JP2001144761A - ネットワーク分散管理システム - Google Patents
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Abstract
理サーバにより効率的に監視すること。 【解決手段】ネットワーク分散管理システムにおいて、
ネットワークに接続された複数のノードを複数のグルー
プに分けてネットワークグループA、Bを構成し、各ネ
ットワークグループA、B毎にネットワーク監視サーバ
4、7を設置し、各ネットワークグループA、Bのネッ
トワーク監視サーバ4、7が、他のネットワーク監視サ
ーバの持っている管理情報を取得し、共有することによ
り、ネットワーク監視を行うことを特徴とする。
Description
理システムに係り、特に大規模化、複雑化したネットワ
ークを複数の監視サーバにより効率的に監視したものに
関する。
発達、メディアの普及に伴い、通信ネットワークシステ
ムは急速に拡大、進歩を遂げており、これに伴って大規
模化、複雑化していくネットワークを支障なく運用する
ために、ネットワーク上の通信機器の通信状態を監視、
管理するシステムが必要となっている。
le Network Management Pro
tocol)というネットワーク管理プロトコルを使用
して、ネットワーク上の監視側装置(マネージャ)と、
マネージャに対する応答機能(エージェント機能)を持
つ被監視側装置が通信して、マネージャが管理に必要な
情報、例えば装置構成情報や状態情報をノードに要求
し、ノードがそれに応答することで監視側が情報収集を
行い、ネットワーク上の全ノードからの情報を集中管理
することで実現される。
16により説明する。図16は、ネットワーク1、ネッ
トワーク2、ネットワーク3を回線で接続し、一台のネ
ットワーク監視サーバ101により各ネットワーク1、
2、3の状態を監視するものである。なお、ネットワー
ク監視クライアント102は、ネットワーク監視サーバ
101の内容を遠隔操作により認識するものである。
ルータにより構成されている。ネットワーク2、3もネ
ットワーク1と同様に構成されている。そしてネットワ
ーク1、2、3、ネットワーク監視サーバ101、ネッ
トワーク監視のクライアント102等により1つのネッ
トワーク100を構成している。
小規模な場合は一台のネットワーク監視サーバで各ネッ
トワーク1、2、3の状態を監視することができる。し
かし大規模なネットワークでは、全体を一台のネットワ
ーク監視サーバで監視するときはネットワーク監視サー
バ(マネージャ)の性能が高性能のものを使用しなけれ
ばならないため非常に高価なものとなる。
所へのネットワーク負荷の集中を避けるため、一台のマ
ネージャで全てのノードを監視するのではなく、複数の
マネージャを分割したサブネットワーク毎に分散して配
置し、それらを統合するマスターサーバが各部門に分散
したマネージャからの情報を一括して管理することで、
ネットワークを統合して管理する。
そのネットワークに新たな通信機器やサブネットワーク
の追加等、ネットワークの構成が変更される度にその管
理構成についても変更する必要がある。
ディアの普及の急速な発達に伴い、ネットワークシステ
ムの大規模化、複雑化のスピードもますます増してお
り、ネットワーク上に新たにノードを追加して管理する
場合、その度にネットワーク管理の構成も見直しの必要
を迫られる回数が増え、またその構成も複雑さを増す一
方で最適なネットワーク管理を行うための構成の設計も
複雑なものになっている。
なるのに合わせてその管理構成の見直しにかかる作業も
増加していった。
ドの増加に比例して管理情報の収集にかかる時間が増大
し、ネットワーク上の異常検出にも時間がかかる様にな
っている。これに対応するために監視サーバを追加する
ことがさらに管理構成の再構成の再構築を複雑にしてい
くことになる。
なり、監視機器を増加する必要が増えるにつれて、本来
監視する通信機器だけでなくネットワーク監視側にもト
ラブルが発生する機会が増え、トラブルによって監視サ
ーバ自身に問題が発生したとき、監視自体に支障が発生
した場合にも円滑に監視を続けるためにそのバックアッ
プ手段が必要とされる様になってきたが、そのバックア
ップのためにネットワーク負荷の増加や、あるいは一時
的な監視抜けを招いたり、完全な対応がとれないでい
た。
るために、遠隔地にあるメインサーバにアクセスする場
合もあり、全体状況を把握する上での制限があった。
する際に、各ネットワーク内に設置した監視サーバには
グループ内の各ノードに対してのみSNMP通信による
状態情報の取得を行うことで、監視サーバ一台あたりに
係る負荷の分散、軽減及び通信経路に集中する負荷を分
散させながら、且つ分散した周辺の他の監視サーバ間で
各々の管理情報を共有することで、通信コスト抑えなが
ら各監視サーバからのネットワークシステム全体の監
視、ネットワーク異常の早期検出、サーバ間の代替機能
による監視サーバ自体のトラブルによる監視不可となる
ことの回避を可能とし、ネットワーク監視の信頼性を向
上させることを目的とする。
す。図1において、Aは第1のネットワークグループ、
Bは第2のネットワークグループ、1は第1ネットワー
ク、2は第2ネットワーク、3は第3ネットワーク、4
はネットワーク監視サーバ、5はネットワーク監視クラ
イアント、6は回線、7はネットワーク監視サーバ、1
0は第1のネットワークグループAと第2のネットワー
クグループBにより構成される全ネットワークである。
の構成により達成することができる。
いて、ネットワークに接続された複数のノードを複数の
グループに分けてネットワークグループA、Bを構成
し、各ネットワークグループA、B毎にネットワーク監
視サーバ4、7を設置し、各ネットワークグループのネ
ットワーク監視サーバ4、7が、他のネットワーク監視
サーバの持っている管理情報を取得し、共有することに
より、ネットワーク監視を行うことを特徴とする。
ーク監視サーバ4、5は、そのネットワークグループ
A、B内のノードの追加・削除・変更に対し、他のネッ
トワークグループA、Bのネットワーク監視サーバ4、
7に対してこれを通知することにより、他のネットワー
ク監視サーバ4、7においてもこの追加・削除・変更を
即時に認識することが可能であることを特徴とする。
ークグループA、B内で新規にネットワーク監視サーバ
をグループ化した時に、グループ内にノード管理が重複
している場合には、自動的にノード管理数の少ないネッ
トワーク監視サーバが重複したノードを監視することに
より、ネットワークノード管理の最適化を行うと共にネ
ットワーク管理システムの負荷を均等化することを特徴
とする。
ークグループA、B内で新規に管理対象ノードを追加す
る時に、ネットワーク監視サーバ4、7の、管理対象ノ
ード数及びネットワーク監視サーバが監視しているノー
ドグループ状態等の資源状態を考慮して、監視を行うこ
とに対して最適なネットワーク監視サーバを選択するこ
とを特徴とする。
ークグループA、B内で新規に管理対象ノードを追加す
る時に、ネットワークコスト、回線状態等のネットワー
クの資源状態を考慮して監視を行うことに対して最適な
ネットワーク監視サーバを選択することを特徴とする。
ークグループA、B内で新規に管理対象ノードを追加監
視を行うことに対し、最適なネットワーク監視サーバに
登録されることを特徴とする。
ワーク監視サーバにかかる負担の一部を他のネットワー
ク監視サーバに振り分けることによりネットワーク管理
システムの負担を均等化することを特徴とする。
監視を継続したままネットワーク管理システムを追加設
置できる機能を有し、既存のネットワーク管理システム
の監視ノードを新規監視サーバに分散させることにより
ネットワーク管理システムの負担を軽減させることを特
徴とする。
内のネットワーク監視サーバの異常状態を他のネットワ
ーク監視サーバが検出できる機能を有し、異常を検出し
たネットワーク監視サーバがネットワーク監視を代行す
ることで異常状態のネットワーク監視サーバが監視する
ネットワークの監視を継続して行うことを特徴とする。
クグループ内における各ネットワーク監視サーバの資源
状態、管理対象ノード数、監視しているノードグループ
等を把握し、監視に最も適したネットワーク監視サーバ
を選択する機能と、ネットワークコスト、回線状態等を
把握して監視に最も適したネットワーク監視サーバを選
択する機能と、ネットワーク監視サーバの異常状態を他
ネットワークのネットワーク監視サーバが検出できる機
能と、異常を検出したネットワーク監視サーバがネット
ワーク監視を代行することで異常状態のネットワーク監
視サーバが監視するネットワークの監視を継続して行え
る機能を有し、ネットワーク監視の代行を行っているネ
ットワーク監視サーバの負担を軽減させネットワーク監
視代行を行えるようにしたことを特徴とする。
ネットワーク監視サーバ復旧状態を他ネットワークのネ
ットワーク監視サーバが検出できる機能と、代行ネット
ワーク監視サーバよりネットワーク監視情報を転送でき
る機能を有し、異常状態のネットワーク監視サーバ復旧
後にネットワーク監視情報引継ぎを自動的に行いネット
ワーク監視を継続することが可能であることを特徴とす
る。
ク管理グループ内の代表ネットワーク監視サーバ間でデ
ータを交換することにより、他のサーバグループが管理
するネットワークグループを認識してネットワーク構成
として管理が可能であることを特徴とする。
通信を行う管理システムは初期通信時のみ決定し、他ネ
ットワークグループと通信を行う時に、グループ間通信
のネットワーク監視サーバをネットワークコスト及びネ
ットワーク監視サーバの負荷等から自動的に最適なネッ
トワーク監視サーバ間で通信を行うことを特徴とする。
ワーク監視サーバとの交信途絶により、他のネットワー
ク管理グループ内の別のネットワーク監視サーバと通信
を行う場合、初期通信時にネットワークコスト及びネッ
トワーク監視サーバの負荷等から自動的に最適なネット
ワーク監視サーバの交信順位を求めておき、この交信順
位により通信を確立することにより代表ネットワーク監
視サーバの運用状態に依存することなしにネットワーク
構成情報取得が可能であることを特徴とする。
ク管理を、複数のネットワーク管理グループで重複登録
して行うことにより、ネットワークグループの監視を強
化することが可能であることを特徴とする。
できる。
することにより、SNMP通信によるノード管理を行っ
ていないノードに対しても管理が可能となる。
ノードに対しては、そのネットワークグループを監視し
ているネットワーク監視サーバより一括してノード監視
情報を提供してもらうことにより、SNMP通信を行わ
ずにノード管理情報を取得することが可能となり、ネッ
トワークトラフィックの負荷を軽減することが可能とな
る。
で情報交換を行うことにより、他のネットワーク構成の
変更もグループ化されたネットワーク監視サーバ間で早
期検出することが可能である。
り、ネットワーク管理の最適化を行うと共にサーバの負
担を軽減させることが可能となる。
かかる負担を均等化することにより、管理サーバの負荷
を軽減することが可能となる。
最適化することにより、ネットワーク上のトラフィック
を軽減することが可能となる。
ネットワークグループ内で新規に管理対象ノードを追加
するにあたり、最適なサーバに登録されることによって
管理サーバの負荷やネットワークトラフィックを抑える
ことが可能となり、大規模ネットワークの管理が可能と
なる。
ード数、監視ノードグループ、ネットワークコスト、回
線状態等の監視情報を各監視サーバ間で交換することに
よって、自監視サーバの負荷状態に加えて各監視サーバ
の負荷状態を把握する。
とで負荷率の低いサーバへ管理対象ノードを振り分ける
ことができるため、1サーバに負荷が集中することなく
ネットワーク監視が行える。
サーバを既存監視サーバが検出し、ネットワーク管理情
報を新規監視サーバへ転送する。ネットワーク管理情報
を受け取った新規監視サーバは、その情報から自分が受
け持つ監視対象ノード等を決定し、既存監視サーバへ通
知する。通知を受けた既存監視サーバは新規監視サーバ
で監視することになった監視対象ノードを、自分の管理
下から外し監視を継続する。
規監視サーバに分散させることによって1監視サーバに
かかる負担を軽減させることが可能になる。
報の交換をすることで監視サーバの異常状態を検出する
ことができる。異常を検出した監視サーバはネットワー
ク管理情報交換で入手している情報を元に、異常状態の
監視サーバが監視するネットワークの監視代行を行う。
ットワークの監視代行を行うことによって監視の継続が
可能になる。
ノード数、監視ノードグループ、ネットワークコスト、
回線状態等の監視情報を各監視サーバ間でやり取りする
ことで、自監視サーバの負荷状態に加えて各監視サーバ
の負荷状態を把握する。他監視サーバとネットワーク管
理情報の交換をすることで監視サーバの異常状態を検出
する。異常を検出した監視サーバはネットワーク管理情
報交換で入手している情報を元に、異常状態の監視サー
バが監視するネットワークの監視代行を行う。
ーバの負荷がかかりすぎているようであれば、他ネット
ワークの監視サーバに監視代行の分散を行い1監視サー
バの負担を軽減させることが可能になる。
情報の交換をすることで監視サーバの異常状態からの復
旧を検出することができる。ネットワーク監視の代行を
行っていた他ネットワークの監視サーバは、復旧した監
視サーバに対し現在のネットワーク管理情報を転送す
る。
管理情報を転送することで、本来監視を行っていた監視
サーバが継続してネットワーク監視に復帰することが可
能になる。
ットワーク構成情報を定期的に交換することにより、様
々なネットワーク構成に対応したネットワーク管理が可
能となる。
視サーバをネットワークコスト及びネットワーク監視サ
ーバの負荷などから自動的に最適なネットワーク監視サ
ーバ間で通信を行うことができるので、ネットワーク上
のトラフィックを軽減することができ、コストのかから
ない最適な通信を行うことができる。
とにより、代表サーバの運用状態に依存することなしに
継続してネットワーク管理を行うことが可能となる。
の監視状態の変化が、各監視グループに瞬時に検出され
ることが可能となり、ネットワーク管理を強化すること
が可能となる。
とづき説明する。図2において、aは第1のネットワー
クグループ、bは第2のネットワークグループ、cは第
3のネットワークグループ、11−0、11−1はノー
ド、11−2はルータ、12はネットワーク監視サー
バ、14は回線、15はISDN網、16は新規管理ノ
ード、17はルータ、21−0〜21−2はノード、2
1−3、21−4はルータ、22はネットワーク監視サ
ーバ、31−0はノード、31−1はルータ、32はネ
ットワーク監視サーバである。なお各ノードと各ルータ
は管理ノードである。
ルータ11−2を有するネットワークグループaをネッ
トワーク監視サーバ12で監視し、ノード21−0、2
1−1、21−2、ルータ21−3、ルータ21−4を
有するネットワークグループbをネットワーク監視サー
バ22で監視し、ノード31−0、ルータ31−1を有
するネットワークグループcをネットワーク監視サーバ
32で監視する。
−0、11−1、ルータ11−2の動作状態やネットワ
ークグループaの構成状態を監視するとともに、この監
視情報を回線14やISDN網15を経由する通信によ
り他のネットワーク監視サーバ22、32に通知する。
−0、21−1、21−2、ルータ21−3、21−4
の動作状態やネットワークグループbの構成状態を監視
するとともに、その監視情報を回線14やISDN網1
5を経由する通信により、他のネットワーク監視サーバ
12、32に通知する。
ド31−0、ルータ31−1の動作状態やネットワーク
グループcの構成状態を監視するとともに、その監視情
報をISDN網15や回線14を経由する通信により他
のネットワーク監視サーバ12、22に通知する。
2は自分のネットワークグループaのノードとルータと
で定義される管理ノードを監視するだけで、他のネット
ワークグループb、cの監視情報をも保持する、すなわ
ち全ネットワーク情報を保持することができる。同様に
ネットワーク監視サーバ22、32もそれぞれ自分のネ
ットワークグループのノードとルータである管理ノード
を監視するだけで他のネットワークグループの監視情報
をも保持でき、全ネットワークの情報を保持することが
できる。
易く説明したものである。図3において、ネットワーク
監視サーバ12、22は図2のネットワーク監視サーバ
12、22に相当し、図3のネットワークグループa、
bは、図2のネットワークグループa、bに相当する。
グループaに属しており、ネットワーク監視サーバ12
が、に示す如く、ノード35を監視しており、その監
視情報が、に示す如く、ネットワーク監視サーバ12
からネットワーク監視サーバ22に通知されること、ま
たノード36はネットワークグループbに属しており、
ネットワーク監視サーバ22が、に示す如く、ノード
36を監視しており、その監視情報が、に示す如く、
ネットワーク監視サーバ22からネットワーク監視サー
バ12に通知されることを示している。
は、遠隔操作により、に示す如く、ネットワーク監視
サーバ32、ネットワーク監視サーバ12の情報を認識
できることを示す。このようにして、ネットワーク監視
サーバ12、22は、それぞれ自分の監視対象であるネ
ットワークグループaまたはbを監視するのみで、他の
ネットワークグループの監視情報を入手することがで
き、これにより全ネットワークの監視情報が保持される
ことになる。
−4がネットワークグループbにおけるネットワーク監
視サーバ22により監視されている場合において、この
ルータ21−4がグループaのネットワーク監視サーバ
12によっても監視されていることが、ネットワーク監
視サーバ12、22間の管理情報の通信等によりわかっ
たとき、自動的にノード管理数の少ないネットワーク監
視サーバ12がこれを監視することになる。なお図2で
はルータ21−4は前記の如く重複監視されていないの
で、図2ではルータ21−4はネットワーク監視サーバ
22により監視されたままである。
ド16をルータ17を経由して回線14に接続され、こ
れをネットワークグループaに接続してそのIPアドレ
ス(インターネット・プロトコル・アドレス、図2では
172.22.13.0)をネットワーク監視サーバ1
2に記入したとき、ネットワーク監視サーバ12はこれ
をネットワーク監視サーバ22、32に通知する。これ
によりネットワーク監視サーバ22、23は、ノード1
6、ルータ17を直接監視することなく、ネットワーク
監視サーバ12からの通知により、これらの接続状態、
動作状態を管理することができる。ノード16を追加す
るときのみならず、管理ノードを削除したり、変更する
ときも同様である。
ープbに接続された状態を示す。即ち新しくノード38
がに示す如く、ネットワークグループbに接続された
とき、そのネットワーク監視サーバ22がこれを認識す
る。そしてこのノード38が新しく接続されたことをネ
ットワーク監視サーバ12、に示す如く、通知する。
これによりネットワーク監視サーバ12はノード38が
新しくネットワークグループbに接続されたことを認識
する。
のネットワーク監視サーバにおいても即時に認識するこ
とが可能になる。なおネットワーク監視クライアント3
7は、に示す如く、ネットワーク監視サーバ12の情
報をリモートでみることにより、これを認識することが
できる。
ットワークグループに属するのが最適であるのかを示す
最適化管理の手法について説明する。この最適化の手法
として(1)管理ノード数にもとづく、(2)ネットワ
ークコストにもとづく、(3)トータル管理コストにも
とづく手法がある。
ープの管理ノード数の最も小さいものに新しいノードを
管理させるものである。図2の場合、ネットワークグル
ープaの管理ノード数は、ルータが1、ノードが2の合
計3であり、ネットワークグループbの管理ノード数は
ルータが2、ノードが3の合計5であり、ネットワーク
グループcの管理ノード数はルータとノードが各1の合
計2である。この手法によればネットワークグループc
のネットワーク監視サーバ32に新規ノードを管理させ
ることになる。
N(この例ではISDN網)のネットワークコストを各
ネットワークグループ毎に求め、その最小のものに新規
ノードを管理させるものである。いまルータのネットワ
ークコストを+10、WANのネットワークコストを+
100とすると、ネットワークグループaはネットワー
ク監視サーバ12が新規のノード16と通信を行うため
のルータが2つとなるのでネットワークグループaにお
けるネットワークコストは2×10=20となる。
視サーバ22が新規のノード16と通信を行うためのル
ータの数が2つとなるので、ネットワークグループbに
おけるネットワークコストは2×10=20となる。そ
してネットワークグループcではネットワーク監視サー
バ32が新規のノード16と通信を行うためのルータの
数が3であり、またISDN網からなるWANを経由す
るためネットワークグループcにおけるネットワークコ
ストは3×10+100=130となる。したがってこ
れにもとづけばネットワークグループaかbに管理する
ことになる。
ットワークコストに、ノードのコストを加算したもので
ある。いまノードのコストを1とするとき、ネットワー
クグループaにおけるトータル管理コストはノード数が
合計3になるので3+20=23となる。ネットワーク
グループbにおけるトータル管理コストはノード数が合
計5になるので5+20=25となる。そしてネットワ
ークグループcにおけるトータル管理コストはノード数
が合計2になるので2+130=132となる。
もっとも安いものという観点で選択されたとき、新規の
ノード16はネットワークグループaに属し、ネットワ
ーク監視サーバ12により監視されることになる。この
ときルータ17のIPアドレス172.22.13.0
がネットワーク監視サーバ12に登録される。そしてこ
のIPアドレスを含めたノード16の管理情報は、他の
ネットワーク監視サーバ22、32に通知されることに
より、ノードはグループ管理される。
ーク監視サーバの1つで行われるものである。そして前
記(2)に示す如く、値が同一の場合は、ネットワーク
のIPアドレスグループで近い方(この場合はルータ2
1−3)のIPアドレスがルータ11−2のIPアドレ
スよりルータ17のIPアドレスに近いので、ネットワ
ーク監視サーバ22に管理させることになる。なおIP
アドレスが近いということは、ネットワークの位置が近
いことを示している。
よりも負担に不均衡があるとき、バランスさせることが
できる。例えば図5に示す如く、ネットワーク監視サー
バ39がノードn1〜n6を監視し、ネットワーク監視
サーバ40がノードn7、n8を監視しているような場
合、サーバ39では監視規定時間内に各ノードn1〜n
6からの監視開始、終了信号が来なければ、サーバ39
が過負荷状態であることになる。
39は、ネットワーク監視サーバ40に対しノードn
1、n2の監視を依頼することを行うことにより、ネッ
トワーク監視サーバ40が過負荷状態でなければ、点線
に示す如く、ネットワーク監視サーバ40がこれらのノ
ードの監視を行うことができる。そしてこの監視状態変
更の情報は、図示省略した他のネットワークグループの
ネットワーク監視サーバに通知されることになる。
より説明する。本発明の第2の実施の形態では、図6
(A)に示す如く、ネットワークAとネットワークBを
1つのネットワーク監視サーバAにより監視していると
き、例えばネットワーク監視サーバAの過負荷状態を防
止するため、ネットワーク監視サーバAの監視動作を継
続させたまま同(B)に示す如く、ネットワークBに新
しくネットワーク監視サーバBを追加する場合のもので
ある。
ク監視サーバAは、ネットワークAとネットワークBを
監視グループに含んでいるので、最初は、ネットワーク
監視サーバAの登録リストは、図7(A)に示す如く、
設定されている。
理対象である管理ネットワーク情報としてはネットワー
クAとネットワークBが登録される。そしてネットワー
クA、Bのそれぞれの管理ノード情報を保持している。
この管理ノード情報にはそれぞれのIPアドレス情報も
含まれている。
トワーク管理に負荷がかかり始めたので、ネットワーク
Bをネットワーク監視グループから切り離し、新規ネッ
トワーク監視サーバBにより管理を行うことになる。
ークBをグループ登録することになるので、登録リスト
は、図7(B)に示す如く設定される。
ネットワーク監視サーバBをサーバのグループ化を行
い、お互いの管理情報を伝達することにより、管理情報
が共有されることになるため、登録リストは、ネットワ
ーク監視サーバAにおいては図7(C)に示す如く設定
され、またネットワーク監視サーバBにおいては図8
(A)に示す如く設定される。
ーク監視サーバAにおいては、新しくネットワーク監視
サーバBよりその管理ネットワーク情報が伝達されてく
るため、それまで自己が監視していた管理ネットワーク
情報のネットワークBに相当するものが重複されて保持
される。
トワーク監視サーバBにおいては、ネットワーク監視サ
ーバAから管理サーバ情報が伝達されるが、これにはネ
ットワークBの管理ネットワーク情報が含まれているの
で、これが重複されて保持されることになる。
追加により、ネットワーク監視サーバAのネットワーク
Bの監視が不用になったことにより、ネットワーク監視
サーバAの監視グループからネットワークBを削除す
る。このように情報更新後のそれぞれのネットワーク管
理データは図8(B)、(C)に示す如きものとなる。
サーバAの監視を継続したまま、図6(B)に示す如
く、ネットワーク管理構成の変更に対応することが可能
となる。また同時に、ネットワーク監視サーバAのノー
ド管理の負荷を軽減することが可能となる。
ワークAとネットワークBを1つのネットワーク監視サ
ーバAにより監視する状態を継続しつつ、図6(B)の
に示す如く、ネットワークBを新規ネットワーク監視
サーバBにより監視させ、前記の如く、この情報を、及
びネットワーク監視サーバAからの情報をに示す如
く、ネットワーク監視サーバに通知あるいは受信するこ
とによりネットワーク監視サーバAを動作継続させたま
まネットワーク監視サーバBを設定することができる。
により説明する。本発明の第3の実施の形態では、ネッ
トワーク監視サーバに異常が発生したとき、他のネット
ワーク監視サーバにより異常が発生したネットワーク監
視サーバの代行を行うものである。
をネットワーク監視サーバAで監視するとともにネット
ワーク監視バックアップサーバCでも監視するものであ
る。ネットワークグループAが非常に重要なものである
場合、ネットワーク監視サーバAの外に更にネットワー
ク監視バックアップサーバCにより二重監視をする。ネ
ットワークグループBの状態はネットワーク監視サーバ
Bにより行う。
クグループAの監視の外にネットワーク監視バックアッ
プサーバCからの監視情報を通信しており、ネットワー
ク監視バックアップサーバCからの監視情報もに示す
通信ルートにより保持している。勿論ネットワーク監視
サーバAはネットワーク監視サーバBからの通信により
ネットワークグループBの監視情報も保持している。
生し、に示すルートによりネットワークグループAに
対する監視情報が伝達されなくなった場合には、ネット
ワーク監視サーバBは、に示す如く、ネットワーク監
視バックアップサーバCに対してIPアドレスによる通
信を行ってネットワーク監視バックアップサーバCのネ
ットワークグループAに対する監視情報を入手すること
ができる。なおネットワーク監視バックアップサーバC
のアドレス情報は、ネットワーク監視サーバAからの
通信ルートによりネットワーク監視サーバBに伝達され
る管理ノード情報の中に含まれている。
害が発生した場合を示す。図10において、ネットワー
ク監視サーバA、ネットワーク監視サーバBがいずれも
正常の場合、ネットワーク監視サーバAはネットワーク
グループAのみを監視し、またネットワーク監視サーバ
BはネットワークグループBのみを監視し、それぞれの
監視情報をの通信ルートによりお互に伝達する。また
ネットワーク監視クライアントDは、リモートコントロ
ール操作により、の通信ルートによりネットワーク監
視サーバAをみることができる。
生しての通信ルートによりネットワーク監視サーバA
からの応答がなくなったとき、ネットワーク監視サーバ
AはのルートによりネットワークグループBの状態を
監視する。ネットワークグループBのアドレスは、ネッ
トワーク監視サーバBが正常のときに伝達された管理ノ
ード情報の中に含まれているので、これを使用してネッ
トワークグループBの状態を監視することができる。
ワーク監視サーバAからの問合せに正常に応答したこと
によりネットワーク監視サーバBが正常に復旧したこと
をネットワーク監視サーバAが認識したとき、ネットワ
ークグループBに対する監視を止めて、ネットワークグ
ループBの監視情報を、ネットワーク監視サーバBより
自動的に受取ることになる。これによりネットワーク監
視を自動的に継続することができる。
障害が発生した場合、ネットワークグループbの監視を
ネットワーク監視サーバaとネットワーク監視サーバc
のいずれが行うのが最適かを判別するものである。
バaがネットワークグループaを監視し、ネットワーク
監視サーバbがネットワークグループbを監視し、ネッ
トワーク監視サーバcがネットワークグループcを監視
している。そして各ネットワーク監視サーバで得られた
監視情報は、それぞれ他のネットワーク監視サーバに伝
達され、各ネットワーク監視サーバは全ネットワークの
監視情報を保持することができる。
視サーバbに障害が発生したとき、他のネットワーク監
視サーバでネットワークグループbの監視情報を得るこ
とが必要である。このとき、ネットワーク監視サーバa
が行う方が適当か、ネットワーク監視サーバcで行う方
が適当か判別することが必要になる。
理情報により各ネットワーク監視サーバが監視している
ネットワークグループの構成情報が伝達されているの
で、例えばネットワーク監視サーバaで前記(3)で説
明したトータル管理コストを算出し、そのもっとも小さ
い方にこれを行わせる。いまこの算出の結果、ネットワ
ーク監視サーバaで監視した方がこのコストが最小のと
き、ネットワーク監視サーバaで監視することになる。
すなわち、図11ののルートで監視が行われることに
なる。
のいずれにより求めることもできる。
づき説明する。第4の実施の形態では、全ネットワーク
を2つのサーバグループに分け、各サーバグループの代
表管理サーバ間で監視情報を通信して各ノード管理情報
を得、これを共有するものである。
と、ルータa1、a2と、ネットワーク監視サーバAで
構成されたノードグループAと、ノードnb1〜nb3
と、ルータb1、b2と、ネットワーク監視サーバBで
構成されたノードグループBとによりサーバグループ1
を構成する。なお、ネットワーク監視サーバA、Bはそ
れぞれノードグループA、Bを管理している。
1、c2と、ネットワーク監視サーバCで構成されたノ
ードグループCと、ノードnd1〜nd5と、ルータd
1と、ネットワーク監視サーバDで構成されたノードグ
ループDと、ノードne1〜ne3と、ルータe1、e
2と、ネットワーク監視サーバEで構成されたノードグ
ループEとによりサーバグループ2を構成する。なお、
ネットワーク監視サーバC、D、Eはそれぞれノードグ
ループC、D、Eを管理している。
ープ2をWANであるISDN網を経由して管理ノード
情報を通信するとき、サーバグループ1、2のどのネッ
トワーク監視サーバ間で交信を行うのが最適であるのか
選択することが必要である。
ぞれ仮代表サーバを適宜決める。そしてサーバグループ
1の仮代表サーバをネットワーク監視サーバAとし、サ
ーバグループ2の仮代表サーバをネットワーク監視サー
バCとする。
を行い、それぞれのサーバグループの管理サーバ情報を
通知し、システム構成を知らせる。それから仮代表サー
バAはネットワーク監視サーバBに対してサーバグルー
プ2の管理サーバ情報を通知してシステム構成を知らせ
る。また仮代表サーバCは、ネットワーク監視サーバ
D、Eに対してサーバグループ1の管理サーバ情報を通
知してシステム構成を知らせる。
は、通知された相手方のネットワーク監視サーバと自ネ
ットワーク監視サーバ間の通信コストを算出する。前記
(1)、(2)、(3)のいずれかにより算出する。例
えば前記(3)のトータル管理コストで計算する。
グループ2をみたとき、相手方のネットワーク監視サー
バC、D、Eのノード管理数(ノードとルータの数の
和)は下記の通りである。
視サーバC、D、Eのネットワークコストは下記の通り
である。
0+10=150 A−D間=10+10+10+100+10+10=1
50 A−E間=10+10+10+100+10+10+1
0=160 したがってトータル管理コストは下記の通りである。
ーク監視サーバC、D、Eのネットワークコストは下記
の通りである。
0=140 B−D間=10+10+100+10+10=140 B−E間=10+10+100+10+10+10=1
50 したがってトータル管理コストは下記の通りである。
果と、ネットワーク監視サーバBから送られてきた前記
ハの計算結果にもとづき、これらトータル管理コストの
安いものより通信の優先順位を決定する。その結果下記
1〜6の順位が決定される。
自方ネットワーク監視サーバなら仮代表サーバAが優先
され、相手方管理サーバならネットワークのIPアドレ
スグループの小さい管理サーバ(ここではC)が登録さ
れる。
をサーバグループ1の代表サーバと設定し、相手方のサ
ーバグループ2のネットワーク監視サーバCから情報を
取得するように設定する。サーバグループ2も同様にネ
ットワーク監視サーバCを代表サーバと設定し、相手方
のネットワーク監視サーバBから情報を取得するように
設定する。
ク監視サーバBからサーバグループ2の代表であるネッ
トワーク監視サーバCへの通信に対し、応答がない場合
は障害発生として動作し、前記計算順位により、次にコ
ストの安いネットワーク監視サーバD、Eの順で通信を
行うことにより通信を確立する。
ことにより、代表サーバが受信した相手方の管理情報を
そのグループの他のネットワーク監視サーバが共有する
ことになる。このようにして代表サーバを決めることに
よりサーバグループ1、2間の通信が短時間ですみ、コ
ストが安くなる。
説明する。第5の実施の形態ではノードna1〜na4
で構成されるグループAをネットワーク監視サーバAで
監視し、ノードnb1〜nb3で構成されるグループB
をネットワーク監視サーバBで監視し、ノードnc1〜
nc4で構成されるグループCをネットワーク監視サー
バCで監視し、ノードnd1〜nd3で構成されるグル
ープDをネットワーク監視サーバDで監視し、ノードn
b4、nd4をネットワーク監視サーバEで監視する。
ループ化してその一方、例えばネットワーク監視サーバ
AをマスタとしてこれがグループAとBを統合管理す
る。またネットワーク監視サーバCとDをグループ化し
てその一方例えばネットワーク監視サーバCをマスタと
してこれがグループCとDを統合管理する。
バでそのグループ全体の管理情報を持つ。そしてネット
ワーク監視サーバA、B、C、D、Eもネットワーク監
視グループとしてグループ化する。
監視状態の変化が、ネットワーク監視サーバにおけるト
ラブルに対しても各監視グループに瞬時に検出されるこ
とが可能となり、ネットワーク管理を強化することがで
きる。
ることにより、ノードnb4、nd4をネットワーク監
視サーバEのみでなく、ネットワーク監視サーバBまた
はDにより二重に監視することもできるので、重要な機
能のノードに対しては監視を強化することもできる。
5により説明する。第6の実施の形態ではネットワーク
監視サーバを集中監視するものである。
A、Bはそれぞれネットワーク監視サーバA、Bにより
監視されている。そしてこれらネットワーク監視サーバ
A、Bはネットワーク監視サーバCにより集中監視さ
れ、これらネットワーク監視サーバA、Bの監視情報は
のルートにより直ちにネットワーク監視サーバCに通
知される。従ってネットワーク監視クライアントAは、
のルートによりネットワーク監視サーバCをリモート
でみることにより、直ちにネットワーク監視サーバA及
びBの状態をみることができる。
に示す如く、ネットワークグループBの情報を、ネット
ワーク監視サーバCを経由して得ることができる。
行う際に、ネットワークに接続された各ノードを物理
的、論理的に管理し易い単位にグループ分けして各グル
ープ毎にネットワーク監視サーバを設置し、グループ内
のノードのみを管理対象にし、分割した各グループを統
合管理するマスタを設置することで監視によるトラフィ
ックの集中を分散し軽減し、またサーバの資源状態、監
視ノードグループ、監視対象ノード数、ネットワークコ
スト等を考慮して監視対象ノードと監視サーバを決定す
ることで最適なネットワーク監視を構築する。
ク構成認識の変更をグループ内で検出することで、構成
認識の変更を容易にし柔軟な対応を可能にする。
を相互に交換し共有することで、自身が直接監視してい
ないノードについても管理し、各グループのネットワー
ク監視サーバでネットワーク全体を監視することができ
る。
る手段を置き、監視サーバに異常が発生した場合、ノー
ドの監視と他グループとの情報交換機能を引き継ぐこと
により、グループ内のノード監視、ネットワーク全体で
のノード監視が支障なく行えるようにする。またグルー
プ内にバックアップを持たない場合は、分散した監視サ
ーバ間で障害発生等により他の監視サーバで発生した異
常状態を早期に検出し、その監視サーバが管理していた
ノードの監視を代理で引き継ぐことにより、ネットワー
ク全体でのノード監視が支障なく行えるようにすること
ができる。
ネットワーク監視装置間で相互に情報を交換し、ネット
ワーク全体を監視することが記載されているが、これは
同一同軸ケーブル毎に1つのネットワーク監視装置を設
置している。これに対して本発明は同一同軸ケーブルと
いった物理構成にとらわれず、ネットワークの通信回線
(LAN)、公衆回線(WAN)に対しても適用でき、
論理構成のネットワーク監視グループ毎に設置すればよ
く、さらなる監視効率の向上が見込まれるものである。
ットワークの監視装置間で運用情報を通知したり、監視
装置異常により他の監視装置が代行して監視の継続化を
はかることが記載されている。しかしこれには、本発明
におけるサブネットワークの監視装置間で運用情報を定
期的に通知することでサブネットワークにかかわらずノ
ード監視が可能になったり、追加、削除、変更によるノ
ード構成状態変更に対して即時通知によって認識が可能
になったり、監視装置異常により他の監視装置が代行し
て監視の継続化をはかることにより、バックアップ設定
またはネットワークコストにより代行監視装置が決定さ
れるものである。
荷なネットワーク要素の割り当てを変更し、負荷のかか
っているシステム要素の移動を行うことが記載されてい
る。しかしこれはネットワークを構成する通信装置の負
荷集中を避けてネットワークシステムの平滑化を行うこ
とを目的とするものであり、本発明の通信装置を監視す
るための分散管理とは目的、構成が異なる。
エントの異常をマネジャに通知することが記載されてい
るが、本発明ではマネージャ、エージエントの概念はな
く、監視装置間は対等な関係で分散管理を行うものであ
る。
することにより、SNMP通信によるノード管理を行っ
ていないノードに対しても管理が可能となる。
ノードに対しては、そのネットワークグループを監視し
ているネットワーク監視サーバより一括してノード監視
情報を提供してもらうことにより、SNMP通信を行わ
ずにノード管理情報を取得することが可能となり、ネッ
トワークトラフィックの負荷を軽減することが可能とな
る。
で情報交換を行うことにより、他のネットワーク構成の
変更もグループ化されたネットワーク監視サーバ間で早
期検出することが可能である。
り、ネットワーク管理の最適化を行うと共にサーバの負
担を軽減させることが可能となる。
かかる負担を均等化することにより、管理サーバの負荷
を軽減することが可能となる。
最適化することにより、ネットワーク上のトラフィック
を軽減することが可能となる。
ネットワークグループ内で新規に管理対象ノードを追加
するにあたり、最適なサーバに登録されることによって
管理サーバの負荷やネットワークトラフィックを抑える
ことが可能となり、大規模ネットワークの管理が可能と
なる。
ード数、監視ノードグループ、ネットワークコスト、回
線状態等の監視情報を各監視サーバ間で交換することに
よって、自監視サーバの負荷状態に加えて各監視サーバ
の負荷状態を把握する。
とで負荷率の低いサーバへ管理対象ノードを振り分ける
ことができるため、1サーバに負荷が集中することなく
ネットワーク監視が行える。
サーバを既存監視サーバが検出し、ネットワーク管理情
報を新規監視サーバへ転送する。ネットワーク管理情報
を受け取った新規監視サーバは、その情報から自分が受
け持つ監視対象ノード等を決定し、既存監視サーバへ通
知する。通知を受けた既存監視サーバは新規監視サーバ
で監視することになった監視対象ノードを、自分の管理
下から外し監視を継続する。
規監視サーバに分散させることによって1監視サーバに
かかる負担を軽減させることが可能になる。
報の交換をすることで監視サーバの異常状態を検出する
ことができる。異常を検出した監視サーバはネットワー
ク管理情報交換で入手している情報を元に、異常状態の
監視サーバが監視するネットワークの監視代行を行う。
ットワークの監視代行を行うことによって監視の継続が
可能になる。
ノード数、監視ノードグループ、ネットワークコスト、
回線状態等の監視情報を各監視サーバ間でやり取りする
ことで、自監視サーバの負荷状態に加えて各監視サーバ
の負荷状態を把握する。他監視サーバとネットワーク管
理情報の交換をすることで監視サーバの異常状態を検出
する。異常を検出した監視サーバはネットワーク管理情
報交換で入手している情報を元に、異常状態の監視サー
バが監視するネットワークの監視代行を行う。
ーバの負荷がかかりすぎているようであれば、他ネット
ワークの監視サーバに監視代行の分散を行い1監視サー
バの負担を軽減させることが可能になる。
情報の交換をすることで監視サーバの異常状態からの復
旧を検出することができる。ネットワーク監視の代行を
行っていた他ネットワークの監視サーバは、復旧した監
視サーバに対し現在のネットワーク管理情報を転送す
る。
管理情報を転送することで、本来監視を行っていた監視
サーバが継続してネットワーク監視に復帰することが可
能になる。
ットワーク構成情報を定期的に交換することにより、様
々なネットワーク構成に対応したネットワーク管理が可
能となる。
視サーバをネットワークコスト及びネットワーク監視サ
ーバの負荷などから自動的に最適なネットワーク監視サ
ーバ間で通信を行うことができるので、ネットワーク上
のトラフィックを軽減することができ、コストのかから
ない最適な通信を行うことができる。
とにより、代表サーバの運用状態に依存することなしに
継続してネットワーク管理を行うことが可能となる。
の監視状態の変化が、各監視グループに瞬時に検出され
ることが可能となり、ネットワーク管理を強化すること
が可能となる。
る。
る。
検出説明図である。
である。
Claims (15)
- 【請求項1】ネットワーク分散管理システムにおいて、 ネットワークに接続された複数のノードを複数のグルー
プに分けてネットワークグループを構成し、 各ネットワークグループ毎にネットワーク監視サーバを
設置し、 各ネットワークグループのネットワーク監視サーバが、
他のネットワーク監視サーバの持っている管理情報を取
得し、共有することにより、ネットワーク監視を行うこ
とを特徴とするネットワーク分散管理システム。 - 【請求項2】前記ネットワーク監視サーバは、そのネッ
トワークグループ内のノードの追加・削除・変更に対
し、他のネットワークグループのネットワーク監視サー
バに対してこれを通知することにより、他のネットワー
ク監視サーバにおいてもこの追加・削除・変更を即時に
認識することが可能であることを特徴とする請求項1記
載のネットワーク分散管理システム。 - 【請求項3】前記ネットワークグループ内で新規にネッ
トワーク監視サーバをグループ化した時に、 グループ内にノード管理が重複している場合には、自動
的にノード管理数の少ないネットワーク監視サーバが重
複したノードを監視することにより、ネットワークノー
ド管理の最適化を行うと共にネットワーク管理システム
の負荷を均等化することを特徴とする請求項1記載のネ
ットワーク分散管理システム。 - 【請求項4】前記ネットワークグループ内で新規に管理
対象ノードを追加する時に、ネットワーク監視サーバ
の、管理対象ノード数及びネットワーク監視サーバが監
視しているノードグループ状態等の資源状態を考慮し
て、監視を行うことに対して最適なネットワーク監視サ
ーバを選択することを特徴とする請求項1記載のネット
ワーク分散管理システム。 - 【請求項5】前記ネットワークグループ内で新規に管理
対象ノードを追加する時に、ネットワークコスト、回線
状態等のネットワークの資源状態を考慮して監視を行う
ことに対して最適なネットワーク監視サーバを選択する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク分散管理
システム。 - 【請求項6】前記ネットワークグループ内で新規に管理
対象ノードを追加監視を行うことに対し、最適なネット
ワーク監視サーバに登録されることを特徴とする請求項
1記載のネットワーク分散管理システム。 - 【請求項7】1つのネットワーク監視サーバにかかる負
担の一部を他のネットワーク監視サーバに振り分けるこ
とによりネットワーク管理システムの負担を均等化する
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク分散管理
システム。 - 【請求項8】ネットワーク監視を継続したままネットワ
ーク管理システムを追加設置できる機能を有し、既存の
ネットワーク管理システムの監視ノードを新規監視サー
バに分散させることによりネットワーク管理システムの
負担を軽減させることを特徴とする請求項1記載のネッ
トワーク分散管理システム。 - 【請求項9】ネットワーク内のネットワーク監視サーバ
の異常状態を他のネットワーク監視サーバが検出できる
機能を有し、異常を検出したネットワーク監視サーバが
ネットワーク監視を代行することで異常状態のネットワ
ーク監視サーバが監視するネットワークの監視を継続し
て行うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク分
散管理システム。 - 【請求項10】ネットワークグループ内における各ネッ
トワーク監視サーバの資源状態、管理対象ノード数、監
視しているノードグループ等を把握し、監視に最も適し
たネットワーク監視サーバを選択する機能と、ネットワ
ークコスト、回線状態等を把握して監視に最も適したネ
ットワーク監視サーバを選択する機能と、ネットワーク
監視サーバの異常状態を他ネットワークのネットワーク
監視サーバが検出できる機能と、異常を検出したネット
ワーク監視サーバがネットワーク監視を代行することで
異常状態のネットワーク監視サーバが監視するネットワ
ークの監視を継続して行える機能を有し、ネットワーク
監視の代行を行っているネットワーク監視サーバの負担
を軽減させネットワーク監視代行を行えるようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載のネットワーク分散管理シ
ステム。 - 【請求項11】異常状態のネットワーク監視サーバ復旧
状態を他ネットワークのネットワーク監視サーバが検出
できる機能と、代行ネットワーク監視サーバよりネット
ワーク監視情報を転送できる機能を有し、異常状態のネ
ットワーク監視サーバ復旧後にネットワーク監視情報引
継ぎを自動的に行いネットワーク監視を継続することが
可能であることを特徴とする請求項1記載のネットワー
ク分散管理システム。 - 【請求項12】ネットワーク管理グループ内の代表ネッ
トワーク監視サーバ間でデータを交換することにより、
他のサーバグループが管理するネットワークグループを
認識してネットワーク構成として管理が可能であること
を特徴とする請求項1記載のネットワーク分散管理シス
テム。 - 【請求項13】グループ間通信を行う管理システムは初
期通信時のみ決定し、他ネットワークグループと通信を
行う時に、グループ間通信のネットワーク監視サーバを
ネットワークコスト及びネットワーク監視サーバの負荷
等から自動的に最適なネットワーク監視サーバ間で通信
を行うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク分
散管理システム。 - 【請求項14】代表ネットワーク監視サーバとの交信途
絶により、他のネットワーク管理グループ内の別のネッ
トワーク監視サーバと通信を行う場合、初期通信時にネ
ットワークコスト及びネットワーク監視サーバの負荷等
から自動的に最適なネットワーク監視サーバの交信順位
を求めておき、この交信順位により通信を確立すること
により代表ネットワーク監視サーバの運用状態に依存す
ることなしにネットワーク構成情報取得が可能であるこ
とを特徴とする請求項1記載のネットワーク分散管理シ
ステム。 - 【請求項15】ネットワーク管理を、複数のネットワー
ク管理グループで重複登録して行うことにより、ネット
ワークグループの監視を強化することが可能であること
を特徴とする請求項1記載のネットワーク分散管理シス
テム。
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