JP2001042925A - 発電所運転管理システム - Google Patents

発電所運転管理システム

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JP2001042925A
JP2001042925A JP21370199A JP21370199A JP2001042925A JP 2001042925 A JP2001042925 A JP 2001042925A JP 21370199 A JP21370199 A JP 21370199A JP 21370199 A JP21370199 A JP 21370199A JP 2001042925 A JP2001042925 A JP 2001042925A
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Japan
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operation management
center
power plant
power
unit
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JP21370199A
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English (en)
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Hiromi Wakimoto
広海 脇元
Shiro Otsuka
士郎 大塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集中管理のバックアップを確実に実行する。 【解決手段】 運転管理センタ2A〜2Cでは、運転管
理情報として記憶している。中央給電指令所1によっ
て、例えば、運転管理センタ2Bの故障が検出される
と、伝送路D01を介して故障情報が各運転管理センタ
2A,2B,2Cへ通知される。正常な運転管理センタ
2Aと運転管理センタ2Cでは、代行する運転管理セン
タが予め定められた条件データを用いて故障した運転管
理センタ2Bを代行するように運転管理情報を切替えて
運転管理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発電所を遠
隔から統括運転管理を行う発電所運転管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の発電所運転管理システム
では、図12に示すように中央給電指令所1と各発電所
3A〜3Gとを伝送路D11によって接続して構成して
いる。
【0003】中央給電指令所1では、各発電所3A〜3
Gの各ユニット5毎に運転指令を作成して該当する発電
所3A〜3Gの該当ユニット5へ運転指令である発電出
力調整要求信号を出力する一方、当該ユニット5で得ら
れた発電出力信号を入力してユニット単位で運転管理が
されていた。
【0004】一方、各発電所3A〜3Gの各ユニット5
は、ユニット単位で設けられるそれぞれの中央操作室に
おいて、該当ユニットの運転管理がされ、各ユニット5
の運転監視情報が伝送路D12を介して中央給電指令所
1へ出力されていた。なお、図12の伝送路D11と伝
送路D12は情報の流れを示すために中央給電指令所1
と発電所3A〜3Gとを1対1で構成しているが環状等
のネットワーク網て構成してもよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のよう
に中央給電指令所1がユニット5単位で直接運転管理す
るシステムでは、中央給電指令所1へ過大な負荷が集中
し過ぎており、このために各発電所3A〜3Gのユニッ
ト5に対して的確、迅速な運転管理を行う上で障害が生
じるおそれがあった。
【0006】また、従来、発電所3A〜3Gはユニット
5単位で個別に中央操作室で運転監視を行っており、各
発電所3A〜3Gのユニット5に必要な運転員を配置さ
せると共に、ユニット単位の監視設備を必要とするた
め、複数の発電所を集中運転管理し、設備と人員の省力
化や運転の円滑化を図るべく要請があった。
【0007】一方、複数の発電所を集中して総括管理す
る場合、従来の技術ではバックアップのための技術が開
発されていないという実情があった。
【0008】そこで、本発明は、複数の発電所を集中運
転管理する一方、故障時のバックアップ機能を備えて、
信頼性の高い発電所運転管理システムを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、運転
指令としての全発電出力要求信号を出力する中央給電指
令所と、この中央給電指令所から全発電出力要求信号を
入力して予め定める条件に従って、全発電出力要求信号
に対して管轄する発電所の各ユニットへ各発電出力調整
要求信号を出力する一方、対応する発電所の各ユニット
の各発電出力情報を入力して管轄する発電所のユニット
を総括して運転管理する複数の分散する場所に配置され
る運転管理センタと、各発電所の各ユニットを総括監視
する発電所単位で設ける発電所監視センタとを備える発
電所運転管理システムであって、各運転管理センタの相
互間を伝送路によって接続すると共に、全ての発電所の
全てのユニットに対して中央給電指令所と各運転管理セ
ンタと各発電所監視センタとの各間を伝送路によって接
続するバックアップ伝送路を形成する一方、各運転管理
センタのいずれかが故障した場合、バックアップ伝送路
を介して他の正常な運転管理センタが故障した運転管理
センタを代行するように運転管理のために必要な運転管
理情報をやり取りして運転管理を可能とするバックアッ
プ手段を各運転管理センタに設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、複数の運転管理センタによって
発電所が統括して集中運転管理がされるので、従来のユ
ニット単位の運転管理に比べ中央給電指令所へ負荷が集
中することがなく運転指令の変更があった場合に各発電
所の各ユニットへ的確、かつ、迅速な要求ができ、円滑
な運転管理ができる。また、発電所監視センタを発電所
単位に設けたので、従来のユニット単位の場合と比べて
集中監視によって運転員を削減でき、設備の省力化が図
れる。また、複数の運転管理センタが分散して配置され
るので、同一場所に多重化にして設置するのに比べ自然
災害等による機能停止のおそれを解消できる。その上、
いずれかの運転管理センタが故障した場合、他の正常な
運転管理センタがバックアップして運転管理を実行する
ので、信頼性の高いシステムとすることができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の発電所
運転管理システムにおいて、中央給電指令所は、各運転
管理センタの故障を検出する手段と、この手段によって
故障を検出した場合、各運転管理センタへ故障した運転
管理センタを特定して故障の通知をする手段とを備える
一方、各運転管理センタは、各運転管理する管轄内の発
電所の各ユニットへの発電出力調整要求信号を含む運転
管理情報をバックアップ伝送路を介して相互に取り込み
自運転管理データベースへ記憶する手段と、予め定める
条件によって故障した運転管理センタを代行する1以上
の運転管理センタの1つの運転管理センタに該当するか
否かを決定する手段と、この手段の決定によって自己の
運転管理センタが代行する1以上の1つの運転管理セン
タの場合に、故障した運転管理センタの管轄内の発電所
のユニットを自己の運転管理センタの管轄内の発電所の
ユニットとするように記憶された故障した運転管理セン
タの運転管理情報を転送するように切り替える手段とを
設けるようにしたものである。この手段によれば、いず
れかの運転管理センタが故障した場合に、故障した運転
管理センタの管轄していたユニットを正常な運転管理セ
ンタの管轄とするように運転管理情報が切替られるの
で、いずれの運転管理センタの故障時にも円滑な運転が
続行できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の発電所
運転管理システムにおいて、各運転管理センタは、故障
した運転管理センタの管轄内のユニットの運転管理情報
の内で各ユニットの監視情報のみを正常な運転管理セン
タの管轄とするように切替える手段を設けるようにした
ものである。この手段によれば、故障した運転管理セン
タの運転管理情報の内でユニットの監視情報のみバック
アップされユニットの発電出力調整要求信号が保持され
るので、運転員の負担が軽減できる。
【0012】請求項4の発明は、運転指令として全発電
出力要求信号を出力する中央給電指令所と、この中央給
電指令所から全発電出力要求信号を入力して予め定める
条件に従って、全発電出力要求信号に対して管轄する発
電所の各ユニットへ発電出力調整要求信号を出力する一
方、対応する発電所の各ユニットの発電出力情報を入力
して管轄する発電所の各ユニットを総括して運転管理す
る複数の分散した場所に配置される運転管理センタと、
各発電所の各ユニットを総括監視する発電所単位で設け
る発電所監視センタとを備える発電所運転管理システム
であって、各運転管理センタの相互間を伝送路によって
接続すると共に、全ての発電所の全てのユニットと中央
給電指令所との間を伝送路によって接続して、バックア
ップ伝送路を形成し、運転管理センタのいずれかが故障
した場合、バックアップ伝送路を介して故障した運転管
理センタに代行して運転管理に必要な情報をやり取りし
て運転管理を可能とするバックアップ手段を各発電所監
視センタに設けるようにしたものである。この手段によ
れば、複数の運転管理センタによって発電所が統括して
集中運転管理がされるので、従来のユニット単位の運転
管理に比べ中央給電指令所へ負荷が集中することがなく
運転指令の変更があった場合に各発電所の各ユニットへ
的確、かつ、迅速な要求ができ、円滑な運転管理ができ
る。また、発電所監視センタを発電所単位に設けたの
で、従来のユニット単位の場合と比べて集中監視によっ
て運転員を削減でき、設備の省力化が図れる。また、複
数の運転管理センタが分散して配置されるので、同一場
所に多重化にして設置するのに比べ自然災害等による機
能停止のおそれを解消できる。その上、いずれかの運転
管理センタ故障した場合、故障した運転管理センタの管
轄内の発電所監視センタがバックアップして運転管理を
実行するので、信頼性の高いシステムとすることができ
る。
【0013】請求項5の発明は、請求項4記載の発電所
運転管理システムにおいて、中央給電指令所は、各運転
管理センタの故障を検出する手段と、この手段により故
障を検出した場合、正常な運転管理センタから故障した
運転管理センタの運転管理情報を取り込む手段と、故障
した運転管理センタの管轄内の該当する発電所監視セン
タへ取り込まれた運転管理情報を転送する一方、その後
の運転指令の変更を当該発電所監視センタへ指令する手
段とを備え、各運転管理センタは、各運転管理する管轄
内の発電所の各ユニットへの発電出力調整要求信号を含
む運転管理情報をバックアップ伝送路を介して相互に取
り込み自己の運転管理データベースへ記憶する手段を備
え、各発電所監視センタは、中央給電指令所から運転管
理情報が転送された場合、当該運転管理情報を該当ユニ
ットへ出力するように切り替える一方、中央給電指令所
から運転指令を入力した場合、運転指令に応じて該当ユ
ニットの発電出力調整要求信号を生成して出力する手段
とを設けるようにしたものである。この手段によれば、
いずれかの運転管理センタが故障した場合に、故障した
運転管理センタの管轄内の発電所監視センタが故障した
運転管理センタの管轄していたユニットを管轄とするよ
うに運転管理情報が切替られるので、いずれの運転管理
センタの故障時にも円滑な運転が続行できる。
【0014】請求項6の発明は、運転指令として全発電
出力要求信号を出力する中央給電指令所と、この中央給
電指令所から全発電出力要求信号を入力して予め定める
条件に従って、全発電出力要求信号に対して管轄する発
電所の各ユニットへ発電出力調整要求信号を出力する一
方、対応する発電所の各ユニットの発電出力情報を入力
して管轄する発電所の各ユニットを総括して運転管理す
る複数の分散した場所に配置される運転管理センタと、
各発電所の各ユニットを総括監視する発電所単位で設け
る発電所監視センタとを備える発電所運転管理システム
であって、全ての発電所の全てのユニットと中央給電指
令所との間を伝送路によって接続して、バックアップ伝
送路を形成する一方、中央給電指令所は、各運転管理セ
ンタの故障を検出した場合に管轄内の発電所監視センタ
へ通知する手段を備え、発電所監視センタは、管轄内の
発電所の各ユニットへの運転管理情報を取り込み自己の
運転管理データベースへ記憶する手段と、中央給電指令
所から運転管理センタの故障通知を受信した場合、運転
管理情報を該当各ユニットへ出力するように切り替える
一方、中央給電指令所から運転指令を入力した場合、運
転指令に応じて該当各ユニットの発電出力調整要求信号
を生成して出力する手段とをも売るようにしたものであ
る。この手段によれば、各発電所監視センタ内に各ユニ
ットの運転管理情報を予め記憶して、いずれかの運転管
理センタの故障通知があった場合、前記記憶している運
転管理情報をユニットへ出力するように切り替えるの
で、請求項4あるいは請求項5の発明に比べて構成が単
純で、かつ、伝送路の負荷の軽減が図れる。
【0015】請求項7の発明は、運転指令としての全発
電出力要求信号を出力する中央給電指令所と、中央給電
指令所から全発電出力要求信号を入力して予め定める条
件に従って、全発電出力要求信号に対して管轄する発電
所の各ユニットへ発電出力調整要求信号を出力する一
方、対応する発電所の各ユニットの発電出力信号を入力
して管轄する発電所のユニットを総括して運転管理する
複数の分散して配置される運転管理センタと、各発電所
の各ユニットを総括監視する発電所単位で設ける発電所
監視センタとを備える発電所運転管理システムであっ
て、中央給電指令所といずれかの運転管理センタ間の伝
送路が故障した場合、中央給電指令所と他の運転管理セ
ンタの間の伝送路を経由して故障した伝送路に対応する
運転管理センタへ中央給電指令所からの運転指令を送信
するようにしたものである。この手段によれば、伝送路
の故障により運転管理センタへ運転指令が伝送できない
場合、他の運転管理センタを経由して運転指令が伝送さ
れるので、他の運転管理センタが直接伝送不能となった
運転管理センタを代行する必要がなく、そのまま活用で
きる利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施の形態を示す発
電所運転管理システムの構成図である。
【0018】図1において、発電所運転管理システム
は、中央給電指令所1と運転管理センタ2A,運転管理
センタ2B,運転管理センタ2Cと複数の発電所3A〜
3Gと発電所監視センタ4A〜4Gとを備えて構成して
いる。そして、中央給電指令所1は、運転指令を出力可
能とするように運転管理センタ2A,2B,2Cと伝送
路D01によって接続している。また、運転管理センタ
2A,運転管理センタ2B,運転管理センタ2Cとは分
散するように異なる場所に配置され、運転管理センタ2
A,2B,2C相互に後述するバックアップ情報をやり
取りできるように相互に伝送路D02によって接続され
る。
【0019】運転管理センタ2Aは、各発電所3A〜3
Gの各ユニット5へ発電出力調整要求信号を出力可能と
するように伝送路D03によって各発電所3A〜3Gに
接続し、さらに、各発電所監視センタ4A〜4Gの監視
情報を取得可能とするように伝送路D04によって各発
電所監視センタ4A〜4Gに接続している(図示a−
a)。
【0020】運転管理センタ2Bも、同様に伝送路D0
5によって各発電所3A〜3Gに伝送路D06によって
各発電所監視センタ4A〜4Gに接続している(図示b
−b)。
【0021】さらに、運転管理センタ2Cも、同様に伝
送路D07によって各発電所3A〜3Gに、伝送路D0
8によって各発電所監視センタ4A〜4Gに接続してい
る(図示c−c)。
【0022】また、中央給電指令所1は、各発電所監視
センタ4A〜4Gの監視情報を取得可能とするように伝
送路D09によって各発電所監視センタ4A〜4Gに接
続している(図示d−d)。
【0023】以上の構成で、中央給電指令所1から伝送
路D01を介して同じ内容の総発電出力である運転指令
が各運転管理センタ2A,2B,2Cへ送信される。
【0024】運転管理センタ2Aによって運転指令が受
信されると運転管理センタ2Aでは、予め定められた条
件によって運転指令データである総発電出力要求信号に
対して分担する発電所3Aと発電所3Bの各ユニット5
の各発電出力調整要求信号が生成され伝送路D03を介
して送信される。これによって、発電所3Aと発電所3
Bの各ユニット5が各発電出力調整要求信号に基づいて
運転され、得られた各ユニットの発電出力信号が運転管
理センタ2Aへ送信されて各ユニット5が各発電出力調
整要求信号となるように制御される。
【0025】また、発電所3Aと発電所3Bの各ユニッ
ト5の運転状態が対応する発電所監視センタ4Aと発電
所監視センタ4Bによって総括して監視され、監視情報
が伝送路D04によって運転管理センタ2Aへ送信され
運転管理センタ2Aによって受信されると共に、監視情
報が伝送路D09を介して中央給電指令所1へも送信さ
れる。これによって、発電所3Aと発電所3Bのユニッ
ト5の運転状態が運転管理センタ2Aによって監視さ
れ、中央給電指令所1によっても運転状態の把握ができ
る。
【0026】次に、運転管理センタ2Aと同様に、運転
管理センタ2Bによって運転指令が受信されると運転管
理センタ2Bでは、予め定められた条件によって運転指
令データである総発電出力要求信号に対して分担する発
電所3Cと発電所3Dの各ユニット5の各発電出力調整
要求信号が生成され伝送路D05を介して送信される。
これによって、発電所3Cと発電所3Dの各ユニット5
が各発電出力調整要求信号に基づいて運転され、得られ
た各ユニットの発電出力信号が運転管理センタ2Bへ送
信されて各ユニット5が各発電出力調整要求信号となる
ように制御される。
【0027】また、発電所3Cと発電所3Dの各ユニッ
ト5の運転状態が対応する発電所監視センタ4Cと発電
所監視センタ4Dによって総括して監視され、監視情報
が伝送路D06によって運転管理センタ2Bへ送信され
運転管理センタ2Bによって受信されると共に、監視情
報が伝送路D09を介して中央給電指令所1へも送信さ
れる。これによって、発電所3Cと発電所3Dのユニッ
ト5の運転状態が運転管理センタ2Bによって監視さ
れ、中央給電指令所1によっても運転状態の把握ができ
る。
【0028】次に、運転管理センタ2Bと同様に、運転
管理センタ2Cによって運転指令が受信されると運転管
理センタ2Cでは、予め定められた条件によって運転指
令データである総発電出力要求信号に対して分担する発
電所3Eと発電所3Fと発電所3Gの各ユニット5の各
発電出力調整要求信号が生成され伝送路D07を介して
送信される。これによって、発電所3Eと発電所3Fと
発電所3Gの各ユニット5が各発電出力調整要求信号に
基づいて運転され、得られた各ユニットの発電出力信号
が運転管理センタ2Cへ送信されて各ユニット5が各発
電出力調整要求信号となるように制御される。
【0029】また、発電所3Eと発電所3Fと発電所3
Gの各ユニット5の運転状態が対応する発電所監視セン
タ4Eと発電所監視センタ4Fと発電所監視センタ4G
によって総括して監視され、監視情報が伝送路D08に
よって運転管理センタ2Cへ送信され運転管理センタ2
Cによって受信されると共に、監視情報が伝送路D09
を介して中央給電指令所1へも送信される。これによっ
て、発電所3Eと発電所3Fと発電所3Gのユニット5
の運転状態が運転管理センタ2Cによって監視され、中
央給電指令所1によっても運転状態の把握ができる。
【0030】一方、運転管理センタ2Aでは、伝送路D
02によって運転管理センタ2Bと運転管理センタ2C
の分担するユニット5の各発電出力調整要求信号、各発
電出力信号、さらに、各監視情報が運転管理情報として
取り込まれ自己の運転管理データベースへ更新記憶され
ている。
【0031】また、運転管理センタ2Aと同様に運転管
理センタ2Bと運転管理センタ2Cについても相互に相
手の分担するユニット5の各発電出力調整要求信号、各
発電出力信号、各監視情報が運転管理情報として取り込
まれ自己の運転管理データベースへ更新記憶されてい
る。これにより、運転管理センタ2A,2B,2Cで
は、それぞれ自己の分担する発電所のユニット5を含め
て全発電所3A〜3Gのユニット5の各発電出力調整要
求信号、各発電出力信号、各監視情報を運転管理情報と
して記憶している。また、中央給電指令所1によって伝
送路D01を介して各運転管理センタ2A,2B,2C
の動作が監視されている。
【0032】ここで、中央給電指令所1によって、例え
ば、運転管理センタ2Bの故障が検出されると、伝送路
D01を介して故障情報が各運転管理センタ2A,2
B,2Cへ通知される。この場合に、正常な運転管理セ
ンタ2A、運転管理センタ2Cでは、運転管理センタ2
A,2B,2Cのいずれかが故障した場合に代行する運
転管理センタ2A,2B,2Cが予め定められた条件デ
ータを用いて故障した運転管理センタ2Bを代行して運
転管理が行われる。
【0033】具体的には、例えば、運転管理センタ2B
が故障した場合、運転管理センタ2Aが代行して運転監
視すると予め定められていると、運転管理センタ2Aに
記憶されている運転管理センタ2Bの管轄内の発電所3
Cと発電所3Dのユニット5への各発電出力調整要求信
号と発電出力信号と監視情報である運転管理情報が運転
管理センタ2Aから送信されるように各信号が切替えら
れる。さらに、発電所監視センタ4Cと発電所監視セン
タ4Dの監視情報が伝送路D04によって取り込まれ
る。この結果、図2に示す太線の流れのように運転管理
センタ2Aが発電所3Aと発電所3Bに加えて発電所3
Cと発電所3Dを運転管理すると共に、運転管理センタ
2Cが発電所3E〜3Gを運転管理する。
【0034】このように第1実施の形態によれば、複数
の運転管理センタによって発電所が統括して集中運転管
理がされるので、従来のユニット単位の運転管理に比べ
中央給電指令所へ負荷が集中することがなく運転指令の
変更があった場合に各発電所の各ユニットへ的確、か
つ、迅速な要求ができ、円滑な運転管理ができる。ま
た、発電所監視センタを発電所単位に設けたので、従来
のユニット単位の場合と比べて集中監視によって運転員
を削減でき、設備の省力化が図れる。また、複数の運転
管理センタが分散して配置されるので、同一場所に多重
化にして設置するのに比べ自然災害等による機能停止の
おそれを解消できる。その上、いずれかの運転管理セン
タが故障した場合、他の正常な運転管理センタがバック
アップして運転管理を実行するので、信頼性の高いシス
テムとすることができる。
【0035】次に、本発明の第2実施の形態について図
3及び図4を参照して説明する。
【0036】図3は、図1に示す発電所運転管理システ
ムに備える中央給電指令所の処理を示す図、図4は、図
1の発電所運転管理システムに備える各運転管理センタ
の処理を示す図である。
【0037】まず、図1に示す構成の発電所運転管理シ
ステムの中央給電指令所1では、図3に示す処理が実行
され運転指令の変更が生ずると総発電出力である運転指
令が生成され伝送路D01を同じ内容の運転指令が各運
転管理センタ2A,2B,2Cへ送信される(S1,S
2)。
【0038】中央給電指令所1では、定周期に各運転管
理センタ2A,2B,2Cが故障か否かを検出し、故障
が発生した場合、運転管理センタ2A,2B,2Cを特
定して正常な運転管理センタ2A,2B,2Cへ通知が
される(S3,S4)。
【0039】また、故障した運転管理センタ2A,2
B,2Cが正常に復帰する場合、正常に復帰する運転管
理センタ2A,2B,2Cが特定され通知される(S
3,S5)。
【0040】これに対して、各運転管理センタ2A,2
B,2Cによって図4に示す処理が実行される。
【0041】まず、中央給電指令所1から運転指令が伝
送路D01を介して受信された場合、予め定めた条件に
従って、管轄内のユニット5の各発電出力調整要求信号
が生成され、自己の運転管理データベースへ記憶される
と共に、該当ユニット5へ出力される(S11〜S1
4)。
【0042】ここで、各運転管理センタ2A,2B,2
Cでは、所定周期で伝送路D02を介して相互に他の運
転管理センタの管轄内の各発電出力調整要求信号、各発
電出力信号、各監視情報等が記憶される運転管理データ
ベースの運転管理情報が取り込まれて自運転管理データ
ベースへ記憶されている(S15)。
【0043】次に、中央給電指令所1から伝送路D01
を介して正常な運転管理センタ2A,2B,2Cへ故障
の通知があると、予め定めた条件によって自己の運転管
理センタ2A,2B,2Cが故障した運転管理センタ2
A,2B,2Cに代わって当該管轄する運転管理センタ
とするかの判定がされる(S16,S17)。この判定
で故障した運転管理センタ2A,2B,2Cの代わりを
すると判定がされた場合、自己の運転管理センタ2A,
2B,2Cが故障した運転管理センタ2A,2B,2C
の管轄内のユニット5を自己の管轄内とするように運転
管理情報の切替がされる(S17,S18)。また、中
央給電指令所1から復帰通知があると所定の手順で復帰
処理がされる(S16,S19)。
【0044】図5は、第2実施の形態において運転管理
センタ2Bが故障した場合の流れを示す図である。
【0045】当初の運転管理センタ2Bが正常の場合、
第1実施の形態の場合と同様に運転管理センタ2Aが発
電所3Aと発電所3Bの各ユニット5を管轄し、管理セ
ンタ2Bが発電所3Cと発電所3Bの各ユニット5を管
轄し、さらに、管理センタ2Cが発電所3Eと発電所3
Fと発電所3Gの各ユニット5とを管轄していたとす
る。
【0046】そして、運転管理センタ2Bが故障した場
合、運転管理センタ2Bの管轄内の発電所3Cを正常な
運転管理センタ2Aが自己の管轄とすると共に、運転管
理センタ2Bの管轄内の発電所3Dを正常な運転管理セ
ンタ2Cが自己の管轄とするように予め定められている
とする。この結果、図3及び図4に示す処理がされ、図
5に示す太線の信号の流れのように発電所3Cが運転管
理センタ2Aの管轄となり、発電所3Dが運転管理セン
タ2Cの管轄となる。これによって、故障した運転管理
センタ2Bを2つの運転管理センタ2Aと運転管理セン
タ2Cとで分担するのでバックアップの場合の負荷の分
散が図れる。
【0047】このように第2実施の形態によれば、いず
れかの運転管理センタが故障した場合に、故障した運転
管理センタの管轄していたユニットを正常な運転管理セ
ンタの管轄とするように運転管理情報が切替られるの
で、いずれの運転管理センタの故障時にも円滑な運転が
続行できる。
【0048】次に、本発明の第3実施の形態について図
6を参照して説明する。
【0049】図6は、図1に示す発電所運転管理システ
ムに備える各運転管理センタの処理を示す図である。
【0050】まず、図1に示す構成の発電所運転管理シ
ステムの中央給電指令所1では、図3に示す第1実施の
形態で説明したと同様の処理が実行される。これに対し
て、各運転管理センタ2A,2B,2Cによって図6に
示す処理が実行され、中央給電指令所1から運転指令が
伝送路D01を介して受信された場合、予め定めた条件
に従って、管轄内のユニット5の各発電出力調整要求信
号が生成され、自己の運転管理データベースへ記憶され
ると共に、該当ユニット5へ出力される(S11〜S1
4)。
【0051】ここで、各運転管理センタ2A,2B,2
Cでは、所定周期で伝送路D02を介して相互に他の運
転管理センタの管轄内の各発電出力調整要求信号、各発
電出力信号、各監視情報等が記憶される運転管理データ
ベースの運転管理情報が取り込まれて自己の運転管理デ
ータベースへ記憶されている(S15)。
【0052】次に、中央給電指令所1から伝送路D01
を介して正常な運転管理センタ2A,2B,2Cへ故障
の通知があると、予め定めた条件によって自己の運転管
理センタ2A,2B,2Cが故障した運転管理センタ2
A,2B,2Cに代わって当該管轄する運転管理センタ
とするかの判定がされる(S16,S17)。この判定
で故障した運転管理センタ2A,2B,2Cの代わりを
すると判定がされた場合、自己の運転管理センタ2A,
2B,2Cが故障した運転管理センタ2A,2B,2C
の管轄内のユニット5を自己の管轄内とするように運転
管理情報内でユニット5の運転管理情報のみの監視情報
の切替がされる(S17,S18A)。
【0053】これによって、バックアップ機能である該
当ユニットの発電出力調整要求信号が故障時の状態に保
持され、監視情報のみがオペレータの監視対象とされ
る。なお、故障した運転管理センタの管轄内のユニット
の発電出力調整要求信号は、保持されるが、他の正常な
運転管理センタが保持されたユニットの発電出力調整要
求信号を加味するように予め定めた条件によって他の正
常な運転管理センタの管轄内のユニットの発電出力調整
要求信号を増減させてバックアップする構成とすること
ができる。
【0054】このように第3実施の形態によれば、故障
した運転管理センタの運転管理情報の内でユニットの監
視情報のみバックアップされユニットの発電出力調整要
求信号が保持されるので、運転員の負担が軽減できる。
【0055】図7は、本発明の第4実施の形態を示す発
電所運転管理システムの構成図であって、第1実施の形
態を示す図1と同一符号は、同一部分又は相当部分を示
している。
【0056】第4実施の形態は、第1実施の形態乃至第
3実施の形態で説明した運転管理センタのバックアップ
手段を発電所監視センタに設けた点に特徴を有してい
る。
【0057】図7において、発電所運転管理システム
は、中央給電指令所1と運転管理センタ2A,運転管理
センタ2B,運転管理センタ2Cと複数の発電所3A〜
3Gと発電所監視センタ4A〜4Gとを備えて構成して
いる。そして、中央給電指令所1は、運転指令を出力可
能とするように運転管理センタ2A,2B,2Cと伝送
路D01によって接続している。また、運転管理センタ
2A,運転管理センタ2B,運転管理センタ2Cとは分
散するように異なる場所に配置され、運転管理センタ2
A,2B,2Cの相互間で後述するバックアップ情報を
やり取りできるように相互に伝送路D02によって接続
されている。
【0058】運転管理センタ2Aは、管轄内の発電所3
Aと発電所3Bの各ユニット5へ発電出力調整要求信号
を出力可能とするように伝送路D03によって発電所3
Aと発電所3Bに接続し、さらに、各発電所監視センタ
4Aと発電所監視センタ4Bの監視情報を取得可能とす
るように伝送路D04によって発電所監視センタ4Aと
発電所監視センタ4Bに接続している(図示a−a)。
【0059】運転管理センタ2Bは、同様に伝送路D0
5によって発電所3Cと発電所3Dに伝送路D06によ
って発電所監視センタ4Cと発電所監視センタ4Dに接
続している(図示b−b)。
【0060】さらに、運転管理センタ2Cも、同様に伝
送路D07によって発電所3E〜3Gに伝送路D08に
よって各発電所監視センタ4E〜4Gに接続している
(図示c−c)。
【0061】また、中央給電指令所1は、各発電所監視
センタ4A〜4Gの監視情報を取得可能とするように伝
送路D09によって各発電所監視センタ4A〜4Gに接
続している(図示d−d)。
【0062】以上の構成で、中央給電指令所1から伝送
路D01を介して同じ内容の総発電出力である運転指令
が各運転管理センタ2A,2B,2Cへ送信される。
【0063】運転管理センタ2Aによって運転指令が受
信されると運転管理センタ2Aでは、予め定められた条
件によって運転指令である総発電出力要求信号に対して
分担する発電所3Aと発電所3Bの各ユニット5の各発
電出力調整要求信号が生成され、伝送路D03を介して
送信される。これによって、発電所3Aと発電所3Bの
各ユニット5が各発電出力調整要求信号に基づいて運転
され、得られた各ユニットの発電出力信号が運転管理セ
ンタ2Aへ送信されて各ユニット5が各発電出力調整要
求信号となるように制御される。
【0064】また、発電所3Aと発電所3Bの各ユニッ
ト5の運転状態が対応する発電所監視センタ4Aと発電
所監視センタ4Bとによって総括して監視され、監視情
報が伝送路D04によって運転管理センタ2Aへ送信さ
れ運転管理センタ2Aによって受信されると共に、監視
情報が伝送路D09を介して中央給電指令所1へも送信
される。これによって、発電所3Aと発電所3Bのユニ
ット5の運転状態が運転管理センタ2Aによって監視さ
れ、中央給電指令所1によっても運転状態の把握ができ
る。
【0065】次に、運転管理センタ2Aと同様に、運転
管理センタ2Bによって運転指令が受信されると運転管
理センタ2Bでは、予め定められた条件によって運転指
令である総発電出力要求信号に対して分担する発電所3
Cと発電所3Dの各ユニット5の各発電出力調整要求信
号が生成され、伝送路D05を介して送信される。これ
によって、発電所3Cと発電所3Dの各ユニット5が各
発電出力調整要求信号に基づいて運転され、得られた各
ユニットの発電出力信号が運転管理センタ2Bへ送信さ
れて各ユニット5が各発電出力調整要求信号となるよう
に制御される。
【0066】また、発電所3Cと発電所3Dの各ユニッ
ト5の運転状態が対応する発電所監視センタ4Cと発電
所監視センタ4Dによって総括して監視され、監視情報
が伝送路D06によって運転管理センタ2Bへ送信さ
れ、運転管理センタ2Bによって受信されると共に、監
視情報が伝送路D09を介して中央給電指令所1へも送
信される。これによって、発電所3Cと発電所3Dのユ
ニット5の運転状態が運転管理センタ2Bによって監視
され、中央給電指令所1によっても運転状態の把握がで
きる。
【0067】次に、運転管理センタ2Bと同様に、運転
管理センタ2Cによって運転指令が受信されると運転管
理センタ2Cでは、予め定められた条件によって運転指
令である総発電出力要求信号に対して分担する発電所3
Eと発電所3Fと発電所3Gの各ユニット5の各発電出
力調整要求信号が生成され伝送路D07を介して送信さ
れる。これによって、発電所3Eと発電所3Fと発電所
3Gの各ユニット5が各発電出力調整要求信号に基づい
て運転され、得られた各ユニットの発電出力信号が運転
管理センタ2Cへ送信されて各ユニット5が各発電出力
調整要求信号となるように制御される。
【0068】また、発電所3Eと発電所3Fと発電所3
Gの各ユニット5の運転状態が対応する発電所監視セン
タ4Eと発電所監視センタ4Fと発電所監視センタ4G
によって総括して監視され、監視情報が伝送路D08に
よって運転管理センタ2Cへ送信され運転管理センタ2
Cによって受信されると共に、監視情報が伝送路D09
を介して中央給電指令所1へも送信される。これによっ
て、発電所3Eと発電所3Fと発電所3Gのユニット5
の運転状態が運転管理センタ2Cによって監視され、中
央給電指令所1によっても運転状態の把握ができる。
【0069】一方、運転管理センタ2Aでは、伝送路D
02によって運転管理センタ2Bと運転管理センタ2C
が各分担する管轄内のユニット5の各発電出力調整要求
信号、各発電出力信号、さらに、各監視情報が運転管理
情報として取り込まれ自己の運転管理データベースへ更
新記憶されている。
【0070】また、運転管理センタ2Aと同様に運転管
理センタ2Bと運転管理センタ2Cについて相互に相手
の分担するユニット5の各発電出力調整要求信号、各発
電出力信号、各監視情報の運転管理情報が各自己の運転
管理データベースへ更新記憶されている。これにより、
各運転管理センタ2A,2B,2Cでは、それぞれ自己
の分担する発電所のユニット5を含めて全発電所3A〜
3Gのユニット5の各発電出力調整要求信号、各発電出
力信号、各監視情報を記憶している。また、中央給電指
令所1によって伝送路D01を介して各運転管理センタ
2A,2B,2Cの動作が正常か異常かの監視がされて
いる。
【0071】ここで、中央給電指令所1によって、例え
ば、運転管理センタ2Bの故障が検出されると、正常な
運転管理センタ2Aあるいは運転管理センタ2Cから故
障した運転管理センタ2Bの運転管理情報が伝送路D0
1を介して取り込まれる。そして、故障した運転管理セ
ンタ2Bの管轄する発電所3Cと発電所3Dに対応する
発電所監視センタ4Cと発電所監視センタ4Dへ必要な
運転管理情報が伝送路D09を介して転送される。運転
管理情報が入力された発電所監視センタ4Cと発電所監
視センタ4Dでは故障した運転管理センタ2Bに代わっ
て発電所監視センタ4Cと発電所監視センタ4Dの各ユ
ニット5の各発電出力調整要求信号が各発電出力信号と
なるように制御される。
【0072】このように第4実施の形態によれば、複数
の運転管理センタによって発電所が統括して集中運転管
理がされるので、従来のユニット単位の運転管理に比べ
中央給電指令所へ負荷が集中することがなく運転指令の
変更があった場合に各発電所の各ユニットへ的確、か
つ、迅速な要求ができ、円滑な運転管理ができる。ま
た、発電所監視センタを発電所単位に設けたので、従来
のユニット単位の場合と比べて集中監視によって運転員
を削減でき、設備の省力化が図れる。また、複数の運転
管理センタが分散して配置されるので、同一場所に多重
化にして設置するのに比べ自然災害等による機能停止の
おそれを解消できる。その上、いずれかの運転管理セン
タ故障した場合、故障した運転管理センタの管轄内の発
電所監視センタがバックアップして運転管理を実行する
ので、信頼性の高いシステムとすることができる。
【0073】次に、本発明の第5実施の形態について図
8及び図9を参照して説明する。
【0074】図8は、図7に示す発電所運転管理システ
ムに備える中央給電指令所の処理を示す図、図9は、図
7の発電所運転管理システムに備える各発電所監視セン
タの処理を示す図である。
【0075】まず、図7に示す構成の発電所運転管理シ
ステムの中央給電指令所1によって、図8に示す処理が
実行され運転指令の変更が生ずると総発電出力である運
転指令が生成され伝送路D01を介して同じ内容の運転
指令が各運転管理センタ2A,2B,2Cへ送信される
(S21,S22)。
【0076】中央給電指令所1では、定周期に各運転管
理センタ2A,2B,2Cが故障か否かを検出し、故障
が発生した場合、正常な運転管理センタ2A,2B,2
Cから故障した運転管理センタ2A〜2Cの運転管理情
報を取り込み、該当発電所監視センタ4A〜4Gへ転送
する(S23〜S25)。また、その後運転指令が変更
された場合、故障した運転管理センタ2A,2B,2C
の管轄する発電所監視センタ4A〜4Gへ運転指令が出
力される(S21,S22)。
【0077】一方、故障した運転管理センタ2A,2
B,2Cが正常に復帰する場合、正常に復帰する運転管
理センタ2A,2B,2Cの管轄内の発電所監視センタ
4A〜4Gへ通知される(S23,S26)。
【0078】ここで、各運転管理センタ2A,2B,2
Cでは、所定周期で伝送路D02を介して相互に他の運
転管理センタの管轄内の各発電出力調整要求信号、各発
電出力信号、各監視情報等が記憶される運転管理データ
ベースの運転管理情報が取り込まれて自己の運転管理デ
ータベースへ記憶されている。
【0079】次に、各発電所監視センタでは、図9に示
す処理が実行され、まず、中央給電指令所1から管轄内
の運転管理センタ2A,2B,2Cの該当する運転管理
情報が受信されると管轄内の該当ユニット5へ出力する
よう切替られる(S31〜S33)。
【0080】次に、中央給電指令所1から故障した運転
管理センタ2A,2B,2Cの復帰の通知がなく、中央
給電指令所1から運転変更の通知があると、運転指令に
応じて管轄内のユニット5の発電出力調整要求信号を生
成し出力する(S34,S35)。一方、中央給電指令
所1から復帰通知があると所定の復帰処理が実行される
(S36)。
【0081】このように第5実施の形態によれば、いず
れかの運転管理センタが故障した場合に、故障した運転
管理センタの管轄内の発電所監視センタが故障した運転
管理センタの管轄していたユニットを管轄とするように
運転管理情報が切替られるので、いずれの運転管理セン
タの故障時にも円滑な運転が続行できる。
【0082】次に、本発明の第6実施の形態について図
10を参照して説明する。
【0083】本実施の形態は、各発電所監視センタ4A
〜4Gの運転管理データベースに各ユニット5の運転管
理情報を記憶させており、中央給電指令所1から伝送路
D09を経て故障通知があった場合、前記記憶された運
転管理情報へ切替て、故障した運転管理センタ2A,2
B,2Cに代行して運転管理を行うものである。
【0084】第6実施の形態は、第5実施の形態と同様
に運転管理センタのバックアップ手段を発電所監視セン
タに設けるが、第6実施の形態は、各ユニットの運転管
理データベースを発電所監視センタで保有する点で、運
転管理センタから該当する運転管理情報が中央給電指令
所を経て転送される第5実施の形態と異なる。
【0085】このように第6実施の形態によれば、各発
電所監視センタ内に各ユニットの運転管理情報を予め記
憶して、運転管理センタの故障通知があった場合、記憶
している運転管理情報をユニットへ出力するように切り
替えるので、第4実施又は第5実施の形態の発明に比べ
て構成が単純で、伝送路の負荷の軽減が図れる。
【0086】次に、本発明の第7実施の形態について図
11を参照して説明する。
【0087】図11において、運転管理センタ2A,2
B,2Cは、必要に応じて中央給電指令所1からの入力
した運転指令を他の運転管理センタ2A,2B,2Cへ
転送可能に構成している。
【0088】ここで、何らかの要因で図示×印のように
中央給電指令所1と運転管理センタ2A,2B,2Cと
の内の伝送路D01aに故障が発生した場合、図示太線
信号の流れのように中央給電指令所1から運転管理セン
タ2Bを経由して運転管理センタ2Aへ運転指令が転送
される。これにより、運転管理センタ2Aに代わって運
転管理センタ2Bあるいは運転管理センタ2Cが第1実
施の形態乃至第5実施の形態のようなバックアップをす
る手段を有する必要がなく、簡略化できる。
【0089】このように第7実施の形態によれば、伝送
路の故障により運転管理センタへ運転指令が伝送できな
い場合、他の運転管理センタを経由して運転指令が伝送
されるので、他の運転管理センタが直接伝送不能となっ
た運転管理センタを代行する必要がなく、そのまま活用
できる利点がある。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、複数の運転管理センタによって発電所が統括して
集中運転管理がされるので、従来のユニット単位の運転
管理に比べて中央給電指令所へ負荷が集中することがな
く運転指令の変更があった場合に各発電所の各ユニット
へ的確、かつ、迅速な要求ができ、円滑な運転管理がで
き、また、従来のユニット単位の場合と比べて集中監視
によって運転員を削減でき、設備の省力化が図れ、ま
た、複数の運転管理センタが分散して配置されるので、
同一場所に多重化にして設置するのに比べ自然災害等に
よる機能停止のおそれを解消でき、運転管理センタが故
障した場合、他の正常な運転管理センタがバックアップ
して運転管理を実行するので、信頼性の高いシステムと
することができる。
【0091】また、請求項2の発明によれば、運転管理
センタが故障した場合に、故障した運転管理センタの管
轄していたユニットを正常な運転管理センタの管轄とす
るように運転管理情報が切替られるので、いずれの運転
管理センタの故障時にも円滑な運転が続行できる。
【0092】また、請求項3の発明によれば、故障した
運転管理センタの運転管理情報の内でユニットの監視情
報のみバックアップされユニットの発電出力調整要求信
号が保持されるので、運転員の負担を軽減することがで
きる。
【0093】また、請求項4の発明によれば、複数の運
転管理センタによって発電所が統括して集中運転管理が
されるので、中央給電指令所へ負荷が集中することがな
く各発電所の各ユニットへ的確、かつ、迅速な要求がで
き、円滑な運転管理ができ、また、発電所監視センタを
発電所単位に設けたので、集中監視によって運転員を削
減でき、設備の省力化が図れ、複数の運転管理センタが
分散して配置されるので、同一場所に多重化にして設置
するのに比べ自然災害等による機能停止のおそれを解消
でき、運転管理センタ故障した場合、故障した運転管理
センタの管轄内の発電所監視センタがバックアップして
運転管理を実行するので、信頼性の高いシステムとする
ことができる。
【0094】また、請求項5の発明によれば、運転管理
センタが故障した場合に、故障した運転管理センタの管
轄内の発電所監視センタが故障した運転管理センタの管
轄していたユニットを管轄とするように運転管理情報が
切替られるので、いずれの運転管理センタの故障時にも
円滑な運転が続行できる。
【0095】また、請求項6の発明によれば、各発電所
監視センタ内に各ユニットの運転管理情報を予め記憶し
て、運転管理センタの故障通知があった場合、記憶して
いる運転管理情報をユニットへ直接出力するように切り
替えるので、請求項4あるいは請求項5の発明に比べて
構成が単純で、かつ、伝送路の負荷の軽減が図れる。
【0096】また、請求項7の発明によれば、伝送路の
故障により運転管理センタへ直接運転指令が伝送できな
い場合、他の運転管理センタを経由して運転指令が伝送
されるので、他の運転管理センタが直接伝送不能となっ
た運転管理センタを代行する必要がなく、そのまま運転
管理センタを活用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す発電所運転管理
システムの構成図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示す発電所運転管理
システムの作用説明図である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示す中央給電指令所
のフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施の形態を示す各運転管理セン
タのフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施の形態を示す発電所運転管理
システムの作用説明図である。
【図6】本発明の第3実施の形態を示す各運転管理セン
タのフローチャートである。
【図7】本発明の第4実施の形態を示す発電所運転管理
システムの構成図である。
【図8】本発明の第5実施の形態を示す中央給電指令所
のフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施の形態を示す各発電所監視セ
ンタのバックアップ処理のフローチャートである。
【図10】本発明の第6実施の形態を示す発電所運転管
理システムの構成図である。
【図11】本発明の第7実施の形態を示す発電所運転管
理システムの構成図である。
【図12】従来の発電所運転管理システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
1 中央給電指令所 2A,2B,2C 運転管理センタ 3A〜3G 発電所 4A〜4G 発電所監視センタ 5 ユニット D01〜D11 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G066 AA05 AA09 AE07 AE09 5H215 AA02 BB11 CC09 CX01 GG02 GG05 KK04 5H223 AA02 CC09 DD05 DD09 EE04 5H590 AA01 CE01 JA02 KK04 KK06 9A001 DD07 LL02 LL05 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転指令としての全発電出力要求信号を
    出力する中央給電指令所と、この中央給電指令所から全
    発電出力要求信号を入力して予め定める条件に従って、
    全発電出力要求信号に対して管轄する発電所の各ユニッ
    トへ各発電出力調整要求信号を出力する一方、対応する
    発電所の各ユニットの各発電出力情報を入力して管轄す
    る発電所のユニットを総括して運転管理する複数の分散
    する場所に配置される運転管理センタと、各発電所の各
    ユニットを総括監視する発電所単位で設ける発電所監視
    センタとを備える発電所運転管理システムであって、 各運転管理センタの相互間を伝送路によって接続すると
    共に、全ての発電所の全てのユニットに対して前記中央
    給電指令所と前記各運転管理センタと前記各発電所監視
    センタとの各間を伝送路によって接続するバックアップ
    伝送路を形成する一方、前記各運転管理センタのいずれ
    かが故障した場合、前記バックアップ伝送路を介して他
    の正常な運転管理センタが故障した運転管理センタを代
    行するように運転管理のために必要な運転管理情報をや
    り取りして運転管理を可能とするバックアップ手段を前
    記各運転管理センタに備えることを特徴とする発電所運
    転管理システム。
  2. 【請求項2】 前記中央給電指令所は、 前記各運転管理センタの故障を検出する手段と、この手
    段によって故障を検出した場合、各運転管理センタへ故
    障した運転管理センタを特定して故障の通知をする手段
    とを備える一方、 前記各運転管理センタは、 各運転管理する管轄内の発電所の各ユニットへの発電出
    力調整要求信号を含む運転管理情報を前記バックアップ
    伝送路を介して相互に取り込み自運転管理データベース
    へ記憶する手段と、予め定める条件によって故障した運
    転管理センタを代行する1以上の運転管理センタの1つ
    の運転管理センタに該当するか否かを決定する手段と、
    この手段の決定によって自己の運転管理センタが代行す
    る1以上の1つの運転管理センタの場合に、故障した運
    転管理センタの管轄内の発電所のユニットを自己の運転
    管理センタの管轄内の発電所のユニットとするように前
    記記憶された故障した運転管理センタの運転管理情報を
    転送するように切り替える手段とを備えることを特徴と
    する請求項1記載の発電所運転管理システム。
  3. 【請求項3】 前記各運転管理センタは、故障した運転
    管理センタの管轄内のユニットの運転管理情報の内で各
    ユニットの監視情報のみを正常な運転管理センタの管轄
    とするように切替える手段を備えることを特徴とする請
    求項2記載の発電所運転管理システム。
  4. 【請求項4】 運転指令として全発電出力要求信号を出
    力する中央給電指令所と、この中央給電指令所から全発
    電出力要求信号を入力して予め定める条件に従って、全
    発電出力要求信号に対して管轄する発電所の各ユニット
    へ発電出力調整要求信号を出力する一方、対応する発電
    所の各ユニットの発電出力情報を入力して管轄する発電
    所の各ユニットを総括して運転管理する複数の分散した
    場所に配置される運転管理センタと、各発電所の各ユニ
    ットを総括監視する発電所単位で設ける発電所監視セン
    タとを備える発電所運転管理システムであって、 各運転管理センタの相互間を伝送路によって接続すると
    共に、全ての発電所の全てのユニットと前記中央給電指
    令所との間を伝送路によって接続して、バックアップ伝
    送路を形成し、運転管理センタのいずれかが故障した場
    合、前記バックアップ伝送路を介して故障した運転管理
    センタに代行して運転管理に必要な情報をやり取りして
    運転管理を可能とするバックアップ手段を前記各発電所
    監視センタに備えることを特徴とする発電所運転管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記中央給電指令所は、 前記各運転管理センタの故障を検出する手段と、この手
    段により故障を検出した場合、正常な運転管理センタか
    ら故障した運転管理センタの運転管理情報を取り込む手
    段と、故障した運転管理センタの管轄内の該当する発電
    所監視センタへ前記取り込まれた運転管理情報を転送す
    る一方、その後の運転指令の変更を当該発電所監視セン
    タへ指令する手段とを備え、 前記各運転管理センタは、 各運転管理する管轄内の発電所の各ユニットへの発電出
    力調整要求信号を含む運転管理情報を前記バックアップ
    伝送路を介して相互に取り込み自己の運転管理データベ
    ースへ記憶する手段を備え、 前記各発電所監視センタは、 前記中央給電指令所から運転管理情報が転送された場
    合、当該運転管理情報を該当ユニットへ出力するように
    切り替える一方、前記中央給電指令所から運転指令を入
    力した場合、運転指令に応じて該当ユニットの発電出力
    調整要求信号を生成して出力する手段とを備えることを
    特徴とする請求項4記載の発電所運転管理システム。
  6. 【請求項6】 運転指令として全発電出力要求信号を出
    力する中央給電指令所と、この中央給電指令所から全発
    電出力要求信号を入力して予め定める条件に従って、全
    発電出力要求信号に対して管轄する発電所の各ユニット
    へ発電出力調整要求信号を出力する一方、対応する発電
    所の各ユニットの発電出力情報を入力して管轄する発電
    所の各ユニットを総括して運転管理する複数の分散した
    場所に配置される運転管理センタと、各発電所の各ユニ
    ットを総括監視する発電所単位で設ける発電所監視セン
    タとを備える発電所運転管理システムであって、 全ての発電所の全てのユニットと前記中央給電指令所と
    の間を伝送路によって接続して、バックアップ伝送路を
    形成する一方、前記中央給電指令所は、前記各運転管理
    センタの故障を検出した場合に管轄内の発電所監視セン
    タへ通知する手段を備え、前記発電所監視センタは、管
    轄内の発電所の各ユニットへの運転管理情報を取り込み
    自己の運転管理データベースへ記憶する手段と、前記中
    央給電指令所から運転管理センタの故障通知を受信した
    場合、前記運転管理情報を該当各ユニットへ出力するよ
    うに切り替える一方、前記中央給電指令所から運転指令
    を入力した場合、運転指令に応じて該当各ユニットの発
    電出力調整要求信号を生成して出力する手段とを備える
    ことを特徴とする発電所運転管理システム。
  7. 【請求項7】 運転指令としての全発電出力要求信号を
    出力する中央給電指令所と、中央給電指令所から全発電
    出力要求信号を入力して予め定める条件に従って、全発
    電出力要求信号に対して管轄する発電所の各ユニットへ
    発電出力調整要求信号を出力する一方、対応する発電所
    の各ユニットの発電出力信号を入力して管轄する発電所
    のユニットを総括して運転管理する複数の分散して配置
    される運転管理センタと、各発電所の各ユニットを総括
    監視する発電所単位で設ける発電所監視センタとを備え
    る発電所運転管理システムであって、 前記中央給電指令所と前記いずれかの運転管理センタ間
    の伝送路が故障した場合、前記中央給電指令所と他の運
    転管理センタの間の伝送路を経由して故障した伝送路に
    対応する運転管理センタへ前記中央給電指令所からの運
    転指令を送信することを特徴とする発電所運転管理シス
    テム。
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