JP2003076623A - ネットワークシステム、サーバ装置及び通信端末並びにサーバ切り替え方法 - Google Patents

ネットワークシステム、サーバ装置及び通信端末並びにサーバ切り替え方法

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JP2003076623A
JP2003076623A JP2001269257A JP2001269257A JP2003076623A JP 2003076623 A JP2003076623 A JP 2003076623A JP 2001269257 A JP2001269257 A JP 2001269257A JP 2001269257 A JP2001269257 A JP 2001269257A JP 2003076623 A JP2003076623 A JP 2003076623A
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JP2001269257A
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Nobuyuki Matsuoka
伸幸 松岡
Hiroo Kamiyo
浩夫 神余
Masato Ushijima
正人 牛島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 publish/subscribe型連続
通信では、通信途中でサーバ端末101を変更する(切
り替える)必要性が出てきた場合であっても、サーバ端
末101の選択が通信要求時に行われることから変更す
ることができないという課題があった。 【解決手段】 複数のサーバ装置の各々の状態をモニタ
した結果を含むサーバ選択情報を取得するサーバ選択情
報取得手段と、サーバ選択情報取得手段からのサーバ選
択情報に基づいて、通信端末との間で最適なサービスを
提供するサーバ装置を選択するサーバ選択手段と、通信
端末とサーバ装置との間の通信を中継すると共に、該通
信中にサーバ選択手段から新たに選択したサーバ装置が
通知されると、これまでのサーバ装置との通信を停止
し、新たに選択されたサーバ装置との通信を開始する通
信中継手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冗長化されている
複数のサーバ装置を有するネットワークシステムに係
り、特にpublish/subscribe型通信な
どの連続通信においてその連続性を保ちながら最適なサ
ーバ装置に切り替えることができるネットワークシステ
ム、それに用いられるサーバ装置及び通信端末並びに冗
長化サーバ切り替え方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は例えば特開2000−2595
95公報に開示された従来のサーバ多重化されたネット
ワークシステムの構成とそのサーバ切り替え方法を示す
図である。図において、101はイントラネット103
とインターネット107との間に介在してこれらのネッ
トワークから得られる情報を提供するなどのサービスを
行うファイアウォール・サーバ(以下、サーバ端末と称
する)であって、イントラネット103内のウェブ・ク
ライアント102に対するインターネット107側から
の不正アクセスを遮断する。具体的には、イントラネッ
ト103とインターネット107との両側からの通信が
可能なH/Wと共に、ウェブ・クライアント102に対
するインターネット107側からのアクセスが所定のセ
キュリティを満たしているか否かを評価するS/Wを搭
載している。また、図示の例では、サーバ端末101と
クライアント端末102との通信が良好に行われるよう
に、複数のサーバ端末101が設けられて、最適な通信
状態を与えるサーバ端末101を適宜選択できるように
なっている。つまり、複数のサーバ端末101が設けら
れて、冗長化されている。102はサーバ端末101が
提供するサービスを受けるウェブ・クライアント(以
下、クライアント端末と称する)で、インターネット1
07上のWWW(World Wide Web;以
下、ウェブと称する)で使用されるハイパーテキストな
どの言語を解読するウェブ・ブラウザ機能を有するS/
Wを搭載する。
【0003】103はサーバ端末101とクライアント
端末102が接続するイントラネットであって、インタ
ーネット107を公衆のネットワークと考えた場合、所
定のセキュリティを有する専用ネットワークである。1
04はサーバ端末101とクライアント端末102との
間の通信を中継するオート・プロキシURLシステム
で、インターネット107側のコンピュータと通信を中
継するサーバ端末101を選択し、これを特定する構成
ファイル(固有アドレス:UniversalReso
urce Locator)をクライアント端末102
に送信する。このオート・プロキシURLシステム10
4は、上記機能を有するS/Wを実行するコンピュータ
装置によって実現される。105はオート・プロキシU
RLシステム104の構成要素の1つであるプローブで
あって、イントラネット103に接続するサーバ端末1
01の応答時間や使用可能度を検出する。106はオー
ト・プロキシURLシステム104を実現するコンピュ
ータ装置に実行されてクライアント端末102と最適な
通信状態で接続可能なサーバ端末101を選択するCG
Iプログラム(Common Gateway Int
erface)で、プローブ105によって検出された
応答時間や使用可能度を基準にしてサーバ端末101を
選択すると共に、クライアント端末102に選択したサ
ーバ端末101を特定する構成ファイルを生成・送出す
る。107はサーバ端末101が接続するインターネッ
トであって、ウェブのような情報提供ネットワークが構
築されている。108はインターネット107に接続す
るウェブ・サーバであって、クライアント端末102に
よるウェブへのアクセスを中継する。
【0004】次に動作について説明する。先ず、クライ
アント端末102から通信要求があると、オート・プロ
キシURLシステム104内のプローブ105は、サー
バ端末101のサービス応答時間や使用可能度を測定す
る。具体的には、プローブ105が各サーバ端末101
を介してインターネット107上のウェブ・サーバ10
8が提供する所定のウェブページ(例えば、ハイパーテ
キストで記述された情報)を検索し、その応答時間を検
出する。このとき、プローブ105は、サーバ端末10
1に障害が検出されたり、所定の応答時間より低下して
いると判定されると、これらを示す指標として使用可能
度を求める。このようにして求められた各サーバ端末1
01毎の応答時間や使用可能度は、プローブ105から
CGIプログラム106の処理基準データとして送出さ
れる。
【0005】オート・プロキシURLシステム104を
実現するコンピュータ装置がCGIプログラム106を
実行すると、プローブ105から取得した各サーバ端末
101のサービス応答時間や使用可能度を基準にしてク
ライアント端末102と最適な通信状態で接続可能なサ
ーバ端末101が選択される。これに続く機能として、
CGIプログラム106が実行されると、選択したサー
バ端末101を特定する構成ファイルが生成される。こ
のようにして生成された構成ファイルは、CGIプログ
ラム106によって通信要求を行ったクライアント端末
102に送出される。このようにして、クライアント端
末102は、取得した構成ファイルで特定されるサーバ
端末101にアクセスすることで、最適なサーバ端末1
01を介した通信を確立する。
【0006】上述したような従来のシステムは、ウェブ
のようなファイル単位での要求/応答を繰り返すような
Request/Reply型通信において、冗長化さ
れたサーバを選択する場合に有効である。
【0007】また、上記Request/Reply型
通信の他の通信形態として、クライアント端末が一度デ
ータを要求すると、ある一定の周期又は通信中のデータ
変化などのイベントが発生する毎に、サーバ端末がその
データを返送するpublish/subscribe
型通信がある。
【0008】図12は上述したようなpublish/
subscribe型通信のフローを示す図であり、図
11に示したシステムで該通信を行った場合について説
明する。先ず、クライアント端末102からの通信接続
確立の要求をトリガとして、サーバ端末101は通信接
続を確立する(ステップST101)。このとき、クラ
イアント端末102から必要なデータをサーバ端末10
1に伝えるなどのデータ送信要求のための前処理が行わ
れる(ステップST102)。
【0009】続いて、クライアント端末102は、サー
バ端末101にデータ送信を要求する(ステップST1
03)。これによって、サーバ端末101からクライア
ント端末102にある一定周期又データ変化などのイベ
ント発生毎に応答データが送信される(ステップST1
04)。このあと、所望のデータの取得が完了すると、
クライアント端末102からサーバ端末101にデータ
送信停止が要求される(ステップST105)。これに
続いて、クライアント端末102からの削除指令によっ
て、サーバ端末101が上記データ送信の際に内部のメ
モリ上に展開した不要データを削除するなどのデータ停
止後処理が行われる(ステップST106)。最後に、
クライアント端末102からサーバ端末101との通信
接続を切断する要求がなされ、上記通信が切断される
(ステップST107)。
【0010】なお、上記ステップST103からステッ
プST105までのデータ送受信動作は、ステップST
102からステップST106までのデータ送信の前後
処理間の動作中に1回以上繰り返すことができる。ま
た、ステップST102からステップST106までの
データ送信の前後処理間の動作は、ステップST101
からステップST107までの通信接続確立・切断間の
動作中に1回以上繰り返すことができる。さらに、pu
blish/subscribe型通信には、ステップ
ST101の通信接続確立とステップST102の通信
接続切断が一度に実行される場合、ステップST102
における処理がない場合、ステップST106のデータ
送信停止後処理とステップST107の通信接続切断が
一度に実行される場合やステップST106における処
理がない場合も含まれる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の冗長化サーバを
有するネットワークシステムは以上のように構成されて
いるので、ビデオ映像の配信やプラント監視などの連続
的なデータ通信、いわゆるpublish/subsc
ribe型連続通信では、通信途中でサーバ端末101
を変更する(切り替える)必要性が出てきた場合であっ
ても、サーバ端末101の選択が通信要求時に行われる
ことから変更することができないという課題があった。
【0012】このような連続通信において、サーバ端末
101を切り替える必要性を考えると、先ず、サーバ端
末101が故障/停止したため通信先を別のサーバ端末
101に切り替えたい場合が挙げられる。この他には、
例えば通信中のサーバ端末101の使用負荷が増大して
しまい、他のサーバ端末101に通信先を切り替えて上
記負荷を分散させたい場合などがある。
【0013】ここで、従来のネットワークシステムにお
ける冗長化サーバの切り替え方法について考えると、サ
ーバ端末が停止や故障した場合、クライアント端末から
新たに通信接続確立を要求しなければ、別のサーバ端末
からのデータ送信が始まらない。このため、上述した連
続通信においてもサーバ端末からクライアント端末への
データ送信を一度遮断しないと、新たなサーバ端末に切
り替えることができない。
【0014】また、サーバ端末の停止や故障があった
り、サーバ端末に対してサービス要求が集中しても(通
信接続の要求が集中しても)、サーバ端末の選択は通信
フローの最初の1回のみであることから、通信の途中で
サーバ端末を切り替えることができない。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、サーバ端末とクライアント端末と
の間の通信を中継して動的にサーバ端末を切り替えるこ
とで、例えばpublish/subscribe型通
信などの連続通信の途中であっても連続性を損なうこと
がない最適なサービスを提供し得るサーバ端末に切り替
えることができるネットワークシステム、それに用いら
れるサーバ装置及び通信端末並びにサーバ切り替え方法
を得ることを目的とする。
【0016】また、この発明は、複数のサーバ端末との
間で通信接続の確立からデータ送信の前処理までを予め
行っておくことで、サーバ切り替え時によりスムーズな
データ受信の復旧を行うことができるネットワークシス
テム、それに用いられるサーバ装置及び通信端末並びに
サーバ切り替え方法を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係るネットワ
ークシステムは、複数のサーバ装置と、複数のサーバ装
置のいずれかと通信接続する通信端末とを備えたネット
ワークシステムであって、複数のサーバ装置の各々の状
態をモニタした結果を含むサーバ選択情報を取得するサ
ーバ選択情報取得手段と、サーバ選択情報取得手段から
のサーバ選択情報に基づいて、通信端末との間で最適な
サービスを提供するサーバ装置を選択するサーバ選択手
段と、通信端末とサーバ装置との間の通信を中継すると
共に、該通信中にサーバ選択手段から新たに選択したサ
ーバ装置が通知されると、これまでのサーバ装置との通
信を停止し、新たに選択されたサーバ装置との通信を開
始する通信中継手段とを備えるものである。
【0018】この発明に係るネットワークシステムは、
通信中継手段が、サーバ装置から通信端末にデータ送信
するにあたり、通信端末からのデータ要求に対するサー
バ装置側からの最新の応答データを常に保持しており、
サーバ選択手段によって新たに選択されたサーバ装置に
切り替える際に、最新の応答データに基づいて通信端末
が未受信のデータを切り替え後のサーバ装置に要求する
ものである。
【0019】この発明に係るネットワークシステムは、
通信中継手段が、サーバ選択手段が選択した通信端末と
の間で最適なサービスを提供するサーバ装置の他に、1
つ以上のサーバ装置に対して通信接続及びデータ送信前
の処理要求の送信を行うものである。
【0020】この発明に係るネットワークシステムは、
通信中継手段が、複数のサーバ装置のうちのいずれかの
サーバ装置を特定する通信先特定情報を用いて通信端末
との通信を中継するサーバ装置を決定し、サーバ選択手
段が、複数のサーバ装置から通信端末との間で最適なサ
ービスを提供するサーバ装置を選択するにあたり、選択
したサーバ装置を特定するサーバ特定情報を生成し、サ
ーバ選択手段が選択したサーバ装置のサーバ特定情報を
取得し、通信中継手段から通信先特定情報を受けると、
該情報に対応したサーバ特定情報を通信中継手段に返信
するサーバ特定情報提供手段を備えるものである。
【0021】この発明に係るネットワークシステムは、
サーバ特定情報提供手段が、複数のサーバ装置の各々を
特定するサーバ特定情報を保持し、通信中継手段から通
信先特定情報を受けると、サーバ選択手段が選択したサ
ーバ装置のサーバ特定情報を通信先特定情報に対応して
返信すると共に、他のサーバ装置のサーバ特定情報も返
信するものである。
【0022】この発明に係るサーバ装置は、通信ネット
ワークに接続し、自己との間で最適なサービスを提供す
るサーバ装置を選択するサーバ選択手段と、サーバ装置
との間の通信を中継すると共に、該通信中にサーバ選択
手段から新たに選択したサーバ装置が通知されると、こ
れまでのサーバ装置との通信を停止し、新たに選択され
たサーバ装置との通信を開始する通信中継手段とを有す
る通信端末を備えたネットワークシステムに用いられ、
通信ネットワークに複数設けられて、自己の状態をモニ
タした結果を含むサーバ選択情報を取得するサーバ選択
情報取得手段を備えるものである。
【0023】この発明に係る通信端末は、通信ネットワ
ーク上に複数設けられ、各々に自己の状態をモニタした
結果を含むサーバ選択情報を取得するサーバ選択情報取
得手段を有するサーバ装置と、複数のサーバ装置のいず
れかと通信接続する通信端末であって、サーバ選択情報
取得手段からのサーバ選択情報に基づいて自己との間で
最適なサービスを提供するサーバ装置を選択するサーバ
選択手段と、サーバ装置との間の通信を中継すると共
に、該通信中にサーバ選択手段から新たに選択したサー
バ装置が通知されると、これまでのサーバ装置との通信
を停止し、新たに選択されたサーバ装置との通信を開始
する通信中継手段とを備えるものである。
【0024】この発明に係るサーバ切り替え方法は、複
数のサーバ装置と、複数のサーバ装置のいずれかと通信
接続する通信端末とを備えたネットワークシステムにお
けるサーバ切り替え方法であって、複数のサーバ装置の
各々の状態をモニタした結果を含むサーバ選択情報を取
得するサーバ選択情報取得ステップと、サーバ選択情報
取得ステップで取得したサーバ選択情報に基づいて、通
信端末との間で最適なサービスを提供するサーバ装置を
選択するサーバ選択ステップと、通信端末とサーバ装置
との間の通信を中継すると共に、該通信中にサーバ選択
ステップで新たに選択したサーバ装置が通知されると、
これまでのサーバ装置との通信を停止し、新たに選択さ
れたサーバ装置との通信を開始する切り替えステップと
を備えるものである。
【0025】この発明に係るサーバ切り替え方法は、切
り替えステップにて、サーバ装置から通信端末にデータ
送信するにあたり、通信端末からのデータ要求に対する
サーバ装置側からの最新の応答データを常に保持してお
き、サーバ選択ステップにて新たに選択されたサーバ装
置に切り替える際に、最新の応答データに基づいて上記
通信端末が未受信のデータを切り替え後のサーバ装置に
要求するものである。
【0026】この発明に係るサーバ切り替え方法は、切
り替えステップにて、サーバ選択ステップにて選択した
通信端末との間で最適なサービスを提供するサーバ装置
の他に、1つ以上のサーバ装置に対して通信接続及びデ
ータ送信前の処理要求の送信を行うものである。
【0027】この発明に係るサーバ切り替え方法は、切
り替えステップにて、複数のサーバ装置のうちのいずれ
かのサーバ装置を特定する通信先特定情報を用いて通信
端末との通信を中継するサーバ装置を決定し、サーバ選
択ステップにて、複数のサーバ装置から通信端末との間
で最適なサービスを提供するサーバ装置を選択するにあ
たり、選択したサーバ装置を特定するサーバ特定情報を
生成し、サーバ選択ステップにて生成されたサーバ装置
のサーバ特定情報を取得し、通信先特定情報を受ける
と、該情報に対応したサーバ特定情報を提供するサーバ
特定情報提供ステップを備えるものである。
【0028】この発明に係るサーバ切り替え方法は、サ
ーバ特定情報提供ステップにて、複数のサーバ装置の各
々を特定するサーバ特定情報を保持しておき、通信先特
定情報を受けると、サーバ選択ステップにて選択したサ
ーバ装置のサーバ特定情報を通信先特定情報に対応して
提供すると共に、他のサーバ装置のサーバ特定情報も提
供するものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるネ
ットワークシステムの構成を示す図である。図におい
て、1はサーバ端末5が接続するインターネット(通信
ネットワーク)であって、ウェブのような情報提供ネッ
トワークが構築されている。2はインターネット1に接
続するウェブ・サーバであって、クライアント端末7に
よるウェブへのアクセスを中継して情報提供などを行
う。3はネットワークの一種であるイントラネット(通
信ネットワーク)、4はサーバ端末5を構成するファイ
アウォール・サーバ(サーバ装置)で、イントラネット
3内のクライアント端末7に対するインターネット1側
からの不正アクセスを遮断する。5はファイアウォール
・サーバ4やサーバ監視手段11を搭載するサーバ端末
(サーバ装置)であって、具体的にはインターネット1
側やイントラネット3内で通信するためのH/W構成を
有し、ファイアウォール・サーバ4やサーバ監視手段1
1としての機能を実現するS/Wを実行するコンピュー
タ装置である。また、図示の例では、サーバ端末5とク
ライアント端末7との通信が良好に行われるように、複
数のサーバ端末5が設けられて、最適なサービス(例え
ば、最適な通信状態など)を与えるサーバ端末5を適宜
選択できるようになっている。つまり、複数のサーバ端
末5が設けられて、冗長化されている。
【0030】6はクライアント端末7の一機能であるウ
ェブ・クライアント(通信端末)で、インターネット1
上のウェブで使用されるハイパーテキストなどの言語を
解読する。7は通信中継手段8を介してサーバ端末5と
通信接続するクライアント端末(通信端末)であって、
ウェブ・クライアント6によるウェブ・ブラウザ機能に
よってウェブ・サーバ2からのデータを受信する。8は
クライアント端末7とサーバ端末5との間で送受信され
るデータを中継する通信中継手段で、クライアント端末
7に設けられて、サーバ決定手段9が選択したサーバ端
末5と通信接続を確立する。9はサーバ監視手段11か
らサーバ端末5の状態を取得して最適なサーバ端末5を
選択・決定するサーバ決定手段(サーバ選択手段)であ
って、クライアント端末7に設けられて、サーバ端末5
内のサーバ監視手段11との通信機能を有する。このサ
ーバ決定手段9によるサーバ端末5の決定方法として
は、例えばサーバ端末5を構成するコンピュータ装置の
CPUの使用負荷量が最も小さいもの、サーバ監視手段
11とサーバ決定手段9との間における通信遅延が小さ
いものを選択することなどが挙げられる。
【0031】10はサーバ名解決手段(サーバ特定情報
提供手段)で、サーバ決定手段9が選択したクライアン
ト端末7と最適な通信を行うサーバ端末5を特定する情
報であるサーバ代表名を生成する。11はサーバ端末5
に設けたサーバ監視手段(サーバ選択情報取得手段)で
あって、サーバ端末5の状態を監視して監視結果をサー
バ決定手段に送信する。監視結果に関する情報として
は、サーバ端末5を構成するコンピュータ装置のCPU
使用負荷量やサーバ監視手段11とサーバ決定手段9と
の間における通信遅延などがある。
【0032】図2は実施の形態1によるネットワークシ
ステムの他の構成を示す図である。図において、6aは
クライアント端末7に設けたウェブ・クライアント(通
信端末)で、クライアント端末7以外の通信端末12に
設けた通信中継手段8aと通信する機能を有する。8a
は通信中継手段、9aはサーバ決定手段(サーバ選択手
段)、10aはサーバ名解決手段(サーバ特定情報提供
手段)で、図1と異なってクライアント端末7以外の通
信端末12上に設けられている他は、図1中に示した対
応する構成と同じ機能を有する。このように、本願発明
では、通信中継手段、サーバ決定手段、サーバ名解決手
段をクライアント端末7以外の端末に設けたとしても同
様に後述する効果を得ることができる。また、ウェブ・
クライアント6aと通信中継手段8aとの間の通信は、
有線、無線を問わない。なお、図1と同一構成要素には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0033】ここで、上述したシステムによるpubl
ish/subscribe型通信として、例えばウェ
ブ・サーバ2からクライアント端末7へのビデオストリ
ームやサウンドストリームの提供などが挙げられる。以
下に、その通信手順を示す。
【0034】先ず、サーバ端末5とクライアント端末7
との間で、TCP/IPの接続確立、又は、アプリケー
ションレベルでの通信接続を確立する。続いて、例えば
クライアント端末7が要求するデータをサーバ端末5に
通知するなどのデータ送信前処理を行う。この処理が終
了すると、クライアント端末7からのデータ送信開始要
求をトリガとして、サーバ端末5が要求されたデータの
クライアント端末7への送信を開始する。これによっ
て、クライアント端末7がデータを受信する。この場
合、ビデオストリームなどのデータがクライアント端末
7に転送される。
【0035】このあと、クライアント端末7が所望する
データの受信が完了すると、サーバ端末5に対してデー
タ送信停止を要求する。サーバ端末5では、クライアン
ト端末7からの削除指令によって上記データ送信の際に
内部のメモリ上に展開した不要データを削除するなどの
データ停止後処理を行う。最後に、TCP/IPの接続
切断、又はアプリケーションレベルの通信接続切断が行
われて通信動作が終了する。これらの動作手順は、前述
した図12におけるステップST101からステップS
T107までの処理に相当している。以下、publi
sh/subscribe型通信として、上述したウェ
ブ・サーバ2からクライアント端末7へのビデオストリ
ームやサウンドストリームの提供を受ける場合を例にし
て説明する。
【0036】次に動作について説明する。先ず、クライ
アント端末7側からウェブ・サーバ2を指定する。具体
的に説明すると、クライアント端末7内のウェブ・クラ
イアント6,6aは、URLによるウェブ・サーバ2の
アドレス指定を行う際、通信中継手段8,8aをその通
信を中継するサーバの1つとして指定する。これに加え
て、上記アドレス内に実際に通信すべきウェブ・サーバ
2を特定する情報を含ませる。例えば、「http:/
/通信中継手段名:http://サイト名/ディレク
トリ:ファイアウォール・サーバ名」のように指定す
る。ここで、「http://サイト名/ディレクト
リ」なる部分が実際のウェブ・サーバ2のURLによる
アドレス指定である。
【0037】次に、ウェブ・クライアント6,6aから
アドレス指定を受けると、通信中継手段8,8aは、通
常のURLのアドレス指定と同様に「http://サ
イト名/ディレクトリ」なる部分を抽出して、ウェブ・
サーバ2にウェブ・クライアント6,6aからのメッセ
ージを伝える。上記ファイアウォール・サーバ名は、冗
長化されている複数のサーバ端末5を代表する名前であ
る「サーバ代表名」で指定される。ここで、サーバ代表
名としては、例えば大文字表記、特殊文字付加、階層表
現など実際のサーバ名と区別できるようにする。
【0038】続いて、通信中継手段8,8aは、ウェブ
・クライアント6,6aからのメッセージに含まれるU
RLアドレス指定(前述した例では「http://サ
イト名/ディレクトリ¥¥ファイアウォール・サーバ
名」)内のファイアウォール・サーバ名(サーバ代表
名)に基づいてサーバ名解決手段10,10aから「サ
ーバ代表名」に対応する最適なサービスを提供するサー
バ端末5(以下、最適サーバと称する)を特定する「サ
ーバ名」に加えて、最適サーバ以外の1以上のサーバ端
末5(以下、非最適サーバと称する)の「サーバ名」を
取得する。即ち、サーバ名解決手段10,10aは非最
適サーバの「サーバ名」も保持している。
【0039】このあと、通信中継手段8,8aは、上述
した手順を踏んで、サーバ名解決手段10,10aから
取得した「サーバ名」で特定される最適サーバ及び非最
適サーバに対応するサーバ端末5と通信接続を確立す
る。
【0040】次に、上記通信中におけるサーバ端末5の
CPU使用負荷量に基づく最適サーバの決定動作につい
て説明する。図3は図1及び図2中のサーバ監視手段に
よる動作を示すフロー図であり、この図に沿ってサーバ
端末5の監視動作を説明する。先ず、サーバ監視手段1
1は、周期タイマなどの起動イベントによって起動する
(ステップST1)。この周期タイマは、サーバ端末5
を構成するコンピュータ装置に通常設けられているもの
を使用しても良い。
【0041】これによって、サーバ監視手段11は、監
視相手として設定されているサーバ端末5のCPU使用
負荷量を測定する(ステップST2)。具体的には、サ
ーバ監視手段11がサーバ端末5を構成するコンピュー
タ装置のCPUが他の処理などによってどの程度負荷を
受けているかを検出し、これをCPUの使用負荷量とし
て指標化した情報を生成する。
【0042】続いて、サーバ監視手段11は、イントラ
ネット3を介して担当するサーバ端末5に対して測定し
たCPU使用負荷量に関する情報をサーバ決定手段9,
9aに送信する(ステップST3)。これらステップS
T1からステップST3までがサーバ選択情報取得ステ
ップに相当する。
【0043】図4は図1及び図2中のサーバ決定手段に
よる動作を示すフロー図であり、この図に沿ってサーバ
監視手段から監視結果を受けた後のサーバ決定手段の動
作を説明する。先ず、サーバ決定手段9,9aは、イン
トラネット3を介してサーバ監視手段11からのCPU
使用負荷量の値を指標化した情報を受信する(ステップ
ST1a)。このあと、サーバ決定手段9,9aは、受
信したCPU使用負荷量に関する情報をクライアント端
末7や通信端末12内の不図示のメモリに保持する(ス
テップST2a)。これらがサーバ選択ステップに相当
する。
【0044】図5は図1及び図2中のサーバ決定手段及
び通信中継手段による処理動作を示すフロー図であり、
この図に沿ってサーバ決定手段9,9aによる最適サー
バの決定動作及び通信中継手段8,8aへの通知動作を
説明する。先ず、サーバ決定手段9,9aは、周期タイ
マなどの起動イベントによって周期的に起動する(ステ
ップST1b)。この周期タイマは、クライアント端末
7や通信端末12を構成するコンピュータ装置に通常設
けられているものを使用しても良い。
【0045】起動したサーバ決定手段9,9aは、上記
メモリに保持した各サーバ端末5のCPU使用負荷量に
関する情報を検索して、最も小さいCPU使用負荷量で
動作しているサーバ端末5を最適サーバとして選択する
(ステップST2b)。このとき、サーバ決定手段9,
9aは、CPU使用負荷量が所定の期間を過ぎても更新
されない(つまり、サーバ監視手段11からの監視情報
の送信がない)場合、これに対応するサーバ端末5が停
止/故障していると判断する。反対に、今まで停止/故
障していたサーバ端末5のCPU使用負荷量に関する情
報が更新された場合、サーバ決定手段9,9aは、対応
するサーバ端末5が再び起動したものと判断する。
【0046】サーバ決定手段9,9aは、上述のように
してサーバ端末5が停止/故障していると判断した場合
には、通信中継手段8,8aに該サーバ端末5の停止/
故障を通知する(ステップST3b)。また、上述のよ
うにしてサーバ端末5が起動していると判断した場合に
は、通信中継手段8,8aにサーバ端末5が起動してい
る旨を通知する(ステップST5b)。さらに、現在通
信中のサーバ端末5より、CPU使用負荷量が小さいサ
ーバ端末5が選択されて、最適サーバが変更される場合
には、通信中継手段8,8aに最適サーバの変更を通知
する(ステップST4b)。
【0047】ここで、図6に示した図1及び図2中のサ
ーバ名解決手段による動作のフロー図に沿ってその名前
解決動作について説明する。先ず、サーバ名解決手段1
0,10aは、通信中継手段8,8aから「サーバ代表
名」が送信され、これにより特定される最適サーバ及び
非最適サーバの「サーバ名」の問い合わせ要求を受ける
(ステップST1c)。この問い合わせ要求を受ける
と、サーバ名解決手段10,10aは、対応する最適サ
ーバ及び非最適サーバの「サーバ名」を通信中継手段
8,8aに返信する(ステップST2c)。
【0048】図7は図1及び図2中のウェブ・クライア
ントからのメッセージを受けた通信中継手段による処理
動作を示すフロー図であり、この図に沿って通信中継手
段8,8aによるウェブ・クライアント6,6aからサ
ーバ端末5へのメッセージ転送について説明する。先
ず、通信中継手段8,8aは、ウェブ・クライアント
6,6aからの通信メッセージを受信する(ステップS
T1d)。
【0049】通信中継手段8,8aは、受信した通信メ
ッセージの内容を解読する(ステップST2d)。この
とき、メッセージの種別が通信接続である場合、通信中
継手段8,8aは、そのまま受信処理に戻る。即ち、通
信中継手段8,8aは、通信接続に関するメッセージの
後に、ウェブ・クライアント6,6aから転送されてく
るデータ送信前処理に関するメッセージの受信待ち状態
になる。
【0050】また、メッセージの種別がデータ送信前処
理である場合、通信中継手段8,8aは、該メッセージ
に含まれる「サーバ代表名」を抽出してサーバ名解決手
段10,10aに問い合わせ、最適サーバの「サーバ
名」と、それ以外で1以上の非最適サーバの「サーバ
名」を取得する(ステップST3d)。このあと、通信
中継手段8,8aは、サーバ名解決手段10,10aよ
り取得した「サーバ名」を用いて、上述した手順を踏ん
で、最適サーバ及び非最適サーバとの通信接続の確立、
及びデータ送信前処理を行う(ステップST4d)。
【0051】一方、メッセージの種別がデータ送信開始
要求若しくはデータ送信停止要求であると、最適サーバ
及び非最適サーバとの通信接続の確立やデータ送信前処
理が完了しているので、通信中継手段8,8aは、該メ
ッセージを上記最適サーバにのみ送信する(ステップS
T5d)。
【0052】さらに、メッセージの種別がデータ停止後
処理であると、ウェブ・クライアント6,6aが所望す
るデータの受信が完了していることから、通信中継手段
8,8aは、不図示のメモリに保持しているウェブ・ク
ライアント6,6aが所望するデータ要求情報などのデ
ータ送信前処理に関する情報を破棄する(ステップST
6d)。このあと、通信中継手段8,8aは、該メッセ
ージを最適サーバ及び非最適サーバに送信する(ステッ
プST7d)。これによって、最適サーバ及び非最適サ
ーバにおいても、ウェブ・クライアント6,6aが所望
するデータ要求情報などのデータ送信前処理に関する情
報が破棄される。
【0053】最後に、メッセージの種別が通信接続の切
断であると、通信中継手段8,8aは、データ停止後処
理が完了しているものと判断して、最適サーバ及び非最
適サーバとの通信接続を切断する(ステップST8
d)。
【0054】図8は図1及び図2中のサーバ端末からの
メッセージを受けた通信中継手段による処理動作を示す
フロー図であり、この図に沿って通信中継手段8,8a
によるサーバ端末5からウェブ・クライアント6,6a
へのメッセージ転送について説明する。先ず、通信中継
手段8,8aは、サーバ端末5からの通信メッセージを
受信する(ステップST1e)。
【0055】通信中継手段8,8aは、受信したサーバ
端末5からの最新の応答メッセージをクライアント端末
7や通信端末12内の不図示のメモリに保持する(ステ
ップST2e)。このあと、通信中継手段8,8aは、
該メッセージの送信元を自己に変更してウェブ・クライ
アント6,6aに送信する(ステップST3e)。
【0056】図9は図1及び図2中のサーバ決定手段及
び通信中継手段による処理動作を示すフロー図であり、
この図に沿ってサーバ決定手段9,9aからの通知を受
信した通信中継手段8,8aによる処理について説明す
る。ここで、サーバ決定手段9,9aが通信中継手段
8,8aに送信する通知内容は、サーバの起動、サーバ
の停止又は故障、最適サーバの変更のいずれかであるも
のとする。
【0057】先ず、通信中継手段8,8aは、サーバ決
定手段9,9aからの所定の通知を受信する(ステップ
ST1f)。このとき、通知内容がサーバの起動である
と、通信中継手段8,8aは、ウェブ・クライアント
6,6aが現在要求しているアドレス指定に基づいて、
該サーバ端末5との通信接続を確立しデータ送信前処理
を行う(ステップST2f)。続いて、該サーバが最適
サーバであれば、データ送信開始要求を該サーバ端末5
に送信する(ステップST3f)。
【0058】一方、通信内容がサーバが停止又は故障で
あると、通信中継手段8,8aは内部処理のみでサーバ
端末5に対して送信動作を行わない(ステップST4
f)。また、通信内容が最適サーバの変更であると、通
信中継手段8,8aは、これまでの最適サーバにデータ
送信停止要求を送信すると共に(ステップST5f)、
新たな最適サーバにデータ送信開始要求を送信する。こ
のとき、通信中継手段8,8aがこれまでの最適サーバ
からウェブ・クライアント6,6aに送信された最新の
応答データに後続するデータの送信を新たな最適サーバ
に要求する(ステップST6f)。上述した図5から図
9までの動作が切り替えステップに相当する。
【0059】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、複数のサーバ端末5の状態を各々監視し、該監視結
果に基づいて最適サーバを選択し、ウェブ・クライアン
ト6,6aとサーバ端末5との間で通信メッセージを中
継すると共に、他の複数のサーバ端末5との通信も確保
しておくことで、上記選択した最適サーバに動的に変更
することが可能な手段を設けたので、ウェブ・クライア
ント6,6aによるデータ受信が途切れることなく、最
適サーバを変更することができる。
【0060】実施の形態2.図10はこの発明の実施の
形態2によるネットワークシステムの構成を示す図であ
り、本願発明をプラント監視制御ネットワークに適用し
た場合の形態を示している。図において、13はネット
ワークの一種であるプラント監視制御ネットワーク(通
信ネットワーク)、14はサーバ端末15の状態を監視
して監視結果をサーバ決定手段19に送信するサーバ監
視手段(サーバ選択情報取得手段)で、15はプラント
のデータを提供するサーバ端末(サーバ装置)である。
また、16はOPCクライアント(通信端末)であっ
て、OPC(OLE for Process Con
trol)で規定されたデータ交換仕様に基づいてOP
Cサーバ21からデータを取得する。17はOPCクラ
イアント16を搭載するクライアント端末(通信端末)
で、18はOPCクライアント16とOPCサーバ21
との間におけるデータを中継する通信中継手段である。
さらに、19はサーバ監視手段14からサーバ端末15
の状態を取得して最適なサーバ端末15を選択・決定す
るサーバ決定手段(サーバ選択手段)、20はサーバ名
解決手段(サーバ特定情報提供手段)であって、サーバ
決定手段19が選択したクライアント端末17と最適な
通信を行うサーバ端末15を特定する情報であるサーバ
代表名を生成する。21はサーバ端末15と接続するプ
ラントのセンサやアクチュエータなどのI/O機器の制
御を行うコントローラを有するOPCサーバ(サーバ装
置)である。このOPCサーバ21は、プラント監視制
御分野で標準として定められているクライアントとサー
バ間のインタフェース仕様であるOPC仕様に準拠して
いるコンピュータ装置である。なお、通信中継手段1
8、サーバ決定手段19、サーバ名解決手段20は、図
示の例ではクライアント端末17に設けられているが、
別の通信端末上にあっても構わない。
【0061】ここで、上述したシステムにおけるOPC
仕様によるpublish/subscribe型通信
を行う機能として、例えばデータ変化通知機能(sub
scription機能)が挙げられる。この動作手順
を以下に示す。
【0062】先ず、OPCクライアント16からOPC
サーバ21に接続する。次に、OPCクライアント16
が、OPC仕様に基づいてOPCサーバオブジェクト、
OPCグループオブジェクト、OPCアイテムオブジェ
クトを作成する。続いて、OPCサーバ21は、OPC
アイテムオブジェクトをアクティブ化する。データ変化
通知としてOPCクライアント16がOPCアイテムオ
ブジェクトに関連する値を得る。このあと、OPCサー
バ21は、OPCアイテムオブジェクトを非アクティブ
化し、内部に作成されたオブジェクトを削除する。最後
に、OPCクライアント16とOPCサーバ21との間
の接続を切断する。これらの動作は、図12中のステッ
プST101からステップST107までに相当してい
る。
【0063】次に動作について説明する。先ず、クライ
アント端末17側からOPCサーバ21を指定する。具
体的に説明すると、OPCクライアント16が通信中継
手段18をOPCサーバ21と仮定して通信接続を行
う。このあと、OPCクライアント16は、通信中継手
段18にOPCサーバオブジェクト、OPCグループオ
ブジェクト、OPCアイテムオブジェクトを作成する。
OPC仕様では、OPCアイテムオブジェクトがデータ
に対応しており、OPCアイテムオブジェクトを作成す
ることがデータ要求に対応する。
【0064】このとき、OPCクライアント16が要求
するデータは、実際はOPCサーバ21が持っており、
通信中継手段18は持っていない。このため、OPCク
ライアント16は、通信中継手段18にOPCアイテム
オブジェクトを作成したときに、そのOPCアイテムオ
ブジェクトに対応するデータをどのOPCサーバ21が
保持しているかを伝える必要がある。そこで、OPCク
ライアント16は、データを保持するOPCサーバ名を
OPCアイテムオブジェクトの識別子であるアイテムI
Dに含ませる。例えば、OPCクライアント16が「O
PCサーバ名¥アイテムID」というアイテムIDのO
PCアイテムオブジェクトを通信中継手段18に作成し
た場合を考える。このとき、通信中継手段18は、「O
PCサーバ名」で示されたOPCサーバ21に対して、
「アイテムID」で示されるOPCアイテムオブジェク
トを作成する。ここで、「アイテムID」がOPCサー
バ21が管理しているデータを表している。
【0065】また、OPCサーバ名は、上記実施の形態
1で示した「サーバ代表名」で指定する。通信中継手段
18は、上記実施の形態1と同様の動作によって「サー
バ代表名」に対応する最適サーバの「サーバ名」(ここ
では、常用系のサーバ端末15上のOPCサーバ名)及
びそれ以外の冗長化されているサーバ端末15の「サー
バ名」をサーバ名解決手段20から取得する。例えば、
「サーバ名」が「Server1」、「Server
2」の2つのOPCサーバ21で冗長化されており、
「サーバ代表名」が「Server」、そのときの常用
系OPCサーバ21が「Server1」である場合、
通信中継手段18は常用系のサーバ端末15(最適サー
バ)の「サーバ名」である「Server1」及び待機
系のサーバ端末15(非最適サーバ)の「サーバ名」で
ある「Server2」を取得する。
【0066】このあと、通信中継手段18は、上述した
手順を踏んで、サーバ名解決手段20から取得した「サ
ーバ名」で特定される最適サーバ及び非最適サーバに対
応するサーバ端末15と通信接続を確立する。
【0067】次に、上記通信中における最適サーバの変
更動作について説明する。プラント監視制御分野ではサ
ーバ端末15であるコントローラが冗長化されている場
合、実際に制御を行っている常用系コントローラと、常
用系コントローラが故障したときのための待機系コント
ローラとが用意されている。この場合、常用系コントロ
ーラ上のOPCサーバ21を最適サーバとして選択する
のが適切である。また、待機系コントローラ上のOPC
サーバ21は非最適サーバとなる。
【0068】先ず、サーバ監視手段14は、自己が担当
するサーバ端末15が常用系サーバか待機系サーバかと
いう情報をサーバ決定手段19に送信する(サーバ選択
情報取得ステップ)。サーバ決定手段19では、サーバ
監視手段14からの情報に基づいて最適サーバを決定す
る。つまり、常用系のサーバ端末15上のOPCサーバ
21を選択する(サーバ選択ステップ)。
【0069】以降の処理は、上述したように最適サーバ
を選択する情報と方法が異なる以外は、上記実施の形態
1と同様であるので重複する説明を省略する。
【0070】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、OPCを導入したプラント監視制御ネットワークに
おいてデータ受信が途切れることなく最適なOPCサー
バを変更することができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
のサーバ装置と、複数のサーバ装置のいずれかと通信接
続する通信端末とを備えたネットワークシステムであっ
て、複数のサーバ装置の各々の状態をモニタした結果を
含むサーバ選択情報を取得し、このサーバ選択情報に基
づいて通信端末との間で最適なサービスを提供するサー
バ装置を選択し、通信端末とサーバ装置との間の通信を
中継すると共に、該通信中にサーバ選択手段から新たに
選択したサーバ装置が通知されると、これまでのサーバ
装置との通信を停止し、新たに選択されたサーバ装置と
の通信を開始するので、サーバ装置と通信端末との間の
通信の連続性を保ったまま、新たなサーバ装置に切り替
えることができることから、サーバ端末が停止や故障し
た場合やサーバ装置に対して通信接続の要求が集中して
も最適なサービス(例えば、最適な通信状態)を提供す
るサーバ装置に切り替えることができるという効果があ
る。
【0072】この発明によれば、サーバ装置から通信端
末にデータ送信するにあたり、通信端末からのデータ要
求に対するサーバ装置側からの最新の応答データを常に
保持しており、サーバ選択手段によって新たに選択され
たサーバ装置に切り替える際に、最新の応答データに基
づいて通信端末が未受信のデータを切り替え後のサーバ
装置に要求するので、データ欠損することがなく、デー
タ通信の連続性をさらに確保することができるという効
果がある。
【0073】この発明によれば、通信端末との間で最適
なサービスを提供するサーバ装置の他に、1つ以上のサ
ーバ装置に対して通信接続及びデータ送信前の処理要求
の送信を行うので、サーバ装置の切り替えをより迅速に
行うことができるという効果がある。
【0074】この発明によれば、複数のサーバ装置のう
ちのいずれかのサーバ装置を特定する通信先特定情報を
用いて通信端末との通信を中継するサーバ装置を決定
し、複数のサーバ装置から通信端末との間で最適なサー
ビスを提供するサーバ装置を選択するにあたり、選択し
たサーバ装置を特定するサーバ特定情報を生成し、選択
したサーバ装置のサーバ特定情報を取得し、通信先特定
情報を受けると、該情報に対応したサーバ特定情報を返
信するので、通信端末側からはサーバ装置が冗長化され
ていることを意識することなく、最適なサービス(例え
ば、最適な通信状態)を提供するサーバ装置に切り替え
ることができるという効果がある。
【0075】この発明によれば、複数のサーバ装置の各
々を特定するサーバ特定情報を保持しておき、通信先特
定情報を受けると、選択したサーバ装置のサーバ特定情
報を通信先特定情報に対応して返信すると共に、他のサ
ーバ装置のサーバ特定情報も返信するので、通信端末側
からはサーバ装置が冗長化されていることを意識するこ
とない上に、最適なサービス(例えば、最適な通信状
態)を提供するサーバ装置に迅速に切り替えることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるネットワーク
システムの構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1によるネットワークシステムの
他の構成を示す図である。
【図3】 図1及び図2中のサーバ監視手段による動作
を示すフロー図である。
【図4】 図1及び図2中のサーバ決定手段による動作
を示すフロー図である。
【図5】 図1及び図2中のサーバ決定手段及び通信中
継手段による処理動作を示すフロー図である。
【図6】 図1及び図2中のサーバ名解決手段による動
作のフロー図である。
【図7】 図1及び図2中のウェブ・クライアントから
のメッセージを受けた通信中継手段による処理動作を示
すフロー図である。
【図8】 図1及び図2中のサーバ端末からのメッセー
ジを受けた通信中継手段による処理動作を示すフロー図
である。
【図9】 図1及び図2中のサーバ決定手段及び通信中
継手段による処理動作を示すフロー図である。
【図10】 この発明の実施の形態2によるネットワー
クシステムの構成を示す図である。
【図11】 従来のサーバ多重化されたネットワークシ
ステムの構成とそのサーバ切り替え方法を示す図であ
る。
【図12】 publish/subscribe型通
信のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 インターネット(通信ネットワーク)、2 ウェブ
・サーバ、3 イントラネット(通信ネットワーク)、
4 ファイアウォール・サーバ(サーバ装置)、5 サ
ーバ端末(サーバ装置)、6,6a ウェブ・クライア
ント(通信端末)、7 クライアント端末(通信端
末)、8,8a 通信中継手段、9,9aサーバ決定手
段(サーバ選択手段)、10,10a サーバ名解決手
段(サーバ特定情報提供手段)、11 サーバ監視手段
(サーバ選択情報取得手段)、12通信端末、13 プ
ラント監視制御ネットワーク(通信ネットワーク)、1
4サーバ監視手段(サーバ選択情報取得手段)、15
サーバ端末(サーバ装置)、16 OPCクライアント
(通信端末)、17 クライアント端末(通信端末)、
18 通信中継手段、19 サーバ決定手段(サーバ選
択手段)、20サーバ名解決手段(サーバ特定情報提供
手段)、21 OPCサーバ(サーバ装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛島 正人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5B034 BB01 BB04 BB11 CC05 DD02 DD05 5B089 GA05 GB02 JA35 JB16 KB04 5K033 AA06 DA02 DB18 EA03 EA04 EB03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサーバ装置と、上記複数のサーバ
    装置のいずれかと通信接続する通信端末とを備えたネッ
    トワークシステムであって、 上記複数のサーバ装置の各々の状態をモニタした結果を
    含むサーバ選択情報を取得するサーバ選択情報取得手段
    と、 上記サーバ選択情報取得手段からのサーバ選択情報に基
    づいて、上記通信端末との間で最適なサービスを提供す
    るサーバ装置を選択するサーバ選択手段と、 上記通信端末と上記サーバ装置との間の通信を中継する
    と共に、該通信中に上記サーバ選択手段から新たに選択
    したサーバ装置が通知されると、これまでのサーバ装置
    との通信を停止し、新たに選択されたサーバ装置との通
    信を開始する通信中継手段とを備えたネットワークシス
    テム。
  2. 【請求項2】 通信中継手段は、サーバ装置から通信端
    末にデータ送信するにあたり、上記通信端末からのデー
    タ要求に対する上記サーバ装置側からの最新の応答デー
    タを常に保持しており、サーバ選択手段によって新たに
    選択されたサーバ装置に切り替える際に、上記最新の応
    答データに基づいて上記通信端末が未受信のデータを切
    り替え後のサーバ装置に要求することを特徴とする請求
    項1記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 通信中継手段は、サーバ選択手段が選択
    した通信端末との間で最適なサービスを提供するサーバ
    装置の他に、1つ以上のサーバ装置に対して通信接続及
    びデータ送信前の処理要求の送信を行うことを特徴とす
    る請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 通信中継手段は、複数のサーバ装置のう
    ちのいずれかのサーバ装置を特定する通信先特定情報を
    用いて通信端末との通信を中継するサーバ装置を決定
    し、 サーバ選択手段は、上記複数のサーバ装置から通信端末
    との間で最適なサービスを提供するサーバ装置を選択す
    るにあたり、選択したサーバ装置を特定するサーバ特定
    情報を生成し、 上記サーバ選択手段が選択したサーバ装置のサーバ特定
    情報を取得し、上記通信中継手段から上記通信先特定情
    報を受けると、該情報に対応した上記サーバ特定情報を
    上記通信中継手段に返信するサーバ特定情報提供手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 サーバ特定情報提供手段は、複数のサー
    バ装置の各々を特定するサーバ特定情報を保持し、通信
    中継手段から通信先特定情報を受けると、サーバ選択手
    段が選択したサーバ装置のサーバ特定情報を上記通信先
    特定情報に対応して返信すると共に、他のサーバ装置の
    サーバ特定情報も返信することを特徴とする請求項4記
    載のネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 通信ネットワークに接続し、自己との間
    で最適なサービスを提供するサーバ装置を選択するサー
    バ選択手段と、上記サーバ装置との間の通信を中継する
    と共に、該通信中に上記サーバ選択手段から新たに選択
    したサーバ装置が通知されると、これまでのサーバ装置
    との通信を停止し、新たに選択されたサーバ装置との通
    信を開始する通信中継手段とを有する通信端末を備えた
    ネットワークシステムに用いられ、上記通信ネットワー
    クに複数設けられて、自己の状態をモニタした結果を含
    むサーバ選択情報を取得するサーバ選択情報取得手段を
    備えたサーバ装置。
  7. 【請求項7】 通信ネットワーク上に複数設けられ、各
    々に自己の状態をモニタした結果を含むサーバ選択情報
    を取得するサーバ選択情報取得手段を有するサーバ装置
    と、上記複数のサーバ装置のいずれかと通信接続する通
    信端末であって、 上記サーバ選択情報取得手段からのサーバ選択情報に基
    づいて、上記自己との間で最適なサービスを提供するサ
    ーバ装置を選択するサーバ選択手段と、 上記サーバ装置との間の通信を中継すると共に、該通信
    中に上記サーバ選択手段から新たに選択したサーバ装置
    が通知されると、これまでのサーバ装置との通信を停止
    し、新たに選択されたサーバ装置との通信を開始する通
    信中継手段とを備えた通信端末。
  8. 【請求項8】 複数のサーバ装置と、上記複数のサーバ
    装置のいずれかと通信接続する通信端末とを備えたネッ
    トワークシステムにおけるサーバ切り替え方法であっ
    て、 上記複数のサーバ装置の各々の状態をモニタした結果を
    含むサーバ選択情報を取得するサーバ選択情報取得ステ
    ップと、 上記サーバ選択情報取得ステップで取得したサーバ選択
    情報に基づいて、上記通信端末との間で最適なサービス
    を提供するサーバ装置を選択するサーバ選択ステップ
    と、 上記通信端末と上記サーバ装置との間の通信を中継する
    と共に、該通信中に上記サーバ選択ステップで新たに選
    択したサーバ装置が通知されると、これまでのサーバ装
    置との通信を停止し、新たに選択されたサーバ装置との
    通信を開始する切り替えステップとを備えたサーバ切り
    替え方法。
  9. 【請求項9】 切り替えステップにて、サーバ装置から
    通信端末にデータ送信するにあたり、上記通信端末から
    のデータ要求に対する上記サーバ装置側からの最新の応
    答データを常に保持しておき、サーバ選択ステップにて
    新たに選択されたサーバ装置に切り替える際に、上記最
    新の応答データに基づいて上記通信端末が未受信のデー
    タを切り替え後のサーバ装置に要求することを特徴とす
    る請求項8記載のサーバ切り替え方法。
  10. 【請求項10】 切り替えステップにて、サーバ選択ス
    テップにて選択した通信端末との間で最適なサービスを
    提供するサーバ装置の他に、1つ以上のサーバ装置に対
    して通信接続及びデータ送信前の処理要求の送信を行う
    ことを特徴とする請求項8記載のサーバ切り替え方法。
  11. 【請求項11】 切り替えステップにて、複数のサーバ
    装置のうちのいずれかのサーバ装置を特定する通信先特
    定情報を用いて通信端末との通信を中継するサーバ装置
    を決定し、 サーバ選択ステップにて、上記複数のサーバ装置から通
    信端末との間で最適なサービスを提供するサーバ装置を
    選択するにあたり、選択したサーバ装置を特定するサー
    バ特定情報を生成し、 上記サーバ選択ステップにて生成されたサーバ装置のサ
    ーバ特定情報を取得し、上記通信先特定情報を受ける
    と、該情報に対応した上記サーバ特定情報を提供するサ
    ーバ特定情報提供ステップを備えたことを特徴とする請
    求項8記載のサーバ切り替え方法。
  12. 【請求項12】 サーバ特定情報提供ステップにて、複
    数のサーバ装置の各々を特定するサーバ特定情報を保持
    しておき、通信先特定情報を受けると、サーバ選択ステ
    ップにて選択したサーバ装置のサーバ特定情報を上記通
    信先特定情報に対応して提供すると共に、他のサーバ装
    置のサーバ特定情報も提供することを特徴とする請求項
    11記載のサーバ切り替え方法。
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