JPH0137545Y2 - - Google Patents

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JPH0137545Y2
JPH0137545Y2 JP1983189389U JP18938983U JPH0137545Y2 JP H0137545 Y2 JPH0137545 Y2 JP H0137545Y2 JP 1983189389 U JP1983189389 U JP 1983189389U JP 18938983 U JP18938983 U JP 18938983U JP H0137545 Y2 JPH0137545 Y2 JP H0137545Y2
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JP
Japan
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cooking
temperature
heater
upper heater
main body
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JP1983189389U
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JPS6097531U (ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、鉄板焼、焼肉等の肉を用いる団らん
調理に適した電気調理器に関する。
〈従来技術〉 鉄板焼、焼肉等の肉を用いる団らん調理には電
気ホツトプレート等を用いて調理を行なつてい
る。そして従来のホツトプレートの基本構造とし
ては、調理を行なう本体プレートの下面側に四角
環形の下ヒータが一体的に取付けられるか又は別
体に配置され、本体プレートの上面である調理面
には調理物がこびりつきにくい様フツ素樹脂被覆
が形成されている。調理は下ヒータの発熱によ
り、本体プレートを加熱し、調理に必要とする温
度を得ており、この温度はサーモスタツトにより
コントロールされる。しかし上記従来のホツトプ
レートには次の様な欠点があつた。
(イ) 調理を開始するまでには、下ヒータを加熱す
ることにより本体プレート全体を加熱するとい
う経過が必要なため所定の温度に達するのに時
間がかかる。
(ロ) 調理を開始すれば、熱が調理物に奪われて本
体プレートの温度が下がつてしまい、所定の温
度(調理するための適温)に復帰するには(イ)の
立ち止り時より時間がかかる。
(ハ) 調理面にはフツ素樹脂被膜があるため、この
フツ素樹脂被膜の耐熱限度以上の高温にできな
い。
(ニ) 調理面表面温度は位置によつて50度程度の温
度差があり、例えば下ヒータ直上で250℃でも
他の部分は200℃程度であるので、肉がおいし
く焼けない。
これらを、具体的に説明すると、まず、電源を
入れてサーモスタツトを200℃にセツトする。次
に、約8〜10分後に本体プレート温度が200℃に
なり、サーモスタツトが働き本体プレートの温度
をコントロールする。次に、調理面に肉や野菜等
を入れて調理を開始すると、本体プレートの温度
が急激に120℃から100℃まで下がる。そして、サ
ーモスタツトが働き下ヒータに通電され、除々に
本体プレートの温度が上昇する。
上記が実際に調理したときの状態であるが、調
理物を入れると、本体プレートの温度が120〜100
℃前後になるため、材料を焼くというよりも煮て
いる状態になつてしまう。しかし肉は高温でサー
と焼き、両面に焼き色がつく程度が好まれるの
で、肉の場合は良い仕上り状態にならない。
〈目的〉 そこで本考案は調理用本体プレートを有し、か
つ肉をおいしく焼くことができる上ヒータを有す
る電気調理器を提供しようとするものである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、第1図ないし第4図の第一実施例を説
明すると、これにおいては、調理用本体プレート
1の下面側に下ヒータ2が取付られ、前記本体プ
レート1の右半分上方に電気発熱体4製の上ヒー
タ3が設けられ、該上ヒータ3は電気発熱棒4が
矩形波状に曲成されることにより焼肉可能な網状
に形成されてなつている。
前記上ヒータ3は右側の脚兼用取手5に固定さ
れており、焼肉料理をする時にのみ上ヒータ3に
通電して上ヒータ3上で肉を焼く。これは上ヒー
タ3が電気発熱棒4製であり、網状であるから肉
を滑り落すことがないためで、プレート等の他部
品を加熱する必要がないので、調理温度に到達す
る時間は早く、また調理開始により下ヒータ2の
温度が下がつても、不要な所の加熱をしないです
むので調理適温への復帰も速く、いつも調理に適
した温度を保つことができるからである。なお、
本体プレート1は下ヒータ2の通電により野菜を
いためたり、焼き上つた肉の保温等に有効に活用
できる。また6は左側の脚兼用取手である。
そして上ヒータ3は第2図に示す如く下位置3
Aと上位置3Bの間に切換可能に取手5に取付け
られ、本体プレート1の調理面1aからの高さを
可変とされて、下位置3Aの上ヒータ3上で焼肉
調理したり、上位置3Bの上ヒータ3と本体プレ
ート1の調理面1aとの間に調理物を入れてこれ
を上下両面から焼くことが可能とされている。
また上ヒータ3の切換機構は第3図の如く構成
されている。すなわち、上ヒータ3の端末は、プ
ラグカバー7で保護されヒータ絶縁用が石8で絶
縁され、電気接続が可能な様にプラグピン9が取
付けられる。プラグカバー7の外周に凸起保持用
カバー10が設けられ、その両側部にスプリング
11により外側方へ付勢されて孔12から出没自
在なスライド凸起13と左右方向位置決め用案内
凸条14が設けられる。また第5,6図の上ヒー
タユニツト取外し状態の如く、取手5の上両側内
面には凸起嵌合用の上下一対の凹部15a,15
bと案内凸条14用の案内溝16が形成されてい
る。そして、上ヒータユニツトの高さを変える場
合は高さを変える方向に手で垂直に力を加えれ
ば、スライド凸起13が孔12に没入した状態で
スライドして取手の凹部15a,15bの一方に
係合することにより、上ヒータ3は上位置3Bと
下位置3Aに切換わる。また、上ヒータユニツト
はこれを上方へ引抜くことにより電気調理器本体
より取外すことが可能であり、この取外状態で調
理後に上ヒータ3を洗うこともでき、また、上方
が完全に開放された本体プレート1の調理面も手
入れし易くなるばかりでなく、調理面1a全面を
通常のホツトプレートとしても使用可能となる。
なお、上ヒータ3の金属製電気発熱棒4はその
表面温度が耐熱限度に制限されるが、必要に応じ
てその表面にフツ素樹脂被膜すれば上ヒータ3へ
の調理時の食品のこびりつきもなくなり、手入れ
も楽になる。
また、下ヒータ2と上ヒータ3はそれぞれ前後
一対の電源接続用プラグピン9a,9を有してお
り、その使用されるヒータ側のプラグピン9aま
たは9に電源接続器が接続されるが、この接続器
は前後一対のプラグピン受刃とその中間に位置す
るサーモスタツト内蔵形の棒状感熱体を具えた自
動温度調節機能を有しており、この接続器の構造
を利用して、第4図の様に上ヒータユニツトが取
付られた状態では、下ヒータ2のプラグピン9a
には接続器が接続不能な様に、本体プレート1の
下部中央に穿設された棒状感熱体挿入用中央孔1
7a,1bを閉じる接続阻止板18が上ヒータ3
用のプラグカバー7に固定されている。なおプラ
グカバー7の中央の孔17には棒状感熱体が挿入
されるが、この状態では棒状感熱体に熱が伝わり
にくいので、上ヒータ3の温度は自動調節されず
に高温となる。
次に、第7図により本考案の第二実施例を説明
すると、これは上ヒータ3に、その形状に合致す
る溝18b付の金属製補助プレート18Aを着脱
自在に載置し、その平坦上面18a(凹凸上面、
凹状上面でもよい)で野菜等も調理できるように
している。なお、前記補助プレート18Aの上面
18aはフツ素樹脂被膜加工をすることにより調
理後の手入れを楽にしている。
次に第9,10図は本考案の第三実施例であ
り、これにおいては、上ヒータ3、下ヒータ2の
電源接続用プラグピン9,9aの両方に同時に着
脱自在に接続できる電源接続器19を設けて、通
電状態を、切換スイツチ20のワンタツチ操作に
より下ヒータ2と上ヒータ3の一方に切換できる
ようにしたものである。なお、図中21a,21
はプラグピン受刃、22はサーモスタツト22a
内蔵形の棒状感熱体、23は保護抵抗、24はネ
オンランプ、25は温度調節つまみである。
また本体プレート1の調理面1aのうち上ヒー
タ3の下側は左右方向に複数の溝形汁受26を有
する断面三角波形として、焼肉時等の汁が汁受2
6に溜り、調理面1aの他部に流れないようにし
てもよいし、これと同目的のために、第2図仮想
線の如く、本体プレート1の上ヒータ3の下側に
は外周方向に向つて下がる傾斜を付けることによ
り汁受26を形成してもよい。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案による
と、上ヒータは、電気発熱棒が矩形波状に曲成さ
れることによりその上面で調理加熱可能な網状に
形成されているから、上ヒータを常に高温に保つ
ことができ、調理物としての肉を滑り落すことが
なく、おいしく焼くことができる。
また、上ヒータは、電気発熱棒製でありその上
面で調理加熱可能であるため、プレート等の他部
品を加熱する必要がなく、調理温度に到達する時
間が早くなる。
また、調理開始によりヒータの温度が下がつて
も、不要な所の加熱をしないですむので、調理適
温への復帰も速く、いつも調理に適した温度を保
つことができる。
また、本体プレートは下ヒータの通電により野
菜をいためたり、焼き上つた肉の保温等に有効に
活用できるといつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電気調理器の第一実施例の全体
斜視図、第2図は同要部の縦断面図、第3図は同
一部切欠平面図、第4図は同右側面図、第5図は
同電気調理器本体から上ヒータユニツトを取外し
た状態の縦断面図、第6図は同一部切欠平面図、
第7図は本考案電気調理器の第二実施例の縦断面
図、第8図は同一部切欠平面図、第9図は本考案
電気調理器の第三実施例の縦断面図、第10図は
同電気回路図である。 1……本体プレート、1a……調理面、2……
下ヒータ、3……上ヒータ、4……電気発熱棒、
5,6……脚兼用取手、7……プラグカバー、
9,9a……プラグピン、10……カバー、13
……スライド凸起、14……案内凸条、15a,
15b……凹部、16……案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理用本体プレートの下面側に下ヒータが取付
    られ、前記本体プレートの上方に電気発熱棒製の
    上ヒータが設けられ、該上ヒータは、電気発熱棒
    が矩形波状に曲成されることにより上面で調理加
    熱可能な網状に形成されたことを特徴とする電気
    調理器。
JP18938983U 1983-12-07 1983-12-07 電気調理器 Granted JPS6097531U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18938983U JPS6097531U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 電気調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18938983U JPS6097531U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 電気調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097531U JPS6097531U (ja) 1985-07-03
JPH0137545Y2 true JPH0137545Y2 (ja) 1989-11-13

Family

ID=30408335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18938983U Granted JPS6097531U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 電気調理器

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JP (1) JPS6097531U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116331A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 松下電器産業株式会社 電気調理器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58116331A (ja) * 1981-12-29 1983-07-11 松下電器産業株式会社 電気調理器

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JPS6097531U (ja) 1985-07-03

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