JP2012238237A - 障害情報表示装置、障害情報表示方法、および障害情報表示プログラム - Google Patents

障害情報表示装置、障害情報表示方法、および障害情報表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多数の対象装置を含む大規模システムにおける動作状態を把握可能に表示する。
【解決手段】検知された動作障害の重度に応じて異なる色を監視情報に対して割り当てると共に、監視対象サーバA−1〜A−nの数が表示領域における状態表示可能数を上回る場合には異なる監視対象サーバからなるグループを設定し、監視情報に共通の重畳インジケータを割り当てる監視情報提供部102と、監視画面部1000の有する表示画面の画像表示領域のサイズと監視対象サーバの数とに基づき監視対象サーバの監視情報全てが一表示画面内に表示されるように表示画面に出力し、重畳表示されたグループに含まれる動作障害のある監視対象サーバの数に対応したインジケータを重畳表示に隣接して表示する監視画面表示制御部1001を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数の対象装置における動作障害の発生状態を監視する障害監視システムに関する。
通信回線を介して接続した監視対象装置における動作状態(運用状況)を監視する運用監視システムでは、監視対象装置の数が大きくなればなるほど監視者はシステム全体の動作状態を正確に把握することが困難となる。
これは、システムを構成する監視対象数が増加した場合、運用監視システム監視用画面の一画面でシステム全体の動作状態を表示することが困難となるため、監視者はシステム全体の動作状態を監視用画面から瞬時に把握するということができないという不都合が生じ得る。
一般的に運用監視システムでは、障害の発生状況を確実に把握することが重要であり、障害の発生状況について詳細はもちろん辿れる必要があるが、まずは全体を俯瞰して把握可能に表示することが必要となる。
しかしながら、一般に運用監視システムにおいては、障害のイベントメッセージを取得しこれに基づき動作障害状態にある装置を監視する。しかしながら、これはシステムの構成規模が一定より大規模となった場合に監視者による作業処理量もそれにほぼ比例して膨大となるため、運用監視者が処理できる範囲を超えてしまう。
また、監視対象をツリー状に表示し、障害時は監視対象であるノードを示す監視画面上のインジケータの色を警告色(赤など)に変えることで、ノードの動作状態の監視用表示を行う技術がある。
しかしながら、この場合、ツリーノードを開いた状態では画面内に表示可能な範囲においては有効だが、例えば1000を超えるような監視対象について動作状態を一覧表示しようとした場合、警告色に変わっているノードを見つけ出すことすら困難となる。
また、1画面に表示出来ない場合には、監視対象全体を監視するために、監視者は監視画面に対して画面スクロールやツリー構造の開閉表示を行う操作を行う必要があり、監視作業に係る工数が煩雑となるという不都合がある。
また、動作障害発生を示すインジケータが閲覧中の表示画面内に表示されない場合には、監視者は、動作障害を関知することができないという不都合が生じ得る。
これに対する関連技術として、複数の監視対象・監視項目をグループ化して表示することにより、監視画面を一画面で収まるようにマクロ表示およびミクロ表示を設定することにより、監視対象の動作状態を把握可能に表示するシステムが開示されている(特許文献1)。
また、この関連技術として、管理対象全体をある区画(ドメイン)に分け、ドメイン毎に色分けして表示し、かつドリルダウンして詳細表示することにより、管理対象全体の障害発生状況を管理画面として表示し、監視者が管理対象の動作状況を迅速に把握することを可能とする技術が開示されている(特許文献2)。
また、この関連技術として、監視制御対象の動作状況について、マクロ表示を行うことにより一画面で縮小表示し、表示された特定のインジケータを選択することで詳細内容(ミクロ)情報を表示するシステムが開示されている(特許文献3)。
特開2000−040021号公報 特開2001−312342号公報 特開平06−250636号公報
上記特許文献1に記載の関連技術では、監視要素が一定数(例えば、1000)以上に及ぶ場合には監視画面を一画面で表示することができず、さらには、異なる監視要素をグループ化した場合にも、グループ内における障害発生状況を表示することができないため、監視者は障害発生状況を正確に検知、把握することができないという不都合がある。
また、上記特許文献2に記載の関連技術では、各ドメイン(階層化)の管理をそれぞれ別々に行わなければならず、かつ障害はドメイン毎にしか感知することが事ができないので、ドメイン別の傾向は判別できても全体の傾向を管理画面から判別することができないという不都合があった。
さらに、上記特許文献3に記載の関連技術でも同様に、大規模なシステムの全体の状況を1画面に表示させることができず、システム全体の動作状況を把握するには、監視者は、表示画面に対して何らかの入力操作を行う必要があり、これに伴い監視作業内容が煩雑になるという不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、多数の監視対象装置における動作障害の発生状態を迅速に把握可能とする障害情報表示装置、障害情報表示方法、および障害情報表示プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る障害情報表示装置は、異なる複数の対象装置における動作状態を監視し前記各対象装置の動作障害を検知する障害検知部と、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を表示部に対して一覧表示する制御部とを備えた障害情報表示装置であって、前記制御部は、前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当てる障害種別設定手段と、前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定する対応インジケータ設定手段と、前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示する重畳表示対象決定手段と、前記共通のインジケータとして、重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する障害装置数表示手段を備えた構成を有する。
また、本発明に係る障害情報表示方法は、異なる複数の対象装置における動作状態を監視すると共に前記各対象装置の動作障害を検知する障害情報表示装置にあって、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を予め設定された表示部に一覧表示する障害情報表示方法であって、前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当て、前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定し、前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示し、前記共通のインジケータとして重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する構成とし、これらの各動作手順を前記障害情報表示装置が実行することを特徴としている。
また、本発明に係る障害情報表示プログラムは、異なる複数の対象装置における動作状態を監視すると共に前記各対象装置の動作障害を検知する障害情報表示装置にあって、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を予め設定された表示部に一覧表示するための障害情報表示プログラムであって、
前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当てる障害種別設定機能と、前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定する対応インジケータ設定機能と、前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示する重畳表示対象決定機能と、前記共通のインジケータとして重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する障害装置数表示機能と、を前記障害監視用システムの有するコンピュータにより実現することを特徴としている。
本発明は、上述したように、画像表示領域の大きさと監視対象である対象装置の数とに基づき、対象装置全ての監視情報全てが一表示画面内に表示されるように、各対象装置に対応するインジケータのサイズを決定する対応インジケータ設定手段と、対象装置の数が表示領域における状態表示可能数を上回る場合に異なる対象装置に共通のインジケータを割り当てる重畳表示対象決定手段を備えた構成としたことにより、多数の障害監視対象装置を含む大規模システムにおける動作障害の発生状態を迅速に把握可能とする障害情報表示装置、障害情報表示方法、および障害情報表示プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る障害情報表示装置の一実施形態を示す概略ブロック図である。 図1で示した障害情報表示装置における監視対象全体図および障害発生部拡大図の一例を示す説明図である。 図1で示した障害情報表示装置における監視対象全体図の一例を示す説明図である。
[実施形態]
本発明の実施形態である障害監視用システム1は、異なる複数の監視対象サーバ(監視対象装置)A−1,A−2,A−3,〜,A−nそれぞれにおける動作状態を示す情報(動作状態情報)を取得する運用監視部100と、運用監視部100から送り込まれた監視用情報を表示部に出力表示する監視画面部1000を備えた構成を有する。
運用監視部100は、図1に示すように、各監視対象サーバA−1〜A−nから取得した動作状態情報に基づき、動作障害を検出する監視情報集約部(障害監視部)101と、予め設置された監視画面部1000における表示画面のサイズに係る情報と、表示画面に対して動作状態を表示すべき監視対象サーバの台数とに基づき、表示画面上における各サーバに対応した表示画素領域の割り当てを決定し、この表示画素領域の割り当て内容を示す表示制御用情報と各サーバにおける動作状態情報とを監視画面部1000に送信する監視情報提供部(制御部に対応)102を有する。
監視画面部1000は、監視対象サーバの動作状態表示用に予め設置された表示画面を有し、監視情報提供部102から送り込まれた各監視対象サーバの動作状態情報と表示制御用情報に基づき(監視用情報に対応)、表示画面に各対象装置の動作状態を一覧表示する出力表示制御を行う監視画面表示制御部(制御部に対応)1001を備えている。
以下、これを詳説する。
監視情報集約部101は、上述のように、監視対象サーバA−1〜A−nそれぞれから動作状態情報を取得する動作状態取得機能を有する。
また、監視情報集約部101は、監視情報集約部101に接続された監視対象サーバのうち、動作状態情報を取得することが可能な監視対象サーバの台数を定期的に検出し、監視情報提供部102に通知する状態取得可能台数通知機能を有する。また、監視情報集約部101は、監視情報提供部102からの要求に応じて動作状態情報を取得することが可能な監視対象サーバの台数を監視情報提供部102に通知する設定であってもよい。
監視情報提供部102は、監視画面部1000の表示画面内における、監視対象全体図の表示用に設定された画像表示領域のサイズ(表示領域画素数)と、監視情報集約部101に対して動作状態情報を送信する監視対象サーバ(A−1〜A−n)の台数を取得する。
尚、上記表示領域画素数は、表示画面における横方向の全画素数、および、縦方向の全画素数、または、表示画面内における予め設定された領域の画素数であってもよい。
また、監視情報提供部102は、監視情報集約部101に対して定期的に監視対象サーバ(A−1〜A−n)の台数を要求し監視情報集約部101からの応答として監視対象サーバの台数を取得する設定であってもよい。また、監視情報提供部102は、監視画面表示制御部1001から表示画面における監視対象全体図用の表示領域画素数を定期的に取得する設定であってもよい。
これにより、監視情報提供部102は、監視画像部1000で監視対象全体図用の表示領域のサイズが変更された場合でも、変更された表示領域サイズに応じた表示制御用情報を生成することが可能となる。
また、監視情報提供部102は、監視情報集約部101により取得された監視対象サーバそれぞれの動作状態情報を解析し、障害内容や種別を検出する。また、検出した障害の重度に対応した色を決定する。
これにより、監視画面表示制御部1001は、動作状態情報で指定された、動作障害の重度に応じて割り当てられた色を各監視対象サーバのインジケータに割り当て出力表示することができる。
監視情報提供部102は、例えば、動作障害が発生していない通常運用状態の監視対象サーバについて、通常色としての青を割り当てる。また、サービスレベル違反、エラー発生など監視対象サーバにおける障害が検知された場合には、対応する監視対象サーバについて障害発生表示用の警告色として赤を割り当てるものとする。
監視情報提供部102が決定する障害の重度の度合いについては、監視者(ユーザ)が運用管理の中で、運用監視部に予め設けられた設定入力手段を利用して設定を行うことが可能であるものとする。
更に、監視情報提供部102は、監視画面部1000(監視画面表示制御部1001)から取得した表示領域画素数と、監視情報集約部101に対して動作状態情報を通知することが可能な監視対象サーバ(「A−1〜A−n」とする)の台数(n)に基づき、表示画面に出力する各監視対象サーバに対応したインジケータの描画サイズ(画素数)を決定する対応インジケータ設定機能(対応インジケータ設定手段に対応)を備えている。
ここで、監視情報提供部102は、監視対象サーバ全てのインジケータが監視画面部の一表示画面内に表示されるように、インジケータの描画サイズを決定するものとする。
尚、本実施形態における監視対象サーバの台数nは1000を超える数値であるものとする。
ここで、例えば、表示画面における監視対象全体図の表示領域として、横に表示可能な画素数が500ピクセル、動作状態の一覧表示対象である監視対象サーバの数が1200台ある場合について説明する。この場合、1つの監視対象に対して最小の1ピクセルを割り当てたとしても、全ての動作状態を示す情報を一表示画面で表示することができない。
このため、監視情報提供部102は、以下で説明するように、予め設定された条件に基づき設定した異なる監視対象サーバの動作状態を示すインジケータを重ねて表示する(重畳表示する)ことにより一画面表示を行う。
具体的には、監視対象である監視対象サーバの数が1200台ある場合、1ピクセル(1画素)あたり平均2.4台(1200/500)分の監視対象サーバの監視用情報を表示する必要がある。
このとき、監視情報提供部102は、表示領域の1ピクセル目(左端の画素)に対して、2.4の小数点以下を切りさげた2台の監視対象サーバの監視要情報を重ねて表示する。
また、監視情報提供部102は、2ピクセル目以降は、前ピクセルまでの平均数と、最終的に平均にならなければいけない数(ここでは2.4)との大きさを比較し、この差分に基づき、重畳対象の数が2.4よりも小さい場合は3台分を重ねて表示し、2.4台以上である場合には2台分を重ねて表示する。
ここでは、nピクセル目の重なりの値は、以下の条件a,bの基づき重ね表示を行う監視対象サーバの個数を決定するものとする。
(1〜(n−1)ピクセル目までの平均)<2.4の場合→3台・・・(条件a)
(1〜(n−1)ピクセル目までの平均)>2.4の場合→2台・・・(条件b)
また、監視情報提供部102は、重畳表示を行う必要がある場合に、インジケータを重畳表示する異なる監視対象サーバから成るグループを重畳グループとして設定する。
監視情報提供部102は、上述の条件a,bに基づきインジケータの重ね表示を行う監視対象サーバの台数が決定された後、各監視対象サーバに予め設定された固有アドレス(例えば、MACアドレス、IPアドレス)に基づき、当該固有アドレスが近似する異なる監視対象サーバを重畳グループとして設定する(重畳表示対象決定手段に対応)。
これにより、監視対象全体図上では、固有アドレスが近似する監視対象サーバのインジケータが相互に近接して表示されるので、例えば、動作障害を示すインジケータが表示された場合に、監視者は、監視対象全体の中の、どれぐらいの数のサーバに動作障害が生じているか、また、どの範囲のサーバに動作障害が生じているか、といった監視対象サーバ全体の中の障害発生の傾向、および障害サーバの概要を迅速に把握することが可能になる。
また、監視対象全体図に表示する動作状態インジケータに対応する監視対象サーバの台数が、表示可能画素数(表示可能領域数)に達しない場合は上記の重なりが0となる場合があるが、この場合は直前に重畳表示数が1となった(つまり、重畳表示されていない)監視対象サーバの状態を表示するものとする。
これにより、表示領域の画素サイズに応じて監視対象全体図の各インジケータに対し、重ね表示の対象である異なる監視対象サーバを平均的に割り当てることが可能となる。尚、インジケータの最小幅は1画素となる。
尚、上述のように、監視対象全体図中に異なる監視対象サーバの動作状態を示すインジケータを重畳表示する場合、監視情報提供部102は、重ね表示される監視対象サーバのグループの中で障害の緊急性の度合いが最も高いサーバに対応した色をそのグループのインジケータとして表示制御用情報で指定する。
例えば、同一グループ内で警告サーバと障害サーバとが検知された場合には、監視画面表示制御部1001は、表示制御用情報に基づき、このグループに対応したインジケータとしては障害サーバを表す赤色を表示する。
これにより、障害情報表示装置1の監視者(利用者)は、表示された監視対象全体図から、対処優先度の高い障害発生を、より確実且つ迅速に見つけることが可能になる。
監視画面部1000は、表示画面に対して出力表示された情報に対して、障害情報表示装置外部からの入力を受付け、入力情報として入力する入力部を備えている。
ここで、入力部は、例えば、表示画面をタッチパネルとした場合、利用者による表示画面に対するタップなどの入力動作や、利用者が表示画面に表示されたポインタをマウス操作する場合はこのマウスによるクリック動作などの入力動作を入力情報として取得し、監視画面表示制御部1001に対して入力する。
監視画面表示制御部1001は、上述用に、監視情報提供部102を介して取得した各監視対象サーバの動作状態情報を、表示制御用情報に基づいて出力する動作の制御を行う(表示制御機能)。
これにより、監視画面表示制御部1001は、例えば、重畳表示を行う(重ねて表示する)場合は、重なった監視対象の中で一番障害の程度が高い色で重畳領域が描画されるように制御する。
これにより、監視対象全体図中で、異なる監視対象サーバのインジケータが重ね表示されている場合でも、監視者は、監視対象サーバに生じた重度の障害など、優先的に対処擦る必要のある障害を迅速に把握することが可能となる。
また、監視者は、この監視対象全体図に基づき、動作障害が生じている監視対象サーバのおおよその数についても迅速に把握することが可能となる。
また、監視画面表示制御部1001は、表示画面に出力した情報(出力情報)に対する、入力情報に基づき画面表示内容の更新制御を行う(入力対応表示制御機能)。
更に、監視画面表示制御部1001は、表示画面内の異なる監視対象サーバの動作状態情報が重畳表示されたインジケータに対して拡大表示用の入力があった場合に、表示画面内で重畳して表示された(重畳表示設定が為された)監視対象サーバそれぞれに対応したインジケータを一覧表示とは別の画面領域に各インジケータを重畳されない別図としての障害発生領域拡大図を描画する(拡大描画制御機能)。
これにより、重畳表示設定が為された監視対象サーバそれぞれの動作状態情報が独立した状態で拡大表示される。
次に、監視画面部1000の表示画面に出力された監視対象全体図の一例について、図2に基づき説明する。
図2の監視対象全体図(1)では、監視対象である監視対象サーバ(A−1〜A−n)全体の動作状態を示すインジケータが左端からA−1、A−2、・・・と順番にA−nまで横一列に並べて表示されている。また、通常動作状態にある監視対象サーバに対応するインジケータは、予め設定された通常色(例えば、青:図2では点描領域)として表示される(通常状態表示範囲)。
また、監視対象サーバに動作エラーや障害が発生したことが監視情報集約部101で検知された場合には、これに対応するインジケータの色が予め検出されたエラーの種別に応じた色(例えば、警告色としての赤:濃色)に変化する。
尚、検知された動作障害が軽度である場合には、警告として黄色等の警告色(淡色)で表示し、重度の動作障害が検知された場合に、上述のように、赤色等の警告色の中でも濃い色でインジケータを表示する。
例えば、図2の監視対象全体図(1)では、警告状態にある監視対象サーバに対応するインジケータが警告発生部1として黄色(淡色)表示され、障害発生状態にある監視対象サーバに対応するインジケータが障害発生部1,2,3としてそれぞれ赤色(濃色)表示されている。
ここで、軽度の障害とは、例えば、サーバのCPU使用率が一定の値を超えているが直近の動作は継続できる、といった場合などを示すものとする。また、重度の障害とは、例えば、サーバそのものがストールしてしまい、動作が継続できない場合などを示すものとする。
また、図2の監視対象全体図における各インジケータでは、平均して35台のサーバの動作状態が重畳表示されている。
このとき、監視対象サーバグループとして設定された各監視対象サーバグループ(重畳表示された35台の監視対象サーバ中)に動作障害が検出された監視対象サーバがある場合、監視画面表示制御部1001は、このグループに対応した画素領域を赤色表示する。
すなわち、図2における警告発生領域1では、サーバグループ中に警告サーバ(警告状態にあるサーバ)が含まれることを示し、障害発生領域1,2,および3それぞれでは、サーバグループ中に障害サーバ(動作障害状態にあるサーバ)が含まれることを示す。
尚、障害発生部および警告発生部はそれぞれ異なる色で表示されるものとする。
また、障害発生部1として示されたインジケータ(横幅を1ピクセルとする)に対応するサーバグループ中の5台のサーバ(監視対象サーバ)に動作異常が発生している場合に、障害発生部1に隣接する背景領域の左右2ピクセルずつが障害発生数表示部として中濃色(例えば、橙色)表示される(障害装置数表示手段に対応)。
これにより、障害発生部1に重畳表示されたサーバグループには、動作異常を示すサーバが5台の含まれていることが示される。また、同一グループに含まれるサーバ35台全てが通常状態である場合には、通常状態を示す青色(点状)に表示するものとする。
監視対象全体図(1)では、動作警告状態が検知された台数分だけ障害発生部を中心にして、両隣の画素領域を、障害が検出されたサーバ台数分だけ黄色表示されるものとする。
ここで、監視画面表示制御部1001は、動作異常状態が検知されたサーバの台数に比例して障害発生数表示部(黄色表示)の表示領域を制御する。つまり、異常状態が検知されたサーバの台数が増加した場合は、検知された台数分に比例して黄色表示の横幅を広くする。
具体的には、図2においては、障害発生数を示す黄色表示は、5ピクセル分の幅で表示されている。尚、この倍率の係数はユーザが任意に指定できるものとする。
このようにすることによって、ユーザは監視対象全体図を確認するだけで監視対象全体においてどの部分で障害が発生しているか、またその数はどの程度なのかを把握することが可能となる。
これにより、サーバグループ(35台の内サーバ)中の何台のサーバが動作障害状態、または、動作警告状態にあるのかを、監視対象全体図の一画面中で示すことができ、このため、監視者は障害サーバが発生しているグループの全体における量や位置、そして、グループ内で障害状態にあるサーバの数等を監視対象全体図から瞬時に把握することが可能となる。
次に、図2の下図である障害発生領域拡大図について説明する。
障害発生拡大図は、障害発生部1として示されるインジケータとして重畳表示されているグループサーバの動作状態を示すインジケータをそれぞれ独立した状態で表示した拡大図である。
監視者(ユーザ)が監視対象全体図(図2:上図)における重畳表示されたインジケータ(ここでは「障害発生部1」とする)に対してクリック等の入力操作を行った場合に、表示画面内の監視対象全体図とは異なる(重ならない)画面領域に表示されるものとする。
また、この障害発生部拡大図では、各監視対象サーバの状態は重ならず、それぞれが独立した形で描画されている。
通常動作状態にある監視対象サーバ(通常サーバ)に対応するインジケータは、予め設定された通常色(例えば、青:点描領域)として障害発生部拡大図内の上側に表示され、警告状態にある監視対象サーバ(警告サーバ)、および障害サーバ1〜4は、それぞれ黄色(淡色)、および赤色(濃色)として障害発生部拡大図内の下側にそれぞれ独立表示される。
ここで、図2の監視対象全体図の障害発生部1インジケータには、警告状態にある監視対象サーバが1つ、障害状態にある監視対象サーバが4台含まれている。つまり、障害発生数表示部として5台の動作異常状態が発生している。
また、監視画面表示制御部1001は、監視画面部1000の表示画面に出力された監視対象全体図の一例として、図3に示すように、障害発生部として示された赤色インジケータ(横幅を1ピクセルとする)に対応するサーバグループ中の動作異常が発生しているサーバが含まれる場合に、障害発生数表示部として縦方向に濃色(赤色)を延長して表示する設定であってもよい(図3)。
この図3の監視対象全体図(2)は、図2の監視対象全体図(1)と同様に、警告発生部1として示されるサーバグループ中に警告サーバが含まれることを示し、各障害発生部1,2,および3はそれぞれのサーバグループ中に障害サーバ(動作障害状態にあるサーバ)が含まれることを示す。
これにより、監視者は、監視対象全体図(1)または(2)を監視することにより、例えば、1〜1000までのアドレス番号が割り当てられているサーバ全体の中のどの番号周辺のサーバに障害が発生しているかを迅速に把握することができる。
また、図3に示すように、縦方向(下方向)に延長して表示する場合、監視対象サーバ全体のうちの、どの辺りのサーバ群に障害が発生しており、かつ、そのサーバ群のうちの約何台のサーバに障害が発生しているかを、拡大表示したり、表示画面を別画面に切り替えたりすることなく、監視対象全体図内の一画面上に示すことができる。
これにより、監視画面部1000の利用者である監視者は、どの監視対象サーバで動作異常が発生しているか、および、動作異常状態が発生している監視対象サーバの概数を、全体図から容易に把握することが可能となる。
また、監視対象全体図(1)、(2)における背景1,2に障害発生数表示を行うことにより、一画面内に出力表示することができ、これにより、利用者は、障害が発生した監視対象サーバの概ねの台数を、監視対象全体図だけで把握することができる。
以上のように、大規模なシステムの一次的な運用監視については、個々の障害の詳細よりも、監視対象全体を俯瞰し、どれくらいの障害が発生しているかを一見して把握できることが重要である。
このため、本実施形態では、監視対象数によって描画の範囲を変えることなく、常に一定範囲に表示させ、これにより、監視者は画面操作を行うこと無く常にシステム全体の動作状態監視することが可能になる。
また、本実施形態では、一定範囲に表示する際、サービス数が表示範囲の画素数を超える場合には、そのままでは一定範囲内に表示することができないので、表示範囲を超える場合は重ねて表示することにより、常に全体を監視することが可能となる。
[実施形態の動作説明]
次に、上記実施形態の全体的な動作内容について説明する。
まず、監視情報集約部101が検知した動作障害情報の重度に応じて、監視情報提供部102は、各監視情報に対して異なる色を割り当てる。
また、監視情報提供部102は、表示画面における画像表示領域の大きさと監視対象サーバの数とに基づき、監視対象サーバ全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、各監視対象サーバ(対象装置)と対応付けたインジケータの画像表示領域における表示サイズを決定する(対応インジケータ設定工程)。
監視対象サーバA−1〜A−n(対象装置)の数が表示領域における表示可能数(画素数)を上回る場合に、異なる複数の監視対象サーバそれぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示し(重畳表示対象決定工程)、共通のインジケータとして重畳表示されたサーバグループに含まれる、動作障害状態にある監視対象サーバの台数を示す障害装置台数インジケータを、上記サーバグループを示す共通のインジケータに隣接して表示する(障害装置数表示工程)。
ここで、上記対応インジケータ設定工程、重畳表示対象決定工程、および障害装置数表示工程については、その実行内容をプログラム化し、分散装置2の備えたコンピュータに実行させる構成としてもよい。
次に、本実施形態の動作について、図2に基づき具体的に説明する。
まず、監視情報集約部101が、監視対象サーバA−1〜A−nそれぞれから動作状態情報を取得する。
このとき、監視情報提供部102は、監視画面部1000の表示画面内における、監視対象全体図の表示用に設定された画像表示領域のサイズ(表示領域画素数)と、監視情報集約部101に対して動作状態情報を送信する監視対象サーバ(A−1〜A−n)の台数を取得する。
次いで、監視情報提供部102は、監視画面部1000(監視画面表示制御部1001)から取得した表示領域画素数と、監視情報集約部101に対して動作状態情報を通知することが可能な監視対象サーバ(「A−1〜A−n」とする)の台数(n)に基づき、表示画面に出力する各監視対象サーバに対応したインジケータの描画サイズ(画素数)を決定する。
ここで、監視情報提供部102は、監視対象サーバ全てのインジケータが監視画面部の一表示画面内に表示されるように、インジケータの描画サイズを決定すると共に、予め設定された条件に基づき、重畳表示する異なる監視対象サーバのグループを決定する。
監視情報提供部102は、上記重畳表示する異なる監視対象サーバのグループ、各監視対象サーバに対応したインジケータの描画サイズ(画素数)を含む表示制御用情報と監視情報提供部102を介して取得した各監視対象サーバの動作状態情報を監視画面部1000に送信する。
監視画面部1000の監視画面表示制御部1001は、動作状態情報と表示制御用情報に基づき、表示画面に監視対象サーバ全体の動作状態を、監視対象全体図(例えば、図2)として一覧表示する。
この監視対象全体図においては、全体の監視対象サーバの台数に応じてサーバの動作状態を示すインジケータを重ね表示(重畳表示)される。この時、図2に示すように、障害発生部1としてインジケータが赤表示された場合には、このインジケータ(赤インジケータ)に対応する重ね表示されたサーバグループには動作障害が発生したサーバが含まれていることを示す。
また、このインジケータに隣接する画素領域を、同一グループ内で動作異常が発生している台数分だけ障害発生数表示部として中濃色(例えば、橙色)インジケータとして表示することにより、上記サーバグループに何台の障害状態のサーバが含まれているかを示すことができる。
また、入力部から表示画面から監視対象全体図に対して障害発生部の拡大表示用の入力情報が入力された場合には、監視画面表示制御部1000は、障害発生部を拡大した障害発生部拡大図を出力表示する。
以上のように、本実施形態では、大規模システムにおける監視対象サーバの動作状態を一画面で出力表示することを可能とすることにより、監視者は大規模システム全体の動作状態を迅速かつ容易に把握することができる。
更には、システム全体における動作異常の発生箇所のシステム全体における位置を正確に表示可能とし、また、動作異常の監視対象サーバの台数についても上記システム全体の運用状態を示す一画面内に表示することができる。
このため、監視者は、監視対象のサーバ数が増加した場合でも、それ以前と同様に監視作業を行うことができ、監視設計の変更を伴うことなく、システムの増強を行うことが可能となる。
上述した実施形態については、その新規な技術的内容の要点をまとめると、以下のようになる。
尚、上記の実施形態の一部又は全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
(付記1)
異なる複数の対象装置における動作状態を監視し前記各対象装置の動作障害を検知する障害検知部と、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を表示部に対して一覧表示する制御部とを備えた障害情報表示装置であって、
前記制御部は、
前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当てる障害種別設定手段と、
前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定する対応インジケータ設定手段と、
前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示する重畳表示対象決定手段と、
前記共通のインジケータとして、重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する障害装置数表示手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
(付記2)
付記1に記載の障害情報表示装置において、
前記制御部は、前記監視情報が重畳表示されたインジケータに対して拡大表示用の入力があった場合に、前記重畳表示された各対象装置の監視情報それぞれを一覧表示する拡大表示制御手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
(付記3)
付記2に記載の障害情報表示装置において、
前記拡大表示制御手段は、前記重畳表示された対象装置の動作状態がそれぞれ独立表示されるように各対象装置の動作状態を示すインジケータの大きさを決定する拡大表示率決定機能を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
(付記4)
付記1に記載の障害情報表示装置において、
前記重畳表示対象決定手段は、予め設定された固有のアドレスが近似する前記対象装置に対して重畳表示用グループとして前記共通のインジケータを割り当てるグループ設定機能を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
(付記5)
付記4に記載の障害情報表示装置において、
前記制御部は、前記重畳表示用グループに動作障害が生じた対象装置が含まれる場合に、最も重度の高い動作障害に割り当てた色を前記共通のインジケータの色とする重畳領域色設定手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
(付記6)
付記4に記載の障害情報表示装置において、
前記制御部は、前記障害装置台数インジケータの表示サイズを、前記重畳表示用グループに含まれる動作障害のある対象装置の数に対応した長さに設定する共通インジケータサイズ決定手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
(付記7)
異なる複数の対象装置における動作状態を監視すると共に前記各対象装置の動作障害を検知する障害情報表示装置にあって、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を予め設定された表示部に一覧表示する障害情報表示方法であって、
前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当て、
前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定し、
前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示し、
前記共通のインジケータとして重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する構成とし、これらの各動作手順を前記障害情報表示装置が実行するようにしたことを特徴とする障害監視情報表示方法。
(付記8)
異なる複数の対象装置における動作状態を監視すると共に前記各対象装置の動作障害を検知する障害情報表示装置にあって、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を予め設定された表示部に一覧表示するための障害情報表示プログラムであって、
前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当てる障害種別設定機能と、
前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定する対応インジケータ設定機能と、
前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示する重畳表示対象決定機能と、
前記共通のインジケータとして重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する障害装置数表示機能と、を前記障害監視用システムの有するコンピュータにより実現することを特徴とした障害監視プログラム。
本発明は、広域ネットワークを形成する各ノードの動作状態を監視するノード監視システムに対して有効に適用することができる。
1 障害情報表示装置
100 運用監視部
101 監視情報集約部
102 監視情報提供部
1000 監視画面部
1001 監視画面表示制御部
A−1,A−1,…,A−n 監視対象サーバ

Claims (8)

  1. 異なる複数の対象装置における動作状態を監視し前記各対象装置の動作障害を検知する障害検知部と、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を表示部に対して一覧表示する制御部とを備えた障害情報表示装置であって、
    前記制御部は、
    前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当てる障害種別設定手段と、
    前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定する対応インジケータ設定手段と、
    前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示する重畳表示対象決定手段と、
    前記共通のインジケータとして、重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する障害装置数表示手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の障害情報表示装置において、
    前記制御部は、前記監視情報が重畳表示されたインジケータに対して拡大表示用の入力があった場合に、前記重畳表示された各対象装置の監視情報それぞれを一覧表示する拡大表示制御手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
  3. 請求項2に記載の障害情報表示装置において、
    前記拡大表示制御手段は、前記重畳表示された対象装置の動作状態がそれぞれ独立表示されるように各対象装置の動作状態を示すインジケータの大きさを決定する拡大表示率決定機能を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
  4. 請求項1に記載の障害情報表示装置において、
    前記重畳表示対象決定手段は、予め設定された固有のアドレスが近似する前記対象装置に対して重畳表示用グループとして前記共通のインジケータを割り当てるグループ設定機能を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
  5. 請求項4に記載の障害情報表示装置において、
    前記制御部は、前記重畳表示用グループに動作障害が生じた対象装置が含まれる場合に、最も重度の高い動作障害に割り当てた色を前記共通のインジケータの色とする重畳領域色設定手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
  6. 請求項4に記載の障害情報表示装置において、
    前記制御部は、前記障害装置台数インジケータの表示サイズを、前記重畳表示用グループに含まれる動作障害のある対象装置の数に対応した長さに設定する共通インジケータサイズ決定手段を備えたことを特徴とする障害情報表示装置。
  7. 異なる複数の対象装置における動作状態を監視すると共に前記各対象装置の動作障害を検知する障害情報表示装置にあって、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を予め設定された表示部に一覧表示する障害情報表示方法であって、
    前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当て、
    前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定し、
    前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示し、
    前記共通のインジケータとして重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する構成とし、これらの各動作手順を前記障害情報表示装置が実行するようにしたことを特徴とする障害監視情報表示方法。
  8. 異なる複数の対象装置における動作状態を監視すると共に前記各対象装置の動作障害を検知する障害情報表示装置にあって、前記各対象装置の動作状態を示す監視情報を予め設定された表示部に一覧表示するための障害情報表示プログラムであって、
    前記検知された動作障害の重度に応じて異なる色を前記監視情報に対して割り当てる障害種別設定機能と、
    前記表示部における画像表示領域の大きさと前記対象装置の数とに基づき、前記対象装置全ての監視情報が一画像表示領域内に表示されるように、前記各対象装置と対応付けたインジケータの前記画像表示領域における表示サイズを決定する対応インジケータ設定機能と、
    前記対象装置の数が前記表示領域における表示可能数を上回る場合に、異なる複数の前記対象装置それぞれの監視情報に共通のインジケータに割り当て重畳表示する重畳表示対象決定機能と、
    前記共通のインジケータとして重畳表示された前記対象装置に含まれる、動作障害状態にある対象装置の台数を示す障害装置台数インジケータを前記共通のインジケータに隣接して表示する障害装置数表示機能と、を前記障害監視用システムの有するコンピュータにより実現することを特徴とした障害監視プログラム。
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