JPH1173208A - プラントデータ変換装置 - Google Patents

プラントデータ変換装置

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JPH1173208A
JPH1173208A JP14475298A JP14475298A JPH1173208A JP H1173208 A JPH1173208 A JP H1173208A JP 14475298 A JP14475298 A JP 14475298A JP 14475298 A JP14475298 A JP 14475298A JP H1173208 A JPH1173208 A JP H1173208A
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plant
data
control
monitoring
input
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JP14475298A
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Tetsuo Murai
哲男 村井
Yuji Kanezaki
雄二 金崎
Eiji Nakagawa
英二 中川
Shoichi Tanaka
正一 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各発電プラントを個別に制御する制御装置を
1ユニットずつリプレース作業を行っていく中でも、1
台の監視制御装置で全発電プラントを統括して監視、制
御できるプラントデータ変換装置を提供する。 【解決手段】 複数の発電プラントPを個別に制御する
各制御装置2から送信されるプラントデータを既設ネッ
トワーク4を介して入力する入力手段101と、入力手
段101より入力した前記プラントデータをプラントデ
ータ変換テーブル104に従い新設の監視制御装置R1
にて処理可能なデータに変換するためのプラント監視デ
ータ変換手段102と、プラント監視データ変換手段1
02より得たプラントデータを新設ネットワークR4の
伝送形態に対応したデータに変換し出力する出力手段1
03とを具備するプラントデータ変換装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の複合発電プ
ラントと監視制御装置との間で伝送ネットワークを介し
てデータ通信を行うことにより、当該複数の複合発電プ
ラントを監視、制御するプラント監視制御システムにお
いて、このプラント監視制御システムの中の当該監視制
御装置を例えば新しい他の監視制御装置に交換する際に
用いられるプラントデータ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラントシステムにおける監視制御装置
の従来のリプレース(交換)方法について図22、23
を用いて説明する。
【0003】監視制御装置1は、各発電プラントΡ1 〜
Pn からの蒸気圧力・温度・流量等のプラントデータD
11 〜D1n を収集し、各発電プラントΡ1 〜Pn を運
転制御する複数の制御装置2と、このプラントデータD
11 〜D1n を入力し、CRT(Cathode Ray Tubeモニ
タ)等の表示装置でオペレータに情報を送る監視制御用
計算機3と、制御装置2と監視制御用計算機3との間で
データを相互伝達する既設ネットワーク4とから構成さ
れている。
【0004】さらに、監視制御用計算機3は、制御装置
2から既設ネットワーク4を介してプラントデータD1
1 〜D1n を収集し、このプラントデータD11 〜D1
n により発電プラントPの異常が認められた場合に、警
報をオペレータに通知するプラント監視手段10と、計
算機内に発電プラントの起動・停止・正常負荷状態での
継続運転等の運転制御を行なうロジックを持ち、計算機
でプラントの運転を制御する信号を制御装置2に出力す
る自動化手段11と、オペレータが入力装置14内のキ
ーボードより要求コマンドを発して、プラントデータD
11 〜D1n やプラント監視手段10で処理された警報
をCRT等の表示装置13に表示させたり、印字装置1
5にてプリントさせたりする対話手段12とを備えてい
る。
【0005】このように構成された監視制御装置1を新
しい他の監視制御装置R1にリプレース(交換)する方
法には従来、2通りの方法があり、第1の方法は、リプ
レース対象の制御装置に対応する発電プラント以外の発
電プラントを運転させながら制御装置を1ユニットずつ
リプレースして行くものであり、第2の方法は、全発電
プラントを停止させ1度に監視制御装置のプレース作業
を行なうものである。第1の方法によるリプレース作業
を図22に示すように、発電プラントP2 に対応する制
御装置22 を制御装置R22 に交換する作業を例にとっ
て説明する。まず、既設の監視制御装置1の設置場所と
は異なる場所に新設する監視制御装置R1の監視制御用
計算機R3と新設ネットワークR4とを設置する。発電
プラントP2 に対応する制御装置22 を発電プラントΡ
2 及び既設ネットワーク4から接続を切り離し、制御装
置R22 を発電プラントΡ2 及び新設ネットワークR4
に接続する。この時点で、発電プラントΡ2 は新設の監
視制御装置R1にて監視、制御され、その他の発電プラ
ントは既設の監視制御装置1で監視、制御される。
【0006】ところで、複数の発電プラントからなるプ
ラント監視制御システムは、個々の発電プラントの監
視、制御以外に、各発電プラントΡ1 〜Pn が発電した
電力の合計である総発電電力量、及び全発電プラント共
通の設備等を監視・制御する必要があるが、技術の進歩
等により伝送ネットワークの伝送様式が異なっている場
合に、単純に既設の監視制御装置1と新設する監視制御
装置R1との間を別のネットワークを追設してデータ通
信ができず、この状態では、既設の監視制御装置1と新
設の監視制御装置R1とに発電プラントが分散されて監
視、制御されることとなるので、全制御装置21 〜2n
のリプレース作業が完了するまでは全発電プラントΡ1
〜Pn を統括して監視・制御することができないという
問題があった。
【0007】次に、全発電プラントΡ1 〜Pn に対応す
る制御装置21 〜2n を1度にリプレースする第2の方
法について図23を用いて説明する。
【0008】まず、制御装置R2、監視制御用計算機R
3及び新設ネットワークR4を有する新設の監視制御装
置R1を既設の監視制御装置1の設置場所とは異なる場
所に設置する。次に、全発電プラントΡ1 〜Pn を停止
させるとともに、監視制御装置1内のすべての機能を停
止させ、監視制御装置1から全発電プラントの接続を切
り離す。この後、全発電プラントΡ1 〜Pn と新設する
監視制御装置R1内の全制御装置R21 〜R2n とを接
続する。
【0009】ところでこの作業の場合、作業にかかる時
間は、第1の方法で説明した複数ある中の一台の制御装
置を交換する場合に要する時間のほぼ制御装置の台数分
に近くなり、全発電プラントΡ1 〜Pn の長時間の停止
は、電力不足が懸念されているエネルギ供給における現
状を考慮すると、実現不可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、複数
の発電プラントを有するプラント監視制御システムは、
全発電プラントを統括して監視、制御を行っているた
め、監視制御装置のリプレース作業においては、個々の
発電プラントに対応する制御装置を1ユニットずつリプ
レースするにしても、制御装置のリプレース作業が全発
電プラント分完了するまでは正常な監視、制御を行なう
ことができないという問題があった。
【0011】また、分散した監視、制御を避けるために
全発電プラントに対応する前記制御装置を一度にリプレ
ースするにしても、この作業時間が、一台の制御装置の
リプレース作業の時間の制御装置の台数分もかかり、電
力不足が懸念されている現状において、電力の需要に対
して供給を満たすことができなくなり、実現不可能であ
った。
【0012】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、既設のネットワークと伝送様式
の異なる新設のネットワークとの間で伝送データの変換
を行い、両ネットワーク間のデータ通信を可能とするこ
とで、各発電プラントに対応する制御装置を1ユニット
ずつリプレース作業を行っていく中でも、1台の監視制
御装置で全発電プラントを統括して監視、制御が出来る
ようにし、停止する発電プラントをリプレース対象の制
御装置に対応する発電プラントのみにして、その他の発
電プラントでは運転を継続することが可能なプラントデ
ータ変換装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプラントデータ変換装置は、各プラントを
個別に制御する複数の制御装置と、これらの制御装置と
伝送路を通じて接続され各プラントの一元的な監視制御
を行う監視制御装置とを有する複数のプラント監視制御
システム内の前記各伝送路間に介挿されるプラントデー
タ変換装置であって、第1のプラント監視制御システム
内にて各制御装置から監視制御装置に向けて送信される
プラントデータを伝送路を通じて入力する入力手段と、
入力手段より入力したプラントデータを第2のプラント
監視制御システムにて伝送および処理可能な形式のデー
タに変換するためのデータ変換手段と、データ変換手段
より得たプラントデータを第2のプラント監視制御シス
テム内の伝送路に送出する出力手段とを具備することを
特徴としている。
【0014】このプラントデータ変換装置によれば、各
プラントを個別に制御する第1のプラント監視制御シス
テム内の制御装置から送信されてきたプラントデータを
第2のプラント監視制御システムにて伝送及び処理可能
なプラントデータに変換することができる。したがっ
て、第1のプラント監視制御システムに代えて第2のプ
ラント監視制御システムにてリプレース対象の制御装置
に対応するプラントを除く全プラントの監視、例えば全
プラントの発電総電力量の監視や全プラント共通の設備
の管理等が可能な状態となり、これにより監視制御装置
の交換作業に際して、交換対象の制御装置に対応するプ
ラント以外のプラントの稼働を停止させる必要性をなく
すことができる。
【0015】また、本発明のプラントデータ変換装置
は、請求項1記載のプラントデータ変換装置において、
出力手段より得たプラントデータに基づき第2のプラン
ト監視制御システム内の監視制御装置から各制御装置に
向けて送信されるプラント制御データを伝送路を通じて
入力する第2の入力手段と、第2の入力手段より入力し
たプラント制御データを第1のプラント監視制御システ
ムにて伝送および処理可能な形式のデータに変換するた
めの第2のデータ変換手段と、第2のデータ変換手段よ
り得たプラント制御データを第1のプラント監視制御シ
ステム内の各制御装置に出力する第2の出力手段とをさ
らに具備することを特徴としている。
【0016】このプラントデータ変換装置によれば、各
プラントを個別に制御する第1のプラント監視制御シス
テム内の制御装置から送信されてきたプラントデータを
第2のプラント監視制御システムにて伝送及び処理可能
なプラントデータに変換することが可能であり、このプ
ラントデータに基づき第2のプラント監視制御システム
から送信されるプラント制御データを各プラントを個別
に制御する第1のプラント監視制御システム内の制御装
置にて処理可能なプラント制御データに変換することが
できる。したがって、第2のプラント監視制御システム
にてリプレース対象の制御装置に対応するプラントを除
く全プラントの自動化による監視、制御が可能となり、
これにより監視制御装置の交換作業に際して、交換対象
の制御装置に対応するプラント以外のプラントの稼働を
停止する必要性をなくすことができる。
【0017】本発明のプラントデータ変換装置は、各プ
ラントを個別に制御する複数の制御装置と、これらの制
御装置と伝送路を通じて接続され各プラントの一元的な
監視制御を行う監視制御装置とを有する複数のプラント
監視制御システム内の各伝送路間に介挿されるプラント
データ変換装置であって、第1のプラント監視制御シス
テム内にて各制御装置から監視制御装置に向けて送信さ
れるプラントデータを伝送路を通じて入力する入力手段
と、入力手段より入力したプラントデータを任意のプラ
ントに対応するプラントデータとその他のプラントに対
応するプラントデータとに差別化するデータ差別化手段
と、データ差別化手段によって差別化されたプラントデ
ータを第2のプラント監視制御システムにて伝送および
処理可能な形式のデータに変換するためのデータ変換手
段と、データ変換手段より得たプラントデータを第2の
プラント監視制御システム内の伝送路に送出する出力手
段とを具備することを特徴としている。
【0018】このプラントデータ変換装置によれば、任
意のプラントに対応するプラントデータとその他のプラ
ントに対応するプラントデータとをデータ差別化手段に
よって差別化し、第2のプラント監視制御システムに向
けて送信することができるので、例えばリプレース作業
のため動作を停止させたプラントに対応するプラントデ
ータを差別化することにより、動作中のプラントのみを
第2のプラント監視制御システムにて監視することが可
能である。
【0019】本発明のプラントデータ変換装置は、請求
項3記載のプラントデータ変換装置において、出力手段
より得たプラントデータに基づき第2のプラント監視制
御システム内の監視制御装置から各制御装置に向けて送
信されるプラント制御データを伝送路を通じて入力する
第2の入力手段と、第2の入力手段より入力したプラン
ト制御データを任意のプラントに対応するプラント制御
データとその他のプラントに対応するプラント制御デー
タとに差別化する第2のデータ差別化手段と、第2のデ
ータ差別化手段によって差別化されたプラント制御デー
タを第1のプラント監視制御システムにて伝送および処
理可能な形式のデータに変換するための第2のデータ変
換手段と、第2のデータ変換手段より得たプラント制御
データを第1のプラント監視制御システム内の各制御装
置に出力する第2の出力手段とをさらに具備することを
特徴としている。
【0020】このプラントデータ変換装置によれば、プ
ラントデータ及びプラント制御データの中の任意のデー
タとその他のデータとを各データ差別化手段により差別
化することが可能なので、例えばリプレース作業のため
に動作を停止させたプラントに対応するデータを差別化
することにより、動作中のプラントだけを第2のプラン
ト監視制御システムにて正しく監視、制御することがで
きる。
【0021】本発明のプラントデータ変換装置は、各プ
ラントを個別に制御する複数の制御装置と、これらの制
御装置と伝送路を通じて接続され前記各プラントの一元
的な監視制御を行う監視制御装置とを有する複数のプラ
ント監視制御システム内の各伝送路間に介挿されるプラ
ントデータ変換装置であって、第1のプラント監視制御
システム内にて各制御装置から監視制御装置に向けて送
信されるプラントデータを伝送路を通じて入力する入力
手段と、入力手段より入力したプラントデータを第2の
プラント監視制御システムにて伝送および処理可能な形
式のデータに変換するためのデータ変換手段と、入力手
段に入力されたプラントデータとデータ変換手段により
変換されたプラントデータとを表示する表示手段と、デ
ータ変換手段より得たプラントデータを第2のプラント
監視制御システム内の伝送路に送出する出力手段とを具
備することを特徴としている。
【0022】このプラントデータ変換装置によれば、第
1のプラント監視制御システムの伝送路から入力したプ
ラントデータと第2のプラント監視制御システムにて伝
送および処理可能なデータに変換されたプラントデータ
とを表示手段で表示することにより、変換前後のデータ
内容を照合することができるので、このプラントデータ
変換装置におけるプラントデータの変換機能が正常に動
作しているか否かを検証することが可能である。
【0023】本発明のプラントデータ変換装置は、請求
項5記載のプラントデータ変換装置において、出力手段
より得たプラントデータに基づき第2のプラント監視制
御システム内の監視制御装置から各制御装置に向けて送
信されるプラント制御データを伝送路を通じて入力する
第2の入力手段と、第2の入力手段より入力したプラン
ト制御データを第1のプラント監視制御システムにて伝
送および処理可能な形式のデータに変換するための第2
のデータ変換手段と、第2の入力手段に入力されたプラ
ント制御データと第2のデータ変換手段により変換され
たプラント制御データとを表示する第2の表示手段と、
第2のデータ変換手段より得たプラント制御データを第
1のプラント監視制御システム内の各制御装置に出力す
る第2の出力手段とをさらに具備することを特徴として
いる。
【0024】このプラントデータ変換装置によれば、プ
ラントデータ及びプラント制御データをそれぞれのプラ
ント監視制御システムにて伝送および処理可能なデータ
に変換する際に、各表示手段により変換前後のデータを
照合することで、このプラントデータ変換装置における
データ変換が正常に行われているか否かを確認すること
ができるので、意図しない異常なプラントデータ及びプ
ラント制御データが第1、第2のプラント監視制御シス
テムに送信されてしまうことを防止できる。
【0025】本発明のプラントデータ変換装置は、各プ
ラントを個別に制御する複数の制御装置と、これらの制
御装置と伝送路を通じて接続され各プラントの一元的な
監視制御を行う監視制御装置とを有する複数のプラント
監視制御システム内の各伝送路間に介挿されるプラント
データ変換装置であって、第1のプラント監視制御シス
テム内にて各制御装置から監視制御装置に向けて送信さ
れるプラントデータを伝送路を通じて入力する入力手段
と、入力手段より入力したプラントデータを変換テーブ
ルを参照して第2のプラント監視制御システムにて伝送
および処理可能な形式のデータに変換するためのデータ
変換手段と、データ変換手段より得たプラントデータを
第2のプラント監視制御システム内の伝送路に送出する
出力手段と、変換テーブルに記述された第1のプラント
監視制御システム内の伝送路の伝送順と第2のプラント
監視制御システム内の伝送路のデータ伝送順との対応付
けを変更するテーブル変更手段とを具備することを特徴
としている。
【0026】このプラントデータ変換装置によれば、例
えば第1のプラント監視制御システムから第2のプラン
ト監視制御システムへのリプレース作業中に、第2のプ
ラント監視制御システムに向けてのデータの伝送順に変
更が生ずるような場合があっても、変更された伝送順に
合わせて、変換テーブルの変換情報をテーブル変更手段
により書き換えることができるので、運転中の各プラン
トの監視をデータの伝送順変更前と同様に行うことがで
きる。
【0027】本発明のプラントデータ変換装置は、請求
項7記載のプラントデータ変換装置において、出力手段
より得たプラントデータに基づき第2のプラント監視制
御システム内の監視制御装置から各制御装置に向けて送
信されるプラント制御データを伝送路を通じて入力する
第2の入力手段と、第2の入力手段より入力したプラン
ト制御データを第2の変換テーブルを参照して第2のプ
ラント監視制御システムにて伝送および処理可能な形式
のデータに変換するための第2のデータ変換手段と、第
2のデータ変換手段より得たプラント制御データを第1
のプラント監視制御システム内の各制御装置に出力する
第2の出力手段と、第2の変換テーブルに記述された第
2のプラント監視制御システム内の伝送路の伝送順と第
1のプラント監視制御システム内の伝送路のデータ伝送
順との対応付けを変更する第2のテーブル変更手段とを
さらに具備することを特徴としている。
【0028】このプラントデータ変換装置によれば、リ
プレース作業の期間中において、例えば第1、第2のプ
ラント監視制御システム内の伝送路からのデータ伝送順
に変更が生じた場合でも、各変換テーブルの変換情報を
それぞれの変換テーブルに対応するテーブル変更手段に
より書き換えることが可能なので、第1、第2のプラン
ト監視制御システムの伝送路間の伝送データにおける整
合性を崩さずに、各プラントの監視、制御を行うことが
できる。
【0029】本発明のプラントデータ変換装置は、各プ
ラントを個別に制御する複数の制御装置と、これらの制
御装置と伝送路を通じて接続され各プラントの一元的な
監視制御を行う監視制御装置とを有する複数のプラント
監視制御システム内の各伝送路間に介挿されるプラント
データ変換装置であって、第1のプラント監視制御シス
テム内にて各制御装置から監視制御装置に向けて送信さ
れるプラントデータを伝送路を通じて入力する入力手段
と、入力手段より入力したプラントデータを模擬データ
に書き換える模擬手段と、模擬手段より入力した模擬デ
ータを第2のプラント監視制御システムにて伝送および
処理可能な形式のデータに変換するためのデータ変換手
段と、入力手段に入力されたプラントデータとデータ変
換手段により変換された模擬データとを表示する表示手
段と、データ変換手段より得た模擬データを第2のプラ
ント監視制御システム内の伝送路に送出する出力手段と
を具備することを特徴としている。
【0030】このプラントデータ変換装置によれば、第
1のプラント監視制御システム内の各制御装置から入力
したプラントデータを、第1の模擬手段により試験的に
模擬データに変換することができるので、このプラント
データ変換装置自体のデータ変換における動作を検証す
ることが可能となる。
【0031】本発明のプラントデータ変換装置は、請求
項9記載のプラントデータ変換装置において、出力手段
より得た模擬データに基づき第2のプラント監視制御シ
ステム内の監視制御装置から各制御装置に向けて送信さ
れる制御データを前記伝送路を通じて入力する第2の入
力手段と、第2の入力手段より入力した制御データを模
擬制御データに書き換える第2の模擬手段と、第2の模
擬手段より入力した模擬制御データを第1のプラント監
視制御システムにて伝送および処理可能な形式のデータ
に変換するための第2のデータ変換手段と、第2の入力
手段に入力された制御データと第2のデータ変換手段に
より変換された模擬制御データとを表示する第2の表示
手段とを具備することを特徴としている。
【0032】このプラントデータ変換装置によれば、各
模擬手段によりプラントデータ及びプラント制御データ
のそれぞれのデータ値の変更を試験的に実施することが
できるので、このプラントデータ変換装置自体が正常に
機能しているか否かを模擬的なデータ変換により確認す
ることが可能となり、各プラントの監視、制御を確実に
行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。なお、従来技術と共通する
部分は同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0034】図1は、各発電プラントP1 〜Pn の監視
を、既設の監視制御装置から新設の監視制御装置へ移行
する過渡の状態を示している。すなわち、同図に示す状
態においては、発電プラントP2 の運転制御のための制
御装置のみ、既設の監視制御装置内のものから新設の監
視制御装置R1内の制御装置R22 へと交換を終えてい
る。
【0035】本実施形態では、このような交換をプラン
トシステムを全体的に停止させることなく行うために、
既設の監視制御装置内のネットワーク4と新設の監視制
御装置R1内のネットワークR4とをプラントデータ変
換装置100を介して接続する。
【0036】このプラントデータ変換装置100は、各
発電プラントP1 〜Pn の温度、圧力、弁開閉等のアナ
ログ、ディジタルのプラントデータD11 〜D1n を既
設の監視制御装置1内のネットワーク4を通じて入力す
る入力手段101と、プラントデータD11 〜D1n を
新設の監視制御装置R1にて処理可能なデータに変換す
るための情報を保存するプラントデータ変換テーブル1
04と、入力手段101にて入力した各発電プラントP
1 〜Pn のプラントデータD11 〜D1n をプラントデ
ータ変換テーブル104に従って変換するプラント監視
データ変換手段102と、プラント監視データ変換手段
102にて変換されたプラント監視データD102を新
設の監視制御装置R1の新設ネットワークR4へ送信す
るための出力手段103とにより構成されている。
【0037】プラント監視データ変換手段102は、入
力手段101にて入力した各発電プラントΡ1 〜Pn 毎
の図3に示されるようなプラントデータD11 〜D1n
を、例えば図2に示されるようなテーブル構成を持つプ
ラント変換テーブル104に基づいて、例えばアナログ
データをカウントタイプからフロティングタイプヘ変換
するなど、新設の監視制御装置R1にて処理可能なデー
タに変換する。
【0038】出力手段103は、新設の監視制御装置R
1のネットワーク種別をプラント監視データD102よ
り判定し、プラント監視データ変換手段102により変
換されたプラントデータD11 〜D1n を、例えば、E
ther−NET、FDDIなどの新設ネットワークR
4のプロトコルに対応したデータに変換して新設ネット
ワークR4に送出する。
【0039】次に、このプラントデータ変換装置100
を用いて監視制御装置の交換を行う手順について説明す
る。
【0040】まず、既設の監視制御装置1内の既設ネッ
トワーク4と新設の監視制御装置R1内の新設ネットワ
ークR4との間にプラントデータ変換装置100を接続
する。これにより、各発電プラントΡ1 〜Pn から得ら
れるプラントデータD11 〜D1n は、既設ネットワー
ク4からプラントデータ変換装置100内に入力手段1
01より入力され、入力されたデータは、プラント監視
データ変換手段102によって、プラント変換テーブル
104に従って新設の監視制御装置R1用のプラント監
視データD102に変換される。変換されたプラント監
視データD102は、出力手段103にて新設ネットワ
ークR4のプロトコルに対応した新設ネットワークデー
タD103に変換された後、新設ネットワークR4に送
出され、この新設ネットワークR4を通じて新設の監視
制御装置R1に各発電プラントΡ1 〜Pn のプロセスデ
ータが転送される。これにより、既設の監視制御装置1
に代えて新設の監視制御装置R1による各発電プラント
Ρ1 〜Pn の監視、例えば全発電プラントの発電総電力
量の監視や全発電プラント共通の設備の管理等が可能な
状態となる。よって、監視制御装置の交換作業に際し
て、制御装置との接続の切り換えが行われる発電プラン
ト以外の発電プラントを停止する必要がない。
【0041】このようにして各発電プラントΡ1 〜Pn
の監視を、既設の監視制御装置から新設の監視制御装置
R1へ切り換えた後、制御装置との接続の切り換えが行
われる発電プラントP2 だけの運転を一旦停止させ、そ
れまで発電プラントP2 の制御を行っていた制御装置と
発電プラントP2 とを切り離し、新たにこの発電プラン
トP2 を新設の監視制御装置R1の制御装置R22 と接
続する。その後、発電プラントP2 を再び作動させるこ
とにより、発電プラントP2 に対応した制御装置のリプ
レース作業が完了となる。
【0042】このように発電プラントP2 に対応した制
御装置のみのリプレース作業が完了した状態において、
発電プラントP2 のプラントデータD12 は制御装置R
22、新設ネットワークR4を通じて新設の監視制御装
置R1に送信され、その他の発電プラントのプラントデ
ータは既設の制御装置、既設ネットワーク4、プラント
データ変換装置100及び新設ネットワークR4を通じ
て新設の監視制御装置R1に送信され、以て、全ての発
電プラントΡ1 〜Pn の監視が新設の監視制御装置R1
にて行われる。
【0043】そして、このような発電プラントの制御装
置のリプレース作業を残る全ての発電プラントについて
一つずつ行うことによって、プラントシステムの運転を
全体的には停止することなく監視制御装置の交換を行う
ことができる。
【0044】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。
【0045】図4に示すように、本実施形態において用
いられるプラントデータ変換装置100Aは、図1に示
したプラントデータ変換装置100の構成にさらに、新
設の監視制御装置R1から各発電プラントΡ1 〜Pn に
向けての制御ネットワークデータD1001 〜D100
n を新設ネットワークR4を通じて入力するための入力
手段105と、制御ネットワークデータD1001 〜D
100n を既設の監視制御装置内にて処理可能なデータ
に変換するための情報を保存するプラントデータ変換テ
ーブル108と、入力した各発電プラントΡ1 〜Pn へ
向けての制御ネットワークデータD1001 〜D100
n をプラントデータ変換テーブル108に従って変換す
る自動化データ変換手段106と、自動化データ変換手
段106にて変換されたプラント変換データD106を
既設のネットワーク4のプロトコルに対応したデータに
変換して既設のネットワーク4に送出する出力手段10
7とを加えて構成されている。
【0046】このプラントデータ変換装置100Aを用
いて監視制御装置の交換を行う手順について説明する。
【0047】まず、既設の監視制御装置1内の既設ネッ
トワーク4と新設の監視制御装置R1内の新設ネットワ
ークR4との間にプラントデータ変換装置100Aを接
続する。ここで各発電プラントΡ1 〜Pn から得られる
プラントデータD11 〜D1n を、新設の監視制御装置
R1にて処理可能なデータに変換するときの動作は図1
の実施形態と同じであるため説明は省略する。
【0048】新設の監視制御装置R1内の監視制御用計
算機R3は、プラントデータ変換装置100Aを通じて
取り込んだプラントデータD11 〜D1n に基づいて各
発電プラントΡ1 、P2 …Pn に対する制御データD1
001 〜D100n を生成し、該制御データを新設ネッ
トワークR4に送出する。プラントデータ変換装置10
0Aは入力手段105より、新設ネットワークR4より
新設の監視制御装置R1からの制御データを入力する。
【0049】プラントデータ変換装置100Aは、新設
の監視制御装置R1より入力した制御データD1001
〜D100n を、まず自動化データ変換手段106に
て、例えば図5に示すようなプラント変換テーブル10
8に従い既設の監視制御装置内の制御装置2にて処理可
能なデータD106に変換して、その結果を出力手段1
07へ送る。
【0050】図5にプラントデータ変換テーブル108
の例を示す。ここで、データ変換種別とは、入力するデ
ータの種別を示す情報であり、例えば“0”はアナログ
入力、“1”は接点入力であることを示す。データ変換
タイプは、ユニット番号とデータ番号からなり、各デー
タが全ユニットを通して固有に持つ番号を示す。伝送番
号は位置−1と位置−2からなり、位置−1はアナログ
入力の場合の既設ネットワーク4へのデータの伝送順、
位置−2は接点入力の場合の既設ネットワーク4へのデ
ータの伝送順を示す。これらの情報は新設ネットワーク
R4からのデータの伝送順に登録されている。
【0051】例えば、図6に示される新設ネットワーク
R4の最初の制御データD1001「ON」を変換する
場合、図5に示されるプラントデータ変換テーブル10
8に最初に登録された内容において、まず、データ変換
種別=1(接点型)であり、制御データD1001「O
N」であることから出力データを「1」とし、データ変
換タイプのユニット番号=1、接点入力の場合の伝送番
号の位置一2=002であるから、ユニット番号1の発
電プラントP1 を制御する制御装置21 への2番目の出
力データとして制御データを設定することができる。
【0052】出力手段107は、自動化データ変換手段
106より送信されたプラント変換データD106から
既設ネットワーク4のネットワーク種別を判定し、該既
設ネットワーク4のネットワークのプロトコルに対応し
たデータに変換し、この変換データを既設ネットワーク
データD107として既設ネットワーク4に送り出す。
このようにして既設ネットワーク4に送出された制御
データは、各発電プラントΡ1 〜Pn の制御装置21 〜
2n に送られ、これにより既設の監視制御装置に代えて
新設の監視制御装置R1による各発電プラントΡ1 〜P
n の制御が可能な状態となる。よって、監視制御装置の
交換作業に際して、制御装置との接続の切り換えが行わ
れる発電プラント以外の発電プラントの運転を停止する
必要がない。 以上のようにして各発電プラントΡ1 〜
Pn の監視及び制御を、既設の監視制御装置から新設の
監視制御装置R1へ切り換えた後、制御装置の接続切り
換えが行われる発電プラントP2 だけの運転を一旦停止
させ、それまで発電プラントP2 の制御を行っていた制
御装置と発電プラントP2 とを切り離し、新たにこの発
電プラントP2 を新設の監視制御装置R1内の制御装置
R22 と接続する。その後、発電プラントP2 を再び作
動させることにより、発電プラントP2 に対応した制御
装置のリプレース作業が完了となる。
【0053】そして、このような発電プラントの制御装
置のリプレース作業を残る全ての発電プラントについて
一つずつ行うことによって、プラントシステムの運転を
全体的に停止することなく監視制御装置の交換を達成す
ることができる。
【0054】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。
【0055】図7に示すように、本実施形態において用
いられるプラントデータ変換装置100Bは、図4に示
したプラントデータ変換装置100Aの構成にさらに、
制御装置の現在のリプレース(交換)状態を入力するた
めの対話画面を表示する表示装置111と、オペレータ
がリプレース状態を入力するための入力装置112と、
オペレータが設定したリプレース状態情報を入力装置1
12より入力し、プラントデータ入出力変更手段109
に送信する対話手段110と、対話手段110より送信
されてきたリプレース状態情報を入力手段101または
入力手段105へ送信するためのデータに変更するプラ
ントデータ入出力変更手段109とを加えて構成されて
いる。
【0056】プラントデータ入出力変更手段109は、
対話手段110より送信されてきた各発電プラントΡ1
〜Pn に対応する各制御装置21 〜2n のリプレース状
態データD109を入力し、例えば図8に示されるよう
に「既設の制御装置が運転中である。」、「新設の制御
装置がリプレース中である。」、「新設の制御装置がテ
スト中である。」といったようなリプレース情報D10
9A、リプレース情報D109Bを入力手段101、入
力手段105へそれぞれ送信する。入力手段101は、
プラントデータ入出力変更手段D109より送信されて
きたリプレース情報D109Aに従い、例えば既設ネッ
トワーク4より入力されるプラントデータD11 〜D1
n の内、リプレース対象である既設の制御装置22 に対
応する部分のデータ(例えばFFFで示されるブランク
デー)とその他の既設の制御装置に対応するプラントデ
ータとを差別化し、プラント監視データ変換手段102
へ送信する。つまり、これは発電プラントP1 〜Pn ま
での連続した一つのパッケージのようなプラントデータ
からリプレース作業によって動作を停止させる必要のあ
る発電プラントP2 に対応するプラントデータD22 の
喪失により、例えば発電プラントP4 に対応するはずの
プラントデータD24 が発電プラントP3 に対応するプ
ラントデータとしてプラント監視データ変換手段102
にて見なされるようなことを防ぐためのものである。ま
た、入力手段105は、プラントデータ入出力変更手段
109より送信されてきたリプレース情報D109Bに
従い、新設ネットワークR4より入力される制御ネット
ワークデータD1001 〜D100n の内、リプレース
対象である既設の制御装置22 に対応する部分の制御ネ
ットワークデータ(ブランクデータ)とその他の既設の
制御装置に対応する制御ネットワークデータとを差別化
し、自動化データ変換手段106へ送信する。
【0057】次に、このプラントデータ変換装置100
Bを用いて監視制御装置の交換を行う手順について説明
する。
【0058】まず、既設の監視制御装置内のネットワー
ク4と新設の監視制御装置R1内の新設ネットワークR
4との間にプラントデータ変換装置100Bを接続す
る。次に、各発電プラントΡ1 〜Pn の監視及び制御
を、既設の監視制御装置から新設の監視制御装置R1へ
切り換えた後、制御装置の接続切り換えが行われる発電
プラントP2 だけの運転を一旦停止させ、それまで発電
プラントP2 の制御を行っていた制御装置と発電プラン
トP2 とを切り離し、新たにこの発電プラントP2を新
設の監視制御装置R1内の制御装置R22 と接続する。
ここで各発電プラントΡ1 〜Pn から得られるプラント
データD11 〜D1n を、新設の監視制御装置R1にて
処理可能なデータに変換するときの動作及び、新設の監
視制御装置R1から発せられる制御ネットワークデータ
D1001 〜D100n を各発電プラントΡ1 〜Pn に
対応する既設の制御装置21 〜2n にて処理可能なデー
タに変換するときの動作は図4の実施形態と一部同じで
あるため、その部分説明は省略し、異なる部分について
詳述する。
【0059】例えば、図7に示すように発電プラントP
2 を制御する制御装置が制御装置R22 へリプレースさ
れた状態において、プラントデータ変換装置100Bの
オペレータが表示装置111に表示されている対話画面
に基づき入力装置112から図8に示すようなリプレー
ス状態情報を入力すると、このリプレース状態情報は対
話手段110を介してリプレース状態データD109と
してプラントデータ入出力変更手段109に送信され
る。プラントデータ入出力変更手段109はこのリプレ
ース状態データD109に基づき、入力手段101、入
力手段105に、それぞれリプレース状態データD10
9に対応したリプレース情報D109A、リプレース情
報D109Bを送信する。
【0060】この際、リプレース情報D109Aを得た
入力手段101は、既設ネットワーク4より入力される
プラントデータD11 〜D1n の内、リプレースされる
前の既設の制御装置22 に対応していた部分のブランク
データとその他の既設の制御装置に対応するプラントデ
ータとを差別化し、プラント監視データ変換手段102
へ送信する。
【0061】プラントデータ変換装置100Bを介して
新設の監視制御装置R1内に送信されたプラントデータ
は、プラントデータ変換装置100B内の入力手段10
1を通過する過程でリプレース情報D109Bに従い、
プラントデータD11 〜D1n の内、リプレース対象で
ある既設の制御装置22 に対応する部分のデータ(ブラ
ンクデータ)とその他の既設の制御装置に対応する部分
のプラントデータとに差別化されるので、プラントデー
タ変換装置100B、新設ネットワークR4を介して送
信されてきたプラントデータと制御装置R22 、新設ネ
ットワークR4を介して送信されてきたプラントデータ
とを合わせて、監視制御装置R1内で確実に各発電プラ
ントP1 〜Pn に対応したプラントデータD11 〜D1
n を監視することができる。
【0062】一方、入力手段105はリプレース情報D
109Bに基づいて、新設ネットワークR4より入力さ
れる制御ネットワークデータD1001 〜D100n を
リプレース対象の既設の制御装置に対応する部分のデー
タとその他の制御装置に対応する部分のデータとに差別
化して自動化データ変換手段108へ送信する。
【0063】これにより、リプレース作業のため動作を
停止させた発電プラントP2 に対応する制御装置へ向け
ての制御データが無効であることを自動化データ変換手
段108に認識させることができ、動作中の各発電プラ
ントを制御している各制御装置に正しく制御データを与
えることができる。
【0064】次に、本発明の第4の実施形態を説明す
る。
【0065】図9に示すように、本実施形態において用
いられるプラントデータ変換装置100Cは、図4に示
したプラントデータ変換装置100Aの構成にさらに、
第1の入力データ表示手段201と、第1の出力データ
表示手段202と、第2の入力データ表示手段203
と、第2の出力データ表示手段204と、対話手段20
5と、表示装置206と、入力装置207とを加えて構
成されている。
【0066】第1の入力データ表示手段201は、既設
ネットワーク4より入力手段101に入力されたプラン
トデータD11 〜D1n の表示要求を、プラントデータ
変換装置100Cのオペレータから受付けて、表示装置
206に表示するための処理を行う。
【0067】第1の出力データ表示手段202は、プラ
ント監視データ変換手段102によってプラントデータ
D11 〜D1n から変換されたプラント監視データD1
02の表示要求を、プラントデータ変換装置100Cの
オペレータから受付けて、表示装置206に表示するた
めの処理を行う。
【0068】第2の入力データ表示手段203は、新設
ネットワークR4より入力手段105に入力された制御
ネットワークデータD1001 〜D100n の表示要求
を、プラントデータ変換装置100Cのオペレータから
受付けて、表示装置206に表示するための処理を行
う。
【0069】第2の出力データ表示手段204は、自動
化データ変換手段102によって制御ネットワークデー
タD1001 〜D100n から変換されたプラント変換
データD106の表示要求を、プラントデータ変換装置
100Cのオペレータから受付けて、表示装置206に
表示するための処理を行う。
【0070】次に、このプラントデータ変換装置100
Cを用いて監視制御装置の交換を行う手順について説明
する。
【0071】まず、既設の監視制御装置内のネットワー
ク4と新設の監視制御装置R1内の新設ネットワークR
4との間にプラントデータ変換装置100Cを接続す
る。ここで各発電プラントΡ1 〜Pn から得られるプラ
ントデータD11 〜D1n を、新設の監視制御装置R1
にて処理可能なデータに変換するときの動作及び、新設
の監視制御装置R1から発せられる制御ネットワークデ
ータD1001 〜D100n を各発電プラントΡ1 〜P
n に対応する既設の制御装置21 〜22 にて処理可能な
データに変換するときの動作は図4の実施形態と同じで
あるため説明は省略し、異なる動作部分について詳述す
る。
【0072】まず、プラントデータ変換装置100Cの
オペレータが入力装置207を介して、新設ネットワー
クR4より入力手段101に入力されたプラントデータ
D11 〜D1n の表示要求を行うと、対話手段205は
第1の入力データ表示手段201へこの旨を通知する。
この通知を受けた第1の入力データ表示手段201は、
入力手段101よりプラントデータD11 〜D1n を取
り込む。取り込まれたプラントデータD11 〜D1n は
対話手段205にて図10に示すような表示データに変
換されて表示装置206に表示される。また、プラント
データ変換装置100Cのオペレータが入力装置207
を介して、図11に示すようなプラントデータ変換テー
ブル104の変換情報を持つプラント監視データ変換手
段102の出力であるプラント監視データD102の表
示要求を行うと、対話手段205は第1の入力データ表
示手段202へその旨を通知する。第1の入力データ表
示手段202は、出力手段103よりプラント監視デー
タD102を取り込み、取り込んだプラント監視データ
D102を対話手段205を介して例えば図12に示す
ようなデータ番号、名称、現在値等を含む形式の表示デ
ータに変換して表示装置206に表示する。
【0073】これにより、オペレータは、プラント監視
データ変換手段102による変換前後のデータを照合す
ることができるので、プラント監視データD102が正
常に機能しているか否かを確認できる。また、同時にプ
ラントデータ変換テーブル104の有する変換情報が正
常か否かも検証することができる。
【0074】また、オペレータは、第1の入力データ表
示手段201と第1の出力データ表示手段202とに対
してほぼ同等の機能を有している第2の入力データ表示
手段203と第2の出力データ表示手段204とによ
り、自動化データ変換手段108によって制御ネットワ
ークデータD1001 〜D100n がプラント変換デー
タD106へ変換される過程での変換前後の値を照合す
ることができるので、自動化データ変換手段108のデ
ータ変換により、異常な制御データが既設の制御装置2
1 〜2n へ向けて送信される恐れはない。
【0075】このようにして、出力手段103から新設
ネットワークR4に送出された監視データは、新設する
監視制御装置R1内に送られ、また出力手段107から
既設ネットワーク4に送出された制御データは、各発電
プラントに対応する制御装置に送られる。これにより既
設の監視制御装置に代えて新設の監視制御装置R1によ
る各発電プラントΡ1 〜Pn の制御が可能な状態とな
る。よって、監視制御装置の交換作業に際して、制御装
置との接続の切り換えが行われる発電プラント以外の発
電プラントの運転を停止する必要がない。
【0076】このように各発電プラントΡ1 〜Pn の監
視及び制御を、既設の監視制御装置から新設の監視制御
装置R1へ切り換えた後、制御装置の接続切り換えが行
われる発電プラントP2 だけの運転を一旦停止させ、そ
れまで発電プラントP2 の制御を行っていた制御装置と
発電プラントP2 とを切り離し、新たにこの発電プラン
トP2 を新設の監視制御装置R1内の制御装置R22と
接続する。その後、発電プラントP2 を再び作動させる
ことにより、発電プラントP2 に対応した制御装置のリ
プレース作業が完了となる。
【0077】そして、このような発電プラントの制御装
置のリプレース作業を残る全ての発電プラントについて
一つずつ行うことによって、プラントシステムの運転を
全体的に停止することなく監視制御装置の交換を達成す
ることができる。
【0078】なお、本実施形態では出力手段103及び
出力手段107から実際に監視制御装置R1及び既設の
制御装置2に実際に変換されたデータを送信しながら、
各表示手段に変換前後の値を表示させていたが、無論、
変換データの妥当性が得られるまでは、出力手段103
及び出力手段107を既設、新設のネットワークに接続
を行わない等の方法により、監視制御装置R1及び既設
の制御装置2に変換されたデータが出力しないよにして
実際の各発電プラントの監視及び制御を見合わせても良
い。
【0079】次に、本発明の第5の実施形態を説明す
る。
【0080】図13に示すように、本実施形態において
用いられるプラントデータ変換装置100Dは、図4に
示したプラントデータ変換装置100Aの構成にさら
に、データベース編集装置50と、このデータベース編
集装置50から送信される伝送順番の変更、データ変換
タイプの変更、名称の変更及びデータの削除等を行うた
めのデータベース編集通知D10を新設ネットワークR
4を介して受信し、プラントデータ変換テーブル10
4、108に送信する伝送データ対応付け手段501と
を加えて構成されている。なお、この実施形態では下記
内容における変更を例にとって説明するので、この変更
に伴う構成について説明を付け加える。
【0081】変更例1:既設ネットワーク4より送信さ
れてくるプラントデータD11 〜D1n の中のデータ変
換タイプ“1A0003”(ユニット番号=1,データ
番号=A0003)の伝送番号を005番目から532
番目へ変更する。
【0082】変更例2:既設ネットワーク4より送信さ
れてくるプラントデータD11 〜D1n の中のデータ変
換タイプ“1E0354”(ユニット番号=1,データ
番号=E0354)を削除する。
【0083】データベース編集装置50から発せられる
データベース編集通知D10は、図14に示すように構
成されており、図中のデータ変換種別I1 は、データ入
力の種別を示しており“0”はアナログ入力であること
を示す(接点入力の場合は“1”)。データ変換タイプ
I2 は、全発電プラントを通して固有に持つデータの番
号を示し、例えば変更例1のデータ変換タイプ“1A0
003”は、先頭の1桁目の番号(“1”)が、各発電
プラントのユニット番号(発電プラント1)を示し、そ
の後の5桁“A0003”がデータ番号(本実施形態で
は低圧ドラムPH)を示す。変更内容の種別I3 は、変更
内容に関する種別(0=伝送順番、データ変換タイプ及
び名称以外のすべての変更,1=伝送順番の変更、デー
タ変換タイプの変更あるいは名称の変更,2=一部のデ
ータの削除)を示す。変更内容の付帯データI4 は、デ
ータの伝送番号若しくはデータを削除する場合の符号
“FFF”を示す。
【0084】プラント変換テーブル104は、図15に
示すように構成されており、伝送番号の位置−1:I12
は、データがアナログ入力の場合の伝送順を示す番号で
あり、また伝送番号の位置−2:I13は、データが接点
入力の場合の伝送順を示す番号である。名称I14は、プ
ラントデータD11 〜D1n のデータ名である。これら
のデータは、既設ネットワーク4からの伝送順に上から
並べられており、変更前のデータ変換タイプ“1A00
03”は、データ変換種別が0であることからデータが
アナログ入力であり、伝送番号の位置−1が005なの
で、新設ネットワークR4に向けて5番目に伝送され、
また変更前のデータ変換タイプ“IE0354”も、デ
ータ変換種別が0であることからデータがアナログ入力
あり、伝送番号の位置−1が003なので、新設ネット
ワークR4に向けて3番目に伝送される。
【0085】次に、このように構成されたプラントデー
タ変換装置100Dを用いて監視制御装置の交換を行う
手順について説明する。
【0086】まず、既設の監視制御装置内のネットワー
ク4と新設の監視制御装置R1内の新設ネットワークR
4との間にプラントデータ変換装置100Dを接続す
る。ここで各発電プラントΡ1 〜Pn から得られるプラ
ントデータD11 〜D1n を、新設の監視制御装置R1
にて処理可能なデータに変換するときの動作及び、新設
の監視制御装置R1から発せられる制御ネットワークデ
ータD1001 〜D100n を各発電プラントΡ1 〜P
n に対応する既設の制御装置21 〜22 にて処理可能な
データに変換するときの動作は図4の実施形態と同じで
あるため説明は省略する。
【0087】データベース編集装置50より発信された
図14に示すデータベース編集通知D10を新設ネット
ワークR4を介して受信した伝送データ対応付け手段5
01は、このデータベース編集通知D10に従い、図1
5に示すようにプラントデータ変換テーブル104上の
データ変換タイプ“1A0003”の伝送番号の位置−
1をI122 で示すように005から532に変更し、さ
らにデータ変換タイプ“1E0354”のすべてのデー
タをI113 、I123 、I133 、及びI143 で示すように
FF…F(ブランクデータ)に変更する。これにより、
データ変換タイプ“1A0003”の新設ネットワーク
R4への伝送順は5番目から532番目へ変更され、ま
たデータ変換タイプ“1E0354”はプラントデータ
変換テーブル104の中から削除され、この“1E03
54”は新設ネットワークR4へ向けては伝送されない
データとなる。
【0088】さらに、このようなプラントデータ変換テ
ーブル104の内容の変更方法は、制御ネットワークデ
ータD1001 〜D100n のデータ変換に対応するプ
ラントデータ変換テーブル108の内容を変更する場合
においても同様に用いることができる。
【0089】このように、本実施形態のプラントデータ
変換装置100Dによれば、長期間におよぶリプレース
作業の期間中において、例えば新設ネットワークR4の
伝送形態に変更が生じた場合でも、プラントデータ変換
テーブル104、108内の変換情報を書き換えること
ができるので、既設、新設の伝送データにおける整合性
を崩さずに、各発電プラントΡ1 〜Pn の監視、制御を
行うことができる。
【0090】次に、本発明の第6の実施形態を説明す
る。
【0091】図16に示すように、本実施形態において
用いられるプラントデータ変換装置100Eは、図9に
示したプラントデータ変換装置100Cの構成にさら
に、プラントデータ変換装置100Eのオペレータから
プラントデータD11 〜D1n及び制御ネットワークデ
ータD1001 〜D100n に関する模擬試験的な指示
情報を受付けて模擬内容を作成するとともに、この模擬
内容の一覧表示機能及び模擬内容の削除機能を有し、こ
れらの模擬情報を後述する模擬変換テーブル602に送
信する模擬編集手段601と、模擬編集手段601から
送信されてきた模擬情報を保存する模擬変換テーブル6
02と、入力手段101を介して入力したプラントデー
タD11 〜D1n を模擬変換テーブル602の変換情報
に従い模擬データに変換しこの変換したデータをプラン
ト監視データ変換手段102に送信する第1の模擬手段
603と、入力手段105を介して入力した制御ネット
ワークデータD1001 〜D100n を模擬変換テーブ
ル602の変換情報に従い模擬データに変換しこの変換
したデータを自動化データ変換手段106に送信する第
2の模擬手段604とを加えて構成されている。
【0092】次に、このプラントデータ変換装置100
Eを用いて監視制御装置の交換を行う手順について、図
18に示すフローチャートにより説明する。
【0093】まず、新設の監視制御装置R1内の新設ネ
ットワークR4にプラントデータ変換装置100Eを接
続する。さらに、模擬操作を行っている間は、実際に発
電プラントの制御が行われないようにするため、既設の
監視制御装置内のネットワーク4とプラントデータ変換
装置100Eとを接続しないものとする。
【0094】また、各発電プラントP1 〜Pn から得ら
れるプラントデータD11 〜D1nを、新設の監視制御
装置R1にて処理可能なデータに変換するときの動作及
び、新設の監視制御装置R1から発せられる制御ネット
ワークデータD1001 〜D100n を各発電プラント
P1 〜Pn に対応する既設の制御装置21 〜22 にて処
理可能なデータに変換するときの動作は図9の実施形態
と同じであるため説明は省略し、異なる動作部分につい
て詳述する。そして、この実施形態ではプラントデータ
P1 〜Pn の任意のデータ値を模擬値に変換する操作
と、プラント変換テーブル602の中の模擬情報を一部
削除する操作とについて説明する。
【0095】まず、プラントデータP1 〜Pn の任意の
データ値を模擬値に変換するときの一例を示す。プラン
トデータ変換装置100Eのオペレータが、表示装置2
06に表示されている図17に示すような対話画面I50
のデータ変換タイプ指定欄I60に、例えば“1A000
3”を入力すると(ステップS1)、模擬編集手段60
1がオペレータからの要求内容を認識することにより
(ステップS2)、対話手段205から入力データ表示
手段201にデータ変換タイプ“1A0003”の現在
のデータ値の表示要求が送られる(ステップS5)。そ
の後、入力手段101に入力されたプラントデータD1
1 〜D1n の内、表示要求が与えられているデータ変換
タイプの番号(1A0003)、名称、及び現在のデー
タ値が表示される(ステップS6)。次に、オペレータ
が模擬値指定欄I61に模擬試験的に用いる値、例えば
“9”を入力すると(ステップ7)、模擬編集手段60
1がオペレータからの要求内容を認識することにより
(ステップS8)、データ変換タイプ“1A0003”
の模擬要求が模擬編集手段601に与えられる(ステッ
プ9)。その後、模擬編集手段601が、模擬内容を作
成して模擬変換テーブル602に向けて模擬情報を送信
することにより、模擬変換テーブル602に、図19に
示すような模擬内容が保存される(ステップS11)。
さらに、第1の模擬手段603は、模擬変換テーブル6
02の変換情報に従い入力手段101を介して入力した
プラントデータの中のデータ変換タイプ“1A000
3”を図20に示すように模擬データに変換し、プラン
ト監視データ交換手段102に出力する。 このように
して、プラントデータ変換装置100Eにより、プラン
トデータD11 〜D1n のデータ値の変更を模擬的に実
施することができるので、オペレータは、このプラント
データ変換装置100E自体が正常に動作しているか否
かを確認することができる。
【0096】次に、プラント変換テーブル602の中の
模擬情報を一部削除するときの一例を示す。プラントデ
ータ変換装置100Eのオペレータが、表示装置206
に表示されている図21に示すような対話画面I50のデ
ータ変換タイプ指定欄I60に“LST”を入力すると
(ステップ1)、模擬編集手段601はオペレータから
の要求内容を認識し(ステップS2)、模擬操作された
データの一覧を表示する(ステップS3)。次いで、一
覧表示されたデータの中から削除を行うデータ変換タイ
プ、例えば“1A0003”をオペレータがデータ変換
タイプ指定欄I60に入力すると(ステップS4)、対
話手段205から入力データ表示手段201にデータ変
換タイプ“1A0003”の現在のデータ値の表示要求
が掛かる(ステップS5)。その後、入力手段101に
入力されたプラントデータD11〜D1n の内、表示要
求が掛かっているデータ変換タイプの番号(1A000
3)、名称、及び現在のデータ値が表示される(ステッ
プS6)。次に、オペレータが模擬値指定欄I61に
“R”を入力すると(ステップS7)、模擬編集手段6
01がオペレータからの要求内容を認識することにより
(ステップS8)、模擬変換テーブル602からデータ
変換タイプ“1A0003”に関する模擬情報をすべて
削除する(ステップS10)。この場合、入力手段10
1から送信されてきたデータ変換タイプ“1A000
3”は、第1の模擬手段603で模擬操作されずにプラ
ント監視データ変換手段102に送信される。
【0097】以上説明したような模擬的な操作は、入力
手段105より第2の模擬手段604に送信される制御
ネットワークデータD1001 〜D100n が対象であ
る場合においても同様に行うことができる。
【0098】このように、本実施形態のプラントデータ
変換装置100Eによれば、プラントデータD11 〜D
1n 及び制御ネットワークデータD1001 〜D100
n のデータ値の変更、削除等を模擬的に実施することが
できるので、このプラントデータ変換装置100E自体
が正常に動作しているか否かを確認することが可能とな
り、各発電プラントP1 〜Pn の監視、制御を確実なも
のとすることができる。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載のプラントデータ変換装置
によれば、各プラントを個別に制御する第1のプラント
監視制御システム内の制御装置から送信されてきたプラ
ントデータを第2のプラント監視制御システムにて伝送
及び処理可能なプラントデータに変換することができる
ので、第1のプラント監視制御システムに代えて第2の
プラント監視制御システムにてリプレース対象の制御装
置に対応するプラントを除く全プラントの監視、例えば
全プラントの発電総電力量の監視や全プラント共通の設
備の管理等が可能な状態となり、これにより監視制御装
置の交換作業に際して、交換対象の制御装置に対応する
プラント以外のプラントを停止させずに稼働し続けるこ
とができる。
【0100】請求項2記載のプラントデータ変換装置に
よれば、各プラントを個別に制御する第1のプラント監
視制御システム内の制御装置から送信されてきたプラン
トデータを第2のプラント監視制御システムにて伝送及
び処理可能なプラントデータに変換することができ、ま
たこのプラントデータに基づき第2のプラント監視制御
システムから送信されるプラント制御データを各プラン
トを個別に制御する第1のプラント監視制御システム内
の制御装置にて処理可能なプラント制御データに変換す
ることができるので、第2のプラント監視制御システム
にてリプレース対象の制御装置に対応するプラントを除
く全プラントの自動化による監視、制御が可能となり、
これにより監視制御装置の交換作業に際して、交換対象
の制御装置に対応するプラント以外のプラントの稼働を
停止する必要性をなくすことが可能である。
【0101】請求項3記載のプラントデータ変換装置に
よれば、任意のプラントに対応するプラントデータとそ
の他のプラントに対応するプラントデータとを差別化
し、第2のプラント監視制御システムに向けて送信する
ことができるので、例えばリプレース作業のため動作を
停止させたプラントに対応するプラントデータを差別化
することにより、動作中のプラントのみを第2のプラン
ト監視制御システムにて監視することができる。
【0102】請求項4記載のプラントデータ変換装置に
よれば、プラントデータ及びプラント制御データの中の
任意のデータとその他のデータとを差別化し、第1、第
2のそれぞれのプラント監視制御システムに向けて送信
することができるので、例えばリプレース作業のために
動作を停止させたプラントに対応するデータを差別化す
ることにより、動作中のプラントだけを第2のプラント
監視制御システムにて正しく監視、制御することができ
る。
【0103】請求項5記載のプラントデータ変換装置に
よれば、第1のプラント監視制御システムの伝送路から
入力したプラントデータと第2のプラント監視制御シス
テムにて伝送および処理可能なデータに変換されたプラ
ントデータとを表示することにより、それぞれのデータ
内容を照合することができるので、このプラントデータ
変換装置におけるプラントデータの変換機能が正常に動
作しているか否かを検証することが可能である。
【0104】請求項6記載のプラントデータ変換装置に
よれば、プラントデータ及びプラント制御データを各プ
ラント監視制御システムにて伝送および処理可能なデー
タに変換する際に、表示された変換前後のデータを照合
することで、このプラントデータ変換装置におけるデー
タ変換が正常に行われているか否かを確認することがで
きるので、意図しない異常なプラントデータ及びプラン
ト制御データが第1、第2のプラント監視制御システム
に送信されてしまう恐れはない。
【0105】請求項7記載のプラントデータ変換装置に
よれば、例えば第1のプラント監視制御システムから第
2のプラント監視制御システムへのリプレース作業中
に、第2のプラント監視制御システムに向けてのデータ
の伝送順に変更が生ずるような場合があっても、変更さ
れた伝送順に合わせて、変換テーブルの変換情報をテー
ブル変更手段により書き換えることができるので、運転
中の各プラントの監視をデータの伝送順変更前と同様に
行うことが可能である。
【0106】請求項8記載のプラントデータ変換装置に
よれば、リプレース作業の期間中において、例えば第
1、第2のプラント監視制御システム内の伝送路からの
データ伝送順に変更が生じた場合でも、各変換テーブル
の変換情報を書き換えることができるので、第1、第2
のプラント監視制御システムの伝送路間の伝送データに
おける整合性を崩さずに、各プラントの監視、制御を行
うことが可能である。
【0107】請求項9記載のプラントデータ変換装置に
よれば、第1のプラント監視制御システム内の各制御装
置から入力したプラントデータを、試験的に模擬データ
に変換することができるので、このプラントデータ変換
装置自体のデータ変換における機能を検証することが可
能となる。
【0108】請求項10記載のプラントデータ変換装置
によれば、プラントデータ及び制御ネットワークデータ
のデータ値の変更、削除等を模擬的に実施することがで
きるので、このプラントデータ変換装置自体が正常に動
作しているか否かを確認することが可能となり、各発電
プラントの監視、制御を確実なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に用いられるプラント
データ変換装置を示す図。
【図2】第1の実施形態に用いられ、プラントデータを
変換するプラントデータ変換テーブルを示す図。
【図3】第1の実施形態に用いられるプラントデータを
示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態に用いられるプラント
データ変換装置を示す図。
【図5】制御ネットワークデータを変換するプラントデ
ータ変換テーブルを示す図。
【図6】第2の実施形態に用いられる制御ネットワーク
データを示す図。
【図7】本発明の第3の実施形態に用いられるプラント
データ変換装置を示す図。
【図8】リプレース状態情報を示す図。
【図9】本発明の第4の実施形態に用いられるプラント
データ変換装置を示す図。
【図10】第4の実施形態に用いられるプラントデータ
を示す図。
【図11】第4の実施形態に用いられ、プラントデータ
を変換するプラントデータ変換テーブルを示す図。
【図12】第4の実施形態に用いられ、入力データ表示
手段が表示する表示データを示す図。
【図13】第5の実施形態に用いられるプラントデータ
変換装置を示す図。
【図14】データベース編集通知を示す図。
【図15】第5の実施形態に用いられ、プラントデータ
を変換するプラントデータ変換テーブルを示す図。
【図16】第6の実施形態に用いられるプラントデータ
変換装置を示す図。
【図17】第6の実施形態に用いられ、プラントデータ
を模擬データに変換する場合の対話画面を示す図。
【図18】第6の実施形態に用いられ、模擬を実施する
場合のフローチャート。
【図19】第6の実施形態に用いられる模擬変換テーブ
ルを示す図。
【図20】模擬手段によりプラントデータから変換され
た模擬データを示す図。
【図21】第6の実施形態に用いられ、模擬データを削
除する場合の対話画面を示す図。
【図22】監視制御装置をリプレースする場合の従来の
第1の方法を示す図。
【図23】監視制御装置をリプレースする場合の従来の
第2の方法を示す図。
【符号の説明】
1……既設の監視制御装置 R1……新設の監視制御装置 2……既設の制御装置(21 〜2n ) R2……新設の制御装置(R21 〜R2n ) 3……既設の監視制御用計算機 R3……新設の監視制御用計算機 4……既設ネットワーク R4……新設ネットワーク 50……データベース編集装置 100、100A、100B,100C、100D、1
00E……プラントデータ変換装置 101、105……入力手段 102……プラント監視データ変換手段 103、107……出力手段 104、108……プラントデータ変換テーブル 106……自動化データ変換手段 109……プラントデータ入出力変更手段 111、206……表示装置 112……入力装置 201………第1の入力データ表示手段 202………第1の出力データ表示手段 203………第2の入力データ表示手段 204………第2の出力データ表示手段 501………伝送データ対応付け手段 601………模擬編集手段 602………模擬変換テーブル 603、604……模擬手段 P……発電プラント(Ρ1 〜Pn ) D11 〜D1n ……プラントデータ D1001 〜D100n ………制御ネットワークデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各プラントを個別に制御する複数の制御
    装置と、これらの制御装置と伝送路を通じて接続され前
    記各プラントの一元的な監視制御を行う監視制御装置と
    を有する複数のプラント監視制御システム内の前記各伝
    送路間に介挿されるプラントデータ変換装置であって、 第1の前記プラント監視制御システム内にて前記各制御
    装置から前記監視制御装置に向けて送信されるプラント
    データを前記伝送路を通じて入力する入力手段と、 前記入力手段より入力した前記プラントデータを第2の
    前記プラント監視制御システムにて伝送および処理可能
    な形式のデータに変換するためのデータ変換手段と、 前記データ変換手段より得たプラントデータを前記第2
    のプラント監視制御システム内の伝送路に送出する出力
    手段とを具備することを特徴とするプラントデータ変換
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラントデータ変換装置
    において、 前記出力手段より得たプラントデータに基づき前記第2
    のプラント監視制御システム内の監視制御装置から各制
    御装置に向けて送信されるプラント制御データを前記伝
    送路を通じて入力する第2の入力手段と、 前記第2の入力手段より入力したプラント制御データを
    前記第1のプラント監視制御システムにて伝送および処
    理可能な形式のデータに変換するための第2のデータ変
    換手段と、 前記第2のデータ変換手段より得たプラント制御データ
    を前記第1のプラント監視制御システム内の前記各制御
    装置に出力する第2の出力手段とをさらに具備すること
    を特徴とするプラントデータ変換装置。
  3. 【請求項3】 各プラントを個別に制御する複数の制御
    装置と、これらの制御装置と伝送路を通じて接続され前
    記各プラントの一元的な監視制御を行う監視制御装置と
    を有する複数のプラント監視制御システム内の前記各伝
    送路間に介挿されるプラントデータ変換装置であって、 第1の前記プラント監視制御システム内にて前記各制御
    装置から前記監視制御装置に向けて送信されるプラント
    データを前記伝送路を通じて入力する入力手段と、 前記入力手段より入力した前記プラントデータを任意の
    プラントに対応するプラントデータとその他のプラント
    に対応するプラントデータとに差別化するデータ差別化
    手段と、 前記データ差別化手段によって差別化されたプラントデ
    ータを第2の前記プラント監視制御システムにて伝送お
    よび処理可能な形式のデータに変換するためのデータ変
    換手段と、 前記データ変換手段より得たプラントデータを前記第2
    のプラント監視制御システム内の伝送路に送出する出力
    手段とを具備することを特徴とするプラントデータ変換
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプラントデータ変換装置
    において、 前記出力手段より得たプラントデータに基づき前記第2
    のプラント監視制御システム内の監視制御装置から各制
    御装置に向けて送信されるプラント制御データを前記伝
    送路を通じて入力する第2の入力手段と、 前記第2の入力手段より入力した前記プラント制御デー
    タを任意のプラントに対応するプラント制御データとそ
    の他のプラントに対応するプラント制御データとに差別
    化する第2のデータ差別化手段と、 前記第2のデータ差別化手段によって差別化されたプラ
    ント制御データを前記第1のプラント監視制御システム
    にて伝送および処理可能な形式のデータに変換するため
    の第2のデータ変換手段と、 前記第2のデータ変換手段より得たプラント制御データ
    を前記第1のプラント監視制御システム内の前記各制御
    装置に出力する第2の出力手段とをさらに具備すること
    を特徴とするプラントデータ変換装置。
  5. 【請求項5】 各プラントを個別に制御する複数の制御
    装置と、これらの制御装置と伝送路を通じて接続され前
    記各プラントの一元的な監視制御を行う監視制御装置と
    を有する複数のプラント監視制御システム内の前記各伝
    送路間に介挿されるプラントデータ変換装置であって、 第1の前記プラント監視制御システム内にて前記各制御
    装置から前記監視制御装置に向けて送信されるプラント
    データを前記伝送路を通じて入力する入力手段と、 前記入力手段より入力した前記プラントデータを第2の
    前記プラント監視制御システムにて伝送および処理可能
    な形式のデータに変換するためのデータ変換手段と、 前記入力手段に入力されたプラントデータと前記データ
    変換手段により変換されたプラントデータとを表示する
    表示手段と、 前記データ変換手段より得たプラントデータを前記第2
    のプラント監視制御システム内の伝送路に送出する出力
    手段とを具備することを特徴とするプラントデータ変換
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプラントデータ変換装置
    において、 前記出力手段より得たプラントデータに基づき前記第2
    のプラント監視制御システム内の監視制御装置から各制
    御装置に向けて送信されるプラント制御データを前記伝
    送路を通じて入力する第2の入力手段と、 前記第2の入力手段より入力したプラント制御データを
    前記第1のプラント監視制御システムにて伝送および処
    理可能な形式のデータに変換するための第2のデータ変
    換手段と、 前記第2の入力手段に入力されたプラント制御データと
    前記第2のデータ変換手段により変換されたプラント制
    御データとを表示する第2の表示手段と、 前記第2のデータ変換手段より得たプラント制御データ
    を前記第1のプラント監視制御システム内の前記各制御
    装置に出力する第2の出力手段とをさらに具備すること
    を特徴とするプラントデータ変換装置。
  7. 【請求項7】 各プラントを個別に制御する複数の制御
    装置と、これらの制御装置と伝送路を通じて接続され前
    記各プラントの一元的な監視制御を行う監視制御装置と
    を有する複数のプラント監視制御システム内の前記各伝
    送路間に介挿されるプラントデータ変換装置であって、 第1の前記プラント監視制御システム内にて前記各制御
    装置から前記監視制御装置に向けて送信されるプラント
    データを前記伝送路を通じて入力する入力手段と、 前記入力手段より入力した前記プラントデータを変換テ
    ーブルを参照して第2の前記プラント監視制御システム
    にて伝送および処理可能な形式のデータに変換するため
    のデータ変換手段と、 前記データ変換手段より得たプラントデータを前記第2
    のプラント監視制御システム内の伝送路に送出する出力
    手段と、 前記変換テーブルに記述された前記第1のプラント監視
    制御システム内の伝送路の伝送順と前記第2のプラント
    監視制御システム内の伝送路のデータ伝送順との対応付
    けを変更するテーブル変更手段とを具備することを特徴
    とするプラントデータ変換装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプラントデータ変換装置
    において、 前記出力手段より得たプラントデータに基づき前記第2
    のプラント監視制御システム内の監視制御装置から各制
    御装置に向けて送信されるプラント制御データを前記伝
    送路を通じて入力する第2の入力手段と、 前記第2の入力手段より入力したプラント制御データを
    第2の変換テーブルを参照して第2の前記プラント監視
    制御システムにて伝送および処理可能な形式のデータに
    変換するための第2のデータ変換手段と、 前記第2のデータ変換手段より得たプラント制御データ
    を前記第1のプラント監視制御システム内の前記各制御
    装置に出力する第2の出力手段と、 前記第2の変換テーブルに記述された前記第2のプラン
    ト監視制御システム内の伝送路の伝送順と前記第1のプ
    ラント監視制御システム内の伝送路のデータ伝送順との
    対応付けを変更する第2のテーブル変更手段とをさらに
    具備することを特徴とするプラントデータ変換装置。
  9. 【請求項9】 各プラントを個別に制御する複数の制御
    装置と、これらの制御装置と伝送路を通じて接続され前
    記各プラントの一元的な監視制御を行う監視制御装置と
    を有する複数のプラント監視制御システム内の前記各伝
    送路間に介挿されるプラントデータ変換装置であって、 第1の前記プラント監視制御システム内にて前記各制御
    装置から前記監視制御装置に向けて送信されるプラント
    データを前記伝送路を通じて入力する入力手段と、 前記入力手段より入力した前記プラントデータを模擬デ
    ータに書き換える模擬手段と、 前記模擬手段より入力した模擬データを第2の前記プラ
    ント監視制御システムにて伝送および処理可能な形式の
    データに変換するためのデータ変換手段と、 前記入力手段に入力されたプラントデータと前記データ
    変換手段により変換された模擬データとを表示する表示
    手段と、 前記データ変換手段より得た模擬データを前記第2のプ
    ラント監視制御システム内の伝送路に送出する出力手段
    とを具備することを特徴とするプラントデータ変換装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のプラントデータ変換装
    置において、 前記出力手段より得た模擬データに基づき前記第2のプ
    ラント監視制御システム内の監視制御装置から各制御装
    置に向けて送信される制御データを前記伝送路を通じて
    入力する第2の入力手段と、 前記第2の入力手段より入力した前記制御データを模擬
    制御データに書き換える第2の模擬手段と、 前記第2の模擬手段より入力した模擬制御データを前記
    第1のプラント監視制御システムにて伝送および処理可
    能な形式のデータに変換するための第2のデータ変換手
    段と、 前記第2の入力手段に入力された制御データと前記第2
    のデータ変換手段により変換された模擬制御データとを
    表示する第2の表示手段とを具備することを特徴とする
    プラントデータ変換装置。
JP14475298A 1997-07-04 1998-05-26 プラントデータ変換装置 Withdrawn JPH1173208A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008097457A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Nippon Steel Corp テスト支援装置、テスト支援方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP2008306710A (ja) * 2007-05-14 2008-12-18 General Electric Co <Ge> タービン制御システムを変更するための方法及びシステム
JP2010267057A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Toshiba Corp 発電監視制御システムの機器取替方法
JP2011197764A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Tokyo Electric Power Co Inc:The 遠方監視制御装置の取替方法
JP2011259300A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 制御システムを変更する方法、及び変換装置

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