JP4506612B2 - 無停電電源装置管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、停電時などに電源のバックアップを行う複数台の無停電電源装置を、ネットワークを介してサーバで一元管理する無停電電源装置管理システムに関する。
従来、複数台のUPS(Uninterruptible Power System:無停電電源装置)を一元管理するシステムとして、例えば特許文献1に記載のものがある。このシステムは、UPS或いはこれを管理する通信端末機から上位コンピュータ端末機(サーバ)に対して、UPSの接続関係を示す情報を周期的に送信することにより、上位コンピュータ端末機でこれらの接続関係を示す情報を一元管理している。このような従来システムでは、例えばUPSを一旦設置した後に、その接続関係が変更されたとしても、このUPS或いは通信端末機を再度ネットワークに接続しさえすれば、更新された接続関係を示す情報を上位コンピュータ端末機へ送信することができるようになっている。
特開2003−348772号公報(課題を解決するための手段)
上記の特許文献1に記載のシステムにおいては、複数台のUPSを一元管理する機能を有するが、それらUPSの動作状態を監視するためには、一元管理しているUPSのグループを、モニタ装置などを用いて監視する必要がある。また、管理対象のUPSの台数が増加するにつれて、一元管理やUPSの動作状態が変化した場合、メール送信機能やモニタ装置上でアラームとして管理者に対して知らせる機能があるが、各UPSの管理情報を瞬時に把握するのは困難である。
更に、ネットワーク機能を有するUPSが多くなると、ネットワークのトラフィックを考慮する必要がある。現状は、一元管理されているUPSとサーバ間で、ネットワークの処理速度を遅くする要因のボトルネックが発見されても、それを解決するためにはユーザが手動でハードウェアやソフトウェアの変更を行う必要がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、監視及び管理対象の無停電電源装置の台数が大幅に増加しても、ユーザにより作成された構成情報を変更することなしに自動的に最適なシステム構成を生成することができ、無停電電源装置の動作状態をグループ毎に監視しなくても当該無停電電源装置を監視及び管理することができる無停電電源装置管理システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1による無停電電源装置管理システムは、無停電電源装置であるUPSを複数接続してグループを成し、このグループに更に一対一でUPSの状態情報を取得して管理する管理手段を含み、このグループが複数接続されたネットワークを介して各グループからUPS状態情報を受信収集する収集手段を、各グループに対応付けられてネットワークに接続されたサーバに配備し、このサーバとの間で情報の通信を行うモニタにて各UPSの状態を監視する無停電電源装置管理システムにおいて、前記管理手段と前記収集手段との間のトラフィック量及び前記サーバと前記モニタとの間のトラフィック量の何れかが、予め設定された許容範囲を超えたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段にてトラフィック量が超えたと判定された際に、予め設定された管理手段を選定し、これを他のグループのサーバの収集手段の管理下に移動する選定移動手段とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、複数のUPSを管理しているサーバのトラフィックを監視し、高負荷や障害などが発生した場合、つまりトラフィック量が許容範囲を超えた場合に、予め設定された管理手段を選定し、これを他のグループのサーバの収集手段の管理下に移動するようにした。一般的に、ネットワークの負荷が高い場合、その負荷を分散させるためには、手動で、UPSを管理している実システム構成や複数台のUPSの情報を管理しているソフトウェアで構成したシステムの両方を変更する必要があった。本発明では、上記のように、複数のUPSを管理しているサーバのトラフィックを監視し、高負荷や障害などが発生した場合に、管理手段を移動することによって、簡単に最適な管理対象のシステム構成を再生成・構築することができる。
また、本発明の請求項2による無停電電源装置管理システムは、請求項1において、前記サーバは、前記選定移動手段で前記管理手段が移動された後のシステム構成の情報を記憶すると共に、前記モニタに転送する記憶転送手段を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、マシントラブルによりサーバなどがダウンした場合でも、無停電電源装置管理システムの構成情報をサーバで記憶(バックアップ)し、かつモニタを介してユーザに対しても転送するようにしたので、その記憶又は転送データを使用することで、復元を簡単に行うことができる。
また、本発明の請求項3による無停電電源装置管理システムは、請求項1または2において、前記UPSの状態が同種類のUPS状態情報を取得する前記管理手段を認識し、この認識された管理手段を管理下に置く前記収集手段を連携させる連携手段を更に備え、前記選定移動手段は、前記連携手段で収集手段が連携されたサーバ間で、前記同種類のUPS状態情報を取得する管理手段が同一収集手段の管理下に置かれるように当該管理手段の移動を行うことを特徴とする。
この構成によれば、UPSの台数が増大するにつれて、管理するUPSの情報をより扱いやすくする必要があったが、複数台のUPSを管理するサーバ同士で、同じUPSの状態(例えば、正常状態・軽故障状態・重故障状態・バッテリの消耗度など)のものをサーバ間で交換するようにしたので、その状態をモニタで監視できることができる。
以上説明したように本発明によれば、監視及び管理対象の無停電電源装置の台数が大幅に増加しても、ユーザにより作成された構成情報を変更することなしに自動的に最適なシステム構成を生成することができ、無停電電源装置の動作状態をグループ毎に監視しなくても当該無停電電源装置を監視及び管理することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る無停電電源装置管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す無停電電源装置管理システム10は、互いに無線やLAN等の通信手段で複数のUPSが接続されてグループを成す複数のUPSグループ(単に、グループとも称す)GA,GB,GCと、複数のサーバA,B,Cと、パソコン等によるモニタ20と、トラフィックチェッカ21とが、ネットワーク23に接続されて構成されている。
各UPSグループGA〜GCは、図2にUPSグループGAを代表して示すように、UPSグループGAのように、各UPSa−1,a−2,a−3と1対1で通信を行い、UPS状態情報を受信して管理のための処理を施すことによって、当該UPSa−1〜a−3の状態を管理するソフトウェアによるUPSエージェントae−1,ae−2,ae−3を備えて構成されている。
各サーバA〜Cは、図2にサーバAを代表して示すように、各々がソフトウェアによって成るデータ収集機能部31と、UPSセレクト機能部32と、コミュニケーション連携機能部33とを備えて構成されている。
データ収集機能部31は、各UPSグループGA〜GCのUPSエージェントと通信を行ってこれらで管理されているUPS状態情報を収集する。
モニタ20は、各サーバA〜Cのデータ収集機能部31と順次通信を行い、各データ収集機能部31で収集されたUPS状態情報をもとに各UPSの状態を表示すると共に、その表示された各UPSに対してユーザが操作可能なように制御するユーザインターフェースを有する。
但し、各UPSエージェント、各データ収集機能部31及びモニタ20は、各々がソフトウェアを用いて実現され、通信接続された図示せぬコンピュータによって動作するようになっている。また、ソフトウェアでなく同機能のハードウェアで構成するようにしてもよい。
なお、複数のUPSをグループ単位で管理することで、より実レイアウトに近い構成を作成することができ、また、UPSグループGA〜GCに、本社Aの2階の西側、支社3階の東側などの具体的な名前を付けることでUPSが何処で使用されているかを把握することができるようになっている。
次に、図3にグループ単位で管理されている各UPSエージェントae−1〜ae−3とデータ収集機能部31との間のトラフィック量監視のためのイメージ図を示すと共に、図4に各サーバA〜Cのデータ収集機能部31とモニタ20間のトラフィック量監視のためのイメージ図を示し、それらのトラフィック量監視処理を説明する。
このトラフィック量監視処理を行うためのトラフィックチェッカ21によるトラフィックチェッカ機能は、図5にD1,D2,D3で示すデータや情報を含む、各サーバA〜Cのネットワーク情報を保持して実現される。
このトラフィックチェッカ機能の処理を、図6のフローチャートを参照して説明する。
トラフィックチェッカ機能を用いる場合は、ユーザによる初期設定が必要となる。これは、ステップS1において、初期設定が終了したか否かを判断し、終了していなければステップS2において、初期設定を行うか否かを判断する。初期設定を行わない場合は初期設定処理を終了する。
一方、初期設定を行う場合は、ステップS3において、モニタ20にて初期設定を行う。この初期設定とは、アプリケーションを運用するための情報、例えばどのサーバと連携を結ぶか、トラフィックに関する許容範囲の設定、移動するUPSエージェントの条件などの情報を設定すると共に、通信設定に関する情報、例えばIP(Internet Protocol)アドレスや、MAC(Media Access Control)アドレス、ポート番号などの情報を設定する。
この初期設定が完了すると、ステップS1の判断結果がYesとなるので、ステップS4において、初期設定の条件の変更があるか否かを判断する。変更がなければ、ステップS5において、第1のトラフィックチェックを実行する。
この第1のトラフィックチェックは、図3に示したような各UPSエージェントae−1〜ae−3とデータ収集機能部31間のトラフィック量のチェックである。これは、トラフィックチェッカ21が、データ収集機能部31で複数台管理している1つ1つUPSエージェントae−1〜ae−3の平均データ転送量を計算し、この合計値を保持する。そして、予めユーザによって設定された転送量の許容範囲(例えば、500KB/sや1MB/sなど)と、先に保存された合計値とを比較し、合計値が許容範囲を超えたか否かを判断する。この結果、合計値が許容範囲を超えた場合(異常)には、ステップS6において、システム構成を最適な状態に変更する。
一方、上記ステップS5における第1のトラフィックチェックの結果が正常の場合は、ステップS7において、第2のトラフィックチェックを実行する。
この第2のトラフィックチェックは、図4に示したような各サーバA〜Cのデータ収集機能部31とモニタ20間のトラフィック量のチェックである。これは、トラフィックチェッカ21が、各データ収集機能部31からモニタ20への平均データ転送量を計算し、この計算値を保持し、予めユーザによって設定された転送量の許容範囲(例えば、500KB/sや1MB/sなど)と、先に保存された計算値とを比較し、計算値が許容範囲を超えたか否かを判断する。この結果、許容範囲を超えた場合(異常)には、ステップS6において、システム構成を最適な状態に変更する。
ステップS6でシステム構成変更する場合は、図7に示すUPSセレクト機能に進んで処理を実行する。
これは、各サーバA〜CにインストールされているUPSセレクト機能部32同士が、トラフィックチェッカ21が保持しているネットワーク構成情報を元にハンドシェイクを取り、UPSエージェントの移動などを可能するものである。
まず、ステップS11において、トラフィックチェッカ21からシステム構成変更(UPSエージェントの移動)の最適化処理の指令があるか否かが判断される。指令がある場合、ステップS12において、他のサーバと連携が可能か否かが判断される。不可能な場合は、ステップS13において、モニタ20に異常を通知する。
一方、可能な場合は、ステップS14において、トラフィックチェッカ21が移動対象のUPSエージェントを選定する。この選定は、管理者がモニタ20から「正常状態のものを移動対象とする」あるいは「管理時間が一番古いUPSエージェントを移動対象にする」などの設定をトラフィックチェッカ21に対して行い、この設定をトラフィックチェッカ21が、各サーバA〜CのUPSセレクト機能部32に対して通知することによって実行されるようになる。
次に、ステップS15において、その選定されたUPSエージェントの移動指令を受けたサーバ(例えばA)のUPSセレクト機能部32が、データ収集機能部31で管理されているUPSエージェントを、相手のサーバ(例えばC)のUPSセレクト機能部32を経由して別のデータ収集機能部31へ移動させる。
そして、ステップS16において、UPSエージェントの移動処理が成功か否かが判断される。不成功の場合は、ステップS17において、モニタ20に異常を通知する。
成功の場合は、ステップS18において、上記の設定データやシステム構成情報を各サーバA〜Cでバックアップし、かつステップS19において、ユーザに対してもe−mailなどでそのバックアップデータを転送する。なお、UPSエージェントの移動状況や設定情報などはトラフィックチェッカ21が保持している。
つまり、マシントラブルによりサーバA〜Cなどがダウンした場合に備えて、上記の設定データや構成情報を各サーバA〜Cでバックアップし、かつユーザに対してもe−mai1などでデータを転送する機能を有する。この転送データを使用することで、復元が簡単に行えるようになっている。
また、全UPSエージェントの通信が全くできない場合やモニタ20より監視ができない場合など物理的な移動が必要な場合には、トラフィックチェッカ21が、ユーザに対して通知を行う機能を有する。
次に、コミュニケーション連携機能部33によるコミュニケーション連携機能について説明する。
コミュニケーション連携機能では、複数のUPSをグループ単位で管理し、かつ同一セグメント内に存在する複数のデータ収集機能部31が、他のデータ収集機能部31と連携するためにコミュニケーション連携機能内のハンドシェイク機能を使用する。
このハンドシェイク機能を使用する前に各サーバA〜Cにおいて連携情報を生成するために、IPアドレス、MACアドレス、ポート番号などをモニタ20より入力設定する。コミュニケーション連携情報を生成後、モニタ20よりどのサーバA〜Cのデータ収集機能部31と連携させるかを設定する。
即ち、ステップS21において、初期設定が終了したか否かを判断し、終了していなければステップS22において、初期設定を行うか否かを判断する。初期設定を行わない場合は初期設定処理を終了する。
一方、初期設定を行う場合は、ステップS23において、モニタ20にて上記の初期設定を行う。この初期設定が完了すると、ステップS21の判断結果がYesとなるので、ステップS24において、初期設定の条件の変更があるか否かを判断する。
変更がなければ、ステップS25において、次の所定条件を満たすか否かを判断する。所定条件とは、第1に複数のUPSがグループで管理されていること、第2に同一セグメント内に1つ以上のデータ収集機能部31が存在することの2点である。この条件を満たしていなければ、ステップS26において、モニタ20に異常を通知する。
満たしていれば、ステップS27において、各サーバA〜C間でコミュニケーションの連携情報を互いにハンドシェイクし、その後、各サーバA〜Cにおいて連携情報テーブルが生成されてハンドシェイクが行われる。
そして、ステップS28において、UPSエージェントの移動・交換処理を行い、ステップS29において、その処理が正常に終了したか否かを判断する。正常に終了していなければ、ステップS30において、モニタ20に異常を通知する。
正常に終了すると、ステップS31において、上記の設定データやシステム構成情報を各サーバA〜Cでバックアップし、かつステップS32において、ユーザに対してもe−mailなどでそのバックアップデータを転送する。
つまり、前述同様、マシントラブルによりサーバA〜Cなどがダウンした場合に備えて、上記の設定データや構成情報を各サーバA〜Cでバックアップし、かつユーザに対してもe−mai1などでデータを転送する機能を有する。この転送データを使用することで、復元が簡単に行えるようになっている。
以上のようなセットアップ完了後、ユーザはモニタ20より、どのサーバにどの状態(情報)を管理させるかを設定することで、自動的にサーバA〜C間で状態を振り分け、その情報を専用モニタ20(又はWebブラウザ)に転送するようになっている。
次に、このような構成の無停電電源装置管理システム10による多数のUPSの監視・管理処理の動作を説明する。
図9に示すシステム構成において、矢印1)、2)、3)で示すように、ネットワーク23に接続されているモニタ20から各サーバA〜Cに対してアクセスする。この際、予め複数のUPSを理論的にグループ分けした状態が、4)、5)、6)で示すようになっているとする。次に、連携ソフトウェア30で示す上述したデータ収集機能、UPSセレクト機能及びコミュニケーション連携機能がインストールされている各サーバA〜Cに対して、互いのサーバA〜Cと連携するために、7)の連携情報IDをモニタ20より設定する。これによって、管理しているUPSの設定情報をサーバA〜C間でやり取りすることができる。
具体的には、各サーバA〜C間とハンドシェイクを取るために、図10に示すように、連携情報IDとして、IPアドレス、MACアドレス、ポート番号などが設定されている。
例えば、サーバAが管理しているUPSグループ5)には、UPSの状態が「正常」、「軽故障」、「重故障」などの様々な状態が管理されている。これが数十個単位のものであれば管理は簡単だが、数千、数万個単位以上になると管理する際に一瞬で状態を把握するのは困難である。
そこで、図11に示すように、コミュニケーション連携機能よって、矢印1)、2)、3)で示す各サーバA〜C間の連携が可能なとき、モニタ20よりネットワーク23を介してサーバAの連携ソフトウェア30のコミュニケーション連携機能にアクセスし、4)、5)、6)で示すように、サーバAでは「軽故障」のみのUPSを扱うというように設定する。同様に、サーバBでは「正常」、サーバCでは「重故障」のみのUPSを扱うように設定する。これによって、管理するUPSの数が増大しても、管理する側に対して逸早くUPSの状態を確認することが可能になる。
また、図12に示すように、ユーザによって作成された構成データD11、コミュニケーション連携機能で作成された構成データD12、UPSの設定データD13は、各サーバA〜Cにインストールされているコミュニケーション連携機能部33が保持している。このため、コミュニケーション連携機能を使用したくない場合には、当該連携機能を停止することができ、また、ユーザが生成した元のデータ(構成情報)へ戻すことができる。
次に、ユーザが、図13に示すシステム構成において、ネットワーク23に接続されているモニタ20からサーバA〜Cに対してアクセスを行うとする。そして、予め複数のUPSを理論的にグループ分けをした状態が、図14に示すUPSグループGA〜GCのようになっているとする。
この状態において、破線矢印1)、2)、3)で示すように、UPSグループGBはサーバBが監視・管理を行い、UPSグループGAはサーバA、UPSグループGCはサーバCが監視・監視を行っている。
次に、破線矢印4)で示すように、モニタ20によりトラフィックチェッカ機能を有しているサーバ(データ収集機能がインストールされているサーバでも可能)にアクセスし、このサーバとUPSグループGA〜GCのUPSエージェント間のトラフィックを監視する設定し、かつサーバとモニタ20間のトラフィックを監視するための設定を行う。
例えば、破線矢印5)で示すサーバBとUPSグループGBのUPSエージェントの間、破線矢印6)で示すサーバAとUPSグループGAのUPSエージェント間、破線矢印7)で示すサーバCとUPSグループGCのUPSエージェント間を、トラフィック監視対象とする設定が行われている。
また、一点差線矢印5)−1で示すサーバBとモニタ20の間、一点差線矢印6)−1で示すサーバAとモニタ20間、一点差線矢印7)−1で示すサーバCとモニタ20間も同様にトラフィックの監視対象として設定されている。
この状態で、サーバAとUPSグループGAの間でトラフィックが高いと検知された場合、トラフィックチェッカ21は、各サーバA〜CにインストールされているUPSセレクト機能に対して、どのUPSを他のグループに移動させるか、移動先のグループは存在するのか、受け入れられる状態なのかを問い合わせる。
また、各サーバA〜CのUPSセレクト機能では、移動させるためのUPSを、UPSの状態が一定に保たれているものや、監視しているUPSエージェントで一番古いものなどを選定するための設定は、自動又は手動で行うことが可能である。
図15に破線矢印1)、2)、3)で示す条件をクリアした場合は、図16に示すように、サーバAのUPSグループGAで管理していたUPSを他のグループへ移動させる。ここでは、破線矢印1)で示すようにUPSa−5をUPSグループGBへ、破線矢印2)で示すようにUPSa−6をUPSグループGBへ、破線矢印3)で示すようにUPSa−8をUPSグループGCへ移動させた。この結果、図17に示すように、ネットワークの負荷、つまりトラフィックの高い状態が自動的に改善され、最適なシステム構成を運用できる状態となる。
以上説明したように本実施の形態の無停電電源装置管理システム10によれば、ユーザは、監視・管理するUPSの台数が大幅に増大しても、ユーザによって作成されたシステム構成情報を変更しなくても、自動的に最適なシステム構成を生成することができ、これによって、UPSの状態をグループ毎に監視しなくても、その状態を監視・管理することができる。
本発明の実施の形態に係る無停電電源装置管理システムの構成を示すブロック図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるUPSグループ並びにサーバの構成を示す図である。 上記無停電電源装置管理システムにおいてUPSグループ単位で管理されている各UPSエージェントとデータ収集機能部との間のトラフィック量監視のためのイメージ図である。 上記無停電電源装置管理システムにおいて各サーバのデータ収集機能部とモニタ間のトラフィック量監視のためのイメージ図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるトラフィックチェッカ機能部に保持されるデータを示す図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるトラフィックチェッカ機能の処理を説明するためのフローチャートである。 上記無停電電源装置管理システムにおけるUPSセレクト機能の処理を説明するためのフローチャートである。 上記無停電電源装置管理システムにおけるコミュニケーション連携機能の処理を説明するためのフローチャートである。 上記無停電電源装置管理システムにおけるコミュニケーション連携機能の動作を説明するための第1の構成図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるサーバの連携情報IDの内部データを示す図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるコミュニケーション連携機能の動作を説明するための第2の構成図である。 上記コミュニケーション連携機能で管理されるデータを示す図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるネットワーク負荷監視処理を説明するための構成図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるネットワーク負荷監視処理の第1の動作を説明するための図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるネットワーク負荷監視処理の第2の動作を説明するための図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるネットワーク負荷監視処理の第3の動作を説明するための図である。 上記無停電電源装置管理システムにおけるネットワーク負荷監視処理の第4の動作を説明するための図である。
符号の説明
10 無停電電源装置管理システム
20 モニタ
21 トラフィックチェッカ
23 ネットワーク
31 データ収集機能部
32 UPSセレクト機能部
33 コミュニケーション連携機能部
A,B,C サーバ
GA,GB,GC UPSグループ
ae−1〜ae−3 UPSエージェント
a−1〜a−8,b−1〜b−4,c−1〜c−5 UPS

Claims (3)

  1. 無停電電源装置であるUPSを複数接続してグループを成し、このグループに更に一対一でUPSの状態情報を取得して管理する管理手段を含み、このグループが複数接続されたネットワークを介して各グループからUPS状態情報を受信収集する収集手段を、各グループに対応付けられてネットワークに接続されたサーバに配備し、このサーバとの間で情報の通信を行うモニタにて各UPSの状態を監視する無停電電源装置管理システムにおいて、
    前記管理手段と前記収集手段との間のトラフィック量及び前記サーバと前記モニタとの間のトラフィック量の何れかが、予め設定された許容範囲を超えたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段にてトラフィック量が超えたと判定された際に、予め設定された管理手段を選定し、これを他のグループのサーバの収集手段の管理下に移動する選定移動手段と
    を備えたことを特徴とする無停電電源装置管理システム。
  2. 前記サーバは、前記選定移動手段で前記管理手段が移動された後のシステム構成の情報を記憶すると共に、前記モニタに転送する記憶転送手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置管理システム。
  3. 前記UPSの状態が同種類のUPS状態情報を取得する前記管理手段を認識し、この認識された管理手段を管理下に置く前記収集手段を連携させる連携手段を更に備え、
    前記選定移動手段は、前記連携手段で収集手段が連携されたサーバ間で、前記同種類のUPS状態情報を取得する管理手段が同一収集手段の管理下に置かれるように当該管理手段の移動を行う
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無停電電源装置管理システム。
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