JP2010041502A - ネットワーク監視システム、監視装置、ネットワーク監視方法及びプログラム - Google Patents

ネットワーク監視システム、監視装置、ネットワーク監視方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫することなく、被監視装置に障害が多く発生した場合でも障害情報が確実に通知されるようにする。
【解決手段】ネットワークを構成するネットワーク装置である被監視装置40a〜40hから送信された障害情報を受信する複数の下位監視装置30a〜30dと、下位監視装置30a〜30dが受信した障害情報を集約する複数の上位監視装置20a,20bとを有し、上位監視装置20a,20bの数が下位監視装置30a〜30dの数よりも少ないネットワーク監視システムであって、下位監視装置30a〜30dは、被監視装置40a〜40hから送信された障害情報を受信すると、その障害情報を受信する前までに被監視装置40a〜40hから受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である受信レートに応じ、受信した障害情報を送信する上位監視装置20a,20bを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多段構成のネットワーク監視システム、監視装置、ネットワーク監視方法及びプログラムに関する。
ネットワークを構成する伝送装置等のネットワーク装置は、ネットワークの信頼性確保の観点から、通常、監視装置によりその稼働状況が監視されている。
また、近年、情報通信網の発展によってネットワークの大規模化が進んできており、ネットワークを構成するネットワーク装置の数も増加してきている。ネットワークが大規模になってネットワーク装置の数が増えた場合、複数の監視装置を準備し、それらの監視装置を多段構成にしてネットワーク装置の監視を行うのが一般的である。
ここで、大規模なネットワークにおいてネットワーク監視システムによってネットワーク装置を監視する方法を以下に説明する。
図8は、大規模なネットワークにおけるネットワーク監視システムの一例を示す図である。
図8に示す大規模なネットワークにおけるネットワーク監視システムは、複数の監視端末210a,210bと、複数の上位監視装置220a,220bと、複数の下位監視装置230a〜230dと、複数の被監視装置240a〜240hとを備えている。被監視装置240a〜240hは、伝送装置等のネットワーク装置を想定している。
被監視装置240a,240bは、自装置に障害が発生すると、障害が発生したことを通知するための障害情報を自装置と接続されている下位監視装置230aへ送信する。他の被監視装置240c〜240hも同様に、自装置において障害が発生した場合、自装置と接続されている下位監視装置230b〜230dへ障害情報を送信する。
下位監視装置230a〜230dは、被監視装置240a〜240hから送信された障害情報を受信し、受信した障害情報を自装置と接続された上位監視装置220aまたは上位監視装置220bへ送信する。
上位監視装置220a,220bは、下位監視装置230a〜230dから送信されてきた障害情報を集約して自装置と接続された監視端末210aまたは監視端末210bへ送信する。
監視端末210a,210bは、上位監視装置220a,220bから送信された障害情報を受信し、受信した障害情報を表示することによって被監視装置240a〜240hに障害が発生したことをネットワークの運用者へ通知する。
図8に示したネットワーク監視システムにおいて、被監視装置240a〜240dで多くの障害が同時に発生した場合、被監視装置240a〜240dの障害情報を集約する上位監視装置220aの負荷が増え、処理能力を超えてしまうことが想定される。この場合、上位監視装置220aは、障害情報を受信してもその受信した障害情報を破棄したり、さらには、取得することさえもできなくなってしまったりする。その結果、障害情報が運用者へ通知されず、障害が更に拡大してしまうことがある。
そこで、被監視装置に障害が多く発生した場合でも、障害情報が確実に通知される技術が求められ、それを可能にする技術として、例えば、特許文献1に開示されているものがある。
図9は、大規模なネットワークにおけるネットワーク監視システムの他の例を示す図である。
図9に示すネットワーク監視システムにおいて、特許文献1に開示されている技術では、被監視装置340、下位監視装置330、中位監視装置325、上位監視装置320との間で定期的にポーリング信号を送受信することにより互いのアドレスを通知し合っている。各装置は、通知されたアドレスから障害情報の通知先リストを作成する。そして、障害情報を送信する装置は、障害情報を送信する場合、その通知先リストが示す送信先へ障害情報を送信する。
このとき、障害情報を送信する装置は、障害情報が送信先へ正しく送信できなかった場合、通知先リストにある別の監視装置へ障害情報を送信し直す。従って、障害情報が送信された監視装置が処理能力を超えていることによって障害情報を受信できない状態にあっても、障害情報は他の監視装置に送信されるため、障害情報が運用者へ通知されないという事態を回避することができる。
例えば、図9に示す被監視装置340に障害が発生して、被監視装置340が障害情報を送信する場合、通信先リストの1番目に下位監視装置330が示されていたとすると、被監視装置340は、まず下位監視装置330へ障害情報を送信する。このとき、この障害情報が正しく下位監視装置330に送信されなかった場合、被監視装置340は、通信先リストの2番目に示されている監視装置へ障害情報を送信する。ここで、通信先リストの2番目に示されている監視装置が中位監視装置325であった場合、被監視装置340は、障害情報を中位監視装置325へ送信する。
特開2001−53727号公報
上述したように、特許文献1に開示されている技術では、被監視装置と監視装置との間と、監視装置間とで定期的にポーリング信号を送受信することにより通知先リストを作成している。
この場合、定期的なポーリング信号の送受信によってネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫してしまうという問題点がある。
また、障害情報の送信側は、障害情報が正しく送信先の監視装置に送信されなかった場合、別の監視装置へ送信し直すため、無駄なトラフィックが発生してネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫してしまうという問題点がある。
本発明は、ネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫することなく、被監視装置に障害が多く発生した場合でも障害情報が確実に通知されるネットワーク監視システム及びネットワーク監視方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信する複数の下位監視装置と、該複数の下位監視装置と接続され、該複数の下位監視装置が受信した障害情報を集約する複数の上位監視装置とを有し、該上位監視装置の数が前記下位監視装置の数よりも少ないネットワーク監視システムであって、
前記下位監視装置は、前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である第1の受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する。
また、ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信し、前記障害情報を集約する複数の上位監視装置と接続された下位監視装置であって、
前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する。
また、ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信する複数の下位監視装置と、該複数の下位監視装置と接続され、該複数の下位監視装置が受信した障害情報を集約する複数の上位監視装置とを有し、該上位監視装置の数が前記下位監視装置の数よりも少ないネットワーク監視システムにおけるネットワーク監視方法であって、
前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である第1の受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する処理を有する。
また、ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信し、前記障害情報を集約する上位監視装置と接続された下位監視装置に、
前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する機能を実現させる。
本発明は以上説明したように構成されているので、ポーリング信号や無駄なトラフィックによってネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫してしまうことを回避しつつ、被監視装置に障害が多く発生した場合でも障害情報が確実に通知される。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のネットワーク監視システムの第1の実施の形態を示す図である。
本形態のネットワーク監視システムは図1に示すように、複数の監視端末10a,10bと、複数の上位監視装置20a,20bと、複数の下位監視装置30a〜30dと、複数の被監視装置40a〜40hとを備えている。被監視装置40a〜40hは、伝送装置等のネットワーク装置を想定している。
被監視装置40a,40bは、下位監視装置30aに接続されている。他の被監視装置40c〜40hも同様に、下位監視装置30b〜30dに接続されている。
被監視装置40a〜40hは、自装置に障害が発生すると、障害が発生したことを通知するための障害情報を自装置と接続されている下位監視装置30a〜30dへ送信する。なお、障害情報には、被監視装置40a〜40hを一意に識別できる被監視装置ID(Identification)が含まれている。
監視端末10a,10bは、それぞれ上位監視装置20a,20bと接続されており、障害が発生している被監視装置40a〜40hの名称を含む障害発生情報を上位監視装置20a,20bから受信し、受信した障害発生情報を表示することによって被監視装置40a〜40hに障害が発生したことをネットワークの運用者へ通知する。
上位監視装置20a,20bは、それぞれ監視端末10a,10bと接続されている。また、下位監視装置30a〜30dと接続されており、下位監視装置30a〜30dから送信されてきた障害情報を集約している。
図2は、図1に示した上位監視装置20aの一構成例を示すブロック図である。なお、上位監視装置20bも同じ構成である。
図2に示すように上位監視装置20aは、障害情報受信部21と、障害情報送信部22と、局データ部23とを備えている。
障害情報受信部21は、下位監視装置30a〜30dから送信された障害情報を受信し、受信した障害情報を障害情報送信部22へ出力する。
障害情報送信部22は、障害情報受信部21から出力された障害情報を受けると、その障害情報に含まれる被監視装置IDと局データ部23が記憶している被監視装置IDとを比較することにより、障害が発生している被監視装置40a〜40hを判定する。そして、障害が発生している被監視装置40a〜40hの名称を局データ部23から取得し、取得した被監視装置の名称を含む障害発生情報を監視端末10aへ送信する。
局データ部23は、被監視装置IDと被監視装置の名称とを対応付けて記憶している。なお、上位監視装置20a,20bの局データ部23には同じ内容が記憶されている。
下位監視装置30a〜30dは、上位監視装置20a,20bの両方に接続されている。
図3は、図1に示した下位監視装置30aの構成を示すブロック図である。なお、下位監視装置30b〜30dも同じ構成である。
図3に示すように下位監視装置30aは、障害情報受信部31と、障害情報送信部32と、受信数比較部33とを備えている。
障害情報受信部31は、被監視装置40a,40bから送信された障害情報を受信し、受信した障害情報を障害情報送信部32へ出力する。
障害情報送信部32は、障害情報受信部31から出力された障害情報を受けると、その障害情報を上位監視装置20a,20bが受信できる形式に変換する。そして、受信数比較部33が記憶している障害情報受信数をインクリメントする。そして、受信数比較部33が記憶している障害情報の送信先である上位監視装置20aまたは上位監視装置20bのどちらかを示す送信先フラグを確認し、確認した送信先フラグが示す上位監視装置20aまたは上位監視装置20bへ形式変換した障害情報を送信する。なお、送信先フラグは、初期設定としては、予め決められた上位監視装置20aまたは上位監視装置20bのどちらかを示している。
受信数比較部33は、以下に示す情報を記憶している。
(1)障害情報受信部31が受信した障害情報受信数。
(2)(1)の障害情報受信数に基づいて算出された単位時間当たりの障害情報受信数であって第1の受信レートである下位受信レート。
(3)送信先フラグ。
(4)送信先フラグの切り替えのために下位受信レートと比較される閾値である送信先変更規定値。
また、受信数比較部33は、自身が記憶している下位受信レートと送信先変更規定値とを一定時間間隔で比較し、その比較結果に応じて送信先フラグを切り替える動作を行う。
以下に、下位監視装置30aの受信数比較部33が行う送信先フラグ切り替え動作について説明する。
図4は、図3に示した下位監視装置30aの受信数比較部33が行う送信先フラグ切り替え動作を説明するためのフローチャートである。なお、他の下位監視装置30b〜30dも同じ動作を行う。
受信数比較部33は、一定時間間隔で、自身が記憶している下位受信レートが送信先変更規定値よりも大きいかどうかを確認する(ステップS1)。
ステップS1における確認の結果、下位受信レートが送信先変更規定値よりも大きな場合、受信数比較部33は、送信先フラグの切り替えを行う(ステップS2)。
次に、受信数比較部33は、障害情報受信数を0にする(ステップS3)。
一方、ステップS1における確認の結果、下位受信レートが送信先変更規定値以下であった場合、送信先フラグの切り替えを行わずに処理を終了する。
以下に、上記のように構成されたネットワーク監視システムにおいて、被監視装置40aで発生した障害の情報が監視端末10aまたは監視端末10bへ送信される場合の動作について説明する。
図5は、図1〜図3に示したネットワーク監視システムにおいてネットワーク監視を行う場合の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、被監視装置40aは、自装置において障害が発生すると、下位監視装置30aへ障害情報を送信する(ステップS51)。なお、この障害情報には被監視装置40aを一意に識別する被監視装置IDが含まれている。
下位監視装置30aの障害情報受信部31は、被監視装置40aから送信された障害情報を受信する(ステップS52)。
そして、障害情報受信部31は、被監視装置40aから受信した障害情報を障害情報送信部32へ出力する。
障害情報送信部32は、障害情報受信部31から出力された障害情報を上位監視装置20a,20bが受信できる形式に変換する(ステップS53)。
次に、障害情報送信部32は、受信数比較部33が記憶している障害情報受信数をインクリメントする(ステップS54)。
そして、障害情報送信部32は、受信数比較部33が記憶している送信先フラグを確認する(ステップS55)。なお、送信先フラグには、障害情報を送信する上位監視装置20aまたは上位監視装置20bのどちらかが示されている。どちらが示されているかは、図4のフローチャートで示した送信先フラグ切り替え動作において、受信数比較部33が自身が記憶している下位受信レートと送信先変更規定値とを比較した結果による。
ステップS55における確認の結果、送信先フラグが上位監視装置20aを示していた場合、障害情報送信部32は、ステップS53において形式変換した障害情報を上位監視装置20aへ送信する(ステップS56)。
一方、ステップS55における確認の結果、送信先フラグが上位監視装置20bを示していた場合、障害情報送信部32は、ステップS53において形式変換した障害情報を上位監視装置20bへ送信する(ステップS57)。
ステップS56の動作によって障害情報が上位監視装置20aに送信された場合、上位監視装置20aの障害情報受信部21は障害情報を受信する(ステップS58)。
そして、上位監視装置20aの障害情報受信部21は、下位監視装置30aから受信した障害情報を障害情報送信部22へ出力する。
上位監視装置20aの障害情報送信部22は、障害情報受信部21から出力された障害情報に含まれる被監視装置IDと局データ部23に記憶された被監視装置IDとを比較することにより、被監視装置40aで障害が発生していると判定する。
そして、上位監視装置20aの障害情報送信部22は、被監視装置40aの名称を局データ部23から取得し、被監視装置40aの名称を含む障害発生情報を監視端末10aへ送信する(ステップS59)。
一方、ステップ57の動作によって障害情報が上位監視装置20bに送信された場合、上位監視装置20bの障害情報受信部21は障害情報を受信する(ステップS60)。
そして、上位監視装置20bの障害情報受信部21は、下位監視装置30aから受信した障害情報を障害情報送信部22へ出力する。
上位監視装置20bの障害情報送信部22は、障害情報受信部21から出力された障害情報に含まれる被監視装置IDと局データ部23に記憶された被監視装置IDとを比較することにより、被監視装置40aで障害が発生していると判定する。
そして、上位監視装置20bの障害情報送信部22は、被監視装置40aの名称を局データ部23から取得し、被監視装置40aの名称を含む障害発生情報を監視端末10aへ送信する(ステップS61)。
このように本形態においては、下位監視装置30a〜30dは、下位受信レートに応じて切り替えられる送信先フラグを利用することによって送信した障害情報数の少ない、つまり負荷の少ない上位監視装置20a,20bへ障害情報を送信する。従って、被監視装置40a〜40hに障害が多く発生している場合でも、ネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫することなく、障害の発生が確実に通知される。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態では、下位監視装置30a〜30dが下位受信レートに応じて切り替えられる送信先フラグによって障害情報を送信する上位監視装置20aまたは上位監視装置20bを決定する場合について説明した。
第2の実施の形態では、上位監視装置が自身が受信した障害情報の受信レートを記憶し、その受信レートを下位監視装置に通知し、下位監視装置が通知された受信レートに応じて障害情報を送信する上位監視装置を決定する場合について説明する。
図6は、図1に示した上位監視装置の他の構成例を示すブロック図である。
図6に示すように本形態の上位監視装置120aは、図2に示した上位監視装置20aと比較すると受信数計測部24が追加されている点が異なる。なお、本形態において図1に示した上位監視装置20bに相当する他の上位監視装置120b(不図示)も上位監視装置120aと同じ構成である。
本形態において受信数計測部24は、下位監視装置30a〜30dから送信されてきた障害情報受信数を記憶しており、その障害情報受信数に基づいて単位時間当たりの障害情報受信数であり、第2の受信レートである上位受信レートを算出して記憶している。
また、本形態において下位監視装置30a〜30dの障害情報送信部32は、障害情報受信部31から出力された障害情報を受けると、受信した障害情報を上位監視装置120aまたは上位監視装置120bへ送信する前に、障害情報を受信することが可能かどうかを問い合わせるための受信可否照会通知を予め決められた上位監視装置120aまたは上位監視装置120bへ送信する。
上位監視装置120a,120bの障害情報受信部21は、下位監視装置30a〜30dから送信された受信可否照会通知を受信すると、受信数計測部24が記憶している上位受信レートを受信可否照会通知の送信元の下位監視装置30a〜30dへ送信する。なお、上述した受信可否照会通知を利用した通信で送受信される情報は、データ量としては非常に小さなものであり、また、下位監視装置と上位監視装置との間のみでやりとりされるものである。従って、ネットワーク監視システム内の回線の帯域を圧迫するようなものではない。
下位監視装置30a〜30dの障害情報送信部32は、上位監視装置120a,120bから受信した上位受信レートと受信数比較部33が記憶している予め決められた閾値である送信先判定規定値とを比較することにより、障害情報を送信する上位監視装置120a,120bを決定する。
以下に、上記のように構成されたネットワーク監視システムにおいて、被監視装置40aで発生した障害の情報が監視端末10aまたは監視端末10bへ送信される場合の動作について説明する。
図7は、図1,図2及び図6に示したネットワーク監視システムにおいてネットワーク監視を行う場合の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。
まず、被監視装置40aは、自装置において障害が発生すると、下位監視装置30aへ障害情報を送信する(ステップS101)。
下位監視装置30aの障害情報受信部31は、被監視装置40aから送信された障害情報を受信する(ステップS102)。
そして、障害情報受信部31は、被監視装置40aから受信した障害情報を障害情報送信部32へ出力する。
障害情報送信部32は、障害情報受信部31から出力された障害情報を上位監視装置120a,120bが受信することができる形式に変換する(ステップS103)。
次に、障害情報送信部32は、受信可否照会通知を上位監視装置120aへ送信する(ステップS104)。
上位監視装置120aの障害情報受信部21は、下位監視装置30aから送信された受信可否照会通知を受信し(ステップS105)、受信数計測部24が記憶している上位受信レートを取得する(ステップS106)。
そして、障害情報受信部21は、取得した上位受信レートを受信可否照会通知の送信元である下位監視装置30aへ送信する(ステップS107)。
下位監視装置30aの障害情報送信部32は、上位監視装置120aから送信された上位受信レートを受信する(ステップS108)。
そして、障害情報送信部32は、上位監視装置120aから受信した上位受信レートが受信数比較部33に記憶されている送信先判定規定値よりも大きいかどうかを判定する(ステップS109)。
ステップS109における判定の結果、上位受信レートが送信先判定規定値以下であった場合、障害情報送信部32は、ステップS103において形式変換した障害情報を上位監視装置120aへ送信する(ステップS110)。
一方、ステップS109における判定の結果、上位受信レートが送信先判定規定値よりも大きな場合、障害情報送信部32は、ステップS103において形式変換した障害情報を上位監視装置120bへ送信する(ステップS111)。
以降の動作であるステップS112〜S115は、図5に示したフローチャートのステップS58〜S61の動作と同じなので、説明を省略する。
なお、本形態においては、下位監視装置30aは、受信可能照会通知を上位監視装置120aへ送信するように予め決められていたが、受信可能照会通知を送信する上位監視装置120a,120bは任意に決めることができる。
このように本形態においては、上位監視装置120a,120bは、上位受信レートを記憶し、その上位受信レートを下位監視装置30a〜30dへ通知する。従って、下位監視装置30a〜30dは、上位監視装置120a,120bの負荷状態を正確に把握でき、負荷の少ない上位監視装置120a,120bへの障害情報の送信をより確実に行うことができる。
なお、上述した2つの形態では、1つの下位監視装置に接続された被監視装置の数が2つである場合について説明したが、1つの下位監視装置に接続される被監視装置の数は2つに限定されるものではない。
また、上述した2つの形態では、監視装置が2段階構成となっている場合について説明したが、2段階構成に限定されるものではない。
また、本発明においては、下位監視装置及び上位監視装置内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを下位監視装置及び上位監視装置にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを下位監視装置及び上位監視装置に読み込ませ、実行するものであっても良い。下位監視装置及び上位監視装置にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、下位監視装置及び上位監視装置に内蔵されたHDDなどを指す。
本発明のネットワーク監視システムの第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した上位監視装置の一構成例を示すブロック図である。 図1に示した下位監視装置の構成を示すブロック図である。 図3に示した下位監視装置の受信数比較部が行う送信先フラグ切り替え動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したネットワーク監視システムにおいてネットワーク監視を行う場合の動作の一例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した上位監視装置の他の構成例を示すブロック図である。 図1に示したネットワーク監視システムにおいてネットワーク監視を行う場合の動作の他の例を説明するためのフローチャートである。 大規模なネットワークにおけるネットワーク監視システムの一例を示す図である。 大規模なネットワークにおけるネットワーク監視システムの他の例を示す図である。
符号の説明
10a,10b,210a,210b 監視端末
20a,20b,120a,120b,220a,220b,320 上位監視装置
21,31 障害情報受信部
22,32 障害情報送信部
23 局データ部
24 受信数計測部
30a〜30d,230a〜230d,330 下位監視装置
33 受信数比較部
40a〜40h,240a〜240h,340 被監視装置
325 中位監視装置

Claims (12)

  1. ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信する複数の下位監視装置と、該複数の下位監視装置と接続され、該複数の下位監視装置が受信した障害情報を集約する複数の上位監視装置とを有し、該上位監視装置の数が前記下位監視装置の数よりも少ないネットワーク監視システムであって、
    前記下位監視装置は、前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である第1の受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定するネットワーク監視システム。
  2. 請求項1に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記下位監視装置は、前記ネットワーク装置から送信された障害情報の送信先として予め決められた上位監視装置を示す送信先フラグを有し、前記第1の受信レートが予め決められた閾値よりも大きな場合に、前記送信先フラグを切り替えることによって前記障害情報の送信先となる上位監視装置を変更するネットワーク監視システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記上位監視装置は、前記下位監視装置から送信された障害情報の単位時間当たりの受信数である第2の受信レートを通知し、
    前記下位監視装置は、前記上位監視装置から通知された前記第2の受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定するネットワーク監視システム。
  4. 請求項3に記載のネットワーク監視システムにおいて、
    前記上位監視装置は、前記下位監視装置から送信された障害情報を受信できるかどうかを照会するための受信可否照会通知を受信すると、前記第2の受信レートを前記下位監視装置へ通知し、
    前記下位監視装置は、前記ネットワーク装置から障害情報を受信すると、前記受信可否照会通知を予め決められた上位監視装置へ送信し、該予め決められた上位監視装置から前記第2の受信レートの通知を受けると、該通知された第2の受信レートが予め決められた閾値以下であった場合、前記受信した障害情報を前記予め決められた上位監視装置へ送信し、前記通知された第2の受信レートが予め決められた閾値よりも大きな場合、他の上位監視装置へ前記受信した障害情報を送信するネットワーク監視システム。
  5. ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信し、前記障害情報を集約する複数の上位監視装置と接続された下位監視装置であって、
    前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する下位監視装置。
  6. 請求項5に記載の下位監視装置において、
    前記ネットワーク装置から送信された障害情報の送信先として予め決められた上位監視装置を示す送信先フラグを有し、前記受信レートが予め決められた閾値よりも大きな場合に、前記送信先フラグを切り替えることによって前記障害情報の送信先となる上位監視装置を変更する下位監視装置。
  7. ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信する複数の下位監視装置と、該複数の下位監視装置と接続され、該複数の下位監視装置が受信した障害情報を集約する複数の上位監視装置とを有し、該上位監視装置の数が前記下位監視装置の数よりも少ないネットワーク監視システムにおけるネットワーク監視方法であって、
    前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である第1の受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する処理を有するネットワーク監視方法。
  8. 請求項7に記載のネットワーク監視方法において、
    前記第1の受信レートが予め決められた閾値よりも大きな場合に、前記ネットワーク装置から送信された障害情報の送信先として予め決められた上位監視装置を示す送信先フラグを切り替えることによって前記障害情報の送信先となる上位監視装置を変更する処理を有するネットワーク監視方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載のネットワーク監視方法において、
    前記下位監視装置から送信された障害情報の単位時間当たりの受信数である第2の受信レートを通知する処理と、
    前記上位監視装置から通知された前記第2の受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する処理とを有するネットワーク監視方法。
  10. 請求項9に記載のネットワーク監視方法において、
    前記ネットワーク装置から障害情報を受信すると、該障害情報を受信できるかどうかを照会するための受信可否照会通知を予め決められた上位監視装置へ送信する処理と、
    前記受信可否照会通知を受信すると、前記第2の受信レートを前記下位監視装置へ通知する処理と、
    前記第2の受信レートの通知を受けると、該通知された第2の受信レートが予め決められた閾値以下であった場合、前記受信した障害情報を前記予め決められた上位監視装置へ送信し、前記通知された第2の受信レートが予め決められた閾値よりも大きな場合、他の上位監視装置へ前記受信した障害情報を送信する処理とを有するネットワーク監視方法。
  11. ネットワークを構成するネットワーク装置から送信された障害情報を受信し、前記障害情報を集約する上位監視装置と接続された下位監視装置に、
    前記ネットワーク装置から送信された障害情報を受信すると、該障害情報を受信する前までに前記ネットワーク装置から受信した障害情報の単位時間当たりの受信数である受信レートに応じ、前記受信した障害情報を送信する上位監視装置を決定する機能を実現させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムにおいて、
    前記受信レートが予め決められた閾値よりも大きな場合に、前記ネットワーク装置から送信された障害情報の送信先として予め決められた上位監視装置を示す送信先フラグを切り替えることによって前記障害情報の送信先となる上位監視装置を変更する機能を実現させるためのプログラム。
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