JP2010510017A - 卵の調理器具 - Google Patents

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Abstract

別個の卵の調理領域及び蒸気発生領域と、蓋と、少なくとも1つの調理サイクルを再現することができるよう制御装置と調和して直接加熱する熱源とを有する、殻無しの卵を調理する器具である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、殻無し卵の調理に関する。
本発明は、焼いたり(fry)落し卵する(poaching)ことにより卵を調理するときの問題点を解決するものである。
卵を焼くとき、多量の油を必要とし、また、均一な品質とするため、すなわち焦げた部分がなく、又は黄身は柔らであるが白身の全体が調理された状態にするため、かなりの技術を必要とする。アメリカにおけるように、卵を「両面半熟焼き」したいとき、柔らかい黄身を維持しつつ、白身の全体が調理されるようにすることを必要とする。この場合、小鍋(skillet)又は同様のものを必要とし、また、黄身を極めて壊し易い。
湯中に落し卵するとき、湯は、最初に、正確な温度に加熱しなければならない。この場合は、時間を必要とし、また、正確に調理するため、一層の技術が必要である。卵が湯中にて壊れることも多い。
従来の落し卵用の鍋(poaching pan)を使用すると、卵を数回、テストしなければならず、また、不可避的に白身のいくらかは調理されないままになる。この方法は、常に非常に時間がかかる。ゆで卵の場合、約3−5分掛かる。現在、カフェ用の調理装置であって、底部蓋及び頂部蓋の双方が電気的に加熱される、卵の調理装置が存在する。この装置は、重く、高価で、また、取り扱い難く且つエネルギ消費が非効率的である。卵は、「古い」油にて調理され、卵は、その油にて「褐色に焼けたもの」となる。卵は、訓練され且つ経験のある調理人によってのみ均一に調理され、卵は、容易に調理不足又は調理し過ぎの状態となり、又は不均一な形状となる可能性がある。
油で焼き且つ蒸気で包んで(basting)蒸すようにすることは、新しいことではなく、その例は、1950年代のように以前から見られる。しかし、我々の試験及び開発の結果、従来のやり方の不十分さが明確となった。
本発明は、英国特許第2417669号明細書に記載された調理方法を改良し且つその調理方法と調和するものである。本発明は、特に、知識が無い人でも装置を使用することができるように、加熱と、調理サイクルを反復する制御とに重点を置いている。
本発明は、新たな将来の特許にて十分に説明されるであろう電子式制御システムについて説明することから始める。
我々の開発過程は、家庭のユーザ及びケータリングユーザという2つのユーザグループの必要性を目標とするものであった。家庭のユーザにとって、コスト、使い易さ、寸法のような特徴が最も重要である。ケータリングユーザにとって、性能、速度、洗浄、サービス、及び皿への盛り付けのような特徴が重要である。
本発明は、直接的な加熱及び蒸気を調和的に使用し、卵を迅速に、経済的に且つ均一に調理するための、殻無しの卵を調理する卵の調理器具である。
本発明は、互いに分離された卵調理領域(又はプレート)及び蒸気発生領域(又はプレート)を有している。これらは、一体化した加熱コイル又は厚いフィルム又は誘導加熱装置又は同様のものによって加熱される。密着嵌め式の蓋が、少なくとも1つの蒸気及び卵調理領域を覆う。少量の水が蒸気領域にて沸騰され、蒸気は膨張して、蒸気領域及び卵の調理領域と外側の隆起部分との間に形成された空隙内に入り込み、この空隙を加熱し空隙を迅速に充填する。
制御装置が、少なくとも1つのプログラム化された(反復される)調理サイクルがなされることを許容するが、ポーチング又は油で焼くというような異なる調理プログラムを行なうことができる。簡単な調理サイクルは、バイメタルスイッチにより制御され、該バイメタルスイッチは、設計されたプレートの質量及び電力入力と共に、予想される卵の加熱曲線又はマップを提供する。バイメタルスイッチ、熱質量及び電力の入力を調節することで、予想される調理サイクル(オペレータが卵を調理する方法)をモデル化するために使用することのできる加熱曲線に影響を与える。卵を卵の調理プレート内に装填することにより、温度降下が生じる。電子式制御装置を使用することにより、エネルギ入力は動的となり(調理サイクル間に変化する)、1回以上のプログラムされた調理サイクルを記憶保持することもできる。このことは、多数の調理モードの実施を許容するのみならず、より迅速な調理サイクルをも許容する。より精緻な制御装置は、将来の特許に記載される。
利点
我々の設計は、質量の小さい調理プレートと、直接加熱又は一体化した加熱要素とを使用する。これは、迅速な加熱および少ないエネルギ使用量を可能にする。卵の各々は、自分のプレート内にて調理することができるので、料理された卵の大きさは一定に維持され質も向上させることができる。調理された卵は、常に、全ての調理サイクルにおいて同一に見える。
プレートの質量が小さいことと相俟って、バイメタル又は電子式制御装置を利用することにより、温度上昇に対する迅速な応答が可能になる。このことは、調理サイクルの効率よい反復を可能にする。卵が装填されたときの温度降下は基本的な特徴であり、ここから調理サイクルが開始され、それから卵が再生産される。
水と卵とは互いに分けて保持される。このことは、水と卵とが混合されて卵が不完全に調理されたり不出来に調理されたりすることなく、卵を蒸すことを可能にする。
蓋の下方の空隙は小さいので、水は殆んど使用されず、事実上、約小さじ1杯の量で十分である。空隙及び蓋は迅速に加熱され、水は、調理サイクルの間に完全に沸騰して無くなり、このため、調理過程は本来的に安全である。
金属、ガラス、プラスチック等の種々の蓋を用いた我々の試験の結果、蓋の下方の温度を高く保つことにより、水は凝縮せず、卵又はプレートの上へ落下することはない。そのようなことが「焼きサイクル」中に生じたならば、高温の油が撥ねることになるであろう。また、卵上に水が凝縮すると、卵が調理されるときに小さい裂け目を形成し、また、外観の劣る調理不足の卵を生じさせる。
電子式制御装置は、より正確な(マッピング温度又は目標とする調理温度に対して)設計とされた調理サイクルを可能にし、また、多数の調理サイクル、すなわち、大きい卵又は小さい卵、ポーチング、フライ、両面半熟焼き、片面焼き等を行なうことのできる1つの調理器具を許容する。
より精緻な制御装置は、その後の特許に記載されている。我々の制御装置は、ユーザに対し、卵がいつ調理されるか、又は卵をいつ機械内に入れるべきかを知らせる。
これらの改良は、最小の電力消費量にて卵を短時間に調理することを可能にし、また、専門家の技術を必要とせずに、毎回同じ結果を再現することができる。以前の特許においては、熱反射性材料にて出来ている蓋が蒸気によって加熱されること、および、そのことが卵の頂部を調理する場合の助けとなることが認識されていなかった。これらの特許は、また、調理に必要な時間の重要性を認識していなかった。我々の設計は、60秒以内にて調理することができ、卵は、消費者の待つカウンターにて「出来たて」として調理することができる。
蒸気領域と卵調理領域とを互いに分離したことにより、加熱と複数の調理サイクルとを分離することを可能とし、また、プレートを洗うことを可能とし、機械の外側に卵を装填することを可能とし、また、卵を顧客の皿に容易に盛り付けることを可能とする。
以前の設計の何れもが、設計された調理サイクルを「計画」し且つ所望の卵の品質を再現することのできるよう一体化された加熱要素及び制御装置を有するものを提供していない。
1分間の予加熱及び1分間の調理段階中のエネルギ消費量は、僅か800ワットにて約20秒である。電子式型式のものは、予加熱時間を短くでき、その後、色々な調理モードを可能とする。
蒸気の噴射に関して我々は、別個の容器内にて蒸気を形成することについて実験した。これは、技術的にはより複雑であり、製造費用がより多額となり、石灰質の湯あかのため、洗浄を面倒にするであろう。蒸気を凝縮させないためには、構成要素を暖状態に保つ必要があろう。多量の蒸気を圧送する必要があろう(水は、沸騰したとき、約1500倍に膨張する)。つまり、このような方策は、何らの利点ももたらさないのである。
本発明は、次のような点に関して改良を与える。
プレートの加熱時間
使用エネルギの減少
卵の調理時間
電子式制御装置による、品質の再現可能性
プレートの加熱及び温度降下の特徴を「マッピング(計画)」することにより、電気制御装置は、調理過程において知能的な(インテリジェント)仕方にて作用することができる。これら制御装置の主題及び詳細は、これからの発明の対象となろう。
引用される特許の問題点
調理プレートは、大きい質量を有するので、制御困難である。引用される特許は、調理サイクルを計画的に考えておらず、プレートの温度を上限値まで上昇させるのみである。
調理プレートの質量が大きいいので、加熱速度が遅く、電気の使用が非効率的である。水が注入される場所と卵の調理領域とを一緒にする、又は、調理中に卵と水とを混合するやり方を採用すると、その結果は、調理された高語が不良な質となる。ヒータが一体化されていないので、接触不良が生じ、また、加熱が遅く且つ非効率的となる。
卵の温度を監視することができないので、次善の策として、卵の真下のプレートの温度を監視する。蒸気を噴射する(米国特許第4512250号明細書)が、水は、1500倍膨張して蒸気となり、使用される水が1cm未満であるとき、1500cmの蒸気を圧送することを意味する。圧送中に蒸気は凝縮し始めるであろう。
熱の管理をしない。米国特許第2517167号明細書においては、蓋は水で満杯であり、蒸気空隙は正しく加熱されないので、凝縮した水が実際に卵上に落ちるであろう。簡単な熱管理のみがされる場合、決まった調理サイクルは無い。聴覚視覚的な調理の制御装置が無い場合、卵の質はユーザに委ねられることになる。
蒸気空隙が大きいと、水は最小になる。
蒸気空隙が熱い状態に保たれないと、凝縮してしまう。
米国特許第0032546号明細書は、鍋の温度を示すだけであり、一体形のヒータを有さず、制御装置は無い。
卵調理領域、調理領域、ヒータ、蓋を示す図面を参照しながら、本発明の1つの好ましい実施の形態について説明する。
明確化のため、蓋を除去したプレートにして、1つの蒸気発生領域と、1つの卵調理領域とを含むプレートの平面図である。 明確化のため、蓋を除去した状態の、1つの分離した蒸気発生領域と、1つの分離した卵調理領域との平面図である。蒸気領域及び卵調理領域の形状は、図示した形状に限定されるものではない。 少なくとも1つの一体形加熱要素にて加熱される、卵調理領域及び蒸気領域を有するプレートの断面図である。図示した蓋は、外側リッジの助けを受けて蒸気空隙(蒸気ボイド)を形成する。 少なくとも1つの厚いフィルム要素又は同様のものにて加熱された、卵調理領域及び蒸気領域を有するプレートを示す。 それぞれ一体型加熱要素にて加熱される互いに別個の卵調理領域及び蒸気領域を示す図である。少なくとも1つの卵調理領域及び1つの蒸気領域は蓋を有することになる。 それぞれ厚いフィルム又は同様のものにて加熱される互いに別個の卵調理領域及び蒸気領域を示す図である。少なくとも1つの卵調理領域及び1つの蒸気領域は蓋を有することになる。 特定の制御装置により、各領域を電気レンジ又は誘導ヒータ又は同様のものにて加熱することができることを示す図。 調理プレートの下方にて、例えば、噴射により水の供給を助け得るように、卵調理領域及び蒸気領域が互いに異なるレベルにすることができることを示す図。 卵調理領域の下方にて、例えば、噴射により水の供給を助け得るように、卵調理領域及び蒸気領域を互いに異なるレベルにすることができることを示す図。 加熱曲線状態を示す、温度及び時間のグラフである。これは、バイメタルスイッチにより、また、プレートの質量、予想される卵の質量(及び温度)、エネルギの入力、及びスイッチオン−オフ範囲を調節することにより、制御することができる。電気的制御のため、エネルギ入力は、動的にすることができる。卵が配置された後、測定可能な温度降下が生じ、この温度降下は、バイメタルスイッチをリセットし、また、プレートを更に加熱するため使用される。図10は、予加熱段階中に卵が卵調理領域内に配置されたときの「迅速調理」の加熱曲線又はマッピングを示す。 加熱曲線状態を示す、温度及び時間のグラフである。これは、バイメタルスイッチにより、また、プレートの質量、予想される卵の質量(及び温度)、エネルギの入力、及びスイッチオン−オフ範囲を調節することにより、制御することができる。電気的制御のため、エネルギ入力は、動的にすることができる。卵が配置された後、測定可能な温度降下が生じ、この温度降下は、バイメタルスイッチをリセットし、また、プレートを更に加熱するため使用される。図11は、予加熱温度に到達し、それから卵を配置して調理サイクルを開始するときのサンプルの加熱曲線又はマッピングを示す。 加熱曲線状態を示す、温度及び時間のグラフである。これは、バイメタルスイッチにより、また、プレートの質量、予想される卵の質量(及び温度)、エネルギの入力、及びスイッチオン−オフ範囲を調節することにより、制御することができる。電気的制御のため、エネルギ入力は、動的にすることができる。卵が配置された後、測定可能な温度降下が生じ、この温度降下は、バイメタルスイッチをリセットし、また、プレートを更に加熱するため使用される。図12は、バイメタルスイッチを使用するとき、卵調理プレートが如何に予加熱温度まで加熱されるかを示す。プレートの温度は、卵の供給を待ちながらオン位置とオフ位置との間にて変動するであろう。 加熱曲線状態を示す、温度及び時間のグラフである。これは、バイメタルスイッチにより、また、プレートの質量、予想される卵の質量(及び温度)、エネルギの入力、及びスイッチオン−オフ範囲を調節することにより、制御することができる。電気的制御のため、エネルギ入力は、動的にすることができる。卵が配置された後、測定可能な温度降下が生じ、この温度降下は、バイメタルスイッチをリセットし、また、プレートを更に加熱するため使用される。図13は、電子式制御装置を使用することにより、図12の曲線を操作することができる状態を示す。予加熱曲線が急なので迅速な調理ができ、最高温度付近にて曲線が滑らかになることで、一層正確な調理サイクルを計画することが可能になる。このことは、焼いても焦がさないときに重要である。 卵調理領域及び(又は)蒸気領域が、制御装置、スイッチ等を有する基部の一部とされているか、又は、その基部に着脱可能に装着できるような設計とすることができることを示す図。 卵調理領域が着脱可能に装着されたプレートになっていて、そのために該プレートを容易に洗浄することが可能となり、また、食事用の皿に簡単に移すことができるようになることを示す図。 プレートの形状のため、また、卵をプレートから取り出すときにも助けとなる正面側の大きい半径のため、寸法の異なる卵を同一の位置にて調理することができる状態を示す断面図である。 加熱曲線を減衰不足、減衰し過ぎ又は臨界的な減衰状態にすることができる様子を示す。
本発明は、「調理プレート」の形態にて互いに個別のものとされた卵の調理領域及び蒸気発生領域を有する。これらの領域は、一体化した加熱要素又は厚いフィルム加熱要素によって加熱、または、直接的加熱を介して加熱するよう制御されるが、加熱手段としてはこれらに限定されるものではない。特定の制御の場合、電気レンジあるいは誘導ヒータ要素又はループを使用することも可能である。バイメタルスイッチ、サーミスタ又は熱電対のような簡単な制御装置は、卵を底部から調理するのに適した温度になるよう領域の加熱状態を制御することができるが、一方で、蒸気を発生させることができる。
1つ又は複数の卵が、卵の調理領域又はプレート内に配置され、また、少量の水が、蒸気発生領域又はプレート内に供給される。それぞれの領域の加熱を調和させることによって、卵は下方から調理され、また、蒸気が発生され、この蒸気は、蓋の下方の領域及びプレート又は領域の外側リッジを加熱することになる。
本発明は、卵を調理するときの下記変数要素をプログラム化し、制御し且つ調和させる、「焼いた」卵を調理する器具に関する。
a.熱源と接触する表面積(領域はリッジ又は隆起部分を有する)
b.熱を卵内に伝達することのできる速度
c.卵の調理時間
d.卵の頂部を調理する方法。この場合、蒸気による調理であり、蒸気量の制御及び蒸気量と調理サイクルとの調和を制御可能である。
コスト上の利点のため、卵調理領域及び蒸気領域を共に、1つのプレート上に備えるようにすることは有利な効果がある。このことは、1つのプレートと、1つのスイッチ(又は制御装置)と、1つのヒータとから成るものとすることができる。
しかし、多量の卵を調理する場合、洗浄及び盛り付けが重要である。この場合、部品が取り外し可能であることは有利な効果をもたらす。この場合、蒸気領域及び卵の調理領域(互いに連結しても連結しなくてもよい)は、蓋と共に、互いに隣接する態様となる。
ヒータ及びそれらのコネクタの開発により、幾つかの洗浄に関するオプションが提供される。部品は、その場にて洗浄するか又は手又は皿洗い機にて洗浄すべく、取り外すことができる。
調理サイクルのために蒸気を逃さずに残すことを可能にする密着係合可能な蓋は、少なくとも蒸気領域及び卵調理領域を包み込むように覆い、それにより、極めて少量の水が膨張して空隙(ボイド)に入り、蓋を加熱し、卵の頂部を調理する。蒸気領域は、また、空隙を熱した状態に保つ熱を提供する。空隙を熱した状態に保つことは、必要とされる水を少なくし、凝縮を防止し、調理速度を速め、油の跳ねを防止することになる。これらの全てが実現できるということは、調理サイクルが制御可能であることを意味し、また、このことは、卵が均一に調理されるよう制御可能であることを意味する。
視覚的及び聴覚的警報装置を有する簡単な1組のユーザ制御装置は、熱源及び温度スイッチ/センサと相俟って、例えば、遅い出来上がりのポーチング、速い出来上がりのポーチング、(油で)焼く等のような、1つ以上の調理プログラムを規定することを可能にする。例えば、ポーチング調理サイクルの際には、油は使用されず、調理温度は低く設定される。一方、油で焼くためには、少量の油が使用されると共に、温度調理は高く設定される。片面目玉焼きのためには、水は使用されず、温度は低く設定され且つ時間を掛ける。なお、卵を反転させて両側を調理することにより、両面半熟焼きの卵を作ることができる。
本発明は、卵を期待される加熱曲線まで加熱して、さらに言えば、どのように温度を減衰させるかを考慮して、卵を調理することを可能にする。エネルギ入力は、プレート及び卵の質量との均衡を考え、また、調理モードの各々を再現するため、目標の調理温度及び調理時間が可能となる設計とすることができる。調理モードは、ポーチング(ポーチド・エッグ)、油で焼く、両面半熟焼き、片面目玉焼き又は異なる大きさの卵調理等である。
カフェ型式の店舗の場合、1つ以上の蒸気領域及び1つ以上の卵調理領域を覆う蓋や、2つ以上の卵を一度に調理することができる大きい卵調理領域を覆う蓋を使用することが可能である。幾つかの「調理用プレート」の各々を一緒に組み合わせて「ケータリング」用途とすることができる。この場合、各「調理用プレート」は共用の又は別個の制御装置を有することができる。
最適な調理の質(再現可能性があること)のため、卵調理領域及び蒸気領域当たり1つの蓋及び制御装置セットがあることは、好ましいが、必須なわけではない。
調理サイクルは、次のように制御することができる。まず、「予加熱」温度に達するのうにし、次に、卵を調理領域内に配置し、水を蒸気領域に加え、蓋を閉じ、調理段階を開始する。卵を調理プレート上に配置することにより、プレート上にて顕著な温度降下が生ずる。やがてプレートは熱を取り戻し、また、加熱要素は、蒸気領域の下方にて、蒸気を発生させるのに十分な熱が生成されるような設計とされている。調理段階は、最高の調理温度又は最高の調理時間に到達することを許容する。装置が予加熱段階にあること、スタンバイモードにあること、調理温度に達したこと、調理が完了したこと、などを示すための聴覚的及び視覚的手段があるようにしてもよい。
蒸気は、100℃以上にて発生される。110℃と約140℃との間に、卵をポーチングするのに最適な温度がある。卵の底部を油で焼くため、160−180℃近くの温度を使用することができる。別個のプレート及びヒータを調和して使用することにより、卵の質及び再現可能性を維持しつつ、調理サイクルを短縮して最小の時間にすることが可能である。例えば、卵の底部をパリッとした状態にて油で焼くためには、プレートの温度が約180℃であることを必要とするが、この温度は、水を過度に迅速に沸騰させることになろう。多くの卵を調理する作業状況にて、熱した蒸気による安全上の問題がある。これは、双方の領域を調和させることで改善されよう。
異なる熱曲線にて調理できるよう、プレートの質量、入力電力及びバイメタルスイッチを変化させることが可能である。
ユニットのスイッチがオンになってから数秒以内に卵が装填されるようにユニットを設計することが可能である。特定の調理時間及び温度スイッチをオフにするポイントのために設計された熱入力については、図10参照。
全ての場合において、領域への入力電力(電圧×アンペア)は、設計された加熱曲線及び目標の調理温度よりも高い最高温度上昇となることができるように制御しなければならない。異なる停止ポイント及び異なる熱入力を有する加熱曲線を形成するため、1つの卵調理領域に対して、1つ以上の加熱要素を使用し、また、1つ以上のバイメタルスイッチを使用することが可能である。バイメタルスイッチによる制御の場合、調理サイクルの間に電力の入力を変化させることはできない。バイメタルスイッチは、スイッチオフ温度おおびスイッチオン温度を有する。例えば、125°にてスイッチオンし、135°にてスイッチオフする。この間に10°の範囲を残す。この範囲は、プレートの質量、エネルギ入力、より特定的には、バイメタル制御装置の位置(プレートは、均一に加熱されないため)、加熱曲線、及び卵の調理モードと共に変化する。この制御装置は、ケトル制御装置と同様のメカニカルな電力オフスイッチを含むこともできる。オフ又はオン温度を変えるため、可調節型のバイメタルスイッチを使用することもできよう。
卵の下方におけるプレートの温度を監視するため、電子式制御装置と共に、サーミスタ又は熱電対あるいはこれらと同様のものが使用される。これらは、領域の一方又は双方に対する入力電力を調節するため、制御システムによって使用される。制御システムは、1つ以上の規定された調理モード又はサイクルを実行するような設計とすることができる。
調理部品を洗浄し又は卵を給仕用プレートに取り出すことを可能にするため、蒸気領域および卵調理領域は、互いに対して又は加熱した基部に対して、着脱可能に装着することができる。この場合、電力は、基部、隣接する部品又はハンドルを通して接続することができる。このことは、加熱要素自体を脱着可能なものとすることを必要とするかも知れない。
卵の調理プレートは、薄いフライ返しにて卵を正面側から容易に取り出すことを許容する設計とされており、正面側プレートの半径は大きく、緩やかな縁を与える。プレートには、非粘着性(ノン・スティック)コーティングを施すことができる。非粘着性コーティングには、沸騰した水を球状にするものもある。蒸気領域及び卵調理領域のそれぞれで異なる非粘着性コーティングを使用することができる。テキスチャー化した面(細かい凹凸を有する面)は、蒸気領域内にてより大きい表面積を提供して沸騰を助けることができる。
一部の部品については、高温度に耐えることのできる最新のプラスチックを使用することができる。
ユーザは、スプーン又は専用の測定装置により水の量を量って蒸気領域に加える。水は、噴出又は落すことにより自動的に加えることもでき、これは、また、熱入力との調和を考慮して組み合わせることができる。水は、蓋、基部、ハンドルを介して追加することができる。蓋を持ち上げ又は降ろすことにより、正確な量の水を装置内に供給することもできる。限定的でないその他の方法を以下に示す。
a.蓋は、小型のキャップを有することができ、そこに入れた水を追加することができる。蓋を降ろしたとき、キャップに入った水を加熱したプレートに注ぐようにする。
b.蓋は、パイプにより小型の水ホッパと接続することができる。パイプは、シリンダ及びピストンと接続される(スプレー瓶のように)。蓋を持ち上げると、蓋は、少量の水を内部に吸引し、また、降ろしたとき、霧状の水を加熱したプレートに吹き付けるようになされる。これにより、沸騰がしやすくなり、水の球状化を防ぐことになろう。
c.蓋の上方に又は蓋の上に取り付けるようにして、プランジャ及び弁を有する小型の容器を備え、このプランジャを押すと、少量の水が加熱した領域に落ちるようにすることができる。
追加的な特徴
1つのプレート内に任意の組の数のリッジを形成することができる。1組のリッジを有する任意の数のプレートの各々が別個の蓋を有するような調理器具とすることができる。蓋及び基部は互いにヒンジ止めすることができる。
蓋は、調理する卵の回りに蒸気が流れるのを許容する形状とすることができる。
「プレート」は、基部ユニットの加熱要素内に嵌まり、該加熱要素と良好に接触し、良好な熱伝導が得られるよう、湾曲した下側部を有するようにすることができる。調理プレート及び基部は、蒸気導管を有し、蒸気がこの蒸気導管を通って下方に向けて強制され、調理プレートの加熱速度を速めるのを助けることができる。
蓋は、所定の時間の後、持ち上がるよう制御することができる。調理プレートは、所定の時間の経過後、基部の熱源から持ち上がり、調理速度を遅くするよう制御することができる。加熱された基部は、調理プレートが装着されたとき、一体形スイッチにより、スイッチオンすることができる。過熱制御装置を設けてもよい。蒸気形成部分が別個である場合、蒸気形成部分は、また、基部上に配置されたとき、基部から加熱するようにしてもよい。
蒸気は、卵の調理領域と同一のレベル(高さ)でない領域内にて発生させることができ、水は、蓋が閉じられるときに領域内部に供給され、又は、水リザーバから噴射されるようにすることができる。
外側リッジの内半径を大きくすることにより、ユーザは、他の器具を使用することなく、調理領域を傾けるだけで卵を調理領域から容易に滑り出させることができる。また、卵調理用プレートを、異なる寸法の卵を用いても、どの卵もプレートの特定の区域(場所)まで滑って戻ってくるような形状にし、どんな大きさの卵でも同一の区域内で調理することができるような設計とすることができる。
基部又はプレートが十分に熱せられたとき、また、卵が調理されたとき又はタイマーの時間を経過したとき、又はその他の任意の調理の特徴をユーザに対し示すための聴覚的及び視覚的手段を設けることができる。ユーザに対し調理の変化又は特徴を示すため、LED又はLCD或いは同様のスクリーンを使用することができる。
蓋を基部ユニットに連結し、タイマーの時間が経過した後に蓋が開くよう制御することができる。
卵の調理領域及び蒸気領域は、それぞれ異なる速度にて加熱されるよう異なる厚さを有する設計とすることができる。
外側隆起部分は、蓋のリップ部を収容するような形状とすることができ、このリップ部は、連続的なものでなくともよく、外側リッジは、蒸気が逃げるのを許容するよう高さが低い部分を有するものとすることができる。
レンジのような別個の熱源が使用されるとき、基部は、良好な接触面を提供し得るような形状とすることができ、また、プレートが基部ユニットから滑り出るのを防止し得るよう湾曲させることができる。
加熱要素は、各プレートの領域が異なる速度にて又は異なる温度まで加熱する設計とすることもできる。
タイマーの時間が経過した後、蓋を持ち上げて、規定された調理時間の終了段階にて調理速度を遅くすることができる。
本発明は、幾つかの有利な効果を提供する。
使用するエネルギが少ないこと。迅速な調理サイクル時では僅か約20秒である。
卵はより迅速に、60秒にて調理することができる。
より均質に調理できる。
再現可能な調理の質を実現する。
油で焼く又はポーチングといった、調理のマルチプログラムが可能である。
特別な知識が不要。
調理した卵の取り出しが容易。
洗浄し易い。
無駄な油が使用されないよう非粘着性コーティングを使用することができる。
より健康的。
調理台に置くための設置面積が小さい。
人的エラーに対する許容範囲を持たせることができる。
卵の各々を異なる状態で次々に調理することができる、マルチモード調理が可能である。

Claims (8)

  1. 互いに別個の卵調理領域及び蒸気発生領域と、蓋とから成る、殻無しの卵を調理する調理器具において、前記領域のそれぞれは、外側リッジ又は隆起部分によって1つの構成要素又はプレートとして結合される一方、該領域のそれぞれの間にある内側リッジ又は隆起部分によって互いに分けられた形態をしており、又は、前記領域のそれぞれは、互いに分離された別個の構成要素又はプレートとされており、前記領域の各々が、卵調理領域または蒸気発生領域を画定する外側リッジ又は隆起部分を有する形態をしており、前記蓋は、前記外側リッジ又は隆起部分と組み合わさることにより、少なくとも1つの前記蒸気領域及び少なくとも1つの前記卵調理領域を取り囲み、前記構成要素又はプレートの各々は、少なくとも1つの制御可能な熱源により加熱され、少なくとも1つの調理サイクルを再現することができるようにした、調理器具。
  2. 請求項1に記載の調理器具において、前記構成要素又はプレートの各々は、少なくとも1つの電気的に制御可能な、前記構成要素又はプレートに対して、一体形の加熱要素、接合された加熱要素、隣接する加熱要素(着脱可能に装着)、誘導ループ、レンジ又は熱源により加熱され、少なくとも1つの制御された調理サイクルを再現することができるようにした、調理器具。
  3. 請求項1又は2に記載の調理器具において、前記構成要素又はプレートの各々が熱源を含み、前記構成要素又はプレートの各々が互いに対して又は基部ユニットもしくは制御ユニットに対して脱着可能に装着することができ、又は、前記構成要素又はプレートの各々は、洗浄又は皿への盛り付けを助けることができるよう前記熱源に対して脱着可能に装着されている、調理器具。
  4. 請求項1、請求項2又は請求項3に記載の調理器具において、前記卵調理領域としての前記構成要素又はプレート及び前記蒸気領域としての前記構成要素又はプレートは、互いに同一の高さ位置にない、調理器具。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の調理器具において、前記制御装置は、可調節型とすることのできる少なくとも1つのバイメタルスイッチを含む、調理器具。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の調理器具において、前記制御装置は、電子式であり、且つ、ディスプレイ及びユーザインターフェースを含むことができる、調理器具。
  7. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載の調理器具において、卵を前記卵調理領域内に配置することにより温度変化が生じたとき、前記制御システムが、規定された調理サイクルを作動させる又は不作動にするためのトリガーとして前記温度変化を利用する、又は、ユーザに対して調理サイクルを開始すべき又は終了すべきことを知らせるために該温度変化を利用する、調理器具。
  8. 実質的に明細書に記載し且つ添付図面に図示した卵の調理器具。
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