JP3804326B2 - 給紙カセット装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に装着する給紙カセットに関し、特に、給紙カセットの内部で用紙の規制を行うガイド部材を設けた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置には、給紙部に給紙カセットや給紙トレイのような用紙収容装置を装着して、それ等の用紙収容装置から用紙を1枚ずつ記録部に向けて送り出す手段が設けられている。前記用紙収容装置のうち、小型の画像形成装置に用いられる給紙カセットにおいては、250枚程度の用紙を収容可能に構成されているが、用紙のサイズが多数種類あるために、用紙サイズに対応させて専用の給紙カセットを用いるならば、複数個の給紙カセットを準備しておくことが必要となる。そこで、従来より、1つの給紙カセットに複数種類のサイズの用紙を収容可能な、ユニバーサルタイプの給紙カセットを用いている。
【0003】
前記ユニバーサルタイプの給紙カセットにおいては、給紙カセット内部に配置する用紙の位置決め部材を、送り出す用紙の巾方向の側部に配置するサイドガイドと、用紙の後端部に対して配置するエンドガイドとから構成している。そして、前記各ガイドを用紙のサイズに対応させて移動させて、用紙の両側と後端部とに対する位置決めを行い、給紙ローラ等により送り出される用紙の案内をサイドガイドにより行い得るようにしている。また、前記給紙カセットにおいて、用紙を送り出す方向の両側にスナバーによるさばき手段を配置し、用紙の送り出し側の上部を前記スナバーにより規制し、用紙を上昇させるためにボトムプレートを揺動可能に設けている。前記サイドガイドは単純な構成の板部材であり、用紙サイズに対応させてそのサイドガイドの基部に設けた係止用の突部材等を、底板に設けた装着孔に装着して位置決めを行っているもので、給紙カセットの側壁との間にスナバーを揺動可能に配置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記給紙カセットに収容する用紙の量が多い場合には、サイドガイドに対して給紙カセットの着脱時の衝撃等が付与されたり、用紙の圧力が付与されたりすることにより容易に撓んだりすることがあり、用紙の側面を正確に規制して保持することが困難である。そして、サイドガイドによる用紙の側面の規制が正確に行われない場合には、用紙の斜め送りの原因となったり、画像面が用紙の一方の側に偏って形成される等の不都合が生じて、印字の品質に不都合が発生することがある。前記サイドガイドのような部品は、従来は板金で構成したものを用いており、給紙カセット本体に対してねじ等の固定手段を用いて取り付けていた。
【0005】
ところが、サイドガイドを用紙サイズに対応させて移動する時には、ねじを締め直す必要があったりして、面倒な作業が強いられるという問題がある。また、サイドガイドのような部品を樹脂材料を用いて構成することが考えられているが、前記樹脂製の部材は、板金製のものに比較して肉厚が大きくなり、そのような厚い部材を係止固定させるためには、用紙サイズに対応する係止部を設けることが必要となる。これに対して、給紙カセットに用いられる用紙のうちで、A4サイズとレターサイズの用紙では、巾が6mm程度の違いがあるのみであることから、給紙カセットの底板等に、用紙サイズに対応させて係止用の孔等を設けることが困難である。
【0006】
本発明は、前述したような給紙カセットにおけるサイドガイドの問題を解消するもので、1つの係止手段を配置して、サイドガイドを用紙サイズに対応させて装着可能にし、用紙の保持作用を安定した状態で行い得る部材を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、任意のサイズの用紙を収容し、その収容した用紙の給紙側の両側面と、後端部とに位置規制部材を配置してなる給紙カセット装置に関する。
請求項1の発明は、前記位置規制部材は、樹脂材料を用いて構成され、前記規制部材には給紙カセットの底板に係止するための第1の係止部と、
前記底板に対し弾性変形を伴い係止するための第2の係止部が一体成型され、
前記第1の係止部または第2の係止部には、突部材が一体成形されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記位置規制部材のうち、用紙巾方向を規制するサイドガイドには、用紙分離用のスナバーが上下揺動可能に取付けられ、前記スナバーの動きの範囲を規制する手段が形成されていることを特徴とする。
【0008】
前述したように、サイドガイド本体と位置決め用の付属部材を、1つの部材として構成することにより、部品点数を少なくできる。さらに、前記構成部材を、ねじを用いずにカセット底板に固定することが可能で、簡単に着脱の作業を行うことができ、多種の用紙に対応させることができるとともに、異なる用紙サイズに対して突部材を設ける位置を変えたサイドガイドを用いることで対応が可能である。また、請求項2の構成では、スナバーを備えたサイドガイドを給紙カセットに装着するのみで、用紙の分離作用を良好に発揮でき、給紙カセット本体には用紙分離用の機構を設ける必要がなく、給紙カセットの構成を簡素化できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図示される例にしたがって、本発明の給紙カセット装置の構成を説明する。図1、2に示す給紙カセット1は、本発明の構成を適用可能な給紙カセットを示しているもので、上開きの箱型のものとして構成され、底板7の周囲には前板2、両側の側板3、3a、後板4を上に突出させた状態で一体に設けている。また、前記後板4は、ハンドル部5と一体に形成され、前記ハンドル部5の両側には、側突部材5a、5bを設けている。前記側突部材5a、5bは、給紙カセットを画像形成装置に装着した際に、装着部の前面に凹凸が生じないようにカバーするためのものとして構成される。
【0010】
前記給紙カセット1において、用紙送り出し方向の前側には、用紙の先端部側を支持するボトムプレート9を、側板に設けたヒンジ9aを介して揺動可能に設けている。また、給紙カセットに収容される用紙の先端部側を、前記ボトムプレート9に支持させ、後側の部分を底板7に載置する状態とする。そして、給紙カセットに収容されている用紙の送り出し方向の先端部を規制し、用紙さばき作用を行うために、スナバー20、20aを配置し、用紙の両側の角部にスナバーを係止させて、図示を省略した給紙ローラによる送り作用を加えることにより、用紙を1枚ずつ分離して給紙させる。前記給紙カセット1において、スナバーのアーム先端部には舌片24を突出させて設け、前記舌片24をカセット前板2に設けた開口2aに挿入することにより、スナバーアームの揺動範囲の上下限を規制可能に構成しているが、前記舌片を開口に挿入せずに、他の規制手段を用いる給紙カセットに対しても、以下に説明する機構を適用可能である。
【0011】
なお、本実施例に示す給紙カセットは、画像形成装置の用紙搬送装置と画像記録部で、用紙の中心を一致させる形式の、いわゆるセンターレジストレーション方式の装置に組み合わせて使用する場合を説明している。前記構成に加えて、図2に示すように、給紙カセットの上部の後部側にカセットカバー27を配置し、スライドカバー部材28を支持しているもので、一般的なカバー部材としての用途の他に、給紙カセットの上部に向けて記録紙を排出させて、前記カセットカバーを排出トレイとして利用可能な画像形成装置に装着させる際に使用する場合を想定して設けている。
【0012】
本実施例に示す給紙カセット1は、A4サイズの用紙を主として収容し、その用紙サイズに類似するレターサイズや、リーガルサイズ、F4サイズと呼ばれる各種のサイズの用紙を収容可能なユニバーサルカセットとして構成される。前記給紙カセットに収容可能な用紙のうち、A4サイズとレターサイズの用紙では、用紙の長さと巾が若干異なるものであり、以下に説明する給紙カセットにおいては、前記A4サイズとレターサイズの用紙を収容可能な給紙カセットにおいて、前記2種類の巾が異なる用紙に対応させて、各別に装着替えするサイドガイドに関して説明する。
【0013】
なお、給紙カセットに収容する用紙サイズが異なる場合に対応させて、用紙の後端部を規制するためのエンドガイド6を、用紙の長さに合わせて位置決めできるようにしていることは、従来の一般的な給紙カセットの場合と同様である。前記図1、2に示されるように、給紙カセット1の底板7には、エンドガイド支持部8を配置して、係止用孔に対してエンドガイド6の係止爪等を係止させて、用紙サイズに対応させることにより、収容する用紙の送り出し側後端部の規制を行うようにしている。
【0014】
前記給紙カセットに設けて、用紙の巾方向の両側を規制するためのサイドガイドの構成と、前記サイドガイドを位置決めする手段は、図3以降に詳細に説明するように構成される。図3に示すように、サイドガイド10は樹脂材料により一体に構成されているもので、用紙の側面に当接する縦板部材により構成するが、前記縦板部材の下部には、横方向に折り曲げた形状の横板部材12を一体に設けており、前記横板部材12の先端部には第1の係止部13、13を設けている。また、前記縦板部材の下部には、第2の係止部としての係止爪14を所定の間隔を介して下方に向けて突出させて設けている。そして、前記2種類の下部に向けて突出させた第1、2の係止部を、給紙カセットの底板7に設けた挿入孔25、26に装着して係止させることにより、サイドガイドの位置決めを行うようにしている。
【0015】
前記第1の係止部13は、サイドガイドの横板部材12から略鍵状に突出させて設けているもので、係止爪14は、縦板部材一部を切り取る状態で形成し、下方に向けて大きく突出されるが、樹脂材料の弾性を利用して、弾性を有する係止部材としての作用を持たせている。なお、前記第1の係止部13には、突起18を一体に形成したものを示しているが、前記突起18に代えて別体に構成したスペーサを取付けるようにすることも可能である。また、前記説明では、1つのサイドガイドに関して説明するが、給紙カセットの他方の側板3aに対して配置するサイドガイドにおいては、各構成部材は、図示するものの組み合わせ状態を反転した形状のものとして構成されるものである。
【0016】
前記サイドガイドの縦板の背面の上部には間隔保持部材15を一体に設けており、前記間隔保持部材15を用いて、給紙カセットの側板3に対して押圧する状態で、サイドガイド10の上部の位置決めを行うようにする。そして、前記図3に示すようにしてサイドガイド10を給紙カセットの側板3に位置決めして、サイドガイドを給紙カセットの装置本体と一体化させ、用紙に対する規制作用を発揮できるものとされる。
【0017】
図4には、サイドガイド10の背面にスナバー20aを取付ける状態を示しているもので、前記サイドガイド10の所定の位置に係止軸23を配置し、スナバー20aのアーム21の端部に配置した挿入孔22を介して、サイドガイドの背面に設けた係止軸23に装着する。前記係止軸23は、図示されるように、単純な丸孔として形成されるものではなく、軸に対して突起を設けたものとして形成される。また、スナバーアーム21に設ける挿入孔には、前記スナバー20aを給紙カセットに組み合わせた際に、アーム21の揺動範囲を外れた位置で、係止軸23に挿入孔を組み合わせるように、取付用孔22の形状を設定している。
【0018】
したがって、前記図4に示すようにして、係止軸23に対して取付用孔の方向を一致させて組み合わせた後に、図の鎖線で示す状態(使用状態)にまで揺動させると、係止軸から外れることがないように保持される。そして、サイドガイドと一体に組み合わせられたスナバーは、図の鎖線で示す状態では、間隔保持部材15の上部板部材16により上限が規制される。また、図5に示す例では、下方に揺動された位置で、側板3の段部に下限が規制される状態で、給紙カセットに収容された用紙に爪部材を係止させて、用紙のさばき作用を発揮することができる。これに対して、前記図1に示したように、給紙カセットの前板2に開口2aを設けて、その開口2aにスナバーアーム21の先端の舌片24を挿入する構成のものを用いる場合には、前記開口によりスナバーアームの揺動範囲を規制することができる。
【0019】
前述したようにして、給紙カセットの両側の側板3、3aに対してサイドガイド10、11を装着する例において、例えばA4サイズとレターサイズの用紙とを、1つの給紙カセットにより対応させることが求められる場合があり、その対策を図5、6に示している。前記A4サイズの用紙の縦送りの状態では、巾L1が210mmであり、レターサイズの場合の巾Lは216mmである。つまり、前記2種類の用紙では、一方のサイドガイドの位置決めをするための間隔が、3mmずつしかないことになり、給紙カセットの底板に設ける挿入孔25、26を用紙サイズに対応させて異なる位置に配置することは困難である。
【0020】
そこで、本発明においては、前記給紙カセットの底板7に設ける挿入孔25、26のサイズを、前記2種類の用紙サイズに対応させて、サイドガイドの移動方向に巾の大きいものとして構成する。また、図5に示されるように、横板部材12の先端部に一体に設ける第1の係止部13は、底板の下面に位置される部材を長く形成し、第2の係止部としての係止爪14も、給紙カセットの側板3の下面に係止させるように構成する。なお、本実施例において、例えば、サイドガイドを用紙サイズに対応させて、3mmずつ異なる位置に装着することを意図しているものである。
【0021】
前記図5に示す例は、レターサイズの用紙を収容する場合のサイドガイドの位置を示しているもので、サイドガイドの縦板部材の下部は、給紙カセットの側板3に沿った状態で配置され、前記縦板部材の上部では、間隔保持部材15の上板16と垂下板17とにより規制される。そして、前記サイドガイドに装着されるスナバー(アーム21で示している)は、側板とサイドガイドの縦板部材との間で揺動可能に支持され、間隔保持部材15の上板16により上側の揺動範囲の規制が行われる。さらに、横板部材12の下部に突出配置されている係止部材においては、底板の挿入孔25には用紙の巾方向に間隔wの隙間が生じるので、その隙間を埋めるように厚さがwの突起18を、図3に示すように一体に設けている。また、他の挿入孔26に装着する係止爪部材14は、その側面が側板に押圧され、下端部の爪が側板3の下面に係止されるように位置決めされる。
【0022】
図6に示す例は、巾がL1の用紙(A4サイズの用紙)を対象とする場合のサイドガイドの装着状態を示しているもので、給紙カセットの底板7に設けた挿入孔25、26に対して、第1の係止部13と係止爪部材14を係止させる。また、この例において、サイドガイド10の縦板部材と給紙カセットの側板3との間には、間隔wの隙間が生じることになるので、前記縦板部材とサイドガイドの間には前記間隔wに対応する厚さの突起19を配置して、給紙カセットに収容するA4サイズの用紙サイズに対応させる。なお、図6の例において、スナバーアームの揺動範囲の上限は、間隔保持部材15により規制できるが、下限を規制するためには、前記図1に示したように、給紙カセットの前板に設けた開口を用いてスナバーアームの揺動範囲を規制することが可能である。したがって、前記図1の給紙カセットに対して、図4のスナバーを組み合わせて用いる場合には、サイドガイドに設ける間隔保持部材15は、垂下板部材がカセット側壁に接してサイドガイドが用紙の圧力により撓んだりすることを防止する作用を発揮し、用紙の巾方向の規制するために用いられる。
【0023】
前記図5、6に示されるように、1つの給紙カセットに対して、サイドガイドの装着位置を変える際に、底板に設けた挿入孔を2つの用紙サイズに対応させた大きなものとして構成する。そして、大きいサイズの用紙と、小サイズの用紙のそれぞれに対しては、各々の用紙の巾に対応させたサイドガイドを準備しておき、用紙の種類に応じてサイドガイドを給紙カセットの底板に装着して位置決めを行い、スナバーを用いて給紙の作用を行うことができる。
【0024】
前記実施例に示されたサイドガイド10において、間隔保持部材15の上部板部材16や垂下板部材17の形状は、給紙カセットの側板の形状に対応させて任意に変更が可能なものである。また、スナバーをサイドガイドに取付けるための係止軸と取付用孔の形状は、スナバーの揺動を許容し、容易に外れることがないものであれば、特に形状を限定するものではない。給紙カセットの底板に設けるサイドガイドの係止保持手段でも、衝撃等が付与された時に、底板に対する固定と保持作用とを良好に行い得るものであれば、任意の形状の係止手段を用いても良く、サイドガイドの着脱を特別の工具を用いて行う必要がないものを選択して適用することが可能である。そして、前記垂下板部材が比較的巾が広くて、高さ方向の長さもあるので、給紙カセットに衝撃等が加えられた場合でも、サイドガイドの上部に対する保持作用を良好に発揮でき、用紙の位置決め作用に支障が生じることを防止できる。また、前記サイドガイドの縦板と垂下板部材17との間に形成されるスリットを、スナバーアーム21の揺動のための空間として構成し、上部板部材16によりスナバー20の上側への揺動範囲の規制を行うようにするが、前記スナバーの揺動の下限の規制は、側板の段部を用いて行うことができる。
【0025】
なお、前記本発明の実施例において、給紙カセットの底板に設ける挿入孔の大きさは、給紙カセットに収容する用紙の種類・用紙サイズに対応させて設けることが可能である。また、サイドガイドに設ける下部の係止部材は、スペーサ機能を有する部材と組み合わせて底板に固定保持させ得るものであれば、それ等の突起の形状は特定されることはない。さらに、同一の挿入孔を利用できないサイズの用紙に対しては、底板に対して別の種類の挿入孔を設ければ良いので、近似するサイズの用紙に共通に挿入孔を使用する場合に限って、前記実施例の構造を適用することが可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明の給紙カセットは、収容する用紙に対する位置規制部材を樹脂材料を用いて構成し、前記規制部材には給紙カセットの底板に係止するための2種類の係止部を一体成型しているので、サイドガイド本体と位置決め用の付属部材を1つの部材として構成でき、部品点数を少なくできる。また、前記位置規制部材のうち、用紙巾方向を規制するサイドガイドの係止部には、突部材が一体成型されていることから、ねじを用いずにカセット底板に固定が可能で、簡単に着脱の作業を行うことと、多種の用紙に対応させることができ、異なる用紙サイズに対して突部材を設ける位置を変えたサイドガイドを用いることで対応が可能である。さらに、前記位置規制部材のうち用紙巾方向を規制するサイドガイドには、用紙分離用のスナバーが上下方向に揺動可能で、動きの範囲を規制する手段が形成されているのであるから、スナバーを備えたサイドガイドを給紙カセットに装着するのみで、用紙の分離作用を良好に発揮でき、給紙カセット本体には用紙分離用の機構を設ける必要がなく、給紙カセットの構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 給紙カセットの斜視図である。
【図2】 給紙カセットの側面図である。
【図3】 給紙カセットの側板とサイドガイドの関係を示す説明図である。
【図4】 サイドガイドにスナバーを組み合わせる例の説明図である。
【図5】 大サイズの用紙に対応させたサイドガイドの位置決め状態の説明図である。
【図6】 小サイズの用紙に対応させたサイドガイドの位置決め状態の説明図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット、 2 前板、 3 側板、 4 後板、
5 ハンドル部、 6 エンドガイド、 7 底板、
8 エンドガイド支持部、 9 ボトムプレート、
10 サイドガイド、 12 横板部材、 13 第1の係止部、
14 係止爪、 15 間隔保持部材、 16 上板、
17 垂下板、 18・19 突起、 20 スナバー、
21 アーム、 22 取付け孔、 23 係止軸、 24 舌片、
25・26 挿入孔、 27 カセットカバー、
28 スライドカバー。
Claims (2)
- 任意のサイズの用紙を収容し、その収容した用紙の給紙側の両側面と、後端部とに位置規制部材を配置してなる給紙カセット装置において、
前記位置規制部材は、樹脂材料を用いて構成され、前記規制部材には給紙カセットの底板に係止するための第1の係止部と、
前記底板に対し弾性変形を伴い係止するための第2の係止部が一体成型され、
前記第1の係止部または第2の係止部には、突部材が一体成形されていることを特徴とする給紙カセット装置。 - 前記位置規制部材のうち、用紙巾方向を規制するサイドガイドには、用紙分離用のスナバーが上下揺動可能に取付けられ、前記スナバーの動きの範囲を規制する手段が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙カセット装置。
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