JP3814217B2 - ロータ用成形金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータの出力軸を回転するために用いられるロータを製造する際に用いられるロータ用成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、モータとしてのステッピングモータは、各種OA機器、家電製品、自動車等の分野におけるアクチュエータ部品として利用されている。例えば、車両には車両速度及びエンジン回転数等の計測値を表示する車両用計器装置が搭載されており、この車両用計器装置においては、文字板の前面に配置される指針を駆動する内機としてステッピングモータが用いられている。
【0003】
この種のステッピングモータは、前記計器装置のプリント基板などに固定される計器本体と、該計器本体から突出しかつ前記指針などを取り付ける出力軸を備えている。計器本体は、ケースと、このケースに固定されたステータと、図11に示すロータ100とを備えている。ケースは、扁平な箱状に形成されている。ステータは、前記ケースに固定されるフレームと、このフレームに取り付けられるコイルを備えている。
【0004】
ロータ100は、図11に示すように、円盤状に形成されたロータ本体101と、このロータ本体101と同軸に配された円環状の磁石102とを備えている。ロータ本体101は、合成樹脂などからなる。磁石102は、その外周面102aが露出した状態でロータ本体101に固定されている。
【0005】
ロータ100は、金型のキャビティ内に磁石102が挿入されて、前記キャビティ内に加熱流動化した合成樹脂を高圧で射出するなどして得られる。このように、ロータ100は、所謂射出成形により成形される。また、ロータ本体101即ちロータ100は、ケースに回転自在に支持されている。ロータ本体101即ちロータ100が回転すると、前述した出力軸は回転する。
【0006】
前述した構成のステッピングモータは、前記コイルに電流を流すことにより、前記磁石102を励磁して、ロータ100を回転する。そして、前述した出力軸を回転して、指針を回転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したロータ100では、ロータ本体101の外周面から磁石102が露出している。このため、前述したキャビティ内に挿入して、前記キャビティ内に加熱流動化した合成樹脂を射出すると、この合成樹脂が磁石102の内周面から外周方向に押すこととなる。このとき、磁石102の外周面には加熱流動化した合成樹脂が接触しないので、前記加熱流動化した合成樹脂が磁石102の外周面を内周方向に向かって押すことがない。例えば、前述した合成樹脂を射出する圧力は、7MPa(メガパスカル)にも及ぶ事があった。
【0008】
このように、前記キャビティ内に加熱流動化した合成樹脂を射出する際に、この合成樹脂が磁石102の内周面から外周方向に押すこととなる。このため、磁石102が外周方向に膨張するとともに、最悪の場合、前記磁石102が割れる虞があった。このように、前述した従来のロータ100では、成形時に磁石102が割れることがあって、歩留まりが低下する傾向であった。
【0009】
したがって、本発明の目的は、成形時に磁石が破損することを防止してロータの歩留まりの低下を防止できるロータ用成形金型を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のロータ用成形金型は、合成樹脂からなるロータ本体と、前記ロータ本体に固定されかつ円環状に形成されているとともに着磁された磁石と、を備え、前記ロータ本体は、前記磁石の内周面を覆う内周覆い部と、前記磁石の外周面を覆う外周覆い部と、前記内周覆い部と外周覆い部とに連なりかつ前記磁石の端面を覆う端面覆い部と、を備えているとともに、モータの出力軸を回転させるロータを成形する際に用いられる金型において、前記磁石の内周面と前記磁石の一方の端面との双方と間隔をあけて相対する第1の成形面を有する第1の型と、前記磁石の外周面と前記磁石の一方の端面との双方と間隔をあけて相対する第2の成形面を有する第2の型と、前記磁石の他方の端面と間隔をあけて相対する第3の成形面を有する第3の型と、前記第2の型を支持しかつ第1の型に支持された円環状の支持型と、を備え、前記第2の型が、前記第2の成形面から凸で、かつ前記磁石の外周面と接触して磁石を前記第1の成形面と第2の成形面で囲まれるキャビティ内に支持する支持突起を備えているとともに、円環状に形成されかつ内周に前記第2の成形面を設け、前記磁石の外径に応じて、第2の型の内径を増減させる増減手段を備え、前記増減手段は、前記支持型を第3の型に向かって付勢する付勢手段と、前記支持型の内面の全周に亘って形成されかつ前記第3の型に近づくにしたがって前記支持型の内径を徐々に拡げる方向に傾斜した第1のテーパ面と、前記第2の型の外面の全周に亘って形成されかつ前記第1のテーパ面と接触するとともに前記第3の型に近づくにしたがって前記第2の型の外径が徐々に大きくなる方向に傾斜した第2のテーパ面を備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項2に記載の本発明のロータ用成形金型は、請求項1に記載の本発明のロータ用成形金型において、前記第2の型の周方向に沿って、当該第2の型に等間隔に複数設けられた切欠きを備えたことを特徴としている。
【0018】
発明のロータ用成形金型によれば、第2の型の支持突起により、磁石をキャビティ内に支持する。このキャビティ内では、第1の型の第2の成形面が磁石の内周面と間隔をあけて相対し、第2の型の第2の成形面が磁石の外周面と間隔をあけて相対する。このため、ロータを成形する際に、加熱流動化された合成樹脂が磁石の内周面を外周方向に押すとともに、磁石の外周面を内周方向に押す。このため、ロータを成形する際に、磁石が膨張又は収縮することを防止できる。
【0019】
発明のロータ用成形金型によれば、キャビティ内では、第1の成形面と第2の成形面が磁石の一方の端面と間隔をあけて相対し、第3の成形面が磁石の他方の端面と間隔をあけて相対する。このため、ロータを成形する際に、加熱流動化された合成樹脂が磁石の両端面を押すので磁石が膨張又は収縮することをより確実に防止できる。第1の成形面と第2の成形面が磁石の一方の端面と間隔をあけて相対し、第3の成形面が磁石の他方の端面と間隔をあけて相対するので、ロータを成形する際に、磁石の内外周面及び端面を押す圧力を一定にできる。
【0020】
発明のロータ用成形金型によれば、増減手段が、磁石の外径に応じて第2の型の内径を増減させる。このため、公差などにより磁石の外径が若干増減しても、支持突起で、キャビティ内に磁石を支持できる。このとき、第1ないし第3の成形面と、内外周及び両端面とが間隔をあけた状態とする。このため、ロータを成形する際に、磁石が膨張又は収縮することをより確実に防止できる。
【0021】
発明のロータ用成形金型によれば、付勢手段が第2の型を支持する支持型を第3の型に向かって付勢する。支持型の内面に第3の型に向かうにしたがって徐々に支持型の内径を増加させる方向に傾斜した第1のテーパ面が設けられている。第2の型の外面に前記第1のテーパ面に接触しかつ第3の型に向かうにしたがって徐々に第2の型の外径を増加させる方向に傾斜した第2のテーパ面が設けられている。
【0022】
このため、第1の型と第2の型とを固定すると、付勢手段の付勢力と前述した方向に傾いた第1及び第2のテーパ面により、内径が縮小する方向に第2の型を押す。このため、第2の型内に磁石を入れると、付勢手段の付勢力などにより、第2の型の内径が縮小して支持突起が磁石の外周面に接触する。このため、支持突起間の間隔より磁石が小さい場合でも、キャビティ内に磁石を確実に支持できる。
【0023】
支持突起間の間隔より磁石が大きい場合では、支持突起間に磁石を圧入すると、第1及び第2のテーパ面が前述した方向に傾斜しているので、付勢手段の付勢力に抗して、第2の型の内径が拡がる。このため、支持突起間の間隔より磁石が小さい場合でも、キャビティ内に磁石を確実に支持できる。したがって、増減手段は、磁石の外径に応じて、第2の型の内径を確実に増減できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るロータを図1ないし図10を参照して説明する。図1に示すロータ1は、図9及び図10に示すモータとしてのステッピングモータ2を構成しかつ該ステッピングモータ2の出力軸3を回転する。
【0025】
ステッピングモータ2は、図9及び図10に示すように、モータ本体4と、このモータ本体4から突出した出力軸3を備えている。モータ本体4は、図10に示すように、ケース5と、ステータ6と、前述したロータ1と、従動歯車7とを備えている。ケース5は、互いに連結可能な上ケース8と下ケース9とを備えている。上ケース8と下ケース9とが互いに連結して、ケース5は扁平な箱状になる。ケース5は、前述したステータ6と、ロータ1と、従動歯車7と、後述の出力歯車15とを収容する。
【0026】
ステータ6は、フレーム10と、複数のコイル11とを備えている。フレーム10は、ケース5に固定される。コイル11は、フレーム10に取り付けられる。ロータ1は、円盤状に形成されかつその軸芯を中心として回転自在にケース5に支持される。
【0027】
ロータ1は、図4に示すように、ロータ本体12と、このロータ本体12に固定された円環状の磁石13とを備えている。ロータ本体12には、歯車14(図1、図2及び図4に示す)が一体に形成されている。この歯車14は、前述した軸芯と同軸である。また、磁石13は、勿論着磁されている。なお、このロータ1の詳細な構成は、後ほど説明する。
【0028】
従動歯車7は、ケース5に回転自在に支持されている。従動歯車7は、ロータ1の歯車14と噛み合っている。出力軸3には、出力歯車15が取り付けられている。この出力歯車15は、従動歯車7と噛み合っている。
【0029】
前述した構成によれば、ステッピングモータ2は、コイル11に電流を流して、ロータ1の磁石13に励磁する。そして、磁石13即ちロータ1がその軸線周りに回転する。ロータ1の回転が、歯車14、従動歯車7を介して出力歯車15に伝わり、出力軸3が回転する。
【0030】
ロータ1は、前述したように、ロータ本体12と、円環状の磁石13とを備えている。磁石13は、ロータ本体12即ち後述の軸部16と円環部17との双方と同軸に配されている。磁石13は、着磁されて、N極とS極とが形成されている。これらのN極とS極とは、周方向に沿って等間隔に配されているとともに、周方向に沿って互いに交互に配されている。磁石13は、ロータ本体12に固定されている。
【0031】
ロータ本体12は、合成樹脂からなり互いに同軸な軸部16と円環状の円環部17とを一体に備えている。軸部16には、前述した歯車14が一体に形成されている。軸部16は円環部17の内側に配されている。円環部17の内縁は、軸部16の外周面と連なっている。円環部17は、図4に示すように、磁石13の内周面13aを覆う内周覆い部18と、磁石13の外周面13bを覆う外周覆い部19と、磁石13の軸芯方向の一方の端面13cを覆う第1の端面覆い部20と、磁石13の軸芯方向の他方の端面13dを覆う第2の端面覆い部21とを備えている。即ち、ロータ本体12は、磁石13を埋設している。また、端面覆い部20,21は、前記内周覆い部18と外周覆い部19との双方に連ねている。
【0032】
また、前記外周覆い部19には、図2ないし図4に示すように、複数の切欠き22が設けられている。切欠き22は、外周覆い部19の一部を切り欠いている。切欠き22を通して磁石13の外周面13bが露出している。図示例では、切欠き22は、ロータ本体12の円環部17の周方向に沿って三つ設けられている。これらの切欠き22は、ロータ本体12の円環部17の周方向に沿って等間隔に配されている。
【0033】
前述した構成のロータ1は、図8などに示すロータ用成形金型(以下単に金型と呼ぶ)30を用いた射出成形により得られる。金型30は、図5、図6及び図8に示すように、第1の型31と、支持型32と、付勢手段としてのコイルばね33と、第2の型34と、第3の型35とを備えている。前述した第1の型31と、第2の型34と、第3の型35は、互いに接離(近づいたり離れたり)自在に設けられている。これらの型31,34,35は、互いに近づくと、図8に示すように、ロータ1の外形に沿ったキャビティ36を形成する。互いに離れると、前述したキャビティ36内に射出された合成樹脂が硬化して得られたロータ1をキャビティ36内から取り出せるようになっている。
【0034】
第1の型31は、円板部37と円柱部38とを一体に備えている。円板部37の外径は、円柱部38の外径より大きい。円柱部38は円板部37から立設している。これらの円板部37と円柱部38とは互いに同軸である。円柱部38の円板部37から離れた側の端部38aには、ロータ本体12の円環部17の一方の端面17a(図2ないし図4に示す)と、内周覆い部18と、軸部16の外形に沿った第1の成形面31aが形成されている。即ち、第1の型31は、第1の成形面31aを備えている。
【0035】
支持型32は、円筒状に形成されている。支持型32の外径は、円板部37の外径と等しい。支持型32の内径は、円柱部38の外径より大きい。支持型32は、内側に円柱部38を通した格好で、円板部37に重ねられる。支持型32は、コイルばね33により第1の型31に支持される。支持型32の内面には、第1のテーパ面39が形成されている。支持型32の第1のテーパ面39は、円板部37から離れるのにしたがって支持型32の内径を徐々に拡げる方向に傾斜している。即ち、第1のテーパ面39は、第3の型35に近づくにしたがって支持型32の内径を徐々に拡げる方向に傾斜している。
【0036】
コイルばね33は、円板部37と支持型32との間に配されている。コイルばね33は円板部37と支持型32とを互いに離す方向に付勢している。このため、コイルばね33は、図8中の矢印Sに沿って、支持型32を第3の型35に向かって付勢している。
【0037】
第2の型34は、円環状に形成されている。第2の型34は、内側に円柱部38の端部38aを通して支持型32の内側に配される。第2の型34は、支持型32に支持される。第2の型34の外径は、その軸芯に沿って徐々に変化している。このため、第2の型34の外面には、第2のテーパ面40が形成されている。第2のテーパ面40は、円板部37から離れるのにしたがって第2の型34の外径が徐々に大きくなる方向に傾斜している。第2のテーパ面40は、第3の型35に近づくにしたがって第2の型34の外径が徐々に大きくなる方向に傾斜している。第2のテーパ面40は、第1のテーパ面39に重なる(接触する)。なお、前述したコイルばね33と第1のテーパ面39と第2のテーパ面40とは、本明細書に記した増減手段を構成している。
【0038】
第2の型34の内面には、前述した第1の成形面とともにロータ本体12の円環部17の一方の端面17aの外形に沿う第2の成形面34aが形成されている。さらに、第2の成形面34aは、ロータ本体12の外周覆い部19の外形に沿っている。即ち、第2の型34は、第2の成形面34aを備えている。
【0039】
また、第2の型34は、図7などに示すように、複数の支持突起41を備えている。支持突起41は、第2の型34の第2の成形面34aから凸に形成されている。支持突起41は、図7に示すように、第2の型34の周方向に沿って等間隔に配されている。図示例では、支持突起41は、三つ設けられている。支持突起41は、キャビティ36内に挿入される磁石13の外周面13bと接触するとともに、互いの間にキャビティ36内に挿入された磁石13を挟む。支持突起41は、キャビティ36内に磁石13を支持する。
【0040】
さらに、第2の型34には、複数の切欠き42が設けられている。切欠き42は、第2の型34の内面と第2のテーパ面40とに亘って、第2の型34を構成する母材の一部を切り欠いている。切欠き42は、第2の型34の周方向に沿って、等間隔に配されている。切欠き42は、第2の型34を構成する母材の一部を切り欠くことにより、内外径が縮小または膨張するように、第2の型34を弾性変形自在としている。
【0041】
第3の型35は、円柱状に形成されている、第3の型35の外径は、第2の型34の内径と等しい。第3の型35は、第1の型31の円柱部38の端部38aと相対した状態で、第2の型34の内側に挿入される。第3の型35は、第1の型31に相対する端面に、ロータ本体12の特に円環部17の他方の端面17b(図1、図2及び図4に示す)と歯車14の外形に沿った第3の成形面35aを形成している。即ち、第3の型35は、第3の成形面35aを備えている。前述した第1ないし第3の型31,34,35が互いに近づくと、前述した第1ないし第3の成形面31a,34a,35aによりロータ1の外形に沿ったキャビティ36が形成される。また、第3の型35には、前述したキャビティ36に加熱流動化した合成樹脂を射出するためにゲート43が形成されている。
【0042】
また、前述した金型30は、図8に示すように、型31,34,35が互いに近づいた際に、第1の型31と第3の型35とを位置決めするためのピン44と窪み45とを備えている。ピン44は、第1の型31に向かって凸であり、第3の型35に一体に形成されている。窪み45は、第1の型31の円柱部38の端部38aから凹に形成されている。型31,34,35が互いに近づくと、窪み45には、ピン44が侵入する。ピン44と窪み45とは合致する(ぴったりと合う)。
【0043】
前述した構成の金型30を用いて、ロータ1を得る際には、円柱部38を支持型32の内側に通して、第1の型31と支持型32とを取り付ける。第1のテーパ面39に第2のテーパ面40を重ねて、支持型32に第2の型34を取り付ける。第2の型34の支持突起41間に磁石13を挟む。このとき、磁石13の内側に、第1の型31の円柱部38の端部38aを通しておく。その後、第2の型34の内側に第3の型35を挿入する。
【0044】
こうして、型31,32,34,35を互いに同軸に取り付けるとともに、キャビティ36内に磁石13を挿入する。このとき、第1の成形面31aは、磁石13の内周面13aと一方の端面13cとの双方と間隔をあけて相対している。第2の成形面34aは、磁石13の外周面13bと一方の端面13cとの双方と間隔をあけて相対している。第3の成形面35aは、磁石13の他方の端面13dと間隔をあけて相対している。
【0045】
そして、ゲート43を通してキャビティ36内に加熱流動化した合成樹脂を射出する。キャビティ36内に射出された合成樹脂は、磁石13の内周面13aを外周方向に押すとともに、磁石13の外周面13bを内周方向に押す。さらに、キャビティ36内に射出された合成樹脂は、磁石13の両端面13c,13dを押す。合成樹脂が硬化した後、型31,34,35を互いに離して、キャビティ36内からロータ1を取り出す。こうして、ロータ本体12が内周覆い部18と外周覆い部19と端面覆い部20,21を備えたロータ1を得る。
【0046】
本実施形態によれば、磁石13の内周面13aがロータ本体12の内周覆い部18によって覆われており、磁石13の外周面13bが外周覆い部19によって覆われている。また、磁石13の両端面13c,13dがロータ本体12の端面覆い部20,21によって覆われている。
【0047】
第2の型34の支持突起41により、磁石13をキャビティ36内に支持する。このキャビティ36内では、第1の型31の第1の成形面31aが磁石13の内周面13aと間隔をあけて相対し、第2の型34の第2の成形面34aが磁石13の外周面13bと間隔をあけて相対する。第1の成形面31aと第2の成形面34aが磁石13の一方の端面13cと間隔をあけて相対し、第3の成形面35aが磁石13の他方の端面13dと間隔をあけて相対する。
【0048】
このため、ロータ1を成形する際に、加熱流動化された合成樹脂が磁石13の内周面13aを外周方向に押すとともに、磁石13の外周面13bを内周方向に押す。さらに、ロータ1を成形する際に、加熱流動化された合成樹脂が磁石13の両端面13c,13dを押す。このため、ロータ1を成形する際に、磁石13が膨張又は収縮することを防止できる。したがって、成形時に、磁石13が割れることを防止でき、歩留まりの低下を防止できる。
【0049】
さらに、端面覆い部20,21が内周覆い部18と外周覆い部19との双方に連ねている。第1の成形面31aと第2の成形面34aが磁石13の一方の端面13cと間隔をあけて相対し、第3の成形面35aが磁石の他方の端面13dと間隔をあけて相対するので、ロータ1を成形する際に、磁石13の内外周面13a,13b及び端面13c,13dを押す圧力を一定にできる。
【0050】
コイルばね33は、図8中の矢印Sに沿って、第2の型34を支持する支持型32を第3の型35に向かって付勢する。支持型32の内面に第3の型35に向かうにしたがって徐々に支持型32の内径を拡げる方向に傾斜した第1のテーパ面39が設けられている。第2の型34の外面に前記第1のテーパ面39に接触しかつ第3の型35に向かうにしたがって徐々に第2の型34の外径を拡げる方向に傾斜した第2のテーパ面40が設けられている。
【0051】
このため、第1の型31と第3の型35とを固定すると、前述した方向に傾いた第1及び第2のテーパ面39,40により、コイルばね33は第2の型34を矢印T1に沿って第1の型31の円板部37に近づく方向に付勢する。そして、第2の型34は、コイルばね33の付勢力により、矢印U1に沿って内径が縮小する方向に押される。
【0052】
このため、第2の型34内に磁石13を入れると、コイルばね33の付勢力などにより、第2の型34の内径が縮小して支持突起41が磁石13の外周面13bに接触する。このため、支持突起41間の間隔より磁石13が小さい場合でも、キャビティ36内に磁石13を確実に支持できる。このとき、勿論、第1の成形面31aが磁石13の内周面13aと間隔をあけて相対し、第2の成形面34aが磁石13の外周面13bと間隔をあけて相対する。
【0053】
また、支持突起41間の間隔より磁石13が大きい場合では、支持突起41間に磁石13を圧入すると、図8中の矢印U2に沿って内径が拡がる方向に第2の型34が変形しようとする。第1及び第2のテーパ面39,40が前述した方向に傾斜しているので、コイルばね33の付勢力に抗して、第2の型34が第1の型31の円板部37から矢印T2に沿って離れるとともに、第2の型34の内径が矢印U2に沿って拡がる。このため、支持突起41間の間隔より磁石13が小さい場合でも、キャビティ36内に磁石13を確実に支持できる。
【0054】
このように、コイルばね33と第1のテーパ面39と第2のテーパ面40とで構成される増減手段は、磁石13の外径に応じて、第2の型34の内径を確実に増減できる。このため、公差などにより磁石13の外径が若干増減しても、第1の成形面31aと内周面13aとが間隔をあけて相対しかつ第2の成形面34aと外周面13bとが間隔をあけて相対した状態でキャビティ36内に磁石13を確実に支持できる。このため、成形時に磁石13が割れることを防止でき、ロータ1の歩留まりの低下をより一層確実に防止できる。
【0055】
前述した実施形態では、ステッピングモータについて記載している。しかしながら、本発明では、ステッピングモータに限らず、各種のモータに適用できることは勿論である。
【0056】
前述した実施形態では、ロータ1は、内周覆い部18と外周覆い部19と第1及び第2の端面覆い部20,21を備えている。しかしながら、本発明では、第1及び第2の端面覆い部20,21を設けることなく、内周覆い部18と外周覆い部19のみを設けても良いことは勿論である。この場合、ロータ1の成型時に磁石13が割れることを防止でき、ロータ1の歩留まりの低下を抑制できる。
【0057】
【発明の効果】
【0059】
発明によれば、第2の型の支持突起により、磁石をキャビティ内に支持する。このキャビティ内では、第1の型の第2の成形面が磁石の内周面と間隔をあけて相対し、第2の型の第2の成形面が磁石の外周面と間隔をあけて相対する。このため、ロータを成形する際に、加熱流動化された合成樹脂が磁石の内周面を外周方向に押すとともに、磁石の外周面を内周方向に押す。このため、ロータを成形する際に、磁石が膨張又は収縮することを防止できる。したがって、成形時に、磁石が割れることを防止でき、ロータの歩留まりの低下を防止できる。
【0060】
発明によれば、キャビティ内では、第1の成形面と第2の成形面が磁石の一方の端面と間隔をあけて相対し、第3の成形面が磁石の他方の端面と間隔をあけて相対する。このため、ロータを成形する際に、加熱流動化された合成樹脂が磁石の両端面を押すので磁石が膨張又は収縮することをより確実に防止できる。第1の成形面と第2の成形面が磁石の一方の端面と間隔をあけて相対し、第3の成形面が磁石の他方の端面と間隔をあけて相対するので、ロータを成形する際に、磁石の内外周面及び端面を押す圧力を一定にできる。したがって、成形時に、磁石が割れることを防止でき、ロータの歩留まりの低下を防止できる。
【0061】
発明によれば、増減手段が、磁石の外径に応じて第2の型の内径を増減させる。このため、公差などにより磁石の外径が若干増減しても、支持突起で、キャビティ内に磁石を支持できる。このとき、第1ないし第3の成形面と、内外周及び両端面とが間隔をあけた状態とする。このため、ロータを成形する際に、磁石が膨張又は収縮することをより確実に防止できる。したがって、成形時に、磁石が割れることを防止でき、ロータの歩留まりの低下をより確実に防止できる。
【0062】
発明によれば、付勢手段が第2の型を支持する支持型を第3の型に向かって付勢する。支持型の内面に第3の型に向かうにしたがって徐々に支持型の内径を増加させる方向に傾斜した第1のテーパ面が設けられている。第2の型の外面に前記第1のテーパ面に接触しかつ第3の型に向かうにしたがって徐々に第2の型の外径を増加させる方向に傾斜した第2のテーパ面が設けられている。
【0063】
このため、第1の型と第2の型とを固定すると、付勢手段の付勢力と前述した方向に傾いた第1及び第2のテーパ面により、内径が縮小する方向に第2の型を押す。このため、第2の型内に磁石を入れると、付勢手段の付勢力などにより、第2の型の内径が縮小して支持突起が磁石の外周面に接触する。このため、支持突起間の間隔より磁石が小さい場合でも、キャビティ内に磁石を確実に支持できる。
【0064】
支持突起間の間隔より磁石が大きい場合では、支持突起間に磁石を圧入すると、第1及び第2のテーパ面が前述した方向に傾斜しているので、付勢手段の付勢力に抗して、第2の型の内径が拡がる。このため、支持突起間の間隔より磁石が小さい場合でも、キャビティ内に磁石を確実に支持できる。
【0065】
したがって、増減手段は、磁石の外径に応じて、第2の型の内径を確実に増減できる。したがって、成形時に、磁石が割れることを防止でき、ロータの歩留まりの低下をより一層確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るロータの平面図である。
【図2】図1中の矢印II方向からみた側面図である。
【図3】図2中の矢印III方向からみた図である。
【図4】図1中のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図1に示されたロータを成形する際に用いられる金型を一部断面にして示す分解斜視図である。
【図6】図5に示された金型を組み立てた状態を一部断面にして示す斜視図である。
【図7】図5に示された金型の第2の型の平面図である。
【図8】図6に示された金型の断面図である。
【図9】図1に示されたロータを備えたステッピングモータを示す斜視図である。
【図10】図9に示されたステッピングモータを分解して示す斜視図である。
【図11】従来のロータを一部断面にして示す側面図である。
【符号の説明】
1 ロータ
2 ステッピングモータ(モータ)
3 出力軸
12 ロータ本体
13 磁石
13a 内周面
13b 外周面
13c 一方の端面
13d 他方の端面
18 内周覆い部
19 外周覆い部
20 第1の端面覆い部
21 第2の端面覆い部
30 ロータ用成形金型
31 第1の型
31a 第1の成形面
32 支持型
33 コイルばね(付勢手段、増減手段)
34 第2の型
34a 第2の成形面
35 第3の型
35a 第3の成形面
36 キャビティ
39 第1のテーパ面(増減手段)
40 第2のテーパ面(増減手段)
41 支持突起

Claims (2)

  1. 合成樹脂からなるロータ本体と、前記ロータ本体に固定されかつ円環状に形成されているとともに着磁された磁石と、を備え、前記ロータ本体は、前記磁石の内周面を覆う内周覆い部と、前記磁石の外周面を覆う外周覆い部と、前記内周覆い部と外周覆い部とに連なりかつ前記磁石の端面を覆う端面覆い部と、を備えているとともに、モータの出力軸を回転させるロータを成形する際に用いられる金型において、
    前記磁石の内周面と前記磁石の一方の端面との双方と間隔をあけて相対する第1の成形面を有する第1の型と、
    前記磁石の外周面と前記磁石の一方の端面との双方と間隔をあけて相対する第2の成形面を有する第2の型と、
    前記磁石の他方の端面と間隔をあけて相対する第3の成形面を有する第3の型と、
    前記第2の型を支持しかつ第1の型に支持された円環状の支持型と、を備え、
    前記第2の型が、前記第2の成形面から凸で、かつ前記磁石の外周面と接触して磁石を前記第1の成形面と第2の成形面で囲まれるキャビティ内に支持する支持突起を備えているとともに、円環状に形成されかつ内周に前記第2の成形面を設け、
    前記磁石の外径に応じて、第2の型の内径を増減させる増減手段を備え、
    前記増減手段は、
    前記支持型を第3の型に向かって付勢する付勢手段と、
    前記支持型の内面の全周に亘って形成されかつ前記第3の型に近づくにしたがって前記支持型の内径を徐々に拡げる方向に傾斜した第1のテーパ面と、
    前記第2の型の外面の全周に亘って形成されかつ前記第1のテーパ面と接触するとともに前記第3の型に近づくにしたがって前記第2の型の外径が徐々に大きくなる方向に傾斜した第2のテーパ面を備えたことを特徴とするロータ用成形金型。
  2. 前記第2の型の周方向に沿って、当該第2の型に等間隔に複数設けられた切欠きを備えたことを特徴とする請求項1記載のロータ用成形金型。
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