JP2000214919A - 分散型プラント監視システム及びそのシステムの処理プログラムを記録する記録媒体 - Google Patents

分散型プラント監視システム及びそのシステムの処理プログラムを記録する記録媒体

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JP2000214919A
JP2000214919A JP1422099A JP1422099A JP2000214919A JP 2000214919 A JP2000214919 A JP 2000214919A JP 1422099 A JP1422099 A JP 1422099A JP 1422099 A JP1422099 A JP 1422099A JP 2000214919 A JP2000214919 A JP 2000214919A
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Yutaka Izumikawa
豊 泉川
Masahiro Yamazaki
雅裕 山崎
Nobuyuki Sato
信行 佐藤
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Toshiba Corp
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバが故障しても、オペレータステーショ
ンの機能喪失を回避する。 【解決手段】 複数の制御装置2−1〜2−nは、制御
LAN3によってサーバ4とオペレータステーション8
−1〜8−lへプラントデータを並行して伝送する。オ
ペレータステーション8−1〜8−lは、サーバ4と同
様のプラントデータ伝送入出力制御手段9を備えて、制
御装置2−1〜2−nから制御LAN3を介してプロセ
スデータの入出力を可能とし、オペレータステーション
8−1〜8−lの各種機能の実行によって得られた各種
データがサーバ4から出力される各種データと独立して
計算機LAN7によって周辺機器6−1〜6−mへ出力
されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントやサ
ーバ等を分散配置し、ネットワークを介して各種機能を
処理する分散型プラント監視システム及びそのシステム
の処理プログラムを記録する記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、従来の分散型プラント監視シ
ステムの構成図を示すものである。
【0003】図示する分散型プラント監視システム10
0は、プラント1に接続する複数の制御装置2−1〜2
−nとこれら複数の制御装置2−1〜2−nを制御LA
N3を介して接続するサーバ4と、さらに、サーバ4と
複数のクライアント5や複数の各種周辺機器6−1〜6
−nとを計算機LAN7を介して接続して構成してい
る。なお、クライアント5−1〜5−nとしては、例え
ば、オペレータと対話処理によって各種機能を実行する
オペレータステーションがある。
【0004】この構成で、まず、プラント1からプラン
トデータが制御装置2−1〜2−nへ取り込まれ処理さ
れたプラントデータが制御LAN3を介してサーバ4へ
取り込まれる。
【0005】サーバ4では、クライアント5−1〜5−
nの要求によって、例えば、プラントデータを履歴デー
タとして保存する。また、サーバ4では、クライアント
5−1〜5−nの要求によって周辺機器6−1〜6−n
のプリンタへ所定のフォーマットの印字出力がされる。
さらに、サーバ4では、クライアント5−1〜5−nの
要求に応じてプラントデータを用いて所定の性能計算を
行い、その結果をクライアント5−1〜5−nへ送る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図20
に示す如くの分散型プラント監視システムは、クライア
ント5−1〜5−nがサーバ4を経由して制御装置2−
1〜2−nと繋がっているため、クライアント5−1〜
5−nはプラントデータを制御装置2−1〜2−nから
直接入出力することができず、サーバ4がダウンする
と、クライアント5−1〜5−nはプラントデータの入
出力が不可状態となり、システムダウン(全機能喪失)
となるという問題がある。
【0007】また、クライアント5−1〜5−nによっ
てマンマシン対話機能に必要な表示データは、その都度
サーバ4に取得の要求しているため、複数のクライアン
ト5−1〜5−nから要求があると、サーバ4の負荷が
高くなり、特に、クライアント5−1〜5−nの台数が
増えるとサーバ4にかかる負荷が高くなるという問題が
ある。
【0008】そこで、本発明は、システムの一部の計算
機や制御装置や装置などの障害時でもシステムダウンと
ならずに、機能喪失の範囲を最小にとどめ、かつ、性能
的に安定した信頼性の高いシステムを構築できる分散型
プラント監視システム及びそのシステムの処理プログラ
ムを記録する記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントからプラントデータを取込み処理して処理データを
上位の装置へ出力する一方、上位の装置から制御に必要
な制御データを取込み、操作データをプラントへ出力す
る少なくとも1以上の制御装置と、この制御装置と第1
ネットワークを介して処理データ、あるいは、制御デー
タの入出力を行い、サーバとしての各種機能を実行する
少なくとも1以上のサーバと、制御装置と第1ネットワ
ークを介して、サーバへ入出力する処理データ、あるい
は、制御データと別に必要なデータを並列して入出力可
能とすると共に、マンマシン対話機能を含む各種機能を
実行する少なくとも1以上のオペレータステーション
と、このオペレータステーション及びサーバに対してさ
れた各種機能の実行要求情報及び各種機能の実行により
得られた結果情報等を第2ネットワークを介してオペレ
ータステーション及びサーバとへ並列して入出力可能と
するように接続される各種周辺機器とを設けるようにし
たものである。この手段によれば、制御装置に対してサ
ーバとオペレータステーションとが第1ネットワークを
介して並列してデータの入出力ができる一方、周辺機器
に対してサーバとオペレータステーションとが第2ネッ
トワークを介して並列してデータの入出力ができるの
で、サーバがダウンしても制御装置及び周辺機器とオペ
レータステーション間のデータの入出力機能が維持で
き、オペレータステーションの機能喪失が回避でき、シ
ステム全体の信頼性の向上を図ることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバ及びオペレータ
ステーションの各装置は、監視対象の装置が異常の場
合、異常情報に応じて自装置の機能喪失を最小限に抑え
る処置を実行する構成制御手段を設けるようにしたもの
である。この手段によれば、サーバやオペレータステー
ションの各装置のいずれかが故障や異常の場合に、当該
自装置及び他装置の機能喪失が最小限となるように処置
される。特に、サーバがダウンしてもシステムダウンを
回避できオペレータステーションのみによってプラント
監視が実行できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバ及びオペレータ
ステーションの各装置は、自装置のみの独自の計算式に
より計算された独自計算結果データを他装置へ配信する
一方、他装置から配信された独自計算結果を取込む手段
を設けるようにしたものである。この手段によれば、少
なくとも2以上の装置によって独自計算結果データが共
有されるので、1つの装置がダウンしても、他の装置で
データが保持でき、データの喪失を回避できる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバは、自動化機能
の実行により得られたデータによって自己の自動化デー
タベースを更新すると共に、オペレータステーションに
設ける自動化データベースを更新するように配信する自
動化データベース配信手段を設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、各自動化データベースの内容
は、随時更新され、ほぼ同じであるので、サーバがダウ
ンしても、自動化データベースのデータの喪失が回避で
きる。また、各オペレータステーションからサーバに対
して自動化データベースのデータの要求がされないの
で、多数のオペレータステーションがある場合等、サー
バの負荷が増大することを解消できる。
【0013】請求項5の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバは、要求によっ
てサーバのプラント入出力データベースを更新する一
方、オペレータステーションへその更新されたデータを
配信するプラント入出力データベース操作内容更新手段
を備える一方、オペレータステーションは、自己のプラ
ント入出力データベースを配信されたデータによって更
新するプラント入出力データベース操作内容更新手段を
設けるようにしたものである。この手段によれば、サー
バ、あるいは、オペレータステーションのプラント入力
点に対する操作結果が他のオペレータステーション及び
サーバのプラント入出力データベースへ更新保存される
ので、たとえ、サーバがダウンしたも機能喪失を回避で
きる。
【0014】請求項6の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、オペレータステーショ
ンは、機能毎に予め一括、あるいは、特定の複数の装置
で管理するグループの情報をグループデータベースへ対
話処理により登録する登録手段を有するマンマシン対話
機能と、グループデータベースへ登録されたグループの
情報を他の装置へ配信して他装置のグループデータベー
スを更新させるグループデータベース配信手段を設ける
ようにしたものである。この手段によれば、オペレータ
ステーションによって登録された管理のためのグループ
が機能単位で他のサーバやオペレータステーションのグ
ループデータベースに反映されるので、管理が徹底して
行うことができる。
【0015】請求項7の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバは、複数からな
り各サーバに対して各種機能を適宜分散して設けるよう
にしたものである。この手段によれば、ある機能を実行
するサーバがダウンしても他のサーバの機能の処理がで
きるので、障害時の影響を最小限に抑えることができ
る。
【0016】請求項8の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバは、マスターと
スレーブの多重化構成として、各自サーバは、自サーバ
が復帰する場合に、マスタの他サーバの機能引継データ
ベースのデータを取込んで自サーバの機能引継データベ
ースへ格納するデータ送信切替手段を設けるようにした
ものである。この手段によれば、マスターとスレーブの
各サーバが同じデータを有しているのでマスターのサー
バがダウンしても機能喪失を阻止できる。また、マスタ
ーとスレーブとの切替えが円滑に実行できる。
【0017】請求項9の発明は、請求項1記載の分散型
プラント監視システムにおいて、サーバは、マスターと
スレーブの多重化構成として、自サーバは、自サーバが
マスタの場合に自サーバのデータを共有するための共有
保存手段へ保存するように切替える切替手段を設けるよ
うにしたものである。この手段によれば、マスターのサ
ーバがダウンしても共有保存手段にデータが保存されて
いるので、機能喪失を回避できる。
【0018】請求項10の発明は、プラントからプラン
トデータを取込み処理してプラントデータを上位の装置
へ出力する一方、上位の装置から制御に必要な制御デー
タを取込み、操作データを制御対象へ出力する少なくと
も1以上の制御装置と、この制御装置と第1ネットワー
クを介して処理データ、あるいは、制御データの入出力
を行い、サーバ機能を実行する少なくとも1以上のサー
バ機能を有すると共に、各種機能を処理実行するオペレ
ータとのマンマシン対話機能を有する少なくとも1以上
の第1オペレータステーションと、制御装置と第1ネッ
トワークを介して第1オペレータステーションへ入出力
する処理データ、あるいは、制御データと別に必要なデ
ータを並列して入出力可能としてサーバ機能を除く各種
機能の処理を実行するオペレータとのマンマシン対話機
能を有する少なくとも1以上の第2オペレータステーシ
ョンと、これら第1オペレータステーション、あるい
は、第2オペレータステーションに対してされた各種機
能の実行要求情報及び各種機能の実行により得られた結
果情報等を第2ネットワークを介して入出力可能とする
各種周辺機器とを設けるようにしたものである。この手
段によれば、オペレータステーションがサーバの機能を
有するので、計算機の台数を減少させ、システムの簡素
化が図れる。
【0019】請求項11の発明は、プラントからプラン
トデータを取込み処理して処理データを上位の装置へ出
力する一方、上位の装置から制御に必要な制御データを
取込み、操作データをプラントへ出力する少なくとも1
以上の制御装置と、この制御装置と第1ネットワークを
介して処理データ、あるいは、制御データの入出力を行
い、各種機能を実行する少なくとも1以上のサーバと、
制御装置と第1ネットワークを介して、サーバへ入出力
する処理データ、あるいは、制御データと別に並列して
必要な入出力可能として各種機能を実行する少なくとも
1以上のオペレータステーションと、このオペレータス
テーション及びサーバに対してされた各種機能の実行要
求情報及び各種機能の実行により得られた結果情報等を
第2ネットワークを介してオペレータステーション及び
サーバと並列して入出力可能とする各種周辺機器との各
機能を実行する分散型プラント監視システムの処理プロ
グラムを記録する記録媒体とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0021】まず、本発明の分散型プラント監視システ
ムにおいて用いるソフトウェア機能について図1を参照
して説明する。
【0022】図1に示すソフトウェア機能例50におい
て、(A)構成制御・ハードアラーム機能51とは、計
算機の初期化時のプログラムの立ち上げの制御や、計算
機が二重化されている場合の切替制御、計算機、制御装
置、周辺機器等の障害の検出及び監視を行い、必要に応
じて各プログラムへ異常/復帰通知を行う機能であって
全マシンに構築可能である。また、(B)伝送入出力制
御機能52とは、計算機システムの伝送によるプラント
データの入出力制御を行う機能であって、全マシンに構
築可能である。また、(C)プラント監視機能53と
は、プラント入力点を監視し、警報や異常をメッセージ
やアナンシエータ(ANN)にて通知する機能であっ
て、全マシンに構築可能である。
【0023】さらに、図1において、(D)マンマシン
対話機能54とは、オペレータとの対話処理の基本制御
を行う機能でオペレータステーションに構築可能であ
る。また、(E)CRTオペレーション機能55とは、
CRT上でプラント機器の操作を行う機能であって、オ
ペレータステーションに構築可能である。また、(F)
発電グラフィック機能56とは、マンマシン対話機能5
4のグラフィック表示関連の機能であって、オペレータ
ステーションに構築可能である。
【0024】さらに、(G)性能計算機能57とは、プ
ラントの運転実績や性能(効率、燃料)を計算、記録す
る機能であって、サーバに構築可能である。また、
(H)自動化機能58とは、プラントの自動運転制御を
行うための機能であって、サーバに構築可能である。ま
た、(I)印刷制御機能59とは、プリンタへの帳票出
力の処理を行う機能であって、サーバに構築可能であ
る。また、(J)ヒストリカルデータ収集機能60と
は、周期的または対話要求にてプラントデータの値を収
集し、時系列に管理する機能であって、サーバに構築可
能である。以上の各機能は、構築例のように、機能毎に
分割してサーバやオペレータステーション上に構築する
ことができる。
【0025】図2は、本発明の第1実施の形態を示す分
散型プラント監視システムの構成図であり、従来例を示
す図20と同一符号は、同一部分または相当部分を示
す。
【0026】図2において、第1実施の形態は、プラン
ト1に接続する複数の制御装置2−1〜2−nとサーバ
4とオペレータステーション(図示「OPS」)8−1
〜8−lとを相互に下位のネットワークである制御LA
N3によって接続すると共に、サーバ4とオペレータス
テーション8−1〜8−lと周辺機器6−1〜6−mと
を相互に上位のネットワークである計算機LAN7によ
って接続した構成である。
【0027】ここで、複数の制御装置2−1〜2−n
は、プラント1からのプラントデータの入出力及び制御
を行うと共に、制御LAN3によってサーバ4とオペレ
ータステーション8−1〜8−lとの間でプラントデー
タ及び制御データを並行して伝送可能とするものであ
る。
【0028】また、サーバ4は、プラントデータ伝送入
出力制御手段9を備え、このプラントデータ伝送入出力
制御手段9によって制御装置2−1〜2−nとオペレー
タステーション8−1〜8−lとのデータの入出力を制
御LANを介して可能とするものである。さらに、オペ
レータステーション8−1〜8−lは、サーバ4と同様
のプラントデータ伝送入出力制御手段9を備えて、この
プラントデータ伝送入出力制御手段9によって制御装置
2−1〜2−nとオペレータステーション8−1〜8−
lとの間で制御LAN3を介してデータの入出力を可能
とするものである。
【0029】以上の構成で、まず、プラント1からプラ
ントデータが制御装置2−1〜2−nへ取り込まれ、分
担する制御装置2−1〜2−nで所定の処理がされプラ
ントデータが制御LAN3を介してサーバ4とオペレー
タステーション8−1〜8−lとへ並列伝送される。
【0030】次に、サーバ4のプラントデータ伝送入出
力制御手段9によって制御装置2−1〜2−nから伝送
されたプラントデータが取込まれる。同様に、オペレー
タステーション8−1〜8−lのプラントデータ伝送入
出力制御手段9によって制御装置2−1〜2−nから伝
送されたプラントデータが取込まれる。これによって、
サーバ4とオペレータステーション8−1〜8−lで
は、プラント処理データによって各種計算処理がされ機
能が実行される。
【0031】逆に、サーバ4のプラントデータ伝送入出
力制御手段9によって制御装置2−1〜2−nへ制御に
必要な各種制御データが伝送され対応する制御装置2−
1〜2−nによって取込まれる。同様に、オペレータス
テーション8−1〜8−lのプラントデータ伝送入出力
制御手段9によって制御装置2−1〜2−nへ制御に必
要な制御データが伝送され、制御装置2−1〜2−nに
よつて取込まれる。
【0032】また、サーバ4の各種機能の実行によって
得られた各種データが計算機LAN7によって周辺機器
6−1〜6−mへ出力される。同様に、オペレータステ
ーション8−1〜8−lの各種機能の実行によって得ら
れた各種データがサーバ4から出力される各種データと
独立して計算機LAN7によって周辺機器6−1〜6−
mへ出力される。これにより、たとえ、サーバ4がダウ
ン(機能喪失)してもオペレータステーション8−1〜
8−lによって得られた各種データが何ら影響を受けず
に周辺機器6−1〜6−mへ出力できる。また、オペレ
ータステーション8−1〜8−lによって得られた制御
に必要な各種データが制御装置2−1〜2−nへ出力で
きる。
【0033】図3は、図2において、オペレータステー
ション8−1〜8−lにCRTオペレーション機能を付
加した具体的な部分構成図である。
【0034】ここで、CRTオペレーション機能55
は、図1のソフトウェア機能例50において、説明した
機能で、CRT上でプラント機能の操作を行うものであ
る。この図3に示す構成によれば、CRT操作による操
作指令が対応するオペレータステーション8−1、8−
2のCRTオペレーション機能55によって処理され、
図3で図示省略するプラントデータ伝送入出力制御手段
9によって制御LAN3を介して対応する制御装置2−
1〜2−nへ出力される(図示鎖線矢印)。一方、CR
Tにプラント情報を表示するデータが制御装置2−1〜
2−nから入力され、オペレータステーション8−1、
8−2のCRTオペレーション機能55の処理によって
作成され計算機LAN7を介して周辺機器6−1〜6−
mのCRTに表示される。
【0035】また、第1実施の形態の他の実施の形態と
して、マンマシン対話機能であるトレンドグラフ表示を
行う場合、サーバ4に設けるヒストリカルデータ収集機
能により得られたデータを用いてトレンド表示を行う。
この場合、図3に示すようにサーバ4がダウンしてヒス
トリカルデータ収集機能が機能喪失となっても、ポイン
トの過去データが参照できないだけで、制御装置2−1
〜2−nから取込まれるプラントデータによってオペレ
ータステーション8−1、8−2がグラフを表示した時
点からのデータをプロットするように処理する。これに
より、サーバ4がダウンしてもトレンドグラフ機能の喪
失に至らない。
【0036】このように第1実施の形態によれば、各プ
ラントデータ伝送入出力制御手段により、サーバ及びオ
ペレータステーションは、個別に制御装置とプラントデ
ータの入出力を並行して行い、プラントデータがそれぞ
れのオペレータステーション、サーバ内で個別に独立し
て扱えるようになる。例えば、オペレータステーション
が機能を実行するため必要なプラントデータは、直接制
御装置から取込まれる。また、プラントの制御指令をサ
ーバを介さず、制御装置へ直接伝送しているので、サー
バがダウンしてもオペレータステーションにより機能実
行のために用いるデータに何の影響も受けず、オペレー
タステーションの機能喪失とならずに正常動作を続ける
ことができる。従って、従来のようなサーバを介してプ
ラントデータの入出力を行うことによる機能喪失に至る
事態を回避でき、システムの信頼性の向上を図ることが
できる。
【0037】図4は、本発明の第2実施の形態を示す分
散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施の
形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分または
相当部分を示す。
【0038】図4において、2実施の形態は、サーバ4
及びオペレータステーション8−1、8−2に各構成制
御手段10を備えて、監視対象の装置が異常となった場
合、その影響を最小限に抑えようとするものである。
【0039】すなわち、構成制御手段10は、監視対象
の装置の異常を検出した場合、自装置内の機能喪失を可
能の限り少なくするように各種機能の切替えを行うもの
である。
【0040】以上の構成で、図5に示す監視対象表62
のように各構成制御手段10によって監視対象とされる
装置が特定される。例えば、オペレータステーション8
−1の構成制御手段10の場合、制御装置2−1,制御
装置2−2及び周辺機器であるオペレータコンソール
(1)11、タッチパネル(1)12を監視対象とす
る。
【0041】また、オペレータステーション8−2の構
成制御手段10の場合、制御装置2−1と制御装置2−
2及び周辺機器であるオペレータコンソール(2)1
3、タッチパネル(2)14を監視対象とする。
【0042】また、サーバ4の構成制御手段10の場
合、制御装置2−1と制御装置2−2及び周辺機器であ
るラインプリンタ15、ハードコピー16を監視対象と
する。
【0043】まず、例えば、オペレータステーション8
−1の構成制御手段10によって、制御装置2−1と制
御装置2−2とオペレータコンソール(1)11とタッ
チパネル(1)12の状態とが周期的に監視される。制
御装置2−1の監視情報が異常情報の場合に、オペレー
タステーション8−1が機能処理をする上で、制御装置
2−1の異常に起因して影響がないようにする。
【0044】図6は、図4の具体的構成を示し、オペレ
ータステーション8−1,オペレータステーション8−
2,サーバ4のそれぞれにプラント監視機能53を有
し、オペレータステーション8−1,オペレータステー
ション8−2のそれぞれに警報表示手段20を有してい
る。
【0045】図6に示す構成によれば、まず、各構成制
御手段10によってオペレータステーション8−1とオ
ペレータステーション8−2とサーバ4との間で、制御
LAN3を介して他の監視対象の装置の状態が監視され
ている(図示a鎖線)。さらに、通常時にオペレータス
テーション8−1とオペレータステーション8−2の警
報表示手段20によってサーバ4のプラント監視機能5
3から警報データの供給を受けて各警報表示の処理を行
っている(図示b鎖線)。
【0046】ここで、仮に、オペレータステーション8
−1及びオペレータステーション8−2の構成制御手段
10によって、サーバ4に異常があると判定されるとオ
ペレータステーション8−1及びオペレータステーショ
ン8−2の警報表示手段20へその旨の通知がされる
(図示c鎖線)。警報表示手段20によって、その旨の
通知が入力されると、サーバ4のプラント監視機能53
からの警報データの供給からオペレータステーション8
−1及びオペレータステーション8−2の自己のプラン
ト監視機能53へ切替えられる。これにより、オペレー
タステーション8−1及びオペレータステーション8−
2の各プラント監視機能53が制御装置2−1、2−2
からプラントデータを取込み(図示d鎖線)、各プラン
ト監視機能53によって警報データを自己の警報表示手
段20へ入力する(図示e鎖線)。従って、サーバ4が
ダウンした場合でもそのプラント監視を問題なく続行で
き、システムダウンとはならない。
【0047】このように第2実施の形態によれば、一部
の計算機や装置の故障や異常が生じても、システムダウ
ンを起こすのでなく、一部の機能喪失にとどめることが
でき、また、サーバがダウンした場合でもオペレータス
テーションにてプラント監視を実行して、システムダウ
ンを回避してシステムの信頼性を大幅に向上させること
ができる。
【0048】図7は、本発明の第3実施の形態を示す分
散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施の
形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分または
相当部分を示す。
【0049】図7において、第3実施の形態は、サーバ
4とオペレータステーション8−1とオペレータステー
ション8−2とにそれぞれに独自計算結果データ入出力
手段21を備えて、各装置においてのみ独自にされた計
算結果データを他装置へ配信可能とするものである。
【0050】ここで、独自計算結果データ入出力手段2
1は、その装置の計算手段によってのみで独自の計算式
に基づいてなされた独自計算結果データと識別番号とを
他装置へ出力する一方、他装置で得られた独自計算結果
データと識別番号とを入力するものである。
【0051】以上の構成で、図示しない計算手段によっ
て、プラントデータ伝送入出力制御手段9から入力され
たプラントデータが読み込まれ図8に示す計算方法表6
3と図9に示す疑似入力点一覧表64とに従って、計算
される。なお、ここでは、独自計算結果データの識別番
号を疑似入力点とよんでいる。
【0052】例えば、疑似入力点ZC0001の場合、
図8及び図9のように入力点AA0001とAA000
2の差分計算をオペレータステーション8−1とオペレ
ータステーション8−2及びサーバ4の全マシン内で行
い、この場合の計算結果の他のマシンへの配信は行わな
い。
【0053】また、ZC0201の場合、図8及び図9
に示すように入力点EE0501とEE0502のEE
0503の最大値計算をサーバ4内で行い、制御LAN
3を経由して他のマシンであるオペレータステーション
8−1とオペレータステーション8−2の独自計算結果
データ入出力手段21へ計算結果データを配信する。オ
ペレータステーション8−1とオペレータステーション
8−2の独自計算結果データ入出力手段21は、独自計
算結果データを取込み、自マシン内で計算していない疑
似入力点の情報も持つことができる。
【0054】このように第3実施の形態によれば、すべ
てのマシンで計算する疑似入力点は、それぞれのマシン
に配信されるため、すべての疑似入力点の情報を共有で
きる。従って、サーバ、あるいは、オペレータステーシ
ョンが故障しても独自計算データが喪失することを回避
することができる。
【0055】図10は、本発明の第4実施の形態を示す
分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施
の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分また
は相当部分を示す。
【0056】図10において、第4実施の形態は、サー
バ4とオペレータステーション8−1とオペレータステ
ーション8−2とにそれぞれ自動化データベース22と
自動化データベース配信手段23を備えると共に、サー
バ4には、さらに、自動化機能58を有して、サーバ4
の自動化データベース22の内容をオペレータステーシ
ョン8−1、8−2へ配信して各自動化データベース2
2の内容を一致させるものである。
【0057】ここで、自動化データベース22は、プラ
ントデータテーブル、システムフラグ、操作端の状態等
の自動化の状態のデータを格納する。自動化データベー
ス配信手段23は、自動化データベース22の内容を他
の装置へ配信する。自動化機能58は、プラントの自動
運転制御を行うための機能である。
【0058】以上の構成で、サーバ4にのみ設ける自動
化機能58によってプラントテーブル、システムフラ
グ、操作端状態などの自動化データベース22の内容が
更新され、自動化データベース配信手段23へ通知がさ
れる。自動化データベース配信手段23は、一定周期ま
たは状態変化のタイミングで、自動化データベース22
の内容を計算機LAN7を経由してオペレータステーシ
ョン8−1及びオペレータステーション8−2の自動化
データベース配信手段23へ送信する。オペレータステ
ーション8−1及びオペレータステーション8−2の各
自動化データベース配信手段23は、データを受信する
とそれぞれ自動化データベース22の内容を更新する。
これにより、サーバ4とオペレータステーション8−1
とオペレータステーション8−2の自動化データベース
22の内容を一致させることができる。
【0059】このように第4実施の形態によれば、オペ
レータステーション内に自動化機能を備えていると同様
の作用を得ることができ、自動化データベースが必要な
ときにその都度、サーバへ要求をかけることはしないの
で、サーバの負荷が上がることが無い。このため、シス
テム全体の性能の向上を図ることができ、サーバが機能
喪失してもオペレータステーション内の自動化データベ
ースは喪失しない。
【0060】図11は、本発明の第5実施の形態を示す
分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施
の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分また
は相当部分を示す。
【0061】図11において、第5実施の形態は、サー
バ4に、プラント入出力(以下「I/O」と表す)デー
タベース24とプラント入出力データベース操作内容更
新手段25と履歴ファイル26を備えると共に、オペレ
ータステーション8−1とオペレータステーション8−
2にプラントI/Oデータベース24とプラントI/O
データベース操作内容更新手段25とマンマシン対話機
能54を備えて、オペレータステーション8−1とオペ
レータステーション8−2とサーバ4のプラントI/O
データベース24の内容を一致させるようにしたもので
ある。
【0062】ここで、プラントI/Oデータベース24
は、プラントの入力データや出力データをデータベース
として格納する。プラントI/Oデータベース操作内容
更新手段25は、プラントI/Oデータベース24の内
容を更新する。履歴ファイル26は、過去のプラントの
入出力データを時系列に格納する。マンマシン対話機能
54は、オペレータとの対話に従って、処理を行う機能
である。
【0063】以上の構成で、オペレータステーション8
−1のマンマシン対話機能54において、プラントデー
タの操作要求があった場合を例に上げて説明する。
【0064】まず、オペレータステーション8−1のマ
ンマシン対話機能54によりプラントデータの挿入や走
査除外などの操作要求が受けられると、計算機LAN7
を経由してサーバ4内のプラントI/Oデータベース操
作内容更新手段25へプラントデータへの操作要求があ
る旨の通知がされる。サーバ4のプラントI/Oデータ
ベース操作内容更新手段25は、この通知を受けるとサ
ーバ4の内の履歴ファイル26とプラントI/Oデータ
ベース24を更新すると共に、計算機LAN7を経由し
てオペレータステーション8−1〜8−3のプラントI
/Oデータベース操作内容更新手段25へ操作要求の有
ったデータが配信される。これに対して、オペレータス
テーション8−1〜8−3内のプラントI/Oデータベ
ース操作内容更新手段25は、このデータを受信する
と、それぞれプラントI/Oデータベース24を更新す
る。この結果、全マシンのプラントI/Oデータベース
24の内容が同一状態となる。
【0065】一方、オペレータステーション8−2、8
−3のマンマシン対話機能54でプラントデータの操作
要求を受けたときも上記オペレータステーション8−1
の場合と同様の処理にてデータの配信が行われる。
【0066】また、オペレータステーション8−1〜8
−3のいずれかのマシンがダウンした後の復旧等で途中
からシステムに参入した場合、その該当するオペレータ
ステーション8−1〜8−3のプラントI/Oデータベ
ース操作内容更新手段25からサーバ4に対してデータ
の更新要求がされる。例えば、オペレータステーション
8−1がダウンした場合、オペレータステーション8−
1の内のプラントI/Oデータベース操作内容更新手段
25はオペレータステーション8−1の復旧後にサーバ
4内のプラントI/Oデータベース操作内容更新手段2
5に対してデータベース更新要求がされる。
【0067】プラントI/Oデータベース操作内容更新
手段25では、この要求を受けると履歴ファイル26の
内容を読込み、計算機LAN7を経由してオペレータス
テーション8−1内のプラントI/Oデータベース操作
内容更新手段25へ履歴ファイル26の全データを送信
する。プラントI/Oデータベース操作内容更新手段2
5は、このデータを受信するとプラントI/Oデータベ
ース24を更新する。これにより、いずれかのオペレー
タステーション8−1〜8−3が途中からシステムに参
入した場合でも、プラントデータの状態を一致させるこ
とができる。
【0068】また、サーバ4がダウンした場合は、各オ
ペレータステーション8−1〜8−3でプラントデータ
全点を復帰させ、サーバ4のダウン中はプラントデータ
の操作要求を受け付けないことにより、サーバ4がダウ
ンしていてもプラントデータの状態を一致させることが
できる。
【0069】このように第5実施の形態によれば、オペ
レータステーションがそのポイントを参照する都度サー
バに対して参照の要求をすることなくプラントデータの
状態を各オペレータステーション及びサーバで一致させ
ることができる。また、あるオペレータステーションが
途中からシステムに参入する場合でも、プラントデータ
を一致でき、さらに、サーバがダウンしている場合でも
機能喪失とはならず、システムの信頼性を大幅に向上を
図ることができる。
【0070】図12は、本発明の第6実施の形態を示す
分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施
の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分また
は相当部分を示す。
【0071】図12において、第6実施の形態は、サー
バ4にグループデータベース配信手段28とグループデ
ータベース27とを備えると共に、オペレータステーシ
ョン8−1〜8−3にグループデータベース27とグル
ープデータベース配信手段28とグループデータベース
登録手段29を設けるマンマシン対話機能54を備え
て、各装置のグループデータベース27の内容を一致さ
せるものである。
【0072】ここで、グループデータベース27は、各
機能について、全装置で一括管理するか、各装置で個別
に管理するか等の装置のグループを格納する。グループ
データベース配信手段28は、例えば、自装置である機
能の一括管理の登録がされたとき他装置へその旨を配信
する。
【0073】以上の構成で、オペレータステーション8
−1のマンマシン対話にてグループデータベース27
へ、例えば、トレンドグラフの一括管理の登録があった
場合について説明する。
【0074】オペレータステーション8−1のマンマシ
ン対話機能54中のグループデータベース登録手段29
によって図13に示すグループデータベース27のよう
に、トレンドグラフの一括管理の登録要求が受けられる
と、自マシン内のグループデータベース27が更新され
ると共に、計算機LAN7を経由してサーバ4及びオペ
レータステーション8−2のグループデータベース配信
手段28へデータが伝送される。
【0075】配信されたデータに元の送り先のオペレー
タステーション8−1〜8−3のいずれかの情報も入っ
ており、グループデータベース配信手段28は自マシン
から送られたデータでないことを確認してグループデー
タベース27を更新する。この場合に、グループデータ
ベース配信手段28は自マシンから送られたデータであ
ることを確認した場合、自己のグループデータベース2
7の更新は行わない。
【0076】このように第6実施の形態によれば、ある
オペレータステーションで登録されたグループデータベ
ースが他のオペレータステーションのグループデータベ
ースにも反映されるため、システムでの一元管理がで
き、また、逆にオペレータステーション毎に個別管理す
ることもでき、柔軟な対応が可能となる。
【0077】図14は、本発明の第7実施の形態を示す
分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施
の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分また
は相当部分を示す。
【0078】図14において、第7実施の形態は、複数
のサーバ4−1〜4−3を備え、サーバ4−1に性能計
算機能57を設け、サーバ4−2に自動化機能58を設
け、さらに、サーバ4−3にヒストリカルデータ収集機
能60と印刷制御機能59とを設けて、各サーバ4−1
〜4−3に各種機能を分散させて処理するものである。
【0079】ここで、性能計算機能57は、プラントの
運転実績や性能を計算、記録するものである。自動化機
能58は、プラントの自動運転制御を行うものである。
印刷制御機能59は、プリンタ等へ帳票出力の処理を行
うものである。ヒストリカルデータ収集機能60は、プ
ラントデータの値を収集し時系列に保存管理するもので
ある。
【0080】以上の構成で、各マシンにどの機能を構築
するかは、システム上で図15に示すような管理テーブ
ル50Aを備えており、この管理テーブル50Aに従っ
て各マシンに機能が構築される。各マシンにこの管理テ
ーブル50Aの情報が設定されているため、どの機能が
どのマシンに構築されているかは、各マシンが認識して
いる。
【0081】図15の例では、サーバ4−2は自動化機
能58を有し、サーバ4−1は性能計算機能57をそれ
ぞれ備えている。この例のように、一つのサーバに1機
能を持たせることも、複数の機能を持たせることも可能
である。
【0082】この構成によれば、サーバ4−3が何らか
の障害でダウンすると、ヒストリカルデータ収集機能6
0と印刷制御機能59は機能喪失となるが、自動化機能
58及び性能計算機能57は機能喪失とはならない。こ
れは、各マシンがどのマシンがダウンしているかを認識
し、また、そのダウンしたマシンに構築されている機能
をも確認しているからである。このことは、サーバ4−
1、サーバ4−2がダウンした場合も同様である。
【0083】このように第7実施の形態によれば、サー
バ毎に機能を分散することにより、各サーバの負荷を軽
減させることができ、また、あるサーバがダウンしても
他のサーバは影響を受けず、機能喪失の範囲を小さくで
き、システムの信頼性を向上させることができる。
【0084】図16は、本発明の第8実施の形態を示す
分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施
の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分また
は相当部分を示す。
【0085】図16において、第8実施の形態は、マス
ターのサーバ4−1とスレーブのサーバ4−2にそれぞ
れ機能引継データベース30とデータ送信切替手段31
とヒストリカルデータ収集機能60を設けて、サーバ4
−1、4−2のいずれかが復帰する場合にマスターのサ
ーバの機能引継データベースのデータを取込むようにし
たものである。
【0086】ここで、機能引継データベース30は、例
えば、ヒストリカルデータ収集機能60等による履歴デ
ータを格納するものである。データ送信切替手段31
は、あるサーバ4−1、4−2が復帰する場合に、マス
ターのサーバの機能引継データベース30のデータを転
送するように切換えるものである。
【0087】以上の構成で、例えば、ヒストリカルデー
タ収集機能60などによって時刻と共に機能引継データ
ベース30の内容が更新されるとする。その後に、マス
ターであるサーバ4−1がダウンすると、スレーブであ
ったサーバ4−2がマスターとして切り替わる。この場
合、サーバ4−1が復旧するまでの間にサーバ4−2の
機能引継データベース30が更新されると、サーバ4−
1はダウンしているため、サーバ4−1とサーバ4−2
の機能引継データベース30のアンマッチが生じる。
【0088】そのため、サーバ4−1のデータ送信切替
手段31は、サーバ復旧時にサーバ4−2のデータ送信
切替手段31へ機能引継データベース30の内容の取得
の要求を行う。要求を受けたデータ送信切替手段31
は、この要求を受けると機能引継データベース30の内
容をサーバ4−1のデータ送信切替手段31へ伝送す
る。これを受けたデータ送信切替手段31は機能引継デ
ータベース30を更新し、これにより、マスター/スレ
ーブの機能引継データベース30の内容のアンマッチを
解消する。
【0089】このように第8実施の形態によれば、サー
バをマスター/スレーブで二重化し、機能引継データベ
ースによりデータの引継をスムースに行うことができ、
マスター/スレーブの切替が支障なく行えるので、サー
バのダウンによる機能喪失が無く、システムの信頼性を
向上させることができる。
【0090】図17は、本発明の第9実施の形態を示す
分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実施
の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分また
は相当部分を示す。
【0091】図17において、第9実施の形態は、マス
ターのサーバ4−1とスレーブのサーバ4−2にショー
トファイル33と共有ディスク切替手段34とヒストリ
カルデータ収集機能60を各設けると共に、外部に共有
ディスク35を設けて、共有ディスク35へヒストリカ
ルデータ収集機能60によるデータを格納し、サーバ4
−1とサーバ4−2との間の切替えも円滑に行うもので
ある。
【0092】ここで、ショートファイル33は、サーバ
4−1とサーバ4−2との間でマスターからスレーブへ
切替える際に、データの欠落を防止するために格納する
ファイルである。共有ディスク切替手段34は、サーバ
4−1とサーバ4−2との間で共有ディスク35の切替
えがあった場合に、切替え時にショートファイル33に
格納されたデータを共有ディスク35へ格納するもので
ある。共有ディスク35は、サーバ4−1とサーバ4−
2で共有するヒストリカルデータ収集機能60により得
られたデータを格納するものである。
【0093】以上の構成で、例えば、ヒストリカルデー
タ収集機能60によって、随時ショートファイル33が
更新されるものとする。また、マスターのサーバ4−1
では、共有ディスク35も同時に更新される。なお、こ
のショートファイル33には、最新の数分間分の(時間
は設定によって変更可能)のデータが記録されている。
【0094】例えば、マスターのサーバ4−1がダウン
すると、共有ディスク35はサーバ4−1からアンマウ
ントされ、サーバ4−2内の共有ディスク切替手段34
が共有ディスク35をマウントする。このマウントの切
替中は共有ディスク35にはデータが記録されないた
め、稼働中のサーバ4−2内のショートファイル33に
のみ記録されたデータが共有ディスク切替手段34によ
って共有ディスク35をマウント後に更新する。これに
より、共有ディスク35が最新の情報を保つことができ
る。
【0095】このように、第9実施の形態によれば、共
有ディスクによりデータの引継をスムースに行うことが
でき、マスター/スレーブの切替を問題なく行えるた
め、サーバのダウンによる機能喪失が無く、システムの
信頼性を向上させることができる。
【0096】図18は、本発明の第10実施の形態を示
す分散型プラント監視システムの構成図であり、第1実
施の形態を示す図2及び図3と同一符号は、同一部分ま
たは相当部分を示す。
【0097】図18において、第10実施の形態は、サ
ーバ4を削除し、オペレータステーション8−1とオペ
レータステーション8−2にサーバと同様の機能を備え
て、システムの簡略化を図るものである。
【0098】ここで、オペレータステーション8−1と
オペレータステーション8−2は、図19に示す各機能
の構築例51Aのように基本機能である構成制御・ハー
ドアラーム機能51、伝送入出力制御機能52、プラン
ト監視機能53とマンマシン対話機能54、発電グラフ
ィック機能56、CRTオペレーション機能55に加
え、サーバ機能も備えている。
【0099】この例の場合、オペレータステーション8
−2はサーバ機能は一つも持たず、オペレータステーシ
ョン8−1がサーバ機能としてヒストリカルデータ収集
機能60、印刷制御機能59、性能計算機能57とを備
えている。
【0100】以上の構成で、オペレータステーション8
−1では、オペレータステーション8−2から要求があ
るとサーバ機能としてのヒストリカルデータ収集機能6
0のシステムを実行し、制御装置2−1〜2−nから取
り込んだプラントデータによってヒストリカルデータの
収集をしてオペレータステーション8−2へ送る。
【0101】また、印刷制御機能59では、制御装置2
−1〜2−nから取り込んだプラントデータを用いて所
定のフォーマットで周辺機器6−1〜6−nのプラント
等へ印字する。さらに、オペレータステーション8−2
からの要求に応じてオペレータステーション8−1の性
能計算機能57によって性能計算を行い、得られた結果
がオペレータステーション8−2へ送られる。
【0102】このように第10実施の形態によれば、サ
ーバを無くし、オペレータステーションにサーバ機能を
持たせることができ、また、システムの用途に応じて
(図19の例では自動化機能のように)使用しない機能
をシステムから除外することもできるなど、比較的規模
の小さいシステムで少ないマシンでシステムを構築する
こともでき、システムのコストダウンを図ることができ
る。なお、上述した各実施の形態に係わるプラント監視
システムの処理を磁気ディスク、光ディスク等のコンピ
ュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶させてもよい。
この記憶媒体から、既存のプラント監視装置を構成する
コンピュータ等に、プログラムを供給することにより、
上述の実施の形態と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、制御装置に対してサーバとオペレータステーショ
ンとが第1ネットワークを介して並列してデータの入出
力ができる一方、周辺機器に対してサーバとオペレータ
ステーションとが第2ネットワークを介して並列してデ
ータの入出力ができるので、サーバがダウンしても制御
装置及び周辺機器とオペレータステーション間のデータ
の入出力機能が維持でき、オペレータステーションの機
能喪失が回避でき、システム全体の信頼性の向上を図る
ことができる。
【0104】また、請求項2の発明によれば、サーバや
オペレータステーションの各装置のいずれかが故障や異
常の場合に、各自装置の各機能喪失を抑えるように処置
をするので、システム全体への影響を最小限とすること
ができる。
【0105】また、請求項3の発明によれば、独自計算
結果データを2つの装置で共有するので、1つの装置が
ダウンしても、他の装置でデータが保持でき、データの
喪失を回避できる。
【0106】また、請求項4の発明によれば、各自動化
データベースの内容は、随時更新され、ほぼ同じである
ので、サーバがダウンしても、自動化データベースのデ
ータの喪失を回避できる。また、各オペレータステーシ
ョンからサーバに対して自動化データベースのデータの
要求がされないので、多数のオペレータステーションが
ある場合等、サーバの負荷が増大することを解消でき
る。
【0107】また、請求項5の発明によれば、サーバ、
あるいは、オペレータステーションのプラント入力点に
対する操作結果が他のオペレータステーション及びサー
バのプラント入出力データベースへ更新保存されるの
で、たとえ、サーバがダウンしたも機能喪失を回避でき
る。
【0108】また、請求項6の発明によれば、オペレー
タステーションによって登録された管理のためのグルー
プが機能単位で他のサーバやオペレータステーションの
グループデータベースに反映されるので、管理が徹底し
て行うことができる。
【0109】また、請求項7の発明によれば、ある機能
を実行するサーバがダウンしても他のサーバの機能の処
理ができるので、障害時の影響を最小限に抑えることが
できる。
【0110】また、請求項8の発明によれば、マスター
とスレーブの各サーバが同じデータを共有しているので
マスターのサーバがダウンしても機能喪失を阻止でき
る。また、マスターとスレーブとの切替えが円滑に実行
できる。
【0111】また、請求項9の発明によれば、マスター
のサーバがダウンしても共有保存手段にデータが保存さ
れているので、機能喪失を回避できる。
【0112】また、請求項10の発明によれば、オペレ
ータステーションがサーバの機能を有するので、計算機
の台数を減少させ、システムの簡素化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分散型プラント監視システムに設ける
ソフトウェア機能例である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示す分散型プラント
監視システムの構成図である。
【図3】図2の具体的な部分構成図である。
【図4】本発明の第2実施の形態を示す分散型プラント
監視システムの構成図である。
【図5】図4のマシンと監視対象の装置を示す説明図で
ある。
【図6】図4の具体的な部分構成図である。
【図7】本発明の第3実施の形態を示す分散型プラント
監視システムの構成図である。
【図8】図7に備える独自計算結果データ入出力手段の
対象となる計算種別のテーブルである。
【図9】図7に備える独自計算結果データ入出力手段の
対象となる計算テーブルである。
【図10】本発明の第4実施の形態を示す分散型プラン
ト監視システムの構成図である。
【図11】本発明の第5実施の形態を示す分散型プラン
ト監視システムの構成図である。
【図12】本発明の第6実施の形態を示す分散型プラン
ト監視システムの構成図である。
【図13】図12に備えるグループデータベースの構成
例である。
【図14】本発明の第7実施の形態を示す分散型プラン
ト監視システムの構成図である。
【図15】第7実施の形態で用いる管理テーブルの構成
例である。
【図16】本発明の第8実施の形態を示す分散型プラン
ト監視システムの構成図である。
【図17】本発明の第9実施の形態を示す分散型プラン
ト監視システムの構成図である。
【図18】本発明の第10実施の形態を示す分散型プラ
ント監視システムの構成図である。
【図19】第9実施の形態による機能の構築例である。
【図20】従来の分散型プラント監視システムの構成図
である。
【符号の説明】
1 プラント 2−1〜2−n 制御装置 3 制御LAN 4−1〜4−n サーバ 5−1〜5−n クライアント 6−1〜6−m 周辺機器 7 計算機LAN 8−1〜8−l オペレータステーション 9 プラントデータ伝送入出力制御手段 10 構成制御手段 11 オペレータコンソール(1) 12 タッチパネル(1) 13 オペレータコンソール(2) 14 タッチパネル(1) 15 ラインプリンタ 16 ハードコピー 20 警報表示手段 21 独自計算結果データ入出力手段 22 自動化データベース 23 自動化データベース配信手段 24 プラントI/Oデータベース 25 プラントI/Oデータベース操作内容更新手段 26 履歴ファイル 27 グループデータベース 28 グループデータベース配信手段 29 グループデータベース登録手段 30 機能引継データベース 31 データ送信切替手段 33 ショートファイル 34 共有ディスク切替手段 35 共有ディスク 50A 管理テーブル 50 ソフトウェア機能例 51 構成制御・ハードアラーム機能 52 伝送入出力制御機能 53 プラント監視機能 54 マンマシン対話機能 55 CRTオペレーション機能 56 発電グラフィック機能 57 性能計算機能 58 自動化機能 59 印刷制御機能 60 ヒストリカルデータ収集機能 62 監視対象側 63 計算方法表 64 疑似入力点一覧表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 信行 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5B049 AA00 BB07 CC21 EE51 GG07 5B089 GA11 GA21 GB02 HA06 JA11 JA36 KA12 ME02 5H223 AA01 DD07 EE06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントからプラントデータを取込み処
    理して処理データを上位の装置へ出力する一方、上位の
    装置から制御に必要な制御データを取込み、操作データ
    をプラントへ出力する少なくとも1以上の制御装置と、 この制御装置と第1ネットワークを介して前記処理デー
    タ、あるいは、制御データの入出力を行い、サーバとし
    ての各種機能を実行する少なくとも1以上のサーバと、 前記制御装置と前記第1ネットワークを介して、前記サ
    ーバへ入出力する前記処理データ、あるいは、制御デー
    タと別に必要なデータを並列して入出力可能とすると共
    に、マンマシン対話機能を含む各種機能を実行する少な
    くとも1以上のオペレータステーションと、 このオペレータステーション及び前記サーバに対してさ
    れた各種機能の実行要求情報及び各種機能の実行により
    得られた結果情報等を第2ネットワークを介して前記オ
    ペレータステーション及び前記サーバとへ並列して入出
    力可能とするように接続される各種周辺機器とを備える
    ことを特徴とする分散型プラント監視システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ及び前記オペレータステーシ
    ョンの各装置は、監視対象の装置が異常の場合、異常情
    報に応じて自装置の機能喪失を最小限に抑える処置を実
    行する構成制御手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の分散型プラント監視システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ及びオペレータステーション
    の各装置は、自装置のみの独自の計算式により計算され
    た独自計算結果データを他装置へ配信する一方、他装置
    から配信された独自計算結果を取込む手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の分散型プラント監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、自動化機能の実行により
    得られたデータによって自己の自動化データベースを更
    新すると共に、前記オペレータステーションに設ける自
    動化データベースを更新するように配信する自動化デー
    タベース配信手段を備えることを特徴とする請求項1記
    載の分散型プラント監視システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバは、要求によって前記サーバ
    のプラント入出力データベースを更新する一方、前記オ
    ペレータステーションへその更新されたデータを配信す
    るプラント入出力データベース操作内容更新手段を備え
    る一方、前記オペレータステーションは、自己のプラン
    ト入出力データベースを前記配信されたデータによって
    更新するプラント入出力データベース操作内容更新手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の分散型プラン
    ト監視システム。
  6. 【請求項6】 前記オペレータステーションは、機能毎
    に予め一括、あるいは、特定の複数の装置で管理するグ
    ループの情報をグループデータベースへ対話処理により
    登録する登録手段を有するマンマシン対話機能と、 前
    記グループデータベースへ登録されたグループの情報を
    他の装置へ配信して他装置のグループデータベースを更
    新させるグループデータベース配信手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載の分散型プラント監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、複数からなり各サーバに
    対して各種機能を適宜分散して備えることを特徴とする
    請求項1記載の分散型プラント監視システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバは、マスターとスレーブの多
    重化構成として、各自サーバは、前記自サーバが復帰す
    る場合に、マスタの他サーバの機能引継データベースの
    データを取込んで自サーバの機能引継データベースへ格
    納するデータ送信切替手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の分散型プラント監視システム。
  9. 【請求項9】 前記サーバは、マスターとスレーブの多
    重化構成として、自サーバは、自サーバがマスタの場合
    に自サーバのデータを共有するための共有保存手段へ保
    存するように切替える切替手段を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の分散型プラント監視システム。
  10. 【請求項10】 プラントからプラントデータを取込み
    処理して処理データを上位の装置へ出力する一方、上位
    の装置から制御に必要な制御データを取込み、操作デー
    タを制御対象へ出力する少なくとも1以上の制御装置
    と、 この制御装置と第1ネットワークを介して前記処理デー
    タ、あるいは、制御データの入出力を行い、サーバ機能
    を実行する少なくとも1以上のサーバ機能を有すると共
    に、各種機能を処理実行するオペレータとのマンマシン
    対話機能を有する少なくとも1以上の第1オペレータス
    テーションと、 前記制御装置と前記第1ネットワークを介して前記第1
    オペレータステーションへ入出力する前記処理データ、
    あるいは、制御データと別に必要なデータを並列して入
    出力可能として前記サーバ機能を除く各種機能の処理を
    実行するオペレータとのマンマシン対話機能を有する少
    なくとも1以上の第2オペレータステーションと、 これら第1オペレータステーション、あるいは、第2オ
    ペレータステーションに対してされた各種機能の実行要
    求情報及び各種機能の実行により得られた結果情報等を
    第2ネットワークを介して入出力可能とする各種周辺機
    器とを備えることを特徴とする分散型プラント監視シス
    テム。
  11. 【請求項11】 プラントからプラントデータを取込み
    処理して処理データを上位の装置へ出力する一方、上位
    の装置から制御に必要な制御データを取込み、操作デー
    タをプラントへ出力する少なくとも1以上の制御装置
    と、 この制御装置と第1ネットワークを介して前記処理デー
    タ、あるいは、制御データの入出力を行い、各種機能を
    実行する少なくとも1以上のサーバと、 前記制御装置と前記第1ネットワークを介して、前記サ
    ーバへ入出力する前記処理データ、あるいは、制御デー
    タと別に並列して必要な入出力可能として各種機能を実
    行する少なくとも1以上のオペレータステーションと、 このオペレータステーション及び前記サーバに対してさ
    れた各種機能の実行要求情報及び各種機能の実行により
    得られた結果情報等を第2ネットワークを介して前記オ
    ペレータステーション及び前記サーバと並列して入出力
    可能とする各種周辺機器との各機能を実行する分散型プ
    ラント監視システムの処理プログラムを記録する記録媒
    体。
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