JP7021340B2 - 内視鏡用プロセッサ装置、内視鏡管理システム、及び内視鏡データ収集サーバ - Google Patents

内視鏡用プロセッサ装置、内視鏡管理システム、及び内視鏡データ収集サーバ Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡スコープ等に対する操作等に関する操作情報などの内視鏡稼働データを収集するための内視鏡用プロセッサ装置、内視鏡管理システム、及び内視鏡データ収集サーバに関する。
医療分野においては、内視鏡スコープ、光源装置、プロセッサ装置を備える内視鏡システムを用いる内視鏡診断が行われている。内視鏡システムにおいては、例えば、光源装置の場合であれば、キセノンランプのような経年劣化し易い光源ランプを用いている場合であれば、定期的な交換が必要となる。しかしながら、メンテナンスすべき時期や交換時期については、内視鏡システム毎にそれぞれ異なっているため、どのようなタイミングでメンテナンスを行えばよいかが分からないことが多かった。
これに対して、特許文献1では、内視鏡用プロセッサ装置内において、内視鏡用プロセッサに接続された機器を監視するための監視回路を設け、監視回路による監視結果を、ネットワークに接続されたサービス用サーバに報知するようにしている。これにより、サービス用サーバにて、メンテナンス時期等を把握することができるようになる。
特開2002-263063号公報
近年では、光源の使用時間などメンテナンスに関する直接的な情報だけでなく、電源のオン、オフの情報、照明光または画像処理を切り替えるためのモード切替スイッチの操作情報、又は、内視鏡スコープの挿入部の先端部を湾曲させるためのアングルノブの操作情報など、メンテナンスに直接的に関わらない間接的な情報など内視鏡の稼働に関する内視鏡稼働データについて収集することによって、更に効率的なメンテナンスが行われるようにしつつある。
内視鏡稼働データのうち、内視鏡の診断中に行われる操作に関する操作情報についても、リアルタイムに送信することが好ましい。したがって、ネットワークに異常が発生した場合、または、内視鏡稼働データを収集する内視鏡データ収集サーバに異常が生じたとしても、内視鏡稼働データに対する通信の信頼性を確保することにより、内視鏡稼働データの収集のために設けられるアクセスポイントに対して、内視鏡稼働データを確実に且つ効率的に送信できるようにすることが求められている。
本発明は、ネットワーク等に異常が生じたとしても、内視鏡稼働データに対する通信の信頼性を確保することができる内視鏡用プロセッサ装置、内視鏡管理システム、及び内視鏡データ収集サーバを提供することを目的とする。
本発明は、内視鏡稼働データの収集又は保守用遠隔制御のために設けられる複数のアクセスポイントに対して、特定のネットワークを介して、接続可能な内視鏡用プロセッサ装置において、複数のアクセスポイントに対して、接続リクエストを送信する接続リクエスト送信部と、接続リクエストに対する各アクセスポイントから発せられるレスポンス情報を受信するレスポンス情報受信部と、レスポンス情報に基づいて、複数のアクセスポイントの中から常時接続する常時接続用アクセスポイントを決定する接続アクセスポイント決定部と、内視鏡稼働データを、常時接続用アクセスポイントに向けて、送信する稼働データ送信部とを備え、内視鏡稼働データは、プロセッサ操作部、内視鏡スコープのスコープ操作部、光源装置の光源操作部に対する操作に関する操作情報、又は、プロセッサ内処理部、内視鏡スコープに含まれるスコープ内処理部、光源装置に含まれる光源装置内処理部における処理情報を含み、稼働データ送信部は、内視鏡稼働データ生成毎に、常時接続用アクセスポイントに送信し、各アクセスポイントには、内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバが接続されており、常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、稼働データ送信部から送信された内視鏡稼働データを収集し、且つ、収集した内視鏡稼働データを、常時接続用アクセスポイント以外のアクセスポイントに接続された内視鏡データ収集サーバに配信する。
接続アクセスポイント決定部は、接続リクエストとレスポンス情報を用いて、各アクセスポイントに接続が完了するまでの接続時間をそれぞれ算出し、接続時間のうち最も短い接続時間で接続が完了したアクセスポイントを、常時接続用アクセスポイントとして決定することが好ましい。
各アクセスポイントには、内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバが接続されており、常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、稼働データ送信部から送信された内視鏡稼働データを収集し、且つ、収集した内視鏡稼働データを、常時接続用アクセスポイント以外のアクセスポイントに接続された内視鏡データ収集サーバに配信することが好ましい。各アクセスポイントの内視鏡データ収集サーバで収集した複数の内視鏡稼働データは特定の内視鏡用データベースに集められ、且つ、特定の内視鏡用データベースにおいて複数の内視鏡稼働データのいずれかが登録されることが好ましい。
本発明は、常時接続用アクセスポイントとの通信状況をモニタリングするモニタリング部と、通信状況に応じて、常時接続用アクセスポイントを他のアクセスポイントに変更するアクセスポイント変更部とを備えることが好ましい。特定のネットワークには、内視鏡スコープの保守用遠隔制御に用いられる保守用遠隔制御装置が接続されている内視鏡用プロセッサ装置において、保守用遠隔制御装置からの内視鏡用メッセージを、常時接続用アクセスポイントを介して、受信するメッセージ受信部を備えることが好ましい。各アクセスポイントは、いずれのアクセスポイントが常時接続用アクセスポイントであるかの情報を共有していることが好ましい。
内視鏡用プロセッサ装置の設置場所である設置先情報を入力する設置先情報入力部を有し、稼働データ送信部は、内視鏡稼働データに加えて、設置先情報を送信することが好ましい。特定のネットワークには、内視鏡稼働データに含まれる識別情報と設置先情報とを関連付けて記憶する第1の設置先情報データベースが接続されており、稼働データ送信部は、第1の設置先情報データベースを参照して、識別情報から設置先情報を特定し、且つ、内視鏡稼働データに加えて、設置先情報を送信することが好ましい。
携帯電話基地局の位置情報を取得する位置情報取得部を備え、稼働データ送信部は、内視鏡稼働データに加えて、位置情報を送信し、特定のネットワークには、位置情報と設置先情報とを関連付けて記憶する第2の設置先情報データベースが接続されており、常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、第2の設置先情報データベースを参照して、稼働データ送信部が送信した位置情報から設置先情報を特定し、且つ内視鏡稼働データと設置先情報とを関連付けて記憶することが好ましい。
特定のネットワークには、稼働データ送信部の送信元のIPアドレスから、設置先情報を特定するIPアドレスサービスサーバが接続されており、常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、IPアドレスサービスサーバによって特定された設置先情報と、内視鏡稼働データとを関連付けて記憶することが好ましい。
稼働データ送信部は、内視鏡稼働データが生成される毎に、内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバに内視鏡稼働データを送信することが好ましい。内視鏡稼働データは、プロセッサ操作部、内視鏡スコープのスコープ操作部、光源装置の光源操作部に対する操作に関する操作情報、又は、プロセッサ内処理部、内視鏡スコープに含まれるスコープ内処理部、光源装置に含まれる光源装置内処理部における処理情報を含むことが好ましい。
上記記載の本発明の内視鏡用プロセッサ装置と特定のネットワークを介して接続可能であり、複数の内視鏡スコープを管理する内視鏡管理システムにおいて、各内視鏡スコープに関する内視鏡稼働データを受信する稼働データ受信部と、内視鏡稼働データに基づいて、各内視鏡スコープの使用状況を算出する使用状況算出部と、各内視鏡スコープの使用状況に基づいて、複数の内視鏡スコープの中から次回使用予定候補の内視鏡スコープを選択する次回使用スコープ選択部とを備えることが好ましい。
本発明は、特定のネットワークに接続されたアクセスポイントに接続され、内視鏡用プロセッサ装置からの内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバにおいて、内視鏡用プロセッサ装置によって、アクセスポイントが、内視鏡用プロセッサ装置と常時接続する常時接続用アクセスポイントとして決定された場合に、アクセスポイントを介して、内視鏡用プロセッサ装置からの内視鏡稼働データを収集するデータ収集部と、データ収集部で収集した内視鏡稼働データを、特定のネットワーク上の他のアクセスポイントに接続された他の内視鏡データ収集サーバに配信するデータ配信部とを備え、内視鏡稼働データは、プロセッサ操作部、内視鏡スコープのスコープ操作部、光源装置の光源操作部に対する操作に関する操作情報、又は、プロセッサ内処理部、内視鏡スコープに含まれるスコープ内処理部、光源装置に含まれる光源装置内処理部における処理情報を含み、データ収集部は、内視鏡用プロセッサ装置において生成される毎に送信される内視鏡稼働データを収集する。
データ収集部で収集した内視鏡稼働データを、特定のネットワーク上の他のアクセスポイントに接続された他の内視鏡データ収集サーバに配信するデータ配信部を備えることが好ましい。データ収集部は、内視鏡稼働データが生成される毎に、内視鏡稼働データを受信することが好ましい。
本発明によれば、ネットワーク等に異常が生じたとしても、内視鏡稼働データに対する通信の信頼性を確保することができる。
病院またはクリニックに設けられる内視鏡システムと、内視鏡システムと特定のネットワークを介して接続される複数箇所のアクセスポイント等を示す概念図である。 内視鏡スコープ、プロセッサ装置、及び光源装置を示す概念図である。 プロセッサ装置の機能を示すブロック図である。 プロセッサ装置から複数のアクセスポイントに対して接続リクエストを送信することを示す説明図である。 各アクセスポイントからのレスポンス情報をプロセッサ装置が受信することを示す説明図である。 複数のアクセスポイントの中から定められる常時接続用アクセスポイントを示す説明図である。 常時接続用アクセスポイントの内視鏡データ収集サーバで収集した内視鏡稼働データを他のアクセスポイントの内視鏡データ収集サーバに配信することを示す説明図である。 通信状況に応じて、常時接続用アクセスポイントを変更することを示す説明図である。 保守用遠隔制御装置が、常時接続用アクセスポイントを介して、プロセッサ装置と接続されることを示す説明図である。 プロセッサ装置において設置先情報を入力する場合における内視鏡稼働データの収集方法を示す説明図である。 内視鏡稼働データの識別情報から設置先情報を取得する場合における内視鏡稼働データの収集方法を示す説明図である。 位置情報から設置先情報を取得する場合における内視鏡稼働データの収集方法を示す説明図である。 IPアドレスから設置先情報を取得する場合における内視鏡稼働データの収集方法を示す説明図である。 内視鏡管理システムの機能を示すブロック図である。 内視鏡スコープの次回故障予定日の算出方法を示す説明図である。 次回使用予定候補の内視鏡スコープ等を提示するモニタの画像図である。
図1に示すように、病院,クリニックなどの医療機関においては、内視鏡検査のために、内視鏡システム10が設けられている。内視鏡システム10は、患者の体内に挿入される内視鏡スコープ12と、患者の体内を照明するための照明光を内視鏡スコープ12に対して供給する光源装置14と、内視鏡スコープ12によって撮影された観察対象の画像に対して画像処理を施すプロセッサ装置16(内視鏡用プロセッサ装置)とを備えている。また、プロセッサ装置16には、プロセッサ装置16から出力される画像等を表示するためのモニタ17が接続されている。内視鏡システム10は複数設けられており、また、1台のプロセッサ装置16及び光源装置14に対して、複数の内視鏡スコープ12が装着可能となっている。プロセッサ装置16は、LAN(Local Area Network)に接続されており、プロセッサ装置16からの各種データは、LANを経由して出力される。また、LANには、プロセッサ装置16からの各種データに基づいて、各内視鏡スコープ12を管理するための内視鏡管理システム18が接続されている。
医療機関におけるLANは、更に特定のネットワークに接続されている。特定のネットワークとしては、例えば、携帯電話網を利用するような、インターネットを経由しない閉域網が使用される。特定のネットワーク上においては、プロセッサ装置16から出力される内視鏡稼働データを収集するための拠点として、複数のアクセスポイントA、B、Cが接続されている。内視鏡稼働データは、後述するように、内視鏡スコープ12のスコープ操作部30、光源装置14の光源操作部32、又はプロセッサ装置16のプロセッサ操作部34に対する操作に関する操作情報が含まれる。また、内視鏡稼働データには、内視鏡スコープ12に含まれるスコープ内処理部(例えば、撮像素子の出力回路など)、光源装置14に含まれる光源装置内処理部(照明光を発光する光源を制御する光源制御部など)、又はプロセッサ装置16に含まれるプロセッサ内処理部(画像に対する画像処理を行う画像処理部など)における処理情報を含むデータである。
なお、特定のネットワークとして、閉域網である携帯電話網を使用する場合には、本実施形態のように、プロセッサ装置16をLANに接続する場合には、LAN上に、携帯電話網に接続するための機器(例えば、Ethernetと3G/LTEのルータ(ゲートウエイ))を設置することが好ましい。その他、プロセッサ装置16と特定のネットワークを直接接続する場合には、プロセッサ装置16内に、携帯電話網に接続するための機器(3G/LTEの通信モデム)を内蔵することが好ましい。また、特定のネットワークとしては、例えば、インターネット上に構築されたVPN(Virtual Private Network)を使用するようにしてもよい。
アクセスポイントA、B、Cは、それぞれ場所が異なっており、例えば、アクセスポイントAは日本の特定都市、アクセスポイントBはアメリカの特定都市、アクセスポイントCはヨーロッパの特定都市であることが好ましい。また、各アクセスポイントA~Cには、それぞれ、内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバA、B、Cが接続されている。内視鏡データ収集サーバA、B、Cで収集された内視鏡稼働データは、特定の内視鏡用データベース20に集められる。特定の内視鏡用データベース20では、同じ内視鏡稼働データが重複しないようにするために、内視鏡データ収集サーバA、B、Cで収集された内視鏡稼働データのうちのいずれかのみが登録される。(例えば、既に、内視鏡データ収集サーバにおいて、内視鏡データ収集サーバBで収集した内視鏡稼働データが登録されている場合には、その後に集められた内視鏡稼働データについては破棄される)。
図2に示すように、内視鏡スコープ12には、観察対象の静止画を取得するためのフリーズボタン22、照明光のパターンまたは画像表示パターンを切り替えるためのモード切替スイッチ24、観察対象を拡大又は縮小表示するためのズーム操作部26、挿入部の先端部27の向きを変えるためのアングルノブ28などスコープ操作部30が設けられている。光源装置14には、電源スイッチの他、照明光の光量を調整するための調整スイッチなどの光源操作部32が設けられている。プロセッサ装置16には、画像処理及び各種制御に関するプロセッサ操作部34が設けられている。内視鏡スコープ12は、光源装置14及びプロセッサ装置16にそれぞれ接続され、且つ、光源装置14とプロセッサ装置16との間も電気的に接続されている。
図3に示すように、プロセッサ装置16には、内視鏡スコープ12、光源装置14、又はプロセッサ装置16で発生した内視鏡稼働データを、内視鏡データ収集サーバA、B、Cに出力するために、接続リクエスト送信部40と、レスポンス情報受信部42と、接続アクセスポイント決定部44と、稼働データ送信部46とを備えている。その他、プロセッサ装置16には、アクセスポイントとの通信状況に応じてアクセスポイントを変更できるようにするために、モニタリング部48、アクセスポイント変更部50とを備えている。
図4に示すように、接続リクエスト送信部40は、プロセッサ装置16との接続を要求する接続リクエストを、アクセスポイントA、B、Cに対して送信する。アクセスポイントA、B、Cは、プロセッサ装置16からの接続リクエストを受信すると、図5に示すように、レスポンス情報をプロセッサ装置16に対して出力する。レスポンス情報受信部42は、アクセスポイントA、B、Cからのレスポンス情報を受信する。接続アクセスポイント決定部44は、接続リクエストを送信した時刻と、各アクセスポイントA、B、Cからレスポンス情報を受信した時刻とから、各アクセスポイントA、B,Cの接続に要した接続時間A、B、Cを算出する。そして、接続アクセスポイント決定部44は、接続時間A、B、Cのうち、最も短い接続時間で接続を行ったアクセスポイントを、常時接続する常時接続用アクセスポイントとして決定する。これにより、ネットワーク経路及びサーバ混雑を考慮して、実質的に負荷の軽いアクセスポイントを選択することができる。例えば、接続時間Bが最も短い場合には、図6に示すように、アクセスポイントBが常時接続用アクセスポイントとして決定される。なお、常時接続とは、プロセッサ装置16から出力されるデータが、常時接続用と定められたアクセスポイントのみに送信され、常時接続用以外の他のアクセスポイントにされないことをいう。
常時接続用アクセスポイントが決定されると、稼働データ送信部46は、内視鏡稼働データが生成される毎に、常時接続用アクセスポイントであるアクセスポイントBに向けて送信を行う。図7に示すように、アクセスポイントBでは、内視鏡データ収集サーバBのデータ収集部52によって、内視鏡稼働データが生成される毎に、内視鏡稼働データが収集される。また、内視鏡データ収集サーバBは、他の内視鏡データ収集サーバA、Cに接続されており、内視鏡データ収集サーバBのデータ配信部53は、受信した内視鏡稼働データを他の内視鏡データ収集サーバA、Cに配信する。これにより、仮にアクセスポイントBまたは内視鏡データ取集サーバBに障害が発生したとしても、他の内視鏡データ収集サーバA、Cでバックアップが取られているため、内視鏡稼働データの消失を防ぐことができる。なお、内視鏡データ収集サーバAにおいても、内視鏡データ収集サーバBのデータ収集部52及びデータ配信部53と同様のデータ収集部54及びデータ配信部55が設けられており、また、内視鏡データ収集サーバCにおいても、内視鏡データ収集サーバBのデータ収集部52及びデータ配信部53と同様のデータ収集部56及びデータ配信部57が設けられている。
また、プロセッサ装置16内には、常時接続用アクセスポイントとの通信状況をモニタリングするモニタリング部48が設けられている。モニタリング部48は、常時接続用アクセスポイントであるアクセスポイントBに対して送信した内視鏡稼働データの送信時間をモニタリングする。内視鏡稼働データの送信時間は、内視鏡稼働データを送信した時刻と、内視鏡稼働データを受信したアクセスポイントBからのレスポンス情報をモニタリング部48で受信した時刻とから算出される。モニタリング部48が、内視鏡稼働データの送信時間が特定の閾値を超えたと判断した場合には、アクセスポイント変更部50が、図8に示すように、常時接続用アクセスポイントをアクセスポイントBから他のアクセスポイントA又はアクセスポイントCに変更する(図8ではアクセスポイントAを常時接続用アクセスポイントに変更する)。アクセスポイントA又はアクセスポイントCのいずれを常時接続用アクセスポイントとするかは、上述したように、接続リクエストとレスポンス情報を用いて行う。
また、ネットワークには、内視鏡の保守用遠隔制御に用いられる保守用遠隔制御装置60が接続されている。保守用遠隔制御装置60は、保守用遠隔制御の一つとして、内視鏡の制御に関する警告などを示す内視鏡用メッセージを、プロセッサ装置16に対して送信する。ただし、保守用遠隔制御装置60は、内視鏡用メッセージの送信先のプロセッサ装置16が、アクセスポイントA、B、Cのいずれのアクセスポイントに接続しているかの情報は有していない。そのため、プロセッサ装置16がいずれのアクセスポイントに常時接続しているかに関する情報は、各アクセスポイントA、B、C間で共有されている。これにより、保守用遠隔制御装置60は、アクセスポイントA、B、Cのいずれに接続した場合であっても、図9に示すように、プロセッサ装置16に常時接続しているアクセスポイント(アクセスポイントB)を把握することができる。よって、保守用遠隔制御装置60は、メッセージ送信対象のプロセッサ装置16に対して、内視鏡用メッセージを確実に送信することができる。送信された内視鏡用メッセージは、プロセッサ装置16内のメッセージ受信部により受信される。受信した内視鏡用メッセージは、プロセッサ装置16に接続されたモニタに表示することによって、サービスマンのメンテナンスなどに用いられる。
なお、プロセッサ装置16においては、製造時には、クライアントを特定する情報は含まれていない。そのため、プロセッサ装置16から送信される内視鏡稼働データには、プロセッサ装置の設置場所を示す設置先情報は含まれないため、内視鏡稼働データがいずれのクライアントで使用されているかを特定することができない。このような設置先情報の不足は、内視鏡稼働データに基づくデータ分析及び予測を行うことを難しくし、また、メンテナンスの必要性が生じても、能動的なアクションを起こせないという問題がある。そこで、以下に示すように、内視鏡稼働データについて、いずれのクライアント等から送信されたかが分かるように、設置先情報を特定するようにしている。
例えば、プロセッサ装置16において、稼働データ送信部46が、内視鏡稼働データを送信する際には、内視鏡稼働データに加えて、内視鏡システム10(又はプロセッサ装置16)の設置場所である設置先情報を送信するようにしてもよい。この場合、プロセッサ装置16には、設置先情報を入力するための設置先情報入力部62が設けられており、この設置先情報入力部62によって設置先情報(例えば、「Hospital A」)を入力することで、設置先情報が生成される。この生成された設置先情報は、図10に示すように、内視鏡稼働データの送信時に、一緒に送信される。設置先情報と内視鏡稼働データを受信した内視鏡データ収集サーバ(図10では常時接続用アクセスポイントである内視鏡データ収集サーバB)では、内視鏡稼働データと設置先情報とを関連付けて記憶する。
また、図11に示すように、内視鏡稼働データに、プロセッサ装置16(又は内視鏡システム10)を識別するための識別情報(例えば、型式番号及び/または製造シリアル番号)を含める場合には、識別情報と設置先情報とを関連付けて記憶する第1の設置先情報データベースを参照して、内視鏡稼働データに含まれる識別情報から設置先情報を特定するようにしてもよい。第1の設置先情報データベースは特定のネットワーク上に接続されており、稼働データ送信部46は、内視鏡稼働データの送信時に、第1の設置先情報データベース64を参照して、内視鏡稼働データに含まれる識別情報から設置先情報(例えば、「Hospital A」)を特定する。そして、稼働データ送信部46は、内視鏡稼働データと一緒に、特定した設置先情報を送信する。上記と同様に、設置先情報と内視鏡稼働データを受信した内視鏡データ収集サーバ(図11では常時接続用アクセスポイントである内視鏡データ収集サーバB)では、内視鏡稼働データと設置先情報とを関連付けて記憶する。
また、プロセッサ装置16内において、GPS(Global Pointing System)、WiFi-AP(ワイファイ アクセスポイント)、携帯電話基地局などの位置情報を取得する位置情報取得部66が設けられている場合には、図12に示すように、稼働データ送信部46は、内視鏡稼働データと一緒に、位置情報を送信する。位置情報と内視鏡稼働データを受信した内視鏡データ収集サーバ(図12では常時接続用アクセスポイントである内視鏡データ収集サーバB)は、特定のネットワーク等を介して、位置情報と設置先情報とを関連付けて記憶する第2の設置先情報データベース68と接続が可能である。内視鏡データ収集サーバでは、第2の設置先情報データベース68を参照することにより、位置情報から設置先情報を特定する。特定した設置先情報と内視鏡稼働データとが互いに関連付けられて内視鏡データ収集サーバに記録される。
また、本実施形態のように、内視鏡稼働データを、特定のネットワークを介して送信する場合であり、且つ、送信元であるプロセッサ装置16のIPアドレスが公開されている場合には、図13に示すように、IPアドレスから設置先情報を取得するようにしてもよい。この場合には、内視鏡データ収集サーバ(図13では常時接続用アクセスポイントである内視鏡データ収集サーバB)は、特定のネットワーク等を介して、IPアドレスから設置先情報を提供するIPアドレスサービスサーバ70との接続が可能である。IPアドレスサービスサーバ70では、内視鏡稼働データに付されたIPアドレスから設置先情報を特定する。特定された設置先情報は、内視鏡稼働データと関連付けて内視鏡データ収集サーバに記憶される。
内視鏡管理システム18は、図14に示すように、内視鏡稼働データを受信する稼働データ受信部72と、各内視鏡スコープ12に関する内視鏡稼働データに基づいて、各内視鏡スコープ12の使用状況として、各内視鏡スコープ12の次回故障予定日を算出する故障発生予定日算出部74(使用状況算出部)と、各内視鏡スコープ12の次回故障予定日を用いて、複数の内視鏡スコープ12の中から、次回使用の対象となる次回使用予定候補の内視鏡スコープ12を選択する次回使用スコープ選択部76とを備えている。稼働データ受信部72は、内視鏡スコープ12のプロセッサ装置16への装着により発信される内視鏡データを受信する。なお、プロセッサ装置16の稼働データ送信部46は、常時接続用アクセスポイントに内視鏡稼働データを送信しているが、内視鏡スコープ12のプロセッサ装置16への装着時には、常時接続用アクセスポイントだけでなく、内視鏡管理システム18に対しても送信が行われる。
故障発生予定日算出部74では、図15に示すように、内視鏡スコープAの内視鏡稼働データから、内視鏡スコープAの次回故障予定日を算出する。次回故障予定日の算出方法としては、例えば、内視鏡稼働データのうちアングルノブ28の使用回数に応じて決めることが好ましい。この場合、アングルノブの使用回数が多くなる程、次回故障予定日を早めることが好ましい。同様にして、故障発生予定日算出部74では、内視鏡スコープBの内視鏡稼働データから、内視鏡スコープBの次回故障予定日を算出する。
次回使用スコープ選択部76は、故障発生予定日算出部74によって算出した次回故障予定日に基づいて、複数の内視鏡スコープ12の中から、次回使用の対象となる次回使用予定候補の内視鏡スコープ12を選択する。例えば、図16に示すように、次回故障予定日が現在の日付から最も離れた内視鏡スコープ12(図16では「内視鏡スコープA」)が次回使用予定候補の内視鏡スコープ12として、内視鏡管理システム18に接続されたモニタ78に表示される。このように、故障の発生の可能性が低い内視鏡スコープ12が使用されるようになるため、次回故障発生予定までの時間を平準化することができる。
なお、モニタ78には、次回使用予定候補の内視鏡スコープ12の他に、内視鏡スコープ12により検査を行う使用予定候補の検査室や、内視鏡スコープ12による診断を行う検査予定候補の医師を表示するようにしてもよい。また、次回故障予定日が現在の日付から最も離れた内視鏡スコープ12を次回使用予定候補の内視鏡スコープ12として表示する場合の他、故障発生タイミングが複数の内視鏡スコープ12で同一にならないようにするための故障予測アルゴリズムを用いて、次回使用予定候補の内視鏡スコープ12を提示するようにしてもよい。更には、次回故障予定日に代えて又は加えて、内視鏡スコープ12が修理センターに集まる平均的な時期も含めて平準化されるように、次回使用予定候補の内視鏡スコープ12を提示するようにしてもよい。
上記実施形態において、接続リクエスト送信部40、レスポンス情報受信部42、接続アクセスポイント決定部44、稼働データ送信部46、モニタリング部48、アクセスポイント変更部50、設置先情報入力部62、位置情報取得部66などのプロセッサ装置16の各処理部、又は、稼働データ受信部72、故障発生予定日算出部74、次回使用スコープ選択部76などの内視鏡管理システム18に含まれる各処理部といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、FPGA (Field Programmable Gate Array) などの製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、各種の処理を実行するために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントやサーバなどのコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)などに代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた形態の電気回路(circuitry)である。
なお、本発明は、内視鏡用プロセッサ装置に対して適用を行っているが、その他の医療機器に対しても本発明の適用は可能である。例えば、特定のネットワークに接続が可能な体外診断用医薬品(IVD(In Vitro Diagnostics))に対して本発明の適用が可能である。この場合には、体外診断用医薬品から得られる測定結果を、常時接続用アクセスポイントを介して、常時接続用の測定結果収集サーバに向けて送信することになる。
10 内視鏡システム
12 内視鏡スコープ
14 光源装置
16 プロセッサ装置
17 モニタ
18 内視鏡管理システム
20 内視鏡用データベース
22 フリーズボタン
26 ズーム操作部
27 先端部
28 アングルノブ
30 スコープ操作部
32 光源操作部
34 プロセッサ操作部
40 接続リクエスト送信部
42 レスポンス情報受信部
44 接続アクセスポイント決定部
46 稼働データ送信部
48 モニタリング部
50 アクセスポイント変更部
52 データ収集部
53 データ配信部
54 データ収集部
55 データ配信部
56 データ収集部
57 データ配信部
60 保守用遠隔制御装置
62 設置先情報入力部
64 第1の設置先情報データベース
66 位置情報取得部
68 第2の設置先情報データベース
70 アドレスサービスサーバ
72 稼働データ受信部
74 故障発生予定日算出部
76 次回使用スコープ選択部
78 モニタ

Claims (13)

  1. 内視鏡稼働データの収集又は保守用遠隔制御のために設けられる複数のアクセスポイントに対して、特定のネットワークを介して、接続可能な内視鏡用プロセッサ装置において、
    前記複数のアクセスポイントに対して、接続リクエストを送信する接続リクエスト送信部と、
    前記接続リクエストに対する各前記アクセスポイントから発せられるレスポンス情報を受信するレスポンス情報受信部と、
    前記レスポンス情報に基づいて、前記複数のアクセスポイントの中から常時接続する常時接続用アクセスポイントを決定する接続アクセスポイント決定部と、
    前記内視鏡稼働データを、前記常時接続用アクセスポイントに向けて、送信する稼働データ送信部とを備え、
    前記内視鏡稼働データは、プロセッサ操作部、内視鏡スコープのスコープ操作部、光源装置の光源操作部に対する操作に関する操作情報、又は、プロセッサ内処理部、内視鏡スコープに含まれるスコープ内処理部、光源装置に含まれる光源装置内処理部における処理情報を含み、
    前記稼働データ送信部は、前記内視鏡稼働データ生成毎に、前記常時接続用アクセスポイントに送信し
    各アクセスポイントには、前記内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバが接続されており、
    前記常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、前記稼働データ送信部から送信された前記内視鏡稼働データを収集し、且つ、収集した前記内視鏡稼働データを、前記常時接続用アクセスポイント以外の前記アクセスポイントに接続された前記内視鏡データ収集サーバに配信する内視鏡用プロセッサ装置。
  2. 前記接続アクセスポイント決定部は、前記接続リクエストと前記レスポンス情報を用いて、各前記アクセスポイントに接続が完了するまでの接続時間をそれぞれ算出し、前記接続時間のうち最も短い接続時間で接続が完了した前記アクセスポイントを、前記常時接続用アクセスポイントとして決定する請求項1記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  3. 各アクセスポイントの前記内視鏡データ収集サーバで収集した複数の前記内視鏡稼働データは特定の内視鏡用データベースに集められ、且つ、前記特定の内視鏡用データベースにおいて複数の前記内視鏡稼働データのいずれかが登録される請求項記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  4. 前記常時接続用アクセスポイントとの通信状況をモニタリングするモニタリング部と、
    前記通信状況に応じて、前記常時接続用アクセスポイントを他の前記アクセスポイントに変更するアクセスポイント変更部とを備える請求項1ないしいずれか1項記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  5. 前記特定のネットワークには、内視鏡スコープの保守用遠隔制御に用いられる保守用遠隔制御装置が接続されている請求項1ないしいずれか1項記載の内視鏡用プロセッサ装置において、
    前記保守用遠隔制御装置からの内視鏡用メッセージを、前記常時接続用アクセスポイントを介して、受信するメッセージ受信部を備える内視鏡用プロセッサ装置。
  6. 各アクセスポイントは、いずれのアクセスポイントが常時接続用アクセスポイントであるかの情報を共有している請求項1ないしいずれか1項記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  7. 前記内視鏡用プロセッサ装置の設置場所である設置先情報を入力する設置先情報入力部を有し、
    前記稼働データ送信部は、前記内視鏡稼働データに加えて、前記設置先情報を送信する請求項1記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  8. 前記特定のネットワークには、前記内視鏡稼働データに含まれる識別情報と設置先情報とを関連付けて記憶する第1の設置先情報データベースが接続されており、
    前記稼働データ送信部は、前記第1の設置先情報データベースを参照して、前記識別情報から前記設置先情報を特定し、且つ、前記内視鏡稼働データに加えて、前記設置先情報を送信する請求項1記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  9. 携帯電話基地局の位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記稼働データ送信部は、前記内視鏡稼働データに加えて、前記位置情報を送信し、
    前記特定のネットワークには、前記位置情報と設置先情報とを関連付けて記憶する第2の設置先情報データベースが接続されており、
    前記常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、前記第2の設置先情報データベースを参照して、前記稼働データ送信部が送信した位置情報から設置先情報を特定し、且つ前記内視鏡稼働データと前記設置先情報とを関連付けて記憶する請求項1記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  10. 前記特定のネットワークには、前記稼働データ送信部の送信元のIPアドレスから、設置先情報を特定するIPアドレスサービスサーバが接続されており、
    前記常時接続用アクセスポイントに常時接続済みの常時接続用内視鏡データ収集サーバは、前記IPアドレスサービスサーバによって特定された設置先情報と、前記内視鏡稼働データとを関連付けて記憶する請求項1記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  11. 前記稼働データ送信部は、前記内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバに前記内視鏡稼働データを送信する請求項1記載の内視鏡用プロセッサ装置。
  12. 請求項1ないし1いずれか1項記載の内視鏡用プロセッサ装置と特定のネットワークを介して接続可能であり、複数の内視鏡スコープを管理する内視鏡管理システムにおいて、
    各内視鏡スコープに関する前記内視鏡稼働データを受信する稼働データ受信部と、
    前記内視鏡稼働データに基づいて、各内視鏡スコープの使用状況を算出する使用状況算出部と、
    前記各内視鏡スコープの使用状況に基づいて、複数の内視鏡スコープの中から次回使用予定候補の内視鏡スコープを選択する次回使用スコープ選択部とを備える内視鏡管理システム。
  13. 特定のネットワークに接続されたアクセスポイントに接続され、内視鏡用プロセッサ装置からの内視鏡稼働データを収集するための内視鏡データ収集サーバにおいて、
    前記内視鏡用プロセッサ装置によって、前記アクセスポイントが、前記内視鏡用プロセッサ装置と常時接続する常時接続用アクセスポイントとして決定された場合に、前記アクセスポイントを介して、前記内視鏡用プロセッサ装置からの内視鏡稼働データを収集するデータ収集部と、
    前記データ収集部で収集した内視鏡稼働データを、前記特定のネットワーク上の他のアクセスポイントに接続された他の内視鏡データ収集サーバに配信するデータ配信部とを備え、
    前記内視鏡稼働データは、プロセッサ操作部、内視鏡スコープのスコープ操作部、光源装置の光源操作部に対する操作に関する操作情報、又は、プロセッサ内処理部、内視鏡スコープに含まれるスコープ内処理部、光源装置に含まれる光源装置内処理部における処理情報を含み、
    前記データ収集部は、前記内視鏡用プロセッサ装置において生成される毎に送信される前記内視鏡稼働データを収集する内視鏡データ収集サーバ。
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