JP4750536B2 - 電磁誘導加熱調理装置及びこれを用いた電磁誘導加熱調理方法 - Google Patents
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ここで、一般的なカツ丼の調理方法としては、丼物用鍋にタレ及び刻み玉ねぎを適量入れてガスコンロの火にかけ、次に、鍋の中の玉ねぎに火が入ったらトンカツを入れて軽く煮たら、次いで、軽く溶いた卵を上から全体にかけて鍋にフタをし、その後、卵がやや固まってきたら上から青味をのせて再びフタをし、次に、丼に装ったご飯の上に盛り付けて作る方法が知られている。
また、上記従来の調理方法では、調理人の手作業により調理しているので、食事のラッシュ時等には調理人の不注意により、被加熱食材を加熱し過ぎて焦げ付かせてしまう恐れがあった。特に、上記カツ丼の具の調理では、その調理途中で丼物用鍋に対して蓋を開閉する必要があり、ある程度の経験を積んだ調理人でなければ、カツ丼の具を加熱し過ぎて焦げ付かせてしまう可能性が高い。
1.調理容器を載置する載置プレートと、
前記載置プレートの下方に設けられる加熱コイルと、
前記加熱コイルによる前記調理容器の加熱を指示するための加熱指示手段と、
前記加熱コイルによる加熱時間を計測する加熱時間計測手段と、
前記調理容器の蓋体を、前記載置プレート上に載置された該調理容器の開口を閉鎖する閉鎖位置(A)と該調理容器の開口を開放する開放位置(B)との間で移動させる蓋体移動機構と、
前記調理容器の開口の閉鎖を指示するための閉鎖指示手段を更に備え、
前記加熱指示手段による加熱指示に基づいて、前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、且つ、前記加熱時間計測手段による計測時間が予め決められた第1設定時間になったときに、前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、且つ、前記閉鎖指示手段による閉鎖指示に基づいて、前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、更に、前記加熱時間計測手段の計測時間が予め決められた第2設定時間となったときに、前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする電磁誘導加熱調理装置。
2.前記蓋体移動機構によって前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるときに、前記調理容器の開放状態を報知する開放状態報知手段を更に備える上記1.記載の電磁誘導加熱調理装置。
3.前記蓋体移動機構は、その一端側が調理器本体に揺動自在に支持され且つその他端側に前記蓋体に係止する係止部を設けてなる揺動アームと、前記制御手段により駆動制御される駆動源と、該駆動源の動力を前記揺動アームに伝達する動力伝達手段と、を有する上記1.又は2.に記載の電磁誘導加熱調理装置。
4.前記係止部は、前記蓋体に設けられた被係止部に揺動自在且つ着脱自在に係止可能である上記3.記載の電磁誘導加熱調理装置。
5.前記揺動アームは、調理器本体に形成された切欠部を介して揺動自在とされており、該調理器本体には、該切欠部を密閉し且つ該揺動アームの揺動を許容するスリットを有する弾性部材が設けられている上記3.又は4.記載の電磁誘導加熱調理装置。
6.調理器本体には、前記調理容器を前記載置プレート上に位置決め載置するためのガイド部材が設けられている上記1.乃至5.のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置。
7.前記ガイド部材は、前記調理器本体に着脱自在に設けられている上記6.記載の電磁誘導加熱調理装置。
8.前記調理容器に収容される食材を保温するための保温室を更に備え、該保温室内には赤外線ヒータが設けられている上記1.乃至7.のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置。
9.前記調理容器は、丼物用鍋である上記1.乃至8.のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置。
10.上記1.乃至9.のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置を用いる電磁誘導加熱調理方法であって、
第1食材を収容した前記調理容器の加熱を開始させると共に、前記蓋体移動機構によって前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させ、次に、その加熱時間が予め決められた第1設定時間となったときに、前記蓋体移動機構によって該蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させ、次いで、前記調理容器に前記第1食材に加えて第2食材を収容した状態で、前記蓋体移動機構によって前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させ、その後、その調理容器の加熱時間が予め決められた第2設定時間となったときに、前記蓋体移動機構によって該蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させることを特徴とする電磁誘導加熱調理方法。
また、前記調理容器の開口の閉鎖を指示するための閉鎖指示手段を更に備えるので、閉鎖指示手段による閉鎖指示に基づいて蓋体が開放位置から閉鎖位置に移動される。これにより、加熱途中で調理容器の開口を開閉させる必要のある調理に対応できる。例えば、第1食材の加熱後に、第1食材に第2食材を加えて再加熱するカツ丼の具等の調理に好適に対応できる。
また、調理容器の開放状態を報知する開放状態報知手段を更に備える場合は、調理人に調理容器の開放状態をより確実に知らせることができる。
また、前記蓋体移動機構が、揺動アームと、駆動源と、動力伝達手段と、を有する場合は、揺動アームの揺動によって、蓋体を閉鎖位置及び開放位置の間でより確実且つ円滑に移動させることができる。
また、前記係止部が、前記蓋体に設けられた被係止部に揺動自在且つ着脱自在に係止可能である場合は、載置プレート上の調理容器の姿勢が多少悪くても、蓋体の揺動によって調理容器の開口をより確実且つ円滑に塞ぐことができる。また、揺動アームから蓋体を取り外して清掃作業を容易に行うことができる。
また、前記揺動アームが、調理器本体に形成された切欠部を介して揺動自在とされており、該調理器本体に、該揺動アームの揺動を許容するスリットを有する弾性部材が設けられている場合は、弾性部材によって切欠部が密閉されるので、清掃作業時に洗浄液等の水分が切欠部を介して調理器本体の内部に侵入してしまうことを抑制できる。
また、調理器本体に、ガイド部材が設けられている場合は、調理容器を載置プレート上の所定位置に位置決め載置でき、その調理容器の開口を蓋体でより確実に塞ぐことができる。
また、前記ガイド部材が、前記調理器本体に着脱自在に設けられている場合は、調理器本体からガイド部材を取り外して清掃作業を容易に行うことができる。
また、前記調理容器に収容される食材を保温するための保温室を更に備え、該保温室内には赤外線ヒータが設けられている場合は、揚物等の食材を長期にわたって食感を損なうことなく保温できる。
また、前記調理容器が丼物用鍋である場合は、丼物の具を好適に調理できる。
本実施形態に係る電磁誘導加熱調理装置は、以下に述べる載置プレート、加熱コイル、加熱指示手段、蓋体移動機構及び制御手段を備えて構成される。この電磁誘導加熱調理装置は、例えば、後述する閉鎖指示手段、開放状態報知手段及び保温室のうちの1種又は2種以上の組み合わせを備えることができる。
なお、上記「調理容器」は、その開口が蓋体で開閉される限り、その形状、大きさ、調理用途等は特に問わない。この調理容器は、例えば、ステンレス等の磁性体からなることができる。また、この調理容器としては、例えば、鍋(特に、丼物用鍋)、フライパン、調理プレート等を挙げることができる。
上記揺動アームは、例えば、調理器本体に形成された切欠部を介して揺動自在とされており、この調理器本体には、切欠部を密閉し且つ揺動アームの揺動を許容するスリットを有するゴム等の弾性部材が設けられていることができる。この場合、調理器本体に、上記切欠部と対応する切欠部が形成されたフッ素樹脂製の支持部材を設け、この支持部材上に上記弾性部材が設けられていることが好ましい。これにより、揺動アームをより円滑に揺動させることができる。
上記揺動アームの係止部は、例えば、蓋体に設けられた被係止部に揺動自在且つ着脱自在に係止可能であることができる。この係止部の揺動方向が揺動アームの揺動方向と一致していることが好ましい。
上記駆動源としては、例えば、駆動モータ、シリンダ等を挙げることができる。
上記動力伝達手段としては、例えば、ギヤ機構、リンク機構、ベルト機構等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。
上記制御手段は、例えば、上記加熱指示手段による加熱指示に基づいて加熱コイルによる調理容器の加熱を開始させ、且つ、上記加熱時間計測手段の計測時間(加熱時間)が予め決められた設定時間となったときに加熱コイルによる調理容器の加熱を停止させることができる。
上記閉鎖指示手段を更に備える場合、上記制御手段は、例えば、前記加熱指示手段による加熱指示に基づいて、前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、且つ、前記加熱時間計測手段の計測時間(加熱時間)が予め決められた第1設定時間となったときに、前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、且つ、前記閉鎖指示手段による閉鎖指示に基づいて、前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、更に、前記加熱時間計測手段の計測時間(加熱時間)が予め決められた第2設定時間となったときに、前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御することができる。
上記制御手段は、例えば、前記加熱指示手段による加熱指示に基づいて加熱コイルによる調理容器の加熱を開始させ、且つ、前記加熱時間計測手段の計測時間(加熱時間)が予め決められた第2設定時間となったときに加熱コイルによる調理容器の加熱を停止させることができる。
上記調理器本体には、例えば、調理容器を載置プレート上に位置決め載置するためのガイド部材が設けられていることができる。このガイド部材は、例えば、調理器本体に着脱自在に設けられていることができる。また、このガイド部材は、例えば、上記調理容器の外周面を支持するリング状のガイド部と、このリング部に設けられ調理器本体に着脱自在に取着される取着部と、を有することができる。
本実施形態に係る電磁誘導加熱調理方法は、上述の電磁誘導加熱調理装置を用いる電磁誘導加熱調理方法であって、食材を収容した前記調理容器の加熱を開始させると共に、前記蓋体移動機構によって前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させ、次に、その加熱時間が予め決められた設定時間となったときに、前記蓋体移動機構によって該蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させることを特徴とする。
本実施例に係る電磁誘導加熱調理装置1(以下、単に「調理装置」とも記載する。)は、図1に示すように、箱状の調理器本体2を備えている。この調理器本体2の後方側には載置台3が設けられており、この載置台3上には、食材を保温するための上下2つの保温室4a,4bが設けられている。これら各保温室4a,4bの内部には、赤外線ヒータ5が吊下げ支持されている。
なお、上記支持軸18には、棒状の一対の接触部材22a,22bが設けられている。そして、揺動アーム19a,19bの揺動によって、これら一対の接触部材22a,22bが調理器本体2に設けられた一対のリミットスイッチ23a,23bに接触して、揺動アーム19a,19bの夫々の揺動端位置を検知し得るようになっている。この各リミットスイッチ23a,23bの検知信号は後述する制御装置に入力される。
次に、上記構成の電磁誘導加熱調理装置1の作用について説明する。尚、本実施例では、カツ丼の具(カツ丼卵とじ)を調理する作用について説明する。
本実施理の電磁誘導加熱調理装置1によると、電源スイッチ35のON操作に基づいて、第1食材を収容した鍋10の加熱を開始させると共に、蓋体11を閉鎖位置Aに移動させ、次に、その加熱時間が予め決められた第1設定時間となったときに、蓋体11を開放位置Bに移動させ、次いで、蓋閉スイッチ36のON操作に基づいて、蓋体11を閉鎖位置Aに移動させ、第1食材に加えて第2食材を収容した鍋10が加熱され、その後、その加熱時間が予め決められた第2設定時間となったときに、蓋体11を開放位置Bに移動させるようにしたので、調理人の技量によらず、加熱途中で鍋10の開口を開閉させる必要のあるカツ丼の具(第1及び第2食材)を加熱し過ぎて焦げ付かせることなく簡単に且つ確実に調理できる。また、自動的に開放される蓋体11によって、調理人が鍋10の開放状態を認識することができる。また、電磁誘導加熱を採用しているので、加熱の立ち上がり早く、特にカツ丼物の具を短時間(約1分)で調理することができる。
また、本実施例では、蓋体移動機構17を、揺動アーム19a,19bと、駆動モータ21と、ギヤ機構20とから構成したので、この蓋体移動機構17を簡易且つ安価な構成にできると共に、蓋体11を閉鎖位置A及び開放位置Bの間でより確実且つ円滑に移動させることができる。
また、本実施例では、揺動アーム19a,19bの係止部27によって、蓋体11を揺動自在且つ着脱自在に係止するようにしたので、ガイド部材12を介して載置プレート7上に載置される鍋10の姿勢が多少悪くても、蓋体11の微揺動によって、鍋10をより確実且つ円滑に塞ぐことができる。また、揺動アーム19a,19bから蓋体11を取り外して清掃作業を容易に行うことができる。
また、本実施例では、揺動アーム19a,19bが調理器本体2に形成された切欠部29を介して揺動自在とされており、この切欠部29を密閉具30で密閉するようにしたので、清掃作業時に誤って洗浄液等の水分が切欠部29を介して調理器本体2の内部に侵入してしまうことを抑制できる。
また、本実施例では、調理器本体2に、着脱自在にガイド部材12を設けているので、鍋10を載置プレート7上の所定位置に位置決め載置でき、その鍋10の開口を蓋体11でより確実に塞ぐことができる。また、調理器本体2からガイド部材12を持ち上げて取り外すことができ清掃作業を容易に行うことができる。
また、本実施例では、調理器本体2に、鍋10に収容されるトンカツ(第1食材)を保温するための保温室4a,4bを設け、この保温室4a,4b内に赤外線ヒータ5を設けるようにしたので、トンカツを長期にわたって食感を損なうことなく保温できる。
また、上記実施例では、加熱の途中で蓋体を1回開閉させる調理装置1を例示したが、これに限定されず、例えば、加熱の途中で蓋体を開閉させない調理装置としたり、加熱の途中で蓋体を2回以上開閉させる調理装置としたりしてもよい。
また、上記実施例では、蓋を閉めた直後に加熱を開始する形態(ステップS2,S3)を例示したが、これに限定されず、例えば、加熱を開始した直後に蓋を閉めるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、蓋を開けた直後に加熱を停止する形態(ステップS11,S12)を例示したが、これに限定されず、例えば、加熱を停止した直後に蓋を開けるようにしてもよい。
Claims (10)
- 調理容器を載置する載置プレートと、
前記載置プレートの下方に設けられる加熱コイルと、
前記加熱コイルによる前記調理容器の加熱を指示するための加熱指示手段と、
前記加熱コイルによる加熱時間を計測する加熱時間計測手段と、
前記調理容器の蓋体を、前記載置プレート上に載置された該調理容器の開口を閉鎖する閉鎖位置(A)と該調理容器の開口を開放する開放位置(B)との間で移動させる蓋体移動機構と、
前記調理容器の開口の閉鎖を指示するための閉鎖指示手段を更に備え、
前記加熱指示手段による加熱指示に基づいて、前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、且つ、前記加熱時間計測手段による計測時間が予め決められた第1設定時間になったときに、前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、且つ、前記閉鎖指示手段による閉鎖指示に基づいて、前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御し、更に、前記加熱時間計測手段の計測時間が予め決められた第2設定時間となったときに、前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるように前記蓋体移動機構を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする電磁誘導加熱調理装置。 - 前記蓋体移動機構によって前記蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させるときに、前記調理容器の開放状態を報知する開放状態報知手段を更に備える請求項1記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 前記蓋体移動機構は、その一端側が調理器本体に揺動自在に支持され且つその他端側に前記蓋体に係止する係止部を設けてなる揺動アームと、前記制御手段により駆動制御される駆動源と、該駆動源の動力を前記揺動アームに伝達する動力伝達手段と、を有する請求項1又は2に記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 前記係止部は、前記蓋体に設けられた被係止部に揺動自在且つ着脱自在に係止可能である請求項3記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 前記揺動アームは、調理器本体に形成された切欠部を介して揺動自在とされており、該調理器本体には、該切欠部を密閉し且つ該揺動アームの揺動を許容するスリットを有する弾性部材が設けられている請求項3又は4記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 調理器本体には、前記調理容器を前記載置プレート上に位置決め載置するためのガイド部材が設けられている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 前記ガイド部材は、前記調理器本体に着脱自在に設けられている請求項6記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 前記調理容器に収容される食材を保温するための保温室を更に備え、該保温室内には赤外線ヒータが設けられている請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 前記調理容器は、丼物用鍋である請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の電磁誘導加熱調理装置を用いる電磁誘導加熱調理方法であって、
第1食材を収容した前記調理容器の加熱を開始させると共に、前記蓋体移動機構によって前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させ、次に、その加熱時間が予め決められた第1設定時間となったときに、前記蓋体移動機構によって該蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させ、次いで、前記調理容器に前記第1食材に加えて第2食材を収容した状態で、前記蓋体移動機構によって前記蓋体を開放位置から閉鎖位置に移動させ、その後、その調理容器の加熱時間が予め決められた第2設定時間となったときに、前記蓋体移動機構によって該蓋体を閉鎖位置から開放位置に移動させることを特徴とする電磁誘導加熱調理方法。
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