作のみを行えば自動的に調理が進行し、その操作性をきわめて高めることができ、さらに、調理開始直後の焼き鍋への注水で温度低下が少なく、調理時間をきわめて短縮することができ、特に、焼き鍋側には排水弁座しかないので、排水が円滑であり、また、焼き鍋の面が平面であるため、掃除が容易であり、さらに、排水弁電磁石も鍋蓋側に位置するので、水による故障の原因を解消することができるという効果を有する。
【0075】
請求項記載の発明は、請求項1記載の自動餃子焼き機において、鍋蓋をばねにより開放方向に付勢して回動自在に設け、鍋蓋に磁性体部分を形成し、閉止状態の前記鍋蓋の前記磁性体部分に対向させて本体ケースに蓋吸着電磁石を配設したので、予め定めた調理終了時間が経過したときに、自動的に鍋蓋が開放されて調理の終了を報知することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の態様を示すもので、自動餃子焼き機の鍋蓋を閉じた状態の縦断側面図である。
【図2】図1に示す自動餃子焼き機の鍋蓋を開いた状態の縦断側面図である。
【図3】焼き鍋部分の平面図である。
【図4】図3におけるA−A線部分の断面図である。
【図5】全調理時間中の各部の動作を経時的に示すタイミングチャートである。
【図6】本発明の第二の実施の態様を示すもので、自動餃子焼き機の鍋蓋を閉じ、排水口を閉じた状態の縦断側面図である。
【図7】図6に示す自動餃子焼き機の鍋蓋を閉じ、排水口を開いた状態の縦断側面図である。
【図8】図6に示す自動餃子焼き機の鍋蓋を開いた状態の縦断側面図である。
【図9】従来の一例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
7 本体ケース
9 電気制御部
10 熱湯タンク
14 排水弁駆動手段
17 焼き鍋
18 発熱体
19 断熱材
21 排水パイプ
25 排水弁
28 鍋蓋
29 磁性体部分
30 蓋吸着電磁石
37 検出手段
42 排水口
43 排水弁座
45 排水弁電磁石
47 弁体
48 排水弁

Claims (2)

  1. 本体ケースと、この本体ケースにほぼ水平に固定された焼き鍋と、この焼き鍋の底面を加熱する発熱体と、前記焼き鍋の上面を開閉する鍋蓋と、前記焼き鍋の底面に形成された排水弁座と鍋蓋側に取り付けられた弁体とにより形成された排水弁と、この排水弁に連通した排水パイプと、前記排水弁を駆動する排水弁駆動手段と、この鍋蓋の閉止状態を検出して調理開始信号を発生させる検出手段と、前記焼き鍋の内部に給水する熱湯を生成するヒータを備えて95℃以上の温度の熱湯を蓄えた熱湯タンクと、この熱湯タンクの前記ヒータへの通電タイミングと前記焼き鍋の前記発熱体への通電タイミングと前記排水弁駆動手段への通電タイミングとを制御する電気制御部とよりなる自動餃子焼き機。
  2. 鍋蓋をばねにより開放方向に付勢して回動自在に設け、鍋蓋に磁性体部分を形成し、閉止状態の前記鍋蓋の前記磁性体部分に対向させて本体ケースに蓋吸着電磁石を配設したことを特徴とする請求項1記載の自動餃子焼き機。
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