JP2001042928A - 分散型プラント監視制御システム、およびその記憶媒体 - Google Patents

分散型プラント監視制御システム、およびその記憶媒体

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JP2001042928A
JP2001042928A JP21587799A JP21587799A JP2001042928A JP 2001042928 A JP2001042928 A JP 2001042928A JP 21587799 A JP21587799 A JP 21587799A JP 21587799 A JP21587799 A JP 21587799A JP 2001042928 A JP2001042928 A JP 2001042928A
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plant monitoring
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JP21587799A
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Masaru Takada
勝 高田
Tomoyuki Kasai
智幸 葛西
Tsuneo Watanabe
経夫 渡辺
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システムに属する複数台のプラント監視制御装
置相互の疎結合によって、全ての計算機が停止しない限
りにおいては監視制御のための最低限の機能を果し得る
ようにし、かつ監視制御のための最低限の機能を優先さ
せながらも、時間要素をもつ各データやシステム共通に
もつべき各データなどについては一元管理可能にする。 【解決手段】 監視対象プラント4からのプラントデー
タを取得するプラントデータ取得処理手段264、およ
び取得したプラントデータを入出力装置101に出力表
示させるプラントデータ表示処理手段263と、入出力
装置101からの制御入力データの入力内容を判定する
入力判定処理手段261、および制御入力に対する操作
値を制御出力データとして監視対象プラント4の制御操
作装置3に出力する操作値出力処理手段262とを備え
る各プラント監視制御装置201,202を設け、該各
プラント監視制御装置201,202の相互を個々に独
立してデータ伝送路で接続させて構成し、監視対象プラ
ント4と各プラント監視制御装置201,202との間
で個々にデータの入出力を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散型プラント監
視制御システムに関し、さらに詳しくは、監視対象プラ
ントを監視かつ制御するための複数台のそれぞれに対話
用計算機(入出力装置)を備える各制御用計算機(各プ
ラント監視制御装置)を用いた分散型プラント監視制御
システムに係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のプラント施設、例えば、発
電プラントにおいては、複数台の各制御用計算機(各プ
ラント監視制御装置)を中核にして集中的にプラントの
監視制御を行い、かつ該各制御用計算機には、それぞれ
に対話用計算機(入出力装置)を付帯させて対話制御を
行うようにした分散型プラント監視制御システムが多く
採用されている。
【0003】図7は、この種の従来例による分散型プラ
ント監視制御システムの概要構成を示すブロック図であ
る。
【0004】この図7に示すシステム構成において、従
来の分散型プラント監視制御システムは、監視対象プラ
ント(以下、単に「プラント」ともいう)4の制御操作
のための制御操作装置3と、該制御操作装置3を統括し
てプラント全体の監視かつ制御を行う集中管理計算機2
09とを有しており、また、集中管理計算機209に対
しては、伝送路を介することで複数台の対話用計算機2
05,206が相互に接続されると共に、各対話用計算
機205,206には、運転員が直接対話操作するため
のキーボードやCRTなどの入出力装置101,102
が配置されている。この場合、監視制御のための主要機
能であるプラント4への入出力制御については、その全
てが集中管理計算機209によって行われる。
【0005】上記従来構成の場合、運転員は、複数台が
設けられている何れかの対話用計算機205,206の
入出力装置101,102を用いることで、プラント4
を監視し、かつ制御するための入力操作を行う。
【0006】すなわち、対話用計算機205の入出力装
置101によって行われる入力操作は、該入出力装置1
01の入力用インターフェースとして設けられる入力判
定処理手段261を経た上で、集中管理計算機209の
操作値出力処理手段262を介して制御操作装置3に出
力され、該制御操作装置3によってプラント4に対する
操作要求が実行される。
【0007】一方、プラント4からのプラントデータ
は、集中管理計算機209のプラントデータ取得処理手
段264によって取得された後、対話用計算機205,
206の各プラントデータ表示処理手段263を介して
各入出力装置101,102のCRT上に表示され、運
転員は、該表示に基づいてプラント状態を監視し、かつ
制御操作するのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステム構
成において、プラント4の監視制御を良好かつ確実に行
うのには、全ての計算機、ここでは各対話用計算機20
5,206と集中管理計算機209とが正常に稼働して
いることが原則でなければならないが、故障などによる
トラブルや、計算機ハードの保守点検など、その他のや
むを得ない各種の状況のために、これらの各対話用計算
機205,206および集中管理計算機209の停止が
予測される。
【0009】この場合、複数台が設けられている対話用
計算機205あるいは206の何れか一方が停止したと
きには、正常な他方の対話用計算機を使用してプラント
監視制御を継続することが可能ではある。しかし、集中
管理計算機209が停止すると、該集中管理計算機20
9は1台のみであるから、付属する全ての対話用計算機
205,206が使用不能になるため、システム全体に
おいて、プラント監視制御を行うことができなくなると
いう問題点があり、また、たとえ集中管理計算機209
の二重化を実施したとしても、これに二重化故障が発生
した場合には、各集中管理計算機に付属するそれぞれの
対話用計算機がいくら正常であっても、同様な状態にな
ることを避けられないものであった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
システムに属する複数台の計算機(プラント監視制御装
置)相互の疎結合によって、全ての計算機が停止しない
限りにおいては監視制御のための最低限の機能を果し得
るようにし、また、該監視制御のための最低限の機能を
優先させながらも、時間要素をもつ各データやシステム
共通にもつべき各データなどについては一元管理可能に
した分散型プラント監視制御システムを提供することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の分散型プラント監視制御
システムは、監視対象プラントからのプラントデータを
取得するプラントデータ取得処理手段、および取得した
プラントデータを表示装置に出力表示させるプラントデ
ータ表示処理手段と、入力装置からの制御入力データの
入力内容を判定する入力判定処理手段、および制御入力
に対する操作値を制御出力データとして監視対象プラン
トの制御操作装置に出力する操作値出力処理手段とを備
えるプラント監視制御装置を設け、該プラント監視制御
装置の複数台の相互を個々に独立してデータ伝送路で接
続させ、監視対象プラントと各プラント監視制御装置と
の間で個々にデータの入出力を可能にしたことを特徴と
している。
【0012】本請求項1のプラント監視制御システムで
は、何れかのプラント監視制御装置の入力装置から何ら
かの操作入力があると、該操作入力の内容が入力判定処
理手段によって判定され、判定の結果、監視対象プラン
トのプラントデータ表示要求である場合には、自装置の
プラントデータ取得処理手段による監視対象プラントか
らのプラントデータの取得、およびプラントデータ表示
処理手段による表示装置への表示がなされ、また、プラ
ントへの制御操作要求である場合には、操作値出力処理
手段による制御操作装置への制御操作値の出力がなされ
る。
【0013】この場合、これらの各操作は、各プラント
監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ何ら
の影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0014】本発明の請求項2に記載の分散型プラント
監視制御システムは、前記請求項1に記載の分散型プラ
ント監視制御システムにおいて、監視対象プラントから
のプラントデータを取得する第2のプラントデータ取得
処理手段、および取得したプラントデータを保存するプ
ラントデータ保存テーブルと、該プラントデータ保存テ
ーブルから履歴データを収集する履歴データ収集処理手
段、および収集された履歴データを保存する履歴データ
保存テーブルと、前記複数台の各プラント監視制御装置
の何れかからの履歴データの表示要求があったとき、履
歴データ保存テーブルから該当履歴データを取り出して
要求元のプラント監視制御装置に転送する履歴データ制
御処理手段とを備える履歴データ管理装置を設けると共
に、各プラント監視制御装置には、履歴データ管理装置
に保存されている履歴データから該当履歴データの転送
を要求し、かつ該要求に基づいて履歴データ制御処理手
段から転送される該当履歴データを取得する履歴データ
取得処理手段を設け、各プラント監視制御装置の表示装
置に対して同一の時間要素をもつ履歴データを表示可能
にしたことを特徴としている。
【0015】また、本発明の請求項3に記載の分散型プ
ラント監視制御システムは、前記請求項2に記載の分散
型プラント監視制御システムにおいて、前記複数台の各
プラント監視制御装置には、前記入力装置からの入力デ
ータの入力内容を判定して、判定結果が履歴データの表
示要求であるときに、該履歴データの表示要求を前記履
歴データ取得処理手段に指令する要求機能判定処理手段
を設けたことを特徴としている。
【0016】本請求項2または3の各分散型プラント監
視制御システムでは、上記請求項1の分散型プラント監
視制御システムにおいて、プラント監視制御装置の入力
装置から何らかの入力があると、該入力内容が入力判定
処理手段(請求項2に該当)または入力判定処理手段と
要求機能判定処理手段(請求項3に該当)とで判定さ
れ、判定の結果、監視対象プラントの履歴データ表示要
求である場合には、履歴データ取得処理手段により、履
歴データ管理装置の履歴データ制御処理手段を介して履
歴データ保存テーブルに保存されたプラントの過去の履
歴データが取得され、かつプラントデータ表示処理手段
によって表示装置に表示される。
【0017】一方、要求時点以降の履歴データについて
は、プラントデータ取得処理手段によって取得され、か
つ同様に表示される。
【0018】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0019】本発明の請求項4に記載の分散型プラント
監視制御システムは、前記請求項1に記載の分散型プラ
ント監視制御システムにおいて、運転員によって前記複
数台の各プラント監視制御装置の何れかから入力設定さ
れる設定データをシステム共通データとして管理する設
定データ管理装置を配置させ、各プラント監視制御装置
には、設定データ入力を処理して該当データを設定する
設定データ制御処理手段と、該設定された設定データを
保存する設定データ保存テーブルとを設け、設定データ
管理装置には、設定データ制御処理手段で設定された設
定データをマスターデータとして保存する第2の設定デ
ータ保存テーブルと、該マスターデータを各プラント監
視制御装置との間で配信処理する第2の設定データ制御
処理手段とを設け、何れかのプラント監視制御装置から
の設定による設定データを他のプラント監視制御装置に
同時設定させるようにしたことを特徴としている。
【0020】また、本発明の請求項5に記載の分散型プ
ラント監視制御システムは、前記請求項4に記載の分散
型プラント監視制御システムにおいて、前記複数台の各
プラント監視制御装置には、前記入力装置からの入力デ
ータの入力内容を判定して、判定結果が設定データの設
定要求であるときに、該設定データの設定要求を前記設
定データ制御処理手段に指令する要求機能判定処理手段
を設けたことを特徴としている。
【0021】本請求項4または5の各分散型プラント監
視制御システムでは、上記請求項1の分散型プラント監
視制御システムにおいて、プラント監視制御装置の入力
装置から何らかの入力があると、該入力内容が入力判定
処理手段(請求項4に該当)または入力判定処理手段と
要求機能判定処理手段(請求項5に該当)とで判定さ
れ、判定の結果、データ設定要求である場合には、設定
データ取得処理手段によって該データ設定が行われ、か
つ設定された設定データが設定データ保存テーブルに設
定保存される。
【0022】同時に、設定データ管理装置に対しても設
定データが入力され、第2の設定データ制御処理手段に
よって第2の設定データ保存テーブルにマスターデータ
として設定保存された上で、該設定データのマスターデ
ータが他の全てのプラント監視制御装置に配信される。
【0023】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0024】本発明の請求項6に記載の分散型プラント
監視制御システムの記録媒体は、前記請求項4および5
に記載の分散型プラント監視制御システムに用いる動作
プログラムを保持する記録媒体であって、前記プラント
監視制御装置に入力される設定データの設定データ制御
処理手段による設定処理、設定処理後の設定データの設
定データ保存テーブルへの保存、前記設定データ管理装
置の第2の設定データ制御処理手段への通知をそれぞれ
に行うプログラム手段と、第2の設定データ制御処理手
段に通知された設定データの第2の設定データ保存テー
ブルへの保存、第2の設定データ保存テーブルに保存さ
れた設定データの他のプラント監視制御装置への配信を
それぞれに行うプログラム手段を含み、さらに、要求機
能判定処理手段の判定結果による設定データ制御処理手
段への指令を行うプログラム手段を含んで、該各プログ
ラム手段を該当計算機(該当するプラント監視制御装
置)によってそれぞれ読み取り可能に保持させたことを
特徴としている。
【0025】本請求項6の分散型プラント監視制御シス
テムの記録媒体では、記録されているプログラムを該当
計算機(該当するプラント監視制御装置)によって読み
取ることにより、設定データ制御処理手段での設定処
理、設定データ保存テーブルへの設定保存および第2の
設定データ保存テーブルへの設定保存、保存された設定
データの配信の各作用(請求項4に該当)が所定のプロ
グラム通りに実行され、さらに、これに合わせて、要求
機能判定処理手段での判定結果の指令の作用(請求項5
に該当)が所定のプログラム通りに実行される。
【0026】本発明の請求項7に記載の分散型プラント
監視制御システムは、前記請求項4および5に記載の分
散型プラント監視制御システムにおいて、前記各プラン
ト監視制御装置には、前記運転員による設定データの設
定基準を登録可能とし、入力される設定データが設定基
準に対応してシステム共通であるか否かを判定するデー
タ設定判定テーブルを設け、判定結果がシステム共通で
あるとき、設定データ保存テーブルおよび第2の設定デ
ータ保存テーブルへの各設定保存を可能にし、システム
共通でないとき、設定データ保存テーブルのみへの設定
保存を可能にしたことを特徴としている。
【0027】本請求項7の分散型プラント監視制御シス
テムでは、データ設定判定テーブルによって、入力され
る設定データが登録された設定基準に対応してシステム
共通であるか否かが判定され、システム共通であるとき
には、設定データ保存テーブルへの設定保存および第2
の設定データ保存テーブルへの設定保存がなされ、かつ
システム共通でないときには、設定入力した側の設定デ
ータ保存テーブルにおいてのみ選択的な設定保存がなさ
れる。
【0028】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0029】本発明の請求項8に記載の分散型プラント
監視制御システムの記録媒体は、前記請求項7に記載の
分散型プラント監視制御システムに用いる動作プログラ
ムを保持する記録媒体であって、前記プラント監視制御
装置に入力される設定データの設定データ制御処理手段
による設定処理に際して、データ設定判定テーブルに登
録した設定基準に対応して設定データ保存テーブルへの
設定データの設定保存を行うか否かを選択するプログラ
ム手段を含み、該プログラム手段を該当計算機(該当す
るプラント監視制御装置)によってそれぞれ読み取り可
能に記録保持させたことを特徴としている。
【0030】本請求項8の分散型プラント監視制御シス
テムの記録媒体では、記録されているプログラムを該当
計算機(該当するプラント監視制御装置)によって読み
取ることにより、設定データ保存テーブルへの設定デー
タの設定保存を行うか否かを選択する作用(請求項7に
該当)が所定のプログラム通りに実行される。
【0031】本発明の請求項9に記載の分散型プラント
監視制御システムは、前記請求項7に記載の分散型プラ
ント監視制御システムにおいて、前記各プラント監視制
御装置には、前記データ設定制御処理手段が配されてい
る装置が、何れのプラント監視制御装置であるか、ある
いは設定データ管理装置であるかを判定する計算機モー
ド保持テーブルを設け、停止されていた何れかのプラン
ト監視制御装置の再起動時に、必要に応じて設定データ
の整合を行い得るようにしたことを特徴としている。
【0032】本請求項9の分散型プラント監視制御シス
テムでは、何れかのプラント監視制御装置が停止されて
おり、この状態で他のプラント監視制御装置からのデー
タ設定がなされている場合、該停止状態のプラント監視
制御装置の再起動に際し、計算機モード保持テーブルで
判定される計算機モードに対応して、設定データ管理装
置に設定保存されたマスターデータのコピーによる設定
データの更新などの整合が必要に応じてなされ、これに
よって、該再起動時での設定データ漏れが回避される。
【0033】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0034】本発明の請求項10に係る分散型プラント
監視制御システムの記録媒体は、前記請求項9に記載の
分散型プラント監視制御システムに用いる動作プログラ
ムを保持する記録媒体であって、前記計算機モード保持
テーブルの判定結果に基づいて、停止状態からのプラン
ト監視制御装置の再起動時に、必要に応じて設定データ
管理装置の第2の設定データ保存テーブルに設定保存さ
れているマスターデータをコピーした上で、データ設定
判定テーブルの設定基準に準じて設定データ保存テーブ
ルへの該マスターデータによる設定データの更新を行
い、各プラント監視制御装置、設定データ管理装置の起
動時における保存設定データ相互の整合をとり得るプロ
グラム手段を含み、該プログラム手段を該当計算機(該
当するプラント監視制御装置)によってそれぞれ読み取
り可能に記録保持させたことを特徴としている。
【0035】本請求項10の分散型プラント監視制御シ
ステムの記録媒体では、記録されているプログラムを該
当計算機(該当するプラント監視制御装置)計算機によ
って読み取ることにより、各プラント監視制御装置、設
定データ管理装置の起動時における保存設定データ相互
の整合をとる作用(請求項9に該当)が所定のプログラ
ム通りに実行される。
【0036】本発明の請求項11に記載の分散型プラン
ト監視制御システムは、前記請求項2または3に記載の
分散型プラント監視制御システムにおいて、前記履歴デ
ータ管理装置を二重化させた上で、各履歴データ管理装
置に対して選択的に接続切替え可能な共有ディスク装置
を配置させると共に、該共有ディスク装置には、履歴デ
ータマスター保存テーブルを設け、また、二重化された
各履歴データ管理装置には、履歴データローカル保存テ
ーブルをそれぞれに設け、共有ディスク装置に対する一
方の履歴データ管理装置から他方の履歴データ管理装置
への接続切替えに際して、接続切替え完了までの間、各
履歴データ管理装置の履歴データローカル保存テーブル
に履歴データを一時保存させておき、切替え完了に伴
い、該一時保存した履歴データを共有ディスク装置の履
歴データマスター保存テーブルに更新させて、切替え時
の履歴データ欠損を回避するようにしたことを特徴とし
ている。
【0037】本請求項11の分散型プラント監視制御シ
ステムでは、上記請求項2または3の分散型プラント監
視制御システムにおいて、二重化された各履歴データ管
理装置のうちで、一方のマスターモードの履歴データ管
理装置から他方のスレーブモードの履歴データ管理装置
にマスター切替えを行う際に、スレーブモードであった
履歴データ管理装置が共有ディスク装置の履歴データマ
スター保存テーブルにアクセスできるようになるまでの
間、入力される履歴データが該スレーブモードの履歴デ
ータ管理装置の履歴データローカル保存テーブルに一時
保存して更新され、かつアクセス可能になった時点で、
履歴データローカル保存テーブルに一時保存されていた
履歴データが履歴データマスター保存テーブルに更新さ
れる。
【0038】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0039】本発明の請求項12に記載の分散型プラン
ト監視制御システムは、前記請求項1に記載の分散型プ
ラント監視制御システムにおいて、監視対象プラントか
らのプラントデータを取得する第2のプラントデータ取
得処理手段、および取得したプラントデータを保存する
第2のプラントデータ保存テーブルと、該第2のプラン
トデータ保存テーブルの保存プラントデータから警報デ
ータを作成する第2の警報データ作成処理手段、および
作成された警報データを保存する警報データ保存テーブ
ルと、前記複数台の各プラント監視制御装置の何れかか
らの警報データの表示要求があったとき、警報データ保
存テーブルから該当警報データを取り出して要求元のプ
ラント監視制御装置に転送する第2の警報データ制御処
理手段とを備えた警報データ管理装置を設けると共に、
各プラント監視制御装置には、プラントデータ取得処理
手段で取得したプラントデータを保存するプラントデー
タ保存テーブルと、該プラントデータ保存テーブルの保
存プラントデータから警報データを作成する警報データ
作成処理手段、および作成された警報データを保存する
警報データ保存テーブルと、運転モード管理テーブルに
基づいて警報データ管理装置の状態を監視する運転モー
ド制御処理手段と、警報データ制御処理手段とを設け、
警報データの表示要求に伴い、警報データ制御処理手段
によって、運転モード管理テーブルに対応して警報デー
タを選択するようにしたことを特徴としている。
【0040】また、本発明の請求項13に記載の分散型
プラント監視制御システムは、前記請求項12に記載の
分散型プラント監視制御システムにおいて、前記複数台
の各プラント監視制御装置には、前記入力装置からの入
力データの入力内容を判定して、判定結果が警報データ
の表示要求であるときに、該警報データの表示要求を前
記警報データ制御処理手段に指令する要求機能判定処理
手段を設けたことを特徴としている。
【0041】本請求項12または13の各分散型プラン
ト監視制御システムでは、上記請求項1の分散型プラン
ト監視制御システムにおいて、各プラント監視制御装置
にあっては、警報データ作成処理手段によって、プラン
トデータ保存テーブルに保存されているプラントデータ
から警報データが作成され、かつ作成された警報データ
が警報データ保存テーブルに保存される。
【0042】また、警報データ管理装置にあっては、第
2の警報データ作成処理手段によって、第2のプラント
データ保存テーブルに保存されているプラントデータか
ら警報データが作成され、かつ作成された警報データが
第2の警報データ保存テーブルに保存される。
【0043】この状態で、何れかのプラント監視制御装
置の入力装置から何らかの入力があると、該入力内容が
入力判定処理手段(請求項1の記載、請求項12に該
当)または入力判定処理手段と要求機能判定処理手段
(請求項13に該当)とで判定され、判定の結果、監視
対象プラントの警報データ表示要求である場合、該警報
データ表示要求であることが警報データ制御処理手段に
通知される。
【0044】通知を受けた警報データ制御処理手段にお
いては、運転モード管理テーブルを参照する運転モード
制御処理手段により、警報データ管理装置の状態が正常
であることが確認されると、該警報データ管理装置の第
2の警報データ制御処理手段を介して第2の警報データ
保存テーブルに保存されている警報データを取得し、入
出力装置上に該警報データが表示される。
【0045】一方、警報データ管理装置の状態が正常で
ないことが認識されると、運転モード管理テーブルに対
して警報データ管理装置の状態を更新した上で、該警報
データ制御処理手段は、自装置の警報データ保存テーブ
ルから警報データを取得し、該警報データが同様に表示
される。
【0046】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0047】本発明の請求項14に記載の分散型プラン
ト監視制御システムは、前記請求項1に記載の分散型プ
ラント監視制御システムにおいて、前記各プラント監視
制御装置には、次回起動時の起動モードを設定する起動
モード設定処理手段、および設定された起動モードを保
持する起動モード保持テーブルと、前記入力判定処理手
段によって判定された起動要求に伴い、起動モード保持
テーブルに保持された起動モードに基づき、該当プラン
ト監視制御装置を起動するようにしたことを特徴として
いる。
【0048】本請求項14の分散型プラント監視制御シ
ステムでは、上記請求項1の分散型プラント監視制御シ
ステムにおいて、プラント監視モード(またはプラント
保守モード)で動作されているプラント監視制御装置に
入力される保守モード(または監視モード)への切替え
要求は、入力判定処理手段で判定されて起動モード設定
処理手段に通知される。
【0049】通知を受けた起動モード設定処理手段にお
いては、起動モード保持テーブルに対して次回の起動を
保守モード(または監視モード)で行う設定がなされ
る。
【0050】これによって、プラント監視制御装置の再
起動に際し、起動モード判定処理手段は、起動モード保
持テーブルに設定されている起動モードを確認した上
で、装置の立ち上げが行われる。
【0051】この場合にも、これらの各操作は、各プラ
ント監視制御装置の相互間では何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずにそれぞれ独立的に行われる。
【0052】本発明の請求項15に記載の分散型プラン
ト監視制御システムは、前記請求項1に記載の分散型プ
ラント監視制御システムにおいて、前記請求項2,3お
よび11に記載の各履歴データ管理装置、前記請求項
4,5,7および8に記載の各設定データ管理装置、前
記請求項12および13に記載の警報データ管理装置な
どのそれぞれにシステム共通データを取扱う各管理装置
につき、これらの各管理装置をシステムに共通の共通デ
ータ管理装置とし、所要の各機能および各ニーズ対応に
該共通データ管理装置を任意に統合または分散して前記
各プラント監視制御装置を構成するようにしたことを特
徴としている。
【0053】本請求項15の分散型プラント監視制御シ
ステムでは、履歴データ管理装置、設定データ管理装
置、警報データ管理装置などの共通データ管理装置を任
意に統合または分散させることで、所要の各機能および
各ニーズに対応したそれぞれの各プラント監視制御装置
が構成される。
【0054】また、このように構成される個々の各プラ
ント監視制御装置においては、プラントの監視、ならび
に制御操作が、各プラント監視制御装置の相互間では何
らの関係もなく、かつ何らの影響をも受けずにそれぞれ
独立的に行われる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る分散型プラン
ト監視制御システム、およびその記録媒体の実施形態に
つき、図1ないし図6の各図を参照して詳細に説明す
る。
【0056】〔第1の実施形態〕図1は、本発明の請求
項1に記載の発明に対応する第1の実施形態を適用して
構成された基本的な分散型プラント監視制御システムの
概要を示すブロック図である。
【0057】本第1の実施形態による分散型プラント監
視制御システムにおいては、監視対象のプラント4に対
して制御操作を行うプラント制御操作装置3を有してお
り、かつ該プラント制御操作装置3を介してプラント4
の各対象部分を個々に操作制御する複数台のプラント監
視制御装置201,202を設けてある。
【0058】そして、これらの各プラント監視制御装置
201,202には、運転員が対話制御操作するための
キーボード、CRTなどの入出力装置(入力装置および
出力装置)101,102をそれぞれに配置した上で、
該各プラント監視制御装置201,202に対し、入出
力装置101,102からの操作入力のための入力用イ
ンターフェースとなる入力判定処理手段261と、プラ
ント制御操作装置3への操作値出力を行う操作値出力処
理手段262とをそれぞれに設けると共に、プラント4
から取得するプラントデータ(制御結果データを含む監
視データ)の入力用インターフェースとなるプラントデ
ータ取得処理手段264と、入出力装置101,102
へのプラントデータの表示出力を行うプラントデータ表
示処理手段263とをそれぞれに設けて構成する。
【0059】次に、上記構成による第1の実施形態シス
テムの動作について述べる。
【0060】通常時の状態で、任意の何れかのプラント
監視制御装置201もしくは202の入出力装置10
1,102から、対話操作によって運転員の何らかの操
作データの入力があると、まず最初に、該操作データの
内容が入力判定処理手段261によって判定される。こ
の判定の結果、操作入力が監視対象プラント4のプラン
トデータ表示要求であったときには、該何れか一方のプ
ラント監視制御装置、この場合、対話入力を行ったプラ
ント監視制御装置201では、自装置において、プラン
トデータ取得処理手段264によるプラント4からのプ
ラントデータの取得と、取得されたプラントデータのプ
ラントデータ表示処理手段263による入出力装置10
1への表示がなされる。
【0061】また、判定結果の操作入力がプラント4へ
の制御操作要求であったときには、他方のプラント監視
制御装置202の稼働状態とは何らの関係もなく、かつ
何らの影響をも受けずに、操作値出力処理手段262に
よるプラント制御操作装置3への制御操作値の出力がな
され、該プラント制御操作装置3によってプラント4に
対する所要の制御操作が実行される。
【0062】従って、本第1の実施形態の装置構成で
は、複数台の各プラント監視制御装置201,202が
相互には全く関係せずに、個々に単独してプラント4の
監視制御を行い得るようになっているために、たとえ、
これらの各プラント監視制御装置201,202のうち
の何れかが、上記した何らかの理由で停止あるいは動作
不良になった場合でも、プラント4の全体の監視制御を
良好なままで確実に継続できる。
【0063】〔第2の実施形態〕図2は、本発明の請求
項1および15に記載の各発明を含んで、請求項2およ
び3に記載の各発明に対応する第2の実施形態を適用し
て構成された分散型プラント監視制御システムの該当す
る主要部の概要のみを示すブロック図である。
【0064】本第2の実施形態による分散型プラント監
視制御システムは、上記第1の実施形態の構成におい
て、複数台の各プラント監視制御装置201,202に
対応して監視対象プラント4の履歴データをシステム共
通のデータとして管理する履歴データ管理装置210を
併設させたものである。
【0065】すなわち、履歴データ管理装置210に
は、プラント4の履歴データを保存する履歴データ保存
テーブル270を設けると共に、プラント4から取得す
るプラントデータ(監視データ)の入力用インターフェ
ースとなる第2のプラントデータ取得処理手段264
a、および該取得されたプラントデータを保存する第2
のプラントデータ保存テーブル269aと、該第2のプ
ラントデータ保存テーブル269aから履歴データを収
集して履歴データ保存テーブル270に保存する履歴デ
ータ収集処理手段268とを設け、また、履歴データ保
存テーブル270に保存されている履歴データを運転員
からの表示要求に対応して選択的に取り出す履歴データ
制御処理手段267を設ける。
【0066】そして、各プラント監視制御装置201,
202のそれぞれにあって、この図2の場合、プラント
監視制御装置201には、運転員からの表示要求を判定
する要求機能判定手段265と、該要求機能判定手段2
65の判定結果に基づき、履歴データ管理装置210の
履歴データ制御処理手段267を介して監視対象プラン
ト4の履歴データを取得するための履歴データ取得処理
手段266とを設けて構成する。
【0067】次に、上記構成による第2の実施形態での
通常時の動作について述べる。
【0068】この第2の実施形態の場合、入出力装置1
01からの運転員のプラント監視制御装置201に対す
る何らかの操作入力、つまり、対話要求の入力は、入力
判定処理手段261によって判定された上で要求機能判
定手段265に通知され、該要求機能判定手段266に
おいては、対話要求が“履歴データ表示要求”であるこ
とを判定したとき、これをプラントデータ表示処理手段
263、および履歴データ取得処理手段266に通知す
る。
【0069】この結果、プラント監視制御装置201の
履歴データ取得処理手段266においては、監視対象プ
ラント4の過去の履歴データとして、履歴データ管理装
置210の履歴データ保存テーブル270に保存されて
いるマスターデータを用い、また、要求時点以降の履歴
データについては、自計算機のプラントデータ取得処理
手段264によって得られるプラントデータを用いるこ
とにより、ここでのプラント4の履歴データを入出力装
置101の画面上に容易に表示でき、該表示に基づいた
監視制御が可能になる。
【0070】なお、図2では、入出力装置101による
プラント監視制御装置201からの対話要求の場合であ
るが、別のプラント監視制御装置202からの対話要求
の場合にも同様に処理し得ることは勿論である。
【0071】従って、本第2の実施形態の装置構成で
は、上記第1の実施形態での作用効果に合わせて、複数
台の各プラント監視制御装置201,202の入出力装
置101,102に対して同じ時刻要素による監視対象
プラント4の履歴データを容易に表示させることができ
る。
【0072】一方、本第2の実施形態にあって、履歴デ
ータ管理装置210が停止あるいは動作不良になった場
合には、プラント4の過去の履歴データについては表示
不能となるが、各プラント監視制御装置201,202
においては、共に要求時点からの履歴データの表示は可
能であることから、各プラント監視制御装置201,2
02のうちの何れかが停止あるいは動作不良になったと
しても、プラント4の監視制御機能を完全には喪失する
ような惧れがない。
【0073】〔第3の実施形態〕図3は、本発明の請求
項1および15に記載の各発明を含んで、請求項4,5
および6、請求項7および8、請求項9および10のそ
れぞれに記載の各発明に対応する第3の実施形態を適用
して構成された分散型プラント監視制御システムの該当
する主要部の概要のみを示すブロック図である。
【0074】本第3の実施形態による分散型プラント監
視制御システムは、上記第1の実施形態の構成におい
て、複数台の各プラント監視制御装置201,202に
対応して運転員による設定データをシステム共通のデー
タとして管理する設定データ管理装置220を併設させ
たものである。
【0075】すなわち、各プラント監視制御装置20
1,202には、運転員による設定データを保存する設
定データ保存テーブル272と、該設定データがシステ
ム共通であるか否かを判定するデータ設定判定テーブル
273とを設けると共に、システム間にて、設定データ
を制御する設定データ制御処理手段271と、該データ
設定制御処理手段271が配されている装置を判定する
計算機モード保持テーブル284とをそれぞれに設け
る。また同様に、設定データ管理装置220に対して
も、第2の設定データ保存テーブル272aと、第2の
データ設定判定テーブル273aと、第2の設定データ
制御処理手段271aと、計算機モード保持テーブル2
84aとをそれぞれに設けて構成する。
【0076】そして、本第3の実施形態によるプラント
監視制御システム、特に請求項4と5,7,9に記載の
各発明に対応するプラント監視制御システムに付加され
るところの、請求項6,8,10に記載の各発明とし
て、該請求項4と5,7,9に記載の各発明の機能を所
期通りにそれぞれ実行するために、各プラント監視制御
装置201,202に対して、計算機によって読取り入
力可能なそれぞれの各プログラム内容を記録したフロッ
ピィディスク(FD)などの記録媒体301,302を
それぞれに付帯させてある。
【0077】次に、上記構成による第3の実施形態での
通常時の動作について述べる。
【0078】プラント監視制御システムの場合、1つの
設定データとして、例えば、CRTオペレーション札掛
け機能は、通常、システム共通に設定されるべきデータ
であるが、運転員が入出力装置101,102(ここで
は、入出力装置101)、を用いてプラント監視制御装
置201に設定する札掛けデータは、該プラント監視制
御装置201の入力判定処理手段261、および要求機
能判定処理手段265を経た上で、設定データ制御処理
手段271によって自装置内の設定データ保存テーブル
272に設定保存される。また、該設定データ制御処理
手段271から設定データ管理装置220にも入力さ
れ、同様に、該設定データ管理装置220の第2の設定
データ制御処理手段271aによって自装置内の第2の
設定データ保存テーブル272aに設定保存された後、
該設定データ管理装置220の第2の設定データ制御処
理手段271aによって、他の全てのプラント監視制御
装置(ここでは、プラント監視制御装置202)に対し
ても同様に配信され、該プラント監視制御装置202に
おいては、その設定データ制御処理手段271によって
自装置内の設定データ保存テーブル272に該札掛けデ
ータを設定保存する。
【0079】そして、本第3の実施形態による請求項
4,5の記載に該当する装置構成においては、各記録媒
体301,302に記録されている各プログラムのうち
で、該請求項4,5の記載に関連して選択されるプログ
ラムにより、この請求項4での上記した特有の機能、つ
まり、一方のプラント監視制御装置201から入力され
るシステム共通の各設定データが、自装置の設定データ
保存テーブル272に設定保存されると共に、設定デー
タ管理装置220の第2のデータ保存テーブル272に
も保存設定され、かつ同時に、設定データ管理装置22
0によって他方のプラント監視制御装置202の設定デ
ータ保存テーブル272にも自動的に入力され、同様
に、自装置の設定データ保存テーブル272に設定保存
されるという機能を容易に実行可能にする。
【0080】従って、請求項4,5に関連して各記録媒
体301,302に記録される各プログラム内容(請求
項6に該当)としては、各プラント監視制御装置20
1,202側に関して、入力される設定データを設定デ
ータ制御処理手段271で制御処理した後に、それぞれ
自装置の設定データ保存テーブル272に設定保存させ
ると共に、設定データ管理装置220の第2の設定デー
タ制御処理手段271aに通知するプログラム手段であ
ればよく、設定データ管理装置220側に関しては、通
知される設定データを第2の設定データ制御処理手段2
71aで制御処理した後に、それぞれ自装置の第2の設
定データ保存テーブル272aに設定保存させるプログ
ラム手段、および該第2の設定データ保存テーブル27
2aに保存されている設定データを同一システムに属す
る全てのプラント監視制御装置に配信するプログラム手
段であればよい。
【0081】一方、請求項7の記載に関連して、設定デ
ータとしての、例えば、グループトレンド機能などのグ
ループ登録は、ユーザーによる設定であるが、該グルー
プ登録する内容をシステム共通とするか、あるいは各プ
ラント監視制御装置201,202毎の個別のものにす
るかは、任意であってよく、この何れかの態様を各プラ
ント監視制御装置201,202のデータ設定判定テー
ブル273にそれぞれ設定登録しておくことにより、該
登録内容を設定データ制御処理手段271によって容易
に判定できることから、システム共通とするのであれ
ば、各設定データ制御処理手段271,271aによっ
て、該当する設定データ保存テーブル272と第2の設
定データ保存テーブル272aとに対して共通に設定保
存され、個別にするのであれば、運転員が直接設定した
プラント監視制御装置201、もしくは202の対応す
る設定データ保存テーブル272においてのみ選択的に
設定保存される。
【0082】本第3の実施形態による請求項7の記載に
該当する装置構成においても、各記録媒体301,30
2に記録されている各プログラムのうちで、該請求項7
の記載に関連して選択されるプログラムにより、この請
求項7での上記した特有の機能、つまり、入力される設
定データの設定保存に関し、設定データ制御処理手段2
71によって、各プラント監視制御装置201,202
のデータ設定判定テーブル273に設定登録した基準通
りに、各対応する設定データ保存テーブル272に設定
データの設定保存を自動的に行うという機能を容易に実
行可能にする。
【0083】従って、請求項7に関連して各記録媒体3
01,302に記録される各プログラム内容(請求項8
に該当)としては、各プラント監視制御装置201,2
02側に関して、入力される設定データを設定データ制
御処理手段271において制御処理すると共に、該当す
る各データ設定判定テーブル273に登録した設定基準
に対応して、それぞれに自装置の各設定データ保存テー
ブル272への設定データの設定保存を行うか否かを選
択するプログラム手段であればよい。
【0084】さらに、請求項9の記載に関連して、本第
3の実施形態においては、例えば、プラント監視制御装
置201が停止状態であるときにも、プラント監視制御
装置202からのデータ設定を可能にする。すなわち、
この場合、設定されるデータがシステム共通に設定され
るべきデータであるときには、該停止されていたプラン
ト監視制御装置201の再起動時にあって、設定データ
管理装置220の設定データ保存テーブル272aに設
定保存されているマスターデータをコピーすることで、
各プラント監視制御装置201,202のそれぞれの各
設定データの相互を容易に整合し得るもので、これによ
って、自計算機が停止しているときの設定データ漏れを
回避することができる。しかし、この停止状態が設定デ
ータ管理装置220であるときには、その整合を行う必
要は全くない。
【0085】一方、各プラント監視制御装置201,2
02および設定データ管理装置220が起動したときに
は、相互の整合要求に応える必要があるため、それぞれ
の各設定データ制御処理手段271,271と第2の設
定データ制御処理手段271aとが自装置の計算機モー
ド保持テーブル284,284と第2計算機モード保持
テーブル284aの保持内容を参照することにより、そ
のデータ整合の必要性の有無を判定する。
【0086】本第3の実施形態による請求項9の記載に
該当する装置構成においても、各記録媒体301,30
2に記録されている各プログラムのうちで、該請求項9
の記載に関連して選択されるプログラムにより、この請
求項9での上記した特有の機能、つまり、一方のプラン
ト監視制御装置201の停止時に、他方のプラント監視
制御装置202からシステム共通のデータ設定がなされ
た場合、再起動されるプラント監視制御装置201での
設定データ漏れを回避する必要上、該停止されていたプ
ラント監視制御装置201の再起動に伴い、設定データ
制御処理手段271によって設定データ管理装置220
の設定データ保存テーブル272aに設定保存されてい
るマスターデータをコピーすると共に、先に請求項6で
述べた如く、自装置のデータ設定判定テーブル273の
設定登録に準じて、設定データ保存テーブル272への
該コピーしたマスターデータの設定保存、ひいては設定
データの更新を自動的に行うという機能を容易に実行可
能にする。
【0087】従って、請求項9に関連して各記録媒体3
01,302に記録される各プログラム内容(請求項1
0に該当)としては、各プラント監視制御装置201,
202側に関して、停止状態のプラント監視制御装置2
01の再起動時に、設定データ管理装置220の設定デ
ータ保存テーブル272aに設定保存されているマスタ
ーデータをコピーした上で、自装置のデータ設定判定テ
ーブル273の設定登録に準じて、設定データ保存テー
ブル272への該マスターデータの設定保存、ひいては
設定データの更新を行うプログラム手段、およびプラン
ト監視制御装置201,202と設定データ管理装置2
20との起動時に相互の整合をとり得るプログラム手段
であればよい。
【0088】以上のようにして本第3の実施形態の装置
構成では、運転員による設定データをシステム共通に容
易に管理できると共に、機能の相違ならびに計算機の位
置付けに対応して、運転員による設定データに対して十
分な自由度を与えることができる。
【0089】なお、本第3の実施形態では、設定データ
管理装置220として新たな装置構成を設けているが、
上記第2の実施形態での履歴データ管理装置210と装
置構成を共通使用すことも、構成の僅かなアレンジによ
るのみで可能であり、該共通利用によって、これらの各
装置210,220のもつ機能を1台の装置構成に装架
できて、結果的に、計算機ハード台数を効果的に抑制す
ることができる。
【0090】〔第4の実施形態〕図4は、本発明の請求
項1および15に記載の各発明を含んで、請求項11に
記載の発明に対応する第4の実施形態を適用して構成さ
れた分散型プラント監視制御システムの該当する主要部
の概要のみを示すブロック図である。
【0091】本第4の実施形態による分散型プラント監
視制御システムは、上記第2の実施形態の構成におい
て、履歴データ管理装置を二重化することで、各履歴デ
ータ管理装置210,211を配置した場合にも該当す
る各履歴データの一元化を図るため、該各履歴データ管
理装置210,211間に対して、両者が共有する共有
ディスク装置240を接続させ、かつ該共有ディスク装
置240内に履歴データマスター保存テーブル274を
設けると共に、二重化された各履歴データ管理装置21
0,211には、先の履歴データ保存テーブル270に
代えて履歴データローカル保存テーブル275,275
をそれぞれに置いたものである。
【0092】次に、上記構成による第4の実施形態での
通常時の動作について述べる。
【0093】この第4の実施形態の場合、二重化された
各履歴データ管理装置210,211では、同図4に見
られる如く、マスターモードの履歴データ管理装置21
0だけが共有ディスク装置240の履歴データマスター
保存テーブル274に対してアクセス可能にされ、スレ
ーブモードの履歴データ管理装置211からのアクセス
ができないようにされると共に、マスター切替えを行っ
たときには、スレーブモードであった履歴データ管理装
置211が共有ディスク装置240の履歴データマスタ
ー保存テーブル274にアクセスできるようになるまで
の間、入力される履歴データが自装置の履歴データロー
カル保存テーブル275に一時保存して更新されるよう
になっており、かつ図4に点線で示す如く、該履歴デー
タ管理装置211が履歴データマスター保存テーブル2
74にアクセス可能になった時点で一時保存データを更
新するのである。
【0094】従って、本第4の実施形態の装置構成で
は、履歴データ管理装置を二重化構成にした場合にも、
管理される履歴データを1つにしているため、マスター
データの二重管理が発生する惧れはない。また、この場
合、マスターである履歴データ管理装置210が停止し
て、スレーブであった履歴データ管理装置211がマス
ターとなるとき、該履歴データ管理装置211は、共有
ディスク装置240の履歴データマスター保存テーブル
274に直ちにはアクセスこそできないのであるが、こ
の間は、マスターに移行中の履歴データ管理装置211
の履歴データローカル保存テーブル275に入力データ
が一時保存された上で、移行終了に伴いアクセス可能に
なった時点で更新されるため、マスターへの切替え中の
データ欠損を良好に回避することができる。
【0095】〔第5の実施形態〕図5は、本発明の請求
項1および15に記載の各発明を含んで、請求項12お
よび13に記載の各発明に対応する第5の実施形態を適
用して構成された分散型プラント監視制御システムの該
当する主要部の概要構成のみを示すブロック図である。
【0096】本第5の実施形態による分散型プラント監
視制御システムは、上記第1の実施形態の構成におい
て、複数台の各プラント監視制御装置201,202に
対応して警報データをシステム共通のデータとして管理
する警報データ管理装置230を併設させたものであ
る。
【0097】すなわち、各プラント監視制御装置20
1,202には、プラントデータ保存テーブル269に
保存されるプラントデータから警報データを作成する警
報データ作成処理手段278と、該警報データを保存す
る警報データ保存テーブル279とを設けると共に、シ
ステム間にて、警報データを制御する警報データ制御処
理手段280と、警報データ管理装置230の状態を監
視する運転モード制御処理手段277と、監視状態を保
存する運転モード管理テーブル276とをそれぞれに設
け、また同様に、警報データ管理装置230に対して
も、第2の警報データ作成処理手段278aと、第2の
警報データ保存テーブル279aと、第2の警報データ
制御処理手段280aとをそれぞれに設けて構成する。
【0098】次に、上記構成による第5の実施形態での
通常時の動作について述べる。
【0099】この第5の実施形態の場合、入出力装置1
01からの運転員のプラント監視制御装置201に対す
る対話要求の入力は、入力判定処理手段261によって
判定された上で要求機能判定手段265に通知され、該
要求機能判定手段266においては、対話要求が“警報
データ表示要求”であることを判定したとき、これをプ
ラントデータ表示処理手段263、および警報データ制
御処理手段280に通知する。
【0100】通知を受けた警報データ制御処理手段28
0では、運転モード管理テーブル276により、運転モ
ード管理テーブル276を参照することで警報データ管
理装置230の状態が正常であることが確認されると、
該警報データ管理装置230の第2の警報データ保存テ
ーブル279aに保存されている警報データを第2の警
報データ制御処理手段280aから取得し、入出力装置
101の画面上に該警報データを表示する。また一方
で、運転モード制御処理手段277によって警報データ
管理装置230の状態が正常でないことが認識される
と、運転モード管理テーブル276に対して警報データ
管理装置230の状態を更新し、この結果、該警報デー
タ制御処理手段280は、自装置の警報データ保存テー
ブル279から警報データを取得し、同様に、入出力装
置101の画面上に該警報データを表示す。
【0101】この図5では、入出力装置101によるプ
ラント監視制御装置201からの対話要求の場合である
が、別のプラント監視制御装置202からの対話要求の
場合にも同様に処理し得ることは勿論である。また、警
報データ制御処理手段280は、運転モード管理テーブ
ル276を参照することで警報データ管理装置230の
状態を確認するものとしているが、運転モード制御処理
手段277からの通知によっても同様に確認することが
可能である。
【0102】従って、本第5の実施形態の装置構成で
は、上記第1の実施形態での作用効果に合わせて、複数
台の各プラント監視制御装置201,202において同
じ時刻要素による警報データをシステム共通のデータと
して管理することができる。また、例えば、該警報デー
タを管理している警報データ管理装置230が異常状態
になったとしても、各プラント監視制御装置201,2
02では、自装置の警報データ保存テーブル279から
警報データを取得できるために警報機能を完全には喪失
するような惧れがない。
【0103】なお、本第5の実施形態では、警報データ
管理装置230として新たな装置構成を設けているが、
上記第2の実施形態での履歴データ管理装置210、も
しくは上記第3の実施形態での設定データ管理装置22
0と装置構成を共通使用すことも、構成の僅かなアレン
ジによるのみで可能であり、該共通利用によって、これ
らの各装置210,220のもつ機能を1台の装置構成
に装架できて、結果的に、計算機ハード台数を抑制する
ことができる。
【0104】〔第6の実施形態〕図6は、本発明の請求
項1および15に記載の各発明を含んで、請求項14に
記載の発明に対応する第6の実施形態を適用して構成さ
れた分散型プラント監視制御システムの該当する主要部
の概要構成のみを示すブロック図である。
【0105】本第5の実施形態による分散型プラント監
視制御システムは、上記第1の実施形態の構成におい
て、複数台の各プラント監視制御装置201,202に
対し、次回起動時のモードを設定する起動モード設定処
理手段281と、該次回の起動モードを保存する起動モ
ード保持テーブル282と、同様に、次回の起動モード
を判定する起動モード判定処理手段283とを設けたも
のである。
【0106】次に、上記構成による第6の実施形態での
通常時の動作について述べる。
【0107】この第6の実施形態の場合、プラント監視
モードで動作されているプラント監視制御装置201の
入出力装置101からの運転員による保守モードへの切
替え要求の入力は、入力判定処理手段261によって判
定された上で、起動モード設定処理手段281に通知さ
れ、該起動モード設定処理手段281では、起動モード
保持テーブル282に対して、次回は保守モードで起動
するための設定がなされる。停止されていたプラント監
視制御装置201の再起動に伴い、起動モード判定処理
手段283は、起動モード保持テーブル282に設定さ
れている起動モード、つまり、この場合は保守モードを
確認した後に、該保守モードで装置を立ち上げることに
なる。そして、この起動態様は、保守モードから監視モ
ードへの切替えについても全く同様である。
【0108】この図6では、入出力装置101によるプ
ラント監視制御装置201からのモード切替え要求の場
合であるが、別のプラント監視制御装置202からのモ
ード切替え要求の場合にも同様に処理し得ることは勿論
である。
【0109】従って、本第6の実施形態の装置構成で
は、各プラント監視制御装置201,202の相互間で
保守ツールを共有することにより、計算機ハードを有効
かつ効果的に利用できる。
【0110】ここで、請求項15に関連して、上記各実
施形態、殊に、第2ないし第5の各実施形態を総括し
て、前記履歴データ管理装置210,211(第2およ
び第4の各実施形態)、前記設定データ管理装置220
(第3の実施形態)、警報データ管理装置230(第5
の実施形態)などのそれぞれにシステム共通データを取
扱う各管理装置については、これらの各管理装置をシス
テムに共通の共通データ管理装置とすることで、所要の
各機能および各ニーズに対応して該共通データ管理装置
を任意に統合または分散して用いるようにすれば、シス
テムを構成するための計算機ハード台数を積極的かつ効
果的に抑制することができる。
【0111】
【発明の効果】以上、実施形態によって詳述したよう
に、本発明に係る請求項1のプラント監視制御システム
によれば、複数台設置される各プラント監視制御装置の
うちで、何れかのプラント監視制御装置の入力装置から
の操作入力の内容を入力判定処理手段によって判定し、
判定結果が、監視対象プラントのプラントデータ表示要
求であると、自装置のプラントデータ取得処理手段によ
る監視対象プラントからのプラントデータの取得、およ
びプラントデータ表示処理手段による表示装置への表示
を行い、また、プラントへの制御操作要求であると、操
作値出力処理手段による制御操作装置への制御操作値の
出力を行うようにしているから、何れのプラント監視制
御装置からの入力操作も、他のプラント監視制御装置と
は何らの関係もなしに行うことができて、他のプラント
監視制御装置の異常状態などの影響を全く受ける惧れが
なく、プラントに対する入出力処理が個々の各プラント
監視制御装置で独立的に行えるのであり、この結果、プ
ラント監視制御システムによってプラントの監視と制御
を行う上で、該システムに対して必要最低限の監視制御
機能を良好かつ効果的に与えることができる。
【0112】請求項2ならびに3の各プラント監視制御
システムによれば、請求項1の分散型プラント監視制御
システムにおいて、プラント監視制御装置の入力装置か
らの操作入力の内容を入力判定処理手段、または入力判
定処理手段と要求機能判定処理手段とで判定し、判定結
果が、監視対象プラントの履歴データ表示要求である場
合、履歴データ取得処理手段により、履歴データ管理装
置の履歴データ制御処理手段を介し、履歴データ保存テ
ーブルの履歴データを取得して表示装置に表示させるよ
うにしたから、監視対象プラントにおける所要の時間要
素をもつ履歴データを容易に表示させることができ、し
かも、このように履歴データ管理装置をシステム一括で
一元化して管理するため、各履歴データの表示内容が各
プラント監視制御装置毎に異なる惧れが解消される。
【0113】一方、要求時点以降の履歴データについて
も、プラントデータ取得処理手段で取得して、同様に表
示装置に表示されるようにしてあるので、履歴データを
用いた監視制御機能の完全喪失を効果的に回避できる。
【0114】請求項4ならびに5の各分散型プラント監
視制御システムによれば、請求項1の分散型プラント監
視制御システムにおいて、プラント監視制御装置への入
力内容を入力判定処理手段、または入力判定処理手段と
要求機能判定処理手段とで判定し、判定結果が、データ
設定要求である場合、設定データ取得処理手段によって
データ設定を行い、設定された設定データを設定データ
保存テーブルに保存でき、また同時に、設定データ管理
装置に対しても設定データを入力し、第2の設定データ
保存テーブルにマスターデータとして保存すると共に、
他の全てのプラント監視制御装置に対しても配信するこ
とができるもので、この結果、システム共通にもつべき
各設定データの管理を良好に行い得る。
【0115】請求項6の分散型プラント監視制御システ
ムの記録媒体によれば、請求項4ならびに5のプラント
監視制御システムにおいて、該請求項4ならびに5での
動作を所定のプログラム通りに実行して所要の作用を得
ることができる。
【0116】請求項7の分散型プラント監視制御システ
ムによれば、データ設定判定テーブルによって、入力さ
れる設定データが登録された設定基準に対応してシステ
ム共通であるか否かを判定し、判定結果が、システム共
通である場合、設定データ保存テーブルおよび第2の設
定データ保存テーブルにそれぞれ保存し、かつシステム
共通でない場合、設定入力した側の設定データ保存テー
ブルにおいてのみ選択的に保存するようにしたので、各
設定データをそれぞれの機能に応じて設定することがで
きる。
【0117】請求項8の分散型プラント監視制御システ
ムの記録媒体によれば、請求項7のプラント監視制御シ
ステムにおいて、該請求項7での動作を所定のプログラ
ム通りに実行して所要の作用を得ることができる。
【0118】請求項9の分散型プラント監視制御システ
ムによれば、何れかのプラント監視制御装置が停止され
たままの状態で他のプラント監視制御装置からのデータ
設定がなされている場合、該停止状態のプラント監視制
御装置の再起動に際し、計算機モード保持テーブルで判
定される計算機モードに対応して、設定データ管理装置
に設定保存されたマスターデータのコピーによる設定デ
ータの更新などの整合につき、整合元の装置を確認した
上で行うようにしたので、該再起動時での設定データ漏
れを確実に回避することができる。
【0119】請求項10の分散型プラント監視制御シス
テムの記録媒体によれば、請求項9のプラント監視制御
システムにおいて、該請求項9での動作を所定のプログ
ラム通りに実行して所要の作用を得ることができる。
【0120】請求項11の分散型プラント監視制御シス
テムによれば、請求項2または3の分散型プラント監視
制御システムにおいて、二重化された各履歴データ管理
装置のうちで、一方のマスターモードの履歴データ管理
装置から他方のスレーブモードの履歴データ管理装置へ
のマスター切替え時に、スレーブモードであった履歴デ
ータ管理装置が共有ディスク装置の履歴データマスター
保存テーブルにアクセスできるようになるまでの間、入
力される履歴データを該スレーブモードの履歴データ管
理装置の履歴データローカル保存テーブルに一時保存し
て更新し、アクセス可能になった時点で、該一時保存さ
れていた履歴データを履歴データマスター保存テーブル
に更新するようにしたから、履歴データ管理装置の二重
化に伴うマスターデータの二重管理、ならびに切替え中
のデータ欠損を容易に回避することができる。
【0121】請求項12ならびに13の各分散型プラン
ト監視制御システムによれば、請求項1の分散型プラン
ト監視制御システムにおいて、プラント監視制御装置へ
の入力内容を入力判定処理手段、または入力判定処理手
段と要求機能判定処理手段とで判定し、判定結果が、監
視対象プラントの警報データ表示要求であって、かつ警
報データ管理装置の状態が正常である場合、警報データ
管理装置の第2の警報データ保存テーブルから警報デー
タを取得して表示装置上に表示させ、状態が正常でない
場合、自装置の警報データ保存テーブルから警報データ
を取得して同様に表示装置上に表示させるようにしたか
ら、監視対象プラントにおける所要の時間要素をもつ警
報データを容易に表示させることができ、しかも、この
ように警報データ管理装置をシステム一括で一元化して
管理し、かつ一元管理できないときには、個々に警報デ
ータのバックアップしているので、監視制御のための最
低限の機能を維持できる。
【0122】請求項14の分散型プラント監視制御シス
テムによれば、請求項1の分散型プラント監視制御シス
テムにおいて、プラント監視制御装置の監視モード(ま
たはプラント保守モード)から保守モード(または監視
モード)への切替え要求に伴い、起動モード保持テーブ
ルに次回の起動を保守モード(または監視モード)とす
るための起動モード設定をなし、かつ再起動に際して
は、起動モード判定処理手段によって該起動モードを確
認するようにしたから、設定された起動モードでの装置
の立ち上げが効果的に行われ、該装置を必要時にのみ保
守ツールとして起動させることができる。
【0123】請求項15の分散型プラント監視制御シス
テムによれば、上記のシステム共通データを取扱う各管
理装置を共通データ管理装置として用い、所要の各機能
および各ニーズに対応して各共通データ管理装置を任意
に統合、分散して各プラント監視制御装置を構成するよ
うにしたから、システムを構成する計算機のハード台数
を効果的に抑制できる。
【0124】そして、上記の各構成に伴うそれぞれの操
作については、複数台の各プラント監視制御装置の相互
間では何らの関係もなく、かつ何らの影響をも受けずに
独立的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用した基本的な分
散型プラント監視制御システムの概要構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムの該当する主要部の概要構成のみ
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムの該当する主要部の概要構成のみ
を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムの該当する主要部の概要構成のみ
を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムの該当する主要部の概要構成のみ
を示すブロック図である。
【図6】本発明の第6の実施形態を適用した分散型プラ
ント監視制御システムの該当する主要部の概要構成のみ
を示すブロック図である。
【図7】従来例による基本的な分散型プラント監視制御
システムの概要構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3…プラント制御操作装置 4…制御対象プラ
ント 101,102…入出力装置(入力装置および出力装
置) 201,202…プラント監視制御装置 210,211…履歴データ管理装置 220…設定データ管理装置 230…警報デー
タ管理装置 240…共有ディスク装置 261…入力判定
処理手段 262…操作値出力処理手段 263…プラント
データ表示処理手段 264…プラントデータ取得処理手段 264a…第2のプラントデータ取得処理手段 265…要求機能判定処理手段 266…履歴デー
タ取得処理手段 267…履歴データ制御処理手段 268…履歴デー
タ収集処理手段 269…プラントデータ保存テーブル 269a…第2のプラントデータ保存テーブル 270…履歴データ保存テーブル 271…設定デー
タ制御処理手段 271a…第2の設定データ制御処理手段 272…設定データ保存テーブル 272a…第2の設定データ保存テーブル 273…データ設定判定テーブル 273a…第2のデータ設定判定テーブル 274…履歴データマスター保存テーブル 275…履歴データローカル保存テーブル 276…運転モード管理テーブル 277…運転モー
ド制御処理手段 278…警報データ作成処理手段 278a…警報デ
ータ作成処理手段 279…警報データ保存テーブル 279a…警報デ
ータ保存テーブル 280…警報データ制御処理手段 278a…警報デ
ータ制御処理手段 281…起動モード設定処理手段 282…起動モー
ド保持テーブル 283…起動モード判定処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 経夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5H209 AA02 CC13 DD04 EE11 GG04 GG08 GG11 SS01 SS04 5H215 AA02 BB11 CC09 CX08 CX09 GG05 KK04 5H223 AA02 CC08 CC09 DD03 DD09 EE04 EE17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象プラントからのプラントデータ
    を取得するプラントデータ取得処理手段、および取得し
    たプラントデータを表示装置に出力表示させるプラント
    データ表示処理手段と、入力装置からの制御入力データ
    の入力内容を判定する入力判定処理手段、および制御入
    力に対する操作値を制御出力データとして監視対象プラ
    ントの制御操作装置に出力する操作値出力処理手段とを
    備えるプラント監視制御装置を設け、該プラント監視制
    御装置の複数台の相互を個々に独立してデータ伝送路で
    接続させ、監視対象プラントと各プラント監視制御装置
    との間で個々にデータの入出力を可能にしたことを特徴
    とする分散型プラント監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、監視対象プラントからのプラ
    ントデータを取得する第2のプラントデータ取得処理手
    段、および取得したプラントデータを保存するプラント
    データ保存テーブルと、該プラントデータ保存テーブル
    から履歴データを収集する履歴データ収集処理手段、お
    よび収集された履歴データを保存する履歴データ保存テ
    ーブルと、前記複数台の各プラント監視制御装置の何れ
    かからの履歴データの表示要求があったとき、履歴デー
    タ保存テーブルから該当履歴データを取り出して要求元
    のプラント監視制御装置に転送する履歴データ制御処理
    手段とを備える履歴データ管理装置を設けると共に、各
    プラント監視制御装置には、履歴データ管理装置に保存
    されている履歴データから該当履歴データの転送を要求
    し、かつ該要求に基づいて履歴データ制御処理手段から
    転送される該当履歴データを取得する履歴データ取得処
    理手段を設け、各プラント監視制御装置の表示装置に対
    して同一の時間要素をもつ履歴データを表示可能にした
    ことを特徴とする分散型プラント監視制御システム。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、前記複数台の各プラント監視
    制御装置には、前記入力装置からの入力データの入力内
    容を判定して、判定結果が履歴データの表示要求である
    ときに、該履歴データの表示要求を前記履歴データ取得
    処理手段に指令する要求機能判定処理手段を設けたこと
    を特徴とする分散型プラント監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、運転員によって前記複数台の
    各プラント監視制御装置の何れかから入力設定される設
    定データをシステム共通データとして管理する設定デー
    タ管理装置を配置させ、各プラント監視制御装置には、
    設定データ入力を処理して該当データを設定する設定デ
    ータ制御処理手段と、該設定された設定データを保存す
    る設定データ保存テーブルとを設け、設定データ管理装
    置には、設定データ制御処理手段で設定された設定デー
    タをマスターデータとして保存する第2の設定データ保
    存テーブルと、該マスターデータを各プラント監視制御
    装置との間で配信処理する第2の設定データ制御処理手
    段とを設け、何れかのプラント監視制御装置からの設定
    による設定データを他のプラント監視制御装置に同時設
    定させるようにしたことを特徴とする分散型プラント監
    視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、前記複数台の各プラント監視
    制御装置には、前記入力装置からの入力データの入力内
    容を判定して、判定結果が設定データの設定要求である
    ときに、該設定データの設定要求を前記設定データ制御
    処理手段に指令する要求機能判定処理手段を設けたこと
    を特徴とする分散型プラント監視制御システム。
  6. 【請求項6】 前記請求項4または5に記載の分散型プ
    ラント監視制御システムに用いる動作プログラムを保持
    する記録媒体であって、前記プラント監視制御装置に入
    力される設定データの設定データ制御処理手段による設
    定処理、設定処理後での設定データの設定データ保存テ
    ーブルへの保存、前記設定データ管理装置の第2の設定
    データ制御処理手段への通知をそれぞれに行うプログラ
    ム手段と、第2の設定データ制御処理手段に通知された
    設定データの第2の設定データ保存テーブルへの保存、
    第2の設定データ保存テーブルに保存された設定データ
    の他のプラント監視制御装置への配信をそれぞれに行う
    プログラム手段を含み、さらに、要求機能判定処理手段
    の判定結果による設定データ制御処理手段への指令を行
    うプログラム手段を含んで、該各プログラム手段を該当
    計算機(該当するプラント監視制御装置)によってそれ
    ぞれ読み取り可能に保持させたことを特徴とする分散型
    プラント監視制御システムの記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記請求項4または5に記載の分散型プ
    ラント監視制御システムにおいて、前記各プラント監視
    制御装置には、前記運転員による設定データの設定基準
    を登録可能とし、入力される設定データが設定基準に対
    応してシステム共通であるか否かを判定するデータ設定
    判定テーブルを設け、判定結果がシステム共通であると
    き、設定データ保存テーブルおよび第2の設定データ保
    存テーブルへの各設定保存を可能にし、システム共通で
    ないとき、設定データ保存テーブルのみへの設定保存を
    可能にしたことを特徴とする分散型プラント監視制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載の分散型プラント監
    視制御システムに用いる動作プログラムを保持する記録
    媒体であって、前記プラント監視制御装置に入力される
    設定データの設定データ制御処理手段による設定処理に
    際し、データ設定判定テーブルに登録した設定基準に対
    応して設定データ保存テーブルへの設定データの設定保
    存を行うか否かを選択するプログラム手段を含み、該プ
    ログラム手段を該当計算機(該当するプラント監視制御
    装置)によってそれぞれ読み取り可能に記録保持させた
    ことを特徴とする分散型プラント監視制御システムの記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 前記請求項7に記載の分散型プラント監
    視制御システムにおいて、前記各プラント監視制御装置
    には、前記データ設定制御処理手段が配されている装置
    が、何れのプラント監視制御装置であるか、あるいは設
    定データ管理装置であるかを判定する計算機モード保持
    テーブルを設け、停止されていた何れかのプラント監視
    制御装置の再起動時に、必要に応じて設定データの整合
    を行い得るようにしたことを特徴とする分散型プラント
    監視制御システム。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載の分散型プラント
    監視制御システムに用いる動作プログラムを保持する記
    録媒体であって、前記計算機モード保持テーブルの判定
    結果に基づき、停止状態からのプラント監視制御装置の
    再起動時に、必要に応じて設定データ管理装置の第2の
    設定データ保存テーブルに設定保存されているマスター
    データをコピーした上で、データ設定判定テーブルの設
    定基準に準じて設定データ保存テーブルへの該マスター
    データによる設定データの更新を行い、各プラント監視
    制御装置、設定データ管理装置の起動時における保存設
    定データ相互の整合をとり得るプログラム手段を含み、
    該プログラム手段を該当計算機(該当するプラント監視
    制御装置)によってそれぞれ読み取り可能に記録保持さ
    せたことを特徴とする分散型プラント監視制御システム
    の記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記請求項2または3に記載の分散型
    プラント監視制御システムにおいて、前記履歴データ管
    理装置を二重化させた上で、該二重化された各履歴デー
    タ管理装置に対して選択的に接続切替え可能な共有ディ
    スク装置を配置させると共に、該共有ディスク装置に
    は、履歴データマスター保存テーブルを設け、また、各
    履歴データ管理装置には、履歴データローカル保存テー
    ブルをそれぞれに設け、共有ディスク装置に対する一方
    の履歴データ管理装置から他方の履歴データ管理装置へ
    の接続切替えに際して、接続切替え完了までの間、各履
    歴データ管理装置の履歴データローカル保存テーブルに
    履歴データを一時保存させておき、切替え完了に伴い、
    該一時保存した履歴データを共有ディスク装置の履歴デ
    ータマスター保存テーブルに更新させて、切替え時の履
    歴データ欠損を回避するようにしたことを特徴とする分
    散型プラント監視制御システム。
  12. 【請求項12】 前記請求項1に記載の分散型プラント
    監視制御システムにおいて、監視対象プラントからのプ
    ラントデータを取得する第2のプラントデータ取得処理
    手段、および取得したプラントデータを保存する第2の
    プラントデータ保存テーブルと、該第2のプラントデー
    タ保存テーブルの保存プラントデータから警報データを
    作成する第2の警報データ作成処理手段、および作成さ
    れた警報データを保存する警報データ保存テーブルと、
    前記複数台の各プラント監視制御装置の何れかからの警
    報データの表示要求があったとき、警報データ保存テー
    ブルから該当警報データを取り出して要求元のプラント
    監視制御装置に転送する第2の警報データ制御処理手段
    とを備えた警報データ管理装置を設けると共に、各プラ
    ント監視制御装置には、プラントデータ取得処理手段で
    取得したプラントデータを保存するプラントデータ保存
    テーブルと、該プラントデータ保存テーブルの保存プラ
    ントデータから警報データを作成する警報データ作成処
    理手段、および作成された警報データを保存する警報デ
    ータ保存テーブルと、運転モード管理テーブルに基づい
    て警報データ管理装置の状態を監視する運転モード制御
    処理手段と、警報データ制御処理手段とを設け、警報デ
    ータの表示要求に伴い、警報データ制御処理手段によっ
    て、運転モード管理テーブルに対応して警報データを選
    択するようにしたことを特徴とする分散型プラント監視
    制御システム。
  13. 【請求項13】 前記請求項12に記載の分散型プラン
    ト監視制御システムにおいて、前記複数台の各プラント
    監視制御装置には、前記入力装置からの入力データの入
    力内容を判定して、判定結果が警報データの表示要求で
    あるときに、該警報データの表示要求を前記警報データ
    制御処理手段に指令する要求機能判定処理手段を設けた
    ことを特徴とする分散型プラント監視制御システム。
  14. 【請求項14】 前記請求項1に記載の分散型プラント
    監視制御システムにおいて、前記複数台の各プラント監
    視制御装置には、次回起動時の起動モードを設定する起
    動モード設定処理手段、および設定された起動モードを
    保持する起動モード保持テーブルと、前記入力判定処理
    手段によって判定された起動要求に伴い、起動モード保
    持テーブルに保持された起動モードに基づき、該当プラ
    ント監視制御装置を起動するようにしたことを特徴とす
    る分散型プラント監視制御システム。
  15. 【請求項15】 前記請求項1に記載の分散型プラント
    監視制御システムにおいて、前記請求項2,3および1
    1に記載の各履歴データ管理装置、前記請求項4,5,
    7および8に記載の各設定データ管理装置、前記請求項
    12および13に記載の警報データ管理装置などのそれ
    ぞれにシステム共通データを取扱う各管理装置につき、
    これらの各管理装置をシステムに共通の共通データ管理
    装置とし、所要の各機能および各ニーズ対応に該共通デ
    ータ管理装置を任意に統合または分散して前記各プラン
    ト監視制御装置を構成することを特徴とする分散型プラ
    ント監視制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7965179B2 (en) 2006-04-28 2011-06-21 Fujitsu Limited Operation instruction system, operation instruction device, operation instruction program storage medium, and operation instruction method
WO2013146308A1 (ja) * 2012-03-30 2013-10-03 オムロン株式会社 制御機器および制御機器の更新時間表示方法
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