JPH05225027A - 分散システムのデータ管理方法及び装置 - Google Patents

分散システムのデータ管理方法及び装置

Info

Publication number
JPH05225027A
JPH05225027A JP4028025A JP2802592A JPH05225027A JP H05225027 A JPH05225027 A JP H05225027A JP 4028025 A JP4028025 A JP 4028025A JP 2802592 A JP2802592 A JP 2802592A JP H05225027 A JPH05225027 A JP H05225027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
contents
computer system
common data
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4028025A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nomoto
正明 野本
Mario Uesugi
万里夫 上杉
Keishin Suda
京真 須田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4028025A priority Critical patent/JPH05225027A/ja
Publication of JPH05225027A publication Critical patent/JPH05225027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散システムのデータベース間の共通データ
の整合性をリアルタイムに維持し、かつシステム構成に
合わせて分散管理する。 【構成】 通信手段2を介して情報を送受可能に分散し
て設けられた複数の計算機システム1(A,B,C)に
それぞれデータベース3(A,B,C)を設け、該デー
タベースに他のデータベースと重複する共通データ項目
が含まれてなる分散システムのデータ管理方法におい
て、重複する共通データ項目に当該データの内容を変更
できる権限を有する唯一の計算機システムの識別情報を
含める。共通データの内容変更要求に対し、その権限を
有する計算機システムが当該データの内容を変更し(1
3)、変更後の共通データの内容を当該共通データを保
有する他の計算機システムに伝送して変更後の内容に書
替えさせる(14)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機システム
と各計算機システムに設けられたデータベースとを含ん
でなる分散システムのデータ管理方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の計算機システムを分散して設けた
分散システムにおいては、データベースを1ヶ所で集中
して管理する方法もあるが、応答性に劣ることから各計
算機システムに接続するデータベースにそれぞれ共通デ
ータを保有させるのが一般的である。このような、分散
された各計算機システムにそれぞれデータベースを分散
して設けた分散システムにおいては、各データベースに
保有されたデータに他のデータベースと重複する同一の
データ(以下、共通データという)が含まれる。このよ
うな共通データは、分散システム内で常に一致させる必
要がある。そのため、従来の技術では、各計算機システ
ムでデータベースの更新履歴を磁気テープ等の記憶媒体
に格納し、一定期間内に収集された更新情報の各計算機
システム間の差を定期的に比較し、これに基づいて各計
算機システムのデータベースに反映する方法が採られて
いた。
【0003】また、特開昭63−278155号公報等
に記載された従来技術によれば、夜間などに定期的に、
自己の計算機システムのデータベースの更新ログ情報を
他の計算機システムに転送し、他の計算機システムから
受けとった更新ログ情報による更新差分と自己の計算機
システムの更新差分を算出し比較し、他の計算機システ
ムの更新項目が自計算機システムで更新されていない場
合は、自己の計算機システムのデータベースに更新内容
を反映し、また自己の計算機システムで更新されていれ
ば、予め定められた計算機システムのレベルにより反映
するか否かを決定し処理をしていた。
【0004】ところが、これによれば、データベース更
新履歴を収集中の一定期間内は分散システムのデータベ
ース間にデータの不整合が発生し、また複数のデータベ
ースに存在する共通データを各計算機システムが独自に
更新等の変更が可能であるから、複数の計算機システム
が共通データを勝手に更新する恐れがあり、データベー
ス相互間で共通データの不一致が生じるという問題点が
あった。
【0005】このような問題を解決するものとして、特
開平2−294765号公報によれば、1つの計算機シ
ステムをホストとし、このホストによって共通データの
更新情報を作成して、各分散システムに配信することに
より、各計算機システムのデータベース間の共通データ
の不一致を防止することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、後者の特開平
2−294765号公報に記載された従来技術によれ
ば、ホストが故障などによりダウンすると、分散システ
ム全体が機能しなくなるという問題がある。また、共通
データの中には、必ずしも全ての分散システムにて共通
に保有する必要がないものもあり、その場合はどのシス
テムをホストにすべきか必ずしも簡単には決められな
い。
【0007】本発明の目的は、分散システムのデータベ
ース間の共通データの整合性をリアルタイムに維持し、
かつその整合性を分散して管理できる分散システムのデ
ータ管理方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ管理方法は、一部のデータベース間
で相互に重複する同一のデータ(共通データ)に対し
て、それぞれデータ毎に、当該データの内容を変更でき
る権限を一つの計算機システムに与え、前記共通データ
の内容変更の要求があったとき、前記権限を有する計算
機システムのみが当該データの内容を要求に合わせて変
更し、変更後のデータ内容を前記通信ネットワークを通
じて当該データを保有する他の計算機システムに伝送
し、当該他の計算機システムが自己のデータベースの対
応するデータを前記変更後のデータ内容に書替えるよう
にしたことにある。
【0009】すなわち、権限のない計算機システムはそ
のデータに対しては、参照だけが許される。データの内
容変更には、データの更新、削除等が含まれる。
【0010】また、各計算機システムは、データの内容
変更の要求が入力されたとき、自己が当該データの内容
を変更できる権限の有無を自己のデータベースを参照し
て確認し、権限が無い場合は当該要求にかかるデータの
内容変更を行わなず、その旨の警告を出力することが好
ましい。
【0011】また、各計算機システムは、データをデー
タ表示装置に出力表示する際、自己がデータの内容を変
更できる前記権限を有するか否かを表示装置上で判別可
能に表示することが好ましい。
【0012】
【作用】このように構成することにより、本発明のデー
タ管理方法によれば、各分散システムのデータベース内
の共通データ毎に、それぞれ一つの計算機システムのみ
にデータの内容変更が許される。この計算機システムの
データ内容変更に基づき、他の全ての計算機システムは
データベースの当該データの内容を変更する。これによ
り、分散システムのデータベース間の共通データの整合
性をリアルタイムに維持できる。
【0013】また、変更の権限が与えられる計算機シス
テムは、データ毎に設定されるから、データ入力の責任
元や共通データを保有するデータベースの分散の範囲等
のシステム条件にあわせて、データ毎に複数の計算機シ
ステムに分散させることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5を用いて
説明する。図1は、本発明を電力系統の監視制御に適用
された分散システムの構成を示す。大規模な電力系統の
運用、管理を管轄する制御所は、オペレータの管理能力
の限界等の問題から、一般に多数の制御所に分散して監
視制御等を行っている。一方、電力系統の運転制御に係
わる情報は、リアルタイム性と高信頼性が特に強く求め
られるため、開閉器動作情報などのプロセス情報の収
集、伝送装置に多大なコストを要する。そこで、プロセ
ス情報の入出力はできるだけ主たる所轄の制御所の計算
機システムのみに統一し、関連する他の計算機システム
はその管轄の計算機システムと結合して、必要な情報を
授受できるようにすることが最良とされている。
【0015】そこで、図1に示すように、複数Nの制御
所A,…,Nにそれぞれ制御用の計算機システム1
(A、…、N)を分散して設置し、これらの計算機シス
テム1(A,…,N)を通信ネットワーク2を介して相
互に接続し、各計算機システムにそれぞれデータベース
3(A,…,N)を接続して、分散システムを構成して
いる。
【0016】図2に、前記複数の制御所A,B,C…の
電力系統に設定された管轄範囲の境界が存在する部分を
示す。図に示す通り、変電所A、B、Cはそれぞれ制御
所A,B,Cの管轄となっている。また、図示で各制御
所の管轄範囲の相手端に存在する機器として、しゃ断器
(CB701、CB704、CB707)、断路器(L
S702、LS703、LS705、LS706、LS
708、LS709)及び送電線(AB線、ABC線)
が示してある。各計算機システム1(A、…、N)は、
各々が対象とする変電所の設備の監視、制御を行う際、
図2の管轄範囲に含まれる他の変電所のデータも必要で
ある。そこで、管轄範囲のデータが各々のデータベース
に格納されているので、各データベース間で重複して存
在する共通データが存在する。
【0017】例えば、複数の制御所の管轄範囲の境界に
当る送電線(例えば、図2のAB線)の設備限度値は、
制御所A,Bの共通データである。このような共通デー
タの変更は、リアルタイムで両方の制御所で実行されな
ければ、電力系統の保護ができない場合が生ずる。例え
ば、従来のように、設備計画元である制御所Aで設備変
更を計画し、これに伴って変わる設備限度値および実施
する日等を記載した書類を関係する制御所Bに送付し、
これにあわせて制御所A、Bにおいて設備を変更する当
日に、それぞれ制御用の計算機システムA、Bのデータ
ベース中の“AB線設備限度”のデータ内容を変更する
ようにすると、設備変更の工事日程の変更等の急に変更
が生じた場合、電話等で調整し合う必要があるが、この
調整がうまく行かないと、計算機システムAとBで“A
B線設備限度”の値が必ずしも一致しない不都合が生ず
ることになる。この結果、送電線の潮流が設備限度を超
えた場合、制御所A,Bが協調して潮流値を設備限度以
内に押さえるように制御する必要があるにもかかわら
ず、片側の制御所のみがその緊急事態を認識し、他方の
制御所はそれを認識しないという状況が発生する。これ
は、電力系統の信頼性を低下させ、ひいては停電を発生
せしめるという危険性が増大するという問題につなが
る。
【0018】本実施例では、“AB線設備限度”のデー
タを含め共通データの内容変更をリアルタイムで自動的
に行うようにし、しかもその内容変更を唯一の制御所に
のみ許容するようにしたことを特徴とする。そのため
に、共通データのデータ項目にどの計算機システムがそ
のデータの”内容変更の権限(オーソリティ)”を有す
るかの識別情報を含めるようにした。以下、特徴点を中
心に説明する。
【0019】図3は、各データベース3内のデータ構造
の一例を示すものである。図示のように、複数のデータ
ベースに重複して存在する共通データのデータ項目に、
通常のデータ内容(例えば、系統状態値等)の他に、当
該共通データの内容変更の権限(オーソリティ)を有す
る計算機システムの識別情報を格納させるようにしたの
である。図示例では、自己の計算機システムがオーソリ
ティを有するか否かの「有、無」を表す情報を格納する
ようにしている。
【0020】例えば、計算機システムAは、自己が制御
対象としている設備は図2に示した管轄範囲内の設備C
B701、LS702、LS703であるので、これら
に関する共通データについてはオーソリティが「有」で
あることを、また管轄範囲外の設備であるCB704、
LS705、LS706、CB707、LS708、L
S709についてはオーソリティが「無」であることを
認識できる。また、送電線ABC線については運用限度
について変電所Cを対象とする計算機システム1Cにオ
ーソリティが与えられている。
【0021】ここで、送電線に関するデータ項目とオー
ソリティの設定の仕方について説明する。送電線のデー
タ項目としては、一般に、その送電線に流れる”有効電
力”と、その送電線に流せる最大有効電力を運用時の容
量と設備容量とに区別して設定された”運用限度”と”
設備限度”等が含まれる。各計算機システムは管轄範囲
境界の送電線の有効電力が、”運用限度”又は”設備限
度”に収まっているかを常時監視し、限度を超えた場合
は限度内に収まるように電力系統の制御を行う。このよ
うな監視制御は、境界の制御所A,B,Cがそれぞれ相
互に協調しながら実施する。したがって、その送電線に
かかる上記3つのデータは、データベース3A,B,C
に共通データとして保有させている。一方、これらの限
度値については送電線の材質、太さ、長さ、温度等のパ
ラメータに関係し、送電線の設備変更などの計画は、通
常、前記境界にかかる1つの制御所が計画元として定め
られる。したがって、上記の限度値にかかる共通データ
の変更は、設備計画元である制御所が一括して管理すべ
きである。そこで、送電線AB線の設備計画元が制御所
A、送電線ABC線の設備計画元が制御所Cに定められ
た場合、図3に示すように”有効電力”と”運用限度”
と”設備限度”の内容変更のオーソリティは、各設備計
画元に与えらる。
【0022】次に、データ内容変更の権限、すなわちオ
ーソリティを持った計算機システム1が、該当する共通
データの内容変更する際の動作を説明する。図1に示す
ように、各計算機システム1はデータベースの管理シス
テムとして機能する部分を有する。CRT表示装置11
は、運転員が各種の指示、要求等の操作情報を入力する
とともに、各種の情報を出力表示する。応用処理部12
は、CRT入力表示装置11から入力される要求に応じ
て、データベース3内のデータをCRT画面に表示する
ための編集又はデータベース操作部13に対してデータ
操作を要求する。データベース操作部13は、データベ
ースに対する操作(データの更新、削除、参照)を行
う。データベース等化部14は、自己がオーソリティを
有する共通データの内容変更(更新、削除)を実施した
とき、他の計算機システムのデータベースのその共通デ
ータの等化を要求する。
【0023】ここで、共通データの内容変更の要求が入
力された場合の、データベース操作部13の処理につい
て、図4に示したフローチャートを用いて説明する。例
えば、計算機システム1AのCRT表示装置11から、
運転員が送電線ABC線の設備限度値を変更する操作入
力があると、データベース3Aに対するデータベース操
作要求が応用処理部12を介してデータベース操作部1
3に発行される。データベース操作部13は、その要求
を受付け(ステップ21)、その要求もとが自己の計算
機システムか否かを判断する(ステップ22)。自己の
場合は、操作要求の内容が「参照」か否かを判断し(ス
テップ23)、参照の場合はステップ24に進んでデー
タベースの参照を実行する。参照でない場合は、操作要
求が「更新」か否かを判断する(ステップ25)。更新
要求の場合は、当該要求にかかるデータのオーソリティ
を有するか否かを、データベース3Aの当該データのオ
ーソリティの項目を参照して判断する(ステップ2
6)。オーソリティが「有」の場合は、当該データを要
求に合わせて更新する(ステップ27)。更新した場合
は、ステップ28にて、他のシステムのデータベースに
対し当該データの等化を要求する。
【0024】一方、ステップ22の判断で、操作要求が
他の計算機システムからのものであるときは、後述する
データの等化要求であるから、ステップ29でその要求
にかかるデータが自己のデータベース3に有るか否かを
判断する。有る場合はステップ30にてデータベース3
を更新する。要求にかかるデータが無い場合は、ステッ
プ31で警告などのエラー処理を行う。例えば、CRT
画面にエラーメッセージを表示する。
【0025】また、ステップ25の判断で更新でないと
きと、ステップ26の判断で自己にそのデータの内容を
変更するオーソリティが無いときは、それぞれステップ
31に進んでエラー処理を行う。
【0026】図4のステップ28でデータの等化要求が
出されると、データベース等化部14が起動し、図5の
処理が実行される。まず、等化要求を受付け(ステップ
41)、その要求が自己の計算機システムからのものか
否かを判断する(ステップ42)。自己の場合は、その
更新したデータの内容を他の計算機システムに転送する
(ステップ43)。自己でない場合は、データベース操
作部13にデータの操作要求を出す(ステップ44)。
これにより、図4のステップ21,22,29,30の
処理により、データベースの共通データが等化される。
【0027】このように、本実施例によれば、複数の系
統が相互に複雑に関連して形成された大規模な電力系統
の運用制御を、複数の制御所に分担して管理制御するに
あたり、複数の制御所に分散して設けられた複数の計算
機システムのデータベースに格納された共通データの一
致性を、常にリアルタイムで確保することができる。ま
た、共通データの内容を変更する権限を、設備計画元等
の唯一の計算機システムに持たせたことから、電力系統
のシステム構成に対応させた使い勝手に優れるデータ管
理方法を実現できる。その結果、電力系統の信頼性を高
め、電力の品質を高めることができるという効果があ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一部のデータベース間で相互に重複する同一のデータ
(共通データ)に対して、それぞれデータ毎に、当該デ
ータの内容を変更できる権限を一つの計算機システムに
与え、前記共通データの内容変更の要求があったとき、
前記権限を有する計算機システムのみが当該データの内
容を要求に合わせて変更し、変更後のデータ内容を前記
通信ネットワークを通じて当該データを保有する他の計
算機システムに伝送し、当該他の計算機システムが自己
のデータベースの対応するデータを前記変更後のデータ
内容に書替えるようにしたことから、分散システムのデ
ータベース間の共通データの整合性をリアルタイムに維
持し、かつデータ管理権限を、データ入力の責任元や共
通データを保有するデータベースの分散の範囲等のシス
テム条件にあわせて、設定できることからシステム構成
に対応させた使い勝手に優れるデータ管理方法を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分散システムの全体構成図
である。
【図2】図1実施例システムの制御対象とする一例の電
力系統図である。
【図3】データベースの構成例を示す図である。
【図4】図1実施例のデータベース操作部の処理内容を
示すフローチャートである。
【図5】図1実施例のデータベース等化の処理内容を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 計算機システム 2 通信ネットワーク 3 データベース 11 CRT表示装置 12 応用処理部 13 データベース操作部 14 データベース等化部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機システムと、該各計算機シ
    ステムにそれぞれ設けられたデータベースと、前記複数
    の計算機システム間で前記データベース内のデータを含
    む情報を送受信する通信ネットワークとを含んでなり、
    前記各データベースに保有されたデータに他のデータベ
    ースと重複する共通データが含まれてなる分散システム
    のデータ管理方法において、前記共通データに対してそ
    れぞれデータ毎に、当該データの内容を変更できる権限
    を一つの計算機システムに与え、前記共通データの内容
    変更の要求があったとき、前記権限を有する計算機シス
    テムのみが当該データの内容を要求に合わせて変更し、
    変更後の共通データの内容を前記通信ネットワークを通
    じて当該共通データを保有する他の計算機システムに伝
    送し、当該他の計算機システムが自己のデータベースの
    対応する共通データを前記変更後の内容に書替えること
    を特徴とする分散システムのデータ管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各計算機システ
    ムは、共通データの内容変更の要求が入力されたとき、
    自己が当該共通データの内容を変更できる権限の有無を
    自己のデータベースを参照して確認し、権限が無い場合
    は当該要求にかかる共通データの内容変更を行わなず、
    その旨の警告を出力することを特徴とする分散システム
    のデータ管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記計算機システム
    は、データをデータ表示装置に出力表示する際、自己が
    データの内容を変更できる前記権限を有するか否かを表
    示装置上で判別可能に表示することを特徴とする分散シ
    ステムのデータ管理方法。
  4. 【請求項4】 通信手段を介して情報を送受可能に分散
    して設けられた複数の計算機システムにそれぞれデータ
    ベースを設け、該データベースに他のデータベースと重
    複する共通データ項目が含まれてなる分散システムのデ
    ータ管理方法において、前記重複する共通データ項目に
    当該データの内容を変更できる権限を有する唯一の計算
    機システムの識別情報を含めることを特徴とする分散シ
    ステムのデータ管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記識別情報は、自
    己の計算機システムが前記権限を有するか否かの情報で
    あることを特徴とする分散システムのデータ管理方法。
  6. 【請求項6】 複数の計算機システムと、該各計算機シ
    ステムにそれぞれ設けられたデータベースと、前記複数
    の計算機システム間で前記データベース内のデータを含
    む情報を送受信する通信ネットワークとを含み、前記各
    データベースに保有されたデータに他のデータベースと
    重複する共通データが含まれてなる分散システムのデー
    タ管理装置において、前記共通データに対してそれぞれ
    データ毎に、当該データの内容を変更できる権限を一つ
    の計算機システムに与える識別情報を付与し、前記各計
    算機システムは、前記共通データの内容変更の要求があ
    ったとき、前記データベースを参照して前記識別情報に
    より自己が当該データの変更権限を有するか否かを判断
    し、この判断が否定のときは要求にかかる変更をせず、
    前記判断が肯定のときは当該共通データを要求に合わせ
    て変更し、変更後の共通データの内容を前記通信ネット
    ワークを通じて当該共通データを保有する他の計算機シ
    ステムに伝送し、該伝送を受けた計算機システムは自己
    のデータベースの当該共通データの内容を前記変更後の
    内容に書替えることを特徴とする分散システムのデータ
    管理装置。
JP4028025A 1992-02-14 1992-02-14 分散システムのデータ管理方法及び装置 Pending JPH05225027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028025A JPH05225027A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 分散システムのデータ管理方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4028025A JPH05225027A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 分散システムのデータ管理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05225027A true JPH05225027A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12237212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4028025A Pending JPH05225027A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 分散システムのデータ管理方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05225027A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230254A (ja) * 2000-11-29 2002-08-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 現地発生費用管理方法
JP2003050842A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Toshiba Corp 電力系統の保護・制御装置および保護・制御システム
JP2008171157A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 分散型監視制御システムおよび監視制御システムのデータ更新方法
JP2010079617A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nec Corp 情報処理装置
WO2013031286A1 (ja) * 2011-09-02 2013-03-07 株式会社日立製作所 データ共有装置およびデータ共有方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230254A (ja) * 2000-11-29 2002-08-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 現地発生費用管理方法
JP2003050842A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Toshiba Corp 電力系統の保護・制御装置および保護・制御システム
JP2008171157A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The 分散型監視制御システムおよび監視制御システムのデータ更新方法
JP4623743B2 (ja) * 2007-01-10 2011-02-02 中国電力株式会社 分散型監視制御システムおよび監視制御システムのデータ更新方法
JP2010079617A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Nec Corp 情報処理装置
WO2013031286A1 (ja) * 2011-09-02 2013-03-07 株式会社日立製作所 データ共有装置およびデータ共有方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100491541B1 (ko) 네트웍 환경에서의 컨텐츠 동기화 시스템 및 동기화 방법
EP0936532A2 (en) Remote control method for power save function
EP0875826B1 (en) Monitoring and control system and information recording medium used in the same
JPH05225027A (ja) 分散システムのデータ管理方法及び装置
US20020016668A1 (en) Transit information display configuration system and method
JP5213374B2 (ja) Ip式遠隔監視制御装置および監視制御システム
JP2943695B2 (ja) 共有ファイル管理装置
JP3513027B2 (ja) 監視システム及びその監視方法
JPH09305466A (ja) 配電系統監視制御装置
JPH0865759A (ja) ビル管理装置
JPH03179543A (ja) データ等価方法および計算機システム
JP2000163121A (ja) 遠隔プラント監視装置及び記録媒体
JP2937517B2 (ja) 電力系統監視システム
JP2546165B2 (ja) オンラインシステムおよびその回線選択方法
JP4070389B2 (ja) 電力系統監視制御装置
JP3274594B2 (ja) データベース整合方法
JPH04138541A (ja) プログラムの自動集配信方式
JP3713822B2 (ja) 制御権の切換方式
JPH07219811A (ja) 複数計算機システム集中管理方法
JP2938206B2 (ja) 電力系統監視システム
JP2531286B2 (ja) 遠隔制御監視方式
CN117734796A (zh) 基于数字孪生的智能运维系统及其运行方法
JP2004023845A (ja) 分散型電力系統監視制御システムおよび分散型電力系統監視制御システムのデータ更新方法
JPH06231066A (ja) データ通信システム
JP2988389B2 (ja) ネットワーク監視システムの監視画面制限方式