JPH1169666A - 電力系統監視制御装置とそれらのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電力系統監視制御装置とそれらのプログラムを記録した記録媒体

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JPH1169666A
JPH1169666A JP9243416A JP24341697A JPH1169666A JP H1169666 A JPH1169666 A JP H1169666A JP 9243416 A JP9243416 A JP 9243416A JP 24341697 A JP24341697 A JP 24341697A JP H1169666 A JPH1169666 A JP H1169666A
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power system
control device
function
remote monitoring
software module
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JP9243416A
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Yoshiyuki Yamagata
義幸 山形
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ネットワークエージェントを用いて系統操作
を行なう。 【解決手段】 クライアント計算機2の系統操作指示を
受けたソフトウェアモジュール10が、サーバ計算機4に
ネットワークを介し自らを転送する。ソフトウェアモジ
ュールはサーバ計算機で操作対象電力系統機器を判断し
て系統操作の実施順序を決定し、操作対象の電力系統機
器の遠方監視制御装置6を検索し遠方監視制御装置に自
らを転送し、該遠方監視制御装置で電力系統機器の制御
の指示を出す。制御指示は遠方監視制御装置内部で制御
用の信号に置換され、制御出力として電力系統機器に伝
達される。状態変化は表示入力としてソフトウェアモジ
ュールが転送された遠方監視制御装置に伝達され、ソフ
トウェアモジュールに渡される。表示入力を受け取った
ソフトウェアモジュールは、表示入力をソフトウェアモ
ジュール内の系統操作実施実績の記録部分に保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散計算機システ
ムを利用した電力系統の監視制御を行なう電力系統監視
制御装置とそれらのプログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】図22によって従来方式を説明する。電力
系統監視制御装置を用いて電力系統機器の操作を行なう
場合、オペレータがヒューマンインターフェイス1等の
入出力装置から一つ一つの電力系統機器についての操作
をクライアント計算機2を介して指示するか、サーバ計
算機4が予め操作の手順を記憶しその操作手順に従って
遠方監視制御装置6に指令を出していた。
【0003】サーバ計算機4からの電力系統機器の操作
指令を受け取った遠方監視制御装置6は、操作指示に従
って電力系統機器を制御し、制御した結果を通常の機器
の状態変化(例として遮断器の投入・開放等)としてサ
ーバ計算機4に通知する。通知を受け取ったサーバ計算
機4は電力系統機器の状態変化を察知してこれを制御結
果として捉え、定周期にLAN3を通じてクライアント
計算機2に通知していた。なお、5は前処理装置であ
る。
【0004】この種の方式は一つの指令の送信に対して
その都度結果を返送するということを行なうものである
ため、複数の指令がある場合には、サーバ計算機4と遠
方監視制御装置との間の通信回線を何度も指令と結果と
が往復していた。又、系統操作実績を記録する場合は、
サーバ計算機4内部の専用プログラムが系統操作実績の
記録部分に電力系統機器の状態変化を記録していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術では
電力系統機器を操作する場合、サーバ計算機4に記録さ
れた系統操作手順に従ってサーバ計算機4が一つ一つの
電力系統機器を制御していた。このことは、サーバ計算
機4が操作対象の電力系統機器の状態を監視し制御終了
した後、次の操作対象の電力系統機器を制御するという
動作方式であるため、サーバ計算機4の負荷が上昇する
結果となっていた。
【0006】又、電力系統機器の制御結果の状態変化を
捉えてサーバ計算機4で処理し、その結果を秒単位のオ
ーダーでクライアント計算機2に送るため、サーバ計算
機4の負荷の上昇及びクライアント計算機2とサーバ計
算機4を結ぶLANの負荷の上昇も招いていた。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、遠方監視制御装置6とサーバ計算機4と
で何度も行なわれていた指令・結果の送受信及びサーバ
計算機での状態変化の検出と記録の処理による負荷を低
減させることの可能な電力系統監視制御装置とそれらの
プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る電力系統監視制御装置は、入出力装置からの操作指
令に基づいて各種の機能を備えたソフトウェアモジュー
ルをクライアント計算機からサーバ計算機,遠方監視制
御装置に順次移動させ、当該遠方監視制御装置による電
力系統機器の操作実績をクライアント計算機に通知し、
前記入出力装置で電力系統機器の操作実績を表示,警報
あるいはこれらの組み合わせの形式で出力するようにし
た電力系統監視制御装置において、前記ソフトウェアモ
ジュールは各計算機,遠方監視制御装置上で以下のか
らの機能を備えた。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
計算機に転送する機能、遠方監視制御装置から転送され
てきた操作実績を入出力装置に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
されてきた1個又は複数個の電力系統機器に関するデー
タを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する機
能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個の
遠方監視制御装置を判定する機能及び前記操作手順及び
ソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装置に
転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
の遠方監視制御装置から転送されてきた電力系統機器の
操作手順に従って電力系統機器の操作指示を出力する機
能、その操作実績及びソフトウェアモジュール自身を次
操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置があるか
否かにより当該別の遠方監視制御装置を経由するか若し
くは直接クライアント計算機側に転送する機能。
【0009】本発明の[請求項1]に係る電力系統監視
制御装置は、クライアント計算機の入力装置からの系統
操作指示を受けたソフトウェアモジュールが、サーバ計
算機にネットワークを通じて自らを転送する。ソフトウ
ェアモジュールはサーバ計算機上で操作の対象となるべ
き電力系統機器を判断して系統操作の実施順序を決定
し、操作対象となる電力系統機器が所属している遠方監
視制御装置を全て検索する。次いで系統操作の実施順序
に従い検索した遠方監視制御装置に自らを転送し、転送
した遠方監視制御装置上で系統操作の実施順序に従い電
力系統機器を制御するように指示を出す。ここでの制御
の指示は遠方監視制御装置内部で制御用の信号に置き換
えられ、制御出力として電力系統機器まで伝達される。
電力系統機器の状態変化は表示入力としてソフトウェア
モジュールが転送された遠方監視制御装置まで伝達さ
れ、そこでソフトウェアモジュールに渡される。ここで
表示入力を受け取ったソフトウェアモジュールは、表示
入力を制御結果としてソフトウェアモジュール内の系統
操作実施実績を記録する部分に保存し、系統操作の実施
手順を一通り終えると、次の操作対象の遠方監視制御装
置に自らを転送して同様の処理を行なう。一連の操作手
順を全て終了すると、ソフトウェアモジュールはクライ
アント計算機に自らを転送し、表示装置に系統操作の実
施実績を表示するように要求する。
【0010】本発明の[請求項2]に係る電力系統監視
制御装置は、入出力装置からの操作指令に基づいて各種
の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライアント
計算置に順次移動させ、当該遠方監視制御装置による電
力系統機器の操作実績をクライアント計算機に通知し、
前記入出力装置で電力系統機器の操作実績を表示,警報
あるいはこれらの組み合わせの形式で出力するようにし
た電力系統監視制御装置において、前記ソフトウェアモ
ジュールは各計算機,遠方監視制御装置上で以下のか
らの機能を備えた。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器の
データを記憶する機能、この1個又は複数個の電力系統
機器に関するデータ及びソフトウェアモジュール自身を
サーバ計算機に転送する機能、遠方監視制御装置から転
送されてきた操作実績を入出力装置に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
されてきた電力系統機器に関するデータを用いて当該電
力系統機器の操作手順を作成する機能、この作成された
電力系統機器の操作手順を記憶する機能、当該電力系統
機器の所属する1個又は複数個の遠方監視制御装置を判
定する機能、前記の操作手順及びソフトウェアモジュー
ル自身を遠方監視制御装置に転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
の遠方監視制御装置から転送されてきた操作手順に従っ
て電力系統機器に操作指示を出力する機能、その操作実
績を記憶する機能、操作実績及びソフトウェアモジュー
ル自身を次操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装
置があるか否かにより当該別の遠方監視制御装置を経由
するか若しくは直接クライアント計算機側に転送する機
能。
【0011】本発明の[請求項3]に係る電力系統監視
制御装置は、[請求項2]において、前記サーバ計算機
は電力系統機器に関する情報を予め記憶している系統機
器情報ファイル及び電力系統機器を操作するための情報
を予め記憶している操作手順情報ファイルを備え、前記
ソフトウェアモジュールがこれらのファイルの情報を用
いて操作手順を作成するようにした。
【0012】本発明の[請求項4]に係る電力系統監視
制御装置は、入出力装置からの操作指令に基づいて各種
の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライアント
計算機からサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移動
させ、当該遠方監視制御装置による電力系統機器の操作
実績をクライアント計算機に通知し、前記入出力装置で
電力系統機器の操作実績を表示,警報あるいはこれらの
組み合わせの形式で出力するようにした電力系統監視制
御装置において、前記ソフトウェアモジュールは各計算
機,遠方監視制御装置上で以下のからの機能を備え
た。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
計算機に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
されてきた前記1個又は複数個の電力系統機器に関する
データを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する
機能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個
の遠方監視制御装置を判定する機能及び前記の操作手順
及びソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装
置に転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
の遠方監視制御装置から転送されてきた操作手順に従っ
て電力系統機器に操作指示を出力する機能、その操作実
績をクライアント計算機に通知するメール配信機能、次
操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置がない場
合ソフトウェアモジュール自身を終了させる機能。
【0013】本発明の[請求項5]に係る電力系統監視
制御装置は、[請求項1]ないし[請求項4]におい
て、前記ソフトウェアモジュールはクライアント計算機
からサーバ計算機に転送される入力装置要求に電力系統
設備の停電作業要求があると、サーバ計算機に予め設け
てある系統操作情報ファイル及び作業指令系統操作情報
ファイルを参照して作業対象電力系統機器を検索し、こ
れに基づいて操作手順を作成する機能を付加するように
した。
【0014】本発明の[請求項6]に係る電力系統監視
制御装置は、[請求項1]ないし[請求項5]におい
て、前記ソフトウェアモジュールはクライアント計算機
上で入力装置から入力された電力系統機器操作手順を受
け取る機能と、この受け取った電力系統機器操作手順を
記憶する機能とを付加し、サーバ計算機上で前記電力系
統機器操作手順を前記操作手順情報ファイルに書き込む
機能とを備えた。
【0015】本発明の[請求項7]に係る電力系統監視
制御装置は、[請求項1]ないし[請求項6]におい
て、クライアント計算機にはサーバ計算機が作成し配信
してきた操作手順を受信し入出力装置に出力する手段
と、この入出力装置から入力された系統操作開始・中止
指示を受け付ける受付手段と、この系統操作開始・中止
指示をサーバ計算機に配信する手段とを付加し、前記ソ
フトウェアモジュールはサーバ計算機上で作成した電力
系統機器の操作手順をクライアント計算機に通知する機
能,クライアント計算機からの系統操作開始・中止指示
を受け付ける系統操作指示通知受付機能及びこの指示通
知により系統操作を開始若しくは中止する機能を付加す
るようにした。
【0016】本発明の[請求項8]に係る電力系統監視
制御装置は、[請求項1]ないし[請求項7]におい
て、前記ソフトウェアモジュールに対し遠方監視制御装
置での系統操作を全て完了した後の操作実績記録部分に
記録されている内容をサーバ計算機上で系統操作実績フ
ァイルに追記する機能を付加するようにした。
【0017】本発明の[請求項9]に係る記録媒体は、
入出力装置からの操作指令に基づいて各種の機能を備え
たソフトウェアモジュールをクライアント計算機からサ
ーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移動させ、当該遠
方監視制御装置による電力系統機器の操作実績をクライ
アント計算機に通知し、前記入出力装置で電力系統機器
の操作実績を表示,警報あるいはこれらの組み合わせの
形式で出力するようにした電力系統監視制御装置の一連
のプログラムを記録した記録媒体であって、前記ソフト
ウェアモジュールは各計算機,遠方監視制御装置上で以
下のからの機能を備えた。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
計算機に転送する機能、遠方監視制御装置から転送され
てきた操作実績を入出力装置に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
されてきた1個又は複数個の電力系統機器に関するデー
タを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する機
能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個の
遠方監視制御装置を判定する機能及び前記操作手順及び
ソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装置に
転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
の遠方監視制御装置から転送されてきた電力系統機器の
操作手順に従って電力系統機器の操作指示を出力する機
能、その操作実績及びソフトウェアモジュール自身を次
操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置があるか
否かにより当該別の遠方監視制御装置を経由するか若し
くは直接クライアント計算機側に転送する機能。
【0018】本発明の[請求項10]に係る記録媒体
は、入出力装置からの操作指令に基づいて各種の機能を
備えたソフトウェアモジュールをクライアント計算機か
らサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移動させ、当
該遠方監視制御装置による電力系統機器の操作実績をク
ライアント計算機に通知し、前記入出力装置で電力系統
機器の操作実績を表示,警報あるいはこれらの組み合わ
せの形式で出力するようにした電力系統監視制御装置の
一連のプログラムを記録した記録媒体であって、前記ソ
フトウェアモジュールは各計算機,遠方監視制御装置上
で以下のからの機能を備えた。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
計算機に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
されてきた前記1個又は複数個の電力系統機器に関する
データを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する
機能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個
の遠方監視制御装置を判定する機能及び前記の操作手順
及びソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装
置に転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
の遠方監視制御装置から転送されてきた操作手順に従っ
て電力系統機器に操作指示を出力する機能、その操作実
績をクライアント計算機に通知するメール配信機能、次
操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置がない場
合ソフトウェアモジュール自身を終了させる機能。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の[請求項1]に係
る電力系統監視制御装置の実施の形態を示す構成図であ
る。図1においてクライアント計算機2は入力装置及び
表示装置を有するマンマシンインターフェイス(入出力
装置と称す)1を接続し、電力系統の機器状態の表示や
オペレータからの操作指示の受け付け等を行なう。クラ
イアント計算機2はLAN3を介してサーバ計算機4と
接続している。
【0020】サーバ計算機4は電力系統機器の操作手順
の格納といった動作が可能であるが、これらの詳細な作
用は後に説明する。サーバ計算機4と複数の遠方監視制
御装置61 〜6n はネットワーク8で接続している。遠
方監視制御装置61 〜6n は電力系統機器71 〜7n
直接制御し操作結果を監視することが可能である。
【0021】複数の遠方監視制御装置61 〜6n は複数
存在し、夫々に監視制御する電力系統の範囲を割り当て
ている。クライアント計算機2,サーバ計算機4,遠方
監視制御装置61 〜6n は後述する同一のソフトウェア
モジュール10を実行可能である。
【0022】ソフトウェアモジュール10は、電力系統監
視制御装置を構成するクライアント計算機2,サーバ計
算機4,遠方監視制御装置61 〜6n といった計算機で
実行可能であり、自らを他の計算機に転送することが可
能である。
【0023】図2はソフトウェアモジュール10が計算機
間を移動し、表示装置1に付属する入力装置からの指令
を基に系統操作を行ない、その結果を表示装置1に表示
するまでの作用を表した構成図である。図2において、
101 は入力装置要求受付手段、102 は操作機器記憶手
段、103 ,113 ,122 はソフトウェアモジュール転送手
段、104 は操作結果表示手段、111 は操作手順作成手
段、112 は遠方監視制御装置判定手段、121 は系統制御
実施手段であり、ソフトウェアモジュール10の内部に含
まれるプログラムとして実現する。
【0024】操作手順記憶部分201 はソフトウェアモジ
ュール10内部の記憶データとして実現し、図3に示すよ
うに複数の系統操作手順を時間順に格納し、夫々の系統
操作手順には対象となる電力系統機器番号,所属の遠方
監視制御装置,機器種別,機器名称,操作/確認の種
別,操作/確認する方向,次の操作対象の電力系統機器
を操作開始までの遅延時間を格納する。
【0025】操作実績記憶部分202 はソフトウェアモジ
ュール10内部の記憶データとして実現し、図4に示すよ
うに系統操作を実施した実績を時間順に格納し、夫々の
系統操作実績には電力系統機器番号,操作結果の正常/
異常の種別,操作方向,操作日時,機器名称を格納す
る。
【0026】系統機器情報ファイル311 はサーバ計算機
4上に存在するファイルであって、図5に示すように、
電力系統機器に対して電力系統機器番号,所属の遠方監
視制御装置,機器種別,機器名称を格納している。
【0027】操作手順情報ファイル312 はサーバ計算機
4上に存在するファイルであり、図6に示すように、電
力系統機器を操作するために事前に操作/確認の必要な
電力系統機器を操作実施する順序で格納し、電力系統機
器を操作する方向に対して事前に操作/確認すべき電力
系統機器の電力系統機器番号,操作/確認の種別,操作
/確認の方向,次の操作対象の電力系統機器を操作開始
までの遅延時間を格納する。
【0028】次に本実施の形態の作用を図2を用いて説
明する。クライアント計算機2が処理している表示装置
1に付属する入力装置により系統操作指示の要求があっ
た場合、ソフトウェアモジュール10が要求を受けて入力
装置要求受付101 を行なう。入力装置からの操作指示を
受けたソフトウェアモジュール10は、操作対象となる電
力系統機器を記憶処理102 する。入力装置からの要求受
付後、サーバ計算機4に自らを転送するソフトウェアモ
ジュール転送処理103 を行なう。
【0029】サーバ計算機4に移動したソフトウェアモ
ジュール10は、操作手順作成手段111 にて操作手段を作
成する。この操作手順作成手段111 による操作手順作成
工程の詳細フローチャートを図7を用いて説明する。先
ず、ステップS11において、図5に示すデータ構成を持
つ系統機器情報ファイル311 から操作対象機器情報を読
み取り、次にステップS12で当該系統機器情報ファイル
311 に操作対象の電力系統機器が登録されているかチェ
ックする。
【0030】電力系統機器が登録されていない場合
(未)は登録エラーとし操作実績を無しとして(ステッ
プS19)、ソフトウェアモジュール10をクライアント計
算機2に転送する(ステップS1A)。電力系統機器が登
録されていた場合(済)は、系統機器の情報を系統機器
情報ファイル311 から引き出す(ステップS13)。
【0031】次に図6に示すデータ構成を持つ操作手順
情報ファイル312 に事前操作/確認機器があるかチェッ
クする(ステップS14)。操作手順情報ファイル312 で
事前操作/確認機器が登録されている場合は、事前操作
/確認機器を操作対象機器として再帰的に操作手順作成
処理111 を行なう(ステップS15)。電力系統機器を操
作するために必要な手順を取り込み、図3に示す操作手
順記憶部分201 に追加する(ステップS16)。
【0032】操作手順情報ファイル312 に次の操作手順
がある場合は(ステップS17)、その電力系統機器を操
作対象として、系統手順作成の最初に戻る(ステップS
18)。全ての操作手順を操作手順記憶部分201 に入れた
時点で終了とする。
【0033】具体例として、線路遮断器を投入する場合
を挙げると、操作手順情報ファイル312 に事前操作/確
認機器として故障リレーと線路開閉器を指定しておけ
ば、故障リレーの復帰を確認し線路開閉器を投入してか
ら線路遮断器を投入するような系統操作手順を作成する
ことが可能である。
【0034】次にステップS17において、操作手順情報
ファイルに次の手順がない場合、操作手順記憶部分201
の一番先頭の操作手順から対象となる電力系統機器が所
属している遠方監視制御装置6を割り出し(ステップS
1B)、ソフトウェアモジュール10を転送する(ステップ
S1C)。
【0035】遠方監視制御装置6に移動したソフトウェ
アモジュール10は以下に述べるように系統制御処理121
を行なう。以下、遠方監視制御装置6上のソフトウェア
モジュール10の詳細フローチャートを図8を用いて説明
する。先ず、操作手順記憶部分201 に記憶された手順か
ら、次操作対象の電力系統機器と操作方向を取り出す
(ステップS21)。電力系統機器が正常であるか否かの
チェックを行ない、正常であれば制御を実施する(ステ
ップS22)。
【0036】次いでステップS23での制御結果が正常か
否かを判別し、正常と判別した場合、電力系統機器の制
御結果を図4に示す操作実績記録部分202 に記録する
(ステップS24)。次操作対象の電力系統機器7が同じ
遠方監視制御装置6に所属している場合(ステップS2
7)は、次の操作機器を取り出して最初に戻り、電力系
統機器を制御する(ステップS21,S22)。
【0037】続いて、ステップS23での判定結果が次制
御対象の電力系統機器が異なる遠方監視制御装置6に所
属していると判定の場合、もしくは制御結果が異常(ス
テップS23)と判定した場合は、制御結果異常として実
績記録部分に記録(ステップS2B)し、クライアント計
算機2にソフトウェアモジュール転送処理122 を行なう
(ステップS2C)。系統操作手順記憶部分201 より操作
手順を読み込み、全ての操作を終了した場合(ステップ
S28)は、クライアント計算機2にソフトウェアモジュ
ール10を転送する(ステップS29)。
【0038】次操作対象の電力系統機器がある場合(ス
テップS28)は、その電力系統機器が所属している遠方
監視制御装置6にソフトウェアモジュール10を転送する
(ステップS2A)。
【0039】具体例として、先ほどの線路遮断器の投入
の例を挙げると、事前に操作すべき線路開閉器が線路遮
断器とは異なる遠方監視制御装置に所属していた場合、
先ずソフトウェアモジュール10は線路開閉器例えば71
の所属する遠方監視制御装置61 に移動して線路開閉器
1 を投入し、次に線路遮断器7n の所属する遠方監視
制御装置6n に移動して線路遮断器7n を投入すること
になる。上述の処理を操作手順記憶部分201 に記憶した
手順に従って、全ての操作手順について電力系統機器を
操作する。
【0040】クライアント計算機2に戻ったソフトウェ
アモジュール10は、操作結果表示104 を行なう。操作実
績記録部分202 から電力系統機器の操作記録を取り出
し、表示装置1に表示要求を行なう。もし、制御異常で
あった場合は、操作手順のどの段階で異常となったかを
表示する。
【0041】なお、遠方監視制御装置6での一通りの処
理を終えたソフトウェアモジュール10は、サーバ計算機
4を経由してクライアント計算機2に戻るのが一般的で
あるが、場合によってはLAN3とネットワーク8間を
バイパス9で結び、遠方監視制御装置6からクライアン
ト計算機2に戻るソフトウェアモジュールをこのバイパ
ス9に通すようにしても良い。
【0042】本実施の形態によれば、一度操作手順のル
ールを記述してしまえば、オペレータは電力系統機器の
手順を気にすることなく系統操作を実施することができ
る。又、実際の制御を遠方監視制御装置上で行なうた
め、サーバ計算機の負荷を低減することができる。
【0043】図9は本発明の[請求項4]に係る電力系
統監視制御装置の構成図である。図9は前述のソフトウ
ェアモジュール10が遠方監視制御装置6上に移動した段
階を示しており、図2と重なる部分については一部割愛
し、図9上での同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。
【0044】図9の遠方監視制御装置において、123 は
制御結果通知作成手段、124 は結果通知メール401 を配
信する制御結果通知メール配信手段、125 は次操作の予
定があるか、もしくは制御結果が異常か否かを判定する
手段、126Aは遠方監視制御装置内のソフトウェアモジュ
ール終了手段、126Bは次操作予定の遠方監視制御装置に
ソフトウェアを転送する手段あり、これらはソフトウェ
アモジュール10の内部に含まれるプログラムとして実現
する。クライアント計算機において、301 は系統機器制
御結果表示手段、302 は系統機器制御結果通知受取手段
であり、クライアント計算機上で動作するプログラムと
して実現する。
【0045】結果通知メール401 は図10のような構成で
あり、系統操作手順番号,操作日時,電力系統機器番
号,機器名称,操作/確認予定方向,操作/確認結果.
操作結果の正常/異常の種別を格納する。
【0046】次に図9の作用を説明する。本例では図1
の実施の形態に加え、ソフトウェアモジュール10は遠方
監視制御装置6の系統制御手段121 にて操作対象の電力
系統機器を制御した後、その制御結果を制御結果通知作
成手段123 にて図10に示す結果通知メール401 として作
成する。
【0047】この作成した結果通知メール401 を制御結
果通知メール配信手段123 からクライアント計算機2に
対して制御結果として配信する。ソフトウェアモジュー
ル10は電力系統機器を一つ一つ操作/確認する毎に、ク
ライアント計算機2に対し結果通知メール401 を配信す
る。
【0048】結果通知メール401 はサーバ計算機4を介
してクライアント計算機2に伝達される。クライアント
計算機は結果通知メール401 を系統機器制御結果通知受
取手段302 にて受け取り、その通知内容を表示手段301
を介して系統操作の結果として表示装置1に表示する。
【0049】具体例として、故障リレー復帰確認,線路
開閉器投入,線路遮断器投入という系統操作を行なう場
合、ソフトウェアモジュール10は故障リレーの復帰を確
認して結果通知メールを配信し、線路開閉器を投入して
結果通知メールを配信し、線路遮断器を投入して結果通
知メールを配信するという動作を順次行ない、結果通知
メールの配信がある毎に表示装置1に系統操作の結果が
表示される。
【0050】図11は遠方監視制御装置上でのソフトウェ
アモジュールの処理内容を示すフローチャートである。
先ず、操作手順記憶部分201 に記憶された手順から、次
操作対象の機器を取り出し(ステップS21)、当該機器
を制御する(ステップS22)。そして、その制御結果通
知を作成して(ステップS123 )、クライアント計算機
に対して制御結果通知メールを配信し(ステップS124
)、S23で制御結果が正常か否かを判別(ステップS2
3)する。
【0051】正常と判別した場合は、次制御対象の操作
機器を取り出し(ステップS26)、この操作対象の電力
系統機器が同じ遠方監視制御装置6に所属している場合
は(ステップS27)、次の操作機器を取り出して最初に
戻り、電力系統機器を制御する(ステップS21,S2
2)。
【0052】次いで制御結果通知を作成し(ステップS
123 )、制御結果通知メールを配信する(ステップS12
4 )。そして、ステップS23,S26と進み、S27での判
定結果が同一遠方監視制御装置内ではないと判定された
場合は、ステップS28で最終の操作手順を終了したかを
判定し、これが最終の操作手順を終了した場合は、当該
遠方監視制御装置内のソフトウェアモジュールを終了す
る(ステップS126A)。
【0053】ステップS28での判定結果が最終の操作手
順終了でないときは、次操作予定の遠方監視制御装置に
ソフトウェアモジュールを転送して終了し、又、ステッ
プS23において制御結果が正常でなければ、遠方監視制
御装置内のソフトウェアモジュールを終了し(ステップ
S127 )、処理を終了する。
【0054】本実施の形態によれば、実施の形態1に加
えて、系統操作がどの段階まで進み、どのような状況と
なっているかをオペレータが表示装置1で確認できる。
【0055】図12は本発明の[請求項5]に係る電力系
統監視制御装置の実施の形態を示す構成図である。図12
は図1においてソフトウェアモジュール10がクライアン
ト計算機2からサーバ計算機4に移動した段階を示して
おり、図2と重なる部分については一部割愛し、図12上
での同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。
【0056】図12のクライアント計算機2において105
は作業指令記憶手段である。又、サーバ計算機4におい
て117 は作業対象電力系統機器検索手段であり、この検
索結果に基づいて操作手順111 を作成する。これら105
,117 はソフトウェアモジュール10の内部に含まれる
プログラムとして実現する。作業指令系統操作情報ファ
イル311 は図13に示すように、電力設備に対する停電作
業の内容を格納し、夫々の作業指令には操作対象となる
電力系統機器の電力系統機器番号,操作方向,遅延時間
を格納し、サーバ計算機上に存在する。
【0057】次に図12の作用を説明する。本例では図1
の実施の形態に加え、入力装置より電力設備の停電作業
の要求が入力装置要求受付手段101 にあった場合、ソフ
トウェアモジュール10は電力設備と停電作業内容とを作
業指令記憶手段105 にて記憶して、サーバ計算機4に自
らを転送する。サーバ計算機4に移動したソフトウェア
モジュール10は、作業指令系統操作作成を行なう。
【0058】作業指令系統操作作成の詳細フローチャー
トを図14を用いて説明する。図6に示すデータ構成を持
つ作業指令情報ファイル313 に対象となる電力設備及び
停電作業内容があるか否か検索する(ステップS31)。
停電作業がない場合(ステップS32)は停電作業実行不
可(ステップS38)として、クライアント計算機2にソ
フトウェアモジュール10を転送する(ステップS39)。
【0059】電力設備及び停電作業がある場合(ステッ
プS33)は停電を実行する上での系統操作機器を取り出
し(ステップS34)、この系統機器は系統情報ファイル
に登録済であるかを判定し(ステップS35)、登録済で
あるとき順に操作手順作成を行なう(ステップS36)。
後は、操作手順記憶部分201 に記憶した操作手順に従
い、遠方監視制御装置6に移動して電力系統機器を操作
する。
【0060】具体例として、送電線の停電作業を行なう
場合、作業指令系統操作情報ファイルに手順を格納して
おけば、ソフトウェアモジュール10は受電側遮断器開
放,送電側遮断器開放,受電側開閉器開放,送電側開閉
器開放,接地開閉器投入といった一連の系統操作手順を
作成し操作実行することが可能である。
【0061】本実施の形態によれば、実施の形態1に加
えて、電力設備の停電作業という大まかな要求を行なう
だけで、ソフトウェアモジュールが操作対象の電力系統
機器とその操作手順を決定し、系統操作を行なうことが
できる。
【0062】図15は本発明の[請求項6]に係る電力系
統監視制御装置の構成図である。図15はソフトウェアモ
ジュール10がクライアント計算機からサーバ計算機に移
動した段階を示しており、図2と重なる部分については
一部割愛し、図15上での同一部分については同一符号を
付して説明を省略する。
【0063】図15において106 は入力装置作成系統操作
手順受取手段、107 はオペレータ作成系統操作手順記憶
手段、118 は系統操作手順追加書込手段であり、ソフト
ウェアモジュール10の内部に含まれるプログラムとして
実現する。オペレータ作成操作手順記憶部分203 は、ソ
フトウェアモジュール10内部の記憶データとして実現す
る。
【0064】そしてオペレータ作成操作手順記憶部分20
3 は図16に示すように操作対象となる電力系統機器の番
号と操作方向及び事前に操作/確認する複数の電力系統
機器を格納し、夫々の事前操作/確認電力系統機器には
電力系統機器番号,操作/確認の種別,操作/確認する
方向,次の操作対象の電力系統機器の操作開始までの遅
延時間を格納する。
【0065】次に図15の作用を説明する。本例では図1
の実施の形態に加え、オペレータは入力装置を用いて電
力系統機器の操作手順を入力する。入力した操作手順は
ソフトウェアモジュール10の入力装置作成操作手順受取
手段106 が受け取り、オペレータ作成操作手順記憶手段
107 によって図16に示すオペレータ作成操作手順記憶部
分203 に記憶する。
【0066】次いでソフトウェアモジュール10はサーバ
計算機4に移動する。ソフトウェアモジュール10はサー
バ計算機4でソフトウェアモジュール10内部のオペレー
タ作成操作手順記憶部分203 を系統操作手順追加書込手
段118 によって、サーバ計算機の操作手順情報ファイル
312 に追加する。
【0067】本実施の形態によれば、実施の形態1に加
えて、電力系統機器に対する系統操作の手順を追加する
ことが可能となる。
【0068】本発明の[請求項7]の実施の形態を説明
する。図17は本発明の[請求項7]に係る電力系統監視
制御装置の実施の形態を示す構成図である。図17はソフ
トウェアモジュール10がサーバ計算機上に移動した段階
を示しており、図2と重なる部分については一部割愛
し、図17上での同一部分については同一符号を付して説
明を省略する。
【0069】図17において117 は手順作成通知作成手
段、114 は手順作成通知メール配信手段、115 は系統操
作指示通知メール受取手段、113Aは遠方監視制御装置に
ソフトウェアモジュールを転送する手段、113Bはクライ
アント計算機にソフトウェアモジュールを転送する手段
であり、ソフトウェアモジュール10の内部に含まれるプ
ログラムとして実現する。
【0070】クライアント計算機において303 は作成系
統操作手順通知受取手段、304 は作成系統操作手順表示
手段、305 は系統操作開始・中止指令受付手段、306 は
操作指示メール作成配信手段であり、クライアント計算
機2上で動作するプログラムとして実現する。
【0071】サーバ計算機4において手順作成通知メー
ル402 は図18のような構成であり、作成した系統操作手
順を時間順に格納し、夫々の系統操作手順には対象とな
る電力系統機器番号,所属の遠方監視制御装置,機器種
別,機器名称,操作/確認の種別,操作/確認する方
向,次の操作対象の電力系統機器を操作開始までの遅延
時間を格納する。操作指示メール403 は図19のような構
成であり、日付/時刻,操作指示もしくは操作中止の指
示を格納する。
【0072】次に本実施の形態の作用を図17を用いて説
明する。本例では図1の実施の形態に加え、サーバ計算
機4上での系統操作の手順を作成した後、クライアント
計算機2に対して手順作成通知作成手段117 にて図18に
示す通知メール402 を作成し、手順作成通知メール配信
手段114 にて通知メール402 を発行する。
【0073】この通知メール402 には系統操作する電力
系統機器と系統操作する時刻などの情報が入り、通知メ
ール402 を受け取ったクライアント計算機2では、オペ
レータの確認を求めるために通知内容を表示装置1に表
示する。オペレータはこの表示装置1の出力により操作
手順を確認する。
【0074】表示装置1でのオペレータによる確認が終
了したら、入力装置からクライアント計算機2に対し系
統操作開始・中止指令受付手段305 から図19に示す系統
操作手順の開始もしくは中止の操作指示通知メール403
を発行するように要求がある。操作指示通知メール403
には系統操作の開始もしくは中止の指示及び時刻を格納
する。
【0075】クライアント計算機2からの操作指示通知
メール403 はサーバ計算機4上のソフトウェアモジュー
ル10に伝えられる。ソフトウェアモジュール10は操作指
示通知メール403 の指示に従い、系統操作を開始112A・
終了112Bする。
【0076】具体例として、事前に故障リレー復帰の確
認と線路開閉器の投入を伴なう線路遮断器投入の系統操
作を行なう場合、ソフトウェアモジュール10は系統操作
手順を作成後、直に系統制御に移らずに手順作成通知メ
ール402 をクライアント計算機2に対し発行する。クラ
イアント計算機2でのオペレータの確認後、オペレータ
の指示に従いソフトウェアモジュール10は作成した系統
操作を実施もしくは中止する。
【0077】本実施の形態によれば、実施の形態1に加
えて、自動的に作られた系統操作手順をオペレータが確
認し、その上で系統操作を実施することができる。
【0078】図20は本発明の[請求項8]に係る電力系
統監視制御装置の実施の形態を示す構成図である。図20
は図1に対して遠方監視制御装置6からクライアント計
算機2にソフトウェアモジュール10が移動する時に、一
度サーバ計算機4に移動し処理を行なってからクライア
ント計算機2に移動する様子を示している。
【0079】図21はソフトウェアモジュール10が遠方監
視制御装置6からサーバ計算機4上に移動した段階を示
しており、図2と重なる部分については一部割愛し、図
9上での同一部分については同一符号を付して説明を省
略する。
【0080】図21において131 は系統操作実績ファイル
追加手段、132 はソフトウェアモジュール転送手段であ
り、ソフトウェアモジュール10の内部に含まれるプログ
ラムとして実現する。系統操作実績ファイル331 は過去
の系統操作の実績を保存しておくファイルであり、系統
操作を実施した日時,対象の電力系統機器,操作結果が
格納される。
【0081】次に本実施の形態の作用を説明する。本例
では図1の実施の形態に加え、遠方監視制御装置6上で
の系統操作を全て完了したソフトウェアモジュール10
は、自らを系統操作実績記録ファイル331 のあるサーバ
計算機4に転送する。そこでソフトウェアモジュール10
内部に蓄えた操作実績記憶部分202 を系統操作実績ファ
イル追加手段131 にて、系統操作実績ファイル331 に追
加複写する。続いてソフトウェアモジュール転送手段13
2 にて自らをクライアント計算機に転送する。
【0082】本実施の形態によれば、実施の形態1に加
えて、系統操作の実績を一括して記録することにより、
過去の系統操作の実績記録を知ることができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればプ
ログラムモジュール(ネットワークエージェント)を用
いて系統操作を行なうよう構成したので、操作手順のル
ールを記述さえすれば、オペレータは電力系統機器の手
順を気にすることなく、系統操作を実施することができ
る。又、サーバ計算機の負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の[請求項1]に係る電力系統監視制御
装置の実施の形態の全体構成図。
【図2】本発明の[請求項1]〜[請求項3]の実施の
形態の詳細構成図。
【図3】本発明の[請求項1]〜[請求項3]の実施の
形態の操作手順記憶部分の構成図。
【図4】本発明の[請求項1]〜[請求項3]の実施の
形態の操作実績記憶部分の構成図。
【図5】本発明の[請求項1]〜[請求項3]の実施の
形態の系統機器情報ファイルの構成図。
【図6】本発明の[請求項1]〜[請求項3]の実施の
形態の操作手順情報ファイルの構成図。
【図7】本発明の[請求項1]〜[請求項3]の実施の
形態の系統操作手順作成のフローチャート。
【図8】本発明の[請求項1]の実施の形態の遠方監視
制御装置のフローチャート。
【図9】本発明の[請求項4]の実施の形態の構成図。
【図10】本発明の[請求項4]の実施の形態の結果通知
メールの構成図。
【図11】本発明の[請求項4]の実施の形態の遠方監視
制御装置のフローチャート。
【図12】本発明の[請求項5]の実施の形態の構成図。
【図13】本発明の[請求項5]の実施の形態の作業指令
系統操作情報ファイルの構成図。
【図14】本発明の[請求項5]の実施の形態の作業指令
系統操作手順作成のフローチャート。
【図15】本発明の[請求項6]の実施の形態の構成図。
【図16】本発明の[請求項6]の実施の形態のオペレー
タ作成操作手順記憶部分の構成図。
【図17】本発明の[請求項7]の実施の形態の構成図。
【図18】本発明の[請求項7]の実施の形態の手順作成
通知メールの構成図。
【図19】本発明の[請求項7]の実施の形態の操作指示
通知メールの構成図。
【図20】本発明の[請求項8]の実施の形態の全体構成
図。
【図21】本発明の[請求項8]の実施の形態の詳細構成
図。
【図22】従来の電力系統監視制御装置の全体構成図。
【符号の説明】
1 表示装置 2 クライアント計算機 3 LAN 4 サーバ計算機 5 前処理装置 6 遠方監視制御装置 8 ネットワーク 10 ソフトウェアモジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/14 H04L 13/00 309C H04Q 9/00 311 313

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力装置からの操作指令に基づいて各
    種の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライアン
    ト計算機からサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移
    動させ、当該遠方監視制御装置による電力系統機器の操
    作実績をクライアント計算機に通知し、前記入出力装置
    で電力系統機器の操作実績を表示,警報あるいはこれら
    の組み合わせの形式で出力するようにした電力系統監視
    制御装置において、前記ソフトウェアモジュールは各計
    算機,遠方監視制御装置上で以下のからの機能を備
    えたことを特徴とする電力系統監視制御装置。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
    令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
    関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
    計算機に転送する機能、遠方監視制御装置から転送され
    てきた操作実績を入出力装置に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
    されてきた1個又は複数個の電力系統機器に関するデー
    タを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する機
    能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個の
    遠方監視制御装置を判定する機能及び前記操作手順及び
    ソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装置に
    転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
    の遠方監視制御装置から転送されてきた電力系統機器の
    操作手順に従って電力系統機器の操作指示を出力する機
    能、その操作実績及びソフトウェアモジュール自身を次
    操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置があるか
    否かにより当該別の遠方監視制御装置を経由するか若し
    くは直接クライアント計算機側に転送する機能。
  2. 【請求項2】 入出力装置からの操作指令に基づいて各
    種の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライアン
    ト計算機からサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移
    動させ、当該遠方監視制御装置による電力系統機器の操
    作実績をクライアント計算機に通知し、前記入出力装置
    で電力系統機器の操作実績を表示,警報あるいはこれら
    の組み合わせの形式で出力するようにした電力系統監視
    制御装置において、前記ソフトウェアモジュールは各計
    算機,遠方監視制御装置上で以下のからの機能を備
    えたことを特徴とする電力系統監視制御装置。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
    令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器の
    データを記憶する機能、この1個又は複数個の電力系統
    機器に関するデータ及びソフトウェアモジュール自身を
    サーバ計算機に転送する機能、遠方監視制御装置から転
    送されてきた操作実績を入出力装置に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
    されてきた電力系統機器に関するデータを用いて当該電
    力系統機器の操作手順を作成する機能、この作成された
    電力系統機器の操作手順を記憶する機能、当該電力系統
    機器の所属する1個又は複数個の遠方監視制御装置を判
    定する機能、前記の操作手順及びソフトウェアモジュー
    ル自身を遠方監視制御装置に転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
    の遠方監視制御装置から転送されてきた操作手順に従っ
    て電力系統機器に操作指示を出力する機能、その操作実
    績を記憶する機能、操作実績及びソフトウェアモジュー
    ル自身を次操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装
    置があるか否かにより当該別の遠方監視制御装置を経由
    するか若しくは直接クライアント計算機側に転送する機
    能。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電力系統監視制御装置に
    おいて、前記サーバ計算機は電力系統機器に関する情報
    を予め記憶している系統機器情報ファイル及び電力系統
    機器を操作するための情報を予め記憶している操作手順
    情報ファイルを備え、前記ソフトウェアモジュールがこ
    れらのファイルの情報を用いて操作手順を作成すること
    を特徴とする電力系統監視制御装置。
  4. 【請求項4】 入出力装置からの操作指令に基づいて各
    種の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライアン
    ト計算機からサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移
    動させ、当該遠方監視制御装置による電力系統機器の操
    作実績をクライアント計算機に通知し、前記入出力装置
    で電力系統機器の操作実績を表示,警報あるいはこれら
    の組み合わせの形式で出力するようにした電力系統監視
    制御装置において、前記ソフトウェアモジュールは各計
    算機,遠方監視制御装置上で以下のからの機能を備
    えたことを特徴とする電力系統監視制御装置。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
    令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
    関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
    計算機に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
    されてきた前記1個又は複数個の電力系統機器に関する
    データを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する
    機能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個
    の遠方監視制御装置を判定する機能及び前記の操作手順
    及びソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装
    置に転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
    の遠方監視制御装置から転送されてきた操作手順に従っ
    て電力系統機器に操作指示を出力する機能、その操作実
    績をクライアント計算機に通知するメール配信機能、次
    操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置がない場
    合ソフトウェアモジュール自身を終了させる機能。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載の電力系統
    監視制御装置において、前記ソフトウェアモジュールは
    クライアント計算機からサーバ計算機に転送される入力
    装置要求に電力系統設備の停電作業要求があると、サー
    バ計算機に予め設けてある系統操作情報ファイル及び作
    業指令系統操作情報ファイルを参照して作業対象電力系
    統機器を検索し、これに基づいて操作手順を作成する機
    能を付加したことを特徴とする電力系統監視制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5記載の電力系統
    監視制御装置において、前記ソフトウェアモジュールは
    クライアント計算機上で入力装置から入力された電力系
    統機器操作手順を受け取る機能と、この受け取った電力
    系統機器操作手順を記憶する機能とを付加し、サーバ計
    算機上で前記電力系統機器操作手順を前記操作手順情報
    ファイルに書き込む機能とを備えたことを特徴とする電
    力系統監視制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6記載の電力系統
    監視制御装置において、クライアント計算機にはサーバ
    計算機が作成し配信してきた操作手順を受信し入出力装
    置に出力する手段と、この入出力装置から入力された系
    統操作開始・中止指示を受け付ける受付手段と、この系
    統操作開始・中止指示をサーバ計算機に配信する手段と
    を付加し、前記ソフトウェアモジュールはサーバ計算機
    上で作成した電力系統機器の操作手順をクライアント計
    算機に通知する機能,クライアント計算機からの系統操
    作開始・中止指示を受け付ける系統操作指示通知受付機
    能及びこの指示通知により系統操作を開始若しくは中止
    する機能を付加したことを特徴とする電力系統監視制御
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7記載の電力系統
    監視制御装置において、前記ソフトウェアモジュールに
    対し遠方監視制御装置での系統操作を全て完了した後の
    操作実績記録部分に記録されている内容をサーバ計算機
    上で系統操作実績ファイルに追記する機能を付加したこ
    とを特徴とする電力系統監視制御装置。
  9. 【請求項9】 入出力装置からの操作指令に基づいて各
    種の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライアン
    ト計算機からサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次移
    動させ、当該遠方監視制御装置による電力系統機器の操
    作実績をクライアント計算機に通知し、前記入出力装置
    で電力系統機器の操作実績を表示,警報あるいはこれら
    の組み合わせの形式で出力するようにした電力系統監視
    制御装置の一連のプログラムを記録した記録媒体であっ
    て、前記ソフトウェアモジュールは各計算機,遠方監視
    制御装置上で以下のからの機能を備えたことを特徴
    とする記録媒体。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
    令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
    関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
    計算機に転送する機能、遠方監視制御装置から転送され
    てきた操作実績を入出力装置に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
    されてきた1個又は複数個の電力系統機器に関するデー
    タを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する機
    能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個の
    遠方監視制御装置を判定する機能及び前記操作手順及び
    ソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装置に
    転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
    の遠方監視制御装置から転送されてきた電力系統機器の
    操作手順に従って電力系統機器の操作指示を出力する機
    能、その操作実績及びソフトウェアモジュール自身を次
    操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置があるか
    否かにより当該別の遠方監視制御装置を経由するか若し
    くは直接クライアント計算機側に転送する機能。
  10. 【請求項10】 入出力装置からの操作指令に基づいて
    各種の機能を備えたソフトウェアモジュールをクライア
    ント計算機からサーバ計算機,遠方監視制御装置に順次
    移動させ、当該遠方監視制御装置による電力系統機器の
    操作実績をクライアント計算機に通知し、前記入出力装
    置で電力系統機器の操作実績を表示,警報あるいはこれ
    らの組み合わせの形式で出力するようにした電力系統監
    視制御装置の一連のプログラムを記録した記録媒体であ
    って、前記ソフトウェアモジュールは各計算機,遠方監
    視制御装置上で以下のからの機能を備えたことを特
    徴とする記録媒体。 クライアント計算機上で、前記入力装置からの操作指
    令を受け付ける機能、1個又は複数個の電力系統機器に
    関するデータ及びソフトウェアモジュール自身をサーバ
    計算機に転送する機能、 サーバ計算機上で、前記クライアント計算機から転送
    されてきた前記1個又は複数個の電力系統機器に関する
    データを用いて当該電力系統機器の操作手順を作成する
    機能、当該電力系統機器が夫々所属する1個又は複数個
    の遠方監視制御装置を判定する機能及び前記の操作手順
    及びソフトウェアモジュール自身を当該遠方監視制御装
    置に転送する機能、 遠方監視制御装置上で、前記サーバ計算機あるいは他
    の遠方監視制御装置から転送されてきた操作手順に従っ
    て電力系統機器に操作指示を出力する機能、その操作実
    績をクライアント計算機に通知するメール配信機能、次
    操作対象機器が所属する別の遠方監視制御装置がない場
    合ソフトウェアモジュール自身を終了させる機能。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022105A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The Ip式遠隔監視制御装置および監視制御システム

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