JP3796645B2 - 入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、FCS(制御ステーション)に接続される入出力モジュールの構成をオンラインで変更する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
FCS(制御ステーション)には入出力モジュールが接続されており、この入出力モジュールを介してフィールドとのデータのやり取りを行っている。これらの入出力モジュールは単にデータの中継だけでなく、入出力の変換操作をも行うことができる。これらの変換の定義情報は構成情報データとして与えられる。この構成情報データを入出力モジュールに与えることによって、変更対象外の制御を停止することなく構成を変更できるオンラインメンテナンス機能を有している。
【0003】
図5に、従来のオンラインメンテナンス機能を実現する装置を示す。図5において、1はマンマシンインターフェイス部であり、オペレータとのインターフェイスをつかさどる。このマンマシンインターフェイス部1にはエンジニアリング部11が内蔵されている。エンジニアリング部11はオペレータが行った入出力モジュールの構成変更を検出して、新しい構成情報のデータを作成する。2はFCS(制御ステーション)である。マンマシンインターフェイス部1とFCS2はEthernetやVnetなどの通信路で接続されている。FCS2にはダウンロード指令を行うオンラインメンテナンス部21、ダウンロード通信を管理するダウンロード管理部22、ダウンロード通信を実行するダウンロード通信部23、制御データを格納する制御データ格納領域24および入出力モジュールの情報を収集するデータ収集通信部25が含まれている。3は入出力モジュールであり、RIOバスなどによってFCS2と結ばれている。
【0004】
次に、この従来例の動作を説明する。オペレータがマンマシンインターフェイス部1で入出力モジュールの構成を変更すると、エンジニアリング部11がそれを検出して新しい構成情報データを作成し、この新しい構成情報データをオンラインメンテナンス部21に送信する。オンラインメンテナンス部21はこの新しい構成情報データを受信すると、ダウンロード管理部22に新しい構成情報データのダウンロードを指令する。ダウンロード管理部22はダウンロード通信部23を管理して、新しい構成情報データを入出力モジュール3にダウンロードする。実際のダウンロード通信はダウンロード通信部23が行う。入出力モジュール3は、このダウンロードされた新しい構成情報データに基づいて内部の構成を変更する。なお、本機能とは直接関係はないが、データ収集通信部25は入出力モジュール3からその状態を表すデータや制御データを周期的に収集して、制御データ格納領域24に格納する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法には次のような問題点があった。エンジニアリング部11が作成する新しい構成情報データには構成を変更する入出力モジュールの全ての構成情報データが含まれている。そのため、入出力モジュールはこの構成情報データに基づいて、たとえ変更箇所は一個所であっても、変更を要しない部分をも含めて全ての構成を再設定していた。構成を再設定すると再初期化しなければならず、その間入出力動作を行うことができない。この動作には数分を要することもあり、その間制御動作が停止してしまうという問題点があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、入出力モジュールの構成を変更している途中でも入出力動作を行うことができ、制御動作が中断しない入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
入出力モジュールの構成を変更する入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法において、現在の構成情報データを保存しておき、前記入出力モジュールからその状態を表すデータを収集して制御データ格納領域に格納し、構成の変更要求があったときに、前記制御データ格納領域にある入出力モジュールの状態を表すデータを参照し、入出力モジュールが正常に動作しているかを調べて、正常に動作しているときは新しい構成情報データと現在の構成情報データの差分データのみを前記入出力モジュールに出力して変更があった構成のみを変更するようにし、前記入出力モジュールが正常に動作していないときは新しい構成情報データを前記入出力モジュールに出力して、全ての構成を再構築するようにした。これにより、構成を変更する途中でも入出力動作を行うことができるようになり、かつ再初期化が不要になるので制御動作が中断することがない。また、入出力モジュールの構成情報が正しくない場合でも正常な入出力動作を再開することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、図に基づいて発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法の一実施例を実現する装置の構成図である。なお、図5と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図1において、4はFCS(制御ステーション)である。このFCS4には、エンジニアリング部11から新しい構成情報データが入力されるオンラインメンテナンス部41、このオンラインメンテナンス部41から新しい構成情報データが入力される構成情報変更管理部42、この構成情報変更管理部42によってアクセスされる構成情報保存領域43および構成情報変更管理部42から構成情報の差分データが入力される構成情報変更通信部44が含まれている。5は図5の3と同様の入出力モジュールであり、変更された構成のデータのみからなる差分データが構成情報変更通信部44から入力される。
【0009】
次に、この実施例の動作を図2のフローチャートに基づいて説明する。エンジニアリング部11は入出力モジュール5の構成が変更されると、オンラインメンテナンス部41に新しい構成情報のデータを送信して、入出力モジュール5の構成を変更することを要求する。オンラインメンテナンス部41はこの変更要求を受信すると、新しい構成情報データを構成情報変更管理部42に出力してオンラインメンテナンスを指令する。構成情報変更管理部42は構成情報保存領域43に格納されている現在の構成情報データと新しい構成情報データを比較参照して、これらの違いだけを抽出した差分データを作成する。そして、構成情報変更通信部44に出力してこの差分データを入出力モジュール5に出力することを要求すると共に、構成情報保存領域43の構成情報データを新しいものに書きかえる。構成情報変更通信部44はこの差分データを入出力モジュール5にダウンロードする。入出力モジュール5はこの差分データに基づいて変更部分のみの構成を変更する。
【0010】
図3に本発明の他の実施例を実現する装置の構成を示す。この実施例は入出力モジュールが正常に動作していると変更された構成のみを変更し、正常に動作していないと全ての構成を変更するようにしたものである。入出力モジュールが正常に動作していないときはその構成情報が正しくない可能性があるので、一部の構成を書き換えただけでは正常な入出力動作を期待できない。そのため、この場合は全ての構成を変更するようにする。なお、図1、図5と同じ要素には同じ番号を付し、説明を省略する。図3において、6はFCS(制御ステーション)である。61はオンラインメンテナンス部であり、エンジニアリング部11から新しい構成情報データが入力される。62はダウンロード管理部である。オンラインメンテナンス部61は制御データ格納領域24に格納されている入出力モジュールの状態を参照して、構成情報変更管理部42またはダウンロード管理部62のいずれかに新しい構成情報データを入力する。7は差分データまたは新しい構成情報データが入力される入出力モジュールである。
【0011】
次に、この実施例の動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。入出力モジュール7の構成が変更されると、エンジニアリング部11は新しい構成情報データを作成してオンラインメンテナンス部61に渡して変更を要求する。オンラインメンテナンス部61は制御データ格納領域24にある入出力モジュールの状態を表すデータを参照して、入出力モジュール7が正常であるかどうかを判定する。正常であると、オンラインメンテナンス部61は新しい構成情報データを構成情報変更管理部42に渡してオンラインメンテナンスを指令する。これ以降の動作は図2実施例と同じである。すなわち、入出力モジュール7は構成情報データの差分データのみを受け取り、変更があった構成のみを変更する。オンラインメンテナンス部61が、入出力モジュール7の動作が正常でないと判断すると、新しい構成情報データをダウンロード管理部62に渡して、入出力モジュール7にダウンロードするように指令する。ダウンロード管理部62は、新しい構成情報データの全てを入出力モジュール7にダウンロードするようにダウンロード通信部23に要求すると共に、構成情報保存領域43の構成情報データを新しいものに書きかえる。ダウンロード通信部23は入出力モジュール7に新しい構成情報データをダウンロードし、入出力モジュール7はこのダウンロードされた構成情報データに基づいて全ての構成を書き換えて再構築する。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、次の効果が期待できる。
請求項1の発明によれば、入出力モジュールに構成情報データの変更された部分である差分データを渡して、この部分の構成だけを順番に書きかえるようにした。そのため、従来に比べて構成の変更が短時間で出来るという効果がある。また、変更しない構成は書き換えないので、構成の変更中であっても入出力動作を継続して行うことができ、制御動作が中断してしまうことがなくなるという効果もある。
また、入出力モジュールが正常に動作しているときは変更された構成のみを変更し、正常に動作していないときには全ての構成を変更するようにした。そのため、入出力モジュールの構成情報が正しくない場合でも正常な動作を再開することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の他の実施例を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来の入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法を実現するための構成図である。
【符号の説明】
11 エンジニアリング部
23 ダウンロード通信部
24 制御データ格納領域
41 オンラインメンテナンス部
42 構成情報変更管理部
43 構成情報保存領域
44 構成情報変更通信部
5 入出力モジュール
61 オンラインメンテナンス部
62 ダウンロード管理部
7 入出力モジュール

Claims (1)

  1. 入出力モジュールの構成を変更する入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法において、現在の構成情報データを保存しておき、前記入出力モジュールからその状態を表すデータを収集して制御データ格納領域に格納し、構成の変更要求があったときに、前記制御データ格納領域にある入出力モジュールの状態を表すデータを参照し、入出力モジュールが正常に動作しているかを調べて、正常に動作しているときは新しい構成情報データと現在の構成情報データの差分データのみを前記入出力モジュールに出力して変更があった構成のみを変更するようにし、前記入出力モジュールが正常に動作していないときは新しい構成情報データを前記入出力モジュールに出力して、全ての構成を再構築するようにしたことを特徴とする入出力モジュールのオンラインメンテナンス方法。
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