JP2000139697A - ロースター兼用電気鍋 - Google Patents
ロースター兼用電気鍋Info
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Abstract
止できるとともに被調理物を十分に熱することができ、
また、鍋料理を行う場合にも十分に調理用鍋を熱するこ
とが可能な、ロースター兼用電気鍋を提供すること。 【解決手段】 ロースターに兼用可能な電気式の鍋であ
って、調理用の鍋(5)をその内部に装備可能であると
ともに焼肉用調理具(6)をその内部又は上部に装備可
能な電気鍋本体(2)と、該電気鍋本体(2)内部に備
えた第一のヒータ(3)と、前記電気鍋本体(2)に着
脱自在であるとともに、前記電気鍋本体(2)の上方か
ら前記電気鍋本体(2)側を加熱可能な第二のヒータ
(7)とを備えたことを特徴とするロースター兼用電気
鍋。
Description
用可能な電気式の鍋に係り、より詳しくは、鍋料理用の
ヒータの他に、被調理物を上方から熱することが可能な
着脱自在な焼肉用ヒータを備えたことを特徴とするロー
スター兼用の電気式の鍋に関する。
利であるという課題の下に、電気式の鍋が提供されてい
る。
式鍋21を示す図であり、この従来の電気式鍋21は、
鍋本体22の内部の底部に調理用のヒータ(図示せず)
を備えるとともに、鍋本体22の内部に装備可能な調理
用鍋23を備えている。そしてこれを使用して鍋料理を
行う場合には、調理用鍋23を鍋本体22内部に装備し
て、この調理用鍋内に被調理物等を入れた後にスイッチ
24をオンにして電源を入れ、ヒータを加熱することに
よって調理用鍋23を加熱し、これによって調理用鍋2
3内の被調理物等を熱して食することを可能としてい
た。そして、この従来の電気式鍋21には、ヒータの加
熱割合を調整するための温度調節スイッチ25を備えた
ものや、あるいは、ヒータの上部に加熱プレートを装備
してこの加熱プレート上に調理用鍋を載置するものも存
在した(図示せず。)。
電気式鍋の中には、図6に示すように、鍋本体22の内
部、あるいは調理用鍋23の内部に焼肉用のプレート2
6を装備可能としたものも存在し、これにより、一つの
電気鍋によって、鍋料理のみならず、焼肉をも可能とな
る。
は、肉汁等を原因とする煙を有効に防止することができ
ないという問題点がある。
ることが望まれるが、周知の通り、この焼肉の際に発生
する煙の殆どは、肉汁等が熱源であるバーナーやヒータ
上に落ちることにより発生するものである。
式鍋では、焼肉を行う場合にも、鍋本体内部の底部に備
えたヒータを使用するために、肉汁等がヒータ上に落下
してしまい、焼肉による煙を防止することができないと
ともに、焼肉を行った際にはヒータ上に落下した肉汁等
を洗い落とす必要も出てくるために後の作業に手間と時
間がかかるという問題点がある。
ータを鍋本体内部の底部ではなく鍋本体内部の側方に備
えるとともに、鍋本体内部に水槽を備える方法や、図6
に示すように焼肉用プレートを調理用鍋の内部に装備し
て焼肉用プレートとヒータとの間に調理用の鍋を介在さ
せる方法も考えられるが、ヒータを側方に備えた場合に
は、鍋料理を行う場合に鍋に均一に熱が伝わり難いとい
う問題点が発生してくる。また、焼肉用プレートとヒー
タとの間に鍋等を介在させた場合には、焼肉用プレート
を十分に熱することができないという問題点がある。
等を原因とする煙を防止できるとともに被調理物を十分
に熱することができ、また、鍋料理を行う場合にも十分
に調理用鍋を熱することが可能な、ロースター兼用電気
鍋を提供することを課題としている。
電気鍋は、調理用の鍋をその内部に装備可能であるとと
もに焼肉用の調理具をその内部又は上部に装備可能な電
気鍋本体と、該電気鍋本体内部に備えた鍋料理用の第一
のヒータと、前記電気鍋本体に着脱自在であるととも
に、前記電気鍋本体の上方から前記電気鍋本体側を加熱
可能な焼肉用の第二のヒータとを備えたことを特徴とす
る。
料理を行うための第一のヒータの他に、焼肉を行うため
の第二のヒータを備えており、更にこの第二のヒータ
は、焼肉用調理具を上方から熱することを可能としてい
る。このように、本発明のロースター兼用電気鍋では、
鍋料理用のヒータとは別個の焼肉用のヒータを焼肉用調
理具の上方に備えているために、焼肉を行っている際
に、肉汁等がヒータ上に落下することが無く、肉汁等を
原因とする煙の発生を防止することが可能である。
在としており、鍋料理を行う場合にはこれを外すことが
できるため、鍋料理の際に第二のヒータが邪魔になるこ
とも無い。
は、電気鍋本体内部の底面部に鍋料理を行う際に使用す
る第一のヒータを備えており、この第一のヒータの上部
には、調理用鍋を装備可能としている。
には、焼肉用の調理具である焼肉プレートあるいは焼網
を載置可能としている。
に使用する第二のヒータを着脱自在に備えており、この
第二のヒータは、電気鍋本体に備えた焼肉用プレートあ
るいは焼網を上方から熱することを可能としている。
鍋本体に装着した際に電気が供給されるとともに、前記
第二のヒータに電気が供給される場合には鍋料理用の第
一のヒータへの電気の供給が遮断される構造とするとよ
く、これにより、焼肉を行っている際の安全を確保する
ことができる。
レートあるいは焼網の一部のみを熱することを可能とす
るとともに、前記焼肉用プレートあるいは焼網は回転可
能とするとよい。これにより、調理を行いながら調理済
みの肉等を食することが可能となるとともに、第二のヒ
ータの熱により手等が熱くなることを防止することが可
能である。
いて図面を参照して説明すると、図1は、本実施例のロ
ースター兼用電気鍋を示す図であり、また、図2は、本
実施例のロースター兼用電気鍋の内部構造を示す図であ
る。そして、図において1が、本実施例のロースター兼
用電気鍋である。
鍋本体2の内部の底面側に、鍋料理を行う際に使用する
ための鍋用のヒータ3が備えられており、本実施例にお
けるこの鍋用のヒータ3は、鍋本体2の外部に備えたス
イッチ8をオンにすることにより通電して発熱する電気
発熱体としている。
熱プレート4が備えられ、前記第一のヒータ3が発熱す
ることにより、この加熱プレート4が加熱される。
料理等を行うための調理用鍋5が載置され、この調理用
鍋5の内部に被調理材料を入れてスイッチ8をオンにす
ることにより、加熱プレート4を介して調理用鍋5が加
熱し、その内部の被調理用材料の調理が可能となる。
温度を調節するための温度調節スイッチであり、この温
度調節スイッチ9を操作することにより、鍋用のヒータ
3の温度を好みのものとすることができる。
り、この焼網6は、調理用鍋5の上部、あるいは加熱プ
レート4の上部、あるいは鍋本体2の上部に載置可能で
ある。
いて焼肉等を行う際に使用する焼肉用のヒータユニット
であり、この焼肉用のヒータユニット7は、支柱701
と、該支柱701の上部近傍において前記支柱と直交す
る方向に連設された天板部702と、該天板部702の
下側に備えられた電気式のヒータ703を備えており、
これにより、焼肉を行う場合には、焼網6を上方から加
熱することを可能としている。
在とするとともに、この支柱701を鍋本体2に装着す
ることにより前記ヒータ703に通電して、ヒータ70
3が発熱する構造としている。このように本実施例のロ
ースター兼用電気鍋では、鍋用のヒータの他に焼肉用の
ヒータ703を備え、さらにこの焼肉用のヒータ703
を備えた焼肉用ヒータユニット7を着脱自在としている
ために、鍋料理を行っている場合にこのヒータユニット
7が邪魔になることがなく、また、収納保管に際しても
電気鍋自体をコンパクトにすることが可能である。
半円形状として、焼網の約半分のみを加熱する構造とす
るとともに、図3に示すように調理用鍋5の上端内周部
に溝501を設けてこの溝501内に焼網6を載置する
ようにし、焼網6を回転自在としている。このため、本
実施例のロースター兼用電気鍋1を使用して焼肉等を行
う場合には、焼網6の、ヒータ703の下側において肉
等を調理しながら、焼網6の他の部分において調理済み
の肉等を食することが可能であり、また、ヒータ703
による調理が終了した後は、予め、焼網6のヒータ70
3の下側以外の部分に調理前の肉等を載置した後に焼網
6を約180度回転させることにより、調理済みの肉等
を食する際や焼網上に調理前の肉等を載置する際に手等
が熱くなることがない。
用電気鍋1の配線を示すブロック図であり、図において
3は鍋用のヒータであり、また、703は焼肉用のヒー
タである。そして、図において13は商用100Vの電
源であり、この電源13より、前記焼肉用のヒータ70
3及び鍋用のヒータ3へ電気が供給される。
の制御部11は、本実施例のロースター兼用電気鍋のメ
インスイッチ、及び焼肉用のヒータ部3、鍋用のヒータ
7の温度調節手段を含んでいる。
器であり、本実施例では、通常の状態では、電源13よ
りの電気は鍋用のヒータ3に供給されるようにしている
が、この入力切り替え器12が作動することにより、電
気の供給が鍋用のヒータ3から焼肉用のヒータ703へ
切り替えられる。そして、この切り替え器12として
は、電気供給の切り替えが行えるものであればいずれの
方法を採用してもよく、例えばリレーや、あるいは機械
的な方法を採用しても良い。
ト7を鍋本体2に装着していない状態でメインスイッチ
をオンにすると、鍋用のヒータ3に電気が供給され、こ
れによって鍋用のヒータ3が発熱して鍋料理を行うこと
が可能となる。
2に装着した場合には、切り替え器12によって電気の
供給先が焼肉用のヒータ703に変更になり、焼肉用の
ヒータ703が発熱するとともに、鍋用のヒータ3への
電気の供給が遮断され、鍋用のヒータ3が発熱すること
はない。
気鍋1では、焼肉用のヒータ703を使用している場合
には鍋用のヒータ3への電気の供給が遮断される構造と
しており、二つのヒータが同時に発熱することが無いた
めに、無駄な電力消費を防止することができる。また、
焼肉を行っている場合に誤って鍋用のヒータ3を発熱さ
せている場合には、肉汁等が鍋用のヒータ3に落下し、
これによって煙が発生してしまうが、本実施例のロース
ター兼用電気鍋1ではこのような事態も防止できる。
スター兼用電気鍋を使用する場合には、鍋料理を行う場
合は、焼肉用のヒータユニット7を鍋本体2から取り外
した状態にして、鍋本体2内に調理用鍋5を装備する。
そして、鍋本体2内に装備した調理用鍋5内に野菜等の
被調理物を入れ、その後にスイッチ8をオンにする。こ
れにより、鍋用のヒータ3が発熱するとともに、加熱プ
レート4を介して調理用鍋5が加熱され、鍋料理を行う
ことができる。
装備した調理鍋5の上端部分、あるいは鍋本体2自体の
内部や上部に焼肉用の焼網を載置するとともに、焼肉用
のヒータユニット7を鍋本体2に装着する。
と、あるいは、メインスイッチをオンにしている状態で
焼肉用のヒータユニット7を鍋本体2に装着すると、切
り替え器12によって電気の供給先が切り替えられ、焼
肉用のヒータ703が発熱し、焼肉を行うことが可能と
なる。
用のヒータ703は焼網の約半分のみを熱するようにし
してあり、また焼網を回転可能としているために、焼網
6のヒータ703により熱せられていない部分に肉等を
載置した後に焼網を約180度回転させることにより、
ヒータの下に手等を置く必要が無くなり、手等が熱くな
ることが無く、またヒータによるやけど等をも防止でき
る。
明した形態で実施され、以下に記載するような効果を奏
する。
の鍋をその内部に装備可能であるとともに焼肉用の調理
具をその内部又は上部に装備可能な電気鍋本体と、該電
気鍋本体内部に備えた鍋料理用の第一のヒータと、前記
電気鍋本体に着脱自在であるとともに、前記電気鍋本体
の上方から前記電気鍋本体側を加熱可能な焼肉用の第二
のヒータとを備えたことを特徴とする。
鍋では、鍋料理を行うためのヒータの他に、焼肉を行う
ためのヒータを備えており、更にこの焼肉用のヒータ
は、焼肉用の焼網等を上方から熱することを可能として
いるため、焼肉を行っている際に、肉汁等が発熱してい
るヒータ上に落下することが無く、肉汁等を原因とする
煙の発生を防止することができる。
としており、鍋料理を行う場合にはこれを外すことがで
きるため、鍋料理の際に焼肉用のヒータが邪魔になるこ
とも無い。
される際には鍋料理用の第一のヒータへの電気の供給が
遮断される構造とすることにより、両方のヒータが同時
に発熱することが無く、無駄な電力消費等を防止するこ
ともできる。
図である。
を示す図である。
構造を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】ロースターに兼用可能な電気式の鍋であっ
て、調理用の鍋(5)をその内部に装備可能であるとと
もに焼肉用調理具(6)をその内部又は上部に装備可能
な電気鍋本体(2)と、該電気鍋本体(2)内部に備え
た第一のヒータ(3)と、前記電気鍋本体(2)に着脱
自在であるとともに、前記電気鍋本体(2)の上方から
前記電気鍋本体(2)側を加熱可能な第二のヒータ
(7)とを備えたことを特徴とするロースター兼用電気
鍋。 - 【請求項2】ロースターに兼用可能な電気式の鍋であっ
て、電気鍋本体(2)と、該電気鍋本体(2)内部に備
えた第一のヒータ(3)と、前記電気鍋本体(2)の内
部に装備可能な調理用鍋(5)と、前記電気鍋本体
(2)の内部又は上部に装備可能な焼肉用調理具(6)
と、前記電気鍋本体(2)に着脱自在であるとともに、
前記電気鍋本体(2)の上方から前記電気鍋本体(2)
側を加熱可能な第二のヒータ(7)とを備えたことを特
徴とするロースター兼用電気鍋。 - 【請求項3】前記第二のヒータ(7)を前記電気鍋本体
(2)に装備した際に、第二のヒータ部(7)へ電気が
供給されるとともに、第一のヒータ(3)への電気の供
給が遮断されることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載のロースター兼用電気鍋。 - 【請求項4】前記第二のヒータ(7)は、前記焼肉用調
理具(6)の一部のみを熱することを可能とするととも
に、前記焼肉用調理具(6)を回転可能としたことを特
徴とする請求項2又は請求項3に記載のロースター兼用
電気鍋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31428998A JP4053161B2 (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | ロースター兼用電気鍋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31428998A JP4053161B2 (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | ロースター兼用電気鍋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000139697A true JP2000139697A (ja) | 2000-05-23 |
JP4053161B2 JP4053161B2 (ja) | 2008-02-27 |
Family
ID=18051581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31428998A Expired - Fee Related JP4053161B2 (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | ロースター兼用電気鍋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4053161B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012516188A (ja) * | 2009-01-29 | 2012-07-19 | ジンヒ リ | 両方向加熱調理器 |
WO2014129208A1 (ja) * | 2013-02-25 | 2014-08-28 | パナソニック株式会社 | 誘導加熱調理器 |
WO2015137583A1 (ko) * | 2014-03-12 | 2015-09-17 | 오다연 | 가열 조리기 |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP31428998A patent/JP4053161B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105007786A (zh) * | 2013-02-25 | 2015-10-28 | 松下知识产权经营株式会社 | 感应加热烹调器 |
JPWO2014129208A1 (ja) * | 2013-02-25 | 2017-02-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 誘導加熱調理器 |
WO2015137583A1 (ko) * | 2014-03-12 | 2015-09-17 | 오다연 | 가열 조리기 |
Also Published As
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---|---|
JP4053161B2 (ja) | 2008-02-27 |
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